JPH04355313A - 金属上塗膜の厚さ測定方法 - Google Patents

金属上塗膜の厚さ測定方法

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JPH04355313A
JPH04355313A JP13095891A JP13095891A JPH04355313A JP H04355313 A JPH04355313 A JP H04355313A JP 13095891 A JP13095891 A JP 13095891A JP 13095891 A JP13095891 A JP 13095891A JP H04355313 A JPH04355313 A JP H04355313A
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JP
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rays
metal
thickness
incident
ray
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JP13095891A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Fukuda
義徳 福田
Hiroharu Katou
宏晴 加藤
Hideya Tanabe
英也 田辺
Toshikazu Iwata
岩田 年一
Takanori Akiyoshi
孝則 秋吉
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄鋼、亜鉛、銅、ニ
ッケル、などの金属や合金素地、或いはめっき皮膜の上
に設けられた塗膜や樹脂フィルム等の厚さを、破壊せず
に迅速に測定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】金属上塗膜の厚さ測定法には、マイクロ
メーター法、重量法、電磁法、赤外線反射法等がある。 マイクロメーター法、重量法は、塗膜を剥いでその前後
の寸法差或いは重量差から塗膜厚を求める方法で、直接
的に厚さが求まる絶対法である。JISにはこの二つの
方法が規定されている。
【0003】電磁法、赤外線反射法は相対法であって、
上記の絶対法を基準として電磁強度或いは赤外線吸収量
が厚さに換算される。測定の迅速さ、非破壊測定が可能
な点でこれらの相対法は優れているが、限られた条件下
でなければ測定出来ない欠点があった。この欠点を克服
した測定法にコンプトン散乱X線測定法がある。
【0004】例えば、特開昭64−41810号公報で
は、塗膜で被覆された金属にX線を照射し発生するコン
プトン散乱X線の強度は、塗膜の厚さと直線関係にあり
、この直線の切片は下地金属と関係し勾配は塗膜と関係
することを明らかにしている。そして検量線を用い、必
要に応じてこれを補正して、塗膜の厚さを的確に且つ迅
速に測定する方法を開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンプ
トン散乱X線強度は下地金属から発生する蛍光X線など
と比べて非常に小さい。特開昭64−41810号公報
ではX線の取り扱いに関係する工夫がなされていないの
で、コンプトン散乱X線強度を有効に測定することが出
来ず、高精度測定の要望に充分には応えられないという
問題が残されていた。
【0006】この問題を解決するためにこの発明は行わ
れたもので、照射X線及び散乱或いは発生するX線の取
り扱い方や測定方法を工夫することによって、塗膜厚を
高い精度で測定することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の手段は、塗膜で被覆された金属の表面に入射X線を照
射しこの表面から出てくるコンプトン散乱X線から塗膜
厚さを求めるに際して、二次X線をエネルギー分散型の
分光計を用いて測定する金属上塗膜の厚さ測定方法であ
り、必要に応じてこの方法に加えて、前記入射X線を単
色化し、或いは前記二次X線のうち不要な特性X線を除
去し若しくは強度の過剰な特性X線の強度を軽減し、又
は、前記入射X線を単色化し且つ前記二次X線のうち不
要な特性X線を除去したり或いは強度の過剰な特性X線
