JPH0362587B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0362587B2
JPH0362587B2 JP58104868A JP10486883A JPH0362587B2 JP H0362587 B2 JPH0362587 B2 JP H0362587B2 JP 58104868 A JP58104868 A JP 58104868A JP 10486883 A JP10486883 A JP 10486883A JP H0362587 B2 JPH0362587 B2 JP H0362587B2
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JP
Japan
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lever member
cab
lock
lock lever
locking
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JP58104868A
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JPS59230869A (ja
Inventor
Hisayuki Takahashi
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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Priority to JP58104868A priority Critical patent/JPS59230869A/ja
Publication of JPS59230869A publication Critical patent/JPS59230869A/ja
Publication of JPH0362587B2 publication Critical patent/JPH0362587B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D33/00Superstructures for load-carrying vehicles
    • B62D33/06Drivers' cabs
    • B62D33/063Drivers' cabs movable from one position into at least one other position, e.g. tiltable, pivotable about a vertical axis, displaceable from one side of the vehicle to the other
    • B62D33/067Drivers' cabs movable from one position into at least one other position, e.g. tiltable, pivotable about a vertical axis, displaceable from one side of the vehicle to the other tiltable
    • B62D33/07Drivers' cabs movable from one position into at least one other position, e.g. tiltable, pivotable about a vertical axis, displaceable from one side of the vehicle to the other tiltable characterised by the device for locking the cab in the tilted or in the driving position
    • B62D33/071Locking devices for cabins in driving position; Shock and vibration absorbing devices therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、テイルトキヤブのロツク装置に係
り、特に1つのフツク部を用いてセーフテイロツ
クと本ロツクとを行なうことができ、且つカム機
構を用いることにより本ロツク操作の確実化及び
容易化を図つたテイルトキヤブのロツク装置に関
する。
[従来の技術的背景及びその問題点] 第1図に示すように、エンジン1の上部にキヤ
ブ2を配置したキヤブオーバータイプの車両とし
ては、そのエンジン1の整備が容易にできるよう
に、キヤブ2を一点鎖線で示す如くテイルトでき
るようにしたものがある。即ち、キヤブ2は、車
体フレーム3上に軸4を介して車体走行方向前方
へテイルト可能に枢支されており、またキヤブ2
のテイルト操作を容易にするために、車体フレー
