JPH045075B2 - - Google Patents

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JPH045075B2
JPH045075B2 JP61193824A JP19382486A JPH045075B2 JP H045075 B2 JPH045075 B2 JP H045075B2 JP 61193824 A JP61193824 A JP 61193824A JP 19382486 A JP19382486 A JP 19382486A JP H045075 B2 JPH045075 B2 JP H045075B2
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furnace
band
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shaped
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JP61193824A
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、帯状バネ板の巾方向一端側を炉蓋本
体の側面に押え板で気密状に取付けると共に、遊
端側を前記炉蓋本体の横側方に張出し、かつ、巾
方向中間部を前記炉蓋本体の内面側に入込ませた
湾曲部に形成し、帯状シール部材をその巾方向一
端側が炉枠に圧接される姿勢で前記バネ板の遊端
側に取付けた炉蓋の密閉装置、特にコークス炉の
炉蓋に好適な密閉装置に関する。
〔従来技術〕
この種の、帯状バネ板を用いて、その帯状バネ
板の遊端部に帯状シール部材を装着する形式の炉
蓋の密閉装置は、例えば特開昭57−148183号公報
に示されるような、ナイフエツジ形式のシール部
材を炉蓋の側面に沿わせて設ける形式のものに比
べて、炉蓋の熱歪等によつて炉蓋本体と炉枠との
位置関係が変化することによるシール性の低下を
回避できる点で有用である。
そこで、従来のナイフエツジ形式の帯状シール
部材を用いた構造の炉蓋を、前記帯状バネ板に帯
状シール部材を装着したシールプレート形式の炉
蓋に改造すること、あるいは両用に使えるように
することが試みられたが、従来のナイフエツジ形
式の炉における炉枠部分のうち、ナイフエツジを
接触させるためのシート面4aは、第6図に示す
ように、炉蓋本体の側面近くの極一部分にのみ、
しかも、仕上げ加工精度を要する部分を少なくす
るために炉蓋本体2aの面方向で幅狭に構成され
ていた。従つて、同図に示すように、炉蓋本体2
aにボルト・ナツトで取り付けた押え板10とパ
ツキン11とによつて、帯状バネ板6の幅方向一
端側を炉蓋本体2aの側面に気密状に取り付ける
とともに、帯状バネ板6の遊端部に取り付けられ
るシール部材27を極力炉蓋本体2aの側面に近
づけて、その炉枠4に対する接当面が前記炉枠4
のシート面4aから外れないように考慮されてい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、炉枠のシート面が熱歪のために
炉蓋本体に近づく方向に位置ずれしている場合
や、シール部材に横側方への歪が生じた場合など
に、シール部材の炉枠に対する接当面がシート面
から外れ、ガス漏れが生じる危険性があつた。
本発明の目的は、炉の型式や熱歪に拘らず、シ
ール部材を炉枠のシート面にガス漏れ防止に好適
な状態で圧接できるようにする点にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために講じた本発明の技術
手段は、帯状バネ板の幅方向一端側を、炉蓋本体
の側面に押え板で気密状態に取り付け、他端側を
前記炉蓋本体の横側方に張り出し、その遊端部に
帯状シール部材を設けるとともに、前記帯状シー
ル部材を炉枠側に押圧付勢する押圧具を備えてい
る炉蓋の密閉装置において、下記〔イ〕〜〔ハ〕
に記載の構成を備えたことである。
〔イ〕 前記帯状バネ板には、その幅方向中間部
に、前記炉蓋本体の内面側に入り込む湾曲部を
形成してある。
〔ロ〕 前記押圧具は、圧接スプリングと、その
圧接スプリングの押圧力を前記帯状シール部材
側に伝える押圧部材とからなり、かつ、前記押
圧部材の前記圧接スプリングに対する受圧面よ
りも、帯状バネ板に対する押圧位置を炉蓋本体
の面方向で内側に位置する状態に形成されてい
る。
〔ハ〕 前記帯状シール部材は、その幅方向一端
側が炉枠に圧接する姿勢で、かつ、前記バネ板
の遊端から前記湾曲部側に入り込んだ位置で前
記帯状バネ板に連設されているとともに、前記
炉枠に対する接当面を、前記押圧部材の前記圧
接スプリングに対する受圧面よりも炉蓋本体の
面方向で内側に位置させてある。
〔作用〕
上記の技術手段を講じた結果による作用は次の
