JPS61268775A - 螢光インキ - Google Patents

螢光インキ

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JPS61268775A
JPS61268775A JP60108439A JP10843985A JPS61268775A JP S61268775 A JPS61268775 A JP S61268775A JP 60108439 A JP60108439 A JP 60108439A JP 10843985 A JP10843985 A JP 10843985A JP S61268775 A JPS61268775 A JP S61268775A
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fluorescent
vinyl monomer
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Tsuneaki Goto
五藤 恒昭
Muneaki Komoto
甲本 宗旦
Hiromitsu Ide
裕光 井出
Hiroo Inukai
犬飼 宏夫
Hideaki Imura
井村 秀明
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NIPPON KEIKOU KAGAKU KK
Toagosei Co Ltd
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NIPPON KEIKOU KAGAKU KK
Toagosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)  発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は螢光インキに関するもので、文具関係の中でも
特に筆記具、スタンプ等の水溶性螢光インキ分野でしか
も最近広範に使用されて来ている感熱、感圧の記録紙用
に特に有用な螢光インキに関するものである。
〔従来の技術〕
一般ニフェルトヘン、サインペン、ボールペン、筆ペン
等の筆記具に充填されたインキの具備すべき性質として
はペン先から円滑にインキが流出する事、ペン先でイン
キが乾燥しない事、目づまりを生じない事、筆記具内で
経時変化により固化しない事等が挙げられる。又篭記後
の印字に対して望ましい性質とし【色調が鮮明である事
、耐水性、耐光性に優れていること、筆記用基材に裏移
りしたり浸透しすぎない事、又、最近の情報記銀紙関係
の発達に伴う感圧、感熱紙に顕色した印字面に対し消色
1.変色作用のない事が挙げられる。
従来螢光インキは螢光染料・染料媒介物、有機溶剤、水
を主成分として製造されている。例えば特開昭51−1
27730号、同51−131727号、向51−6.
6030号でも明らかな様にとドロキシビレスルフォン
酸のアルカリ水溶液、ポリプロピレングリコール、トリ
アジン−ホルムIアルデヒド樹脂、アルカリ可溶性樹脂
を染着媒介物として使用されている。これ等により製造
される水性螢光インキは色調の鮮明性、螢光強度、イン
キの円滑な流出性、貯蔵安定性等に優れた特徴を有する
が、最近急速に普及して来ている情報記録紙関係の感圧
、感熱紙などの印字に対し、消色、変色する作用があり
、且つ耐水性、耐光性に大きな欠点を有している。
またシアノ基含有ビニル単量体として、アクリロニトリ
ル系重合体を染料で着色することは既に知られており、
この種のものの日光堅牢度の優れていることも知られて
いるが、染料で着色する場合の鮮明性に欠けるきらいが
ある。
〔発明が解決しようとする問題〕
水性螢光インクに於℃最近の情報記録紙関係の普及に伴
い、印字の消色、変色がなく、耐水性耐光性が良くしか
も、従来の螢光インキの特性、流出性、発色性、貯蔵安
定性等をそこなわないインキを提供しようとするもので
ある。
(2)  発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、前記従来技術の問題点について鋭意検討
した結果本発明を完成した。
′ 即ち、本発明はシアノ基含有ビニル系単量体(4)
20〜80重量%、下記ビニル系単量体(B)α5〜2
0重量%及びこれら以外のビニル系単量体(C1からな
る単量体混合物を乳化重合して得られる粒子径α5ミク
