JPS5889661A - 分散方法 - Google Patents

分散方法

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JPS5889661A
JPS5889661A JP18739281A JP18739281A JPS5889661A JP S5889661 A JPS5889661 A JP S5889661A JP 18739281 A JP18739281 A JP 18739281A JP 18739281 A JP18739281 A JP 18739281A JP S5889661 A JPS5889661 A JP S5889661A
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catalyst
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Yasushi Kato
康 加藤
Hisao Furukawa
久夫 古川
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塗料、シーラント、コーティング剤あるいは
接着剤等の顔料及びまたは充填剤をピヒク〃に分散する
にあたり、予め顔料及びまたは充填剤に加水分解性エス
テル化合物と触媒を添加するか、または顔料あるいは充
填剤の分散時、又は分散後に、加水分解性エステlし化
合物と触媒を添加することからなる顔料及びまたは充填
剤の分散方法に関するものであり、特にピヒクVが末端
あるいは側鎖に加水分解性シリlし基を有するシリlし
基含有化合物あるいはその有機溶剤溶液である場合の顔
料あるいは充填剤を配合し分散した状態での保存安定性
に優れた顔料及びまたは充填剤の分散方法に関する。
本発明の顔料あるいは充填剤の分散方法が特に効果的で
あるシリル基含有化合物は種々知られており、加水分解
性シリ〃基によって無機物に対する良好な密着性及び水
分、特に大気中の水分により常温架橋し、優れた耐火性
の硬化物を形成することから塗料、コーティング剤、接
着剤、シーラント及びプライマー等として広く用いられ
ている。
しかしながら、かかる化合物は保存中に保存系内の微量
の水とも反応し徐々に増粘する軸向にあシ、特に顔料、
充填剤を配合する場合、これら配合物が含有する水分、
あるいは表面に吸着した水分により増粘、さらにぼゲM
化することもあり、顔料あるいは充填剤の分散状態での
保存安定性の向上は実用上大きな問題となっている。
本発明者等は鋭意検討の結果、顔料あるいは充填剤等を
ビヒクルに分散するにあたシ、予め、または分散時又は
分散後に加水分解性のエステル化合物を添加し、顔料あ
るいは充填剤を分散することにより、顔料あるいは充填
剤の分散状態での保存安定性が飛躍的に向上することを
見い出し、先に特許出願をおこなっている。
さらに、顔料あるいは充填剤の分散系増粘を抑制するた
めの脱水と艷う観点から検討を進めたところ、加水分解
性エステル化合物に、酸、有機金属塩、アミン、アルカ
リ等の触媒を加えるこ′とにより、無添加の場合に比べ
飛躍的に脱水速度が速まり、その結果として分散体の保
存安定性が更に向上することを見い出し本発明に至った
顔料の脱水の速度に関しては、実施例に示すが、その利
点としては、■予め顔料あるいは充填剤に、加水分解性
エステル化合物と触媒を添加し、脱水処理をする場合、
触媒を添加しない場合に比べ、短時間で顔料あるいは充
填剤の分散系での脱水がおζす、保存安定性が向上する
■加水分解性エステル化合物と触媒を、分散時に添加す
るか又は分散後に添加する場合、単に加水分解性エステ
ル化合物を加えたのみでは、ビヒクルの加水分解とエス
テル化合物の加水分解の競争反応となるが、触媒の量を
調節することにより加水分解性エステル化合物の加水分
解を促進することが可能であり、ビヒクルの加水分解を
おこさずに脱水することが可能と々す、保存安定性が向
