JPS61155469A - モノアゾ化合物およびそれを用いる染色または捺染法 - Google Patents

モノアゾ化合物およびそれを用いる染色または捺染法

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JPS61155469A
JPS61155469A JP59279450A JP27945084A JPS61155469A JP S61155469 A JPS61155469 A JP S61155469A JP 59279450 A JP59279450 A JP 59279450A JP 27945084 A JP27945084 A JP 27945084A JP S61155469 A JPS61155469 A JP S61155469A
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栢根 豊
Hirokazu Sawamoto
澤本 浩和
Takashi Omura
尾村 隆
Naoki Harada
原田 尚樹
Akira Takeshita
明 竹下
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモノアゾ化合物およびそれを用いて繊維材料を
染色または捺染する方法に関する。更に詳しくは、繊維
材料を染色または捺染して祥明な帯緑黄色であって諸堅
牢度の優れた染色物を与えることができる繊維反応性モ
ノアゾ化合物、およびそれを用いて繊維材料を染色また
は捺染する方法に関する。
従来、帯緑黄色系反応性染料は種々4知られているが、
主にカップラーとしてピラゾロン誘導体が使用されてい
るために特に塩素堅^ 牢共に欠点があり、か\る欠点を改良する目的で特開昭
56−112584号公報に記載の化合物が提案されて
いる。しかし、これらの化合物も、塩素堅牢度を含めそ
の他の堅牢度、あるいはビルドアツプ性など染料特性に
対する近年の高度の要求に応えるものでなく尚一層の改
良が要望されているのである。
このような事情の下で、本発明者らは前記特開昭公報に
記載の化合物を改良する目的で検討の結果、本発明のモ
ノアゾ化合物を見出すに至ったのであろう すなわち、本発明は下記一般式(Il (式中、Dはメチル基、エチル基、メトキシ基、エトキ
シ基、フェノキシ基、アセチルアミノ基、プロピオニル
アミノ基、マレイニルアミノ基またはサクシニルアミノ
基により置換されているスルホフェニル基、或いはスル
ホン酸基2個ないし3個により置換されているナフチル
基を表わし、Eはメトキシ基またはエトキシ基を表わし
、Xはスルホン酸基を1個ないし2個有する芳香族アミ
ノ残基、フッ素原子または塩素原子を表わす。Rは水素
原子または置換されていてもよい低級アルキル基、Aは
置換基を有していてもよいフェニレンまたはナフチレン
基を表わし、Yは一5o2CH=CH2または一5o、
Cf(、CH,Z 、  ここにZはアルカリの作用に
よって脱離する基を表わす。) で示されるモノアゾ化合物またはその塩、およびそれを
用いて繊維材料を染色または捺染する方法を提供する。
2で示されるアルカリの作用によって脱離する基として
は、たとえば、硫酸エステル基、チオ硫酸エステル基、
リン酸エステル基、酢酸エステル基、ハロゲン原子等が
これに該当する。
Aは、好ましくはメチル基、エチル基、メトキシ基、ニ
ドキシ基、塩素、臭素及びスルホン酸基の群から選ばれ
る、1又は2個の置換基により置換されていてもよいフ
ェニレン基又はスルホン酸基1個で置換されていてもよ
いナフチレン基であり、たとえば C,H。
R (式中、1印で示した結合は、−N−基に通じている結
合を意味する。)等をあげることができる。Rにおいて
、低級アルキル基としては、1−4個の炭素原子を有す
るアルキル基が好ましく、置換されていてもよい基とし
ては、ヒドロキシ基、シアノ基、アルコキシ基、ハロゲ
ン、カルボキシ基、カルバモイル基、アルコキシカルボ
ニル基、アルキルカルボニルオキシ基、スルホン酸基、
スルフアモイル基が好ましい。
Rとしては、たとえば、水素原子、メチル基、エチル基
、n−プロピル基、1so−プロピル基、n−ブチル基
、1so−ブチル基、sec−ブチル基、2−ヒドロキ
シエチルi、2−ヒドロキシプロピル基、8−ヒドロキ
