JP3020525B2 - 自転車用ペダルとクリートとの連結部構造及び、自転車用ペダル及びクリート - Google Patents

自転車用ペダルとクリートとの連結部構造及び、自転車用ペダル及びクリート

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JP3020525B2 JP1296416A JP29641689A JP3020525B2 JP 3020525 B2 JP3020525 B2 JP 3020525B2 JP 1296416 A JP1296416 A JP 1296416A JP 29641689 A JP29641689 A JP 29641689A JP 3020525 B2 JP3020525 B2 JP 3020525B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自転車用ペダルとクリートとの連結部構造及
び、自転車用ペダル及びクリートに関し、更に詳しく
は、靴の底部に装着したクリートを用いて自転車用ペダ
ルに靴を固定するための構造に関する。
〔従来の技術〕
かかる自転車用ペダルとクリートとの連結部構造とし
ては、例えば第5図に示す如く、クリート(51)の係止
及びその解除のため、ペダル本体(52)によってその枢
支点(A)まわりに揺動自在に枢支された係止体(54)
と、該係止体(54)を前記係止の方向へ付勢する付勢手
段(55)とを設け、該付勢手段(55)による付勢力を前
記係止体(54)に作用させると共に、前記係止のために
前記クリート(51)をペダル本体(52)側へ移動させる
際には前記係止体(54)を前記付勢手段(55)の付勢力
に抗して前記解除の方向へ一旦揺動させる構造となって
いるものが用いられている(特開昭60−197478号)。か
かる自転車用ペダルとクリートとの連結部構造にあって
は、前記係止のためのクリート(51)の移動及びその反
対方向への移動の際の、前記クリート(51)の係止体
(54)に対する作用点(B1),(B2)を、前記係止体
(54)の枢支点(A)を含み前記クリート(51)の移動
の方向に平行な面(C)よりも係止体(54)側に設定し
てあるため、前記クリート(51)の係止のために該クリ
ート(51)がペダル本体(52)側へ接近移動せしめられ
る状態で、前記係止体(54)が前記作用点(B1),
(B2)を介して前記クリート(51)による押圧作用を受
け、その解除方向への揺動が生じるモーメントを受ける
結果、前記係止の作業が容易となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
然るに、前記クリート(51)が前記係止のための移動
とは反対の方向へと、前記係止の状態から離隔移動せし
められるべき状態では、前記係止体(54)が前記作用点
(B2)を介して前記クリート(51)による押圧作用を受
け、その係止方向への揺動が生じるモーメントを受ける
結果、一旦係止されたクリート(51)が、ペダルの踏面
から遠ざかる方向に解除の必要性のある不測の事態が生
じた場合であっても、その解除が全く行えないことがあ
るという問題がある。
そこで、前記作用点(B1),(B2)の位置を、第5図
に示す状態とは逆の状態、即ち前記係止のためのクリー
ト(51)の移動及びその反対方向への移動の際の、前記
クリート(51)の係止体(54)に対する作用点を、前記
係止体(54)の枢支点(A)を含み前記クリート(51)
の移動の方向に平行な面(C)よりもクリート(51)側
に設定し(図示せず)、上述の問題の解消を図ることも
考えられるが、この場合は逆の現象が生じて、クリート
(51)を係止体(54)に近接させて係止させる時に、ク
リート(51)の係止の作業性が悪くなるという問題があ
る。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、
上述の両問題を共に解消し得る手段を提供することを目
的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の第1の特徴構成は、クリートの係止及びその
解除のためにペダル本体に揺動自在に枢支された係止体
と、前記ペダル本体に備えられ、前記クリートに対して
接当する接当面と、該係止体を前記係止の方向へ付勢す
