JPS61263A - モノアゾ化合物およびそれを用いる染色または捺染法 - Google Patents

モノアゾ化合物およびそれを用いる染色または捺染法

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JPS61263A
JPS61263A JP59121077A JP12107784A JPS61263A JP S61263 A JPS61263 A JP S61263A JP 59121077 A JP59121077 A JP 59121077A JP 12107784 A JP12107784 A JP 12107784A JP S61263 A JPS61263 A JP S61263A
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哲也 宮本
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栢根 豊
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原田 尚樹
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモノアゾ化合物およびそイ1を用いて染色また
は捺染する方法に関する。さらに詳しくは下記一般式(
I) H 〔式中、Yは−5O1lCH=CH2又は−5O2CH
2CH2Z。
Zはアルカリの作用によって脱離する基を表わす。Aは
1□換基を有していてもよいフェニレン基またはナフチ
レン糸を表わす。
R,およびR2はそれぞれ独立に水素原子または置換さ
れていてもよい低級アルキル基を表わす。
Kは一般式 %式%) (式中夫々の残基はアゾ基と4位で結合)を表わし、R
3は水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、低
級アルキルカルボニルアミノ基、アリールカルボニルア
ミノ基、ウレイド基、N−アリールウレイド基、低級ア
ルキルスルホニルアミノ基またはヒドロキシアセチルア
ミノ基を表わし、R4およびR11はそれぞれ独立に、
水素原子、低級アルキル基または低級アルコキシ糸を表
わし、R6は水素原子又は低級アルコキシ基を表わし、
mは、0又はlを表わす。
DおよびDIはそれぞれ独立に置換されたフェニル基又
は置換されたナフチル基を示し、この場合置換基の少な
くとも1つは水溶性にする基か又は水溶性にする基を有
する置換基を表わす。〕 で示されるモノアゾ化合物またはその塩、およびそれを
用いて繊維材料を染色または捺染する方法に関する。
前記一般式(Ilにおいて、Zで示されるアルカリの作
用で脱離する基としては、たとえば、硫酸エステル基チ
オ硫酸エステル基、リン酸i      エステル基、
酢酸エステル基、ハロゲン原子ノー: 等がこれに該当する。
Aは、好ましくはメチル基、エチル基、メトキシ基、エ
トキシ基、塩素、臭素及びスルホ基の群から選ばれる、
l又は2個の置換基により置換されていてもよいフェニ
レン基又はスルホ基1個で置換されでいてもよいす7チ
レン基であり、たとえば (式中、星印で示した結合は、−N−基に通じている結
合を意味する。) R1およびR21こおいて、低級アルキル基としては、
l−4個の炭素原子を有するアルキル基が好ましく、置
換されていてもよい基としては、ヒドロキシ基、シアノ
基、アルコキシ基、ハロゲン基、カルボキシ基、カルバ
モイル基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニ
ルオキシ基、スルホ基、スルファモイル基が好ましい。
特に好ましいR,、R,としては、たとえば、水素、メ
チル基、エチル基、n−プロピル基、1SO−プロピル
基、n−ブチル基、1so−ブチル基、5ec−ブチル
基、2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシプロピル
基、8−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシブチル
基、3−ヒドロキシブチル基、4−ヒドロキシブチル基
、2.8−ジヒドロキシプロピル基、8.4−ジヒドロ
キシブチル基、シアノメチル基、2−シアノエチル県、
3−シアノプロピル基、メトキシメチル基、エトキシメ
チル基、2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基
、8−メトキシプロピル基、3−エトキシプロピル基、
2−ヒドロキシ−8−メトキシプロピル基、クロロメチ
ル基、ブロモメチル基、2−クロロエチル基、2−ブロ
モエチル基、3−クロロプロピル基、3−ブロモプロピ
ル基、4−クロロブチル基、4−ブロモブチル基、カル
ボキシメチル基、2−カルボキシエチル基、8−カルボ
キシプロピル基、4−カルボキシブチル基、1.2−ジ
カルボキシエチル基、カルバモイルメチル基、2−カル
バモイルエチルA−V、3−カルバモイルエチルハ、4
−カルノくモイルブチル基、メトキシカルボニルエチル
基、メトキシカルボニルエチル基、2−メトキシカルボ
ニルエチル基、2−エトキシカルボニルブチル基、3−
メトキシカルボニルプロピル基、3−エトキシカルボニ
ルプロピル基、4−メトキシカルボニルブチル基、4−
エトキシカルボニルブチル基、メチルカルボニルオキシ
メチル基、エチルカルボニルオキシメチル基、2−メチ
ルカルボニルオキシエチル基、2−エチルカルボニルオ
キシメチル基、3−メチルカルボニルオキシプロピル基
、33−エチルカルボニルオキシプロピル基、4−メチ
ルカルボニルオキシブチル基、4−エチルカルボニルオ
キシブチル基、スルホメチル基、2−スルホエチル基、
3−スルホプロピル基、h       4−スルホブ
チル基、スルファモイルメチル基、2−スルファモイル
エチル基、3−スルフ1モイルプロピル基、4−スルフ
ァモイルブチル基等をあげることができる。
本発明化合物は遊離酸の形でまたはその塩の形で存在し
、特にアルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩、特に
ソーダ塩、カリ塩、カルシウム塩が好ましい。
本発明化合物は例えば次の様に製造することができる。
即ち、一般式側 D−N=N−に−N−H−(+1 ) (式中、D、lぐ、R2は前述の意味を有する。) で表わされるアミノアゾ化合物、一般式(fullk。
HN−A−Y        f曲 (式中R1、A、YG−!前述の意味を有する。)で表
わされるアミンおよび一般式(IVID’−NH,(N
) (式中、D/はnテ1述の意味を有する )で表わされ
るアミノ化合物と一般式(V)(式中、Xはハロゲン原
子を表わす。)で表わされる2、4.6−ドリハロゲノ
ーl。
3 、5− トIJアジンを任意の順序で水性媒体中、
−次的には0〜80℃、二次的には30〜50℃、三次
的には80〜95Cで縮合させて得られる。これは酸結
合剤の添加下、たとえはアルカリ−又はアルカリ土類金
属の炭酸塩、アルカリ−又はアルカリ土類金属の重炭酸
鳴又は水酸化物、アルカリ金1萬の酢酸塩−この際アル
カリ−及びアルカリ土類金属はナトリウム、カリウム及
びカルシウムが好ましい−、あるいはたとえば第三アミ
ン、たとえはピリジン又はトリエチルアミン又はキノリ
ンの添加下、2.0〜8,0のp H値で、特各こ4.
0〜6.5のpH値で行なわれるのが好ましい。
一般式(Ylにおいて、Xで表わされる))ロゲン原子
としては、塩素、臭素またはフッ素が例示されるが、塩
素およびフッ素が好ましい。
本発明による一般式(I)なる化合物の製造に使用され
、かつ一般式(II+にゾ」応する中間体の製造に使用
される、式D−,−NH2(式中りは上述の意味を有す
る。)なるアミン化合物および一般式(Iv)で示され
るアミン化合物はたとえば次のものである: l−アミンベンゾ−ルー2−スルホン酸、1−アミノベ
ンゾ−ルー8−及び−4−スルホン酸、2−アミノ−4
−スルホ安息香酸、2−アミノ−5−スルホ−安息香酸
、4−アミノ−2−スルホ−安息香酸、4−アミノ−ト
ルオ−ルー2−及び−3−スルホン酸、2−アミノ−ト