ロン以下の乳化重合体を螢光染料で染色してなる螢光イ
ンキである。
単量休出);ヒドロキシル基、カルボキシル基、アミノ
基、カルバモイル基、これ らから誘導される基及びハロゲン 原子からなる群から選ばれた1種 以上の基又は原子を有する単量体。
〔乳化重合体〕
本発明で使用する乳化重合体は、特定の単量体囚、ω)
及び(0からなる単量体混合物を乳化重合するととくよ
り得られる粒子径α5ミクロy以下のものであり、α3
ミクロy以下のものが好ましい。
乳化重合体の粒子径がQ、5ミクロンを超えると、螢光
インキ中で乳化重合体が沈降して長期貯蔵安定性に欠け
、また螢光インキが円滑に流動しなくなる。
(シアノ基含有ビニル系単量体(A))シアノ基含有ビ
ニル系単量体(4)は、ビニル系単量体のうちシアノ基
を含有するものであればよいが、代表例としてアクリロ
ニトリルとメタクリロニトリルがあげられる。
シアノ基含有ビニル系単量体(4)の使用割合は、単量
体混合物中20〜80重量−であり、25〜60重量−
が好ましい。該単量体(4)の使用割合が単量体混食物
中20重量%未満では染料による着色が不十分となり、
色調の鮮明度及び日光堅牢度が低下し、80重量−を超
えると乳化重合が困難となり、貯蔵安定性も悪くなる。
(ビニル系単量体の)) ビニル系単量体田)は、ヒドロキシル基、カルボキシル
基、アミノ基、カルバモイル基、これらから誘導される
基及びハロゲン原子からなる群から選ばれた1種以上の
基又は原子を有する単量体であり、例えばアクリル酸又
はメタクリルWl(以下アクリルとメタクリルを総称し
て(メタ)アクリル酸という)、β−ヒドロキシルエチ
ル(メタ)アクリレート、W−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、
(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アク
リルアミド、N−ブトキシ(メタ)アクリルアミド、ジ
メチルアミノエチル(メタ)アクリレート、(メタ)ア
リルクロライド、ビニルピリジン等があげられる。上記
した各官能基から誘導される基を有する単量休出)とし
ては、該単量体(8)がカルボキシル基又はアミ7基を
有する酸又は塩基性物質である場合に、それを中和して
得られる塩が核当する。単量体(B)は染色性向上機能
及び染料受容性(吸着性)を有するものである。
ビニル系単量体CB)の使用割合は、単量体混合物中0
.5〜20重量−であり、2〜12重量%が好ましい。
単量体03)の使用割合がα5重量−未満では、鮮明で
かつ高濃度の螢光インキが得られず、20重量%を超え
ると乳化重合が困難となり、残存単量体が多く、強い刺
激臭がある。
(その他のビニル系単量体(C)) ビニル系単量体(C)は、上記単量体(2)及び03)
以外のビニル系単量体であって、例えばスチレン、α−
メチルスチレン、ビニルトルエン、酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル、フロビルビニルエーテル、ブチルビニル
エーテル、メチルアplJV−)、エチルアクリレート
、n−プロピルビニルアクリレート、イソプロピルアク
リレート、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリ
レート、ターシャリブチルアクリレート、2−エチルへ
キシルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、テ
シルアクリレート、ベンジルアクリレート、フルフリル
アクリレートなどのアクリレート類、メチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレート、n−プロピルメタクリレ
ート、インプロピルメタクリレート、fi−ブチルメタ
クリレート、インブチルメタクリレート、ターシャリブ
チルメタクリレート、2−エチルへキシルメタクリレー
ト、シクロヘキシルメタクリレート、デシルメタクリレ
ート、ドデシルメタクリレート、ベンジルメタクリレー
ト、7に一7リルメタクリレートなどメタクリレート類
、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレート、エチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパント
リ(メタ)アクリレートなどの如き重合性不飽和基を2
