JP2002226521A - 紫外線吸収性共重合体 - Google Patents

紫外線吸収性共重合体

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JP2002226521A
JP2002226521A JP2001027257A JP2001027257A JP2002226521A JP 2002226521 A JP2002226521 A JP 2002226521A JP 2001027257 A JP2001027257 A JP 2001027257A JP 2001027257 A JP2001027257 A JP 2001027257A JP 2002226521 A JP2002226521 A JP 2002226521A
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polymerizable
copolymer
monomer
ultraviolet
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JP2001027257A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Kono
和浩 河野
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Otsuka Chemical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紫外線吸収能が高く、かつ水溶性良好でポリビ
ニルアルコールとの相溶性に優れた紫外線吸収性重合体
を提供する。 【解決手段】一般式(1): 【化1】 〔R1:水素原子、メチル、R2:アルキレン、R3:水
素原子、低級アルキル又はフェニル、n:2〜30の整
数〕の親水性又は水溶性重合性単量体(A)と、一般式
(2): 【化2】 〔R4、R5及びR6: 少なくとも1つが重合性二重結合
含有基、他は同一又は異なってアルキル、アルコキシ、
シアノ、ヒドロキシ、ハロゲン原子、カルボキシル又は
アルコキシカルボニル〕の重合性紫外線吸収性単量体
(B)との共重合体(重量平均分子量1,000〜1,0
00,000)である紫外線吸収性共重合体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紫外線吸収性共重
合体に関する。本発明の紫外線吸収性共重合体は、高い
紫外線吸収能を有し、水溶性が良好であると共に、ポリ
ビニルアルコールとの相溶性にも優れているという、従
来の紫外線吸収剤とは異なる特性を示す。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピューターの飛躍的な普
及に伴い、コンピュータ用プリンタも急速に広まりつつ
ある。プリンタの印刷方式としては、主に、レーザー方
式、インクジェット方式、カラー写真方式等が知られて
いるが、ランニングコストの安さから、個人向けにはイ
ンクジェット方式が主流になっている。インクジェット
方式は、インクの微小液滴を紙等の記録媒体に噴射して
付着させ、画像・文字等の記録を行うものである。イン
クジェット方式自体は、製版方式による多色印刷やその
他の印刷方式による印画に比較しても遜色のない記録を
形成することができる。しかしながら、ここで使用され
るインクに含まれる染料には、太陽光や蛍光灯、街灯等
から発する人工光により変退色を起こすという問題があ
る。その中でも、赤色系染料は取り分け耐光性に乏しい
ため、実用上は耐光性の改善が不可欠である。
【0003】インクジェット方式においては、記録され
た画像・文字の変退色を防止するために、例えば、記録
媒体の印字面に紫外線吸収剤が含有する層を設けること
が行われている。即ち、木材パルプ等を主成分とする原
紙の表面に、コロイダルシリカ、アルミナ水和物等のマ
トリックス用無機質粉末、接着剤であるポリビニルアル
コール、紫外線吸収剤及び分散剤を含む水性媒体を塗布
し、乾燥することにより、記録媒体が製造されている。
しかしながら、ベンゾトリアゾール、ベンゾフェノン、
サリチル酸、シアノアクリレート、これらの誘導体、こ
れらに重合性二重結合含有基を置換した重合性紫外線吸
収剤等の、公知の紫外線吸収剤は、いずれも、水に対す
る溶解性に乏しく、更に、接着剤であるポリビニルアル
コールとの相溶性も不充分である。このため、記録媒体
を長期間に亘って保存すると、保存中に紫外線吸収剤が
溶出し、耐光性の向上が十分に認められない。また、製
造後直ぐに記録を行っても、紫外線吸収剤の溶出に伴
