JPH0629167Y2 - ティルトキャブ自動車のキャブロック装置 - Google Patents

ティルトキャブ自動車のキャブロック装置

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JPH0629167Y2
JPH0629167Y2 JP1987191034U JP19103487U JPH0629167Y2 JP H0629167 Y2 JPH0629167 Y2 JP H0629167Y2 JP 1987191034 U JP1987191034 U JP 1987191034U JP 19103487 U JP19103487 U JP 19103487U JP H0629167 Y2 JPH0629167 Y2 JP H0629167Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cab
main hook
latch
main
tip
Prior art date
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Application number
JP1987191034U
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English (en)
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JPH0193184U (ja
Inventor
雅元 井上
賢一 大塚
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ティルトキャブ自動車のキャブロック装置に
関する。
〔従来の技術〕
この種のキャブロック装置は、従来第4図に示すものが
使用されている(例えば実開昭59−124777号公
報)。
その装置は、キャブA側に設けられたメインブラケット
17に、ロッド18に連係されたリンク19を介してメ
インフック20が設けられ、メインブラケット17に突
出した設けられた補助ブラケット21とメインフック2
0間にサーボ機構22が備えられ、前記ロッド18に連
結するロックレバー(図示せず)の操作によってメイン
フック20を可動させ、ティルトダウン時そのメインフ
ック20とフレームB側に固定されたロックピン23と
を係合させてロックする構造になっている。
しかし、上記装置はキャブをティルトさせている時でも
メインフック20がロック位置に戻り、そのためにメイ
ンフック20とロックピン23との不要な干渉があり、
またロック忘れが生ずる。
そこで、かかる不都合を解消するために、従来第5図に
示すようなキャブロック装置(実公昭61−13419
号公報)が提案された。
その装置は、メインブラケット24の先端にティルトア
ップ時にメインフック25の後端に設けた固定ピン26
と上部側から係合し、ティルトダウン時にフレームBに
固定されたリリース部27に当接して固定ピン26との
係合が外れる復帰バネ29を備えたラッチ28を設けた
構造のもので、ティルトアップ時ラッチ28と固定ピン
26とを係合させてメインフック25がロック位置に戻
るのを阻止している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし乍ら上記キャブロック装置は、ティルトダウン時
ラッチ28と固定ピン26との係合を外すためのフレー
ムBから大きく突出するリリース部27を設けなければ
ならず、加えてキャブA側に固定されたメインブラケッ
ト24にメインフック25の軌道を案内する複雑なガイ
ド溝31を形成しなければならない。従って全体の機構
が複雑になる。またフレームBからリリース部27が突
出して設けられていることから、ロックピン30もフレ
ームBから大きく突出して設けられることになり、従っ
て装置全体が縦方向に長くなり、装置が大型になる欠点
があった。
〔考案の目的〕
本考案は上記欠点を解消するためになされたもので、そ
の目的とする処は機構を簡単にしてティルトアップした
時メインフックがロック位置に戻るのを阻止し、また縦
方向に短縮して小型化を図ることである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の構成は、キャブ側に
設けられたメインブラケットに、リンクを介してメイン
フックを設け、そのメインフックとメインブラケット間
にメインフックを所定軌道に案内するサーボ機構を備え
てメインフックとフレーム側に固定されたロックピンと
を係合させてロックされるティルトキャブ自動車のキャ
ブロック装置において、上記メインブラケット先端に、
ティルトアップ時にメインフック先端に設けた固定ピン
と下側から係合しティルトダウン時にフレームに当接し
て固定ピンとの係合が外れる復帰バネを備えたラッチを
設け、そのラッチを前記固定ピンへの係合部とフレーム
に当接する緩衝材を備えた当接部と前記復帰バネを巻き
付けてラッチ中心部に設けられた取付軸により構成し、
メインブラケット先端に、前記固定ピンとラッチとの係
合を拘束するストッパ壁を設けたことを特徴とするもの
である。
〔考案の作用〕
上記構成にすれば、ティルトアップした時は、復帰バネ
を備えたラッチの係合部とメインフック先端に設けられ
た固定ピンが係合してメインフックがロック位置に戻る
のを阻止することができる。一方、ティルトダウンした
時は、復帰バネを備えたラッチの他端の緩衝材を備えた
当接部がフレームに当接して回動し、ラッチの一端の係
合部とメインフック先端に設けられた固定ピンとの係合
が外れてメインフックをロックできる位置まで下げるこ
とができ、メインフックは、サーボ機構により所定軌道
に案内されてメインフックとロックピンが係合され、ロ
ックされる。
〔考案の実施例〕
以下、図面に基づき本考案を詳細に説明する。
第1図及び第2図は、本考案に係るティルトキャブ自動
車のキャブロック装置の一実施例を示したものである。
図において1は略逆U字状のメインブラケットで、キャ
ブA側に設けられている。このメインブラケット1の中
央にはリンク2が回動自在に軸支され、リンク2の先端
にはロッド3が連係され、更にロッド3には図示しない
ロックレバーが連結されている。リンク2には、鉤状の
メインフック4が回動自在に軸支されている。前記メイ
ンフック4を軸支している回動軸5とメインブラケット