上する。特に■に関しては、本発明の方法で始めて可能
となった安定叱方・法である。
本発明において,用いられる加水分解性のエステlし化
合物としてはオルトギ酸トリメチ〃、オルトギ酸トリエ
チル、オルトギ酸トリプロピル、オルトギ酸トリブチル
等のオルトギ酸トリアルキル、及び式R4−nSiXn
(式中、Xは加水分解可能な基、Rは1価の有機基で官
能基を含んでも含まなくてもよい。nは1〜4の整数で
あり、好ましくは3又は4である。)で示される加水分
解性有機シリコン化合物及びそれらの部分加水分解化合
物でありメチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキ
シシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエト
キシシラン、フェニルトリエトキシシラン、フェニルト
リエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニル
トリエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロビルトリ
メトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシ
シラン、オルシト珪酸テトラメチv1エチルシリケート
、オルト珪酸テトラプロピル、オルト珪酸テトラブチル
、エチルシリケート40等が使用される。そしてこれら
の加水分解性のエステル化合物は、顔料あるいは充填剤
10重量部に対し、0.1〜50重量部、好ましくは0
.5〜40重量部で用いられる。
本発明に用いられる触媒としては、塩酸、硫酸、リン酸
、硝酸、等の無機酸;蟻酸、酢酸、蓚酸1.安息香酸、
フタル[、p−)ルエンスルホン酸、アクリル酸、メタ
クリル酸、等の有機酸;アルキルチタン酸塩、オクチル
酸鉛、等のカルボン酸の金属塩;オクチル酸錫、ジブチ
ル錫ジラウレート、ジオクチル錫マレート、等の友!レ
ボン酸型有機錫化合物;モツプチル錫サルファイド、ジ
オクチル錫メルカプタイド等のスルフィド型、メ〃カプ
チド型有機錫化合物;ジオクチル錫オキサイド等の有機
錫オキサイド;有機錫オキサイドとエチルシリケート、
エチルシリケート40、マレイン酸ジメチル、フタル酸
ジオクチル等のエステル化合物との反応による有機錫化
合物;テトラエチレンペンタミン、トリエチレンジアミ
ン、N−β−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメ
トキシシラン等のアミン;水酸化カリウム、水酸化ナト
リウム等のアルカリ触媒が有効であるが、特に有機酸、
無機酸及び有機錫化合物が有−効である。−これら触−
媒は、加水分解性エステル化合物100重量部に対し0
.0001〜50重量部、好ましくは0.001〜30
重量部用いられる。
本発明の方法が有効なビヒクルとしては、水分により影
響を受ける官能基を有するビヒクVが含まれ、インシア
ナート基、加水分解性シリル基等を有するビヒクVが含
まれるが、特に加水分解比  、シll v基を有する
化合物に有効である。
本発明の方法が有効なピヒク々である加水分解性シIJ
 7L/基を有する化合物としては特に限定するもので
はなく、一般式 %式%) (式中、R1は水素又は炭素数1〜10のアルキM基、
アリール基、アラルキル基より選ばれる1価の炭化水素
基、Xはアルコキシ、ヒドロキシ、アシロキシ、アミノ
キシ、フェノキシ、千オアルコキシ、アミノ、ケトキシ
メート及びアルケ二〜オキシ基より選ばれる基、aは0
〜2の整数である。) で示されるシ11ル基を分子中に少なくとも1つ以、 
 1有するシIJ Jし基含有化合物であり、例えば以
下の様なものがある。
ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン
、γ−メタクbロキシトリメトキシシラン、γ−グリシ
ドキシプロビルトリメトキシシラン、ビニルトリアセト
キシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン等のシラン
カップリング剤及びこれらの縮合物又は反応物であるシ
リコーン系プライマー。
シリコンに結合した反応性基として、ヒドロキシル基、
アセトキシ基、オキシム基、アルコキシ基等を含み、縮
合型常温硬化性シリコーンゴム、シリコーン変性ス、塗
料用シリコーンフェストシて用いられるオルガノポリシ
ロキサン。 ゛水酸基を有する有機ポリマーと有機ポリ
マー変キ用シリコーン中間体とを加熱又はチタン系触媒
の存在下、 〜5i−OH+HO−C−ゆ〜5i−0−C〜又は 〜5i−OR+HO−C〜→〜5i−0−C〜ノ図応ニ
ヨリ、シリコーン変性したシリコーンアルキドポリマー
、シリコーンポリエステルポリマー、シリコーンアクリ
ルポリマー、シリコーンエポキシポリマー、シリコーン
ウレタンポリマー等の変性シリコーンポリマー。
一般式 (式中、R1,R2は水素又は炭素数1〜10までのア
ルキル基、アリーμ基、アラルキル基より選ばれる1価
の炭化水素基、Xはアルコキシ、ヒドロキシ、アシロキ
シ、アミノキシ、フェノ□+ キシ、チオアルコキシ、アミノ、ケトキシメート及びア
Vケ二Mオキシ基より選ばれる基、aはO〜2の整数) で示されるシリル基を分子中に少くとも1つ以上有する
ポリエステル、ビニル系重合体、ポリエステル変匹ビニ
ル系重合体、ジアリルフタレート系重合体、シアI37
レフタレ一ト系共重合体等のシリル基含有ポリマー。
iれらシリル基含有ポリマーは、1つの方法として末端
あるいは側鎖に炭素−炭素二重結合を有する有機ポリマ
ーと水素化珪素化合物を白金系触媒の存在下 〜SiH+CH2=C〜→〜Si  CH2CH〜の反
応によりヒドロシリル化することにより合成される。
末端あるいは側鎖に炭素−炭素二重結合を有するポリエ
ステルは、例えば末端水酸基ポリエステル(商品名デス
モフエン、日本ポリウレタン社製)を水素化ナトリウム
の様な塩基の存在下アクリルクロライドと反応させる。
あるいはポリエステV合成ノ際ジオール成分としてアリ
ルグリシジルエーテVを一部加えておくことにより二塩
基酸とジオールの縮合反応をおとなう。
又一方、末端水酸基ポリエステルとジアリルフタレート
の様なジアリルエステルヲトルエンスVホン酸の様なエ
ステル交換触媒の存在下エステM交換させることによっ
ても得ることができる。更には、酸成分過剰の条件下、
二塩基酸とジオールを縮合させ、反応途中あるいは反応
後にアリルアルコ−Vを加えてエステル化することによ
っても得ることができる。又、三級又は四級アンモニウ
ム塩の存在下で、酸無水物とエポキシ化合物とアリM型
アルコールを反応させ、アルコールによる分子量調節と
同時にアI37L/基を導入し、またエポキシ化合物を
アリMグリシジVエーテルを用いることによっても分子
中にアリv型オレフィン基をもつポリエステルが得られ
る。末端アクリロイル(又はメタアクリロイアL/)基
含有ポリエステルは公知の方法によりジオールと二塩基
酸とアクリル酸(又はメタクリル酸)の縮合により得る
ことができる。
炭素−炭素二重結合を有するジアリルフタレート系重合
体としてはジアリVフタレートモノマー、あるいはプレ
ポリマーが含まれ一般に市販されているものを用いるこ
とは可能である。炭素−炭素三重結合を有するジアリル
フタレートとアクリV酸エステV又はメタクリM酸エス
テル共重合体はアゾ化合物や過酸化物等の重合開始剤に
より重合され、共重合成分として用いるジアリルフタレ
ートの量を変える仁とにより二重結合の数を調節できる
炭素−炭素二重結合を有するビニル系重合体は、スチレ
ン、α−メチルスチレン、アクリル酸及びそのエステル
、メタクリル酸及びそのエステル、アクリルアミド、酢
酸ビニル、エチレン、無水マレイン酸等ビニル系化合物
の単独あるいは共重合体の製造時に一部アクリル酸アリ
ル、又はメタクリル酸アリル等をラジカル共重合させる
ことにより得られる。又、ビニル系化合物と同時に、不