ム3上にはキヤブ2をテイルト方向へ付勢するた
めのばね5が設けられている。かかるテイルトキ
ヤブ構造の車両にあつては、キヤブ2の後部にキ
ヤブ2を車体フレーム3上の復元位置に係止する
ためのロツク装置6を備えている。そして、従来
では第2図に示すようなロツク装置6が一般に用
いられていた(たとえば実公昭51−25286号公報
参照)。このロツク装置6は車体フレーム3側に
設けられた係合軸7と、キヤブ2側に設けられた
フツク部材8とから主に構成されている。フツク
部材8は1つの頂点を枢軸9を介してキヤブ2に
枢支された略三角形状のリンク10と、このリン
ク10の一部にピン11を介して取付けられ、上
記係合軸7に係合するためのフツク部12とから
構成されており、リンク10の他の頂点にはリン
ク10を回動操作するための操作レバー13が中
間リンク14を介して連結されている。即ち、リ
ンク10を枢軸9を中心として反時計方向へ回動
すると、フツク部12が一点鎖線の位置から実線
の位置まで移動して係合軸7に引掛り、ロツクす
るように構成されている。したがつてロツクを解
除するには、前記とは逆にリンク10を時計方向
へ回動させればよい。
しかしながら、かかる従来のロツク装置にあつ
ては、次に列挙するような問題点があつた。
(1) 係合軸7を搜すべくフツク部12を旋回移動
させるための移動量と、上記デツドポイント量
とをとる必要上、リンク10の無効操作量(ス
トローク)が多く、最大操作力を大きくしなけ
ればならなかつた。またデツドポイントを超え
る時にも、大きな操作力を必要とする。
(2) リンク10の枢軸9と係合軸7とを結ぶ線1
8上に来た位置が、デツドポイントであり、ロ
ツク状態ではピン11はデツドポイントを越え
ていなければならない。しかし、ロツク状態に
おける上記線18とピン11との間の距離(こ
れをデツドポイント量という)Dは、車体フレ
ーム3とキヤブ2との相対移動により変化する
ので、ロツクが濫りに外れないように、安全の
ためデツドポイント量Dを大きくとる必要があ
つた。このことはストロークと操作力の損失が
大きいことを意味する。
(3) 車体フレーム3とキヤブ2との間の距離に関
係なくリンク10を回動操作できるため、空振
り(フツク部12が係合軸7に係合しないでロ
ツク操作する現象)を生ずる可能性があり、そ
れを防止する為には特別の追加装置を必要とし
た。
(4) ロツク状態における締付力はキヤブ2側にお
いては枢軸9の一点に集中するため、その部分
の強度を増大しなければならなかつた。
(5) 一般にロツク装置にはそのロツク解除時にキ
ヤブ2がばね5の力で突然テイルトすることを
防止するためのセーフテイロツク15が必要で
ある。しかし、従来では車体フレーム3側に設
けたセーフテイロツク用係合軸16と、キヤブ
2側に枢支され、セーフテイロツク用係合軸1
6に係合するセーフテイロツク用フツク部材1
7とによつてセーフテイロツク15を構成し、
これを前記ロツク装置6に併設していたので、
据付けスペースが多く必要であつた。
[発明の目的] 本発明は上述した如く従来のロツク装置の有す
る問題点を解決すべく案出されたものである。
本発明の目的は、同じ締付け仕事をするのに少
ない操作力及び少ない無効ストロークですみ、キ
ヤブ振動で外れにくく、据付けスペースの減少及
び操作性の向上を図ることができ、空振りを起さ
ず確実にロツクすることができ、しかも強度的に
有利なテイルトキヤブのロツク装置を提供するこ
とにある。
[発明の実施例] 以下に、本発明の好適一実施例を添付図面に基
いて詳述する。
第3図乃至第8図において、20はテイルトキ
ヤブのロツク装置を構成すべく車体フレーム側に
設けられる係合軸であり、この係合軸20は車体
フレーム上にブラケツト21を介して水平に固定
される。一方、22はキヤブ側に設けられるフレ
ームであり、このフレーム22はフツクレバー部
材23と、セーフテイロツクレバー部材24と、
メインロツクレバー部材25とが各一端部をピン
26,27,28でとめることにより、それぞれ
回動自在に枢支されている。フレーム22はキヤ
ブ2の後部に1つ、あるいは左右に一対取付けら
れ、フレーム22の位置に併せて上記係合軸20
が車体フレーム上にこれより上方へ突出した状態
に取付けられる。このフレーム22と上記係合軸
20とは相対関係にあり、フレーム22を固定し
て考えると、キヤブを車体フレーム上の復元位置
に復元させる場合にはフレーム22に対して係合
軸20が上昇しつつ接近することになる。フレー
ム22にはキヤブの復元動作に伴つて上昇移動す
る係合軸20をフレーム内に案内するための案内
溝29が形成されている。
上記フツクレバー部材23の自由端部は二又に
分岐され、上片23aとこれより長さの短い下片
23bとからなり、下片23bが上記係合軸20
を引掛けるためのフツク部30を構成している。
フツクレバー部材23は係合軸20と係合しない
場合には上片23aを下方へ傾斜させた待機位置
にあり(第4図参照)、この待機位置では上片2
3aのみが案内溝29を横切つた状態にある。し
