JPS59174653A - フタロシアニン化合物およびそれを用いる染色または捺染方法 - Google Patents

フタロシアニン化合物およびそれを用いる染色または捺染方法

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JPS59174653A
JPS59174653A JP58050202A JP5020283A JPS59174653A JP S59174653 A JPS59174653 A JP S59174653A JP 58050202 A JP58050202 A JP 58050202A JP 5020283 A JP5020283 A JP 5020283A JP S59174653 A JPS59174653 A JP S59174653A
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高橋 召
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフタロシアニン化合物及びそれを用いて染色又
は捺染する方法に関する。さらに詳しくは、本発明は下
記一般式(I)′ 〔式中、pc  は金属含有又は不含のフタロシはそれ
ぞれ独立に、水素原子、メチル基又はエチル基、Bは炭
素原子2個以上の直鎖のアルキレン基又は置換基を有し
ていてもよいフェニレン基を表わす。
Xはハロゲン原子、Kは水素原子又は置換されていても
よい低級アルキル基、Aは置換基を有していてもよ、い
フェニレン基又はナフチレン基、Yは基−5O2CH=
cH2又ハ基−5o2cH2co2z 、ここでZはア
ルカリの作用によって脱離する基を表わす。
3及びbは1から3の実数、Cは0から3の実数を表わ
し、a+b+cは4よ)大キくないものとする。〕 で示されるフタロシアニン化合物又はその塩及びそれを
用いて染色又は捺染する方法に関する。
前記一般式CI+において、PCで表わされるフタロシ
アニン残基は金属を含・Hしなくてもよいが、金属を含
有していることが好しい。特に好しい金属はコバルト、
ニッケル、及び銅である。
ではメチル基、エチル基、特に好しくは水素原子であり
、Bとしては、炭素2個以上の直鎖のアルキレン基の場
合、たとえばエチレン基、プロピレン基、ブチレン基、
ペンチレン基、ヘキシレン基等があげられ、置換基を有
していてもよいフェニレン基として、たとえば、 3(J31−1 に′ ている結合を意味する。〕 等をあげることができる。
Xで表わされるハロゲン原子としてはフッ素原子、塩素
原子、臭素原子をあげることができる。
kで表わされる低級アルキル基としては1−4個の炭素
原子を有するアルキル基が好ましく、置換されていても
よい基としては、ヒドロキシ基、シアノ基、アルコキシ
基、ノλロゲン基、カルボキシ基、カルバモイル基、ア
ルコキシカルボニル基、アルキルカルボニルオキシ基、
スルホ基、スルファモイル基が好ましい。
特に好ましいkとしては、水素原子のほかにたとえば、
メチル基、エチル基、n−プロピル基、1so−プロピ
ル基、n−ブチル基、iso −ブチル基、5eC−ブ
チル基、2−ヒドロキシ基    ”□チル基、2−ヒ
ドロキシプロピル基、3−ヒドロキシプロピル基、2−
ヒドロキシブチル基、3−ヒドロキシブチル基、4−ヒ
ドロキシブチルM、2.3−ジヒドロプロピル基、3.