い、画像・文字の変退色が進行するのを避けることが出
来ない。
【0004】特開平6−73369号公報では、親水性
単量体と桂皮酸系や安息香酸系の紫外線吸収基含有単量
体とを含む水溶性紫外線吸収性共重合体が提案されてい
る。しかしながら、該水溶性紫外線吸収性共重合体は、
水溶性の点ではある程度の性能を示すものの、ポリビニ
ルアルコールとの相溶性は満足の行くものではない。該
公報には、紫外線吸収基含有単量体としての重合性二重
結合基含有ベンゾトリアゾールは開示されていない。更
に、親水性単量体と重合性二重結合基含有ベンゾトリア
ゾールとの共重合体が、良好な水溶性を有するだけでな
く、ポリビニルアルコールとの相溶性にも優れているこ
とについては一切触れられていない。
【0005】また、特開昭63−209648号公報に
は、重合性二重結合基含有ベンゾトリアゾールとエチレ
ングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメ
タクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレー
ト、ポリエチレンジメタクリレート等の親水性単量体と
の共重合体が開示されている。しかしながら、ここで使
用される親水性単量体は複数の(メタ)アクリレート基
を有しているため、重合反応の際に架橋反応を起こし、
得られる共重合体は水には殆ど溶解しない。該共重合体
が眼内レンズの材料として用いられることを勘案すれ
ば、水溶性がないことは当然のことと考えられる。該特
許公報には、重合性二重結合含有ベンゾトリアゾールを
共重合成分とする水溶性共重合体についての開示はな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
紫外線吸収性共重合体は、特に水溶性の点や樹脂との相
溶性等の面から改善すべき課題が残されている。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、新
規な紫外線吸収性共重合体を得ることに成功し、本発明
を完成した。即ち本発明は、一般式(1):
【0008】
【化4】
【0009】〔式中、R1は水素原子又はメチル基を示
す。R2は炭素数1〜4のアルキレン基を示す。R3は水
素原子、炭素数1〜4のアルキル基又はフェニル基を示
す。nは2〜30の整数を示す。〕で表わされる親水性
又は水溶性重合性単量体(A)と、一般式(2):
【0010】
【化5】
【0011】〔式中、R4、R5及びR6は、そのうちの
少なくとも1つが重合性二重結合含有基を示し、他は同
一又は異なって炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜
8のアルコキシ基、シアノ基、ヒドロキシ基、ハロゲン
原子、カルボキシル基又はアルコキシカルボニル基を示
す。〕で表される重合性紫外線吸収性単量体(B)との
共重合体であって、重量平均分子量が1,000〜1,0
00,000である紫外線吸収性共重合体に係る。
【0012】本発明の紫外線吸収性共重合体は、高い紫
外線吸収能を有し、水溶性が良好であると共に、ポリビ
ニルアルコール(以下「PVA」という)との相溶性に
も優れているという、従来公知の紫外線吸収剤とは異な
る特性を示す。例えば、本発明の紫外線吸収性共重合体
を用いて印字層が形成されたインクジェット記録用紙や
感熱記録用紙は、長期間を経ても紫外線吸収剤が溶出す
ることがないので、紫外線吸収性及び耐光性に優れるの
で、記録された画像や文字が変退色することが実質的に
ないという際立った特性を示すだけでなく、記録した文
字や画像の濃度が高く、画像色彩性、画像鮮明性、印字
ドット形状、インク吸収性、画像保存性(記録画像や印
字の耐水性、耐オゾン性等)等の諸特性もが非常に良好
である。
【0013】本発明の紫外線吸収性共重合体は、従来か
ら紫外線吸収剤が適用されている実質的に全ての用途に
使用できるが、日光又は紫外線を含む光線に晒される可
能性のある用途に特に好適に使用できる。例えば、イン
クジェット記録用紙、感熱記録用紙等の記録材料、ディ
スプレイ部材、ガラス代替品、住居、施設、自動車、輸
送機器、精密機械、電気機器等の部材、食品、化学品、
薬品等の容器または包装材、農工業用シ−ト材やフィル
ム材、塗料、コ−ティング、印刷物、染色物、染顔料等
の退色防止、日焼け止めクリ−ム、シャンプ−、リン
ス、整髪料等の化粧品、スポ−ツウェア、帽子、日傘等
の繊維用品、コンタクトレンズ、プラスチックレンズ等
の医療用器具等が挙げられるが、水溶性であることを活
