JPS5821818Y2 - テイルトキャブのロック装置 - Google Patents

テイルトキャブのロック装置

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Publication number
JPS5821818Y2
JPS5821818Y2 JP1977164752U JP16475277U JPS5821818Y2 JP S5821818 Y2 JPS5821818 Y2 JP S5821818Y2 JP 1977164752 U JP1977164752 U JP 1977164752U JP 16475277 U JP16475277 U JP 16475277U JP S5821818 Y2 JPS5821818 Y2 JP S5821818Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cab
locking device
lock
locking
lock handle
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977164752U
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English (en)
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JPS5489717U (ja
Inventor
岡崎純夫
関野健郎
原田厚広
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
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Publication of JPS5489717U publication Critical patent/JPS5489717U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、アンロック部材が移動することによりキャブ
のロック状態を解放するティルトキャブのロック装置に
係り、特に、キャブオーバ−タイプのトラックに用いる
に好適な、いたずらによりティルトキャブがティルトさ
れるのを防止することができるティルトキャブのロック
装置に関する。
一般にキャブオーバ−タイプの自動車においては、運転
室下側に配置されたエンジンの点検を容易とするため、
第1図に示すごとく、キャブをティルト可能とすること
が一般に行なわれている。
図に釦いて、10はキャブ、12はフレーム、14はキ
ャブ10の支点、16は、キャブ10の下側に配設され
た脚、18は、該脚16を受けるようフレーム12に配
設されたブラケット、20は、キャブ10をティルトさ
せた際のバランスをとるため、キャブ10とフレーム1
2間に介装された圧縮スプリングである。
このようなティルトキャブにおいては、従来はロック装
置が車外から容易に操作できたため、いたずらされたり
、或いは部品盗難の恐れがあるという問題があった。
このような従来のティルトキャブのロック装置の構成を
第2図に示す。
図において、30はロックハンドル、32は該ロックハ
ンドル30上に固定されたビス、34は、該ピン32に
より係止されるロックハンドルラッチ、35は、該ロッ
ク7、ンドルラツチ34に固定された操作用のアーム、
36は、前記ロックハンドルラッチ34を、常にピン3
2と係合する方向に付勢するためのばね、38は、ブラ
ケット18の端部と係止されるセフティラッチ、40は
該セフティラッチ38を、常にブラケット18と係止す
る方向に付勢するためのばね、42,44.46は、リ
ンク機構であり、ロックハンドル30が支点31を中心
として上方向に回動された際に、ブラケット18に固定
されたフック48と連動バー44と46の支点を兼ねる
ピン50との係止状態をとくための連動バー、52は、
車体片側に設けられたロツクノ・ンドル30の動きを車
体他方側のロック装置に伝えるための連動バー、54,
56は走行中のキャブ10の振動を防止するための弾性
部材である。
このようなロック装置に釦いては、キャブ10をティル
トするには、まずアーム35を矢印Aに示すごとく上方
向に移動し、ロックハンドルラッチ34を支点31を中
心に上方向に回動して、ピン32を自由状態にする。
次いで、ロツクノ・ンドル30を矢印Bに示すごとく上
方向に回動すると、ロックハンドル30が支点31を中
心に回動し、これに伴い連動バー42.44.46が支
点47を固定点として動くため、図面に一点鎖線Cで示
す如くフレーム12側に取付けられたフック48と、キ
ャブ側のピン50との保合状態がとかれ両者が分離され
る。
次いで、セフティラッチ38を矢印りに示すごとく、支
点39を中心として上方向に回動し、ブラケット18端
部とセフティラッチ38との係止状態を解けば、キャブ