4−ジヒドロキシブチル基、シアノメチル基、2−シア
ノエチル基、3−シアノプロピル基、メトキシメチル基
、エトキシメチル基、2−メトキシエチル基、2−エト
キシエチル基、3−メトキシプロピル基、3−エトキシ
プロピル基、2−ヒドロキシ−3−メトキシプロピル基
、クロロメチル基、ブロモメチル基、2−クロロエチル
基、2−ブロモエチル基、3−”ロロプロビル基、3−
ブロモプロピル基、4−クロロブチル基、4−ブロモブ
チル基、カルボキシメチル基、z−カルボキシエチル基
、3−カルボキシプロピル基、4−カルボキシブチル基
、1.2−ジカルポキシエチル基、カルバモイルメチル
基、2−カルバモイルエチル基、3−カルバモイルプロ
ピル基、4−カルバモイルブチル基、メトキシカルボニ
ルメチル基、エトキシカルボニルメチル基、2−メトキ
シカルボニルエチル基、2−エトキシカルボニルエチル
基、3−メトキシカルボニルプロピル基、3−エトキシ
カルボニルプロピル基、4−メトキシカルボニルブチル
基、4−エトキシカルボニルブチル基、メチルカルボニ
ルオキシメチル基、エチルカルボニルオキシメチル基、
2−メチルカルボニルオキシエチル基、2−エチルカル
ボニルオキシエチル基、3−メチルカルボニルオキシプ
ロピル基、3−エチルカルボニルオキシプロピル基、3
−エチルカルボニルオキシプロピル基、4−メチルカル
ボニルオキシブチル基、4−エチルカルボニルオキシブ
チル基、スルホメチル基、2−スルホエチル基、3−ス
ルホプロピル基、4−スルホブチル基、スルファモイル
メチル基、2−スルフ1モイルエチル基、3−スルファ
モイルプロピル基、4−スルファモイルブチル基等をあ
げることができる。
Aは、好ましくはメチル基、エチル基、メトキシ基、エ
トキシ基、塩素、臭素及びスルホ基の群から選はれる、
工又は2個の置換基番こより置換されていてもよいフェ
ニレン基又ζまスルホ基1個で置換されてl、Nてもよ
l、Nナフチレン基で〔式中、星印で示した結合は、−
N−基に通じている結合を意味する。〕 等をあげることができる。
そして、Yは基−8O2CH−CI(2又は基−5O2
CI(2CH2Z  を表わし、ここにZはアルカリで
脱離する基であり、たとえば、硫酸エステル基、チオ硫
酸エステル基、リン酸エステル基、酢酸ニス7−ル基、
〕10ゲン原子等がこれ番ご該当する。
本発明化合物は例外の場合のみ単一化合物であり、その
組成はa、b及びCが整数である前記一般式(I+で示
される化合物又はその塩である。
通常、a、b及びCが実数の平均値を有する混合物であ
る。しかし個々の混合物成分は常に整数を有する化合物
である。
また本発明化合物は遊離酸の形又はその塩の形で存在し
、好しくはアルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩であ
り、特にソーダ塩、カリ塩、カルシラノ・塩が好しい。
本発明化合物は例えば次の様にして製造することができ
る。
フタロシアニンスルホクロリドにジアミン化合物とシア
ンアミドと縮合させて得られる下記一般式(n) 〔式中、Pc、W、a、b及びCは前記の意味を有する
。〕 で示される化合物又はその塩と、下記一般式(1111
%式%() 〔式中、R,A及びYは前記の意味を有する。〕で示さ
れる芳香族アミンを任意の順序でハロゲン化シアヌルと
水性媒体中−次的には温度−10℃ないし40℃でpH
2ないしpH9、二次的には温度0℃ないし70℃でP
H2ないしpH9に調整しながら縮合させて前記一般式
(I)で示されるフタロシアニン化合物又はその塩を得
ることができる。
あるいは、ジアミン化合物と前記一般式典)で示される
芳香族アミンを任意の順序でハロゲン化シアヌルと縮合
させて得られる下記一般式−〔式中・W 、 X 、 
R、A及びYは前記の意味を有する。〕 で示される化合物を7タロシアニンスルポクロリドとシ
アンアミドと縮合させても前記一般式(11のフタロシ
アニン化合物又はその塩を製造することができる。
あるいは、前記一般式([[[lで示される芳香族アミ
ンの代りに、下記一般式(V) H# A 5o2CH2Q(2oH(v)で示される化