たがつて、待機位置のフツクレバー部材23は、
その上片23aが係合軸20によつて押し上げら
れることにより、ピン26を中心として時計方向
(これをロツク方向という)へ回動することにな
る(第4図、第5図参照)。
また、このようにフツクレバー部材23がロツ
ク方向へ回動すると、フツク部30が上記案内溝
29を横切るようになり、もつて係合軸21はそ
の左右を案内溝29により、且つ上下を上片23
aとフツク部30とにより、それぞれ狭まれて、
拘束されるようになつている。なお、このように
フツクレバー部材23が適当角度回動して係合軸
20を拘束する位置を初期ロツク位置という。フ
ツクレバー部材23を初期ロツク位置に係止した
り、解除したりするためにセーフテイロツクレバ
ー部材24が用いられるのであり、フツクレバー
部材23の上片23aの先端部にはセーフテイロ
ツクレバー部材24に係止するための突起(一般
的には係合部)31が片側に形成されている。
上記セーフテイロツクレバー部材24の基端部
は案内溝29を境として上記フツクレバー部材2
3のピン26とは反対側のフレーム下側にピン2
7で枢支されており、上方へ延びた自由端部には
上記フツクレバー部材23の突起31を係止する
ための肩部24aが形成されている。また、セー
フテイロツクレバー部材24の自由端部にはその
回動範囲を一定範囲に規制するために、切欠溝2
4bが形成され、この切欠溝24bにはフレーム
22の端部に形成したストツッパー22aが係合
されている。そして、切欠溝24bの一端部がス
トツパー22bに係止した回動位置では肩部24
aがフツクレバー部材23の突起31の回動軌跡
上に延出し、且つ切欠溝24bの他端部がストツ
パー22aに係止した回動位置では肩部24aが
突起31の回動軌跡から離れるように設定されて
いる。なお、セーフテイロツクレバー部材24
は、ばね32によつてその肩部24aが突起31
の回動軌跡上に延出する方向へ付勢されており、
常に突起31が肩部24aに係止可能な状態にな
つている。また、セーフテイロツクレバー部材2
4の自由端部には、これをばね32の反発力に抗
する方向へ回動操作するセーフテイロツク解除レ
バー(図示省略)を連結するための連結部24c
が形成されている。
他方、メインロツクレバー部材25の基端部
は、上記セーフテイロツクレバー部材24の枢支
部の近傍にピン28で枢支されており、上方へ延
びた自由端部にはフツクレバー部材23の自由端
部に係合してこれを本ロツク位置に支持固定する
ための係合部材たる係合ローラ33が設けられて
いる。係合ローラ33の強度を持たせるため、係
合ローラ33の自由端部とピン28との間には補
強リンク34がメインロツクレバー部材25に平
行に掛け渡されている。上記フツクレバー部材2
3の上片23aの自由端部下面部には、上記係合
ローラ33が摺接するカム面部23cが形成され
ている。このカム面部23cは、上記係合ローラ
33をピン28を中心に時計方向(ロツク方向)
へ回動させると、係合ローラ33がカム面部23
cを転動しつつ初期ロツク位置のフツクレバー部
材23を絞り上げるべく更にロツク方向へ回動さ
せるような形状に形成されている。更に、上片2
3aの自由端側下面部には、係合ローラ33と係
合して、これを本ロツク位置(第8図に示す状
態)に固定するためのロツク溝部23dがカム面
部23cに連結して形成されている。また、メイ
ンロツクレバー部材25の自由端部には、これを
回動操作して本ロツクを行なつたり、解除するメ
インロツク操作レバー(図示省略)を連結するた
めの連結部25aが形成されている。
上記補強リンク34には、メインロツクレバー
部材25のロツク解除位置において、ロツク解除
位置のフツクレバー部材23の突起31が係合す
る回動規制凹部34aが形成され、突起31が回
動規制凹部34aに係合していると、メインロツ
クレバー部材25をロツク方向へ回動することが
できないように構成されている。また第4図にお
いて、突起31とメインロツクレバー部材25の
前記凹部34aとの接触点と突起31の中心を結
ぶ線が、フツクレバー部材23のピン26の中心
以下、好ましくはそれより下方を通るように構成
されるので、メインロツクレバー部材25にロツ
ク方向の力が作用しても動かない。これにより空
振りは防止される。なお、フツクレバー部材23
は、セーフテイロツクレバー部材24等により拘
束されない状態では、自重で突起31を上記回動
規制凹部34aに係合させた待機位置に復帰する
ようになつているが、ばねにより強制的に復帰さ
せるようにしてもよい。
次に実施例の作用を述べる。
車体走行方向前方へテイルトした状態のキヤブ
をばね力に抗しつつ車体フレーム上の復元位置に
復帰させると、先ず車体フレーム側の係合軸20
がキヤブ側フレーム22の案内溝29に侵入し、
フツクレバー部材23の上片23aに当りこれを
上方へ押し動かす(第4図参照)。これにより、
フツクレバー部材23がピン26を中心にロツク
方向へ回動することにより、フツク部30が係合
軸20の下面に係合し、このフツク部30と上片
