JPH0117599Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0117599Y2 JPH0117599Y2 JP1984153122U JP15312284U JPH0117599Y2 JP H0117599 Y2 JPH0117599 Y2 JP H0117599Y2 JP 1984153122 U JP1984153122 U JP 1984153122U JP 15312284 U JP15312284 U JP 15312284U JP H0117599 Y2 JPH0117599 Y2 JP H0117599Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backrest
- frame
- stopper
- fork
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案はフオークが支点を中心に前後方向へ
回動自在なフオークリフトトラツクのヒンジドフ
オーク装置に関する。
回動自在なフオークリフトトラツクのヒンジドフ
オーク装置に関する。
従来の技術
従来のヒンジドフオーク装置は第５図及び第６
図に示すように、マストａに上下動自在に取付け
られたフレームｂにフインガボードｃの背部をピ
ンｄにより枢着し、ダンプシリンダｅにより上記
ピンｄを中心にフインガボードｃが水平位置より
前後方向へ傾動できるように構成されている。ま
た上記フインガボードｃには前後方向へ揺動自在
にバツクレストｆが枢着されていて、このバツク
レストｆの背面に突設されたストツパｇがフレー
ムｂの摺動面b′に当接されていて、バツクレスト
ｆが後方へ倒れないようになつていると共に、バ
ツクレストｆとフレームｂ間には引張りばねｈが
張設されていて、バツクレストｆが前方へも倒れ
ないようになつている。
図に示すように、マストａに上下動自在に取付け
られたフレームｂにフインガボードｃの背部をピ
ンｄにより枢着し、ダンプシリンダｅにより上記
ピンｄを中心にフインガボードｃが水平位置より
前後方向へ傾動できるように構成されている。ま
た上記フインガボードｃには前後方向へ揺動自在
にバツクレストｆが枢着されていて、このバツク
レストｆの背面に突設されたストツパｇがフレー
ムｂの摺動面b′に当接されていて、バツクレスト
ｆが後方へ倒れないようになつていると共に、バ
ツクレストｆとフレームｂ間には引張りばねｈが
張設されていて、バツクレストｆが前方へも倒れ
ないようになつている。
考案が解決しようとする問題点
しかし上記従来のヒンジドフオーク装置では、
作業中引張りばねｈが切断した場合、バツクレス
トｆが前方へ倒れて危険である不具合があつた。
作業中引張りばねｈが切断した場合、バツクレス
トｆが前方へ倒れて危険である不具合があつた。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされ
たものである。
たものである。
問題点を解決するための手段及び作用
ダンプシリンダにより前後方向へ回動自在なフ
インガボードの上部にバツクレストを揺動自在に
設け、このバツクレストの背面より突設されたス
トツパをフレームの摺接面に当接して、バツクレ
ストが後方へ倒れるのを阻止し、またバツクレス
トとフレームの間に引張りばねを張設してバツク
レストが前方へも倒れるのを阻止したものにおい
て、上記バツクレストのストツパに一端側が枢着
されたストツパプレートを設け、このストツパプ
レートの他端側に突設された係止突起をフレーム
側に開口された係止孔に緩く嵌入して、作業中引
張りばねが切断されても、上記ストツパプレート
によりバツクレストが前方へ倒れないようにした
フオークリフトトラツクのヒンジドフオーク装
置。
インガボードの上部にバツクレストを揺動自在に
設け、このバツクレストの背面より突設されたス
トツパをフレームの摺接面に当接して、バツクレ
ストが後方へ倒れるのを阻止し、またバツクレス
トとフレームの間に引張りばねを張設してバツク
レストが前方へも倒れるのを阻止したものにおい
て、上記バツクレストのストツパに一端側が枢着
されたストツパプレートを設け、このストツパプ
レートの他端側に突設された係止突起をフレーム
側に開口された係止孔に緩く嵌入して、作業中引
張りばねが切断されても、上記ストツパプレート
によりバツクレストが前方へ倒れないようにした
フオークリフトトラツクのヒンジドフオーク装
置。
実施例
この考案の一実施例を図面を参照して詳述す
る。
る。
図において１は図示しないフオークリフトトラ