通りである。
a つまり、帯状シール部材を帯状バネ板の遊端
にではなく、それよりも炉蓋本体側に取り付け
ることにより、炉枠のシート面と炉蓋本体との
位置関係にみあつて、シール部材の配置を炉枠
シート面に良好に圧接できるように自由に選定
でき、炉の型式や熱歪にかかわらず、シール部
材と炉枠の間のガス漏れを十分に防止できる。
b そして、押圧具のスプリングによる押圧位置
よりも炉蓋本体の面方向で内側に位置する帯状
シール部材に対する押圧具からの押圧力は、押
圧部材の形状の工夫により、つまり、圧接スプ
リングに対する受圧面よりも、帯状バネ板に対
する押圧位置を炉蓋本体の面方向で内側に位置
する状態に形成して、帯状シール部材に押圧具
の押圧力が良好に伝えられるように構成してあ
る。
〔発明の効果〕
その結果、ナイフエツジ型式の帯状シール部材
を用いていた炉の改造に際して、炉蓋本体及び炉
枠を交換することなく、安価に改造できるととも
に、ガス漏洩防止機能を充分に向上できるように
なつた。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
第3図に示すように、コークス炉1のコークス
取出口を上下に細長い長方形の炉蓋2で閉じ、炉
蓋2の上下両端寄り夫々に取付けた回動式の閂3
a,3bをコークス取付口周りの鋳鉄製炉枠4に
設けた係止金具5に引掛けて、炉蓋2をコークス
炉1に固定してある。
炉蓋2の全周にわたる帯状バネ板6,6A,6
Bと帯状シール部材、並びに、シール部材を炉枠
4に押付ける押圧具8,19等から成るシール部
を炉蓋2に設けてあり、第1図ないし第5図によ
りシール部の詳細を以下に説明する。
第1図,第2図及び第4図に示すように、炉蓋
の長辺に相当する箇所において、帯状バネ板6,
6Aの巾方向一端側6aを押え板10とパツキン
11により炉蓋本体2aに気密状に取付け、か
つ、遊端側を炉蓋本体2aの横側方に張出し、さ
らに、巾方向中間部を炉蓋本体2aの内面側に入
込ませた彎曲部6bに形成してある。押え板1
0、バネ板6,6A、パツキン11は炉蓋本体2
aとそれにボルト・ナツト13で取付けた固定部
材20とで挟持固定されている。
第1図及び第2図に示すように、炉蓋の長辺に
相当する箇所において、帯状シール部材7を、そ
の巾方向一端側が炉枠4に圧接される姿勢で、バ
ネ板6の遊端側のうち遊端6cから彎曲部6b側
に入込んだ位置に溶接で取付け、シール部材7を
炉枠4のシート面4aに圧接してある。
第3図に示すように、炉蓋の長辺に相当する箇
所において、固定部材20どうしの間の一つおき
に押圧具8を両側の固定部材20により固定され
た状態で設け、その押圧具8を形成するに、第2
図に示すように、筒状ケース12に、シール部材
7を炉枠4に押付けるスプリング14と押圧部材
15を設け、スプリング14の反力部材16をケ
ース12にネジ止めして、反力部材16の取付位
置変更によりスプリング14の押圧力を調節でき
るように構成し、押圧部材15から延出したロツ
ド17を反力部材16に対して貫通させ、ロツド
17の端部にストツプボルト18をネジ止めし
て、ストツプボルト18と反力部材16の当りで
押圧部材15の抜け止めを図つてある。
そして、固定部材20どうしの間のうち押圧具
8の無いものにおいて、第1図に示すように、バ
ネ板6の遊端側に第1補強板22を、かつ、第1
補強板22に第2補強板23を夫々溶接で連結
し、第1補強板22をバネ板6の固定端側6a
に、かつ、第2補強板23を押え板10に夫々近
接配置し、バネ板6に撓み変形に伴つて第1及び
第2補強板22,23がバネ板固定端側6a又は
押え板10に対して摺動するように構成し、第1
及び第2補強板22,23の作用でシール部材7
の変形によるガス漏れを防止できるように構成し
てある。
第5図に示すように、炉蓋2の短辺に相当する
箇所において、炉蓋本体2aの内面側に溶接した
帯状の座金24に、バネ板6Bの巾方向一端側を
ボルト25で気密状に取付け、バネ板6Bの遊端
側にシール部材7Bを取付け、ボルト・ナツト2
6でケース12が炉蓋本体2aに取付けられた、
前述の押圧具8と類似の押圧具19でシール部材
7Bを炉枠4のシート面4aに押付けるように構
成してある。
〔別実施例〕
次に別実施例を説明する。
第1図及び第2図に示した構造の帯状バネ板6
と帯状シール材7を、炉蓋2の全周にわたつて設
けたり、あるいは、適当な一部で省略してもよ
い。
第1補強板22と第2補強板23を一体化した
補強部材22,23を利用してもよく、また、そ
れらの補強構成を、炉蓋2の長辺に相当する箇所
全体にわたつて設けたり、炉蓋2の全周にわたつ
て設けたり、あるいは、適当な一部又は全部で省
略してもよい。
バネ板6を炉蓋本体2aの側面に押え板10で
取付ける構造、シール部材7の形状やバネ板6と
