JPS61258811A - オルガノシラン化合物からの加水分解可能な残基を含むアクリルポリマ−類 - Google Patents

オルガノシラン化合物からの加水分解可能な残基を含むアクリルポリマ−類

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JPS61258811A
JPS61258811A JP61101862A JP10186286A JPS61258811A JP S61258811 A JPS61258811 A JP S61258811A JP 61101862 A JP61101862 A JP 61101862A JP 10186286 A JP10186286 A JP 10186286A JP S61258811 A JPS61258811 A JP S61258811A
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JP61101862A
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ウエン−シュアン・チャン
ポール・ジョン・プラクナル
ジョン・ロスコー・ペファー
エドワード・リー・ダフォード
ロナルド・ルースボイン・アンブローズ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は硬化性アクリルポリマーおよび組成物、特に低
温において好ましくは常温で、湿気によって硬化するア
クリルポリマーを含む被覆組成物に関する。
従来技術 米国特許第4,368.294号明細書には反応中に形
成される過剰の水の存在下に、炭素と結合したヒドロキ
シ基を有する有機ポリマー類と珪素と結合したヒドロキ
シル基および/または酸素を介してシリコンと結合した
アルキル基を含むオルガノシロキサン類とを反応さ仕る
ことにより調製したオルガノポリシロキサン変性有機ポ
リマー類を開示している。しかしながら、ここに記載し
たポリマー類は実施例から理解される如く本質的にC−
OH反応性架橋剤を使用してポリマー上でC−OH基を
熱硬化させる如き常套の手段に硬化させるポリマーであ
る。
米国特許第4,339,261号明細書には(A)本質
的にビニルポリマーからなる主鎖を有し、かつ末端もし
くは側鎖に加水分解可能な基蜂連結した少なくと1つの
シリコン原子を一分子中に有するシリル基含有ビニル樹
脂:(B)錫化合物:および(C月分子中に加水分解可
能な基に結合した少なくとも1つのシリコン原子を有す
るアミンの混合物を含む硬化性組成物を開示している。
その第2欄第6〜20行には上記ビニル樹脂(A)がそ
の末端または側鎖に結合したlまたはそれ以上の加水分
解可能なシリル基を本質的に含む主鎖を含むことが開示
されている。このシリル基は特定の構造式(I)によっ
て表わされ、該式では加水分解可能な基を含むシリル基
のシリコン原子は炭素結合を介してビニル樹脂に結合し
ていることを特徴的に記載している。2つの方法が上記
特許のシリル基を含むビニル樹脂を調製する方法として
記載されている。
第1の方法はヒドロシランと炭素−炭素二重結合を有す
るビニル樹脂とを第■族遷移金属の錯体の存在下に反応
させている。この第1の方法によるソリル基含有樹脂の
調製は米国特許4,191゜713にも記載されている
。米国特許4,399゜261号明細書に記載されたシ
リル基含有ビニル樹脂の調製のための第2の方法はビニ
ル化合物と重合可能な二重結合を有する特定の構造式を
有するシラン化合物、例えばγ−メタクリロキシプロピ
ルトリメトキシシランとの遊離ラジカル共重合反応を含
んでいる。しかしながら、シリル基含有ビニル樹脂を調
製するための方法およびその樹脂自体は非常に高価であ
ってそのため用途が著しく制限されるという傾向がある
。例えば、γ−メタクリレートプロピル トリメトキシ
シランの如き官能性オルガノンラン等の化合物並びに白
金触媒等は高価である。さらに、このような樹脂を基本
成分とする組成物は、しばしば多くの目的にとって望ま
しい程には十分硬化せず、典型的には多くの目的にとっ
て望ましい固形分濃度よりも低い総固形分濃度となる。
加えて活性な水素原子、例えば水酸基を有するモノマー
からこのような樹脂を再生産し得る方法で調製し、比較
的均一な性質を有する樹脂を得ることは困難である。
発明の目的 従来から特に、塗料工業界においては低い硬化温度を有
し、特に常温において硬化する組成物が求められてきた
。また、揮発性有機溶剤の濃度ができるだけ低い組成物
が求められてきた。加えて、硬化に際して有機イソシア
ネートに依存しない組成物を堤供することが望ましい。
しかしながら、これらの従来の解決策は一般に、望まし
い被覆組成物としての性質、例えば主フィルム形成樹脂
の分子量、組成物への粘度の付与、低い硬化温度、硬化
フィルムの望ましい性質、例えば耐水性、可撓性、硬度
、耐溶剤性等の如き性質間での望ましくない妥協を含ん
でいた。
本発明の目的は上記の欠点を克服するためのものである
。加えて、本発明の目的は有機ポリオール類に対する新
しい硬化剤を調製することにある。
本発明の他の目的は以後の記載から明らかとなろう。
発明の要旨 本発明は分子中にシリコン原子を含む少なくとも1つの
基: を分子中に有するアクリルポリマー含有非ゲルアクリル
樹脂組成物に関する: [式中、Rは同一または異なっていてもよく、Y;水素
;任意に第1級アミン基、第2級アミン基、第3級アミ
ン基、ポリアミノ基、メルカプト基、メタクリレート基
、アクリレート基、ウレア基、環状ウレア基、ウレタン
基、1.2−エポキシ基、エステル基、エーテル基、チ
オエーテル基、アミド基、イミダゾリニル基、シアノ基
、アリル基、ビニル基および/またはハロ基を含有する
Si−C結合を介してSiに結合したCI  C10基
:またはOR7基(式中、R7は少なくとも炭素原子4
個を有するアルキル基、アリール基、アルキルアリール
基、アリールアルキル基、アリーロキシアルキル基、ま
たはアルキロキシアルキル基を表わしく式中、Yは容易
に加水分解し得る基を表わす);但し、アクリル樹脂組
成物が容易に加水分解し得るY残基を非ゲルアクリル樹
脂組成物中の容易に加水分解し得るY残基の当量に対す
る該非ゲルアクリル樹脂組成物のグラム数の比が40〜
667の範囲にあるような量の容易に加水分解し得るY
残基を含6)]。
換言すれば、本発明非ゲルアクリル樹脂組成物は非ゲル
アクリル樹脂組成物1g当り25ミリ当量から1.5ミ
リ当量のY残基を含んでいる。本発明の好ましいアクリ
ル樹脂組成物は大気中の湿気および適当な触媒の存在下
に250°F(121℃)以下の温度で3時間以内に硬
化し得る。
本発明はまた本発明の非ゲルアクリル樹脂組成物を製造
するための方法に関する。
加えて、本発明は非水組成物、特に本発明の非ゲルアク
リル樹脂組成物を含む非水被覆組成物に関する。本発明
の非ゲルアクリル樹脂組成物を含む好ましい被覆組成物
は大気中の湿度および適当な触媒の存在下に250°F
(121’C)以下の温度で3時間以内に硬化し得る。
発明の構成 本発明のアクリル樹脂組成物は分子中にシリコン原子を
含む以下に示す少なくとも1つの基:を分子中に有する
アクリルポリマー含有非ゲルア゛クリル樹脂組成物に関
する: [式中、Rは同一または異なっていてもよく、Y;水素
:任意に第1級アミン基、第2級アミン基、第3級アミ
ン基、ポリアミノ基、メルカプト基、メタクリレート基
、アクリレート基、ウレア基、環状ウレア基、ウレタン
基、1.2−エポキシ基、エステル基、エーテル基、チ
オエーテル基、アミド基、イミダゾリニル基、シアノ基
、アリル基、ビニル基および/またはハロ基を含有する
Si−C結合を介してSiに結合したC、−C10基;
またはOR’基(式中、R7は少なくとも炭素原子4個
を有するアルキル基、アリール基、アルキルアリール基
、アリールアルキル基、アリーロキシアルキル基、また
はアルキロキシアルキル基;を表わし、Yは容易に加水
分解し得る基を表わす。但し、アクリル樹脂組成物は、
非ゲルアクリル樹脂組成物中の容易に加水分解し得るY
残基の当量に対する該非ゲルアクリル樹脂組成物のグラ
ム数の比が40〜667、好ましくは40〜400の範
囲、より好ましくは40〜200の範囲にあるような量
の容易に加水分解し得るY残基を含む)]。
換言すれば、本発明の非ゲルアクリル樹脂組成物は、非
ゲルアクリル樹脂組成物1g当り合計25ミリ当量から
1.5ミリ当量、好ましくは25〜2.5ミリ当量、よ
り好ましくは25〜5.0ミリ当量のY残基を有する。
Rに関する前述の定義において、Si−C結合を介して
Siに結合したC1−C1o基は飽和であってもよく、
あるいは芳香族基および/またはエチレン不飽和結合を
有していてもよい。Yでない残基Rにとってこれらの残
基の一部がフェニル基でないのが好ましい。
本明細書において本発明アクリル樹脂組成物に使用する
用冶「非ゲル」はアクリル樹脂組成物がそれ自体25℃
で液体であるか、あるいは25℃で適当な溶剤の存在下
に液状になし得るものという意味に解すべきである。本
発明の好ましい非ゲルアクリル樹脂組成物は適当な溶剤
の存在下に25℃で液体である。
本発明アクリル樹脂組成物は大気中の湿度および適当な
触媒の存在下に121 ℃以下の温度で3時間以内に硬
化して粘着性のない状態となる。本発明の好ましいアク
リル樹脂組成物は大気中の湿度および適当な触媒の存在
下に25℃で24時間以内に硬化して粘着性のない状態
になる。この「粘着性のない状態」の意味は約1ミル(
約25μ)の厚さを有する硬化アクリル樹脂組成物のフ
ィルムがこれを指で押したときべとつき感を与えないこ
とを意味している。
容易に加水分解し得るYを表わす基の具体例として、 および1,2−または1.3−グリコールのモノヒドロ
