JP3791113B2 - 開閉部機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開閉するカバー,ユニット等を有する装置の開閉部機構に関し、特に上述のカバー,ユニット等の装置本体への着脱および開閉角度の規制を簡略化した開閉部機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、複写機の定着部は、装置本体にヒンジを介してビスにより装着されており、また、その開閉角度はバンド状またはベルト状の規制部材4a,4bにより、図9に例示する如き形で規制されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術には、以下の如き問題点があった。
(1)カバー,ユニット等の装置本体への着脱には、ビスの取り付け・取り外しを伴なうため、工具が必要である上に、手間もかかる。
(2)開閉角度規制部材としてのバンド状またはベルト状の部材の取り付け・取り外しにも、工具が必要である上に、手間もかかる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、従来の技術における上述の如き問題を解消し、カバー,ユニット等の装置本体への着脱や、開閉角度規制部材の取り付けに工具等を必要とせず、安価かつ簡単な操作で着脱・取り付けが可能な開閉部機構を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る開閉部機構は、装置本体の側板外方に、開閉部を嵌合させる回転支点とストッパ部材cの受容部とを設け、この受容部に、外方からストッパ部材cを挿入して係止することにより、側板内方に開閉部の回動角度を規制する突出部eを形成するとともに、前記ストッパ部材cは、前記ストッパ部材受容部のピン穴hを貫通するピン部eと、前記ストッパ部材受容部の抜け止め差し込み部iに係合する抜け止め部fと、前記ストッパ部材受容部の弾性部ストッパ部jに係合する弾性部d、d‘とを有するようにした開閉部機構により達成される。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明に係る開閉部機構においては、開閉部の係合部を装置本体の側板外方の回転支点に係合させた後、後述するストッパ部材を挿入セットして角度規制部材を形成させる。なお、これらすべての操作は、特別な工具を必要とせず、手操作のみで行うことができる。
【0006】
以下、本発明の実施例を図面に基づいてより詳細に説明する。
図1,図2は、本発明の一実施例に係る開閉部機構の概要を示すものであり、カバー,ユニット等の開閉部分を装置本体(図示されていない)の取り付け部の回転支点にセットする状況を示す側面図である。図中、aはカバー,ユニット等の開閉部分の係合部、bは装置本体側面の回転支点を示している。
【0007】
本実施例に係る開閉部機構は、カバー,ユニット等の開閉部分の係合部aの開口部を、装置本体側面の回転支点b(小判形をしている)の短軸方向に沿わせて挿入し(図1参照)た後、カバー,ユニット等の開閉部分を時計方向に回転させて、所定の角度範囲内(図2(a)(b)に示す状態間)で回動可能とするものである。
【0008】
上述の所定の角度範囲内(図2(a)と(b)に示す状態間)でのみの回動を可能とするために、本実施例においては、以下に説明する角度規制部材(ストッパ部材)を用いることが特徴である。後述する如く、このストッパ部材は、受容側を含めて安価に製造でき、かつ、工具等を必要とせず、簡単な操作で取り付けが可能な構成を有するものである。
【0009】
図3に、ストッパ部材cとそれを受容する支持部材gの拡大斜視図を示す。本実施例に係るストッパ部材cは、これ自体が1個の小部品であり、後述する支持部材g(これは、装置本体側板に一体的に作り込まれている)に、挿入・セットされるものである。なお、ストッパ部材c,支持部材gは、いずれもプラスチックにより成型されている。
【0010】
まず、ストッパ部材cであるが、この部材は、支持部材gのピン穴hに挿入されるストッパピン部e,同じく支持部材gの抜け止め差し込み部iに挿入される抜け止め部f,同じく支持部材gの弾性部ストッパ部jに係合する弾性部dを有するものであり、前述の如く、プラスチックにより成型されている。なお、弾性部dには、小突起d’が設けられている。
【0011】
一方、支持部材gは、前述の如く、装置本体側板の外側に一体的に作り込まれているものであり、側板の外側まで貫通しているピン穴h,ストッパ部材cの抜け止め部fを挿入後、図上の反時計方向に回転させることにより、ストッパ部材cを支持部材gに係止させる抜け止め差し込み部i,ストッパ部材cの弾性部d(特に、その小突起d’)に係合する弾性部ストッパ部jを有する。
【0012】
以下、上述の如く構成された本実施例の開閉部機構の動作につき、図4,図5をも用いて説明する。
まず、カバー,ユニット等の開閉部分の係合部aの開口部を、装置本体側面の回転支点bの短軸方向に沿わせて挿入し(図1参照)た後、カバー,ユニット等の開閉部分を時計方向に回転させて、図2(b)に示す状態にする。