飽和基を有するポリエステル樹脂を共重合することによ
りポリエステル変性ビニル系重合体が得られる。
水素化珪素化合物としては、トリクロルシラン、メチル
ジクロルシラン、ジメチVクロVシラン及びフエ二Vジ
クロルシラン等のハロゲン化シラン類;トリメトキシシ
ラン、トリエトキシシラン、メチルジェトキシシラン、
メチルジメトキシシラン及ヒフェニルジメトキシシラン
等のアルコキシシラン類;メチVジアセトキシシラン及
ヒフェニルジアセトキシシラン等のアシロキシシラン類
;ビス(ジメチVケトキシメート)メチルシラン及びビ
ス(シクロへキシルケトキシメート)メチルシラン等の
ケトキシメートシラン類;メチルジアミノキシシラン、
トリアミノキシシラン、メチルジアミノシラン、トリア
ミノシラン、メチルジイソプロペノオキシシラン、トリ
イソプロペノオキシシラン、及び1分子中にS l −
L S i−X結合を少くとも1つ以上有するオルガノ
ポリシロキサン等が挙げられる。ハロゲン化シランを用
いた場合、ヒドロシリル化後に他の加水分解性官能基に
交換する。
その他、シリル基含有ポリマーを合成する方法としては
ビニルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシトリメ
トキシシラン、γ−メタクリロキシメチルジメトキシシ
ラン等のビニル基含有のシリル化合物とスチレン、α−
メチルスチレン、アクリル酸及びそのエステM1メタク
リv酸及びそのエステル、アクリルアミド、酢酸ビニル
、エチレン、無水マレイン酸等ビニル化合物との共重合
により得ることができる。又、ビニl系化合物と同時に
、不飽和基を有するポリエステV樹脂を共重合すること
によシポリエステル変性シリル基含有ビニル系ポリマー
が得られる。
又、エポキシポリマー、メタアクリル酸グリシジ彫とビ
ニル系化合物との共重合体等エポキシ基を有する有機ポ
リマーとγ−アミノプロピルトリメトキシシランとの反
応、カルボン酸基を有するポリエステル、ビニル系ポリ
マー等有機ポリマーとT−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシランとの反応によってもシリコン含有ポリマー
を得ることができる。
本発明の方法に用いられる顔料あるいは充填剤としては
、一般の塗料、コーティング剤、接着剤、シーラント、
プライマー等に用いられる顔料あるいは充填剤が使用さ
れる。
゛群青、紺青、亜鉛黄、ベンガラ、黄鉛、鉛白、チタン
白、カーボンブラック、透明酸化鉄、アルミ粉等の無機
顔料;アゾ系、トリフエニ〃メタン系、キノリン系、ア
ントラキノン系、フタロシアニン系等の有機顔料;及び
シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、粘土、ア
スベスト、雲母、タルク、ゲラファイト、亜鉛、酸化亜
鉛、酸化カルシウム、硫化モリブデン、カラス繊維等の
充填剤に適用される。
本発明の方法に用いられる顔料あるいは充填剤の分散方
法としては、一般の塗料、コーティング剤、接着剤、シ
ーラント、プライマー等の分散に用いられる方法が可能
であり、ロー〃ミル法、ボールミル法、サンドミル法、
高速インヘラ−ミル法、ディスパーザ−法、ニーダ−法
等を適用することができる。本発明において上記に示す
様な顔料あるいは充填剤をビヒクM中に分散するにあた
り、上記の分散方法で顔料、充填剤を分散する前に上記
加水分解性エステル化合物と触媒を顔料及びまたは充填
剤に添加し含浸処理し、しかる後、分散処理をおこなう
か又は分散時に加水分解比エステル化合物と触媒を添加
し、分散処理をおこなうことにより顔料及びまたは充填
剤の分散された状態で保存安定性の優れた塗料、コーテ
ィング剤、接着剤、シーラント、プライマー等を得るこ
とができる。
本発明により得られる顔料あるいは充填剤分散物は、常
温又は加熱により優れた樹脂を形成するが、この場合、
硬化促進剤を使用しても、しなくてもよい。硬化促進剤
