JPS61217531A - 鋼帯の冷却方法 - Google Patents
鋼帯の冷却方法Info
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- JPS61217531A JPS61217531A JP60056094A JP5609485A JPS61217531A JP S61217531 A JPS61217531 A JP S61217531A JP 60056094 A JP60056094 A JP 60056094A JP 5609485 A JP5609485 A JP 5609485A JP S61217531 A JPS61217531 A JP S61217531A
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- cooling water
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/52—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
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- C21D9/52—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
- C21D9/54—Furnaces for treating strips or wire
- C21D9/56—Continuous furnaces for strip or wire
- C21D9/573—Continuous furnaces for strip or wire with cooling
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- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
鋼帯の連続熱処理ラインの冷却ゾーンを通過させた鋼帯
を、冷却水槽内に浸漬して最終冷却する鋼帯の冷却方法
の改良に関し、この明細書で述べる技術内容は、この最
終冷却でしばしば発生する鋼帯の表面不良を、所要の動
力経費の削減と適切な熱回収の下で、有効に回避するこ
とについての開発成果を提案するところである。
を、冷却水槽内に浸漬して最終冷却する鋼帯の冷却方法
の改良に関し、この明細書で述べる技術内容は、この最
終冷却でしばしば発生する鋼帯の表面不良を、所要の動
力経費の削減と適切な熱回収の下で、有効に回避するこ
とについての開発成果を提案するところである。
(従来の技術)
従来、鋼帯の連続焼鈍炉あるいは、連続熱処理炉におけ
る最終冷却は、鋼帯を冷却水槽内に連続して浸漬して冷
却するという方法がとられている。
る最終冷却は、鋼帯を冷却水槽内に連続して浸漬して冷
却するという方法がとられている。
通常冷却水槽には、水温検出器、冷却水供給ポンプおよ
び温度制御装置を設置し、冷却水槽内に浸漬した鋼帯を
、所定の温度に冷却するとともに、鋼帯のもつ熱エネル
ギーを冷却水に付与して、この冷却水を一定の高温水と
して回収するような温度制御がなされている。
び温度制御装置を設置し、冷却水槽内に浸漬した鋼帯を
、所定の温度に冷却するとともに、鋼帯のもつ熱エネル
ギーを冷却水に付与して、この冷却水を一定の高温水と
して回収するような温度制御がなされている。
この点例えば特公昭57−11933が参照され得る。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで上述したように鋼帯を冷却水槽に浸漬して冷却
した場合、しばしば鋼帯に表面不良を発生することがあ
った。
した場合、しばしば鋼帯に表面不良を発生することがあ
った。
とくに冷却水槽入側における鋼帯温度が高いほど、また
処理量が多いほど発生し易かった。
処理量が多いほど発生し易かった。
これは、冷却水槽内に浸漬した高温の鋼帯が、最初のシ
ンクロールに接触するまでめ間に、十分冷却されずに巻
き付くため、鋼帯とシンクロールの間隙に存在する水膜
が蒸発し、水膜中に含まれていた汚濁物が鋼帯表面に付
着することに起因する。
ンクロールに接触するまでめ間に、十分冷却されずに巻
き付くため、鋼帯とシンクロールの間隙に存在する水膜
が蒸発し、水膜中に含まれていた汚濁物が鋼帯表面に付
着することに起因する。
従って、シンクロールに巻き付くときの鋼帯温度を下げ
るためには、鋼帯の冷却水槽入側温度をあらかじめ十分