【0013】
次に、この状態で、装置本体側板の外側に作り込まれている支持部材gのピン穴hにストッパ部材cのストッパピン部eを、抜け止め差し込み部iにストッパ部材cの抜け止め部fを挿入する。前述の如く、ストッパピン部eは装置本体側板の外側を貫通して、その先端部分が装置本体側板の内側まで達し、これがカバー,ユニット等の開閉部分を図2(b)に示す状態(角度)で係止するストッパを構成することになる。
【0014】
一方、ストッパ部材cを支持部材gに挿入した状態(図4参照)で、ストッパピン部eを中心として図上の反時計方向に回転させることにより、ストッパ部材cの抜け止め部fが支持部材gの抜け止め差し込み部iの開口部の位置から、図中の円弧状の狭まった部分に移動し、この結果、ストッパ部材cは支持部材gに係止されて抜け止めされることになる(図5参照)。
【0015】
更に、上述のストッパ部材cの回転動作により、ストッパ部材cの弾性部dが支持部材gの弾性部ストッパ部jに沿って移動し、小突起d’が弾性部ストッパ部jを越えた位置で停止する(図5参照)。これにより、ストッパ部材cが時計方向に移動する際には大きな抵抗がかかることになり、実質的に、ストッパ部材cの逆回転動作が阻止され、ストッパ部材cが安定的に位置することになる。
【0016】
図6〜図8により、上述のストッパピン部eの作用を更に詳細に説明する。なお、図6は図3のA方向からの矢視側面図、図7は開閉部の要部を示す斜視図、図8は図6のB−B断面図である。
側板にストッパ部材cがセットされると、図6に示す如く、側板内方にストッパピン部eが突出した状態になる。開閉部には、図7に示す如く、ストッパピン部eに係合する位置にストッパピン当て部kが設けられている。
【0017】
従って、装置本体に開閉部をセットした後、ストッパ部材cをセットすることにより、開閉部の開き角度は、上述のストッパピン当て部kが側板内方のストッパピン部eに当接する位置までに規制されることになる。
上述の装置本体側板への支持部材gの形成は、プラスチックによる成型で可能であり、また、ストッパ部材cもプラスチック成型品であるので、コストを上げずに機能アップを図ることができる。
【0018】
上記実施例によれば、カバー,ユニット等の装置本体への取り付け,カバー,ユニット等の開閉角度規制部材の取り付けが極めて簡単になり、工具等を必要としなくなるという効果が得られる。価格的にも、すべてがプラスチック成型品で済むことから、コストダウンの効果も大きい。
なお、上記実施例は本発明の一例を示したものであり、本発明はこれに限定されるべきものではないことは言うまでもないことである。例えば、ストッパピン当て部kなどの突起を設けて回動角を規制する代わりに、回動範囲に対応する溝をカバーの側面に設けるようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上、詳細に説明した如く、本発明によれば、カバー,ユニット等の装置本体への着脱や、開閉角度規制部材の取り付けに工具等を必要とせず、安価かつ簡単な操作で着脱・取り付けが可能な開閉部機構を実現できるという顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る開閉部機構の概要を示す図(その1)である。
【図2】本発明の一実施例に係る開閉部機構の概要を示す図(その2)である。
【図3】実施例に係るストッパ部材と支持部材を示す斜視図である。
【図4】図3に示すストッパ部材と支持部材の動作を示す図(その1)である。
【図5】図3に示すストッパ部材と支持部材の動作を示す図(その2)である。
【図6】図3のA方向からの矢視側面図である。
【図7】実施例に係る開閉部の要部を示す斜視図である。
【図8】図6のB−B断面図である。
【図9】従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
a 開閉部分の係合部
b 装置本体側面の回転支点
c ストッパ部材
d 弾性部
d’小突起
e ストッパピン部
f 抜け止め部
g 支持部材
h ピン穴
i 抜け止め差し込み部
j 弾性部ストッパ部
k ストッパピン当て部

Claims (2)

  1. 開閉部を有する装置の開閉部機構であって、前記装置本体の側板外方に、前記開閉部を嵌合させる回転支点とストッパ部材受容部とを設け、前記ストッパ部材受容部に、外方から挿入して係止することにより、前記側板内方に前記開閉部の回動角度を規制する突出部を形成するとともに、前記ストッパ部材は、前記ストッパ部材受容部のピン穴を貫通するピン部と、前記ストッパ部材受容部の抜け止め差し込み部に係合する抜け止め部と、前記ストッパ部材受容部の弾性部ストッパ部に係合する弾性部とを有することを特徴とする開閉部機構。
  2. 前記開閉部は、前記装置本体の側板外方に設けられた回転支点に嵌合する係合部と、前記ストッパ部材のピン部に当接する係合部とを有することを特徴とする請求項記載の開閉部機構。
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