を使用する場合は、アVキルチタン酸塩、オクチル酸錫
、ジブチル錫ジラウレート、オクチル酸鉛等のカルボン
酸金属塩;モノブチル錫すルファイド6、ジブチル錫ジ
オクチルメルカプタイド、等のスルフィド型、メNカブ
チド型有機錫化合物;p−)ルエンスルホン酸、フタル
酸等の酸性触媒;テトラエチレンペンタミン、トリエチ
レンジアミン、N−β−アミノエチ〜−γ−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン等のアミン類;水酸化カリウム
、水酸、化ナトリウム等のアルカリ触媒が有効である。
又本発明により得られた顔料、充填剤分散物は現在塗料
、コーティング剤、接着剤、シーラント、プライマー等
として用いられている種々の樹脂とブレンドすることが
可能であり、例えばラッカー系樹脂、アクリルラッカー
系樹脂、熱硬化型アクリル樹脂、アMキッド樹脂、メラ
ミン樹脂、エポキシ樹脂等と適切な割合で混合して使用
することができ、基材への密着性、得られた塗膜の耐候
性等の物性を向上させることができる。
次に本発明を具体的に実施例をもって説明する。
尚各サンプyの水分含量の測定はカールフィッシャー水
分計(京都電子工業株式会社製、MK−A■)を用いた
合成例1 90°Cに加熱した100gのトルエンの溶剤中に、ス
チレン30g、メタクリル酸アリル16g、メタクリル
酸メチlv20g、メタクリル酸n−ブチA/19 g
、アクリル酸ブチrv14f、アクリルアミド4g、n
−ブタノ−jL/10f、n−ドデシルメルカプタン6
gにアゾビスイソブチロニトリル2fを溶かした溶液を
滴下し、10時間反応させて分子量6000の了りル型
不飽和基含有のビニル系重合体を得た。このものの赤外
吸収スペクトルには1648cm−’の炭素−炭素二重
結合による吸収′糸観測された。
得られたアリル型不飽和基含有のビニV共重合tk−M
液20’gK )リメトキシシラン1.51、塩化白金
酸o、ooos  yをイソプロパツールに溶かした溶
液を加え、密封下90°Cで6時間反応させ、減圧下で
低沸物を除いた。このものの赤外吸収スペクトルには1
648cm−’の吸収は消えており、シリル基含有ビニ
ル系重合体が得られた。
合成例2 合成例1のメタクリル酸アリル16gの代りにジアリル
フタレート311を用い、合成例1と同様に反応を行な
いシリル基含有ジアリルフタレート系重合体を得た。
合成例3 ジアリルフタレートプレポリマー(商品名ダップL、大
阪曹達社製、ヨウ素価的80)100f。
塩化白金酸0.00001g、ハイドロキノン1gを1
00g/のトルエンに溶解した。この溶液にメチルジェ
トキシシラン35諺/加え90°Cで3時間反応させ減
圧下で低沸物を除去し、シリv基含有ジアリルフタレー
トプレポリマーを得た。
合成例4 無水フタM酸148g、プロピレンオキサイド46.4
f、アリルグリシジyz−テIL/22.81、プリル
アルコ−A/11.6g、及びジメチルベンジルアミン
0.5gを11金属製オートクレーブに仕込み100″
Cで反応させ、3時間後プロピレンオキサイド461を
加えて、更に1時間反応させた後、過剰のプロピレンオ
キサイドを除き、分子量1200のポリエステルを得た
。得られたポリエステ71/100gに9.5gの無水
酢酸を加え120”02時間反応させた後、過剰の無水
酢酸を減圧上除去し、ポリエステル中の水酸基を処理す
る。水酸基処理したポリエステル22.2jF、塩化白
金酸0.0035g、メチルジクロルシラン8.6!M
を80”03時間反応させた後、過剰のメチルジクロル
シランを減圧下で除去する。反応後メタノー7L/20
w1.オルトギ酸メチル20txtを加え室温で1時間
撹拌し減圧下で低沸物を除くとシリル基含有ポリエステ
Vが得られる。
合成例5 100℃に加熱した100gのトルエン溶剤中に、スチ
レン30g、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシ
シラン27g、メタクリル酸メチA/20 N、メタク