キシ環状Ct  C3残基: [式中、R′はC,−C3アルキル、好ましくはC。
Ctアルキル、および最も好ましくはメチル、R1はそ
れぞれ独立してHまたはC,−C,アルキル、 R3およびR4はそれぞれ独立してHSC,−C。
アルキル、CeCsアリールおよびR5はC4G?アル
キレン基をそれぞれ示す]。
上記容易に加水分解し得る基Y、基: およびモノヒドロキシおよび/または前述の1゜2−ま
たは1.3−グリコールの環状Ct−C,残基の例とし
ては前記の加水分解し得る基−OR’よりも好ましくは
ないが、基: はより好ましくない。なぜならこれらの基を含有する本
発明のアクリルポリマー類を硬化するときはある種の応
用にとって望ましいよりも、より大きい重量損失をもた
らし;そしてこれらの生成物は硬化に際しである種の応
用に対して必要なよりも低い蒸気圧を有する傾向があり
、そのことがこれらの基を含有する本発明アクリルポリ
マーの硬化時間および/または硬化温度を増加させる場
合がある。すなわち、これらの基は短い硬化時間、低い
重重損失および低い硬化温度が重視される場合には、前
述−OR’基、特にメトキシおよびエトキシに比べて好
ましくない。
ある種の好ましい非ゲルアクリル樹脂組成物においては
、少なくとも1つのRはR1がC,−C10アルキル基
であるときは、−OR’を表わす。!ないしそれ以上の
好ましい非ゲルアクリル樹脂組成物においては、少なく
とも1つのRがメトキシ基であって少なくとも1つのR
がメチル基である。
本発明の非ゲルアクリル樹脂組成物は例えばヒドロキシ
−官能性アクリル樹脂と(a)式(■)RS i(OR
6)s(式中、Rは式(I)から(I)で定義した如き
もの、およびR8は独立してCl−03アルキル基を表
わし、好ましくは少なくともIっのOR”基がメトキシ
である基)に相当する化合物のオルガノシリコン含有物
質を少なくとも10重量%を含むオルガノシリコン含有
物質、(b)式:%式% ] [Rは式(I)から(Ill)における定義と同意義、
およびRf′は独立してC,−03アルキル基を表わし
、好ましくは少なくとも1つのOR”基がメトキシであ
る基を表わす]に相当する化合物の該有機シリコン含有
物質少なくとも10重量%を含むオルガノシリコン含有
物質;(C)式: %式% [式中、Rは前記(1)から(I[)で定義したと同意
義およびR6はそれぞれ独立してC、−C,アルキル基
、好ましくは少なくとも1つのOR6基がメトキシであ
る]で表わされる式に相当する化合物のオルガノシリコ
ン含有物質中なくとも10重量%を含むオルガノシリコ
ン含有物質;(d)式R−3t(OR”)3に相当する
化合物のオルガノシリコン含有物質中なくとも10重億
%と式・R R”0−Si−0−Si−OR6(IX)j OR8OR’ [式中、Rは(T)から(I)で定義しのと同意義、お
よびR11はそれぞれ独立してC1−03アルキル基を
表わし、好ましくはOR’基の少なくとも1つがメトキ
シである]に相当する化合物のオルガノシリコン含有物
質中なくとも10重量%を含む混合物を含有するオルガ
ノシリコン含有物質:または(e)式RSi(OR6)
+ [:Rは式(1)から(III)で定義したと同意
義、およびR8はそれぞれ独立してC,−03アルキル
基、好ましくは少なくとも1つのOR”基がメトキシ基
および/またはそれらの組み合わせを表わす]に相当す
る化合物の部分加水分解物とを反応させることによって
調製してもよい。
本発明非ゲルアクリル樹脂組成物を調製するための適当
なオルガノシリコン含有物質の例とじては、限定的では
ないが以下の(1)から(4)のものが例示される。
(1)適当なオルガノシリコン含有物質はオルガノシリ
ケート類、例えばそれらの部分加水分解物、例えば式(
■) (OR6)X S 1−(OR6)、x (IV) [R6はメチル、エチルまたはプロピル(すなわち、O
R6が低級アルコキシ残基)、 R7が少なくとも4個の炭素原子を有するアルキル、了
り−ル、アルキルアリール、アリールアルキル、アリー
ロキシアルキル、またはアルキルオキシアルキルおよび Xが0〜2の整数、好ましくは0または1および最も好
ましくは0]等がある。
有用なオルガノシリケート類の例としては、テトラメト
キシシラン、テトラエトキシシラン、テトラ−n−プロ
ポキシシラン、メトキシトリエトキシシラン、ジメトキ
ンノエトキシシラン、トリメトキシ−n−プロポキシシ
ラン、ビス(2−エチルヘキソキシ)ジェトキシシラン
等がある。オルガノシリケートの混合物を用いてもよい
上記式(IV)に相当するオルガノンリケ−1・のうち
では、式(IV)においてXが0であるテトラアルコキ
シシラン類が好ましい。テトラアルコキンシラン類は本
発明のアクリル樹脂組成物に高度の官能性を与え、本発
明組成物を硬化し得るのを容易にする。加えて、テトラ
アルコキンシラン類は容易に低価格で入手し得る。さら
に、これらのものは上記式(IV)に−OR7によって
示される如き変性基を付与して使用してもよい。これら
の例として5ec−ブトキシ基がある。
上記オルガノシリケート類のうちテトラメトキンシラン
はヒドロキシ官能アクリル樹脂のヒドロキシ残基と容易
に反応するためにある種の目的にとって好ましい。テト
ラエトキシシランはまたテトラメトキシシラン程に反応
性ではないか、テトラメトキンシランの如く高度に揮発
性でないため望ましい。
本発明に使用してもよい上記オルガノシリケート以外の
オルガノシリケート類の例としてはテトラアセトキシシ
ラン、ジェトキシジアセトキシシランおよび 等かある。
前述した如く、オルガノシリケート類の部分加水分解物
は本発明の非ゲルアクリル樹脂組成物を調製するために
オルガノシリコン含有物質として使用し得る。加水分解
オルガノシリケート類はアクリルポリマー中に分子光た
りの反応性基を増加させる。加えて、加水分解したオル
ガノシリケート類は本発明のアクリル樹脂組成物の揮発
性を低下させることができる。
例えば、上記式(IV)のオルガノシリケートから部分
加水分解物を調製するに際しては、水の量をコントロー
ルして用いる。典型的には加水分解生成物をオルガノシ
リケートの水に対するモル比で1 :0.75〜l:0
.4の比率で用い加水分解生成物を調製する。好ましい
部分加水分解生成物(オルガノシリケート類から望まれ
る)を調製するための水の量を決めるための有用な指針
は後述の式(XI)に示しである。部分加水分解生成物
中の非加水分解オルガノンリケード化合物の量は典型的
には出発オルガノシリケート化合物の総重量に基づいて
オルガノシリケート化合物の50重量%より少ない。さ
らに、部分加水分解物は典型的には部分加水分解生成物
1g当り残りの容易に加水分解し得る基の5.0、通常
80ミリ当量よりも多く含んでいる。
所望ならば容易に加水分解し得る基に加えて1ないしそ
れ以上のシリコン原子に結合した高級アルコキシ、アリ
ーロキシ、アリールアルキロキシ。
アルキルアリーロキシ、アルキロキシアルキロキシ、お
よび/またはアリーロキシアルキルオキシ残基を含むオ
ルガノシリケート類および/またはそれらの部分加水分
解物を本発明の組成物のアクリル樹脂の調製に使用して
もよい。用語「高級アルコキシ」は少なくとも4つの炭
素原子を有するアルコキシ基を意味しており、例えば5
ec−ブトキシ、n−ペントキシ、イソペントキシ、ネ
オペントキシ、ヘキソキシ、ツノキン、イソデシルオキ
ン等とがある。アリーロキシ、アリールアルキロキシ、
アルキルアリーロキシ、アルキロキシアルキロキシおよ
び/またはアリーロキシアルキロキシ残基はフェノキシ
、ベンジルオキシ、フェニルエトキン、トリルオキン、
キシリルオキシ、4−エヂルフエノキシ、フェノキシエ
トキシ、2−ブトキシエトキシ等が例示される。オルガ
ノソリコン含有物質からのこのような、より高級なアル
コキシ、アリーロキシ、アリールアルキロキシ、アルキ
ルアリーロキシ、アルキロキシアルキロキシおよび/ま
たはアリーロキシアルキロキシ残基の存在は本発明アク
リル樹脂組成物に対する加水分解安定性を増強し、単一
のオルガノシリコン含有物質としてこのようなオルガノ
シリケート類を使用して例えば調製したとき本発明のア
クリル樹脂組成物から調製した硬化フィルムの加水分解
安定性が増強されるものと信じられている。しかしなが
ら、本発明の非ゲルアクリル樹脂組成物を高級アルコキ
シ、アリーロキシ、アリールアルキロキシ、ア)l;キ
ルアリーロキシ、アルキロキンアルキロキシ、および/
またはアリーロキシアルキロキシ残基を含むオルガノシ
リケート(および/または部分加水分解オルガノシリケ
ート)から調製するときはアクリル樹脂組成物はオルガ
ノシリコン含有物質からの微量の容易に加水分解し得る
残基を含むべきである。さらに、本発明の非ゲルアクリ
ル樹脂組成物中のOR7基の存在はある種の使用にとっ
て好ましい緩やかな硬化速度をもたらす。オルガノシリ
ケートがオルガノシリコン含有物質であるときは、生成
物であるアクリル樹脂組成物は一般にアクリル樹脂組成
物1g当たり25〜1.5ミリ当量の低級アルコキシ残
基−OR’を含むであろう。
(2)適当なオルガノシリコン含有物質は非官能性オル
ガノシラン類、例えばそれらの部分加水分解物を含んで
いてもよい。ここに使用する如く、非官能性オルガノシ
ラン類は式(■):R’m−Si−X、 m [式中、R8は水素、アルキル、アリール、アルキルア
リール、アリールアルキルまたはアリーロキシアルキル
を表わし: および1,2−または1.3−グリコールのモノヒドロ
キシおよび/または環状CtC3残基、(R1はOr 
−Csアルキル、好ましくはOr −Ctアルキル、お
よび最も好ましくはメチル、R”は独立してHまたはC
I−C,アルキル、R3およびR4はそれぞれ独立して
HSCl−C。
アルキル、Ce  CsアリールおよびR5はC4G?