ツクの前部に立設されたマスト、２は該マスト１
に沿つて昇降自在なフレームで、このフレーム２
の下部に前方へ向けて支持部２ａが突設されてい
る。３は上記フレーム２の支持部２ａにピン４を
介して支承されたフインガボードで、前面に互に
平行する一対のフインガバ３ａ，３ｂが水平方向
に設けられており、これらフインガバ３ａ，３ｂ
にフオーク６の背面に突設されたフツク６ａ，６
ｂが係合されている。
ツクの前部に立設されたマスト、２は該マスト１
に沿つて昇降自在なフレームで、このフレーム２
の下部に前方へ向けて支持部２ａが突設されてい
る。３は上記フレーム２の支持部２ａにピン４を
介して支承されたフインガボードで、前面に互に
平行する一対のフインガバ３ａ，３ｂが水平方向
に設けられており、これらフインガバ３ａ，３ｂ
にフオーク６の背面に突設されたフツク６ａ，６
ｂが係合されている。
７はダンプシリンダで、ピン８により上記フレ
ーム２に回動自在に支承されていると共に、上記
ダンプシリンダ７より下方へ向けて突設されたピ
ストン杆７ａの先端はフインガボード３の背面に
突設されたブラケツト３ｃの先端部にピン９によ
り枢着されていて、上記ダンプシリンダ７により
ピン４を中心にフインガボード３が第２図実線位
置より仮想線の位置ＡまたはＢへ回動できるよう
になつており、これに伴いフオーク６も回動され
るようになつている。
ーム２に回動自在に支承されていると共に、上記
ダンプシリンダ７より下方へ向けて突設されたピ
ストン杆７ａの先端はフインガボード３の背面に
突設されたブラケツト３ｃの先端部にピン９によ
り枢着されていて、上記ダンプシリンダ７により
ピン４を中心にフインガボード３が第２図実線位
置より仮想線の位置ＡまたはＢへ回動できるよう
になつており、これに伴いフオーク６も回動され
るようになつている。
また１０は枠組状のバツクレストで、両側下部
がピン１１によりフインガボード５の両側上部に
枢着されていると共に、バツクレスト１０の背面
にはストツパ１０ａが突設されている。上記スト
ツパ１０ａの先端はフレーム２上部に形成された
摺接面２ｂに当接されていて、バツクレスト１０
が後方へ倒れないようになつていると共に、バツ
クレスト１０とフレーム２間には引張りばね１２
が張架されていて、バツクレスト１０を後方へ付
勢しており、これによつてバツクレスト１０が前
方へも倒れないようになつている。
がピン１１によりフインガボード５の両側上部に
枢着されていると共に、バツクレスト１０の背面
にはストツパ１０ａが突設されている。上記スト
ツパ１０ａの先端はフレーム２上部に形成された
摺接面２ｂに当接されていて、バツクレスト１０
が後方へ倒れないようになつていると共に、バツ
クレスト１０とフレーム２間には引張りばね１２
が張架されていて、バツクレスト１０を後方へ付
勢しており、これによつてバツクレスト１０が前
方へも倒れないようになつている。
一方上記バツクレスト１０より突設されたスト
ツパ１０ａの先端にはボス１０ｂが突設されてい
て、このボス１０ｂにストツパプレート１３の一
端側が回動自在に支承されている。上記ボス１０
ｂにはロツクプレート１４が首部に係止されたボ
ルト１５が螺挿されていて、ストツパプレート１
３が抜け外れないようになつていると共に、スト
ツパプレート１３の他端側には係止突起１６が突
設されている。そしてこの係止突起１６の先端が
フレーム２側に開口された係止孔２ｃ内に緩く嵌
合されていて、ストツパ１０ａの動きに追従して
孔２ｃ内を移動するようになつている。
ツパ１０ａの先端にはボス１０ｂが突設されてい
て、このボス１０ｂにストツパプレート１３の一
端側が回動自在に支承されている。上記ボス１０
ｂにはロツクプレート１４が首部に係止されたボ
ルト１５が螺挿されていて、ストツパプレート１
３が抜け外れないようになつていると共に、スト
ツパプレート１３の他端側には係止突起１６が突
設されている。そしてこの係止突起１６の先端が
フレーム２側に開口された係止孔２ｃ内に緩く嵌
合されていて、ストツパ１０ａの動きに追従して
孔２ｃ内を移動するようになつている。
考案の効果
この考案は以上詳述したようになるから、作業
時ダンプシリンダ７を伸縮することによつて、ピ
ン４を中心にフオーク６を水平位置から前傾及び
後傾位置まで任意角度に傾斜できると共に、バツ
クレスト１０を後方へ付勢する引張りばね１２が
作業中切断しても、バツクレスト１０のストツパ
１０ａに設けたストツパプレート１３の係合突起
１６がフレーム２側の係合孔２ｃに係合されてい
るため、バツクレスト１０が前方へ倒れるなどの