の強度を軽減する金属上塗膜の厚さ測定方法である。
【0008】照射X線の単色化には、モノクロメーター
、フィルター等を用いることができ、又二次ターゲット
を用いてその特性線に変換して照射するのも一法である
。二次X線の除去したり或いは軽減する場合にもフィル
ター或いはモノクロメーターを用いて必要なX線のみを
選択することができる。
【0009】
【作用】測定対象である塗膜で被覆された金属(以下、
塗装金属と称す)にX線を照射すると、この塗装金属か
らは二次X線が放射される。この二次X線には、塗装金
属を構成する元素が、入射X線によって励起されて、発
生する蛍光X線の他に、トムソン散乱X線やコンプトン
散乱X線が含まれている。これらの散乱X線は、入射X
線が原子に衝突して散乱されたものであり、このうち衝
突によってエネルギーを失って散乱されたものが、コン
プトン散乱X線である。このとき、失ったエネルギーの
分だけ入射X線よりも波長が長くなるので、コンプトン
散乱X線はトムソン散乱X線や蛍光X線と区別して測定
することが出来る。
【0010】入射X線が塗膜を通過するとき発生するコ
ンプトン散乱X線の量は塗膜が厚いほど多くなる。又、
入射X線は塗膜では殆ど吸収されず金属面に達するので
、その強さは塗膜厚によらず一定である。金属内ではX
線の吸収は塗膜に比べ非常に大きいので、金属面からの
コンプトン散乱X線強度は一定となる。したがって、取
り出されるコンプトン散乱X線の強さは塗膜の厚さと直
線関係になる。
【0011】以上はコンプトン散乱X線法が塗装金属の
塗膜の厚さ測定に用いられる原理であるが、実際にはこ
のコンプトン散乱X線の強度は非常に小さい。例えば、
入射X線としてよく用いられRhKα線(λ=0.61
5Å)やAgKα線(λ=0.561)を塗膜厚50μ
m程度の塗装亜鉛めっき鋼板に照射した場合、コンプト
ン散乱X線強度は、入射X線強度の1/1000以下で
あり、Znの蛍光X線強度の1/10以下である。この
ように、コンプトン散乱X線の強度は小さいのでその測
定値に高い精度が要求される時は、X線の取り扱いに工
夫を要する。
【0012】X線の分光測定には、波長分散型の分光計
とエネルギー分散型の分光計とが広く用いられている。 前者は、X線を分光結晶によって分光し波長毎にその強
度を測定するので、分光結晶面での反射により測定X線
が減衰する。又、エネルギー分散型の場合の約2倍の光
路長を必要とし、光路が長いことによる減衰も加わる。 エネルギー分散型では分光結晶を用いる必要はなく、X
線の持つエネルギー(hν)による分散状況を直に把握
することが出来るので、小さな強度を有効に捉えて測定
することができる。このことは、二次X線をエネルギー
分散型の分光計を用いて測定することの作用効果の一つ
である。
【0013】加えて、エネルギー分散型の分光計はより
簡略であり、工業用測定特にオンライン測定には実用的
である。波長分散型の分光計では複数の分光結晶及び検
出器を必要とし、前述したように光路長が長くなる。更
に、分光角の変化や光軸のずれなど測定値に影響する要
因の変動を防いだり、或いは光軸を微調整する構造等が
必要となり、装置は複雑微妙で大きくならざるを得ない
【0014】コンプトン散乱X線強度の測定精度には入
射X線も影響する。管球から放射されるX線には白色X
線が伴われている。X線の様子を図を用いて説明する。 図2は入射X線の分布を示すグラフで、縦軸は強度、横
軸はエネルギーを示す。図2−(a)はX線発生源とし
て一般によく用いられるAg管からのX線の波長分布で
ある。測定に用いるKα線以外に、Kβ線や連続して広
波長域にわたるいわゆる白色X線が見られる。
【0015】単色化は、このような白色X線や不要なX
線を除いて測定に必要な単波長のX線のみを選択するも
のである。図2−(a)のX線をLiFモノクロメータ
ーを通過させて単色化すると、図2−(b)のように極
めてバックグラウンドの低いX線となる。同時に、Kβ
線も大幅に軽減することが出来る。図2−(a)の入射
X線を用いてコンプトン散乱X線を測定した場合のグラ
フを図3−(a)に、又図2−(b)の入射X線を用い
た場合のグラフを図3−(b)に各々示す。入射X線に
白色X線が含まれていると、測定しようとするX線が幅
広く分布するグラフとなって、その裾野が別の波長のX