に下げるか、冷却水槽設備をより大きいものとし、鋼帯
が最初のシンクロールに達するまでに十分冷却できるよ
うな操業が必要であった。
るためには、鋼帯の冷却水槽入側温度をあらかじめ十分
に下げるか、冷却水槽設備をより大きいものとし、鋼帯
が最初のシンクロールに達するまでに十分冷却できるよ
うな操業が必要であった。
しかし単に鋼帯の温度を下げて冷却水槽に浸漬すれば、
冷却水を高温水として回収できないばかりか、冷却水槽
前に設置されている冷却帯での消費電力量の増大につな
がり、また、大きな冷却水槽設備とすれば、設備コスト
が嵩むという不具合があった。
冷却水を高温水として回収できないばかりか、冷却水槽
前に設置されている冷却帯での消費電力量の増大につな
がり、また、大きな冷却水槽設備とすれば、設備コスト
が嵩むという不具合があった。
この発明は、鋼帯を冷却水槽内に浸漬して最終冷却する
際に生じるこのような不具合を、鋼帯の表面不良の発生
なしに、かつ、所望の動力経費の削減と適切な熱回収の
下で有効に回避することを目的としている。
際に生じるこのような不具合を、鋼帯の表面不良の発生
なしに、かつ、所望の動力経費の削減と適切な熱回収の
下で有効に回避することを目的としている。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、連続熱処理ラインの冷却ゾーンを通過させ
た鋼帯を、冷却水槽内に浸漬して最終冷却する際、 冷却水槽の最初のシンクロールに鋼帯が接触するまでの
間に、該鋼帯に冷却水槽内の水中噴射ノズル群による冷
却水の噴射を施し、シンクロール表面との間に挟在する
水膜の蒸散を防止する鋼帯温度に制御して鋼帯に最終冷
却を施すことを特徴とする鋼帯の冷却方法である。
た鋼帯を、冷却水槽内に浸漬して最終冷却する際、 冷却水槽の最初のシンクロールに鋼帯が接触するまでの
間に、該鋼帯に冷却水槽内の水中噴射ノズル群による冷
却水の噴射を施し、シンクロール表面との間に挟在する
水膜の蒸散を防止する鋼帯温度に制御して鋼帯に最終冷
却を施すことを特徴とする鋼帯の冷却方法である。
上記水中噴射ノズル群による冷却水の噴射は、次式
l :水中噴射ノズルによる冷却水噴射で鋼帯を冷却す
る冷却長さくm) Ts ;鋼帯の冷却水槽入側温度(’C)Tw:冷却
水の温度(”C) Cp:鋼帯の比熱(kca l/ kg ’C)V :
鋼帯速度(m/h) d :鋼帯の板厚(m) ρ :鋼帯の密度(kg/rr?) で与えられることが好ましい。
る冷却長さくm) Ts ;鋼帯の冷却水槽入側温度(’C)Tw:冷却
水の温度(”C) Cp:鋼帯の比熱(kca l/ kg ’C)V :
鋼帯速度(m/h) d :鋼帯の板厚(m) ρ :鋼帯の密度(kg/rr?) で与えられることが好ましい。
第1図は、この発明による鋼帯の冷却を行うための1例
を示したもので、1は冷却水槽、2はシンクロール、3
は水温計、4は水温を制御する温度制御装置、5は冷却
水供給ポンプであり、6は排水管、7は鋼帯、8は冷却
水供給管、9は水中噴射ノズル、そして10は冷却水槽
lの冷却水を循環する水中噴射ポンプである。
を示したもので、1は冷却水槽、2はシンクロール、3
は水温計、4は水温を制御する温度制御装置、5は冷却
水供給ポンプであり、6は排水管、7は鋼帯、8は冷却
水供給管、9は水中噴射ノズル、そして10は冷却水槽
lの冷却水を循環する水中噴射ポンプである。
冷却水槽1に浸漬した鋼帯7は、最初のシンクロール2
に達するまでに、噴射ノズル9より噴射する冷却水にて
冷却されるのである。
に達するまでに、噴射ノズル9より噴射する冷却水にて
冷却されるのである。
(作 用)
鋼帯7を冷却水槽1に浸漬して冷却する場合の冷却状況
を把握するため、以下に説明する実験を行った。
を把握するため、以下に説明する実験を行った。
先ず厚みの異なる鋼板にそれぞれ熱電対を取付け、20
0〜300℃程度に加熱し、冷却水槽に浸漬した。表−
1は、加熱した]帯を、単に冷却水槽に浸漬して冷却し
た場合の結果であり、また、表−2は、浸漬後水中噴射
ノズルより、冷却水を噴射して冷却した場合の結果であ
る。
0〜300℃程度に加熱し、冷却水槽に浸漬した。表−
1は、加熱した]帯を、単に冷却水槽に浸漬して冷却し
た場合の結果であり、また、表−2は、浸漬後水中噴射
ノズルより、冷却水を噴射して冷却した場合の結果であ
る。
表−1
表−2
表−1、表−2に示すように、鋼板の厚み、冷却水温度
にあまり関係なく、単に冷却水槽に浸漬して冷却した場
合、平均熱伝達係数α、は約5000(kca 1!
