JPH057692Y2 - - Google Patents

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JPH057692Y2
JPH057692Y2 JP1989045782U JP4578289U JPH057692Y2 JP H057692 Y2 JPH057692 Y2 JP H057692Y2 JP 1989045782 U JP1989045782 U JP 1989045782U JP 4578289 U JP4578289 U JP 4578289U JP H057692 Y2 JPH057692 Y2 JP H057692Y2
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sliding groove
mounting bracket
wall
instrument
fixture
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は壁に埋め込まれる壁埋め込み型照明器
具のような壁埋め込み器具を埋め込んで取り付け
る構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、天井に埋め込まれる埋め込み型照明器具
は、第8図に示すように上面を閉塞せる有底筒状
の器具本体1′と反射板2′と枠3′とランプ4′と
で主体が構成されている。器具本体1′の側壁1
a′の下端の口部外周には鍔部5′が設けられてお
り、この側壁1a′には上下方向に摺動溝6′が設
けられており、摺動溝6′の上端には摺動溝6′よ
り幅の広い着脱穴7′が設けられている。器具取
り付け金具8は略U字状のばね片8aと一対のつ
まみ部8bと係止爪8cとで構成されている。こ
の器具本体1′を取り付けるにあたつては、天井
板9′の開口に器具本体1′を挿入して器具本体
1′の下端の鍔部5′の天井板9′の開口縁に当接
し、器具取り付け金具8の一対のつまみ部8bを
つまんでばね片8aを縮めて器具本体1′内から
第9図の矢印イに示すように器具取り付け金具8
を着脱穴7′に挿通し、係止爪8cを器具本体
1′の外側に位置させ、器具取り付け金具8を第
9図矢印ロ方向に回動して開き、第9図矢印ハに
示すように器具取り付け金具8をスライドしてつ
まみ部8bを離して器具取り付け金具8と鍔部
5′とで天井板9′を挟む。また器具本体1′を取
り外す場合は一対のつまみ部8bを第10図矢印
ニに示すようにつまみ、第10図矢印ホに示すよ
うに上に押し上げると共に第10図矢印ヘに示す
ように器具取り付け金具8を回動して器具取り付
け金具8を引つ込める。なお第8図中10はグロ
ースタータ、11はランプソケツト、12はフル
端子台である。
[考案が解決しようとする課題] ところが上記従来例の場合、器具本体1′の側
壁1a′に摺動溝6′に連続するように着脱穴7′を
設けてあるので、摺動溝6′に沿つて摺動させて
いるとき誤つて着脱穴7′に入ることがおこり、
つまみ部8cをしつかり保持しない状態で器具取
り付け金具8が着脱穴7′に行くと、器具取り付
け金具8が器具本体1′の外に外れて落ちること
がおこる。天井埋め込みの場合天井内に器具取り
付け金具8が落ちても容易に拾うことができる
が、壁面に埋め込む場合、器具取り付け金具8が
壁内に落ちると拾うのが困難であるという問題が
ある。また上記のように器具本体1′の側壁1′
a′に摺動溝6′及び着脱穴7′があると、器具本体
1′の高さが高くなり、埋め込み深さをあまりと
れない壁面には施工できないとう問題があつた。
本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところは器具取り付け金
具を誤つて操作しても器具取り付け金具が壁内や
天井内に落ちることがなく、しかも壁面のような
埋め込み深さをあまりとれない部分にも施工でき
る壁埋め込み器具の取り付け構造を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案壁埋め込み器具
の取り付け構造は、器具本体1の鍔部5と器具本
体1の側壁1aに埋め込み方向に摺動自在に設け
た器具取り付け金具8とで造営材9を挟み込んで
取り付ける壁埋め込み器具の取り付け構造におい
て、器具本体1の側壁1aに器具本体1の鍔部5
近傍から器具本体1の奥壁1bに至る摺動溝6a
を設けると共に奥壁1bの一部にも側壁1aの摺
動溝6aに連続する摺動溝6bを設けてこの摺動
溝6a,6bに上記器具取り付け金具8を摺動自
在に装着し、器具取り付け金具8を器具取り付け
金具8自体の弾性にて摺動溝6a,6bに弾性的
に係止し、器具本体1の奥壁1bの摺動溝6bの
端部に摺動溝6a,6bの幅W1より広い器具取
り付け金具着脱用の着脱穴7を設けた。
[作用] 器具取り付け金具8を側壁1aの摺動溝6aに
沿つて摺動させている状態では器具取り付け金具
8が外れず、器具取り付け金具8を持つて奥壁1
bの摺動溝6bに位置させてから着脱穴7に位置
させたとき初めて器具取り付け金具8を器具本体
1内に抜き取ることができるものであつて、器具
取り付け金具8を誤つて操作しても器具本体1の
外に落ち込んだりしない。また着脱穴7を器具本
体1の奥壁1bに設けることにより器具本体1の
高さを低くできて埋め込み深さを深くできないよ
うな壁面でも容易に施工できる。
[実施例] 以下本考案を壁面に埋め込む埋め込み型照明器
具の実施例により説明する。第1図に示すように
器具本体1は角箱状であつて、口部の外周に鍔部
5を設けてある。この器具本体1内にはランプ4
と反射板2の係止ばね13とを設けてある。器具
本体1の側壁1aには第2図に示すように鍔部5
の近傍から器具本体1の奥壁1bまで至るように
幅W1の摺動溝6aを設けてあり、奥壁1bの側
壁1a近傍にも摺動溝6aに連続するように摺動