かした用途がより一層好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の紫外線吸収性共重合体
は、上記一般式(1)の親水性又は水溶性の重合性単量
体(A)と上記一般式(2)の重合性紫外線吸収性単量
体(B)とを必須モノマー成分とする共重合体である。
その中でも、上記一般式(1)においてR3が炭素数1
〜4のアルキル基又はフェニル基である親水性又は水溶
性重合性単量体(A1)と重合性紫外線吸収性単量体
(B)との共重合体が、水溶性及びPVAとの相溶性に
より一層優れ、特に好ましい。
【0015】上記一般式(1)において、R2で示され
る炭素数1〜4のアルキレン基としては、例えば、メチ
レン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、2−
メチルトリメチレン、1−メチルトリメチレン、メチル
メチレン、エチルメチレン等の、直鎖又は分岐鎖状の炭
素数1〜4のアルキレン基を挙げることができる。な
お、上記一般式(1)において、nの値を適宜選択する
ことにより、本発明の紫外線吸収性共重合体の水溶性、
PVAとの相溶解性、造膜性、粘着性等の諸特性を調整
することができる。nが30を超えると、単量体(A)
による立体障害が大きくなって均一な共重合が行なわれ
難くなり行なわれ難くなる、紫外線吸収性共重合体の水
溶性やPVAとの相溶性が低下する恐れがあり、またn
=0、1の場合には、紫外線吸収性重合体の水溶性が不
充分になる可能性がある。なお、本発明においては、n
は2〜25の整数であることが好ましく、水溶性とPV
Aとの相溶解性を共に向上させる見地からはnは5〜2
5の整数であることが特に好ましい。
【0016】また、上記一般式(2)において、R4
5又はR6で示される重合性二重結合含有基としては、
ビニル系の重合性二重結合を含む基であれば特に制限は
なく、例えば、一般式(4):
【0017】
【化6】
【0018】〔式中、R10は炭素数1〜10のアルキレ
ン基を示す。R11は水素原子又は炭素数1〜4のアルキ
ル基を示す。mは0又は1を示す。〕で表される重合性
二重結合含有基等を挙げることができる。ここでR10
示される炭素数1〜10のアルキレン基としては、例え
ば、メチレン、エチレン、トリメチレン、2−メチルト
リメチレン、2,2−ジメチルトリメチレン、1−メチ
ルトリメチレン、メチルメチレン、エチルメチレン、テ
トラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、ヘプ
タメチレン、オクタメチレン、ノナメチレン、デカメチ
レン等の、炭素数1〜10の直鎖又は分岐鎖状のアルキ
レン基を挙げることができる。R11で示される炭素数1
〜4のアルキル基としては、例えば、メチル、エチル、
n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、iso
−ブチル、tert−ブチル等の、炭素数1〜4の直鎖
又は分岐鎖状のアルキル基を挙げることができる。
【0019】更に、上記一般式(2)において、R4
5又はR6で示される炭素数1〜8のアルキル基として
は、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、iso−
プロピル、n−ブチル、iso−ブチル、tert−ブ
チル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル等の、
炭素数1〜8の直鎖又は分岐鎖状のアルキル基を挙げる
ことができる。炭素数1〜8のアルコキシ基としては、
例えば、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、iso
−プロポキシ、n−ブトキシ、iso−ブトキシ、te
rt−ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ、ヘ
プチルオキシ、オクチルオキシ等の、炭素数1〜8の直
鎖又は分岐鎖状のアルコキシ基を挙げることができる。
アルコキシカルボニル基としては、アルコキシ部分が炭
素数1〜8の直鎖又は分岐鎖状のアルコキシ基であるア
ルコキシカルボニル基を挙げることができる。
【0020】重合性単量体(A)の具体例としては、例
えば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−ト、ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレ−ト、メトキシエチル
(メタ)アクリレ−ト、エトキシエチル(メタ)アクリ
レ−ト、ポリエチレングリコ−ルモノ(メタ)アクリレ