シプロピル基、2−ヒドロキシブチル基、8−ヒドロキ
シブチル基、4−ヒドロキシブチル基、2.3−ジヒド
ロキシプロピル基、a、4−ジヒドロキシブチル基、シ
アノメチル基、2−シアノエチル基、3−シアノプロピ
ル基、メトキシメチル基、エトキシメチル基、2−メト
キシエチル基、2−エトキシエチル基、3−メトキシプ
ロピル基、3−エトキシプロピル基、2−ヒドロキシ−
3−メトキシプロピル基、クロロメチル基、ブロモメチ
ル基、2−クロロエチル基、2−ブロモエチル基、3−
クロロプロピル基、8−ブロモプロピル基、4−クロロ
ブチル基、4−ブロモブチル基、カルボキシメチル基、
2−カルボキシエチル基、3−カルボキシプロピル基、
4−カルボキシブチル基、1.2−ジカルボキシエチル
基、カルバモイルメチル基、2−カルバモイルエチル基
、8−カルバモイルプロピル基、4−カルバモイルブチ
ル基、メトキシカルボニルメチル基、エトキシカルボニ
ルメチル基、2−メトキシカルボニルエチル基、2−エ
トキシカルボニルエチル基、3−メトキシカルボニルプ
ロピル基、8−エトキシカルボニルプロピル基、4−メ
トキシカルボニル Cブチル基、4−エトキシカルボニ
ルブチル基、メチルカルボニルオキシメチル基、エチル
カルボニルオキシメチル基、2−メチルカルボニルオキ
シエチル基、2−エチルカルボニルオキシエチル基、8
−メチルカルボニルオキシプロピル基、8−エチルカル
ボニルオキシプロピル基、4−メチルカルボニルオキシ
ブチル基、4−エチルカルボニルオキシブチル基、スル
ホメチル基、2−スルホエチル基、8−スルホプロピル
基、4−スルホブチル基、スルファモイルメチル基、2
−スルファモイルエチル基、8−スルファモイルプロピ
ル基、4−スルファモイルメチル基等をあげることがで
き、とりわけ、水素原子、メチル基、エチル基の場合が
好ましい。
Dで示されるスルホフェニル基、スルホナフチル基とし
ては、たとえば、 5o3HSo3H SO,H 等をあげることができ、とりわけ、 の場合が好ましい。
Eとしてはメトキシ基がとりわけ好ましい。
Xがスルホン酸基を1個ないし2個有する芳香族アミノ
残基を表わす例としては、たとえば、 SO,)I 等をあげることができる。Xとしてとりわけ好ましいの
は、塩素原子の場合である。
前記一般式(I)で示される化合物の中、Eがメトキシ
基であり、Xが塩素原子である化合物がとりわけ好まし
い。
本発明化合物は遊離酸の形でまたはその塩の形で存在し
、特にアルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩、特に
ソーダ塩、カリ塩、リチウム塩が好ましい。
本発明化合物は、たとえば次の様にして製造することが
できる。
4−メトキシ−2,15−ジアミノベンゼンスルホン酸
又は4−エトキシ−2,5−ジアミノベンゼンスルホン
酸とジケテンを水性媒体中、温度O〜40℃、pH4〜
8で反応させで得た生成物と、下記一般式側 R IN−A−Y      (II ) (式中、R,A、Yは前記の意味を有する。)で示され
るアミンを、任意の順で塩化シアスル又はフッ化シアス
ルと、水性媒体中、−次的には温度OC〜30℃、pH
2〜7に調整しながら、二次的には温度20℃〜60℃
、pH4〜7に調整しながら、縮合することにより、下
記一般式(II) C4又はF (式中、E、R,A、Yは前記の意味を有する。) で示される化合物を得る。
次いで、下記一般式(ff) D−NH,(U”) (式中、Dは前記の意味を有する。) で示されるアミンを通常の方法でジアゾ化した後、一般
式(I[I)の化合物と、水性媒体中、温度θ℃〜80
℃、pH4〜81こ調整し偶がらカップリングを行なう
ことにより、一般式(I)で示されるモノアゾ化合物に
おいて、Xが塩素原子またはフッ素原子である化合物を
得ることができる。一般式(I)で示されるモノアゾ化
合物において、Xがスルホン酸基を1個ないし2個有す
る芳香族アミノ残基である化合物は、さらに、相当する
アミンと、水性媒体中、温度60〜90℃、paa〜6
で反応させることにより得ることができる。
本発明化合物は、繊維反応性を有し、ヒドロキシ基含有
またはカルボンアミド基含有材料の染色又は捺染に使用
できる。材料は繊維材料の形で、あるいはその混紡材料
の形で使用されるのが好ましい。
ヒドロキシ基含有材料は天然又は合成ヒドロキシ基含有