ルオ−ルー4−及ヒ−5−スルホン酸、2−アミノ−ト
ルオ−ルー4−カルポン駿、アントラニル酸、4−アミ
ノ−安息香酸、2−アミノ−アニソール−4−及び−5
−スルホン酸、4−アミノ−アニソール−2−及び−3
−スルホン酸、3−クロル−2−アミノ−トルオ−ルー
5−スルホン酸、4−クロル−2−アミノ−トルオ−ル
ー5−スルホン酸、5−クロル−2−アミノ−トルオ−
A −3−及ヒ−4−スルホン酸、6−タロルー2−ア
ミノ−トルオ−ルー4−スルホン酸、6−クロル−8−
アミメートルオール−4−スルホン酸、1−アミノベン
ゾ−ルー2.5−ジスルホン酸、■−アミノベンゾール
ー2゜4−及び−3,5−ジスルホン酸、2−アミノ−
トリオ−ルー3,5−ジスルホン酸、2−アミノ−トル
オ−ルー4.5−及び−4゜6−ジスルホン14−アミ
ノ−トルオ−ルー2.5−ジスルホン酸、2−(3/ 
 −スル力      ホー41−アミノフェニル)−
6−メチル−ベンズチアゾール−7−スルホン談、4−
ニトロ−4′−アミノスチルベン−2,2’、−ジスル
ホン酸、2−アミノナフタリン−1−スルホン酸、2−
アミノナフタリン−5−及び−6−スルホン酸、2−ア
ミノナフタリン−7−及び−8−スルホン酸、l−アミ
ノナフタリン−2−1−3−1−4−1−5−1−6−
1−7−及び−8−スルボン酸、2−アミノナフタリン
−4,8−ジスルホン酸、2−アミンナフタリン−6,
8−ジスルホン酸、2−アミノ−ナフタリン−1,5−
及び−1,7−ジスルホン酸、2−アミノナフタリン−
5,7−1−8、6−1−3,7−及び−4,7−ジス
ルホン酸、1−アミンナフタリン−2,4−1−2、5
−1−8,6−1−8,7−1−3,8寸、−4,6−
1−4゜7−1−4.8−1−5.7−及び−6,8−
ジスルホン酸、2−アミノナフタリン−3゜6.8−ト
リスルホン酸、2−アミノナフタリン−4,6,8−及
び−1,5,7−トリスルホン酸、1−アミノナフタリ
ン−2,4゜7−トリスルホン酸、■−アミノーナフタ
リンー2.4.8−1−3.5.7−1−3゜6.8−
及び−4,6,8−トリスルホン酸。
本発明による化合物の製造に使用されかつ一般式但)な
る出発化合物の合成に使用することができる式H−に−
NHR2(K及びR2は前述の意味を有する。)なる化
合物はたとえば次のものであるニ アニリン、2−アミノ−ドルオール、3−アミノ−ドル
オール、2−アミノ−アニソール、l−アミノ−3−ア
セチルアミノ−ペンゾール、l−アミノ−3−プロピオ
ニルアミノ−ヘンソール、l−アミノ−3−ベンゾイル
アミノ−ペンゾール、l−アミノ−3−ヒドロキシアセ
チルアミノ−ペンゾール、3−アミノ−フェニル尿素、
Nl−フェニル−N−(3−アミノフェニル)−尿素、
l−アミノ−3−メチルスルホニルアミノ−ペンゾール
、1−アミノ−3−フェニルスルホニルアミノ−ペンゾ
ール、l−アミノ−8−(p−)ルイルースルホ二ルア
ミノ)−ペンゾール、2−メトキシ−5−メチル−アニ
リン、2,5−ジメチルアニリン、2.5−ジメトキシ
−アニリン、2.3−ジメチル−アニリン、3゜5−ジ
メチルアニリン、2.6−ジメチルアニリン、l−アミ
ノ−2−メチル−5−アセチルアミノ−ペンゾール、1
−アミノ−2−メトキシ−5−アセチルアミノ−ペンゾ
ール、l−アミノ−3−アセチルアミノ−ベンゾ−ルー
4−スルホン酸、1−アミノ−3−N′=7エニルウレ
イドーベンゾールー6−スルホン酸、3−アミノ−アニ
ソール、N−メチル−アニリン、N−エチル−アニリン
、N−ブチル−アニリン、N−(β−ヒドロキシエチル
)−アニリン、N−(β−スルファトエチル)−アニリ
ン、8−(N−メチルアミノ)−ドルオール、8−(N
−メチルアミノ)−アニソール、8−(’N−エチルア
ミノ)−ドルオール、3−(N−エチルアミノ)−アニ
ソーノへ l−アミノ−ナフタリン、l−アミノナフタ
リン−6−スルホン酸、1−アミン−17タリンー7及
び−8−スルホン酸、l−アミノ−2−メトキシ−6−
スルホナフタリン及びl−アミノ−2−エトキシ−6−
スルホ−ナフタリン。