合物を用いて、前記と同様の方法で下記一般式(ロ) 〔式中、Pc  、W、X 、R、A 、 a 、 b
及ヒCは前記の意味を有する。〕 で示される化合物又はその塩を得る。ついで、常法によ
りエステル化あるいはハロゲン化することによっても前
記一般式(I)のフタロシアニン化合物又はその塩を得
ることができる。
本発明化合物は、繊維反応性を有し、ヒドロキシ基含有
又はカルボンアミド基含有材料の染色又は捺染に使用で
きる。材料は繊維材料の形で、あるいはその混紡材料の
形で使用されるのが好ましい。
ヒドロキシ基含有材料は天然又は合成ヒドロキシ基含有
材料、たとえばセルロース繊維材料又はその再生生成物
及びポリビニルアルコールである。セルロース繊維材料
は木綿、しかもその他の植物繊維、たとえばリネン、麻
、ジュート及びラミー繊維が好ましい。再生セルロース
繊維はたとえばビスコース・ステーブル及びフィラメン
トビスコースである。
カルボンアミド基含有材料はたとえば合成及び天然のポ
リアミド及びポリウレタン、特に繊維の形で、たとえば
羊毛及びその他の動物毛、絹、皮革、ポリアミド−6,
6、ポリアミド−6、ポリアミド−11及びポリアミド
−4である。
本発明化合物は、上述の材料上に、特に上述の繊維材料
上に、物理的化学的性状に応じた方法で、染色又は捺染
できる。
例えば、セルロース繊維上に吸尽染色する場合、炭酸ソ
ーダ、第三燐酸ソーダ、苛性ソーダ等の酸結合剤の存在
下、場合により中性塩、例えば芒硝又は食塩を加え、所
望によっては、溶解助剤、浸透剤又は均染剤を併用し、
比較的低い温度で行われる。染料の吸尽を促進する中性
塩は、本来の染色温度番こ達した後に初めて又はそれ以
前に、場合によっては分割して添加できる。
パジング法に従ってセルロース繊維を染色する場合、室
温又は高められた温度でパッドし乾燥後、スチーミング
又は乾熱によって固着できる。
セルロース繊維に対して捺染を行う場合、−相で、例え
ば重曹又はその他の酸結合剤を含有する捺染ペーストで
捺染し、次いで100〜160℃でスチーミングするこ
とによって、あるいは二相で、例えば中性又は弱酸性捺
染ペーストで捺染し、これを熱い電解質含有アルカリ性
基に通過させ、又はアルカリ性電解質含有パジング液で
オーバーパジングし、スチーミング又は乾熱処理して実
施できる。
捺染ペーストには、例えばアルギン酸ソーダ又は澱粉エ
ーテルのような糊剤又は乳化剤が、所望によっては、例
えば尿素のような通常の捺染助剤かつ(又は)分散剤と
併用して用いられる。
セルロース繊維上に本発明化合物を固着させるに適した
酸結合剤は、例えばアルカリ金属又はアルカリ土類金属
と無機又は有機酸あるいは加熱状態でアルカリを遊離す
る化合物との水溶性塩基性塩である。特にアルカリ金属
の水酸化物及び弱ないし中程度の強さの無機又は有機酸
のアルカリ金属塩が挙げられ、その内、特に、ソーダ塩
及びカリ塩が好ましい。この様な酸結合剤として、例え
ば苛性ソーダ、苛性カリ、重曹、炭酸ソーダ、蟻酸ソー
ダ、炭酸カリ、第一、第二又は第三燐酸ソーダ、ケイ酸
ソーダ、トリクロロ酢酸ソーダ等が挙げられる。
合成及び天然のポリアミド及びポリウレタン繊維の染色
は、まず酸性ないし弱酸性の染浴からpH値の制御下に
吸尽させ、次に固着させるために中性、場合によりアル
カリ性のpH値に変化させることによって行える。染色
は通常60〜120℃の温度で行えるが、均染性を達成
するために通常の均染剤、例えば塩化シアヌルと3倍モ
ルのアミノベンゼンスルホン酸又はアミノナフタレンス
ルホン酸との縮合生成物あるいは例えばステアリルアミ
ンとエチレンオキサイドとの付加生成物を用いることも
できる。
本発明化合物は繊維材料に対する染色及び捺染において
優れた性能を発揮する点に特徴がある。特にセルロース
繊維材料の染色に好適であり、良好な耐光性と優れた耐
湿潤性、たとえば耐洗濯性、耐過酸化洗濯性、耐酸加水
分解性及び耐アルカリ性、さらに良好な耐摩擦性と耐ア
イロン性を有する。また優れたビルドアツプ性、均染性
及びウオツシュオフ性、さらに良好な溶解性と高い吸尽
・固着性を有する点、染色温度や染浴比の変動による影
響を受けにくく安定した品質の染色物が得られる点にお
いて特徴を有する。