−ト、メトキシポリエチレングリコ−ル(メタ)アクリ
レ−ト、フェノキシポリエチレングリコ−ル(メタ)ア
クリレ−ト、ポリプロピレングリコ−ルモノ(メタ)ア
クリレ−ト、メトキシポリプロピレングリコ−ルモノ
(メタ)アクリレ−ト、フェノキシポリプロピレングリ
コ−ルモノ(メタ)アクリレ−ト等を挙げることができ
る。これらの中でも、得られる紫外線吸収性共重合体に
高い水溶性を付与するという観点からは、メトキシエチ
ル(メタ)アクリレ−ト、ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレ−ト、ポリエチレングリコ−ルモノ(メタ)アク
リレ−ト、メトキシポリエチレングリコ−ル(メタ)ア
クリレ−ト、ポリプロピレングリコ−ルモノ(メタ)ア
クリレ−ト、メトキシポリプロピレングリコ−ルモノ
(メタ)アクリレ−ト等が好ましい。また、得られる紫
外線吸収性共重合体に高い水溶性及びPVAとの相溶性
を付与するという観点からは、メトキシエチル(メタ)
アクリレ−ト、メトキシポリエチレングリコ−ル(メ
タ)アクリレ−ト、メトキシポリプロピレングリコ−ル
モノ(メタ)アクリレ−ト等が特に好ましい。重合性単
量体(A)は1種を単独で使用でき又は2種以上を併用
できる。
【0021】重合性単量体(A)の使用量は特に制限さ
れず広い範囲から適宜選択できるが、得られる共重合体
の紫外線吸収性、水溶性、PVAとの相溶性等を考慮す
ると、共重合成分全量の50〜99.9重量%、好まし
くは55〜99重量%とすればよい。重合性紫外線吸収
性単量体(B)の具体例としては、例えば、2−[2′
−ヒドロキシ−5′−(メタクリロイルオキシ)フェニ
ル]ベンゾトリアゾ−ル、2−[2′−ヒドロキシ−
5′−(アクリロイルオキシ)フェニル]ベンゾトリア
ゾ−ル、2−[2′−ヒドロキシ−3′−t−ブチル−
5′−(メタクリロイルオキシ)フェニル]ベンゾトリ
アゾ−ル、2−[2′−ヒドロキシ−3′−メチル−
5′−(アクリロイルオキシ)フェニル]ベンゾトリア
ゾ−ル、2−[2′−ヒドロキシ−5′−(メタクリロ
イルオキシプロピル)フェニル]−5−クロロベンゾリ
トリアゾ−ル、2−[2′−ヒドロキシ−5′−(メタ
クリロイルオキシエチル)フェニル]ベンゾトリアゾ−
ル、2−[2′−ヒドロキシ−5′−(アクリロイルオ
キシエチル)フェニル]ベンゾトリアゾ−ル、2−
[2′−ヒドロキシ−3′−t−ブチル−5′−(メタ
クリロイルオキシエチル)フェニル]ベンゾトリアゾ−
ル、2−[2′−ヒドロキシ−3′−メチル−5′−
(アクリロイルオキシエチル)フェニル]ベンゾトリア
ゾ−ル、2−[2′−ヒドロキシ−3′−t−ブチル−
5′−(メタクリロイルオキシエチル)フェニル]−5
−クロロベンゾトリアゾ−ル、2−[2′−ヒドロキシ
−5′−(メタクリロイルオキシプロピル)フェニル]
−5−クロロベンゾトリアゾ−ル、2−[2′−ヒドロ
キシ−5′−(アクロイルオキシブチル)フェニル]−
5−メチルベンゾトリアゾ−ル、[2−ヒドロキシ−3
−t−ブチル−5−(アクリロイルオキシエトキシカル
ボニルエチル)フェニル]ベンゾトリアゾ−ル等を挙げ
ることができる。重合性紫外線吸収性単量体(B)は1
種を単独で使用でき又は2種以上を併用できる。
【0022】重合性紫外線吸収性単量体(B)の使用量
は特に制限されず、広い範囲から適宜選択できるが、得
られる共重合体の紫外線吸収性、水溶性、PVAとの相
溶性等を考慮すると、共重合成分全量の0.1〜50重
量%、好ましくはは0.2〜30重量%とすればよい。
本発明の共重合体には、重合性単量体(A)及び/又は
重合性紫外線吸収性単量体(B)と共重合可能な重合性
単量体(C)が含まれていても良い。該重合性単量体
(C)は、得られる共重合体の紫外線吸収性、耐光性、
造膜性、水溶性、起泡性、粘着性、密着性等の特性をよ
り一層向上させるか又は調製したり、単量体(A)と単
量体(B)との共重合性を向上させるために用いられ
る。
【0023】得られる共重合体の紫外線吸収性又は耐光
性をより一層向上させる重合性単量体(C1)として
は、例えば、一般式(3):
【0024】
【化7】
【0025】〔式中、R7は水素原子又はシアノ基を示
す。R8は重合性二重結合含有基を示す。R9は水素原
子、炭素数1〜18のアルキル基又は重合性二重結合含
有基を示す。〕で表される重合性紫外線安定性化合物
(D)等を挙げることができる。上記一般式(3)にお
いて、R8又はR9で示される重合性二重結合含有基とし
ては、上記一般式(4)のものと同様のものを挙げるこ
とができる。
【0026】重合性紫外線安定性化合物(D)の具体例