事故を未然に防止できるようになる。
時ダンプシリンダ７を伸縮することによつて、ピ
ン４を中心にフオーク６を水平位置から前傾及び
後傾位置まで任意角度に傾斜できると共に、バツ
クレスト１０を後方へ付勢する引張りばね１２が
作業中切断しても、バツクレスト１０のストツパ
１０ａに設けたストツパプレート１３の係合突起
１６がフレーム２側の係合孔２ｃに係合されてい
るため、バツクレスト１０が前方へ倒れるなどの
事故を未然に防止できるようになる。
また既存のヒンジドフオーク装置にストツパプ
レート１３を追加するだけでよいため容易かつ安
価に実施できる効果も有する。
レート１３を追加するだけでよいため容易かつ安
価に実施できる効果も有する。
図面はこの考案の一実施例を示し、第１図は正
面図、第２図は側面図、第３図は平面図、第４図
は第１図方向からの矢視図、第５図及び第６図
は従来の説明図である。 １はマスト、２はフレーム、２ｃは係合孔、３
はフインガボード、６はフオーク、７はダンプシ
リンダ、１０はバツクレスト、１０ａはストツ
パ、１２は引張りばね、１３はストツパプレー
ト、１６は係止突起。
面図、第２図は側面図、第３図は平面図、第４図
は第１図方向からの矢視図、第５図及び第６図
は従来の説明図である。 １はマスト、２はフレーム、２ｃは係合孔、３
はフインガボード、６はフオーク、７はダンプシ
リンダ、１０はバツクレスト、１０ａはストツ
パ、１２は引張りばね、１３はストツパプレー
ト、１６は係止突起。
Claims (1)
- マスト１に沿つて上下動自在なフレーム２の前
部にダンプシリンダ７により前後方向へ回動自在
なフインガボード３を設け、このフインガボード
３にフオーク６を取付けると共に、上記フインガ
ボード３の上方に前後方向へ揺動自在にバツクレ
スト１０を設け、このバツクレスト１０の背面よ
り突設されたストツパ１０ａを上記フレーム２の
摺接面２ｂに当接させ、またバツクレスト１０と
フレーム２の間にバツクレスト１０を後方へ付勢
する引張りばね１２を張設したものにおいて、上
記バツクレスト１０のストツパ１０ａに一端側を
枢着したストツパプレート１３を設け、このスト
ツパプレート１３の他端側に突設された係止突起
１６を上記フレーム２に開口した係止孔２ｃ内に
緩く嵌入してなるフオークリフトトラツクのヒン
ジドフオーク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984153122U JPH0117599Y2 (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984153122U JPH0117599Y2 (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6168100U JPS6168100U (ja) | 1986-05-09 |
| JPH0117599Y2 true JPH0117599Y2 (ja) | 1989-05-22 |
Family
ID=30711157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984153122U Expired JPH0117599Y2 (ja) | 1984-10-12 | 1984-10-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0117599Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2580117Y2 (ja) * | 1993-06-28 | 1998-09-03 | 株式会社豊田自動織機製作所 | ヒンジフォーク装置のバックレストストッパ構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4827570U (ja) * | 1971-08-07 | 1973-04-03 | ||
| JPS58140998U (ja) * | 1982-03-15 | 1983-09-22 | ティー・シー・エム株式会社 | 荷役装置 |
-
1984
- 1984-10-12 JP JP1984153122U patent/JPH0117599Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6168100U (ja) | 1986-05-09 |
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