合成溶液から一般式(11なる本発明による化合物の分
離及び単(誰は一般の公知方法に従って行うことができ
る。たとえば反応媒体から電解質、たとえば塩化ナトリ
ウム又は塩化カリウムを用いて沈澱し、引き続き沖過す
ることによっであるいは反応溶液の蒸発、たとえば噴霧
乾燥して行われる。この場合この反応溶液に緩衝物質を
加えることができる。更に本発明による一般式(11な
る化合物は生じた、場合により濃縮された合成溶液の形
で、場合各こより緩衝物質の添加後、たとえば染色調製
物として引き続き使用することができる。
本発明化合物は、繊維反応性を有し、ヒト濃     
  ロキシ基含有またはカルボンアミド基含有材料の染
色又は捺染に使用できる。材料は繊維材料の形で、ある
いはその混紡材料の形で使用されるのが好ましい。
ヒドロキシ基含有材料は天然又は合成ヒドロキシ基含有
材料、たとえばセルロース繊維材料又はその再生生成物
及びポリビニルアルコールである。セルロース繊維材料
は木綿、しかもその他の植物繊維、たとえばリネン、麻
、ジュート及びラミー繊維が好ましい。再生セルロース
繊維はたとえハヒスコース・ステーブル及びフィラメン
トビスコースである。
カルボンアミド基含有材料はたとえば合成及び天然のポ
リアミド及びポリウレタン、特に繊維の形で、たとえば
羊毛及びその他の動物毛、絹、皮革、ポリアミド−6,
6、ポリアミド−6、ポリアミド−11及びポリアミド
−4である。
本発明化合物は、上述の材料上に、特に上述の繊維材料
上に、物理的化学的性状に応じた方法で、染色又は捺染
できる。
例えば、セルロース繊維上に吸尽染色する場合、炭酸ソ
ーダ、第三燐酸ソーダ、苛性ソーダ等の酸結合剤の存在
下、場合により中性塩、例えば芒硝又は食塩を加え、所
望によっては、溶解助剤、浸透剤又は均染剤を併用し、
比較的低い温度で行われる。染料の吸尽を促進する中性
塩は、本来の染色温度に達した後に初めて又はそれ以前
に、場合によっては分割して添加できる。
パジング法に従ってセルロース繊維を染色する場合、室
温又は高められた温度でパッドし乾燥後、スチーミング
又は乾燥によって固着できる。
セルロース繊維に対して捺染を行う場合、−相で、例え
ば重曹又はその他の酸結合剤を含有する捺染ペーストで
捺染し、次いで100〜160℃でスチーミングするこ
とによって、あるいは二相で、例えは中性又は弱液性捺
染ペーストで捺染し、これを熱い電解質含有アルカリ性
浴に通過させ、又はアルカリ性電解質含有パジング液で
オーバー、パジングし、スチーミング又は乾熱処理して
実施できる。
捺染ペーストには、例えはアルギン酸ソーダ又は澱粉エ
ーテルのような糊剤又は乳化剤が、所望によっては、例
えは尿素のような通常の捺染助剤かつ(又は)分散剤と
併用して用いられる。
セルロース繊維上に本発明化合物を固着させるに適した
酸結合剤は、例えはアルカリ金属又はアルカリ土類金職
と無機又は有機酸あるいは加熱状態でアルカリを遊離す
る化合物との水溶性塩基性塩である。特にアルカリ金属
の水酸化物及び弱ないし中程度の強さの無機又は有機酸
のアルカリ金属塩が挙げられ1、その内、特に、ソーダ
塩及びカリ塩が好ましい。この様な酸結合剤として、例
えば苛性ソーダ、苛性カリ、重曹、炭酸ソーダ、蟻酸ソ
ーダ、炭酸カリ、第一、第二又は第三燐酸ソーダ、ケイ
酸ソーダ、トリクロロ酢酸ソーダ等が挙げられる。
合成及び天然のポリアミド及びポリウレタン繊維の染色
は、まず酸性ないし弱酸性の染浴からpH値の制御ドに
吸尽させ、次(こ固着させるために中性、場合によりア
ルカリ性のpH値に変化させること1こよって行える。
染色は通常60〜120℃の温度で行えるが、均染性を
達成するために通常の均染剤、例えは塩化シアヌルと8
倍モルのアミノベンゼンスルホン酸又はアミノナフタレ
ンスルホン酸との組合生成物あるいは例えはステアリル
アミンとエチレンオキサイドとの付加生成物を用いるこ
ともできる。
本発明化合物は繊維材料に対する染色及び捺染tこおい
て優れた性能を発揮する点に特徴がある。特にセルロー
ス繊維材料の染色に好屑であり、良好2な耐光性と耐汗