としては、例えば、4−アクリロイルオキシ−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン、4−メタクリロイル
オキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4
−アクリロイルアミノ−2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン、4−メタクリロイルアミノ−2,2,6,
6−テトラメチルピペリジン、4−シアノ−4−アクリ
ロイルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン、4−シアノ−4−メタクリロイルアミノ−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン、1−アクリロイル−
4−アクリロイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジン、1−アクリロイル−4−メタクリロイル
オキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1
−アクリロイル−4−アクリロイルアミノ−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン、1−アクリロイル−
4−メタクリロイルアミノ−2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジン、1−アクリロイル−4−シアノ−4−
アクリロイルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン、1−アクリロイル−4−シアノ−4−メタク
リロイルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリ
ジン、1−メタクリロイル−4−アクリロイルオキシ−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−メタク
リロイル−4−メタクリロイルオキシ−2,2,6,6
−テトラメチルピペリジン、1−メタクリロイル−4−
アクリロイルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン、1−メタクリロイル−4−メタクリロイルア
ミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−
メタクリロイル−4−シアノ−4−アクリロイルアミノ
−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−メタ
クリロイル−4−シアノ−4−メタクリロイルアミノ−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン等を挙げる。
重合性紫外線安定性単量体(D)は1種を単独で使用で
き又は2種以上を併用できる。重合性紫外線安定性単量
体(D)の使用量は、通常共重合成分全量の50重量%
以下、好ましくは0.1〜50重量%、より好ましくは
1〜30重量%とすればよい。の範囲で使用する。
【0027】得られる共重合体の造膜性、水溶性、起泡
性、粘着性、密着性等を調整する重合性単量体(C2)
の具体例としては、例えば、(メタ)アクリレ−ト、エ
チル(メタ)アクリレ−ト、ブチル(メタ)アクリレ−
ト、オクチル(メタ)アクリレ−ト、ラウリル(メタ)
アクリレ−ト等の(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ル、シクロヘキシル(メタ)アクリレ−ト、メチルシク
ロヘキシル(メタ)アクリレ−ト、イソボルニル(メ
タ)アクリレ−ト、シクロドデシル(メタ)アクリレ−
ト等のシクロアルキル基含有不飽和単量体、(メタ)ア
クリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラ
コン酸、クロトン酸、無水マレイン酸等メチル等のカル
ボン酸含有不飽和単量体、N,N−ジメチルアミノプロ
ピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミ
ノプロピル(メタ)アクリレ−ト等の3級アミン含有不
飽和単量体、N−2−ヒドロキシ−3−アクリロイルオ
キシプロピル−N,N,N−トリメチルアンモニウムク
ロライド、N−メタクリロイルアミノエチル−N,N,
N−ジメチルベンジルアンモニウムクロライド等の4級
アンモニウム塩基含有不飽和単量体、(メタ)アクリル
酸グリシジル等のエポキシ基含有不飽和単量体、N−ビ