/m”h ”C)が得られ、水中噴射ノズルによる冷却
の場合、平均熱伝達係数α2は約9500(kca l
/m”h ’C)が得られた。
にあまり関係なく、単に冷却水槽に浸漬して冷却した場
合、平均熱伝達係数α、は約5000(kca 1!
/m”h ”C)が得られ、水中噴射ノズルによる冷却
の場合、平均熱伝達係数α2は約9500(kca l
/m”h ’C)が得られた。
上記結果より鋼板に冷却水を噴射して冷却した場合では
、単に冷却水槽内に浸漬して冷却した倍と比較し、熱伝
達を飛躍的に向上させることができる。
、単に冷却水槽内に浸漬して冷却した倍と比較し、熱伝
達を飛躍的に向上させることができる。
従って、鋼帯7を冷却水槽1に浸漬して冷却する場合、
最初のシンクロール2に達するまでに、水中噴射ノズル
より噴射する冷却水を、鋼帯7に吹き付ければ、高温の
鋼帯を冷却水槽1に浸漬させて、冷却しても速やかに冷
却することが可能である。
最初のシンクロール2に達するまでに、水中噴射ノズル
より噴射する冷却水を、鋼帯7に吹き付ければ、高温の
鋼帯を冷却水槽1に浸漬させて、冷却しても速やかに冷
却することが可能である。
ここで噴射ノズル9より噴射する冷却水は以下の条件を
満足するような制御が必要である。
満足するような制御が必要である。
まず第2図は、鋼帯の冷却水槽入側温度Ts = 20
0〜300℃、冷却水温度Tw = 70〜90℃とし
た場合、汚れの付着の有無を調べた結果を示したグラフ
である。鋼帯の表面不良は、鋼帯速度(V/60) X
鋼帯の板厚(d X 103)の大きさに拘らず、最初
のシンクロールに接触するときの鋼帯温度Ts”が、1
20℃程度以上の場合に発生していることがわかる。
0〜300℃、冷却水温度Tw = 70〜90℃とし
た場合、汚れの付着の有無を調べた結果を示したグラフ
である。鋼帯の表面不良は、鋼帯速度(V/60) X
鋼帯の板厚(d X 103)の大きさに拘らず、最初
のシンクロールに接触するときの鋼帯温度Ts”が、1
20℃程度以上の場合に発生していることがわかる。
最初のシンクロール2に接触するときの鋼帯温度Ts’
は、下記式で与えられる。
は、下記式で与えられる。
ここで
Ts:鋼帯の冷却水槽入側温度(’C)T−:冷却水の
温度(℃) Cρ :鋼帯の比熱(kca l / kg ”C)β
:鋼帯が冷却水槽に浸漬してからシンクロールに接す
るまでの冷却長さ軸) ■ :鋼帯速度(m/h) d :鋼帯の板厚(m) ρ :jltfl帯の密度(kg/r+?)従ってTs
’≦120’Cとなるような鋼帯の冷却制御を行えば鋼
帯の表面不良は発生しないことになる。
温度(℃) Cρ :鋼帯の比熱(kca l / kg ”C)β
:鋼帯が冷却水槽に浸漬してからシンクロールに接す
るまでの冷却長さ軸) ■ :鋼帯速度(m/h) d :鋼帯の板厚(m) ρ :jltfl帯の密度(kg/r+?)従ってTs
’≦120’Cとなるような鋼帯の冷却制御を行えば鋼
帯の表面不良は発生しないことになる。
弐+11より
つまり
ここに実験より得られた平均熱伝達係数α、=9500
(kca 1 /m”h ’C) 、ならびに鋼帯密度
ρ= 7850(kg/m’)を代入し、 となる冷却水温度Tw(’C)として鋼帯の冷却水槽入
側温度TS%鋼帯速度(v)×板厚(d)より鋼帯の冷
却制御を行えばよい。
(kca 1 /m”h ’C) 、ならびに鋼帯密度
ρ= 7850(kg/m’)を代入し、 となる冷却水温度Tw(’C)として鋼帯の冷却水槽入
側温度TS%鋼帯速度(v)×板厚(d)より鋼帯の冷
却制御を行えばよい。
なおこの時噴射ノズル9より噴射する冷却水の噴射流量
Wは、Hm’/min−〜2)以上また、吐出圧は3〜
5 (kg / cut )とする。
Wは、Hm’/min−〜2)以上また、吐出圧は3〜
5 (kg / cut )とする。
第3図は、噴射流量Wと熱伝達係数α2の関係を示すグ
ラフである。噴射流量WがHm3/min−m”)以上
であれば熱伝達係数α2を9000〜10000(kc