以下実施例により本発明の詳細な説明する。
例中、部およびチは夫々重量部および重[t%を示す。
式残基CuPc及びNiPcは非置換の銅−又はニッケ
ルーフタロシアニン骨格を意味する。
実施例1 銅フタロシアニン−スルホン酸−トリスルホクロリド9
5部を湿性沖過ケーキの形で氷水500部中に入れて十
分に懸濁化した後、エチレンジアミン9部とシアンアミ
ド4.2部とを加える。5℃で15時間攪拌し、その間
28チ苛性ソーダ水溶液を用いてpHを11ないし工2
に保つ。ついで、30 ’Cで3時間攪拌後5℃まで冷
却し、塩酸を加えてpH7ないし8まで中和する。つぎ
に5℃の温度で塩化シアヌル28部を加え、20%炭酸
ソーダ水溶液を用いてpH7ないし8に調整しながら、
5ないし10℃で2時間攪拌する。ついで、1−アミン
ベンゼン−3−β−スルフアートエチルスルホン42部
を加えた後、20%炭酸ソーダ水溶液を用いてpHを5
ないし6に保ちながら40℃で20時間攪拌する。反応
液に食塩を加えて結晶を析出させ、吸引濾過し、20%
食塩水で洗浄した後、60℃で乾燥して下式 %式%) のフタロシアニン化合物を得た。この化合物は水に溶解
して青色を呈し、繊維反応性染料として使用した場合、
良好な耐光性及び耐湿潤性、例えば耐洗濯性、耐酸加水
分解性及び耐アルカリ性を有する鮮やかなトルコ青色染
色及び捺染を生じる。
実施例2 銅フタロシアニン−テトラスルホクロリド97部を湿性
濾過ケーキの形で氷水500部に入れて十分懸濁化した
後、2,4−ジアミノベンゼンスルホン酸38部とシア
ンアミ、ド4.2部及びピリジン5部を加える。5℃で
20時間攪拌し、その間28%苛性ソーダ水溶液を用い
てpHを7ないし8に調整する。
ついで、50℃で2時間攪拌した後20℃まで放冷し、
塩酸を加えてpHを2ないし3とする。析出した結晶を
吸引濾過により戸別し、得られた湿性濾過ケーキを氷水
500部に懸濁させ、28%苛性ソーダ水溶液を用いて
pHを6ないし7とする。ついで、塩化シアヌル37部
を加え、20%炭酸ソーダ水溶液を用いてpHを6ない
し7に保ちながら5℃の温度で5時間攪拌した後、1−
アミノベンゼン−4−β−スルフアートエチルスルホン
56部を水200部にpHを5として溶解した液を滴下
する。20%炭酸ソーダ水溶液を用いてpHを5ないし
6に調整しながら40 ’Cの温度で8時間攪拌する。
食塩を加えて、結晶を析出させ、吸引濾過し、10%食
塩水で洗浄した後・、60℃で乾燥して下式 のフタロシアニン化合物を得た。この化合物は水に溶解
して青色を呈し、繊維反応性染料として使用した場合、
実施例1と同様な優れた染色特性を有する鮮やかなトル
コ青色染色及び捺染を生じる。
実施例3 銅フタロシアニン−テトラスルホクロリド48.5部を
湿性濾過ケーキの形で氷水250部に入れて十分懸濁化
した後、ピペラジン8.6部とシアンアミド3゜2部と
を加える。5℃で15時間攪拌し、その間28%苛性ソ
ーダ水溶液を用いてpHを11ないし12に保つ。
さらに30℃で3時間攪拌した後20℃まで[CuF放
冷し、塩酸を加えてpHを4ないし5とする。析出した
結晶を吸引濾過により戸別し、湿性濾過ケーキとして次
の反応に使用する。
塩化シアヌル18.5部を氷水100部に懸濁化し、1
=N−カルボキシエチルアミ/ベンゼン−4−β−スル
フアートエチルスルホン34.3部を水100部に溶解
した液を滴下する。
20%炭酸ソーダ水溶液を用いてpHを5ないし6に調
整しながら5℃の温度で3時間攪拌する。ついでこの反
応液に水300部に懸濁化した前記湿性濾過ケーキを加
え、20%炭酸ソーダ水溶液を用いてpHを5ないし6
に保ちながら、30℃の温度で15時間攪拌する。つい
で塩化カリを加えて結晶を析出させ、吸引濾過し、10
チ塩化カリ水溶液で洗浄後、60℃で乾燥して下式 のフタロシアニン化合物を得た。この化合物は水に溶解
して青色を呈し、繊維反応性染料として使用した場合、
実施例1と同様に良好な染色特性を有する鮮やかなトル
コ青色染色及び捺染を生じる。
実施例4〜44 次の表側中に実施例1〜3の方法に準じて製造した下記
一般式(4)に相当する化合物を挙げる。この際表側中
の化合物は使用される銅フタロシアニンスルホクロリド