ニルホルムアミド、N−ビニルホルムアミド等のビニル
アミド、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン等の
α−オレフィン、酢酸ビニル、スチレン、メタクリル酸
ヒドロキシエチル、アクリロニトリル、アクリルアミ
ド、塩化ビニル等を挙げることができる。重合性単量体
(C2)は1種を単独で使用でき又は2種以上を併用で
きる。重合性単量体(C)の使用量は、共重合成分全量
の20重量%以下、好ましくは5〜15重量%とすれば
よい。
【0028】なお、重合性単量体(C1)と重合性単量
体(C2)とを併用しても差し支えない。本発明の紫外
線吸収性共重合体は、例えば、溶液重合、乳化重合、懸
濁重合等の通常の重合方法に従って製造することができ
る。例えば、溶液重合によれば、溶液中にて重合開始剤
の存在下に、重合性単量体(A)及び重合性紫外線吸収
性単量体(B)、更に必要に応じて重合性単量体(C)
を共重合体させればよい。
【0029】溶媒としては従来公知のものを広く使用で
き、例えばメタノ−ル、エタノ−ル、n−プロピルアル
コ−ル、iso−プロピルアルコ−ル、n−ブタノ−
ル、sec−ブタノ−ル、tert−ブタノ−ル、is
o−ブタノ−ル、n−ペンタノ−ル、エチルセロソル
ブ、ブチルセロソルブ、1−メトキシ−2−プロパノ−
ル、エチレングリコ−ル、プロピレングリコ−ル、ジエ
チレンングリコ−ル、ポリエチレングリコ−ル、ポリプ
ロピレングリコ−ル等のアルコ−ル類、酢酸エチル、酢
酸ブチル等のエステル類、トルエン、キシレン等の芳香
族炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン等のケトン類、テトラヒドロフラン等
のエ−テル類等を挙げることができる。この中でも、得
られる共重合体が主に水系で用いられることを考慮する
と、水溶性の溶媒であることが好ましく、具体的にはメ
タノ−ル、エタノ−ル、iso−プロピルアルコ−ル、
エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、1−メトキシ−
2−プロパノ−ル等のアルコ−ル類を挙げることができ
る。溶媒は1種を単独で使用でき又は2種以上を併用で
きる。必要に応じ、前記溶媒を水とを混合して使用して
もよい。溶媒の使用量は特に限定されず、得ようとする
共重合体の諸特性や用途等に応じて広い範囲から適宜選
択できるが、通常共重合体成分全量を100重量部にし
て、1〜10,000重量部とすればよい。
【0030】重合開始剤としても公知のものを広く使用
でき、例えば、過酸化ベンゾイル等の過酸化物、アゾイ
ソブチロニトリル等のアゾ系化合物等を挙げることがで
きる。重合開始剤は1種を単独で使用でき又は2種以上
を併用できる。重合開始剤の使用量は特に限定されない
が、通常共重合体成分全量(総モル数)の0.1〜5モ
ル%とすればよい。この共重合反応は、通常室温〜20
0℃、好ましくは40〜140℃の温度下に行われ、通
常1〜50時間、好ましくは2〜24時間で終了する。
【0031】この様にして得られる本発明の紫外線吸収
性共重合体は、重量平均分子量が通常1,000〜1,0
00,000、好ましくは5,000〜500,000で
ある。本発明の共重合体は、通常の方法に従って分子量
調節を施すことができる。例えば、四塩化炭素、ラウリ
ルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシ
ルメルカプタン、チオグリコ−ル酸オクチル等の連鎖移
動剤を添加すればよい。
【0032】
【実施例】次に、実施例、比較例及び試験例を挙げ、本
発明を具体的に説明する。なお、以下において、「部」
又は「%」とあるのは特に断らない限りそれぞれ「重量
部」又は「重量%」を示す。 実施例1 撹拌機、温度計、冷却器及び滴下漏斗を備えた4つ口フ
ラスコにイソプロパノ−ル100部を仕込み、80℃に
昇温した中に、2−[2’−ヒドロキシ−5’−(メタ
クリロイルオキシエチル)フェニル]ベンゾトリアゾ−
ル20部、メトキシポリエチレングリコ−ル(メタ)ア
クリレ−ト(n≒8)80部及びアゾイソブチロニトリ
ル0.3部の混合物を2時間かけて滴下し、更に80℃
で4時間保持し、本発明の紫外線吸収性共重合体溶液
(固形分含量50.8重量%)を製造した。該共重合体
のゲルパ−ミエ−ションクロマトグラフ(以下GPC)
による平均重量分子量は43,100であった。
【0033】実施例2 撹拌機、温度計、冷却器及び滴下漏斗を備えた4つ口フ
ラスコに、1−メトキシ−2−プロパノ−ル100部を
仕込み、80℃に昇温した中に、2−[2’−ヒドロキ
