JPH0710127Y2 - 蓋体の取付け装置 - Google Patents

蓋体の取付け装置

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JPH0710127Y2
JPH0710127Y2 JP1988067006U JP6700688U JPH0710127Y2 JP H0710127 Y2 JPH0710127 Y2 JP H0710127Y2 JP 1988067006 U JP1988067006 U JP 1988067006U JP 6700688 U JP6700688 U JP 6700688U JP H0710127 Y2 JPH0710127 Y2 JP H0710127Y2
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opening
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body case
mounting
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茂 中村
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Toshiba Home Technology Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、主に石油燃焼装置のカートリッジタンク収納
部などの本体ケース開口部における蓋体の取付け装置に
関する。
(従来の技術) 従来、この種の蓋体の取付け装置は第4図に示すよう
に、本体ケース1に形成されたカートリッジタンクの挿
入口部2の側壁3に軸穴4を設け、挿入口部2を開閉可
能な蓋体5の側壁6に軸穴4と対応させて軸穴7を設
け、これらの軸穴4,7に樹脂等で形成された回転軸8を
挿通させ、この回転軸8を中心として蓋体5が開閉でき
るよう構成されている。
(考案が解決しようとする課題) このような蓋体の取付け装置は、蓋体5が回転軸8を支
点として挿入口部2に嵌合する位置からその上面が挿入
口部2周囲の肩部9に係止する位置まで回転するが、回
転軸8が軸穴4,7に比較的緩く挿通されているため、開
放時に回転範囲を越えるような強い力を加えると、蓋体
5が肩部9に激しく衝突し、その結果蓋体5が変形しそ
れ以後挿入口部2を完全に閉蓋できなくなると言う問題
があった。
そこで、本考案は前記問題に基づいて成されたものであ
り、開放時に強い力が加わっても蓋体の変形等の破損を
防止することのできる蓋体の取付け装置を提供すること
を目的とするものである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は開口部12を有する本体ケース11と、この本体ケ
ース11の開口部12を開閉する蓋体16と、一側に前記蓋体
16と固着する取付部18を形成するとともに他側に前記本
体ケース11に回転可能な支持腕20を設けこの支持腕20と
前記取付部18とを彎曲した連結部21により連結した弾性
力を有する開閉アーム部17と、前記連結部21と前記取付
部18との間に前記本体ケース11と開閉アーム部17との回
転軸15と平行に形成された肉薄のヒンジ部25と、前記取
付部18に形成された係止角部28と、前記係止角部28に係
合可能に設けられ前記蓋体16の開放時に一定以上の力が
加わると前記係止角部28との係合が解除される前記連結
部21に形成された爪部26とからなるものである。
(作用) 通常の蓋体16の開閉時には蓋体16は回転軸15を支点とし
て回転して開閉するが、その開放時に蓋体16にさらに強
い力が加わると、爪部26と係止角部28との係合が解除さ
れ、肉薄のヒンジ部25が弾性的に折れ曲がりこの力を吸
収する。
(実施例) 以下、図面に基づいて本考案の一実施例について詳述す
る。第1図〜第3図において、11は石油燃焼装置の本体
ケースであり、その上面にはカートリッジタンクを挿入
するための挿入口部12が形成されている。13は挿入口部
12の一側に沿って本体ケース11の裏面にネジ14によって
固着される回転軸部であり、両側面に回転軸15が突設さ
れている。
16は挿入口部12を開閉する蓋体である。17は前記回転軸
部13に沿って蓋体16の裏面に設けられる彎曲状の開閉ア
ーム部である。この開閉アーム部17は一側に蓋体16と固
着する取付部18を形成し、他側に先端に前記回転軸15が
嵌合する軸穴19を形成した本体ケース11に回転可能な支
持腕20を設け、この取付部18と支持腕20を彎曲した連結
部21により連結して構成される。そして、取付部18に形
成された溝22に蓋体16の側縁を折り返して形成された爪
片23を差し込んでその先端を第2図に示すように折り曲
げることにより開閉アーム部17は蓋体16に固着される。
次に、回転軸15を軸穴19に挿通することにより、第1の
ヒンジ部24が構成され、この回転軸15を支点として蓋体
16は回転して開閉する。
25は連結部21と前記取付部18との間に前記回転軸15と平
行に形成されたヒンジ部たる肉薄の第2のヒンジ部であ
り、蓋体16の開放時の力によって弾性的に折れ曲がるよ
うに形成されている。26はこの第2のヒンジ部25の中央
部に位置して連結部21に形成され、第2のヒンジ部25よ
り肉厚の断面を有する爪部であり、取付部18に形成され
た断面略コ字形の凹部27における係止部たる係止角部28
に係止可能に設けられている。そして、この爪部26が係
止角部28に係合されているときには通常の蓋体16の開放
の力が加わっても爪部26の厚みに支持されたロック状態
となり、第2のヒンジ部25が弾性的に折れ曲がることは
ないが、さらに強い力が加わると、爪部26が係止角部28
から外れロック状態が解除され第2のヒンジ部25が弾性
的に折れ曲がり、力を分散させる。尚、この開閉アーム
部17は樹脂材料などにより一体的に形成されている。