日光性、優れた耐湿潤性、たとえば耐洗濯性、耐過酸化
洗濯性、耐塩素水性、耐塩素漂白性、耐汗性、耐酸加水
分解性及び耐アルカリ性、さらに良(好な耐す擦性と耐
アイ・ン性を有する。また優れたビルドアツプ性、均染
性及びウオツシュオフ性、さらに良好な溶解性と高い吸
尽・固着性を有する点、染色温度や染浴比の変動による
影響を受けにくく安定した品質の染色物が得られる点に
おいて特徴を有する。
次に本発明を実施例によってさらに詳細に説明する。文
中、部は重量部を示す。
英施例1 通常の方法で、2−アミノナフタリン−4,8−ジスル
ホン酸6.1部をジアゾ化し、3−アミノドルオール2
.1部とカップリングして得られたアミノアゾ化合物の
水100部中の溶液に、塩化シアヌル3.7部を加え、
0〜10℃で、pH5〜7に、炭酸ソーダ水溶液で調整
しながら、原料のアミノアゾ化合物がなくなるまで攪拌
した。
この溶液に、水50部中に、l−アミノベンゾ−ルー4
−スルホン03.5部ヲ含i1J’中性溶液を加え、2
0〜40℃で、pH5〜7に、炭酸ソーダ水溶液で調整
しながら、縮合が終了するまで攪拌した。
さらに、この溶液に、水100部中に、l−アミノベン
ゾ−ルー3−β−スル7アートエチルスルホン5.6部
を含む中性溶液を加え、p)15〜6に調整した後、9
0Cまで昇温し、炭酸ソーダ水溶液でpH5〜6に調整
しながら同温度で、縮合が終了するまで攪拌し、遊離酸
の形でド記構造式のモノアゾ化合物を得た。
30、H (λmax = 890 rllTl  但し水性媒体
中で測定、以下同条件で測定) 中性溶液から減圧下、又は60〜80℃で循環空気棚中
で蒸発しであるいは噴霧乾燥して、あるいは電解質塩、
たとえば塩化ナトリウムで塩析してこれを単離すること
ができる。乾燥後、橙色粉末が得られる。
これは後述の実施例の方法によって染色することにより
、前述の材料、たとえは木綿上(こ良好な耐光性及び耐
湿潤性を有する、濃色の帯赤黄色染色を生する。
実施例2 水100部中に1−N−エチルアミノベンゾ−ルー4−
β−スルフアートエチルスルホン6.2部を含む中性水
溶液に、塩化シアヌル8.7部を加え、0〜20℃で、
炭酸ソーダ水溶液でpH5〜71こ調整しながら、縮合
が終了するまで攪拌した。
この溶液に、実施例1と同様にして得られたアミノ・ア
ゾ化合物の水100部中の中性溶液を加え、30〜50
℃で、炭酸ソーダ水溶液でpH5〜6.5に調整しなが
ら、縮合が終了するまで攪拌した。
さらに、この溶液に、■−アミノベンゾールー4−スル
ホン酸8.5部を加え、炭酸ソーダ水溶液でpH4〜6
に調整した後、95℃まで昇記し、同温度、同p f(
で縮合が終rするまで攪拌し、遊離酸の形で下記構造式
のモノアゾ化合物を得た。
(λmax=8901m ) 実施例8 水100部中に、l−アミノベンゾ−ルー2.5−ジス
ルホン# 5.1部を加え、苛性ソーダ水溶液でpH6
〜8に1周整し、塩化シアヌル8.7部を、0〜20℃
で加え、同温度、同pHで5四合が終了するまで攪拌邊
        した。
この溶液に、実施例1と同様にして得られたアミノアゾ
化合物の水50部中の中性溶液を加え、20〜40℃で
、竹性ソーダ水溶液でp H6〜8に調整しながら攪拌
し、縮合が縮了後、塩化すl−IJウムを加えて塩析し
、析出物を沖取した。
この沖取物を水100部に加え、さらに■−アミノベン
ゾールー4−β−スルフアートエチルスルホン5.6部
を、炭酸ソータ水溶液でp H4〜6に調整しながら加
え、最終的にpH5に調整した後、95℃まで昇温し、
炭酸ソーダ水溶液でpH4〜6をこ調整しながら、同温
度で縮合が終了するまで攪拌し、遊離酸の形で下記構造
式のモノアゾ化合物を得た。
(ムmax=890nm) 実施例4 実施例■と同様の方法でアミノアゾ化合物と塩化シアヌ
ルを反応させた溶液に、水50部中に1−アミノベンゾ
−ルー4−β−スル7アートエチルスルホン5.6部ヲ
含む中性中溶液を加え、10〜20℃で炭酸ソーダ水溶
液でpH5〜6に調整しなから縮合が終了するまで攪拌
した。
この溶液瘉こl−アミノベンゼン−3−スルホン酸3.