シ−5’−(メタクリロイルオキシエチル)フェニル]
ベンゾトリアゾ−ル30部、メトキシポリエチレングリ
コ−ルメタアクリレ−ト(n≒7)70部、アゾイソブ
チロニトリル0.3部及びn−ドデシルメルカプタン1
部の混合物を2時間かけて滴下し、更に80℃で4時間
保持し、本発明の紫外線吸収性共重合体溶液(固形分含
量51.2重量%)を製造した。該共重合体の平均重量
分子量(GPC)は16,400であった。
【0034】実施例3 撹拌機、温度計、冷却器及び滴下漏斗を備えた4つ口フ
ラスコに1−メトキシ−2−プロパノ−ル100部を仕
込み、80℃に昇温した中に、2−[2′−ヒドロキシ
−3′−t−ブチル−5′−(メタクリロイルオキシエ
チル)フェニル]ベンゾトリアゾ−ル、30部、メトキ
シポリエチレングリコ−ルメタアクリレ−ト(n≒7)
50部、アクリル酸20部、アゾイソブチロニトリル
0.3部及びn−ドデシルメルカプタン1部の混合物を
2時間かけて滴下し、更に80℃で4時間保持し、本発
明の紫外線吸収性共重合体溶液(固形分含量49.7重
量%)を製造した。該共重合体の平均重量分子量(GP
C)は5,900であった。
【0035】実施例4 撹拌機、温度計、冷却器及び滴下漏斗を備えた4つ口フ
ラスコに1−メトキシ−2−プロパノ−ル100部を仕
込み、80℃に昇温した中に、2−[2′−ヒドロキシ
−3′−t−ブチル−5′−(メタクリロイルオキシエ
チル)フェニル]−クロロ−ベンゾトリアゾ−ル30
部、メトキシポリエチレングリコ−ルメタアクリレ−ト
(n≒7)65部、4−メタクリロイルオキシ−2,
2,6,6−テトラメチルピペリジン5部及びアゾイソ
ブチロニトリル0.3部の混合物を2時間かけて滴下
し、更に80℃で4時間保持し、本発明の紫外線吸収性
共重合体溶液(固形分含量50.8重量%)を製造し
た。該共重合体の平均重量分子量は35,900(GP
C)であった。
【0036】比較例1 撹拌機、温度計、冷却器及び滴下漏斗を備えた4つ口フ
ラスコに1−メトキシ−2−プロパノ−ル100部を仕
込み、80℃に昇温した中に、p−N,N−ジメチルア
ミノ安息香酸メタアクリロイロキシエチル30部、メト
キシポリエチレングリコ−ルメタクリレ−ト(n≒8)
70部、アゾイソブチロニトリル0.3部及びn−ドデ
シルメルカプタン1部の混合物を2時間かけて滴下し、
更に80℃で4時間保持し、紫外線吸収剤共重合体溶液
(固形分含量50.1重量%)を製造した。該共重合体
の平均重量分子量は23,800(GPC)であった。
【0037】比較例2 撹拌機、温度計、冷却器及び滴下漏斗を備えた4つ口フ
ラスコに、1−メトキシ−2−プロパノ−ル100部を
仕込み、80℃に昇温した中に、メトキシポリエチレン
グリコ−ルメタクリレ−ト(n≒8)70部、アゾイソ
ブチロニトリル0.2部及びn−ドデシルメルカプタン
0.7部の混合物を2時間かけて滴下し、更に80℃で
4時間保持し、重合体溶液(固形分含量40.8重量
%)を製造した。該重合体の平均重量分子量(GPC)
は19,300であった。これに2−(2′−ヒドロキ
シ−5′−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾ−ル30
部を添加し、紫外線吸収剤溶液を得た。
【0038】試験例1 実施例1〜4及び比較例1〜2で得られた紫外線吸収剤
溶液を用い、次に示す各種性能試験に供した。それらの
試験結果を表1に示す。 [水溶性]実施例1〜4及び比較例1〜2で得られた紫
外線吸収剤溶液10部に、室温で脱イオン水50部を添
加した際の溶液の濁りを目視で判定し、水溶性を評価し
た。判定基準は次の通りである。 A:均一に溶解。 B:濁りを生じるが、凝集析出物は認められない。 C:凝集析出物が明らかに認められる。 [PVAとの相溶性]実施例1〜4及び比較例1〜2で
得られた紫外線吸収剤溶液4部と10%PVA水溶液1
00部(商品名:C−17GP、信越化学工業(株)
製)とを良く混合した後、清浄なガラス板に乾燥膜厚が
10μmになるようにバ−コ−タにより塗工し、110
℃で5分間乾燥した。ガラス表面における塗膜の濁り
を、ヘイズメ−タ−(商品名:NDH2000、日本電
飾工業(株)製)で測定した透明性(Haze)により
判定した。 [紫外線吸収性]上記ポリビニルアルコールとの相溶性
試験と同様にして、ガラス表面に塗膜を形成し、波長3
50nmの紫外線透過率(T%)を分光光度計(U−3
300形、(株)日立製作所製)により測定した。 [画像濃度]実施例1〜4及び比較例1〜2で得られた
紫外線吸収剤溶液5部、PVA(C−17GP)20
部、シリカ(商品名:スノ−テックスPST−3、日産