また、本体ケース11の側壁には蓋体16の開放時に支持腕
20が係止するストッパー29が設けられている。
以上のように構成される本考案の作用を次に詳述する。
通常の開閉時において、蓋体16は第1のヒンジ部24の回
転軸15を支点として回転して挿入口部12を開閉する。こ
の場合、爪部26が係止角部28に係合して肉薄の第2のヒ
ンジ部25が折れ曲がらないように支持するロック状態と
なっているため、開閉アーム部17が回転しても第2のヒ
ンジ部25は屈曲せず蓋体16の開閉には無関係となってい
る。
一方、第3図に示すように支持腕20がストッパー29に係
止されるまで蓋体16が開放されたときに、さらに蓋体16
を開放させる方向に力が加わると、この力により実線に
示すように爪部26が係止角部28から外れてロック状態が
解除され爪部26による第2のヒンジ部25への支持がなく
なり、第2のヒンジ部25は弾性的に折れ曲がり力を吸収
し、強い力による蓋体16の変形等の破損が防止される。
このようにして、取付部18に形成された係止角部28と、
この係止角部28に係合可能に設けられ蓋体16の開放時に
一定以上の力が加わると係止角部28との係合が解除され
る連結部21に形成された爪部26とを有し、蓋体16を開閉
するための第1のヒンジ部24の他に開閉アーム部17に強
い力を吸収するために弾性的に折れ曲って撓む第2のヒ
ンジ部25を設けたことにより、蓋体16の破損が防止さ
れ、簡単な構造により取付装置の性能が向上する。ま
た、強い力が加わり、爪部26が係止角部28から外れた場
合でも再度手で爪部26を係止角部28に嵌合係止させるこ
とによりロック状態に復帰でき再使用が可能である。
以上、本考案の一実施例について詳述したが、本考案の
要旨の範囲内で適宜変形できる。例えば、第1のヒンジ
部24としては本体ケース11側に軸穴を設け、蓋体16側の
支持腕20先端に回転軸を設けるようにすることもでき
る。さらに、前記実施例ではカートリッジタンクの挿入
口部12を開閉する蓋体を示したが、その以外の開口部の
蓋体にも適用できるとともに石油燃焼装置以外の本体ケ
ースにも適用できる。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案は、開口部を有する本体ケー
スと、この本体ケースの開口部を開閉する蓋体と、一側
に前記蓋体と固着する取付部を形成するとともに他側に
前記本体ケースに回転可能な支持腕を設けこの支持腕と
前記取付部とを彎曲した連結部により連結した弾性力を
有する開閉アーム部と、前記連結部と前記取付部との間
に前記本体ケースと開閉アーム部との回転軸と平行に形
成された肉薄のヒンジ部と、前記取付部に形成された係
止部と、前記係止部に係合可能に設けられ前記蓋体の開
放時に一定以上の力が加わると前記係止部との係合が解
除される前記連結部に形成された爪部とからなるもので
あり、開放時に強い力が加わっても蓋体の変形等の破損
を防止することのできる蓋体の取付け装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部切欠き分解斜視
図、第2図は要部の断面図、第3図は作用を示す断面
図、第4図は従来例を示す斜視図である。 11……本体ケース 12……挿入口部(開口部) 16……蓋体 17……開閉アーム部 20……支持腕 21……連結部 25……第2のヒンジ部(ヒンジ部) 26……爪部 28……係止角部(係止部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を有する本体ケースと、この本体ケ
    ースの開口部を開閉する蓋体と、一側に前記蓋体と固着
    する取付部を形成するとともに他側に前記本体ケースに
    回転可能な支持腕を設けこの支持腕と前記取付部とを彎
    曲した連結部により連結した弾性力を有する開閉アーム
    部と、前記連結部と前記取付部との間に前記本体ケース
    と開閉アーム部との回転軸と平行に形成された肉薄のヒ
    ンジ部と、前記取付部に形成された係止部と、前記係止
    部に係合可能に設けられ前記蓋体の開放時に一定以上の
    力が加わると前記係止部との係合が解除される前記連結
    部に形成された爪部とからなることを特徴とする蓋体の
    取付け装置。
JP1988067006U 1988-05-20 1988-05-20 蓋体の取付け装置 Expired - Lifetime JPH0710127Y2 (ja)

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JP1988067006U JPH0710127Y2 (ja) 1988-05-20 1988-05-20 蓋体の取付け装置

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JP1988067006U JPH0710127Y2 (ja) 1988-05-20 1988-05-20 蓋体の取付け装置

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JPH01169665U JPH01169665U (ja) 1989-11-30
JPH0710127Y2 true JPH0710127Y2 (ja) 1995-03-08

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JPS6183548U (ja) * 1984-11-02 1986-06-02
JPS6265942U (ja) * 1985-10-15 1987-04-24

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JPH01169665U (ja) 1989-11-30

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