る付勢手段とを設け、該付勢手段による付勢力を前記係
止体に作用させると共に、前記係止のために前記クリー
トをペダル本体側へ移動させる際には前記係止体を前記
付勢手段の付勢力に抗して前記解除の方向へ一日揺動さ
せる構造となっている自転車用ペダルとクリートとの連
結部構造であって、前記係止のためのクリートの移動及
びその反対方向への移動の際の、前記クリートの係止体
に対する作用点を、前記接当面を基準として前記クリー
ト側で、かつ、前記係止体の枢支軸芯を含み前記接当面
に対し垂直に延びる仮想面よりも前記解除の方向側に接
定してあると共に、前記係止体と前記クリートの係止状
態で、前記係止体の係止部又は前記クリートの被係止部
の少なくとも一方を、前記解除の方向へゆくほど前記接
当面に近くなるよう傾斜する傾斜面となしてある自転車
用ペダルとクリートとの連結部構造にある。
本発明の第2の特徴構成は、クリートの係止及びその
解除のために揺動自在に係止体をペダル本体に枢支し、
前記係止体を前記クリートに対する係止の方向へ付勢す
る付勢手段と、前記ペダル本体に備えられ、前記クリー
トに対して接当する接当面を設け、前記係止のために前
記クリートを前記ペダル本体側へ近接移動させるに伴っ
て、前記係止体を前記付勢手段の付勢力に抗して前記解
除の方向へ一旦揺動自在な自転車用ペダルであって、前
記ペダル本体に対する係止のためのクリートの近接移動
及びその反対方向への移動の際の、前記クリートの前記
係止体に対する作用点を、前記接当面を基準として前記
クリート側で、前記係止体の枢支軸芯を含み前記接当面
に対し垂直に延びる仮想面よりも前記解除の方向側に設
定してあると共に、前記係止体と前記クリートの係止状
態で、前記係止体係止部を、前記解除の方向へゆくほど
前記接当面に近くなるよう傾斜する傾斜面に形成してあ
ることにある。
本発明の第3の特徴構成は、クリートの係止及びその
解除のためにペダル本体に揺動自在に係止体を枢支し、
前記係止体を前記クリートに対する係止の方向へ付勢す
る付勢手段とを設け、前記係止のために前記クリートを
前記ペダル本体側へ近接移動させるに伴って、前記係止
体を前記付勢手段の付勢力に抗して前記解除の方向へ一
旦揺動自在に構成すると共に、前記ペダル本体に対する
係止のための前記クリートの近接移動及びその反対方向
への移動の際の、前記クリートの前記係止体に対する作
用点を、前記ペダル本体に備えられ前記クリートと接当
する接当面を基準として前記クリート側で、前記係止体
の枢支軸芯を含み、前記接当面に対し垂直に延びる仮想
面よりも前記解除の方向側に設定してある自転車用ペダ
ルに対し、前記係止体と前記クリートの係止状態で、前
記クリートの被係止部を、前記解除の方向へゆくほど前
記接当面に近くなるよう傾斜する傾斜面に形成してある
クリートにある。
これらの特徴構成の作用及び効果は以下の通りであ
る。
〔作 用〕
つまり、前記係止のためのクリートの移動及びその反
対方向への移動の際の、前記クリートの係止体に対する
作用点を、前記係止体の枢支軸芯を含み、前記接当面に
対し垂直に延びる仮想面よりも前記解除の方向側に設定
してあるため、前記クリートの係止のために該クリート
がペダル本体側へ接近移動せしめられる状態で、前記係
止体が前記作用点を介して前記クリートによる押圧作用
を受け、その解除方向への揺動が生じるモーメントを受
ける結果、前記係止の作業が容易となる。
しかも、作用点が上述の如き条件となっている場合に
従来問題となっていた不測時におけるクリートの解除の
困難性は、前記係止体の係止部又はクリートの被係止部
の少なくとも一方を、前記解除の方向へゆくほど前記接
当面に近くなるよう傾斜する傾斜面となしてあることに
よって解決される。即ち、前記クリートが前記係止のた
めの移動とは反対の方向へと、前記係止の時から離隔移
動せしめられるべき状態で、前記クリートと前記係止体
とは前記傾斜面に沿って摺動できるようになり、不測の
事態でのクリートの解除も可能となる。
〔発明の効果〕
従って、本発明の自転車用ペダルとクリートとの連結
部構造によれば、クリートの係止時にはその作業性がよ
く、しかも係止状態では必要時にクリートの緊急解除も
可能な手段が提供されることとなり、前述の従来の問題