個以上有する化合物等をあげることができる。
これらのうち、スチレン、メチルアクリレート、エチル
アクリレート、メチルメタクリレート、エチルメタクリ
レート等の硬い重合体を与える単量体を使用するのが好
ましい。
ビニル系単量体(0の使用割合は、単量体混合物中20
〜80重量%が好ましくi、ao〜70重量%がさらに
好ましい。該単量体(C)の使用割合が20重量−未満
の場合には乳化重合が困難となりやすく、貯菫安定性の
良好な螢光インキな得K<<、80重量−を超えると鮮
明で日光竪牢度の大きい螢光インキが得られなくなりや
すい。
上記各単量体囚、(B)及び(C)からなる単量体混合
物を乳化重合することにより本発明で使用する乳化重合
体を得ることができる。
本発明における乳化重合法は界面活性剤の種類、量等を
目的に応じ適宜選択することによって行なわれるが重合
温度は50〜90℃が好ましい。
本発明において好ましく使用される界面活性剤は、アル
キルベンゼンスルホン酸塩、アルキルフェノールスルホ
ン酸塩、アルキルジフェニール環を有するスルホン酸塩
、アルキルアリルスルホン酸のホルマリン縮金物アルキ
ルアリルスルホン酸塩のケトン化合物、スルホ琥珀酸エ
ステル塩、ポリオキシエチレンアルキルスルホネート塩
などの陰イオン界面活性剤ならびに脂肪酸とグリセリン
、グリコール、ペンタエリスリトール、ソルビタン、或
はマンニタンなどのエステル類、又はポリエチレンオキ
サイドと高級脂肪酸、高級アルコール、高級アルキルア
ミン、或はアルキルフェノール燐酸などとの縮合物類な
どの非イオン界面活性剤があり、陰イオン界面活性剤の
みを用いる場合或は非イオン界面活性剤を併用する場合
などがある。
また重合開始剤とし【は、過硫酸アンモニウム、過硫酸
カリウム、過酸化水素などを用いることができ、或は必
要ならばこれに環元剤を併用することもできる。
〔螢光染料による着色〕
本発明に使用される螢光染料としては塩基染料(カチロ
ン染料含む)酸性染料、直接染料、分散染料、油溶性染
料、螢光増白染料など各種の染料群より選択利用できる
が特に昼光螢光染料の一種及び二種以上及び昼光螢光染
料と普通染料(螢光性の無い染料)又は顔料との併用利
用などが有用であるがこれに限定されるものではない。
例えば次の様なものがある。
いずれもカラーインデックスナンバー(C・工)で示す
と、BASICYELLOW  1、BASICYEL
LOW  40、 BASICRED  1、BASI
CRED  15、BASICVIOLET7、BAS
ICVIOLET  10.BASICORANGE 
 22、BASICBLUE  7、BASICGRE
EN  1、  ACIDYELLOW 3、ACID
  YELLOW  7、ACID  RED  52
、ACID  RED  77、ACID  RED 
 87、ACID  RED  92、ACID  B
LUE  9、DISPER8E  YELLOW  
121、DISPER8EYELLOW  82、DI
SPER8E  0RANGE  11、DISPER
8E  RED  58、DISPERISEBLUE
  7、DIRECT  YELLOW  85、DI
RECT  0RANGE  8、DIRECT  R
ED 9、DIRECT  BLUE  22、DIR
ECT  GREEN  6、FLUORESCENT
  BRIGHTENING  AGENT55、FL
UORESCENT  BRIGHTENINGWHI
TEX  WS  52、FLUORESCENT  
1<52、FLUORESCENT  112.5OL
VENT  YELLOW44.80LVENT  R
ED  49.5OLVENT  BLUE5.5OL
VENT  PINK%5OLVENT  GREEN
 7、PIGMENT  BLUE  15、PIGM
ENT  GREEN 7、PIGMENT  RED
  53、PIGMENT  RED  57、PIG
MENT YELLOW 1等があげられるが、これら
の5ちBAS I CYELLOW 40、BASIC
RED  1、BASICVIOLET  10、AC
IDYELLOW  7、ACID  RED  92
、 ACIDBLUE  9、DISPER8E  Y
ELLOW  121、DISPER8E  BLUE
  7、DIRECT  YELLOW85、FLUO
RESCENT  BRIGHTENINGWHITE
X WS  52.5OLVENT  YELLOW 