化学(株)製)100部及び脱イオン水100部を混合
し、塗工液を調製した。この塗工液を、一般上質紙の表
面に、乾燥膜厚が10μmになるようにバ−コ−タによ
り塗工し、110℃で5分間乾燥し、インクジェットプ
リンタ記録用紙を製造した。
【0039】上記で得られた記録用紙に、インクジェッ
トプリンタ(商品名:PM−750C、セイコ−エプソ
ン(株)製)によりブラックインクでベタ印字し、その
部分の反射濃度(O.D.)を、反射濃度計(商品名:
マクベスRD918、マクベス社製)を用いて測定し
た。数値が高いほど画像濃度が高く良好であるが、通常
1.20以上あれば良好である。 [耐光性]画像濃度試験と同様にして製造されたインク
ジェットプリンタ記録用紙にインクジェットプリンタ
(PM−750C)によりマゼンタインクでベタ印字し
た。記録後の用紙をキセノンウェザオメ−タ−(商品
名:Hi35、アトラス社製)を用い、ブラックパネル
温度63℃、相対湿度65%RHの環境下で100時間
光照射し、その前後の印字の色差ΔEを、色彩色差計
(商品名:CR−300、ミノルタ(株)製)を用いて
測定した。
【0040】
【表1】
【0041】表1の結果から明らかなように、本発明の
紫外線吸収性共重合体は水溶性、紫外線吸収性及び耐光
性に優れ、且つPVAに対し良好な相溶性を示すもので
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) (C08F 220/28 (C08F 220/28 220:60) 220:60) Fターム(参考) 2H086 BA38 BA41 4J100 AJ01R AJ02R AJ08R AJ09R AK32R AL03P AL03R AL04R AL05P AL05R AL08P AL08Q AM21R BA03P BA03Q BA04P BC04R BC08R BC65R BC73Q BD14R CA04 CA05 DA36 JA01 JA11 JA13 JA28 JA33 JA43 JA50 JA58 JA60 JA61 JA64

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1): 【化1】 〔式中、R1は水素原子又はメチル基を示す。R2は炭素
    数1〜4のアルキレン基を示す。R3は水素原子、炭素
    数1〜4のアルキル基又はフェニル基を示す。nは2〜
    30の整数を示す。〕で表わされる親水性又は水溶性重
    合性単量体(A)と、一般式(2): 【化2】 〔式中、R4、R5及びR6は、そのうちの少なくとも1
    つが重合性二重結合含有基を示し、他は同一又は異なっ
    て炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のアルコキ
    シ基、シアノ基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、カルボ
    キシル基又はアルコキシカルボニル基を示す。〕で表さ
    れる重合性紫外線吸収性単量体(B)との共重合体であ
    って、重量平均分子量が1,000〜1,000,000
    である紫外線吸収性共重合体。
  2. 【請求項2】上記一般式(1)において、R3が炭素数
    1〜4のアルキル基又はフェニル基である請求項1に記
    載の紫外線吸収性共重合体。
  3. 【請求項3】親水性又は水溶性重合性単量体(A)と重
    合性紫外線吸収性単量体(B)と、該単量体(A)及び
    /又は該単量体(B)に共重合可能な重合性単量体
    (C)との共重合体である請求項1又は2に記載の紫外
    線吸収性共重合体。
  4. 【請求項4】共重合可能な重合性単量体(C)が、一般
    式(3): 【化3】 〔式中、R7は水素原子又はシアノ基を示す。R8は水素
    原子、炭素数1〜18のアルキル基又は重合性二重結合
    含有基を示す。R9は重合性二重結合含有基を示す。〕
    で表される重合性紫外線安定性単量体(D)である請求
    項3に記載の紫外線性共重合体。
  5. 【請求項5】親水性又は水溶性重合性単量体(A)50
    〜99.9重量%と重合性紫外線吸収性単量体(B)
    0.1〜50重量%との共重合体である請求項1又は2
    に記載の紫外線吸収性共重合体。
  6. 【請求項6】共重合可能な重合性重合性単量体(C)の
    含有量が共重合成分全量の0.1〜50重量%である請
    求項3に記載の紫外線吸収性共重合体。
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