5部を加え、炭酸ソーダ水溶液でpH5に皓整した後9
0℃まで昇温し、炭酸ソーダ水溶液でpt(5に調整し
ながら、同温度で縮合が終了するまで攪拌し、遊離酸の
形で下記構造式のモノアゾ化合物を得た。
実施例5 実施例1と同様にして得られたアミノアゾ化合物を含む
水100部の中性溶液番こ、2.4.6−)リフルオロ
−1,3,5−トリアジン2ゴ部を、0〜10℃および
炭酸ナトリウム水溶液でpH4〜5に調整しながら滴下
し、同温度、同pHでアミノアゾ化合物がなくなるまで
攪拌した。
この反応液に、【−アミノベンゾ−ルー4−スルホン酸
8.5部を加え、20〜40℃でpH5〜7に苛性ソー
ダ水溶液で調整しながら、縮合が終了するまで攪拌した
さらにこの溶液に、l−アミノペンゾール3−β−スル
フアートエチルスルホン5.6部を含む水100部の溶
液を加え、pH5〜6に調整した後、90℃まで昇温し
、炭酸ソーダ水溶液でpH5〜6に調整しながら同温度
で、縮合が終了するまで攪拌し、実施例1で得られたと
同一の化合物が得られた。
実施例6〜95 実施例1〜4の方法〔こ従って次表の第二側に記載の一
般式D−NH2なるアミノ化合物、・邪三欄に記載の一
般式H−に−NHR2なる化合物、第四((噛に記載の
一般式(曲で示されるアミノ化合物、第五欄に記載の一
般式(Iv)で示されるアミンおよび塩化シアヌルを用
いて、合成した例を挙げる。また第六欄にはその様にし
て合成した染料を用いて、木綿を染色した時に得られた
木綿上の色調を示す。
実施例96 実施例1に記載のモノアゾ化合物0.1108および0
6部を各々水200部に溶解し、芒硝10部と木綿10
部を加え、60℃に昇温し炭酸ソーダ4部を加え、1時
間染色する。水洗、ンーピング、水洗そして乾燥して、
諸堅牢度、特に日光、注口光および塩素堅牢度に優れ、
極めて良好なビルドアツプ性と良好な抜染性を有する鮮
やかな帯赤黄染色物を得た。
この化合物は溶解度も優れ、良好な均染性と染色の再現
性を有する。
実施例97 実施例1により製造した染料4.5部、尿素10.0部
、アルギン酸ナトリウム、糊料(7)10%水溶液50
.0部、m−ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム1.