リル酸11−7”f−NL9fl、19リル酸ブチル1
4g、アクリルアミド4f、n=ブタノール10gにア
ゾビスイソブチロニトリル4gを溶かした溶液を滴下し
、10時間反応處せ分子量5ooo(分子量測定法:G
PC法)のシリル基含有ビニル系重合体を得た。
合成例6 トリメチロールプロパン35g、エステルジオール20
4(2,2−ジメチv−3−ヒドロキシプロピtv−2
,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロヒオネート)75
g、及びイソフタル酸80gを、窒素ガスをバブリング
しながら160℃で2時間反応させ、さらに210°C
に昇温し、酸価が30になるまで反応させる。冷却し、
無水マレイン酸10gを加え、さらに180℃に加熱し
酸価が10以下になるまで反応を進める。キシレン−n
−ブタノール(体積比8:2)の混合溶剤で固形分60
重量係に希釈し、オイ〃フリー不飽和ポリエステル樹脂
溶液を得た。
得られた樹脂溶液10g、スチレン30g、γ−メタク
リロキシプロピルトリメトキシシラン15f、メタクリ
ル酸メチル20g、メタクリル酸n−プチル19g、ア
クリル酸ブチル14f、n−ドデシVメpカプタン21
にアゾビスイソブチロニトリル2gを溶かした溶液を、
80″Cに加熱した100gのトルエン溶剤に滴下し、
10時間反応させ分子量9000のポリエステル変比シ
リル基含有ビニM系重合体を得た。
実施例1 顔料(イソインドリノンイエロー)10minに加水分
解性エステlし化合物としてメチルトリメトキシシラン
を15重量部と、触媒としてジブチル錫ジラウレート(
DTLと略す)を0.01重量部加え、更に溶剤として
キシレンを20重量部加え放置することによって含浸処
理をし、2時間後にこのものの水分量を測定したところ
l Ooppmであった。
比較例1 実施例1と同様にし、但し触媒であるDTLを全く加え
ないで含浸処理し、2時間後にこのものの水分量を測定
したところ1200 ppm であった。
このものをそのまま密閉して放置し、4日後に水分量を
測定したところ100 ppm  まで低下していた。
又、先の実施例1及び本比較例1に用いた顔料のみの水
分量は3900 ppm  であった。
以上実施例1と比較例1との対比から触媒DTLを加え
ることにより、顔料をビヒクルに分散した分散系の脱水
速度が著しく高められることがわかる。
実施例2−1〜3、比較例2 合成例1で得られたシリル基含有ビニル系重合体100
重量部をビヒク々として用い、顔料としてイソインドリ
ノンイエローを用いて下記表1に示した加水分解性エス
テ々化合物及び触媒を加え、更に溶剤としてトルエンを
用い固形分濃度50重量部、顔料濃度(PWC)6重量
係となるよう希釈し、ペイントコンディショナーで2時
間分散し作成した塗料の水分量?それぞれ測定した。測
定した結果を同じく表IK示した。
表    1 ※1j−TS :バットイレエンス 尚、合成例1で得られたシリル基含有ビニV系重合体を
溶剤としてトルエンを用い固型分濃度50重量部に希釈
したものの水分量の測定値は200ppm であった。
更にこの50重量係の溶液にシリル基含有ビニル系重合
体の固型分として100重量部に10重置部の触媒(D
TLO.01重量部、p−TSo.001重量部又は濃
塩酸0.01重量部)を加えても水分散1ハ下がらなか
った。
以上の実施例と比較例から顔料の分散時に加水分解性エ
ステV化合物と触媒を加えることにより、ビヒクルの加
水分解がおこらない条件で系の脱水がおこなわれること
がわかる。
実施例3−1〜6 表2に示した合成例2〜6のビヒクルを固型分として1
00重量部、顔料又は充填剤(炭酸カルシウム)加水分
解性エステル化合物10重量部及び触媒を用いてペイン
トコンディショナー中で分散し塗料を作成した。
加水分解性エステル化合物と触媒の添加時期を、顔料あ
るいは充填剤(炭酸力Vシウム)とビヒクルとを同時に
