JPS61210932A - 積層体の螢光x線分析方法及び装置 - Google Patents

積層体の螢光x線分析方法及び装置

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JPS61210932A
JPS61210932A JP5266285A JP5266285A JPS61210932A JP S61210932 A JPS61210932 A JP S61210932A JP 5266285 A JP5266285 A JP 5266285A JP 5266285 A JP5266285 A JP 5266285A JP S61210932 A JPS61210932 A JP S61210932A
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松本 義朗
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各層が単相又は合金相である2層以上の積層
体の各層の厚み及び組成を定量する螢光X線分析方法及
びその実施に使用する装置に関する。
〔従来技術〕
積層体のうち例えば鋼販の上に形成した2層メツキ被膜
については、各層の付着量<ytみ)及び組成を螢光X
線分析法にて定量分析する方法が種々提案されている。
これらの方法はいずれも2層メッキ被膜の厚み及び組成
を定量分析する際、例えばまず下層メッキ被膜(又は上
層メッキ被膜)の厚み及び組成を定量分析し、その後、
下層メキ被膜(又は上層メッキ被膜)の分析位置に相当
する上層メッキ被膜(又は下層メッキ被膜)の箇所を定
量分析していた(例えば特願昭58−69814号)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記分析方法にて分析する場合は、X線の
入射角及び/又は取出角を、下層、上層メッキ被膜夫々
について異なる2系統の角度に変更して、つまり2つの
層の厚み及び組成に関する定量分析に4回も螢光X線強
度を測定しなければ定量できないという不都合があった
また、その分析に使用する装置は、分析試料に照射する
励起X線の種類を変更する場合にはターゲツト板を取替
える等の必要があり、この取替作業に長時間を要し、迅
速な分析を行うことができなかった。
更に、上記方法及び装置は2層メッキ被膜の分析を対象
としており、3層以上の各層の厚み1組成については定
量分析できなかった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、積層
体を構成する各元素の位置関係及び各層の構成元素に基
づき少なくとも他の層の同一元素からの螢光X線の検出
を回避し得る励起X線の波長分布、入射角及び螢光X線
の波長、取出角で螢光X線強度を測定し、これを分析す
る各層の厚み及び組成の数だけ繰り返すことにより、各
層の厚み及び/又は組成を定量し得る積層体の螢光X線
分析方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明に係る積層体の螢光X線分析り法は、各層が単相
又は合金相である2層以上の積層体に励起X線と照射し
てそれからの螢光X線の強度を測定し、その測定した螢
光X線強度に基づいて積層体各層の厚み及び/又は組成
を定量分析する方法において、前記励起X線の波長分布
、入射角及び螢光X線の波長、取出角のうちの少なくと
も1つについての条件を変更して、定量分析すべき厚み
及び組成の数だけ少なくとも螢光X線の強度を測定し、
測定した強度の値と、励起X線の波長分布。
入射角、螢光X線の波長、取出角、螢光X¥IAの強度
と厚み2組成との関係を規定している所定の式とに基づ
き積層体各層の厚み及び/又は組成を定量することを特
徴とする。
〔発明の原理〕
まず本発明の原理について以下に説明する。第1図は複
数の元素Eからなる単相又は合金相のm層の多N5%を
有する積層体1に例えばその上方からX線のM類がXで
ある波長λX1強度■。(λK)の励起X線を入射角ψ
k (kはXに対応した値)で照射し、i  (i=l
〜!)元素を有する上からj  (j−1〜m)層目に
て反射した螢光X線P(P−Kw* Kj+  L、t
I+  Lに・・・等)を取出角ψにで取出し、その強
度Iνを測定する場合を示す模式図である。
このとき強度I K、)Xは下記(11,(21,(3
1式にて表せる。
sinφkSinψk ・・・+1) i@l 但し、q:定数 r:上からr (≠j)番目の被膜 ρ1.ρj :被膜の密度 t、、tJ :被膜の厚み μ、、  p、、  μJ 。
μ3F、μ↑°、μIP:質量吸収係数W7:「被膜中
のi元素の重量濃度 つまり上式については測定すべき層へ励起X線を照射し
て螢光X線を取出したときの螢光X線強度は励起X線及
び測定すべき屓からの螢光X線がその層よりも励起X線
照射側、つまりその層よりも上側にある層を構成する各