10をティルトさせることが可能である。
このような従来のロック装置においては、多重安全装置
が付加されているため、走行中に誤ってキャブがティル
トされるという問題はないが、ロックハンドル30、ア
ーム35、セフティラッチ38のいずれも外部より操作
可能であるため、十分に管理された駐車場に駐車しない
と、いたずらされたシ或いはエンジン部品が盗難される
という恐れがあった。
本考案は、前記従来の欠点を解消するべくなされたもの
で、駐車場所によらずいたずら等によシテイルトキャプ
がティルトされるのを防止することができるティルトキ
ャブのロック装置を提供することを目的とする。
本考案は、アンロック部材が移動することによシキャプ
のロック状態を解放するティルトキャブのロック装置に
釦いて、前記アンロック部材がロック解除方向に移動す
ることを、車室内からの操作によυ阻止できるロック部
材を設けることをよう、前記目的を達成したものである
以下、図面を参照して、本考案の実施例を詳細に説明す
る。
本考案の第1実施例は、第3図に示すごトく、アンロッ
ク部材の1つであるロックハンドルラッチ34がロック
解除方向に移動することを阻止できるよう、その一端に
車室内から操作可能なフレキシブルワイヤ60を配設し
たものでアル。
62は、キャブのシートバック後方底面に配設された前
記フレキシブルワイヤ60を操作するための蝶ねシ汰の
操作ノブである。
他の点については、前記従来例と同様であるので説明は
省略する。
前記操作ノブ62、フレキシブルワイヤ60、ロックハ
ンドルラッチ34の保合状態は、例えば第4図に示すと
とくとすることができる。
図にかいて、64はキャブ10底面に溶接固着されたナ
ツト、66は該ナツト64と螺合するねじ、63は該ね
じ66の下端に回転自在に支持された、断面力斃U字状
のフレキシブルワイヤホルダ、10は、フレキシブルワ
イヤ60下端とロックハンドルラッチ34を停止するた
めのピン、11は、該ピンTOを回動自在に係持するた
めの、ロツクノ・ンドルラツチ34に形成されたピンホ
ルダである。
以下、動作を説明する。
ロック装置を車室内からロックしない通常の状態にかい
ては、第3図の実線Eに示すごとく操作ノブ62が下端
位置に保たれて釦υ、従ってアーム35を上方に回動す
るコトによりロックハンドルラッチ34を矢印Aに示す
ごとく図の上方に回動することが可能である。
従って、従来と同様にロック装置は車室外から操作可能
である。
この時、フレキシブルワイヤ60はばね36の作用によ
シ撓んでいるため、通常のロック機能が害されることは
ない。
ロック装置が車室外から操作できないようにするには、
操作ノブ62によりねじ66を回転し、第3図の破線F
に示すごとくフレキシブルワイヤ60を上方に引上げて
おく。
すると、ロックハンドルラッチ34も上方位置で固定さ
れ、アーム35が移動できなくなるため、車室外からは
ロック装置を解除できなくなる。
本考案の第2実施例を第5図に示す。
本実施例は、フレキシブルワイヤ60下端が、セフティ
ラッチ38の上端に連結され、セフティラッチ38が外
部から操作できないようにしたものである。
他の点及び動作については前記第1実施例とほぼ同様で
あるので説明は省略する。
本考案の第3実施例を第6図に示す。
本実施例は、ロックハンドル30に配設されたピン32
を係止可能なロックパー12をキャブ10に配設したも
のである。
図において、14は、ロックパー72をピン32と係止
する方向に付勢するための引張ばね、16は操作ノブ、
18は、該操作ノブ76により上下される連動パー、8
0は、該連動バー18の下端に固着されたピン、82は
、ロックパー12の上端近傍に形成された、前記ピン8
0と係合する略り字状のカム穴、84はロックパー12
の支点である。
このようなロック装置においては、通常は操作ノブ76
を下方向に押しておく。
すると第6図の実線Gに示す如く、ロックハンドル30
のピン32とロックパー72下端とが係合しなくなるた
め、ロックハンドル30は車室外よυ自由に操作可能と
なる。
車室外から操作できないようにするためには、操作ノブ
16を上方に引張って回転しロックしておく。
すると、第6図の一点鎖点Hに示す如く、ロックパー1
2下端とロックハンドル30のピン32とが係止可能な
位置に来るため、ロックハンドル30は一定範囲以上回
動不能となり、車室外からはロック状態を解除できなく
なる。
本実施例においては、カム穴82を略り字状とし、操作
ノブT6を上方に引いた状態に釦いてロックパー12が
回動可能とされているため、誤つてロック状態の11テ
イルトキヤブをフレームと結合させても、ロック装置が
こわれることはない。
なお、前記実施例においては、いずれも操作ノブがキャ
ブのフロアパネルに配設されていたが、操作ノブの配設
位置はこれに限定されず、例えば計器盤に設けることも
可能である。
又、ロック解除方向に移動することを阻止するアンロッ