 44.5OLVENT BLUE 5が好まシイ。
これらの染料による着色は乳化型番時又は重合後のいず
れでも行なうことができる。その条件に関しては、攪拌
状態で大気圧下ないし加圧下で40〜110℃、1〜5
時間が好ましく、染料の使用量は乳化重合体(固形分)
100重量部に対してα01〜10重量部が好ましく、
0.1〜5重量部がさらに好ましい。
また染料による着色は常法によって行なうことができる
が、界面活性剤を使用して行なうのが好ましく、乳化重
合体がアニオン性又はノニオン性である場合には染料の
種類にかかわらず、界面活性剤はアニオン性又はノニオ
ン性のものが好ましい。乳化重合体、染料及び界面活性
剤の極性は目的に応じて適宜選択される。
本発明は下記に示すよ5な親水性の有機溶媒を反応時又
反応後に混合使用することにより螢光インキの流出性、
ペン先での乾燥速度の調整、保温性、粘度の調整、長期
に亘る貯蔵安定性及び筆記特性の改善ともなる。即ちア
ルコール類、多価アルコール類及びその誘導体、グリコ
ールエーテル類、窒素化合物、糖類なとであり、例えば
イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、エチ
レングリコール、ジエチレングリコール、プロピレンケ
リコール、モノエチルエーテル、エチレングリコールモ
ノブチルエーテル、ホルムアミド、N−Nジメチルホル
ムアルデヒド、アセトアミド、トリエタノールアミン、
モノエタノールアミン、ジメチルスルホキシド、サッカ
ローズ、尿素、トリメチロールプロパン、ネオペンチル
グリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコールなどである。又下記に示すような水溶性高分
子樹脂を添加混合することにより筆記基材への固着性、
粘度の調節剤ともなる。例えばポリビニールアルコール
、メチルセルローズ、ヒドロキシエチルセルローズ、ポ
リビニールピロリドン、会−ピロリドン、水溶性メラミ
ン系樹脂、水溶性エポキシ系樹脂、水溶性アルキッド系
樹脂、水溶性尿素系樹脂、水溶性アクリル系樹脂、アク
リル系エマルジョン、酢酸メビニール系エマルジ1ン、
ブタジェン系エマルジョンなと各種水溶性樹脂及びエマ
ルシロン類カアル。
インキ組成は前記成分の他に非イオン活性剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、消泡剤などを混合すれば相互間での
物理、化学的作用により相乗効果をあげ粘度表面張力の
調整、色相の保持性、鮮度性、日光堅牢度などの向上、
筆記特性の改善をすることができる効果がある。
〔実施例及び比較例〕
次に実施例及び比較例をあげて本発明をさらに具体的に
説明する。
なお、各側における性能試験は次の方法に従りた。
(貯蔵安定性試験) マーキングペンな45℃の恒温槽中に入れ筆記不能とな
るまでの日数を測定する。
(ペン先の乾燥試験) 20℃、50%±5%恒温湿槽中にフェルトペンな聞役
状態で5時間放置した後筆記用紙上に印字することによ
りその書き出し性及び筆跡の状態について調べる。
(色調の鮮明度) 筆記用紙上に筆記した筆跡を螢光分光光度計(光源ハロ
ゲン2ンプ)により測定する。
(耐光性試験) 筆記用紙上に筆記した筆跡を7エード・メータ10時間
照射により測定する。
(耐水性試験) 筆記用紙上に筆記した筆跡を水に1時間浸漬し筆跡の滲
みの程度を目視で確認する。
(感圧紙の印字への影響) 市販の感圧紙の印字上に直接、線を筆記し3分後印字へ
の影響を目視で観察する。
実施例t 2す、トルの4ツロフラスコに冷却管、温度計、単量体
投入用5oocc分液ロート及び攪拌装置を取付は温水
槽中にセットし水400IIを仕込んで内温な80℃ま
で昇温した。一方アクリロニトリル5aIl、スチレン
140J1.メタクリル酸10Iよりなる単量体混合物
を水150jl、  ドテシルベンゼンスルホン酸ソー
ダ411.ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナ
トリウム121の混合溶液中に混合攪拌分散させ更に過
硫酸アンモニウム11を溶解させて、これを上記分液ロ
ートからフラスコ内に攪拌下で3時間に亘って添加し5
時間口で重合を終了した。得られた乳化重合物に水85
11、エチレングリコール150II、ローダミンB(
住友化学工業■製商品名)4JF、ポリオキシエチレン
ノニルフェノールエーテル1g、ラウリル硫酸ナトリウ