元素により一部吸収された螢光X線強度を示している。
上記(11,+21. (31式においてr”、fを測
定したときのm、 q、  ■o(λx)+ φに、ψ
k及びμグ、μIFは測定条件として知り得、またμI
、μp′は(11式においては測定する層のその上の各
層の各層siの重量濃度wl−が求まっていれば定数と
しての性質を有するので、ll)式における未知数は測
定すべき層jの組成(Wl)と厚み(ρj ’L=’)
(単位面積当たりの重り)との2つである。
例えば第2図に示す積層体の各層の厚み1組成を測定す
る場合、 第1層・・・Cu −Au層の厚み、 Cu又はAuの
組成第2層・・・Ni層の厚み 第3層・・・Cu −Zn層の厚み、Cu又はZnの組
成第4層=・Fe  Ni  Cuの厚み、 Fe、N
iの組成、旧。
Cuの組成又はCu、 Feの組成 の7つが実質的な未知数であり、適当な波長の励起X線
を7種類用いて夫々の螢光X線強度を求め、その連立方
程式を解くことにより未知数を求める。
このとき測定に際して使用するX線の種類、その入射角
φν及び取出角ψには測定する層の積層体中での厚み方
向位置及びその層近傍の層の構成元素に応じて決定する
ことにより解析可能である。
つまりX線の種類は積層体中で発生したに、線。
にβ線、L、、線の各螢光X線においてKよ線、にβ線
より+1線の方が波長が長く、物質に吸収され易い性質
を利用し、また入射角φに、取出角ψkについては、φ
に、ψkが小さい程積層体に対して浸入深さが浅く、φ
に、φkが大きい程その浸入深さが深くなる性質を利用
することにより同一元素を含有する他の層からの影響を
極力排除して分析できる。
これを詳述すると、例えば第1層のCu−^U層の場合
、φに一ψFを30°−30゛ と極めて小さくして第
1層の構成元素の1つであり、吸収され易いCuL−c
を測定することにより、第3層を構成する同一元素から
の影響を回避することが可能であり、また、厚みの影響
を小さく、或いは無視することが可能となり、第1層の
Cu7c棄のW 5.つまり組成を求め得る。また他の
元素^Uの組成W耘はt−w4゜より算出される。
そして、第1層の厚みについては励起X線を60”で入
射して^uL−を60°で取出す、これにより得られた
X線強度は組成W Cm + W Auが既にわかって
いるので厚み、厳密には単位面積当たりの重量(ρ1 
・1.)に関する関数となり、厚み(ρ1 ・L+)が
求まる。
次いで、第2層のNi層の厚みについて励起X線を80
”で入射してNiKmを60°で取出して螢光X線強度
を測定する。この強度は第1層のCu元素。
Au元素により影響を受けており、このため(2)、 
13)式を求めることにより+1)式は第2層の厚み(
ρ2 ・+2)のみに関する式となる。つまり組成Wル
1が1  (= 100%)であるからである、これに
より第2Mの厚み(ρ2 ・+2又は+2)が求まる。
然る後、第3層のCu−Zn層に対して励起X線を30
”で入射し、CuK、を30°で取出して螢光X線強度
を測定し、また励起X線を10°で入射し、ZnK、を
10°で取出して螢光X線強度を測定する。
そして第1.2層の各組成と第3層分析用の励起X線に
関する質量吸収係数とに基づいて(21,+31式のμ
+0.μrを求め、そのμ☆1.μrと、実測した両X
線強度値、μ佇、μIP及び(1)式等とにより′第3
層の組成と厚みを求める。
最下層の第4層(Fe−Ni−Cu)については、第4
層に対して励起X線を60°で入射し、FeK=tを6
0”で取出して螢光X線強度を測定し、また励起X線を
60°で入射し、NiK、を60’で取出して螢光X線
強度を測定し、更に励起X線を60°で人射し、CuK
、を60”で取出して螢光X線強度を測定する。
そして第1. 2. 3層の各組成と第4層分析用の励
起X線に関する質量吸収係数とに基づいて(2〉。
(3)式のμν、μrを求め、そのμpw、μrと、実
測した3つのX線強度値、μ+1.μIF及び(1)式
等とにより第4層の組成と厚みを求める。
このように励起X線の波長分布、入射角及び検出する螢
光X線の波長、取出角を、積層体を構成する各元素を含
有する層の積層体内での位置関係及び各層の構成元素に
基づいて決定して螢光X線強度を測定する場合は、その
測定値に基づいて各層の厚み1組成を求めることができ
る。
〔実施例〕
以下に本発明を図面に基づき具体的に説明する。
第2図は本発明装置の実施例を示す模式図であり、図中
1は積層体を示す、積層体lは例えば第4図に示すよう
に上からPa−Zn板、 Ni−Zn−Co板、 Zn
−Fe扱を接合した3層となっており、ホルダ(図示せ
ず)に支持されている。積層体1の上方を少し外れた位
置にはX線を積層体1に向けて照射するX線源2が図示
しないX線源用支持装置にて支持されて設けられており
、支持装置はX線源2を積層体1を中心とする円弧上を
移動させて入射角φ。
を変更できるようになっている。