アルキレン基、および mは1〜2、好ましくはlの整数を示す)〕に相当する
物質を意味している。
用語「非官能性オルガノシラン」の語は本明細書中、上
記式(VI)に相当する化合物(および/またはその部
分加水分解生成物)を、本明細書中、便宜上、後述す゛
る式(■)に相当し、官能性オルガノシランと記す化合
物(および/またはそれらの部分加水分解生成物)と区
別するため便宜上使用している。すなわち、式(VI)
においてXにより定義される残基は水および/またはア
ルコールと反応することにより容易に置換し得るもので
あり、従って必然的に反応性となるが、それらは本明細
書中では「官能性」とは定義されていず、この用語は後
述の官能性オルガノシランの定義との関連で使用されて
いる。
非官能性オルガノシランの部分加水分解生成物は前述の
オルガノシリケート類の部分加水分解生成物の調製に類
似した方法で調製してもよい。非官能性オルガノシラン
の部分加水分解生成物を調製するに際しては水の量を調
整して用いる。典型的にはこの加水分解生成物は非官能
性オルガノシランの水に対するモル比でl:o、75〜
l:o、4で調製される。非官能性オルガノシラン類か
ら所望の部分加水分解生成物を調製するための水の量を
決めるための有用な指針は後述の式(XI)示す。
部分加水分解生成物中の加水分解されていない非官能性
オルガノシラン類の量は出発非官能性オルガノシラン化
合物の総量に基づいて50重量%より少ない。さらに、
部分的な加水分解生成物は典型的には部分加水分解生成
物1g当たり残存する容易に加水分解し得る基を5,0
、通常8.0ミリ当量よりも多く含有する。
典型的には非官能性オルガノシラン(および/またはそ
の部分加水分解生成物)はオルガノシリコン含有物質で
あるときXが上述した一OR’に相当する式(VI)に
相当する非官能性オルガノシランを使用する。
上記式(VI)に相当する非官能性オルガノシラン類の
例としてはメチルトリメトキシシラン(例えば、ユニオ
ンカーバイド・コーポレーションからA−163として
人手し得る)、ジメチルジメトキシシラン、メチルトリ
エトキシシラン、ジメチルジェトキシシラン、ジメトキ
シジフェニルシラン、ジメトキシメチルフェニルシラン
、ジェトキシジプロピルシラン、ジメトキシジプロピル
シラン等が例示される。非官能性オルガノシラン類の別
の例はアミルトリエトキシシランおよびトリエトキシシ
ラン等である。トリメチルメトキシシラン、トリメチル
エトキシシランおよびエトキシトリプロピルシラン等の
化合物を所望ならば変性の目的で限定量使用してもよい
非官能性オルガノシラン類(および/またはその部分加
水分解生成物)はこれらの非官能性オルガノシラン類(
および/またはその部分的加水分解生成物)を含む本発
明のアクリル樹脂組成物を含有する組成物から調製した
硬化フィルムの耐水性、強度および耐蝕性に寄与する。
上述の式(V[)に相当するトリアルコキシシラン類(
すなわち、mが1であってXが−OR’を示す)が好ま
しく、その際RBが水素、メチルおよび=OR’がメト
キシを表わすものが最も好ましい。さらに、式(VT)
に相当するジメチルジアルコキシシラン類はトリアルコ
キシシラン類よりも好ましくない。なぜなら、ジメチル
ジアルコキシシラン類はジメチルジアルコキシシラン類
を含む本発明の組成物から調製した硬化フィルムの基材
に対する接着性を減少させる傾向があるからである。
上述した如く、式(VI)に相当するトリアルコキシシ
ラン類、例えばメチルトリメトキシシラン(および/ま
たはその部分加水分解生成物)は特にオルガノシリコン
含有物質として好ましい。フェニルトリアルコキシシラ
ンまたはトリアルコキシシラン類 (式(V[)中の−
R8が炭素原子約10以上を含む脂肪族元素を表わす場
合には)それらは本発明のアクリル樹脂および該アクリ
ル樹脂組成物を含有する本発明の組成物の硬化容易性を
低下せしめる傾向があるので、メチルトリメトキシシラ
ンよりも望ましくない。しかしながら、フェニルトリア
ルコキシシラン類はしばしばこれを適当に硬化したとき
、例えば触媒の存在下で約250°F(約121℃)の
温度で硬化したとき、フィルムの耐候性を向上させる。
所望ならば前述した如き高級アルコキシ、アリーロキシ
、アルキルアリーロキシ、アリールアルキロキシ、アル
キロキシアルキロキシ、および/またはアリーロキシア
ルキロキシ残基を含む非官能性オルガノシラン(および
/またはその部分加水分解生成物)をオルガノシリコン
含有物質として使用してもよい。この上うな残基を含む
オルガノシリコン含有物質は例えば非官能性オルガノシ
ラン、例えばメチルトリメトキシシラン(および/また
は芸の部分加水分解生成物)と適当なモノヒドリックア
ルコールまたはモノヒドリツタフェノール性物質と反応
せしめ、高級アルコキシ、アリーロキシ、アルキルアリ
ーロキシ、アリールアルキロキシ、アルキロキシアルキ
ロキシ、および/またはアリーロキシアルキロキシ残基
を非官能性オルガノシランに提供してもよい。このよう
なオルガノシラン類の例としてはペントキシジメトキシ
メチルシラン、イソペントキシジメトキシメチルシラン
、2−エチルヘキソキシジメトキシメチルシラン、2−
ブトキシエトキシジメトキシメチルシラン、ジイソデシ
ロキソメトキシメチルンラン、フェノキシジメトキシフ
ェニルシラン、トリルオキシジメトキシメチルシラン、
フェニルエチルオキシジメチトキシメチルシラン等が例
示される。しかしながら、本発明のアクリル樹脂組成物
を高級アルコキシ、アリーロキシ、アリールアルキロキ
シ、アルキルアリーロキシ、アルキロキシアルキロキシ
、および/またはアリーロキシアルキロキシ残基を含む
非官能性オルガノンラン(および/またはその部分加水
分解生成物)から調製するときはアクリル樹脂組成物は
オルガノシリコン含有物質からの容易に加水分解し得る
残基を微量含有すべきである。さらに、本発明アクリル
樹脂組成物中にOR7基の如き基が存在するときはある
種の用途にとって望ましい硬化速度の低下をもたらす。
(3)適当なオルガノシリコン含有物質は部分加水分解
生成物を含む官能性オルガノシラン類を含む。本明細書
中「官能性オルガノシラン類」は式(): %式%() [Gは炭素数2〜lOを含む有機基を表わし、および1
.2−または1.3−グリコールのモノヒドロキシおよ
び/または環式C,−C3残基を表わす、 (R’はCI  Cyアルキル、好ましくはC+Ctア
ルキル、および最も好ましくはメチル基を表わす、 R2は独立してHまたはC,−C,アルキルを表わす、 R3およびR4はそれぞれ独立してHSC,−C。
アルキル、Ca−Csアリールを表わす、およびR5は
C4G?アルキレンを表わし、およびFはアミノ、ポリ
アミノ1.2−エポキシ、メルカプト、シアノ、アリル
、ビニル、ウレタン、ハロ、イソシアナト、ウレイド、
イミダゾリニル、アクリレート、メタクリレイト、また
は−8iX3(Xは前記同意義)に相当する基]に相当
する物質を意味している。
本明細書中において非官能性オルガノシラン類と官能性
オルガノシラン類の用語が両者の区別に従って使用され
ているときは上記Fによって定義される基が用語「官能
性オルガノシラン」によって包含される「官能性」基で
あると考えられる。化合物例えば、ビニルトリメトキシ
シラン、ビニルトリエトキシシラン、アリルトリメトキ
シシランおよびアリルトリニドキシンラン(これらはア
リルおよびビニルの如き官能基を含んでいるか式(■)
に文字通りには相当していない)は本明細書では官能性
オルガノシラン類の意味に該当すると考えられる。官能
性オルガノシラン類の例はγ−アミノプロピルトリメト
キシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、
β−アミノエチルトリメトキシシラン、β−アミノエチ
ルトリエトキシシラン、N−β−アミノエチルアミノプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−イソシアナトプロピル
トリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニ
ルトリエトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、ア
リルトリエトキシシラン、メルカプトプロピルトリメト
キシシラン、メルカプトエチルトリメトキシシラン、メ
ルカプトプロピルトリメトキシシラン、グリシドキシプ
ロピルトリメトキシシラン、グリシドキシプロピルトリ
メトキシシラン、4.5−エポキシシクロヘキシルエチ
ルトリメトキシシラン、ウレイドプロピルトリメトキシ
シラン、ウレイドプロピルトリエトキシシラン、クロロ
プロピルトリメトキシシラン、クロロプロピルトリメト
キシシランおよび 等が例示される。
相互に反応性である官能基例えば1.2−メトキンおよ
びアミンあるいはアミノとイソシアノ等または上記Xに
よって定義される基と反応性である上記Fによって定義
される基を含む官能性オルガノシラン類は本発明のアク
リル樹脂組成物を調製するために所定量で使用され、ゲ
ル化または望ましくない高度に粘性の生成物をさけるよ
うにすべきである。
オルガノシリコン含有物質中の官能性オルガノプラン類
(および/またはそれらの部分的に加水分解したその生
成物を組み込むことはある種の目的にとって望ましいが
、官能性オルガノシラン類は高価となる傾向がある。所
望ならば優れた性質を有する本発明の硬化組成物を本発
明のアクリル樹脂組成物から製造することができ、これ
は本質的に適当な触媒の存在下で自己硬化性であってヒ
ドロキン官能性アクリル樹脂とオルガノシリコン含有物
質(その中でこのような官能性有機シラン類の里は最小
限に減少させるかあるいは除かれる)と反応させること
により調製される。勿論、官能性オルガノシラン類から
調製された本発明の種々のアクリル樹脂組成物は例えば
このようなアクリル樹脂組成物中に存在する官能基F(
式■参照)と反応性である基を含む物質用硬化剤として
利用してもよい。さらにある種の目的にとって非官能性
オルガノシランとアミノ基含有官能性有機シラン類の混
合物を含むオルガノシリコン含有物質から調製された本
発明非ゲルアクリル樹脂組成物が望ましい。
(4X 1 )オルガノシリケート類(および/または
それらの部分的に加水分解した生成物)および/または
(2)非官能性有機シラン類(および/またはそれらの
部分的に加水分解した生成物)、および/または(3)
官能性オルガノシラン類(および/またはそれらの部分
的に加水分解した生成物)の混合物および/または部分
的に加水分解した混合物を本発明の非ゲルアクリル樹脂
組成物の調製用アクリルポリオールの如きヒドロキシル
官能アクリル樹脂との反応用オルガノシリコン含有物質
として使用してもよい。
例えば、上記式(Vl)で示される非官能性オルガノシ
ランから部分加水分解生成物を調製するには水の量を調
整して用いる。一般には、部分加水分解生成物は式(V
) ]      1 一SiO−9i− (V) で表わされるlないしそれ以上のシロキサン結合を有す
る縮合生成化合物を含んでいる。
非ゲル部分加水分解生成物の調製に含まれると信じられ
ている加水分解および縮合反応は典型的には以下の如く
示される。
[加水分解] R’−9i−Xff+H20=R’−9i−(OH)X
2+HX。
および [縮 合] R8R8 j 2R−8i−(OH)Xt=XtSi−0−SiX!+
HffiO[式中、R8およびXは前記と同意義、Xは
容易に加水分解し得る基、例えば、メトキシまたはエト
キシ基である]。
本発明非ゲルアクリル樹脂組成物を調製するための好ま
しい1方法は、例えばアクリルポリオール等のヒドロキ
シ官能アクリル樹脂を上記式(VI)に相当する非官能
オルガノシラン、例えばメチルポリメトキシシランを含
むオルガノシリコン含有物質の部分加水分解生成物と、
任意に上記式(IV)に相当するオルガノシリケートお
よび/または前記式(■)に相当する官能性オルガノシ
ランとともに反応させる。この好ましい方法に利用する
部分的に加水分解したオルガノシリコン含有物質を調製
するために一般に使用される水の量は下記の式(XI)
に従って決定できる。
(E 1,2X 0 、5 ) + (R3,4X Z
)=W[式中、Wは使用される水の総モル数を表し、オ
ルガノシリケート類、非官能性オルガノシラン類および
官能性オルガノシラン類の如きオルガノシラン化合物か
らの容易に加水分解し得る基の総当量に基づいて計算さ
れる; El、!は1または2WAの容易に加水分解し得る基を
含むオルガノシラン化合物からの容易に加水分解し得る
基の当量の総数を表わす; R3,4は3または4個の容易に加水分解し得る基を含
むオルガノシラン化合物からの容易に加水分解し得る基
の当量の総数を表わす:およびZは0.023〜0,4
3、好ましくは0.050〜0.33、およびより好ま
しくはo、oso〜0.23の範囲にある数を表わす]
。加水分解しうる基の1当量は加水分解しうる基の1モ
ルに相当し、水の1当量は水の1X2モルに相当してい
る。
例えば、部分的に加水分解した生成物を調製するための
オルガノシリコン含有物質として適したオルガノシラン
の有用な混合物の1つはメチルトリメトキシシラン、フ
ェニルトリメトキシンランおよびメチルフェニルジメト
キンシランを各々100.0.351.0.117のモ
ル比で含むものである。このような混合物はメチルトリ
メトキシシランからのメトキシ基を3.00当量、フェ
ニルトリメトキシンランからのメトキシ基1.05当屯
およびメチルフェニル基メトキンシランからのメトキシ
基を0.234当量供給する。上記式(Mにおいて、E
 1.2は0.234に相当し、R3,4は4.05に
等しい。これから式(XI)(すなわちZ=0.43)
に相当する部分加水分解生成物の調製用水の総攪は1.