a & /m”h ’C) とすることができる。し
かしながら噴射流量Wをしだいに大きくしても熱伝達係
数α2は飽和に達し、水中噴射のための必要電力量が多
くなるだけで効果が小さい。従って噴射流量Wは1〜2
(m3/min−m”)の範囲で制御するのが望まし
い。
ラフである。噴射流量WがHm3/min−m”)以上
であれば熱伝達係数α2を9000〜10000(kc
a & /m”h ’C) とすることができる。し
かしながら噴射流量Wをしだいに大きくしても熱伝達係
数α2は飽和に達し、水中噴射のための必要電力量が多
くなるだけで効果が小さい。従って噴射流量Wは1〜2
(m3/min−m”)の範囲で制御するのが望まし
い。
次にこの発明による鋼帯の冷却に好適な制御例について
説明する。
説明する。
まず、第4図は、水中噴射ノズル9より噴射する冷却水
温度を、温度検出器11にて検出し、この温度T−とあ
らかじめ設定した鋼帯速度(v)×板厚(d)から、前
述した式(4)にて鋼帯の冷却水槽入側温度Tsを演算
装置12にて演算する。そしてこの値と鋼帯温度検出器
14より得られた値とを比較し、鋼帯の入側温度Tsが
所定の温度となるように温度制御装置13より冷却帯1
6にてと限を制限し、噴射ノズルから噴射する冷却水を
制御して冷却する例である。
温度を、温度検出器11にて検出し、この温度T−とあ
らかじめ設定した鋼帯速度(v)×板厚(d)から、前
述した式(4)にて鋼帯の冷却水槽入側温度Tsを演算
装置12にて演算する。そしてこの値と鋼帯温度検出器
14より得られた値とを比較し、鋼帯の入側温度Tsが
所定の温度となるように温度制御装置13より冷却帯1
6にてと限を制限し、噴射ノズルから噴射する冷却水を
制御して冷却する例である。
第5図は、水中噴射ポンプ10の吐出側に熱交換器17
を設置し、この熱交換器17に流入する冷却水の水量を
、調節弁19にて制御し、噴射ノズル9より噴射する冷
却水温度Twを制御する例であり、この場合、鋼帯速度
(v)×板厚(d)より、前述した弐(4)から綱帯の
冷却水槽入側温度Tsおよび冷却水温度Twの関係を演
算装置12にて演算し、いずれか一方あるいは両方を制
御する例である。
を設置し、この熱交換器17に流入する冷却水の水量を
、調節弁19にて制御し、噴射ノズル9より噴射する冷
却水温度Twを制御する例であり、この場合、鋼帯速度
(v)×板厚(d)より、前述した弐(4)から綱帯の
冷却水槽入側温度Tsおよび冷却水温度Twの関係を演
算装置12にて演算し、いずれか一方あるいは両方を制
御する例である。
第6図は、冷却水槽を2槽設置した場合で、冷却水槽1
を通過した綱帯7が、後段水槽20の浸漬通過によって
目標の鋼帯温度となるように、後段水槽20の冷却水温
度を制御し、後段水槽20よりオーバーフローした冷却
水を、冷却水槽1にて高温水として排出管6より回収可
能とした例である。
を通過した綱帯7が、後段水槽20の浸漬通過によって
目標の鋼帯温度となるように、後段水槽20の冷却水温
度を制御し、後段水槽20よりオーバーフローした冷却
水を、冷却水槽1にて高温水として排出管6より回収可
能とした例である。
(実施例)
以下実施例について説明する。
第4図に示した制御要領にて、厚さ0.5〜1.5mm
。
。
幅900〜1400mmの鋼帯を、冷却水温度Tw =
80℃。
80℃。
噴射ノズルによる冷却水噴射で鋼帯を冷却する冷却長さ
A=1.2m、 (鋼帯速度(V/60)m/min
x板厚(d X 10’)mm)・250、および鋼
帯の冷却水槽入側温度Ts・350℃とする冷却条件に
て冷却した。
A=1.2m、 (鋼帯速度(V/60)m/min
x板厚(d X 10’)mm)・250、および鋼
帯の冷却水槽入側温度Ts・350℃とする冷却条件に
て冷却した。
冷却帯16では、鋼帯の冷却水槽入側温度Tsが270
℃となるように制御された。
℃となるように制御された。
冷却終了後、鋼帯の表面不良の有無を調べるために目視
検査を行ったが、表面不良の発生はなかった。
検査を行ったが、表面不良の発生はなかった。