が解消されることとなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図において、(1)は自転車用クランク
におけるクランクアームの遊端に取着されるペダル軸で
あり、(2)は該ペダル軸(1)に回転自在に枢支され
たペダル本体である。
前記ペダル本体(2)、更に詳しくは該ペダル本体
(2)に設けられた2本の枢支軸(7)の夫々には、自
転車用ペダルに靴を固定するために靴の底部に装着され
るクリート(3)の係止及びその解除のため、2種類の
係止体(4),(5)が枢支軸(7)によって揺動自在
に枢支されている。即ち、前記クリート(3)の前部を
係止するための係止体(4)及び、前記クリート(3)
の後部を係止するための係止体(5)が、上下に対をな
すように且つ前後に回転対称状態となるように、つまり
ペダル(2)の両面に夫々設け、前後の枢支軸(7)に
よって前後の枢支軸芯(A)まわりに夫々揺動自在に枢
支されている。ペダル本体(2)には、前記クリート
(3)と接当する接当面(2a)が設けられている。なお
前記係止体(4),(5)本体はアルミニウムからなる
が、前記クリート(3)を係止すべくこれに直接接当す
る部分は所定の強度が必要なので、鋼製の係止部材(4
a),(5a)がボルト(16),(17)にて本体に締結さ
れた状態で付設されている。
前記係止体(4),(5)には、該係止体(4),
(5)を前記係止の方向へ付勢する付勢手段としてのつ
るまきバネ(6)が付設されている。該つるまきバネ
(6)の付設状況を更に詳述すれば、先ず、前記係止体
(4),(5)を上下対にさせた状態で共通に枢支する
枢支軸(7)に、前記係止体(4),(5)の中間凹部
(4c),(5c)とは接触しない状態に前記つるまきバネ
(6)を外嵌装着してある。そして該つるまきバネ
(6)の一端部は、前記クリート(3)の前部を係止す
るための係止体(4)の被枢支部側中央に座金状体
(8)にて位置決めされつつ回動自在に支持された調節
用ボルト(9)のネジ部(9a)に螺合された異形ナット
(10)に接当するようになっている。そして前記調整ボ
ルト(9)の回動調整によって前記異形ナット(10)の
位置を調整できるようになっている、また前記つるまき
バネ(6)の他端部は、前記クリート(3)の後部を係
止するための係止体(5)、詳しくはそれに付設された
係止部材(5a)に接当するようになっている。そして前
記つるまきバネ(6)は、その一端部が前記クリート
(3)の前部を係止するための係止体(4)側に、且
つ、その他端部が前記クリート(3)の後部を係止する
ための係止体(5)側に、夫々接当するように配置さ
れ、前記調整ボルト(9)の調整によって前記付勢力が
調整されつつ、前記係止体(4)、(5)を前記係止の
方向へ付勢するようになっている。そして前記つるまき
バネ(6)による付勢力を前記係止体(4),(5)に
作用させると共に、前記係止のために前記クリート
(3)をペダル本体(2)側へ移動させる際には前記係
止体(4),(5)を前記つるまきバネ(6)の付勢力
に抗して前記解除の方向へ一端揺動させる構造となって
いる。
また、前記係止のためのクリート(3)の移動即ち前
記クリート(3)がペダル本体(2)に接近する方向へ
の前記クリート(3)の移動の際の、前記クリート
(3)の係止体(4),(5)に対する作用点(B1)、
及び前記移動の方向とは反対方向の前記クリート(3)
の移動の際の、前記クリート(3)の係止体(4),
(5)に対する作用点(B2)は、前記係止体(4),
(5)の枢支軸芯(A)を含み、前記クリート(3)の
移動の方向に平行な、すなわち、前記接当面(2a)に対
して垂直に延びる仮想面(C)よりも係止体(4),
(5)側に設定してある。
また、前記クリート(3)の被係止部(3a)は、クリ
ート(3)が係止体(4),(5)にて係止されようと
する状況下でみて、係止体(4),(5)側ほど低くな
るように、すなわち、係止体(4),(5)の解除の方
向にゆくに従って前記接当面(2a)に近くなるように側
面視的な傾斜を持った傾斜面となっている。
かかる本発明の自転車用ペダルとクリートとの連結部
構造にあっては、前記係止のためのクリート(3)の移
動およびその反対方向への移動の際の、前記クリート
(3)の係止体(4),(5)に対する作用点(B1),
(B2)を、前記係止体(4),(5)の枢支軸芯(A)