86モルに等しい。あるいは換言するとこれはオルガノ
シラン化合物1モル当り水最大1.27モルに相当する
(すなわち1.86モル/1.468モルー1.27)
もちろん部分加水分解生成物中の下記成分の相対竜は所
望ならば例えば部分加水分解生成物中の揮発性成分を留
去することによって調製してもよい。
本明細書あ記載から明らかな如く上記式(XI)によっ
て決めた調整量の水を用いて調製した部分加水分解生成
物は容易に加水分解しうる残基を含む低分子量化合物の
混合物を含有している。部分加水分解生成物は典型的に
は部分加水分解生成物17当り残留する容易に加水分解
しうる基を5.0ミリ当量以上、通常8.0ミリ当量以
上含有するであろう。式(’XI )から決定した調整
量の水を使用して調製した非ゲル部分加水分解生成物は
また少量のシラノール型(=Si−OH)ヒドロキシル
基を含む可能性がある。しかしながら、このような部分
加水分解生成物は一般に残留する容易に加水分解しうる
基のシラノール型ヒドロキシル基に対する基が1.00
より大で典型的には3.00よりも大である。
オルガノシリコン含有物質の部分加水分解は典型的には
0.01〜20重量%の触媒の存在下に行い、該触媒は
場合によっては共反応試剤として機能し、該触媒の例と
してはγ−アミノプロピルトリエトキシシラン、イソホ
ロンジアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパツ
ール等がある。
触媒の重量%はオルガノシリコン含有物質の総重量に基
づいている。好ましい部分加水分解生成物は代表的には
部分加水分解生成物中の容易に加水分解しうる基の当量
に対する部分加水分解生成物のグラム数の比率が40〜
300、通常50〜200の範囲にあるような量の容易
に加水分解しうる基を含んでいる。換言すれば部分加水
分解生成物の加水分解しうる基の当量(本明細書ではH
GEW’という)は典型的には40〜300、通常50
〜200の範囲にある。
本発明の好ましい態様では本発明の非ゲルアクリルポリ
マーはヒドロキシル官能アクリル樹脂と前述の式(IX
)(ジシロキサン)に相当する化合物の該オルガノシリ
コン含有物質少なくとも10重量%を含むオルガノシリ
コン含有物質と反応させることにより製造する。このよ
うなオルガノシリコン含有物質は例えばメチルトリメト
キシシラン等の前記式(■)に相当するトリアルコキシ
シラン化合物の調整した加水分解(トリアルコキシシラ
ンの水に対するモル比、1.0:0.75〜1.0:O
11好ましくは1.0:0.6〜1,0:0.4の範囲
で用いる)によって調製してもよい。このように調整し
た加水分解は混合した加水分解生成物を与える。部分加
水分解は典型的には触媒または共反応試剤、例えばγ−
アミノプロプルピルトリエトキシシラン、イソホロンジ
アミン、2,2.4−トリメチル−ヘキサメチレン−1
,6−ジアミンまたは2−アミノ−2−メチル−1−プ
ロパツール等を0,01〜20重量%存在せしめて行う
。このようにして調整した加水分解から製造される好ま
しい加水分解生成物は少なくとも10重量%のジシロキ
サン(式■参照)を出発化合物(式■参照)の少なくと
も10重量%および他の化合物例えばトリシロキサン(
式X参照)と共に含んでいてもよい。
本発明の第2の好ましい態様では非ゲルアクリルポリマ
ーをヒドロキシル官能アクリル樹脂とメチルトリメトキ
シシラン1−10モル、メチルフェニルジメトキシシラ
ン10〜1モルおよびフェニルトリメトキシシラン10
〜1モルを含む混合物の部分加水分解生成物を含むオル
ガノシリコン含有物質と反応させることにより製造する
。部分的加水分解は典型的には触媒または共反応試剤、
例えばγ−アミノプロプルピルトリエトキシシラン、イ
ソホロンジアミン、2,2.4−トリメチルへキサメチ
レン−1,6−ジアミンまたは2−アミノ−2−メチル
−1−プロパツール等のU左下に行う。部分加水分解は
調整量の水例えばアルコキシシラン基1モルあたり水0
.75〜0.1モルを用いて行う。しばしばメチルトリ
メトキシシラン、メチルフェニルジメトキシシランおよ
びフェニルトリメトキシシランの部分加水分解物がメチ
ルトリメトキシシラン単独の部分加水分解物よりもヒド
ロキシ官能アクリル樹脂に、より適合することが判明し
た。アルコール、例えばメタノール、メタノール等が部
分加水分解物を均一にさせるために必要な場合がある。
前述した如く本発明アクリル樹脂組成物は、例えばヒド
ロキシル官能アクリル樹脂と前述のオルガノシリコン含
有物質等を反応させることにより調製してもよい。典型
的にはヒドロキシル官能性アクリル樹脂はアクリルポリ
オールを含む。
アクリルポリオールとしてはアクリル酸およびメタクリ
ル酸、限定的ではないがそれらのヒドロキシル官能エス
テル誘導体を含むそれらのエステル、アクリルアミドお
よびメタクリルアミド、および不飽和ニトリル、例えば
アクリロニトリルおよびメタクリロニトリル等の公知の
ヒドロキシル官能性付加ポリマー類およびコポリマー類
等が例示されるが、これらに限定されるものではない。
付加重合してアクリルポリオール類を形成し得るアクリ
ルモノマー類の別の例としては、ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリ
レート、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、イソプ
ロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレ
ート5.t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチル
ヘキシル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)
アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、
3,3.5−)リメチルシクロヘキシル(メタ)アクリ
レート、デシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メ
タ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ス
テアリル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)アク
リレート、およびイソボルニル(メタ)アクリレート等
が例示される。
ヒドロキシル官能アクリル樹脂の調製に、あるいはオル
ガノシリコン含有物質との反応のために、ヒドロキシル
官能アクリル樹脂として使用してもよいその他の化合物
の例としてラクトン類例えばカプロラクトンとヒドロキ
シル官能アクリル樹脂、例えばヒドロキシエチルアクリ
レートおよびヒドロキジプロピルアクルレートの反応に
よって製造されうる化合物;脂肪酸、特にモノカルボキ
シ    。
ル脂肪酸類とエチレン系不飽和エポキシド類、例えばグ
リシジルアクリレートとの反応、およびグリシジルモノ
マー類、例えば前述の如きものとエチレン系不飽和無水
物、例えばマレイン酸無水物との反応、(該反応では低
分子量ジオール類の如きポリオールと無水物環が反応す
る)の反応によって形成し得るエポキシ−エステル類の
反応によりて製造される。
所望ならば種々の他の不飽和モノマー類をヒドロキシル
官能アクリル樹脂類、例えばアクリルポリオール類の調
製に使用してもよい。これらの例はビニル芳香族炭化水
素類、例えばスチレン、α−メチルスチレンおよびビニ
ルトルエン;酢酸ビニル:塩化ビニル;不飽和エポキシ
官能性モノマー類、例えばグリシジル(メタ)アクリレ
ート等がある。便宜的には、用語「(メタ)アクリレー
ト」はアクリレート化合物およびメタアクリレート化合
物のそれぞれ一方または両方を示す意味で使用されてい
る。非ゲルアクリル樹脂組成物を調製するために用いる
適当なアクリルポリオール類は標準ポリスチレンを用い
るゲルパーミエイションクロマトグ、ラフィによって測
定したとき600〜50゜000の重量平均分子量を有
している。本発明アクリルポリオール類の調製に適した
アクリルポリオール類は116〜1,000のヒドロキ
シ当量(hydroxy equivalent we
ight)を有している。
ヒドロキシル官能性アクリル樹脂の上記具体例は、本発
明の非ゲルアクリル樹脂組成物を調製するために使用し
てもよいヒドロキシル官能性アクリル樹脂の単なる例示
にすぎない。
本発明非ゲルアクリルポリマーをアクリルポリオールと
上述のオルガノシリコン含有物質との反応によって調製
するときは、アクリルポリオールとオルガノシリコン含
有物質とは通常窒素ガスの如き非反応性ガス雰囲気下で
約50℃〜180℃の温度で通常0.5〜50時間、低
沸点揮発性反応生成物、例えば揮発性アルコールを留去
しながら反応させる。もし蒸留物を除去するときは出発
物質の除去をさけるために予防処置として還流カラムを
使用してもよい。出発物質の蒸気圧に依存して、例えば
高い蒸気圧を有する物質を使用する場合にはしばしば反
応を加圧下に行う。
出発物質はしばしば常温で均一な混合物を形成しないこ
とがあるが、通常反応が遂行するに従って均一な混合物
が形成される。さらにγ−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン、QP8−5314(メチルフェニルジメ
トキシシラン25モル%およびフェニルシトリメトキシ
ランフ5モル%、の混合物と考えられ、ダウ・コウニン
グ社から販売されている)、およびn−メチルピロリド
ンを反応混合物に用いて出発物質を相溶性にさせる。
反応試剤および随意に触媒の選択に基づいて反応をより
緩和な、あるいはより厳しい時間並びに温度条件のもと
で行ってもよい。例えば反応はアルコールを除去しなが
ら80℃で約1時間行ってもよい。あるいは反応を触媒
なしで行う場合には例えば175℃で3ないしそれ以上
の時間で行ってもよい。触媒量の触媒、例えばスタナス