線の裾野と重なりS/Nが小さくなる。特に、コンプト
ン散乱X線とトムソン散乱X線のエネルギー(波長)は
非常に接近しているので、図3−(a)では両グラフの
裾野が重なって明確な分離が困難であり、コンプトン散
乱X線の真の強度が得にくい。図3−(b)では、入射
X線が単色化されているので、両グラフの分離はかなり
改善され強度測定の精度も高まる。この場合、測定には
不要なKβ線も殆ど除去されているのでKβ線の散乱線
の発生も少なく、これらの線の測定線への影響も失せて
いる。即ち、入射X線を単色化することによって、S/
Nの高いコンプトン散乱X線強度が得られる。
【0016】又、入射X線が単色化してあると、後述す
るように、塗膜の厚さ測定の原理に基づいて導入した理
論式を整理することが容易となり、理論式による検量線
の作成や塗膜厚の算出、ひいてはオンライン測定等が容
易になる。
【0017】コンプトン散乱X線の測定に際しては、強
度の大きい他のX線の影響も受ける。一つは、波長が近
接する他のX線が発生する場合で、前述したトムソン散
乱X線と同じく裾野が重なり、他のX線の強度が大きい
ほどその影響は大である。一般に、金属元素は塗膜の主
成分である有機樹脂の構成元素よりも原子量が大きくX
線をよく吸収し、発生する蛍光X線強度が大である。例
えば、亜鉛やクロムのめっき層或いは鋼板や銅板等の下
地金属は原子量の大きいZnやCr、Fe、Cu等が高
濃度で存在し、極めて強い蛍光X線を発生する。もう一
つは計数値の問題で、波長が離れている場合でも、強度
の大きいX線が存在すると、単位時間のカウント数の限
界から計数値が低下する。計数値低下の精度への影響は
強度の小さいコンプトン散乱X線にとっては無視し難い
【0018】このような場合、フィルターを用いて過大
な強度の蛍光X線強度を軽減することによって、重要な
X線の計数値の低下を防ぐことが出来る。下地金属の種
類が既に判明している場合には、下地金属の特性X線を
除いてしまってもよい。
【0019】なお、導入される理論式については次のよ
うである。入射X線やコンプトン散乱X線には塗膜や下
地金属を通過する過程で吸収と散乱が伴う。吸収や散乱
の度合いは通過する物質の吸収係数、散乱係数とX線波
長で定まる。この物理現象を理論式で表わし、内容を把
握し易く整理したものが数1である。
【0020】
【数1】
【0021】数1の右辺第1項は下地金属のみで塗膜が
無い場合のコンプトン散乱X線強度を表し、第2項は厚
さLA の塗膜の付着によって生じるコンプトン散乱X
線強度の変化分を表している。
【0022】又、コンプトン散乱係数及び質量係数はX
線の波長の関数であるが、入射X線が定まれば同種の試
料に対しては一定であり、定数とみなすことができる。 この場合、コンプトン散乱X線強度IC と塗膜の厚さ
LAとは直線関係にある。
【0023】
【実施例】厚さ0.35mmの鋼板に亜鉛めっきを施し
、その上にポリエステルメラミン樹脂塗料を塗布し、こ
れを試験材として、塗装鋼板の塗膜厚さの測定試験を行
った。
【0024】試験は、エネルギー分散型の分光計を用い
て二次X線を測定した実施例と波長分散型の分光計を用
いて測定した比較例とについて行った。
【0025】用いた測定系の一例を図1に示す。  図
で、11はX線管、12は単色化装置、13は照射X線
、14は塗装金属、15は二次X線、16は出側フィル
ター、17は半導体検出器、18は増幅器、19は多重
波高分析器、20は計数回路である。X線管11に高電
圧をかけX線を発生させ、これを単色化装置12を通し
て単色化する。単色化された照射X線13を塗装金属1
4に入射角φで照射し、取り出し角ψで出てくる二次X
線15は出側フィルター16を通って半導体検出器17
で検出される。X線エネルギーに比例したパルス高をも
つ検出信号は、増幅器18で増幅され多重波高分析器1
9へ送られる。多重波高分析器19では全信号のエネル
ギースペクトルの分離を行い、計数回路20によりコン
プトン散乱X線及び各種元素の蛍光X線の検出信号が計
数されその強度が測定される。
【0026】単色化装置12、出側フィルター16につ
いては、測定条件に応じて使用しない場合もあった。 又、半導体検出器17は測定条件に応じて比例計数管と
交換した。
【0027】X線管球にはRh又はAgを使用し、Rh