材料、たとえばセルロース繊維材料又はその再生生成物
及びポリビニルアルコールである。セルロース繊維材料
は木綿、しかもその他の植物繊維、たとえばリネン、麻
、ジュート及びラミー繊維が好ましい。再生セルロース
繊維はたとえばビスコース・ステープル及びフィラメン
トビスコースである。
カルボンアミド基含有材料はたとえば合成及び天然のポ
リアミド及びポリウレタン、特に繊維の形で、たとえば
羊毛及びその他の動物毛、絹、皮革、ポリアミド−6,
6、ポリアミド−6、ポリアミド−11及びポリアミド
−4である。
本発明化合物は、上述の材料上に、特に上述の1維材料
上に、物理的化学的性状に応じた方法で、染色又は捺染
できる。
例えば、セルロース繊維上に吸尽染色する場合、炭酸ソ
ーダ、第三リン酸ソーダ、苛性ソーダ等の酸結合剤の存
在下、場合により中性塩、例えば芒硝又は食塩を加え、
所望によっては、溶解助剤、浸透剤又は均染剤を併用し
、比較的低い温度で行われる。染料の吸尽を促進する中
性塩は、本来の染色温度に達した後に初めて又はそれ以
前に、場合によっては分割して添加できる。
パジング法に従ってセルロース繊維を染色する場合、室
温または高められた温度でパッドし乾燥後、スチーミン
グまたは乾熱によって固着できる。又、コールドパッド
バッチ染色もできる。
セルロース繊維に対して捺染を行う場合、−相で、例え
ば重信又はその他の酸結合剤を含有する捺染ペーストで
捺染し、次いで100〜160℃でスチーミングするこ
とによって、あるいは二相で、例えば中性又は弱酸性捺
染ペーストで捺染し、これを熱い電解質含有アルカリ性
基に通過させ、又はアルカリ性電解質含有パジング液で
オーバパジングし、スチーミング又は乾熱処理して実施
できる。
捺染ペーストには、例えばアルギン酸ソ−ダ又は澱粉エ
ーテルのような糊剤又は乳化剤が、所蛮によっては、例
えば尿素のような通常の捺染助剤かつ(又は)分散剤と
併用して用いられる。
セルロースm維上に本発明化合物を固着させるに適した
酸結合剤は、例えばアルカリ金属又はアルカリ土類金属
と無機又は有機酸あるいは加熱状態でアルカリを遊離す
る化合物との水溶性塩基性塩である。特にアルカリ金属
の水酸化物及び弱ないし中程度の強さの無機又は有機酸
のアルカリ金属塩が挙げられ、その内、特に、ソーダ塩
及びカリ塩が好ましい。このような酸結合剤として、例
えば苛性ソーダ、苛性カリ、重q、炭酸ソーダ、蟻酸ソ
ーダ、炭酸カリ、第一、第二又は第三燐酸ソーダ、ケイ
酸ソーダ、トリクロロ酢酸ソーダ等が挙げられる。
合成及び天然のポリアミド及びポリウレタン1awj、
の染色は、まず酸性ないし弱酸性の染浴からpH値の制
御下に吸尽させ、次に固着させるために中性、場合によ
りアルカリ性のpH値に変化させることによって行える
。染色は通常60〜120℃の温度で行えるが、均染性
を達成するために通常の均染剤、例えハ塩化シアヌルと
3倍モルのアミノベンゼンスルホン酸又はアミノナフタ
レンスルホン酸との縮合生成物あるいは例えばステアリ
ルアミンとエチレンオキサイドとの付加生成物を用いる
こともできる。
本発明化合物は繊維材料に対する染色及び捺染において
優れた性能を発揮する点に特徴がある。特にセルロース
tam材料の染色に好適であり、良好な耐光性と耐汗日
光性、優れた耐湿潤性、たとえば耐洗濯性、耐過酸化洗
濯性、耐塩素水性、耐塩素漂白性、耐汗性、耐酸加水分
解性及び耐アルカリ性、さらに良好な耐摩擦性と耐アイ
ロン性を有する。また優れたビルドアツプ性、均染性及
びウオツシュオフ性、さらに良好な溶解性と高い吸尽・
固着性を有する点、染色温度や染浴比の変動による影響
を受けにくく安定した品質の染色物が得られる点におい
て特徴を有する。
本発明化合物は前述の特開昭56−112584号公報
に記載の化合物に比べ、堅牢度、特に日光堅牢度、汗日
光堅牢度、塩素堅牢度に優れており、また、ビルドアツ
プ性が良く、濃度の高い染色物が得られる点で優れてい
る。
以下実施例により本発明の詳細な説明する。
例中、部および%は夫々重量部詔よび重量%を意味する
実施例1 4−メトキシ−2,5−ジアミノベンゼンスルホン酸6
.5部を水200部にpH6〜7で溶解させた液に、温
度10〜20℃で、ジケテン2.5部を30分かけて滴
下する。同温度で2時間攪拌した後、塩化シアヌル5.