0部、重曹1.0部に水を加え100部とした捺染糊を
用い邊      て、木綿上に捺染し、この捺染され
たものを乾燥後、102℃ で5分間スチーミングする
。この捺染物を冷水および熱湯で洗い乾燥する。得られ
た捺染物は良好な洗濯堅牢度を有する帯赤黄色の染色を
示す。
また、102℃で5分間スチーミング行なう代わりに1
75℃で6分間スチーミングしても同様の染色物が得ら
れた。さらに同様の結果は木綿/ポリエステルl:lの
混紡割合の木綿上でも得られた。
実施例98 m−ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム0.5部を添
加して実施例1によって得た染料2.0部を水100部
に溶解する。得られた溶液で木綿織物を含浸して重量増
加75%となるようにし、次に乾燥する。次にこの織物
を苛性ソーダ51/eおよび食塩80097gを含有し
ている20℃の温溶液に含浸し、重量増加75%に絞り
、この染色物を2000で80秒間スチーミングし、す
すぎ、非イオン性洗剤の30%沸騰溶液中で15分間′
/−ピング処理し、すすき、乾燥することにより、帯赤
黄色の染色物を得た。乾燥後、200℃で30秒間行な
うスチーミングを次の任意のものに代える場合にも同様
の染色物が得られた。
(a) 210℃で1分間ベーキング (b) l 80℃で3分間ベーキング(CI 150
℃で5分間ベーキング さらに同様の結果は、木綿/ポリエステルのl=1の混
紡割合の木綿上でも得られた。
実施例99 実施例2〜95に記載のモノアゾ化合物を用い、実施例
96〜98(こ記載の方法に従って染色することにより
同様の性能を発揮する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Yは−SO_2CH=CH_2又は−SO_2
    CH_2CH_2Z、Zはアルカリの作用によって脱離
    する基を表わす。Aは置換基を有していてもよいフェニ
    レン基またはナフチレン基を表わす。R_1およびR_
    2はそれぞれ独立に水素原子または置換されていてもよ
    い低級アルキル基を表わす。 Kは一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ (式中夫々の残基はアゾ基と4位で結合)を表わし、R
    _3は水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、
    低級アルキルカルボニルアミノ基、アリールカルボニル
    アミノ基、ウレイド基、N−アリールウレイド基、低級
    アルキルスルホニルアミノ基またはヒドロキシアセチル
    アミノ基を表わし、R_4およびR_5はそれぞれ独立
    に、水素原子、低級アルキル基または低級アルコキシ基
    を表わし、R_6は水素原子又は低級アルコキシ基を表
    わし、mは、0又は1を表わす。 DおよびD′はそれぞれ独立に置換されたフェニル基又
    は置換されたナフチル基を示し、この場合、置換基の少
    なくとも1つは水溶性にする基か又は水溶性にする基を
    有する置換基を表わす。〕 で示されるモノアゾ化合物またはその塩。 2)DおよびD′はそれぞれ独立に1、2又は3個のス
    ルホ基によって置換されたナフチル基かあるいは1又は
    2個のスルホ基及び(又は)カルボキシ基によって置換
    されているフェニル基であり、これは更にクロル原子、
    ブロム原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基及びニ
    トロ基よりなる群から選ばれた1又は2個の置換基によ
    って置換されていてもよいことよりなる特許請求の範囲
    第1項に記載のモノアゾ化合物。 3)下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Yは−SO_2CH=CH_2又は−SO_2
    CH_2CH_2Z、Zはアルカルの作用によって脱離
    する基を表わす。Aは置換基を有していてもよいフェニ
    レン基またはナフチレン基を表わす。R_1およびR_
    2はそれぞれ独立に水素原子または置換されていてもよ
    い低級アルキル基を表わす。 Kは一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ (式中夫々の残基はアゾ基と4位で結合)を表わし、R
    _3は水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、
    低級アルキルカルボニルアミノ基、アリールカルボニル
    アミノ基、ウレイド基、N−アリールウレイド基、低級
    アルキルスルホニルアミノ基またはヒドロキシアセチル
    アミノ基を表わし、R_4およびR_5はそれぞれ独立
    に、水素原子、低級アルキル基または低級アルコキシ基
    を表わし、R_6は水素原子又は低級アルコキシ基を表
    わしmは、0又は1を表わす。DおよびD′はそれぞれ
    独立に置換されたフェニル基又は置換されたナフチル基
    を示し、この場合置換基の少なくとも1つは水溶性にす
    る基か又は水溶性にする基を有する置換基を表わす。〕 で示されるモノアゾ化合物またはその塩を用いて繊維材
    料を染色または捺染する方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62164765A (ja) * 1986-01-16 1987-07-21 Sumitomo Chem Co Ltd モノアゾ化合物およびそれを用いて繊維材料を染色または捺染する方法
JPS62167364A (ja) * 1986-01-17 1987-07-23 Sumitomo Chem Co Ltd モノアゾ化合物およびそれを用いる染色または捺染法
JPS62167365A (ja) * 1986-01-20 1987-07-23 Sumitomo Chem Co Ltd モノアゾ化合物及びそれを用いる染色又は捺染方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5996174A (ja) * 1982-11-24 1984-06-02 Mitsubishi Chem Ind Ltd セルロ−ス繊維類用反応性染料

Patent Citations (1)

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