を含み前記クリート(3)の移動の方向に平行な、すな
わち、前記接当面(2a)に対して垂直に延びる仮想面
(C)よりも係止体(4),(5)側、すなわち前記解
除の方向側に設定してるため、前記クリート(3)の係
止のために該クリート(3)がペダル本体(2)側へ接
近移動せしめられる状態で、前記係止体(4),(5)
が前記作用点(B1),(B2)を介して前記クリート
(3)による押圧作用を受け、その解除方向への揺動が
生じるモーメントを受ける結果、前記係止の作業が容易
となる。
しかも、作用点(B1),(B2)が上述の如き条件とな
っている場合に従来問題となっていた不測時におけるク
リートの解除の困難性は、前記クリート(3)の被係止
部(3a)を、係止体(4),(5)側ほど低くなる、す
なわち、係止体(4),(5)の解除の方向にゆくに従
って前記接当面(2a)に近くなるように傾斜面となして
あることによって解決される。即ち、前記クリート
(3)が前記係止のための移動とは反対の方向へと、前
記係止の状態から離隔移動せしめられるべき状態で、前
記クリート(3)と前記係止体(4),(5)とは前記
傾斜面に沿って相互に摺動できるようになり、不測の事
態でのクリートの解除も可能となる。
従って、本発明の自転車用ペダルとクリートとの連結
部構造によれば、クリート(3)の係止時にはその作業
性がよく、しかも係止状態では必要時にクリート(3)
の緊急解除も可能となる。
なお、前記クリート(3)の前部を係止するための係
止体(4)の幅方向中央部には、内部透視可能な窓(4
b)が設けられており、該窓(4b)を経由して前記調整
用ボルト(9)に螺合させる異形ナット(10)の位置が
確認されるようになっている。即ち、前記異形ナット
(10)はそのペダル外側寄り部分において前記調整用ボ
ルト(9)に沿うように屈曲延在せしめられており、そ
の端面(10a)が前記窓(4b)経由で視認できる被視認
面として機能するようになっている。そして該端面(10
a)の位置を前記窓(4b)経由で視認することで前記異
形ナット(10)の位置が確認され、もって前記つるまき
バネ(6)の付勢状況が確認されるようになっている。
〔別実施例〕
上述の実施例は、クリートの下部にてその外側向きに
突出形成された被係止部クリートを、揺動自在な係止体
にて外側から係止するように構成されたものであった
が、第4図に示すように、前記クリート(3)の下部に
てその内側向きに突出成形された係止部(3a),(3b)
を、揺動自在に係止体(4),(5)にて内側から係止
するように構成された自転車ペダルとクリートとの連結
部構造においても、本発明は勿論適用することができ
る。
前記一対の係止体(4),(5)はペダル本体(2)
の両面以外に片面側にのみ設けてあってもよい。また、
前記一対の係止体(4),(5)のうち一方はペダル本
体(2)に固定され、且つ、他方を揺動自在にペダル本
体(2)に取付けてあってもよい。更に、係止体
(4),(5)の係止部又はクリート(3)の被係止部
(3a)の少なくとも一方を、傾斜面に形成してあっても
よい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定するものではない。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る自転車用ペダルとクリートとの連
結部構造の実施例の要部を示す縦断面図、第2図はその
全体構成を示す斜視図、第3図はその縦断面図、第4図
は別実施例の連結部構造の要部縦断面図、第5図は従来
の自転車用ペダルとクリートとの連結部構造を示す縦断
面図である。 (2)……ペダル本体、(3)……クリート、(3a)…
…被係止部、(4),(5)……係止体、(6)……付
勢手段。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クリート(3)の係止及びその解除のため
    にペダル本体(2)に揺動自在に枢支された係止体
    (4)、(5)と、前記ペダル本体(2)に備えられ、
    前記クリート(3)に対して接当する接当面(2a)と、
    該係止体(4)、(5)を前記係止の方向へ付勢する付
    勢手段(6)とを設け、該付勢手段(6)による付勢力
    を前記係止体(4)、(5)に作用させると共に、前記