のスルホン化度並びに使用されたジアミン化合物の種類
及び量、シアンアミドの量及び前記一般式(II[lに
相当する芳香族アミンの種類をそれぞれ対応する様に変
化させて製造した。
表側中に記載した本発明によるフタロシアニン化合物は
それぞれ水に溶解して青色を呈し、繊維反応性染料とし
て使用した場合、いずれも実施何重と同様の良好な染色
特性を有する鮮やかなトルコ青色染色及び捺染を生じる
実施例45 実施何重で使用した1−アミノベンゼン−3−β−スル
フアートエチルスルホンの代すに等モルの!−アミ/ベ
ンゼンー4−β−ヒドロキシエチルスルホンを用いて実
施例1の方法と同様に処理することにより乍式 の化合物を得た。この化合物を100チ硫酸300部に
加えて45℃の温度で2時−撹拌後直ちに氷水3000
部中に注入する。沈澱化合物を沖取し、水3000部中
に懸濁する。ついで10%炭酸ソーダ水溶液を除々に加
えてpHを5ないし6に調整後、噴霧乾燥することによ
って、実施例1に記載めフタロシアニン化合物を得た。
実施例46 実−例2で使用した1−アミノベンゼン−4−β−スル
ファ、−トエチルスルホンの代す゛に等モルの1−アミ
ノベンゼン−4−ビニルスルホンを用いて実施例1の方
法と同様に処理することにより下式 のフタロシアニン化合物を得た。この化合物は実施例1
に記載の化合物と同等の性質を有し、繊維反応性染料と
して使用した場合、実施例2と同様な染色特性を有する
鮮やかなトルコ青色染色及び捺染を生じる。
実施例47 実施例2に記載の化合物50部を水500部に溶解後、
20%炭酸ソーダ水溶液を用いてpHを9ないし1oに
調整しながら40℃の温度で3時間攪拌する。ついで2
0℃まで冷却し、希塩酸を用いてpHを5ないし6とし
た後、噴霧乾燥することにより実施例46に記載の化合
物と同一の化合物を得た。
実施例48 、実施例46又は実施例47の方法に準じて処理するこ
とにより、実施例1および2〜44に記載の化合物のβ
−スルフアートエチル基がビニル基に対応する化合物を
それぞれ得た。
実施例49 実施例3で用いた銅フタロシアニン−テトラスルホクロ
リドの代りに等モルのニッケルフタロシアニン−テトラ
スルホクロリドを用\いて実施例3の方法と同様に処理
することにより下式 のニッケルフタロシアニン化合物を得た。
この化合物は水に溶解して深緑色を呈し、繊維反応染料
として使用した場合、良好な耐光性及び耐湿潤性、例え
ば耐洗濯性、耐酸加水分解性及び耐アルカリ性を有する
鮮やかな帯青緑色染色及び捺染を生じる。
実施例50 銅フタロシアニン−スルホン酸−トリスルホクロリド9
5部を湿性沖過ケーキの形で氷水500部中に入れて十
分懸濁化した後、エチレンジアミン9部とシアンアミド
4.2 部とを加える。5℃で15時間攪拌し、その間
28チ苛性ソーダ水溶液を用いてpHを11ないし12
に保つ。ついで、30℃で3時間攪拌後0℃まで冷却し
、塩酸を加えてpHを5ないし6まで中和する。つぎに
0℃の温度でフッ化シアヌル21部を加え、20チ炭酸
ソーダ水溶液を用いてpHを5ないし6に調整しながら
5℃以下の温度で2時間攪拌する。
ついで、1−アミノベンゼン−3−β−スルフアートエ
チルスルホン42部を加えた後、   520%炭酸ソ
ーダ水溶液を用いてpHを5な  口いし6に保ちなが
ら20℃で5時間攪拌する。
反応液に食塩を加えて結晶を析出させ、吸引  片沖過
し、20%食塩水で洗浄した後、50℃  「で乾燥し
て下式               シン 冥加 °60 廟 に のフタロシアニン化合物を得た。この化合物  すは水
に溶解して青色を呈し、繊維反応性染料  でとして使
用した場合、良好な耐光性及び耐湿  に潤性を有する
鮮やかなトルコ青色染色及び擦  る染を生じる。
実施例51                   と
実施例50で用いたエチレンジアミンの代 実施りに、
等モルの下記化合物を用いても実施例−395= 0の化合物と同様の染色特性を有するフタシアニン化合
物が得られる。
1.3−プロピレンジアミン、1,6−へ・シアンアミ
ド、P−ジアミノベンゼン、L−ジアミノベンゼン、2
,4−ジアミ/べ・ゼンスルホン酸、2.5−ジアミノ