の連結構造、シール部材7を炉枠4に圧接するた
めの構造、その他において適当に構成変更が可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の実施例を示し、
第1図は第3図の−線断面図、第2図は第3
図の−線断面図、第3図は炉蓋全体の正面
図、第4図は固定部材と押圧具の正面図、第5図
は第3図の−線断面図である、第6図は従来
例の要部断面図である。 2a…炉蓋本体、4…炉枠、6…バネ板、6b
…彎曲部、6c…遊端、7…シール部材、10…
押え板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 帯状バネ板6の幅方向一端側を炉蓋本体2a
    の側面に押え板10で気密状態に取り付け、他端
    側を遊端にして前記炉蓋本体2aの横側方に張り
    出し、その遊端部に帯状シール部材7を設けると
    ともに、前記帯状シール部材7を炉枠4側に押圧
    付勢する押圧具8を備え、さらに、下記〔イ〕〜
    〔ハ〕に記載の構成を備えている炉蓋の密閉装置。 〔イ〕 前記帯状バネ板6には、その幅方向中間
    部に、前記炉蓋本体の内面側に入り込む湾曲部
    を形成してある。 〔ロ〕 前記押圧具8は、圧接スプリング14
    と、その圧接スプリング14の押圧力を前記帯
    状シール部材7側に伝える押圧部材15とから
    なり、かつ、前記押圧部材15の前記圧接スプ
    リング14に対する受圧面よりも、帯状バネ板
    6に対する押圧位置を炉蓋本体2aの面方向で
    内側に位置する状態に形成されている。 〔ハ〕 前記帯状シール部材7は、その幅方向一
    端側が炉枠4に圧接する姿勢で、かつ、前記バ
    ネ板6の遊端6cから前記湾曲部6b側に入り
    込んだ位置で前記帯状バネ板6に連設されてい
    るとともに、前記炉枠4に対する接当面を、前
    記押圧部材15の前記圧接スプリング14に対
    する受圧面よりも炉蓋本体2aの面方向で内側
    に位置させてある。
JP19382486A 1986-08-19 1986-08-19 炉蓋の密閉装置 Granted JPS6351496A (ja)

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JP19382486A JPS6351496A (ja) 1986-08-19 1986-08-19 炉蓋の密閉装置

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JP19382486A JPS6351496A (ja) 1986-08-19 1986-08-19 炉蓋の密閉装置

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JPS6351496A JPS6351496A (ja) 1988-03-04
JPH045075B2 true JPH045075B2 (ja) 1992-01-30

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JP19382486A Granted JPS6351496A (ja) 1986-08-19 1986-08-19 炉蓋の密閉装置

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JP (1) JPS6351496A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827781A (ja) * 1981-08-06 1983-02-18 フイルマ・カ−ル・シユテイル・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニ−・コマンデイ−トゲゼルシヤフト 成形シ−ルダイヤフラムを有しているコ−クス炉ドア

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827781A (ja) * 1981-08-06 1983-02-18 フイルマ・カ−ル・シユテイル・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニ−・コマンデイ−トゲゼルシヤフト 成形シ−ルダイヤフラムを有しているコ−クス炉ドア

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Publication number Publication date
JPS6351496A (ja) 1988-03-04

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