5部を氷水100部中に分散させた液に、この液を温度
0〜5℃で、20%炭酸ナトリウム水溶液でpE(3〜
4に調整しながら、1時間かけて滴下し、さらに2時間
攪拌する。
次いで、1−アミノベンゼン−8−β−スルフT−トエ
チルスルホン8.4部を加え、20%炭酸ナトリウム水
溶液でpH5〜6に調整しながら80℃まで昇温し、同
温度、同pHでさらに2時間攪拌する。反応終了後、O
〜・5℃に冷却し、2−アミノナフタレン−8,6,8
−トリスルホン酸11.5部をジアゾ化した液を1時間
かけて加える。
この間、20%炭酸ナトリウム水溶液によりpH5〜6
に保つ。同温度、同pHで8時間攪拌した後、塩化ナト
リウム70部を加え、析出した結晶を戸別し、60℃で
乾燥して、下記構造式のモノアゾ化合物を得た。
(λmax8971m) 実施例2〜10 実施例1の1−アミノベンゼン−3−β−スルフ1−ト
エチルスルホンの代りに下記構造の一般式(III)の
化合物を、2−アミノナフタレン−3,6,8−)リス
ルホン酸の代りに下記構造の一般式(ff)の化合物を
用いて、実施例1と同様の方法によりそれぞれ対応する
モノアゾ化合物を得た。
実施例11 4−メトキシ−2,5−ジアミノベンゼンスルホン酸6
.5部を水150部にpH5〜6で溶解させた液に、温
度20〜25℃で、ジケテン2.5部を20分かけて滴
下する。同温度で2時間攪拌した後、塩化シアヌル5.
5部を氷水150部中に分散させた液に、この液を温度
θ〜5℃で、15%炭酸ソーダ水溶液でpH8〜4に調
整しながら、1時間かけて滴下し、さらに2時間攪拌す
る。次いで、1−アミノベンゼン−4−β−スルフアー
トエチルスルホン8.4部を加え、15%炭酸ソーダ水
溶液でpf(5〜6に調整しながら50℃まで昇温し、
同温度、同pHでさらに3時間攪拌する。反応終了後、
0〜5℃に冷却し、2−アミノアニン−ルー4−スルホ
ン酸6.1部をジアゾ化した液を1時間かけて加える。
この間、15%炭酸ソーダ水溶液tこよりpH5〜6に
保つ。同温度、同pHで8時間攪拌した後、塩化ナトリ
ウム60部を加え、析出した結晶を戸別し、60℃で乾
燥して、下記構造式のモノアゾ化合物を得た。
実施例12〜29 実施例11の1−アミノベンゼン−4−β−スルフアー
トエチルスルホンの代りに下記構造の一般式(n)の化
合物を、2−アミノアニン−ルー4−スルホン酸の代り
に下記構造の一般式(ff)の化合物を用いて、実施例
11と同様の方法によりそれぞれ対応するモノアゾ化合
物を得た。
実施例30 4−エトキシ−2,5−ジアミノベンゼンスルホン酸6
.5部を水20(lにpH6〜7で溶解させた液に、温
度10〜20℃で、ジケテン2.5部を30分かけて滴
下する。同温度で2時間攪拌した後、塩化シアx /I
/ 5.5 部に1−N−エチルアミノベンゼン−4−
β−スルフy−トエチルスルホン9.8部を温度5〜1
0℃、pH4〜5で縮合させた液を加え、15%炭酸ソ
ーダ水溶液でpf(4〜5に保ちながら50℃に昇温し
、同温度で6時間攪拌する。反応終了後、0〜5℃に冷
却し、2−アミノナフタレン−3、6、8−)リスルホ
ン酸11.5部をジアゾ化した液を1時間かけて加える
。この間、10%炭酸カリ水溶液によりpf(5〜6に
保つ。同温度、同pHで8時間攪拌した後、塩化カリウ
ム80部を加え、析出した結晶を戸別し、60℃で乾燥
して、下記構造式のモノアゾ化合物を得た。
実施例81〜89 実施例80の1−N−エチルアミノベンゼン−4−β−
スルフ1−トエチルスルホンの代りに下記構造の一般式
(n)の化合物を、2−アミノナフタレン−8,6,8
−トリスルホン酸の代り1こ下記構造の一般式(ff)
の化合物を用いで、実施例80と同様の方法によりそれ