ク部材モ、ロックハンドル、ラッチ、セフティラッチに
限定されず、ロック状態を解放する時に移動するアンロ
ック部材であれば何でも構わない。
以上説明したとかり、本考案は、アンロック部材が移動
することによりキャブのロック状態全解放するティルト
キャブのロック装置において、前記アンロック部材がロ
ック解除方向に移動することを、車室内からの操作によ
り阻止できるロック部材を設けたので、ティルトキャブ
がいたずら等によシ外部からティルトされるのを防止で
きるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ティルトキャブのティルト状態を示す側面図
、第2図は、従来のティルトキャブのロック装置を示す
正面図、第3図は、本考案に係る第1実施例を示す正面
図、第4図は、前記第1実施例におけるフレキシブルワ
イヤと操作ノブとロックハンドルラッチとの保合状態を
示す斜視図、第5図は、本考案の第2実施例を示す正面
図、第6図は、本考案の第3実施例を示す正面図である
。 10・・・・・・キャブ’%12・・・・・・フレーム
、16・・・・・・脚、18・・・・・・ブラケット、
30・・・・−・ロックハンドル、32・・・・・・ピ
ン、34・・・・・・ロックハンドルラッチ、38・・
・・・・セフティラッチ、42,44.46・・・・・
・連動バー、48・・・・・・フック、50・・・・・
・ピン、52・・・・・・連動バー、60・・・・・・
フレキシブルワイヤ、62.76・・・・・・操作ノブ
、64・・・・・・ナツト、66・・・・・−t2L、
72・・・・・・ロックパー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) キャップを車両本体にリンク機構を介して係
    止するとともに該リンク機構にロックハンドルを連結し
    、かつキャブを車両本体にセフティラッチを介して係止
    してこれらロックハンドルおよびセフライラッチによう
    アンロック部材を構成臥該アンロック部材を車外に露程
    させて該アンロック部材の操作によジキャプと車両本体
    との係合を解除可能としたティルトキャブのロック装置
    に釦いて、アンロック部材に該アンロック部材の係止解
    除方向動を阻止するロック部坂を設け、該ロック部材を
    車室内に延在させて車室内で操作可能としたティルトキ
    ャブのロック装置。 (2)前記ロック部材がフレキシブルワイヤである実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のティルトキャブのロッ
    ク装置。 C3)3前記ロック部材がロックバーである実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のティルトキャブのロック装置
    。 (4)前記ロック部材がロックハンドルをロックするよ
    うにされている実用新案登録請求の範囲第1項乃至第3
    項のいずれか1項に記載のティルトキャブのロック装置
    。 (5)前記ロック部材のべ ロックハンドルの動きを阻
    止するためのロックハンドルラッチをロックするように
    されている実用新案登録請求の範囲第1項乃至第3項の
    いずれか1項に記載のティルトキャブのロック装置。 (6)前記ロック部材がセフティラッチをロックするよ
    うにされている実用新案登録請求の範囲第1項乃至第3
    項のいずれか1項に記載のティルトキャブのロック装置
JP1977164752U 1977-12-07 1977-12-07 テイルトキャブのロック装置 Expired JPS5821818Y2 (ja)

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JP1977164752U JPS5821818Y2 (ja) 1977-12-07 1977-12-07 テイルトキャブのロック装置

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Publication Number Publication Date
JPS5489717U JPS5489717U (ja) 1979-06-25
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JP1977164752U Expired JPS5821818Y2 (ja) 1977-12-07 1977-12-07 テイルトキャブのロック装置

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JPS5489717U (ja) 1979-06-25

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