X線源2は励起X線を発生するターゲツト板(陰極)を
複数、例えばCr、 W、 Auの3種類を有し、これ
が1個のフィラメント(陽極ンに対して対向するように
回転せしめられ、複数の励起X線のうちの1つを積層体
1に選択的に、X線源2の照射面側に設けたスリット板
3を介して照射できる。
積層体1に励起X線が照射されると積層体1より螢光X
線が発生し、その進路上にはエネルギー分散型のX線検
出器4が図示しないX線検出器用支持装置にて支持され
て設けられており、その支持装置はX線検出器4を積層
体1を中心とする第2の円弧上を移動させて取出角ψk
を変更できるようになっている。
検出器4にて検出された螢光X線はここで電気信号に変
換され、電気信号は増幅器5へ送られた後に、波高分析
器6及び計数器7によって全層の所定の金属元素の螢光
X線強度に変換される。
計数器7の螢光X線強度に対応する出力は演算制御装置
8に導かれる。この演算制御装置8には前記(11,(
2)、 +3)式が設定されており、演算制御装置8は
(11,(2)、 (3)式並びに入力信号、即ち螢光
X線強度及び入力されたその測定条件たるm、q。
IO(λχ)・ φk・ ψk・ μ予1.μJP、μ
予′、μIP及び分析段階で得られるμ予′、μjpに
基づいて各層の厚み及び各層での各金属元素の組成を算
出してその算出値を表示器9に表示させる。
また演算制御装置8は予め各層の厚み又は各層の構成元
素の組成についての測定順序及び後述する第1表に示す
励起X線の波長分布つまり使用するターゲツト板の種類
、入射角、取出角、検出すべき螢光X線の波長が設定さ
れており、ある層厚み又はある構成元素の組成を算出す
ると、次層の厚み又は構成元素の組成を分析する準備を
すべく、X線源2用のX線、角度制御装置10及び検出
器4用の角度制御装置11へ所定の信号を出力する。
これによりX線、角度制御装置10は入力信号に基づい
てX線源2を回転させてフィラメントと所定のターゲツ
ト板Crt W、 Au等とを対向せしめ、またX線源
2を前記円弧上を移動させて所定の入射角とする。また
角度制御装置11は入力信号に基づいて検出器4を前記
第2の円弧上を移動させて所定の取出角とする。
このようにして準備がなされると次の測定が開始され、
以下これが繰り返される。
このように構成された分析装置は連続的に各層の定量分
析が可能であり、また測定準備時間を大幅に短縮でき、
迅速分析が可能である。
また、上述の分析装置により積層体lを分析する場合は
、前述の原理で説明したように積層体1を構成する各元
素を含有する層の積層体内の位置関係及び各層の構成元
素に基づいて、励起X線の波長分布つまりターゲツト板
の種類、入射角φk −及び螢光X線の波長つまり測定
ライン、取出角ψVを第1表に示すように決定し、これ
を演算制御装置8へ入力設定する。
(以  下  余  白) 第   1   表 この設定がなされると演算制御装置8はX線。
角度M御装置10及び角度制御装置11を駆動させて、
X線源2と検出器4とを積層体1に対して入射角φに:
30°、取出角ψに:30” となるようにセ。
トし、またX線源2のターゲツト板をCrに選択して励
起X線を照射させる。
これにより積層体1から発生した螢光X線のうち取出角
30°にセントされた検出器4により特定のCuL、線
が検出され、ここで電気信号に変換され、電気信号は増
幅器5へ送られた後に、波高分析器6及び計数″57に
よってCu元素の螢光X線強度に変換される。
計数器7の螢光X線強度に対応する出力は演算制御装置
8に導かれ、ここで記憶されると共に表示器9へ表示さ
れる。そして演算制御装置8は入力信号及び+11式に
基づき第1層の厚みを測定すると共に、設定された内容
、つまり第1表に従ってターゲットをMoに、また入射
角、取出角を夫々60゜に変えて^uL、を検出してこ
の信号及び+11式に基づき第1層の組成を求める。次
いでターゲット入射角、取出角を変更していき、第2層
、第3層。
第4層の組成及び厚みを逐次算出する。
このように本発明により定量分析する場合は積層体の各
層の厚み及び組成を定置分析でき、特に従来分析できな
かった3層以上の積層体各層の厚み及び組成の定置分析
を可能とし得る。
なお上記実施例ではX線、角度制御装置、角度制御装置
により夫々XIJI源、検出器を移動制御しているが、
本発明はこれに限らず積層体、つまりホルダを回転させ
るようにしてもよいことは勿論であり、またX線源、検
出器を手操作により移動させる構成としても実施できる
また上記実施例ではX線源としてターゲツト板を複数備
え、これを選択的に用いて励起X線を発生せしめている
が、本発明装置はこれに限るものではなくターゲツト板
の種類が夫々異なるX線管球を複数備えたX線源を用い
ても、又第5図に示す如くターゲット板2a、2a、2
aを複数備えた2次ターゲット方式のxlJiI源2を
用いても同様に実施できることは勿論である。
更に上記実施例では励起X線の波長分布、入射角、螢光