オクトエイトの存在は揮発性アルコール除去を促進する
典型的には溶剤は反応媒体中に含めない。しかしながら
特に生成物を被覆組成物中の本質的にフィルム形成成分
として使用するか、あるいは生成物を高固形分被覆組成
物中に使用する場合には限定量の溶剤を使用するのが望
ましい場合がある。
本発明の非ゲルアクリル樹脂組成物は低固形分および高
固形分塗料への使用に適している。本明細書に記載した
如く高固形分被覆組成物は、典型的には反応生成物(す
なわちアクリル樹脂組成物)と有機溶剤を含むが、顔料
、充填剤等被覆組成物中に存在するものを排除した組成
物中のその部分の重量に基づく樹脂固形分で、少なくと
も50重量%、好ましくは少なくとも60重量%および
最も好ましくは少な(とも70重量%を含む。しがしな
がら所望ならば反応試剤と混合しうる溶剤を使用しても
よい。さらに生成物は溶剤で希釈してもよい。このよう
な溶剤の例は、通常ケトン類、例えばメチルエチルケト
ン、炭化水素類、例えばキシレンおよびトルエン、ジエ
チレングリコールのモノおよびジアルキルエーテル類、
例えばジエチレングリコールジブチルエーテルおよびジ
エチレングリコールジエチルエーテルおよび低分子量ア
ルコール類、例えばメタノールおよびエタノール等があ
る。さらに低分子量アルコール類、例えばメタノールお
よびエタノールを用いて本発明非ゲルアクリル樹脂組成
物の安定性を増強することができるどとがわかった。所
望ならば限定量の水を使用してオルガノシリコン含有物
質とヒドロキシル官能アクリル樹脂の反応中および反応
後に、非加水分解オルガノシリコン含有物質を加水分解
してもよい。
反応混合物中に水を使用するときは水の量は水が反応混
合物中の反応試剤であるゆえに調節しなければならない
。さらに水が分離層として存在するときはしばしば水溶
性溶剤を用いて混合物を均一化する。加えて生成物を調
製する間、オルガノシリコン含有物質の非調整加水分解
は望ましくなく、また非ゲルアクリル樹脂生成物中の水
の含量を減少させるために通常、湿度のない大気中で行
う。
特定の反応試剤を選定することによりオルガノシリコン
含有物質およびヒドロキシル官能アクリル樹脂間の反応
を鈍化させてもよく、所望ならば触媒を用いて反応を促
進してもよい。このような触媒の例はパラトルエンスル
ホン酸の如き酸;ブチルスタノイックアシド、ジブチル
錫オキシド、スタナスオクトエイトおよびジブチル錫シ
ラウレイドの如き錫含有化合物;テトライソプロピルチ
タネートおよびテトラブチルヂタネーの如きチタネート
類ニアミノプロピルトリエトキシシラン、イソプロバー
ルアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパツール
、イソホロンアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プ
ロパツール、イソホロンアミン、2.2.4−トリメチ
ルへキサメチレンジアミン等のアミノ化合物等がある。
もちろん本明細書中、先に記載した如き官能性オルガノ
シラン類をオルガノシリコン含有物質に使用したときは
、触媒の選択は一部存在する官能性基によって支配され
、ゲル化を避けるであろう。さらに反応はゲル化を避け
るように調整すべきである。反応は反応中に発生する生
成物HYの量を追跡することにより監視することができ
る。触媒を本発明のアクリル樹脂組成物の調製に使用す
るときは約120℃以下の反応温度が好ましい。
本発明の非ゲルアクリル樹脂組成物を上述したオルガノ
シリコン含有物質とヒドロキシル官能アクリル樹脂、例
えばアクリルポリオールとの反応から製造するときはオ
ルガノシリコン含有物質とヒドロキシ官能性アクリル樹
脂の重量比は非ゲルアクリル樹脂組成物を調製するため
に種々変更してよい。ヒドロキシル官能性アクリル樹脂
とオルガノシリコン含有物質との特定の選択によってオ
ルガノシリコン含有物質からのヒドロキシル反応性Y残
基、例えば低級アルコキシ残基に対するヒドロキシル官
能性アクリル樹脂からのヒドロキシル残基(すなわちC
−0H)のモル比を変えてもよい。しかしながらヒドロ
キシル官能性アクリル樹脂の量とオルガノシリコン含有
物質の量とは、一般に非ゲルアクリル組成物中のY残基
の当量に対する非ゲルアクリル樹脂組成物のグラム数の
比率が40〜667、好ましくは40〜400およびよ
り好ましくは40〜200の範囲にあるような量のY残
基を非ゲルアクリル樹脂組成物が含むように調整しても
よい。有用な指針はヒドロキシル官能アクリル樹脂とオ
ルガノシリコン含有出発物質を、オルガノシリコン含有
物質からのヒドロキシル反応性Y残基、例えば低級アル
コキシ残基の当量に対するヒドロキシル官能アクリル樹
脂からのヒドロキシル残基の当量の比が1=2〜l:1
00の範囲にあるように選定する。典型的には当量比は
1:3〜1:20である。ヒドロキシル残基の1当量は
ヒドロキシル残基の1モルに等しく、反応性Y残基l当
量はヒドロキシ反応性Y残基1モルに等しい。非ゲルア
クリル樹脂組成物は非ゲルアクリル樹脂組成物!g当た
り25〜1.5ミリ当量、好ましくは25〜2.5ミリ
当量、より好ましくは25〜5.0当重のY残基の総含
量を有している。さらに典型的にはヒドロキシル官能性
アクリル樹脂からの非ゲルアクリル樹脂反応生成物にお
けるヒドロキシル残基(すなわちC−0H)の含量は反
応生成物1g当り0ミリ当量〜lO当量の範囲にあり、
通常反応生成物1g当り0〜5ミリ当量である。ここで
使用する如く、ヒドロキシル残基(すなわちC−0H)
またはSiに結合する残基Yの1ミリ当量は1ミリモル
と等しい。
本発明の殆どの非ゲルアクリル樹脂組成物は非ゲルアク
リル樹脂組成物を含む組成物中に水分が導入されるのを
防ぐような密封容器中で少なくとも3ケ月、好ましくは
1年間安定に貯蔵される。
所望ならば乾燥窒素ガス中で貯蔵してもよい。水除去剤
として作用する、容易に加水分解する化合物等を混合し
うる物質を該組成物に配合してもよい。このような加水
分解しうる、物質と混合しうる化合物の例はオルガノシ
リケート類、オルガノシラン類、またはエチルオルトホ
ルメートおよび2.2−ジメトキシプロパンの如き物質
等がある。
オルガノシリケート類またはオルガノシラン類の水除去
量はアクリル樹脂組成物を調製したのちに本発明のアク
リル樹脂組成物とそれらを配合するかあるいはオルガノ
シリコン含有物質をヒドロキシル官能アクリル樹脂と反
応させる間、前者の過剰量を用いることにより生成物中
に導入してもよい。所望の安定性を得ることができない
もの、例えば触媒を用いて調製したものに対しては本発
明の非ゲルアクリル樹脂組成物を根鉢量のボロントリフ
ルオロリドエテレイト(ボロントリフルオリドジエチル
エーテル(モル比1:1)の如き、インヒビターとして
作用する化合物を使用して安定化してもよい。さらに先
に述べた如く低分子型アルコール類、例えばメタノール
およびエタノール等を用いて非ゲルアクリル樹脂組成物
の安定性を増強してもよい。本発明の非ゲルアクリル樹
脂組成物を代表的には触媒の存在下に種々の基剤、例え
ば金属、紙、木、木製家具、ハードボード、プラスチッ
ク類、ガラス等を被覆するために本質的に単一のフィル
ム形成材として使用してもよい。本発明アクリル樹脂組
成物は木製家具工業において上塗り組成物として長い間
使用されてきたニトロセルロース系ラッカーに比べて顕
著な組み合わせ性質を示す木製家具塗料を提供しうろこ
とがわかった。
さらに本発明アクリル樹脂組成物に基づく組成物は装置
産業や自動車の再仕上用の高品質塗料(該塗料は低温(
180°F、82.2°C)で硬化しうる)を提供しう
ろことがわかった。本発明のアクリル樹脂組成物に基づ
く、自動車の再仕上塗装に適した組成物は大気中の水分
の存在下で常温(例えば25°C)で硬化しうる。
本発明の非ゲルアクリル樹脂組成物を含有する組成物の
硬化を促進するために使用してもよい触媒の例としては
錫ナフトエイト、錫ベンゾエイト、錫オクトエイト、錫
ブチレイト、ジブチル錫シラウレイド、ジブチル錫ジア
セテート、ステアリン酸鉄および鉛オクトエイトの如き
塩;テトライソプロピルチタネート、およびテトラブチ
ルチタネートの如きチタネート類;ジブチル錫オキシド
の如きオキサイド類、イソホロンジアミン、メチレンジ
アニリン、イミダゾール、γ−アミノプロピルトリエト
キシシラン、アミノアルコール類、例えば2−アミノ−
2−メチル−1−プロパツールおよびその他の塩基性窒
素含有化合物等の塩基が例示される。
本発明の非ゲルアクリル樹脂組成物を含む組成物は有機
溶剤、例えばアルコール類例えばメタノール、エタノー
ル、プロパツール、ブタノール等;エチレンおよびプロ
ピレングリコールのモノ−およびジアルキルエーテル類
、例えばエチレングリコールモノエチルエーテル、エチ
レングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコー
ルジブチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテルアセテート、エチレングリコールモノヘキシルエ
ーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエ
ーテルおよびプロピレングリコールジブチルエーテル;
ジエチレングリコールのモノおよびジアルキルエーテル
類、例えばジエチレングリコールモノエチルエーテル、
ジエチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレング
リコールジエチルエーテルおよびジエチレングリコール
モノブチルエーテルアセテート;ケトン類例えばメチル
エチルケトン;エーテル類、例えばブチル−アセテート
;炭化水素、例えばキシレンおよびトルエン二N−メチ
ルー2−ピロリドン:ジメチルホルムアミド;およびを
これらの混合物等が例示される。
本発明アクリル樹脂組成物を使用した被覆組成物はいか
なる技術、例えば刷毛車、浸漬、スプレー、ロール塗装
、ドクタープレイド塗装、カーテン塗装の如きいずれの