加えて分散させた後に添加した場合□後添加(実施例3
−1.3−3.3−6)と顔料あるいは充填剤とビヒク
ルとを同時に加えて分散した場合□分散時添加(実施例
3−2。
3−5)とを実施した。又、実施例3−4は、顔料に加
水分解性エステル化合物、触媒、溶剤を加え含浸させ、
2時間放置したのちビヒクlvを加え分散させた。これ
ら作成の塗料実施例3−1〜6に溶剤としてトルエンを
用すて固型分濃度を50重量係又は70重量係に調整し
た。
保存安定性試験 実施例2−1〜3及び比較例2で得られた塗料を密封状
態、50″Cで1ケ月間保存し、保存前と保存後の粘度
の変化を比較した。サンプVの粘度はイヮタカップNK
−2で測定し、秒数で表示し、表3に示した。
表    3 実施例3−1〜6で得られた塗料を同様に密封状態50
°Cで1ケ月間保存し、粘度の変化を測定し比較した。
また実施例3−1〜6において、それぞれ触媒を全く加
えない以外は実施例3−1〜6と同様にして、比較例3
−1〜6のサンプルを作成し、同じく密封状態50°C
で1ケ月間保存し、保存前の初期の粘度と1ケ月間保存
後の粘度を測定した。これら測定値を表4に比較して示
した。
表    4 特許出願人  鐘淵化学工業株式会社 代理人 弁理士 浅 野 真 −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、顔料及びまたは充填剤をビヒクルに分散するにあた
    り、予め顔料及びまたは充填剤に加水分解性エステル化
    合物と触媒を添加するか、または分散時又は分散後に、
    加水分解性エステル化合物と触媒を添加することを特徴
    とする顔料及びまたは充填剤の分散方法。 2、顔料およびまたは充填剤10重量部に対し、加水分
    解性のエステル化合物が0.1〜50重量部である特許
    請求の範囲第1項記載の顔料及びまたは充填剤の分散方
    法。 3、加水分解性のエステル化合物が、オvトギ酸トリア
    Vキlしである特許請求の範囲第1項記載の顔料及びま
    たは充填剤の分散方法。 4、加水分解性のエステル化合物が加水分解性有機シリ
    コン化合物である特許請求の範囲第1項記載の顔料及び
    または充填剤の分散方法。 5、 ビヒクVが、一般式 %式%) (式中、R1は水素又は炭素数1〜10のフルキル基、
    アリール基、アラルキル基より選ばれる1価の炭化水素
    基、Xはアルコキシ、ヒドロキシ、アシロキシ、アミノ
    キシ、フェノキシ、チオアルコキシ、アミノ、ケトキシ
    メート、及びプルケニルオキシφより選ばれる基、aは
    O〜2の整数である。) で示されるシリル基を分゛子中に少なくとも1つ以上有
    するシリル基含有化合物又はその有機溶剤溶液である特
    許請求の範囲第1項記載の顔料及びまたは充填剤の分散
    方法。 6、 シリル基含有化合物が、一般式 %式% (式中、R1,R2は水素又は炭素数1〜10までのア
    ルキル基、アリール基及びアラルキル基より選ばれる1
    価の炭化水素基、Xはアルコキシ、ヒドロキシ、アシロ
    キシ、アミノキシ、フェノキシ、チオアルコキシ、アミ
    ノ、ケトキシメート、及びアルケニルオキシり選ばれる
    基、aは0〜2までの整数)で示されるシリlし基を分
    子中に少なくとも1つ以上有するポリエステル変性ビニ
    ル系重合体、ポリエステル変性ビニル系重合体、ジアリ
    ルフタレート系重合体、ジアリルフタレート系共重合体
    又はこれらの有機溶剤溶液である特許請求の範囲第5項
    記載の顔料及びまたは充填剤の分散方法。 7、触媒が有機錫化合物である特許請求の範囲第1項記
    載の顔料及びまたは充填剤の分散方法。 8、触媒が有機酸又は無機酸である特許請求の範囲第1
    項記載の顔料及びまたは充填剤の分散方法。
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