23aとにより係合軸20の上下を且つ案内溝2
9により係合軸20の左右をそれぞれ拘束するこ
とになる。また、フツクレバー部材23の突起3
1は、回動に伴なつて上方へ移動して回動規制凹
部34aから外れ、セーフテイロツクレバー部材
24の側面部に沿つてこれをばね32の反発力に
抗する方向へ押圧しつつ更に上昇する(第5図参
照)。そして、突起31がセーフテイロツクレバ
ー部材24の側面部を登りきると、セーフテイロ
ツクレバー部材24がばね32の反発力により復
帰するので、その肩部24aに突起31が乗るこ
とになり、初期ロツク状態となる(第6図参照)。
なお、キヤブをテイルト方向へ付勢するばねの
反発力によつて係合軸20とフレーム22とに
は、互いに離れようとする力が働いているため、
この力がフツクレバー部材23を介してセーフテ
イロツクレバー部材24の肩部24aにかかるこ
とになる。
次に、メインロツクレバー部材25をピン28
を中心にロツク方向(第6図、第7図矢印A方
向)へ回動操作すると、係合ローラ33がフツク
レバー部材23のカム面部23cに当たり(第7
図参照)、これに沿つて転動することになり、こ
のカム作用によりフツクレバー部材23はロツク
方向へ更に押し上げられる。この状態では、上記
キヤブとシヤシ間に設けられたばね(一般にはゴ
ム)が最大に圧縮されるため、フツクレバー部材
23にはこれを押し下げようとする大きな反力が
作用することになる。更に、メインロツクレバー
部材25をロツク方向へ回動させると、係合ロー
ラ33がデツドポイント即ちローラ33とカム面
部23cとの接触点とローラ33とを結ぶ線がピ
ン28の中心を通る位置を越えてロツク溝部23
dに係合し、本ロツク状態となる(第8図参照)。
この状態では、フレーム22に対して下方へ離れ
ようとする係合軸20をフツクレバー部材23と
メインロツクレバー部材25とにより堅く拘束し
ているので、キヤブは車体フレーム上の復元位置
に確実に係止されることとなる。この場合、メイ
ンロツクレバー部材25を反時計方向(ロツク解
除方向)へ回動操作しない限り本ロツクは解除す
ることはない。また、前記の通り、ロツクデツド
ポイントはキヤブ側に形成され、即ちキヤブ側に
ピン28により支持されたメインロツクレバー部
材25のローラ33、フツクレバー部材23のカ
ム面によりキヤブ内に形成されるの車体フレー
ム・キヤブ間の相対移動の影響を受けない。した
がつて、キヤブが車体フレームに対して横揺れを
起したとしても、本ロツクは外れ難く、安全性が
高い。また、ロツク状態における締付力はフツク
レバー部材23のピン26とメインロツクレバー
部材25のピン28(ローラ33を介して)との
双方で受けるので、荷重を分散することができ、
強度的に有利である。更に、ロツクするに際して
は、メインロツクレバー部材25を所定の少ない
角度回動させればよいので、操作性が非常によ
り。また、カム機構を用いているため、操作力が
少なくてよい。即ち、メインロツクレバー部材2
5のローラ33はフツクレバー部材23のカム面
23cに当接してから(ほぼ第7図の位置)、同
メインロツクレバー部材25にピン28まわりに
ほぼ水平方向の力を加えられ、ピン28を中心と
する円弧運動をする。一方上記状態においほぼ水
平方向に位置するフツクレバー部材23のカム面
23cは前記ローラ33の移動によりピン26を
中心に上方へ回動され、係合軸20を上方へ持ち
上げて締付けるように構成される。以上のロツク
作動は、ローラ33がデツドポイントを越え、ロ
ツク溝部23d内に移動・嵌入することにより終
了する。この場合、デツドポイントとは、ローラ
33と、カム面23cの接触点とローラ33中心
とを結ぶ線がピン28の中心を通る位置を意味す
る。これをメインロツク操作レバーのストローク
と操作力との関係を示すグラフとして示せば第9
図通りである。同図のaとa′はそれぞれ本発明と
従来装置の空振り量を示し、b,b′は、同様にそ
れぞれのデツドポイント量(デツドポイントを越
えてからロツク操作完了までのストローク量)を
示す。曲線で示した従来のロツク装置と比べて本
発明のロツク装置の方が同じ仕事量をするとして
も、レバー比が大きいにも拘わらず操作力が小さ
く、無効ストロークが小さいことが分る。
次に、本ロツクを解除するには、メインロツク
レバー部材25をロツク解除方向(第8図反時計
方向)へ回動操作すればよい。これにより本ロツ
クが解除されるが、セーフテイロツクレバー部材
24がロツク位置に待機しているため、フツクレ
バー部材23の突起31がセーフテイロツクレバ
ー部材24の肩部24aに係止することになる
(第7図参照)。即ち、初期ロツク状態となるた
め、キヤブがいきなり車体走行方向前方へテイル
トすることがない。この初期ロツク(セーフテイ
ロツク)及び上記本ロツクを共通のフツクレバー
部材23を用いて行なうようにしているため、構
造が簡素化され、据付けスペースの減少を図るこ
とができる。
そして、上記セーフテイロツクを解除するに
は、セーフテイロツクレバー部材24をロツク解
除方向へ回動操作すればよく、これによつてフツ