ベンゼ′スルホン酸、ピペラジン。
2例52 実施例1に記載のフタロシアニン化合物。1.0゜3お
よび0.6部を各々水200部に溶(し、芒硝10部と
木綿10部を加え、60℃昇温し炭酸ソーダ4部を加え
、1時間染色る。水洗、ンーピング、水洗そして乾燥し
、諸堅牢度、特に日光、および湿潤堅牢度優れ、極めて
良好なビルドアツプ性を有す鮮やかなトルコ青色染色物
を得た。
この化合物は溶解度も優れ、良好な均染性染色の再現性
を有する。
1例53 実施例46に記載の化合物3部を水20o0部に溶解し
、芒硝200部と木綿100部を加えて、50℃に昇温
する。ついで30分経過後苛性ソーダ30部を加え同温
度で1時間染色する。水洗、ソーピング、水洗そして乾
燥して、実施例46と同様の良好な堅牢性を有する鮮や
かなトルコ青色染色物を得た。
実施例54 色糊組成 実施例2に記載の化合物      5部尿  素  
           5部アルギン酸ソーダ(5%)
元糊   50部熱  湯             
25部重  曹             2部バラン
ス          13部 上記組成を持った色糊をシルケット加工綿ブロード上に
印捺し、中間乾燥後、100℃で5分間スチーミングを
行ない、湯洗い、ソーピング、湯洗い、乾燥して仕上げ
る。
この様にして諸堅牢度、特に日光及び湿潤堅牢度の優れ
た鮮やかなトルコ青色捺染物を実施例55 色糊組成 実施例3に記載の化合物     300部尿 素  
          200部アルギン酸ソーダ(5チ
)元糊   400部、水             
   339部炭酸カリ          30部 苛性ソーダ(20B’)        1部上記組成
を持った色糊をシルケット加工綿ブロード上に印捺し、
中間乾燥後、100℃で8分間スチーミングを行ない、
湯洗い、ソーピング、湯洗い、乾燥する。諸堅牢性、特
に日光及び湿潤堅牢度の優れた鮮やかなトルコ青色捺染
物を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下記一般式(I+ 〔式中、Pc  は金属含有又は不含のフタロに″はそ
    れぞれ独立に、水素原子、メチル基又はエチル基、Bは
    炭素原子2個以上の直鎖のアルキレン基又は置換基を有
    していてもよいフェニレン基を表わす。Xはハロゲン原
    子、kは水素原子又は置換されていてもよい低級アルキ
    ル基、Aは置換基を有していてもよいフェニレン基又は
    ナフチレン基、Yは基−5o2ct−i=OH2又は基
    −8o2G(2CH2Z 、ここでZはアルカリの作用
    によって脱離する基を表わす。 a及びbは1から3の実数、CはOから3の実数を表わ
    し、λ+b+cは4より大きくないものとする。〕 で示されるフタロシアニン化合物またはその塩。 2)下記一般式(I) 〔式中、Pc  は金属含有又は不含のフタロR″はそ
    れぞれ独立に、水素原子、メチル基又はエチル基、Bは
    炭素原子2個以上の直鎖のアルキレン基又は置換基を有
    していてもよいフェニレン基を表わす。 Xはハロゲン原子、kは水素原子又は置換されていても
    よい低級アルキル基、Aは置換基を有していてもよいフ
    ェニレン基又はナフチレン基、Yは基−5O2CHヒc
    t−i2  又は基 −502CH2C1(2Z 、 
     ココテZ ハフ /l、 力IJの作用によっ−C脱
    離する基を表わず。 3及びbは1から3の実数、Cは0から3の実数を表わ
    し、a+b+cは4より大きくないものとする。〕 でホされるフタロシアニン化合物またはその塩を用いて
    染色または捺染する方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0582886A1 (de) * 1992-08-06 1994-02-16 Bayer Ag Phthalocyaninreaktivfarbstoffe

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