一方比較のため同一条件で、従来の浸漬冷却を行った。
この場合、冷却帯16では鋼帯の冷却水槽入側温度Ts
は350℃から168℃まで冷却してから冷却水槽1に
浸漬しなければ、鋼帯の表面不良の発生を防ぐことがで
きなかった。
は350℃から168℃まで冷却してから冷却水槽1に
浸漬しなければ、鋼帯の表面不良の発生を防ぐことがで
きなかった。
第7図は上記冷却条件で鋼帯7の冷却における操業限界
を従来の浸漬冷却による操業限界と比較して示したグラ
フである。
を従来の浸漬冷却による操業限界と比較して示したグラ
フである。
また、第8図は冷却帯16で使用した電力量を比較した
グラフであるが、この発明による鋼帯の冷却では、水中
噴射ポンプに使用した電力量を合せても0.7KWH/
T程度であり、冷却帯16での冷却コストを大巾に削減
することができた。
グラフであるが、この発明による鋼帯の冷却では、水中
噴射ポンプに使用した電力量を合せても0.7KWH/
T程度であり、冷却帯16での冷却コストを大巾に削減
することができた。
(発明の効果)
この発明によれば冷却水槽内での冷却能力が大きいため
、鋼帯の入側温度が、従来の冷却方法と比較して高温で
冷却水槽に浸漬しても、鋼帯の表面不良の発生なしに冷
却することが可能で、かつ冷却帯で冷却コストを大幅に
削減できる。
、鋼帯の入側温度が、従来の冷却方法と比較して高温で
冷却水槽に浸漬しても、鋼帯の表面不良の発生なしに冷
却することが可能で、かつ冷却帯で冷却コストを大幅に
削減できる。
第1図は、この発明により鋼帯を冷却する場合の説明図
、 第2図は、鋼帯の汚れの付着を調べたグラフ、第3図は
、熱伝達係数α2と噴射流量Wとの関係を示すグラフ、 第4図、第5図および第6図は、この発明による鋼帯の
冷却制御の説明図、 第7図は、この発明の操業限界と、従来の冷却での操業
限界を示すグラフ、 第8図は、従来の冷却帯と本発明で使用した電力量を比
較したグラフである。
、 第2図は、鋼帯の汚れの付着を調べたグラフ、第3図は
、熱伝達係数α2と噴射流量Wとの関係を示すグラフ、 第4図、第5図および第6図は、この発明による鋼帯の
冷却制御の説明図、 第7図は、この発明の操業限界と、従来の冷却での操業
限界を示すグラフ、 第8図は、従来の冷却帯と本発明で使用した電力量を比
較したグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、連続熱処理ラインの冷却ゾーンを通過させた鋼帯を
、冷却水槽内に浸漬して最終冷却する際、 冷却水槽の最初のシンクロールに鋼帯が接 触するまでの間に、該鋼帯に冷却水槽内の水中噴射ノズ
ルによる冷却水の噴射を施し、シンクロール表面との間
に挟在する水膜の蒸散を防止する鋼帯温度に制御して、
鋼帯に最終冷却を施すことを特徴とする鋼帯の冷却方法
。 2、水中噴射ノズル群による冷却水の噴射が、下記式で
与えられる冷却長さによるものである特許請求の範囲第
1項記載の鋼帯の冷却方法。 記 l≧ρ・Cp・v・d/2α・ln[(Ts−Tw)/
(120−Tw)]l:水中噴射ノズルによる冷却水噴
射 で鋼帯を冷却する冷却長さ(m) Ts:鋼帯の冷却水槽入側温度(℃) Tw:冷却水の温度(℃) Cp:鋼帯の比熱(kcal/kg℃) v:鋼帯速度(m/h) d:鋼帯の板厚(m) α:熱伝達係数 (8,500〜10,500kcal/m^2h℃)ρ
:鋼帯の密度(kg/m^3)
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60056094A JPS61217531A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 鋼帯の冷却方法 |
DE8686301995T DE3672636D1 (de) | 1985-03-22 | 1986-03-19 | Verfahren und vorrichtung zum kuehlen von stahlband. |