方法を用いて基材上に塗布してもよい。
本発明アクリル樹脂組成物に基づく組成物は顔料を加え
ても加えなくてもよく、種々の通常の添加剤、例えば流
れ調整剤、界面活性剤、レベリング剤、抗擦傷剤(an
tf−l1ar agent)、殺菌剤、防黴剤等の存
在下に使用してもよい。顔料の例としては一般に知られ
たいずれの顔料を使用してもよく、塗料において使用さ
れるエキステンダー、例えば酸化チタン、炭酸マグネシ
ウム、ドロマイト、タルク、酸化亜鉛、酸化マグネシウ
ム、酸化鉄(赤、および黒)、バリュウム黄、カーボン
ブラック、ストロンチュウム・クロメイト、リード・ク
ロメイト、モリブデイト・レッド・クロモキサイド・グ
リーン、コバルト・ブルー、アゾ系有機顔料、金属フレ
イク顔料、例えばアルミニウム・フレイタ、およびニッ
ケル・フレイタ等が例示される。
顔料の混合物を使用してもよい。
加えて本発明のアクリル樹脂組成物は一般に知られた硬
化剤に加えて、あるいはそれに変えて硬化剤として使用
してもよく、被覆組成物においても使用が一般に知られ
ている有機ポリオール類、例えば単純なジオール類、ト
リオール類および高級アルコール類;アクリルポリオー
ル類;ボリウレンタンポリオール類;ポリエステルポリ
オール類;ポリエーテルポリオール類;アミド含有ポリ
オール類、ポリヒドロキシル官能エポキシ樹脂;高ポリ
ビニルアルコール類等に変えて使用してもよい。このよ
うな有機ポリオール類は一般に被覆組成物の分野におい
て知られている。
本発明非ゲルアクリル樹脂組成物はまた添加量のアクリ
ル樹脂組成物と混合しうる一般に知られている被覆組成
物の性質を変性するための添加剤として使用してもよい
。例えば本発明アクリル樹脂組成物は添加量で配合して
しオロジー特性、例えば粘度、表面張力、流れ、レベリ
ング等の被覆組成物の性質を変性してもよい。「添加量
」とは被覆組成物中の樹脂固形分の重量に基づき(すな
わち顔料と固体充填剤を除く)約5重量%までの量を意
味する。
本発明の非ゲルアクリル樹脂組成物はまた接着剤、シー
ラント、インク等に使用してもよい。
以下本発明を実施例を挙げて説明するがこれに限定する
ものと解すべきでない。実施例中の部および%は特に規
定しない限り重量によって表わす。
実施例1 (a)部分的に加水分解したオルガノシランの製造法: 滴下ロート、還流コンデンサー、温度計、ヒーター、攪
拌機および窒素導入管を備えたフラスコに室温(約24
℃)において窒素ガス雰囲気下25゜855.0g(1
90,0モル)のメチルポリメトキシシラン(ユニオン
・カーバイド・コーポレーションからA−163として
入手)およびγ−アミノープロピルポリメトキシシラン
(ユニオン・カーバイド・コーポレーションからA−1
100として入手)261.4g(1,1820)を仕
込んだ。
ついで該フラスコの内容物を30分間にわたり、ゆるや
かに50℃まで加熱し、その温度でフラスコ内容物に脱
イオン水を徐々に添加しはじめた。
フラスコ内容物を攪拌しながら脱イオン水総量1883
.0g (104,60)を75分間にわたって加え、
その間フラスコ内の温度(ポット温度)を50〜58℃
の範囲に維持した。水の添加完了後すみやかにフラスコ
内容物を加熱して17分間還流し、その時間経過後のポ
ット温度を67℃とした。フラスコ内容物を約3時間8
分にわたり還流し、その間ポット温度を64〜68℃の
間に維持し、その後加熱を停止して、フラスコ内容物を
常温まで冷却した。得られた組成物は部分的に加水分解
されたオルガノシランであった。
コンデンサー、攪拌機、温度計、蒸留カラムおよび窒素
雰囲気を維持するための手段を備えた反応容器にヒドロ
キシル官能アクリルポリオール(1)4131.0gお
よび前記(a)で得られた部分的に加水分解したオルガ
ノシラン組成物5941.0gを仕込んだ。容器内容物
を徐々に加熱して1時間9分間還流し、その時間終了後
ポット温度を観察したところ69℃であり、加熱温度(
heat tempe−rature)を観察したとこ
ろ51℃であり、蒸留物約100112が回収された。
加熱を蒸留物約1600112(1389,5j)が回
収されるまで容器内容物の温度(ポット温度)を69〜
75℃(加熱温度51〜65℃)の間に保ちながら2時
間8分加熱を継続し、その時点で加熱を停止して容器内
容物を室温に1晩放置して冷却した。その後容器(上記
のものを備えている)の内容物を12分間かけて加熱し
ポット温度73℃(加熱温度57℃)としその温度でメ
タノールを含む蒸留物が留去されるのを観察した。加熱
をさらに2時間41分継続し、その間容器内容物を還流
して温度を75〜110℃(加熱温度57〜80℃)の
範囲に維持し、上記時間経過時、加熱を停止して容器内
容物を室温に冷却した。回収した蒸留物の総重量は2,
4679であり反応容器中に得られた生成物総重量は7
゜652gであった。得られた生成物は粘度1.8スト
ークスであり、色値(color value)は2で
あった。生成物の総固形分含量は重量%で46.5%で
あった(150℃で2時間測定)。100Cで1時間測
定したときの生成物の総固形分は重量%で50.2%で
あった。
(1)樹脂固形分58〜60重景%のアクリルポリオー
ル樹脂(メチルメタクリレート30重量%、スチレン2
5.0重量%、ブチルメタクリレート19.0重量%、
2−エチルへキシルアクリレート12.0重量%および
ヒドロキシエチルアクリレ−)14.0重量%)の混合
溶剤(ブチルアセテート74.7重量%、ナツタ15.
1重量%およびびトルエンlO12重量%)溶液であっ
て、ガードナー−ホルト・バブル・チューブ粘度的x−
z”のもの。
リマーの調製: コンデンサー、攪拌機、温度計、滴下ロートおよび窒素
雰囲気維持手段を備えた反応容器に室温で前記(b)で
得た生成物1090gおよびγ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン70.4yを仕込んだ。容器内容物を20
分間かけて60℃に加熱し、その時点で水添ビスフェノ
ールAのジグリシジルエーテル(シェル・ケミカル−カ
ンパニーからDRH−’l 510として得られた)7
0.4gを添加しはじめた。攪拌下、容器内容物にDR
H−1510の添加を45分間にわたり続け、その間内
容物の温度を60〜62℃の範囲に維持し、その時間経
過時点で添加を完了した。その後容器内容物を62°C
で30分間維持し、その後温度を30分間かけて100
℃に上げ、1時間、100℃に維持しその後加熱を停止
して容器内容物を室温に冷却した。得られた生成物80
5.8gにメタノール13g加えた。得られた組成物は
粘度1.7ストークス、色値3〜4、エポキシ当量(e
poxyequivalent)無限大、および単位容
積当たりの重量863ポンド/ガロンであった。150
℃で2時間測定したときの生成物の総固形分は49゜3
重塁%であった。110℃で1時間測定したときの生成
物の、総固形分は54.7重量%であった実施例2 (a)オルガノシラン類の混合物の部分加水分解生成物
の製造: 滴下ロート、還流コンデンサー、温度計、ヒータ、攪拌
機および窒素ガス導入管を備えた反応容器に室温でメチ
ルトリメトキシシラン17,371g(127,6モル
)、QP8−5314(メチルフェニルジメトキシシラ
ン25モルおよびメチルフェニルジメトキシシラン14
.6モルおよびフェニルトリメトキシシラン44,7モ
ルを提供するフェニルトリメトキシシラン75モル%の
混合物:タウ・コーニング・コーポレーション入手)1
1.5811i1および2−アミノ−2−メチルプロパ
ツール145gを加えた。容器内容物を47分間加熱し
て、温度48℃にし、その時点で加熱を停止して、2分
後容器内容物に脱イオン水を加えはじめた。反応容器を
攪拌しながら脱イオン水総量1.6959C94,20
)を容器に1時間47分間かけて加え、その間反応容器
内容物の温度を48〜51℃の間に維持した。その後容
器内容物を51℃で31分間維持し、その期間終了後容
器内容物を22分間にわたって62℃の温度に加熱し、
その温度で還流がはじまった。その後容器内容物を1時
間44分還流し、その間のポット温度を62〜67℃の
範囲に維持し、その後、還流を停止して容器内容物を常
温に冷却した。得られた組成物(以下組成物Aという)
かオルガノシロキサン類の部分加水分解混合物であった
。上記の如く装備した反応フラスコに室温で前記組成物
A12.0009およびγ−アミノプロピルトリエトキ
シシラン(ユニオン・カーバイド・コーポレーションか
らA−tiooとして人手)402gを仕込んだ。
容器内容物を50分にわたって65℃の温度に加熱し、
その温度で加熱を停止した。容器内容物を7分間かけて
64℃に冷却しその後、水素化ビスフェノールAのジグ
リシジルエーテル(シェル・ケミカル・カンパニーから
DRH−1510として人手)402gを添加しはじめ
た。次の12間で容器内容物の温度を60℃に下げ、そ
の間水素化ビスフェノールAのジグリシジルエーテルの
添加を継続した。その後加熱を開始し水素化ビスフェノ
ールAのジグリシジルエーテルの添加を継続しながら容
器内容物を50分間59〜60℃の範囲にt什博Ll−
品貢−50令閤の炊出2こおいて未来イljビスフェノ
ールAのジグリシジルエーテル402りの添加を完了し
た。その後容器内容物を1時間31分間60℃に維持し
、その時間終了後、加熱を停止して容器内容物を室温に
冷却した。得られた組成物(以下組成物Bと云う)は部
分的に加水分解されたオルガノシランと官能性オルガノ
シランの混合物であった。
(b)ヒドロキシル官能性アクリル樹脂の調製本積はア
クリルポリオールの調製の説明をする。
以下のモノマール類を使用した: 重竜部 2−エチルへセキシルアクリレート   54.4ヒド
ロキシプロピルアクレート    33.6スチレン 
            1O10メタクリル酸   
         2.0還流コンデンサー、攪拌機、
温度計、2個の滴下ロート、窒素導入管および水トラツ
プを備えた4つロフラスコに25℃でキシレン515.