ぞれ対応するモノアゾ化合物を得た。
実施例40 実施例1に記載のモノアゾ化合物0.3部を水200部
に溶解し、芒硝10部と木綿10部を加え、60℃に昇
温し、炭酸ソーダ4部を加え、同温度で1時間染色する
水洗、ソーピング、水洗して、諸堅牢度、特に、日光、
汗日光、塩素堅牢度に優れた解明な帯緑黄色の染色物を
得た。この化合物は良好なビルドアツプ性と染色の再現
性を有する。
実施例41 実施例11に記載のモノアゾ化合物0.5部を水150
部に溶解し、芒硝10部と木綿10部を加え、50℃に
昇温し、炭酸ソーダ5部を加え、同温度で1時間染色す
る。
水洗、ソーピング、水洗して諸堅牢度、特に日光、汗日
光、塩素堅牢度に優れた鮮明な帯緑黄色の染色物を得た
。この化合物は良好なビルドアツプ性と染色の再現在を
有する。
実施例42 色糊組成 実施例1に記載のモノアゾ化合物      4部尿 
   素               5部アルギン
酸ソーダ(5%)元糊      50部熱    湯
               25部重    1 
               2部バ ラ ン ス 
          15部上記組成をもった色糊をシ
ルケット加工線ブロード上に印捺し、中間乾燥後、10
0℃で5分間スチーミングを行ない、湯洗い、ソーピン
グ、湯洗い、乾燥して仕上げる。・このようにして諸堅
牢度のすぐれた鮮明な帯緑黄色の捺染物が得られた。
実施例43 4−メトキシ−2,5−ジアミノベンゼンスルホン酸6
.5部を水150部にpH5〜7で溶解させた液に、温
度10〜20℃で、ジケテン2.5部を80分かけて滴
下する。同温度で2時間攪拌した後、0〜5℃に冷却し
、フッ化シアヌル4.1部を30分かけて滴下する。こ
の間、7%重炭酸ソーダ水溶液でpH6〜7に保つ。次
いで、1−アミンベンゼン−3−β−スルフアートエチ
ルスルホン8.4部を、7%重炭酸ソーダ水溶液でpH
6〜71こ保ちながら加え、20℃まで昇温し、同温度
、同pHで3時間攪拌する。反応終了後、0〜5℃に冷
却し、2−アミノナフタレン−8,6,8−トリスルホ
ン酸11.5部をジアゾ化した液を1時間かけて加える
。この間、7%重炭酸ソーダ水溶液によりpH5〜6に
保つ。
同温度、同pHで3時間攪拌した後、塩化ナトリウム7
0部を加え、析出した結晶を戸別し、40℃で真空乾燥
して、下記構造式のモノアゾ化合物を得た。
F      −0、N a (λmax  897nm) 実施例44〜52 実施例43の1−アミノベンゼン−8−β−スルフアー
トエチルスルホンの代りIこ下記構造の一般式(n)の
化合物を、2−アミノナフタレン−8,6,8−トリス
ルホン酸の代りに下記構造の一般式(ff)の化合物を
用いて、実施例43と同様の方法によりそれぞれ対応す
るモノアゾ化合物を得た。
実施例58 実施例11に記載の化合物27部を水300部に溶解し
、メタニル酸6.2部を加え、15%炭酸ソーダ水溶液
でpH4〜6に調整しながら80℃に昇温し、同温度、
同pHで8時間攪拌する。80℃まで冷却した後、塩化
ナトリウム50部を加え、析出した結晶を戸別し、60
℃で乾燥して、下記構造式のモノアゾ化合物を得た。
(λmax 400nm) 実施例54 実施例25に記載の化合物25部を水400部に溶解し
、2−アミノナフタレン−4゜8−ジスルホン酸11部
を加え、16%炭酸ソーダ水溶液でpH4〜5に調整し
ながら80℃に昇温し、同温度、同pHで6時間攪拌す
る。80℃まで冷却した後、塩化ナトリウム60部を加
え、析出した結晶を戸別し、60℃で乾燥して、下記構
造式のモノアゾ化合物を得た。
(λmaX 896nffl) 実施例59 実施例60 実施例61 実施例43に記載のモノアゾ化合物0.8部を水200