    係止のために前記クリート(3)をペダル本体(2)側
    へ移動させる際には前記係止体(4)、(5)を前記付
    勢手段(6)の付勢力に抗して前記解除の方向へ一日揺
    動させる構造となっている自転車用ペダルとクリートと
    の連結部構造であって、前記係止のためのクリート
    (3)の移動及びその反対方向への移動の際の、前記ク
    リート(3)の係止体(4)、(5)に対する作用点
    (B1)、(B2)を、前記接当面(2a)を基準として前記
    クリート側で、かつ、前記係止体(4)、(5)の枢支
    軸芯(A)を含み前記接当面(2a)に対し垂直に延びる
    仮想面(C)よりも前記解除の方向側に設定してあると
    共に、前記係止体(4)、(5)と前記クリート(3)
    の係止状態で、前記係止体(4)、(5)の係止部又は
    前記クリート(3)の被係止部(3a)の少なくとも一方
    を、前記解除の方向へゆくほど前記接当面(2a)に近く
    なるよう傾斜する傾斜面となしてある自転車用ペダルと
    クリートとの連結部構造。
  2. 【請求項2】クリート(3)の係止及びその解除のため
    に揺動自在に係止体(4)、(5)をペダル本体(2)
    に枢支し、前記係止体(4)、(5)を前記クリート
    (3)に対する係止の方向へ付勢する付勢手段(6)
    と、前記ペダル本体(2)に備えられ、前記クリート
    (3)に対して接当する接当面(2a)を設け、前記係止
    のために前記クリート(3)を前記ペダル本体(2)側
    へ近接移動させるに伴って、前記係止体(4)、(5)
    を前記付勢手段(6)の付勢力に抗して前記解除の方向
    へ一旦揺動自在な自転車用ペダルであって、前記ペダル
    本体(2)に対する係止のためのクリート(3)の近接
    移動及びその反対方向への移動の際の、前記クリート
    (3)の前記係止体(4)、(5)に対する作用点
    (B1)、(B2)を、前記接当面(2a)を基準として前記
    クリート側で、前記係止体(4)、(5)の枢支軸芯
    (A)を含み前記接当面(2a)に対し垂直に延びる仮想
    面(C)よりも前記解除の方向側に設定してあると共
    に、前記係止体(4)、(5)と前記クリート(3)の
    係止状態で、前記係止体(4)、(5)係止部を、前記
    解除の方向へゆくほど前記接当面(2a)に近くなるよう
    傾斜する傾斜面に形成してある自転車用ペダル。
  3. 【請求項3】クリート(3)の係止及びその解除のため
    にペダル本体(2)に揺動自在に係止体(4)、(5)
    を枢支し、前記係止体(4)、(5)を前記クリート
    (3)に対する係止の方向へ付勢する付勢手段(6)
    と、を設け、前記係止のために前記クリート(3)を前
    記ペダル本体(2)側へ近接移動させるに伴って、前記
    係止体(4)、(5)を前記付勢手段(6)の付勢力に
    抗して前記解除の方向へ一旦揺動自在に構成すると共
    に、前記ペダル本体(2)に対する係止のための前記ク
    リート(3)の近接移動及びその反対方向への移動の際
    の、前記クリート(3)の前記係止体(4)、(5)に
    対する作用点(B1)、(B2)を、前記ペダル本体(2)
    に備えられ前記クリート(3)と接当する接当面(2a)
    を基準として前記クリート側で、前記係止体(4)、
    (5)の枢支軸芯(A)を含み、前記接当面(2a)に対
    し垂直に延びる仮想面(C)よりも前記解除の方向側に
    設定してある自転車用ペダルに対し、前記係止体
    (4)、(5)と前記クリート(3)の係止状態で、前
    記クリート(3)の被係止部(3a)を、前記解除の方向
    へゆくほど前記接当面(2a)に近くなるよう傾斜する傾
    斜面に形成してあるクリート。
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JPH03157285A (ja) 1991-07-05

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