49を仕込み、これを窒素雰囲気下で加熱し、攪拌下2
0分間にわたって還流した。フラスコ還流条件下に維持
しながら以下の2つの仕込みを同時に3時間にわたって
行った。仕込み■は2−エチルへキシルアクリレート1
218.f3g、ヒドロキシプロピルアクリレート75
2.6g、スチレン224゜0gおよびメタクリル酸4
4.89の混合物からなる。仕込み■はキシレン231
.69.2.2’ −アゾビス−(2−メチルイソブチ
ロニトリル)開始剤112.09からなる。フラスコ内
容物を還流下2時間維持した後、キシレンを含む蒸留物
343゜6gを1時間20分間にわたって留去した。そ
の後加熱を停止しイソプロピルアルコール556゜29
をフラスコ内容物に加えた。得られた組成物(以下組成
物Cという)はヒドロキシル官能性アクリル樹脂(アク
リルポリオール)であった。得られた組成物は110℃
で2時間測定したとき固形分67.1重量%、150℃
で2時間測定したときの固形分66.6重量%、粘度4
.80ストークスおよび酸化l010であった。得られ
た組成物の分析は標準ポリスチレンを使用したゲルパー
ミェーションクロマトグラフィにより測定し、ピーク分
子量5,577を有していた。
コンデンサー、攪拌機、温度計、蒸留カラム、窒素雰囲
気維持手段を備えた反応容器に実施例2(a)で得られ
た組成物A1682.39とγ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン60.5gを室温で仕込んだ。容器内容物
を加熱して24分間還流し、その終点のポット温度は6
0℃であり、その時点で水素化ビスフェノールAのジグ
リシジルエーテルを容器内容物に加えはじめた。容器内
容物の温度を添加中60℃に維持し、21分後に添加を
完了し、その時点で水素化ビスフェノールAのジグリシ
ジルエーテルの総fi60.59を容器内容物に加えた
。その後容器内容物を2時間還流せしめ、その間温度を
60〜75℃の範囲に維持した。その時点で前記(b)
の組成物C(アクリルポリオール)86o、s9を容器
内容物に23分にわたり加え、その間温度を60℃i維
持した。容器内容物を1時間17分還流し、その間温度
を60〜75℃に維持し、その後溜出がはじまった。容
器内容物を1時間31分間還流し、その間容器内容物の
温度(ポット温度)を75〜80℃に維持し、その時間
終了後メタノールを含む蒸留物総量415y12を回収
し、その時点で加熱を停止し、容器内容物を1夜かけて
常温に冷却した。次いで容器内容物を813°C(加熱
温度64°C)に加熱し、その温度で蒸留が開始した。
蒸留を4時間4分にわたって継続し、ポット温度85〜
105℃(加熱温度60〜67℃)の範囲にし、その後
加熱を停止し、容器内容物を冷却した。蒸留物合計79
01を蒸留工程にわたって回収した。容器内容物を65
℃に冷却したときメタノール約26.69を4分間にわ
たって容器に加えた。蒸留物の密度は0.8489/I
(1であった。
得られた生成物は本発明の非ゲルアクリル樹脂組成物で
あった。非ゲルアクリル樹脂組成物は粘度2.64スト
ークス、酸価4.1および110°Cで1時間測定した
ときの総固形分62.8重量%であった。
(b)本発明ヒゲルアクリル樹脂組成物を含む被覆組成
物 上記(C)の非ゲルアクリル樹脂組成物15.39gと
ジブチル錫ジラウレート0.29を混合することにより
被覆組成物を調製した。
この被覆組成物をNo、60ワイヤーを巻いた棒を用い
、燐酸亜鉛処理スチールパネル(B ONDERITE
−40)2枚に塗布した。得られた1枚のスチールパネ
ル上の塗膜を121’Cで30分硬化した。他の1枚の
スチールパネル上の塗膜を約47.5%の相対湿度で約
16時間常温で硬化した。スチールパネル上で30分間
121’Cで硬化した塗膜は、固く、光沢があり優れた
耐溶剤性を有していた。すなわちメチルエチルケトンを
浸漬した布で100往復以上こすっても硬化塗膜の劣化
を示しなかった。常温で硬化した塗膜も固く光沢があり
耐溶剤性を示したがメチルエチルケトンに浸漬した布で
61往復こするとフィルムが地肌まですりへった。
実施例3 −の調製: コンデンサー、攪拌機、滴下ロート、温度計、蒸留カラ
ムおよび窒素雰囲気を維持するための手段を備えた反応
容器に常温でメチルトリメトキシシラン1.9859お
よびγ−アミノプロピルトリエトキシシラン20.19
を仕込み、容器内容物を16分にわたって57℃まで加
熱し、容器内容物に調整量の水を添加しはじめ、次いで
、加熱を停止した。容器内容物を攪拌しながら脱イオン
水合計144.59(8,03モル)をゆっくりと容器
内容物に72分間にわたって加え、その間容器内容物の
温度(ポット温度)を52〜53℃の間に保った。水の
添加が完了した後6分以内に7−アミノプロピルトリエ
トキシシランの調整量を上記内容物に加えはじめた。容
器内容物を攪拌しながらデーアミノプロピルトリエトキ
シシラン合計178゜9gをゆっくりと28分間かけて
容器内容物に加え、その間ポット温度を53〜58℃に
維持した。
γ−アミノプロピルトリエトキシシランの添加が完了し
た後4分以内に、水素化ビスフェノールAのジグリシジ
ルエーテル(DRA−1510: シェル・ケミカル・
カンパニーから入手)の添加を開始した。容器内容物を
攪拌しながら、DRA−1510の178.99を52
分間かけて容器内容物に緩やかに加えた。DRA−15
10の添加完了後、容器内容物を60〜64℃で1時間
保持した。
次いで、容器内容物を7分間にわたって還流させ、69
〜71℃で1時間保持した。その後、容器内容物を50
〜60℃の間に冷却し、次いで、ヒドロキシル官能アク
リルポリマー(1)(約OHの1゜0g当量を含む)1
494.5gを容器内容物に加えた。再加熱を3時間3
9分間行い、その間容器内容物の温度(ポット温度)を
総計的800if2の流出物が回収されるまで73〜9
2℃(加熱温度50〜69℃)の範囲に維持し、回収さ
れた時点で加熱を停止し容器内容物を室温に冷却した。
回収された流出物の総量は786gであった・得られた
生成物は本発明の非ゲルアクリル樹脂組成物であり、粘
度2.0ストークス、エポキシ光景無限大、および色値
l以下であった。150’Cで2時間測定した生成物の
総固形分は48.2重量%であった。
(1)樹脂固形分58〜60重量%のアクリルポリマー
樹脂(メチルメタクリレート30.0重量%、スチレン
25.0重量%、ブチルメタクリレート19.0重量%
、2−エチルへキシルアクリレート12.0重量%およ
びヒドロキシルエチルアクリレート14.0重量%の混
合溶剤(ブチルアセテート74.7重量%、ナツタ15
.1重量%およびトルエンl002重量%)溶液であっ
て、ガードナー−ホルト・バブル・チューブ粘度約X−
Z+を有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、以下の式: ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 および▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rはそれぞれ独立してY、ハロゲン、Si−C
    結合を通してSiに結合したC_1−C_1_0基およ
    びOR^7(R^7は少なくとも4個の炭素原子を有す
    るアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールア
    ルキル、アリーロキシアルキル、またはアルキロキシア
    ルキルを表し、Yは容易に加水分解し得る基を表わす)
    を含む残基から選択される基]から選ばれるシリコン原
    子を含有する少なくとも1つの基を分子中に有するアク
    リルポリマーを含む非ゲルアクリル樹脂組成物: (但し、アクリル樹脂組成物は容易に加水分解し得るY
    残基を非ゲルアクリル樹脂組成物中の該Y残基の当量に
    対する非ゲル樹脂組成物のグラム数の比率が40〜66
    7の範囲にあるような量で含有している)。 2、121℃以下の温度で大気湿度および触媒の存在下
    に3時間以内に粘性のない状態に硬化し得る第1項記載
    の非ゲルアクリル樹脂組成物。 3、24℃において大気湿度および触媒の存在下に24
    時間以内に粘性のない状態に硬化し得る第1項記載の非
    ゲルアクリル樹脂組成物。 4、Y以外のR残基の少なくとも一部がそれぞれ独立し
    てC_1−C_1_0基であってSi−C結合を通して
    Siに結合し、第1級アミノ基、第2級アミノ基、第3
    級アミノ基、ポリアミノ基、メルカプト基、メタクリレ
    ート基、アクリレート基、ウレア基、環状ウレア基、ウ
    レタン基、1,2−エポキシ基、エステル基、エーテル
    基、チオエーテル基、アミド基、イミダゾリニル基、シ
    アノ基、アリル基、ビニル基および/またはハロ基を含
    む基を表わす第1項記載の非ゲルアクリル樹脂組成物。 5、各Yがそれぞれ独立して以下に示す基から選ばれる
    第1項記載の非ゲルアクリル樹脂組成物−OR^1、▲
    数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表
    等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ および1,2−または1,3−グリコールのモノヒドロ
    キシ環状C_2−C_3残基 (式中、R^1はC_1−C_3アルキル、好ましくは
    C_1−C_2アルキル、および最も好ましくはメチル
    、R^2はそれぞれ独立してHまたはC_1−C_4ア
    ルキル、 R^3およびR^4はそれぞれ独立してH、C_1−C
    _4アルキル、C_3−C_5アリール、およびR^5
    はC_4−C_7アルキレン基をそれぞれ示す)。 6、Rの少なくとも1つがメトキシ基であり、少なくと
    1つがメチル基である第1項記載の非ゲルアクリル樹脂
    組成物。 7、アクリルポリマーがアクリルポリオール式R−Si
    (OR^6)_3に相当する化合物であるオルガノシリ
    コン含有物質の少なくとも10重量%を含むオルガノシ
    リコン含有物質との反応生成物である第1項記載の非ゲ
    ルアクリル樹脂組成物:[式中、Rはそれぞれ独立して
    OR^6、水素、Si−C結合を通してSiに結合した
    C_1−C_1_0またはOR^7基(式中R^7は少
    なくとも4個の炭素原子を有するアルキル、アリール、
    アルキルアリール、アリールアルキル、アリーロキシア
    ルキルまたはアルキロキシアルキル)および R^8は独立してC_1−C_3アルキル基を表わす]