ム4IIの混合物を常温攪拌下で添加、均一に混合した
後、徐々に昇温させ95℃2時間に亘りて染色すると粒
子0.12 ミクロン、粘度2.8CPS (25℃)
で対感圧紙性、耐水性、耐光性に優れた特性を有し、イ
ンキの流出性、ペン先での目詰りのない鮮明な桃色の微
粒子分散螢光インキが得られた。
実施例2゜ 2リツトルの4ツロフラスコに冷却管、温度計、単量体
投入用1リツトルの分液ロート及び攪拌装置に取付は温
水槽にセットした。
水400CC,スミカロンブリリアントイエローフラビ
ンS−10GL(住友化学工業■製商品名)3I11工
チレングリコール150g、ローダミン6GCP (住
友化学工業■製商品名)1gを仕込んで内温な80℃ま
で昇温させた。
一方アクリルニトリル100.9.スチレン137I、
メタクリル酸15gよりなる単量体混合物を水1501
11 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム12gを
溶液中に混合攪拌分散させ、更に過硫酸アンモニウム1
.51を溶解させ、これを上記分液ロートからフラスコ
内に攪拌下で3時間に亘って添加し5時間口で重合を終
了した。かくして得られたものは粒子0.12ミクロン
、粘度2.7CPi!3 (25℃)で対感圧紙性、耐
水性、耐光性に優れた特性を示しかつインキの流出性、
ペン先での目詰りのない、鮮明な橙色の微粒子分散螢光
インキであった。
実施例& 水5009、アクリロニトリル15011、スチレン8
011.メタクリル酸201.  ドデシルベンゼンス
ルホン酸ソーダ5,9.ポリオキシエチレンノニルフェ
ノールエーテル4g、過硫酸アンモン11Iを実施例t
と同様条件下で乳化重合した。生成物をマキシロンブリ
リアント7ラビン10GFF(チバガイキー社商品名)
5g、水80.?、エチレングリコール1soI、  
ドテシルベンゼンスルホン酸ソーダ10I、ポリオキシ
エチレンノニルフェノールエーテルIJFを用いて実施
例1と同様条件下で染色した。
゛かくして得られたものは、粒子[L12ミクロン、粘
度5.20 P Sの鮮明な黄色の微粒子分散螢光イン
キでありた。
実施例4゜ 水500CC,ポリオキシエチレンオレイルエーテル4
j’、エチレングリコール150.9.アストラゾンレ
ッド6B(バイエル社商品名)4jlを実施例2と同様
に準備し水131 y、アクリロニトリルioo、v、
スチレン100.f、アクリルアミド611.ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム12II、
過硫酸アンモニウム1gを実施例2と同様条件下で乳化
重合を行った。得られたものは粒子0.10 ミクロン
、粘度2.6CPSの鮮明な赤色の微粒子分散螢光イン
キであった。
実施例5゜ 水5oocc、アクリロニトリル120I、エチルアク
リレート8(1,アクリル酸クロライド51、ラウリル
硫酸ナトリウム101、過硫酸カリウムtsyを実施例
tと同様な条件下で乳化重合した。生成物をプロピレン
グリコール1soII、水1511.ノーツーピュアー
イエロー8G(住友化学工業■製商品名)5N、ポリオ
キシエチレンラウリルエーテル11Iを用いて実施例1
と同様条件下で染色した。粒子0.14 ミクロン、粘
度2.80PSの鮮明な黄色の微粒子分散螢光インキを
得た。
実施例& 水400CC,ポリオキシエチレンノルビタンモノラウ
レート5JF、エチレングリコールモノプテルエーテル
50g、ジエチレングリコール120I、ローダミンB
ベース2jl、スミプラストイエローF5G(いずれも
住友化学工業■製商品名)2gを実施例2と同様に準備
し、水1911、メタクリロニトリル1307.ターシ
ャリブチルメタクリレート6011アクリル酸クロライ
ド10I、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナ
トリウム10g、過硫酸アンモニウム1gを実施例2と
同様条件下で乳化重合を行った。得られたものは粒子径
124ミクロン、粘度3.2CPSの鮮明な赤色の微粒
子分散螢光インキであった。
実施例Z 水s o Oy、アクリルニトリル1651?、スチレ
ン25M、メタクリル酸10jl、  ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ソーダー+611.ポリオキシエチレンノ
ニルフェノールエーテル21. 過硫酸7y−e−71