溝6bを設けてあり、奥壁1bには摺動溝6a,
6bの幅W1より幅の広い幅W2の着脱穴7を設け
てある。器具取り付け金具8は第2図に示すよう
に略U字状のばね片8aと一対のつまみ部8bと
係止爪8cとで構成されている。反射板2の周囲
には枠3を一体に設けてあり、反射板2を器具本
体1に取り付けたときランプ4に対応する部分に
はグリーンフイルター14を設けてあり、反射板
2の後端には取着金具15を設けてある。しかし
て壁面のような造営材9に取り付けるにあたつて
は次のように行う。器具取り付け金具8の一対の
つまみ部8bをつまんで器具本体1内から着脱穴
7にばね片8a及び係止爪8cを挿通し、係止爪
8cを器具本体1の外に位置させた状態で摺動溝
6bに沿つて摺動させて摺動溝6aに位置させて
ばね片8aを器具本体1内がわに引つ込ませ、第
3図に示すように器具本体1を造営材9の開口1
6に挿入する。次いで第4図の矢印Aに示すよう
に器具取り付け金具8を回動して器具取り付け金
具8を開き、第4図矢印Bに示すように器具取り
付け金具8をスライドさせて鍔部5と器具取り付
け金具8との間に造営材9を挟持して器具本体1
を取り付ける。このように器具本体1を取り付け
た後、反射板2を器具本体1の口部に被嵌し、取
着金具15の係止孔を反射板係止ばね13に係止
して反射板2を取り付ける。器具本体1を取り外
す場合は、反射板2を取り外した後、第5図aの
矢印Cに示すように一対のつまみ部8bをつま
み、第5図bの矢印Dに示すように器具取り付け
金具8を回動すると共に器具取り付け金具8を第
5図bの矢印Eに示すようにスライドさせ、器具
本体1を抜き取る。このとき器具取り付け金具8
がスライドしても摺動溝6aの範囲で摺動するだ
けであつて、器具取り付け金具8が抜けない。つ
まり器具取り付け金具8が奥壁1bまで摺動して
も第6図に示すように係止爪8cが摺動溝6bの
両側に当たつて抜けず、器具取り付け金具8のつ
まみ部8bを持つて摺動溝6bに沿つて摺動さ
せ、着脱穴7に位置させるまで器具取り付け金具
8が抜けない。また器具本体1の側壁1aの摺動
溝6aに全長に亘つて造営材9の厚さに対応する
ための調整用の摺動部にできて器具本体1の埋め
込み寸法(高さ)の低減が図れる。つまり、第7
図a,bに示すように器具本体1の高さが低くて
も厚さの厚い造営材9にも厚さの薄い造営材9に
も対応することができる。
[考案の効果] 本考案は叙述の如く器具本体の側壁に器具本体
の鍔部近傍から器具本体の奥壁に至る摺動溝を設
けると共に奥壁の一部にも側壁の摺動溝に連続す
る摺動溝を設けてこの摺動溝に上記器具取り付け
金具を摺動自在に装着し、器具本体の奥壁の摺動
溝の端部に摺動溝の幅より広い器具取り付け金具
着脱用の着脱穴を設けているので、器具取り付け
金具を側壁の摺動溝に沿つて摺動させている状態
では器具取り付け金具が外れず、器具取り付け金
具を持つて奥壁の摺動溝に位置させてから着脱穴
に位置させたとき初めて器具取り付け金具を器具
本体内に抜き取ることができるものであつて、器
具取り付け金具が不用意に器具本体の外に落ち込
んだりしなく、器具取り付け金具を紛失して取り
付けできなくなるような虞れのないものであり、
また着脱穴を器具本体の奥壁に設けることにより
器具本体の高さが低くても器具本体の側壁の摺動
溝の長さを長くできて埋め込み深さを深くできな
いような壁面でも容易に施工できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部切欠分解斜視
図、第2図は同上の要部の分解斜視図、第3図は
同上の器具本体を取り付ける状態の斜視図、第4
図は同上の器具本体を取り付ける状態の動作説明
図、第5図a,bは同上の器具本体を外す状態の
動作説明図、第6図は同上の器具取り付け金具が
外れない状態を示す説明図、第7図a,bは同上
の器具本体の埋め込み寸法を説明する説明図、第
8図は従来例を示す分解斜視図、第9図及び第1
0図は従来例の動作を説明する説明図であつて、
1は器具本体、5は鍔部、6a,6bは摺動溝、
7は着脱穴、8は器具取り付け金具、9は造営材
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 器具本体の鍔部と器具本体の側壁に埋め込み方
    向に摺動自在に設けた器具取り付け金具とで造営
    材を挟み込んで取り付ける壁埋め込み器具の取り
    付け構造において、器具本体の側壁に器具本体の
    鍔部近傍から器具本体の奥壁に至る摺動溝を設け
    ると共に奥壁の一部にも側壁の摺動溝に連続する
    摺動溝を設けてこの摺動溝に上記器具取り付け金
    具を摺動自在に装着し、器具取り付け金具を器具
    取り付け金具自体の弾性にて摺動溝に弾性的に係
    止し、器具本体の奥壁の摺動溝の端部に摺動溝の
    幅より広い器具取り付け金具着脱用の着脱穴を設
    けて成る壁埋め込み器具の取り付け構造。
JP1989045782U 1989-04-19 1989-04-19 Expired - Lifetime JPH057692Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040446U (ja) * 1973-08-06 1975-04-24
JPS61271701A (ja) * 1985-05-27 1986-12-02 松下電工株式会社 埋込型照明器具

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JPS5040446U (ja) * 1973-08-06 1975-04-24
JPS61271701A (ja) * 1985-05-27 1986-12-02 松下電工株式会社 埋込型照明器具

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