    。 8、アクリルポリマーがアクリルポリオールと式(IX)
    : ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) に相当する化合物のオルガノシリコン含有物質を少なく
    とも10重量%を含むオルガノシリコン含有物質の反応
    生成物である第1項記載の非ゲルアクリル樹脂組成物: [但し、Rはそれぞれ独立してOR^6、水素、Si−
    C結合を介してSiに結合したC_1−C_1_0基ま
    たはOR^7(R^7は少なくとも4個の炭素原子、ア
    リール、アルキルアリール、アリールアルキル、アリー
    ロキシアルキル、またはアルキロキシアルキルを表わす
    )を表わし、および R^8はそれぞれ独立してC_1−C_3アルキル基を
    表わす]。 9、アクリルポリマーがアクリルポリオールと式: ▲数式、化学式、表等があります▼ に相当する化合物のオルガノシリコン含有物質を少なく
    とも10重量%含むオルガノシリコン含有物質との反応
    生成物である第1項記載の非ゲルアクリル樹脂組成物: [但し、式中、Rは独立してOR^6、水素、Si−C
    結合を通してSiに結合したC_1−C_1_0基また
    はOR^7基(R^7は少なくとも4個の炭素原子を有
    するアルキル、アリール、アルキルアリール、アリール
    アルキル、アリーロキシアルキルまたはアルキロキシア
    ルキルを表わし、および R^6は独立してC_1−C_3アルキル基を表わす]
    。 10、アクリルポリマーがアクリルポリオールと式R−
    Si(OR^6)_3に相当するオルガノシリコン含有
    物質少なくとも10重量%と式: ▲数式、化学式、表等があります▼ に相当する化合物のオルガノシリコン含有物質少なくと
    も10重量%とを含む混合物を含有するオルガノシリコ
    ン含有物質との反応生成物である第1項記載の非ゲルア
    クリル樹脂組成物: [但し、式中、Rはそれぞれ独立してOR^6、水素、
    Si−C結合を通してSiに結合したC_1−C_1_
    0基またはOR^7基(式中、R^7は少なくとも4個
    の炭素原子を有するアルキル、アリール、アルキルアリ
    ール、アリールアルキル、アリーロキシアルキルまたは
    アルキロキシアルキルを表わし、R^6は独立してC_
    1−C_3アルキル基を表わす]。 11、アクリルポリマーがアクリルポリオールと式R−
    Si(OR^6)_3に相当する化合物の部分加水分解
    物との反応生成物である第1項記載の非ゲルアクリル樹
    脂組成物: [但し、式中、Rは独立してOR^6、水素、Si−C
    結合を通してSiに結合したC_1−C_1_0基また
    はOR^7基(R^7は少なくとも4個の炭素原子を有
    するアルキル基、アリール、アルキルアリール、アリー
    ルアルキル、アリーロキシアルキルまたはアルキロキシ
    アルキルを表わし、および R^6は独立してC_1−C_3アルキル基を表わす]
    。 12、OR^6の少なくとも1つがメトキシ基であり少
    なくとも1つがメチル基である第10項記載の非ゲルア
    クリル樹脂組成物。 13、アクリルポリオールが標準ポリスチレンを用いる
    ゲルパーミェーションクロマトグラフィーによって測定
    した重量平均分子量600〜50,000を有する第1
    0項記載の非ゲルアクリル樹脂組成物。 14、アクリルポリオールがヒドロキシル当量116〜
    1,000を有する第10項記載の非ゲルアクリル樹脂
    組成物。 15、以下の式: ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 および▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rはそれぞれ独立してY、水素、Si−C結合
    を通してSiに結合したC_1−C_1_0基およびO
    R^7(R^7は少なくとも4個の炭素原子を有するア
    ルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキ
    ル、アリーロキシアルキル、またはアルキロキシアルキ
    ルを表わし、Yは容易に加水分解し得る基を表わす)を
    含む残基から選択される]から選ばれるシリコン原子を
    含有する少なくとも1つの基を分子中に有するアクリル
    ポリマーを含む非ゲルアクリル樹脂組成物を含有する非
    水組成物: [但し、アクリル樹脂組成物は容易に加水分解し得るY
    残基を、非ゲルアクリル樹脂組成物中の該Y残基の当量
    に対する非ゲルアクリル樹脂組成物のグラム数の比率が
    40〜667の範囲にあるような量で含有している]。 16、大気中の湿度および触媒の存在下121℃以下の
    温度で3時間以内に硬化し得る第15項記載の非水組成
    物。 17、大気中の湿度並びに触媒の存在下で24℃におい
    て24時間以内に硬化し得る第15項記載の非水組成物
    。 18、Y以外のR残基の少なくとも一部がそれぞれ独立
    してC_1−C_1_0基であってSi−C結合を通し
    てSiに結合し、第1級アミノ基、第2級アミノ基、第
    3級アミノ基、ポリアミノ基、メルカプト基、メタクリ
    レート基、アクリレート基、ウレア基、環状ウレア基、
    ウレタン基、1,2−エポキシ基、エステル基、エーテ
    ル基、チオエーテル基、アミド基、イミダゾリニル基、
    シアノ基、アリル基、ビニル基および/またはハロ基を
    含む基を表わす特許請求の範囲第15項記載の非水組成
    物。 19、各Yがそれぞれ独立して以下に示す基から選ばれ
    る第15項記載の非ゲルアクリル樹脂組成物: −OR^1、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数
    式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ および1,2−または1,3−グリコールのモノヒドロ
    キシ環状C_2−C_3残基 [式中、R^1はC_1−C_3アルキル、好ましくは
    C_1−C_2アルキル、および最も好ましくはメチル
    、R^2はそれぞれ独立してHまたはC_1−C_4ア
    ルキル、 R^3およびR^4はそれぞれ独立してH、C_1−C
    _4アルキル、C_8−C_9アリール、およびR^5
    はC_4−C_7アルキレン基をそれぞれ示す]。 20、Rの少なくとも1つがメトキシ基であり、少なく
    とも1つがメチル基である第15項記載の非水組成物。 21、アクリルポリマーがアクリルポリオールと、式R
    −Si(OR^6)_3に相当する化合物のオルガノシ
    リコン含有物質少なくとも10重量%と式:▲数式、化
    学式、表等があります▼ で示される化合物のオルガノシリコン含有物質少なくと
    も10重量%を含む混合物を含有するオルガノシリコン
    含有物質との反応生成物である第15項記載の非水組成
    物: [但し、Rはそれぞれ独立してOR^6、水素、Si−
    C結合を介してSiに結合したC_1−C_1_0基ま
    たはOR^7(R^7は少なくとも4個の炭素原子を有
    するアルキル、アリール、アルキルアリール、アリール
    アルキル、アリーロキシアルキル、またはアルキロキシ
    アルキルを表わす)を表わし、およびR^6はそれぞれ
    独立してC_1−C_3アルキル基を表わす]。 22、第15項記載の非水組成物を含有する硬化フィル
    ムを備えた基材。 23、第16項記載の非水組成物を含む硬化フィルムを
    その上に形成した基材。 24、(a)アクリルポリオールおよび (b)式:R−Si(OR^6)_3に相当する化合物
    のオルガノシリコン含有物質少なくと10重量%を含む
    オルガノシリコン含有物質とを反応させることにより、
    大気中の湿度および触媒の存在下に121℃以下の温度
    で硬化し得る非ゲルアクリル樹脂組成物を調製する方法
    : [式中、Rはそれぞれ独立してOR^6、水素、Si−
    C結合を介してSiに結合したC_1−C_1_0基ま
    たはOR^7(R^7は少なくとも4個の炭素原子、ア
    リール、アルキルアリール、アリールアルキル、アリー
    ロキシアルキル、またはアルキロキシアルキルを表わす
    )を表わし、および R^6はそれぞれ独立してC_1−C_3アルキル基を
    表わす]。 25、オルガノシリコン含有物質がさらに式:▲数式、
    化学式、表等があります▼ に相当する化合物のオルガノシリコン含有物質少なくと
    も10重量%を含む第24項記載の方法:[但し、Rは
    それぞれ独立してOR^6、水素、Si−C結合を介し
    てSiに結合したC_1−C_1_0基またはOR^7
    (R^7は少なくとも4個の炭素原子、アリール、アル
    キルアリール、アリールアルキル、アリーロキシアルキ
    ル、またはアルキロキシアルキルを表わす)を表わし、
    および R^6はそれぞれ独立してC_1−C_3アルキル基を
    表わす]。 26、オルガノシリコン含有物質が式:R−Si(OR
    ^6)_3に相当する化合物の部分加水分解物である第
    24項記載の方法: [但し、Rはそれぞれ独立してOR^6、水素、Si−
    C結合を介してSiに結合したC_1−C_1_0基ま
    たはOR^7(R^7は少なくとも4個の炭素原子、ア
    リール、アルキルアリール、アリールアルキル、アリー
    ロキシアルキル、またはアルキロキシアルキルを表わす
    )を表わし、および R^8はそれぞれ独立してC_1−C_3アルキル基を
    表わす]。 27、有機ポリオールをさらに含有する第15項記載の
    非水組成物。 28、有機ポリオールが単純なジオール類、トリオール
    類および高級ハイドリックアルコール類;ポリウレタン
    ポリオール類;ポリエステルポリオール;ポリエーテル
    ポリオール;アミド含有ポリオール類;ポリヒドロキシ
    ル−官能エポキシ樹脂;ポリヒドリックポリビニルアル
    コール類;およびそれらの混合物からなる群から選ばれ
    たものである第27項記載の非水組成物。
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