部に溶解し、芒硝10部と木綿10部を加え、50Cに
昇温し、炭酸ソーダ4部を加え、同温度で1時間染色す
る。
水洗、ソーピング、水洗して、諸堅牢度、侍に日光、汗
日光、塩素堅牢度に優れた鮮明な帯緑黄色の染色物を得
た。
実施例62 実施例58に記載のモノアゾ化合物0.1部を水150
部に溶解し、芒硝10部と木綿10部を加え、60℃に
昇温し、炭酸ソーダ5部を加え、同温度で1時間染色す
る。
水洗、ソーピング、水洗して、諸堅牢度、特に日光、汗
日光、塩素堅牢度に優れた鮮明な帯緑黄色の染色物を得
た。
実施例68 色糊組成 実施例68に記載のモノアゾ化合物     8部尿 
     素             5部アルギン
酸ソーダ(5%)元糊      50部熱     
湯              25部重      
曽                2部バ ラ ン 
ス            15部上記組成をもった色
糊をシルケット加工線ブロード上に印捺し、中間乾燥後
、100℃で5分間スチーミングを行ない、湯洗い、ソ
ーピング、湯洗い、乾燥して仕上げる。
このようにして諸堅牢度のすぐれた鮮明な帯緑黄色の捺
染物が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Dはメチル基、エチル基、メトキシ基、エトキ
    シ基、フェノキシ基、アセチルアミノ基、プロピオニル
    アミノ基、マレイニルアミノ基またはサクシニルアミノ
    基により置換されているスルホフェニル基、或いはスル
    ホン酸基2個ないし3個により置換されているナフチル
    基を表わし、Eはメトキシ基またはエトキシ基を表わし
    、Xはスルホン酸基を1個ないし2個有する芳香族アミ
    ノ残基、フッ素原子または塩素原子を表わす。Rは水素
    原子または置換されていてもよい低級アルキル基、Aは
    置換基を有していてもよいフェニレンまたはナフチレン
    基を表わし、Yは−SO_2CH=CH_2または−S
    O_2CH_2CH_2Z、ここにZはアルカリの作用
    によって脱離する基を表わす。) で示されるモノアゾ化合物またはその塩。 2)下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Dはメチル基、エチル基、メトキシ基、エトキ
    シ基、フェノキシ基、アセチルアミノ基、プロピオニル
    アミノ基、マレイニルアミノ基またはサクシニルアミノ
    基により置換されているスルホフェニル基、或いはスル
    ホン酸基2個ないし3個により置換されているナフチル
    基を表わし、Eはメトキシ基またはエトキシ基を表わし
    、Xはスルホン酸基を1個ないし2個有する芳香族アミ
    ノ残基、フッ素原子または塩素原子を表わす。Rは水素
    原子または置換されていてもよい低級アルキル基、Aは
    置換基を有していてもよいフェニレンまたはナフチレン
    基を表わし、Yは−SO_2CH_2=CH_2または
    −SO_2CH_2CH_2Z、ここにZはアルカリの
    作用によって脱離する基を表わす。) で示されるモノアゾ化合物またはその塩を用いることを
    特徴とする繊維材料の染色または捺染方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001200174A (ja) * 2000-01-19 2001-07-24 Sumitomo Chem Co Ltd 反応染料組成物及びそれを用いる染色法
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