クレバー部材23の突起31がセーフテイロツク
レバー部材24の肩部24aから外れるため、係
合軸20はフツクレバー部材23との係合が解か
れ、(第5図・第4図の状態となる)、キヤブがば
ねの反発力によつて車体走行方向前方へテイルト
することとなる。
なお、係合部材として操作性のよいローラ33
を用いたが、カム面部23cと接触して円滑な動
きをするものであれば、金属製のピン、樹脂製の
ピン、あるいは接触点が曲面で形成された部材で
もよい。
[発明の変形例] 本発明に係るロツク装置をキヤブ後側に左右一
対設ける場合には、一方のセーフテイロツクレバ
ー部材24でセーフテイロツクレバーが充分であ
るため、他方のセーフテイロツクレバー部材を省
略することができる。
また、カム面部23cの形状(傾斜角度、長さ
等)を種々選定することにより、操作性を可及的
に向上させることができる。
[発明の効果] 以上要するに本発明によれば次の如き優れた効
果を発揮する。
(1) レバー比が大きいにも拘わらず、無効ストロ
ークを小さくできる。これは締付エネルギーが
同じとするときわめて有利である。本発明の実
施例のようにカム面部と接触する係合部材をロ
ーラで構成することにより、操作が円滑となり
操作性が著るしくアツプする。
(2) キヤブロツクのデツドポイントは、キヤブ内
で形成されるので、キヤブとシヤシ間の相対移
動の影響を受けずロツクが外れにくい。安全上
きわめて有利である。
(3) 特別の追加装置なくして空振りを防止でき
る。
(4) キヤブロツクの締付力をキヤブ側で分散して
受けられる構成のため、強度上有利である。
(5) セーフテイロツク部材をフツクレバー部材と
近接して設けたので、スペース上有利なロツク
装置が得られる。
(6) カム面を立てると、ストロークを増やさず、
ロツク可能領域を拡大できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はテイルトキヤブのロツク装置の取付け
位置を説明するための側面図、第2図は一般に用
いられている従来のロツク装置、第3図は本発明
の一実施例を示すロツク装置の概略的斜視図、第
4図はロツク開放状態を示す正面図、第5図はセ
ーフテイロツク作動直前を示す正面図、第6図は
セーフテイロツク完了状態を示す正面図、第7図
は係合ローラがカム面部に当接した状態を示す正
面図、第8図は本ロツク完了状態を示す正面図、
第9図は操作レバーのストロークと操作力との関
係を示すグラフである。 図中、2はキヤブ、3は車体フレーム、20は
係合軸、23はフツクレバー部材、24はセーフ
テイロツクレバー部材、24cはカム面部、24
dはロツク溝部、25はメインロツクレバー部
材、33は係合ローラ、34aは回動規制溝部で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車体側に設けられ係合軸と、該係合軸と係合
    すべくキヤブ側に枢支されたフツクレバー部材
    と、キヤブ側に枢支されフツクレバー部材を初期
    ロツク位置に係止するセーフテイロツクレバー部
    材と、キヤブ側に枢支され初期ロツク位置のフツ
    クレバー部材を更に絞り上げて本ロツク位置に係
    止するメインロツクレバー部材とを備えたテイル
    トキヤブのロツク装置。 2 上記メインロツクレバー部材が係合ローラを
    有し、上記フツクレバー部材が係合ローラにより
    初期ロツク位置から本ロツク位置に絞り上げられ
    るカム面部と係合ローラが本ロツク位置で係合す
    るロツク溝とを有する特許請求の範囲第1項記載
    のテイルトキヤブのロツク装置。 3 上記フツクレバー部材が初期ロツク位置で上
    記セーフテイロツクレバー部材に係止される突起
    を有し、上記メインロツクレバー部材がロツク解
    除位置にあるフツクレバー部材の上記突起と係合
    してロツク方向の回動が規制される回動規制凹部
    を有する特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    テイルトキヤブのロツク装置。
JP58104868A 1983-06-14 1983-06-14 テイルトキヤブのロツク装置 Granted JPS59230869A (ja)

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JP58104868A JPS59230869A (ja) 1983-06-14 1983-06-14 テイルトキヤブのロツク装置

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JPS59230869A JPS59230869A (ja) 1984-12-25
JPH0362587B2 true JPH0362587B2 (ja) 1991-09-26

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