EP86301995A EP0195658B1 (en) | 1985-03-22 | 1986-03-19 | Method and apparatus of cooling steel strip |
US06/842,137 US4729800A (en) | 1985-03-22 | 1986-03-20 | Method for cooling steel strip |
AU55014/86A AU576287B2 (en) | 1985-03-22 | 1986-03-21 | Final cooling of steel strip with jets in tank |
CA000504709A CA1272431A (en) | 1985-03-22 | 1986-03-21 | Method and apparatus of cooling steel strip |
KR1019860002126A KR910000012B1 (ko) | 1985-03-22 | 1986-03-21 | 강스트립의 냉각방법 및 냉각장치 |
US07/120,988 US4838526A (en) | 1985-03-22 | 1987-11-16 | Apparatus of cooling steel strip |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60056094A JPS61217531A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 鋼帯の冷却方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61217531A true JPS61217531A (ja) | 1986-09-27 |
JPS6360817B2 JPS6360817B2 (ja) | 1988-11-25 |
Family
ID=13017511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60056094A Granted JPS61217531A (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 | 鋼帯の冷却方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US4729800A (ja) |
EP (1) | EP0195658B1 (ja) |
JP (1) | JPS61217531A (ja) |
KR (1) | KR910000012B1 (ja) |
AU (1) | AU576287B2 (ja) |
CA (1) | CA1272431A (ja) |
DE (1) | DE3672636D1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006525425A (ja) * | 2003-05-07 | 2006-11-09 | エス・エム・エス・デマーク・アクチエンゲゼルシャフト | 冷却槽内の水によりスラブとシートを冷却する、或いは焼入れする方法と装置 |
JP2007512431A (ja) * | 2003-12-01 | 2007-05-17 | アルセロール フランス | 鋼ストリップを冷却する方法及び装置 |
US8043086B2 (en) | 2003-05-07 | 2011-10-25 | Sms Siemag Aktiengesellschaft | Method and device for cooling or quenching slabs and sheets with water in a cooling pond |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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