X線の波長、取出角を適当に変更して測定しているが、
本発明は励起X線の波長分布、入射角、螢光X線の波長
、取出角のうちの少なくともいずれか1つにつきこれを
種々に変更して他は同様にしてX線強度を測定しても実
施できることは勿論である。
そして、更に上記実施例ではエネルギー分散型のX線検
出器を用いているが、本発明はこれに限るものではなく
、分光結晶を用いて積層体からの螢光X線を所定の角度
で反射させてその反射波の強度を測定するX線検出器を
用いても同様に実施できることは勿論である。
〔効果〕
第2表はFe−Zn層、 Ni−Zn−Co層+ Zn
−Fe層の3層の積層体を本発明により定量分析した場
合に、表示器9に表示された結果をまとめた表であり、
各層を剥離して夫々を化学分析法により定置分析した結
果を併せて示している。
第   2   表 この表より理解される如く本発明により定量分析した分
析値は、各層にZnが存在していても3層各層の組成及
び厚み共に、化学分析法により分析した場合の結果とよ
く一致している。 ″また前述の原理の説明の際に例示
したCu−Au層。
N1ji+ Cu−Zn層、 Fe−Nj−Co層の4
層の積層体を、第3表に示す測定条件で分析した場合の
結果を第4表に示す。
第   3   表 第   4   表 この表より理解される如く本発明により定量分析された
分析値は第2表同様に各層の組成及び厚み共に、化学分
析法により分析した場合の結果とよく一致しており、し
たがって本発明による場合は積層体の各層の組成及び厚
みを正確に定量分析できる。
なお上記説明ではX!Jlfi側から逐次分析すること
としているが、本発明はこれに限らずそれと同一の測定
条件にてランダムな順序で螢光X線強度を測定してその
測定値と+1)、 +2)、(3)式とに基づく式の連
立方程式を解くようにしても実施できることは勿論であ
る。
以上詳述した如く本発明により分析した場合は、積層体
の各層の組成及び/又は厚みを正確に分析できるととも
に、その分析に要する測定回数は積層体の層の数及び構
成する元素の位置関係に基づき決定すればよく、このた
めX線分析回数を減少させ得る。また本発明装置は複数
備えたターゲツト板を選択使用でき、また所定の励起X
線の入射角及び螢光XIJIの取出角となるようにX線
源、X線検出器若しくはこれらと積層体を自動設定でき
るので、分析時間を大幅に短縮でき、これにより迅速分
析が可能であり、例えば多層メッキを施すメツキライン
のオンライン分析への通用が可能となる。更にオンライ
ン分析に適用した場合は操業管理が容易となる等、本発
明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図、第4図は積層体
の構成例を示す模式的断面図、第3図は本発明の実施状
態を示す模式図、第5図は本発明装置の他の実施例を示
す模式図である。 1・・・積層体 2・・・X線源 4・・・X線検出器
10・・・X線、角度制御装置 11・・・角度制御装
置時 許 出願人  住友金属工業株式会社代理人 弁
理士  河  野  登  夫ェ。(人X)     
          ILPl 1回 ′42 因 シJ−P  a八

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、各層が単相又は合金相である2層以上の積層体に励
    起X線と照射してそれからの螢光X線の強度を測定し、
    その測定した螢光X線強度に基づいて積層体各層の厚み
    及び/又は組成を定量分析する方法において、 前記励起X線の波長分布、入射角及び螢光 X線の波長、取出角のうちの少なくとも1つについての
    条件を変更して、定量分析すべき厚み及び組成の数だけ
    少なくとも螢光X線の強度を測定し、 測定した強度の値と、励起X線の波長分布、入射角、螢
    光X線の波長、取出角、螢光X線の強度と厚み、組成と
    の関係を規定している所定の式とに基づき積層体各層の
    厚み及び/又は組成を定量することを特徴とする積層体
    の螢光X線分析方法。 2、試料台に取付けた積層体に励起X線を照射して積層
    体から発生した螢光X線の強度を検出する螢光X線分析
    装置において、 複数の波長分布の励起X線のうちの1つを 選択的に発生してそれを積層体に照射するX線源と、 試料台の回りを回動可能になしてあり、螢 光X線の強度を検出するX線検出器と を具備し、試料台は励起X線の積層体に対 する角度及び/又は螢光X線の積層体に対する角度を変
    更し得るようになしてあることを特徴とする積層体の螢
    光X線分析装置。
JP60052662A 1985-03-15 1985-03-15 積層体の螢光x線分析方法及び装置 Expired - Lifetime JPH0668473B2 (ja)

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