1を実施例1と同様条件下で乳化重合した。
生成物をローダミンB4N、水155JF、エチレング
リコール1soy、  ドデシルベンゼンスルホン酸ソ
ーダナ411、ポリオキシエチレンノニルフェノールエ
ーテル11Iを実施例1と同様条件下で染色した。か(
して得られたものは粘度4.6CPS不均一な粒度の桃
色の粒子分散螢光インキであった。
実施例8゜ 水500CC,ポリオキシエチレンノニルフェノールエ
ーテル3Jl、  ドデシルベンゼンスルホン酸ソー/
6 y、エチレングリコール10019.ハラコールB
X(昭和化学工業■製部品名)29、パテントブルーC
A(栗色ピグメント■製商品名)4jlを実施例2と同
様に準備し水121g、アクリロニトリル1001、エ
チルアクリレート66I、β−ヒドロキシエチルメタク
リレート5jl。
ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ15I、ポリオキシ
エチレンノニルフェノールエーテル1F。
過硫酸アンモニウム111を実施例2と同様条件下で乳
化重合を行りた。得られたものは粒度Q、08ミクロン
、粘度2.40PS (25℃)の鮮明な青色の微粒子
分散螢光インキであった。
実施例9 水450CC,アクリロニトリル6011、スチレン1
0011.メチルメタクリレート5011,2−ビニル
ヒリジン6g、ポリビニールアルコールio!i、ラウ
リルトリメチルアンモニウムクロライド2Jl、ポリオ
キシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム129、
t−プチルノ為イドロバーオキサイドa51を実施例1
と同様条件下で乳化重合した。生成物を水20911.
グリセリン150g、ポリオキシエチレンラウリルエー
テル111゜ラウリルメチルアンモニウムクロライド8
I、フロキシン(発巳化成■商品名)8Fを用いて実施
例1と同様条件下で染色した。かくして得られたものは
粒子0.17ミクロン、粘度150PSの鮮明な桃色の
微粒子分散螢光インキでありた。
比較例t スチレン−アクリル酸共重合物    5IIエチレン
グリコールそノエチルエーテル  10 〃エチレング
リコール        20 #ローダミン B  
            Q、2−水        
            74.7〃上記成分に10%
炭酸ソーダ水溶液でPH’!、5とすることにより桃色
の螢光水性インキを得た。
比較例2 水溶性メラミン樹脂(固形分60%水溶液)3ONエチ
レングリコールモノエチルエーテル  10  #エチ
レングリコール        20 −マキシロンブ
リリアントイエロー   α5#ローダミン6GCP 
          O12〃水          
          39  〃上記成分を常温で1時
間攪拌溶解することにより橙色の螢光水性インキを得た
比較例& ヒドロキシピレントリスルホン@    i、5jlト
リエタノールアミン        10 〃ジエチレ
ングリコール       20  g水      
              68.51/上記成分を
常温で攪拌溶解することにより黄色の螢光水性インキを
得た。
上記各実施例及び比較例について性能試験を行った。そ
の結果を表−1及び表−2に示す。
(3)発明の効果 本発明の螢光インキは色調の鮮明度、貯蔵安定性、ペン
先の耐乾燥性、耐水性、耐光性に優れ、感圧紙の印字へ
の影響がなく、今後ますます普及されてくる情報記録紙
関係の印字に対し自由にマーキングしてもそれが経時的
に消色、変色することなく鮮明度を保つことができるの
で、特にそのような筆記具用として有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シアノ基含有ビニル系単量体(A)20〜80重量
    %、下記ビニル系単量体(B)0.5〜20重量%及び
    これら以外のビニル系単量体(C)からなる単量体混合
    物を乳化重合して得られる粒子径0.5ミクロン以下の
    乳化重合体を螢光染料で染色してなる螢光インキ。 単量体(B);ヒドロキシル基、カルボキシル基、アミ
    ノ基、カルバモイル基、これらから誘導される基及びハ
    ロゲン原子からなる群から選ばれた1種以上の基又は原
    子を有する単量体。
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