1に突出して設けられた補助ブラケット6間は摺動する
ロッド7及び圧縮バネ8で連結され、またメインフック
4と補助ブラケット6間が摺動するロッド7及び圧縮バ
ネ8で連結されている。そしてメインフック4と補助ブ
ラケット6間に設けられたこれら摺動するロッド7と圧
縮バネ8からなるサーボ機構9によってメインフック4
を所定軌道、即ち左右方向に案内するようになってい
る。一方フレームB側には、メインフック4と係合して
ロックするロックピン10が設けられている。また、前
記メインブラケット1の先端には、第3図にも示すよう
に復帰バネ11を備えた略S字状になったラッチ12が
設けられている。
ラッチ12は、後述する固定ピン13へ係合する係合部
12aとフレームBに当接する緩衝材15を備えた当接
部12bと復帰バネ11を巻き付けたラッチ中心部に設
けられた取付軸12cで構成されている。
一方、メインフック4の先端には、ラッチ12の一端の
係合部12aと係合してメインフック4を所定の位置に
保持する固定ピン13が設けられ、メインブラケット1
の先端には、ラッチ12に近接してその上部に前記固定
ピン13とラッチ12との係合を拘束するV字状のスト
ッパ壁14が設けられている。
そして、前記復帰バネ11を備えたラッチ12の一端の
係合部12aがティルトアップ時に、メインフック4の
先端に設けた固定ピン13と係合し、一方ティルトダウ
ン時はラッチ12の他端の緩衝材15を備えた当接部1
2bがフレームBに当接し固定ピン13との係合が外れ
るようになっている。
尚、メインブラケット1の一方側には、メインフックと
ロックピン10が係合してロックされる時にメインフッ
ク4が所定以上ロックピン10内に入り込まないように
ストッパ16が設けられている。
そして、ロックレバー(図示せず)を引いてメインフッ
ク4とロックピン10との係合を外しロックを解除して
ティルトアップすれば、第1図に示すように復帰バネ1
1の復帰によってラッチ12の一端の係合部12aとメ
インフック4の先端に設けられた固定ピン13が下側か
ら係合してメインフック4を所定の位置に保持してメイ
ンフック4がロック位置に戻るのを阻止することができ
る。一方、ティルトダウンした時には第2図に示すよう
に復帰バネ11を備えたラッチ12の他端緩衝材15が
フレームBに直接当接して回動し、ラッチ12の一端と
メインフック4の先端に設けられた固定ピン13との係
合が外れてその状態でメインフック4はサーボ機構9に
よって所定軌道に案内されメインフック4とロックピン
10が係合しロックされる。
上記装置はこのようにティルトダウンする際に復帰バネ
11を備えたラッチ12の他端を直接フレームBに当接
させてラッチ12の一端と固定ピン13との係合を外す
ことから、従来の如くフレームBにリリース部を設ける
必要がない。またメインフック4には、簡単なサーボ機
構9によってメインフック4の軌道を行なっているか
ら、従来の如くブラケット1に複雑な形状のガイド溝を
形成する必要もない。従って全体の機構は非常に簡単な
ものとなる。
また上記装置は従来の如くフレームBから大きく突出す
るリリース部がなく、リリース部があることに伴うロッ
クピン10の縦方向の長さを大きくとる必要もない。従
って装置全体の縦方向の長さを短くでき、装置全体が小
型になる。
〔考案の効果〕
以上述べた如く本考案は、機構を簡単にしてティルトア
ップ時のメインフックがロック位置に戻るのを阻止し、
ロック忘れ及びメインフックとロックピンの不要な干渉
が解消される。然も、装置全体の縦方向の長さが短縮さ
れて装置の小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図はティルトアップ時の側面図、第2図はティルトダ
ウン時の側面図である。 第3図は第1図の要部正面図である。 第4図,第5図はそれぞれ従来例の側面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 1……メインブラケット 2……リンク 4……メインフック 9……サーボ機構 10……ロックピン 11……復帰バネ 12……ラッチ 12a……係合部 12b……当接部 12c……取付軸 13……固定ピン 14……ストッパ壁 15……緩衝材 A……キャブ B……フレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャブ側に設けられたメインブラケット
    に、リンクを介してメインフックを設け、そのメインフ
    ックとメインブラケット間にメインフックを所定軌道に
    案内するサーボ機構を備えてメインフックとフレーム側
    に固定されたロックピンとを係合させてロックさせるテ
    ィルトキャブ自動車のキャブロック装置において、上記
    メインブラケット先端に、ティルトアップ時にメインフ
    ック先端に設けた固定ピンと下側から係合し、ティルト
    ダウン時にフレームに当接して固定ピンとの係合が外れ
    る復帰バネを備えたラッチを設け、そのラッチを前記固
    定ピンへの係合部とフレームに当接する緩衝材を備えた
    当接部と前記復帰バネを巻き付けてラッチ中心部に設け
    られた取付軸により構成し、メインブラケット先端に、
    前記固定ピンとラッチとの係合を拘束するストッパ壁を
    設けたことを特徴とするティルトキャブ自動車のキャブ
    ロック装置。
JP1987191034U 1987-12-14 1987-12-14 ティルトキャブ自動車のキャブロック装置 Expired - Lifetime JPH0629167Y2 (ja)

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JPH0193184U JPH0193184U (ja) 1989-06-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58112684U (ja) * 1982-01-28 1983-08-01 三菱自動車工業株式会社 チルトロツク機構における空ロツク防止機構
JPS6113419U (ja) * 1984-06-29 1986-01-25 三菱電機株式会社 キ−ボ−ド

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