Kα線(λ=0.615Å)、AgKα(λ=0.56
1Å)のコンプトン散乱X線強度を用いた。
【0028】測定条件と塗膜厚の測定結果を表1に、測
定されたX線スペクトルを図4、5、6、7、8、9、
10に各々示す。
【0029】
【表1】
【0030】試験No.1では、Rh管球からの入射X
線をLiFモノクロメーターで単色化したのでKβ線が
除去され、且つ、図4に示すように、得られたスペクト
ルはバックグラウンドが低く、コンプトン散乱X線とト
ムソン散乱X線との分離もよく、S/Nが大きい。更に
出側にNiフィルターを使用したので、Znの蛍光X線
が軽減され、コンプトン散乱X線の強度が有効に得られ
た。このため、塗膜の測定値を最も良い精度をもって得
ることができた。
【0031】試験No.2では、入射X線の単色化に加
えて出側フィルターにMoを使用した。RhKαのトム
ソン散乱X線の波長は0.615Å、コンプトン散乱X
線の波長は0.656Åに対して、Moフィルターの吸
収端波長が0.620Åである。このため、トムソン散
乱X線は殆ど除去され、又、ZnやFeのK線も軽減さ
れている。なお、エネルギー分散型の分光計には、検出
器として、比例計数管や半導体検出器が用いられる。前
者の特徴は安価で、常時冷却する必要が無いなど取り扱
いが容易なことであり、後者の特徴は感度がよく分解能
にも優れることである。出側フィルターを使用すること
によって、実用性の高い比例計数管を使用しても、図5
に示すように、他のX線の影響を受けないスペクトルが
得られ、したがって、塗膜厚の測定精度も良好であった
【0032】試験No.3、試験No.4では、入射X
線が単色化されているので、出側フィルターを使用しな
くてもKβ線が除去され、且つ、図6,図7に示すよう
に、得られたスペクトルはバックグラウンドが低い。し
かし、コンプトン散乱X線とトムソン散乱X線との分離
は、半導体検出器を使用した試験No.3の方が良好で
ある。 又、この試験片では塗膜に顔料が含まれていたが、蛍光
X線より鉛系顔料であることが判明し,それによって、
数1のμ’A ,σCA,ρA が定まり(下地金属の
これらの物理定数は予め判っている)LA が計算され
た。
【0033】試験No.5、試験No.6、試験No.
7では、入射X線を単色化していないので、図8、図9
、図10に示すように、多少のバックグラウンドが見ら
れる。しかし、試験No.5、試験No.6では出側フ
ィルターによって、不要な他のX線即ちKαトムソン散
乱X線、Kβトムソン及びコンプトン散乱X線やFe及
びZnの蛍光X線を削減しているので、分離はかなり良
くなっている。 又、コンプトン散乱X線の計数率も低下していない。試
験No.7では、出側フィルターも使用していない。こ
のため、他の実施例に較べると分離の程度は低下してい
るが、エネルギー分散型の分光計を用いて測定している
ので、図10に示すように充分な強度のスペクトルが得
られている。
【0034】これに対して、比較例では、コンプトン散
乱X線強度が充分には得られず、塗膜厚の測定精度は何
れの実施例よりも悪かった。
【0035】以上、金属上塗膜の厚さ測定について、こ
の発明を説明してきたが、金属のようにX線に対する質
量吸収係数の大きい物質上に質量係数の比較的小さい皮
膜が存在する場合、その厚さの測定原理は全く同じであ
り、この発明が適用できる。
【0036】下地金属は純金属以外に合金であっても、
金属化合物であっても、又、複数層からなるものであっ
てもよいことは容易に理解されよう。
【0037】
【発明の効果】これまで述べてきたように、この発明で
は、コンプトン散乱X線を利用して金属上の塗膜の厚さ
を測定するに際して、エネルギー分散型の分光計を用い
て二次X線を測定するので、強度の小さいコンプトン散
乱X線を有効に測定できる。このため、測定精度が高ま
ると共に測定装置も簡便で実用的になった。加えて、必
要に応じて、入射X線の単色化、二次X線のフィルター
等による選択により更に測定精度を高める事ができる。 このように、この発明の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に用いた測定系のブロック
図である。
【図2】この発明の原理を説明するための白色X線を伴
った入射X線のスペクトルを示す図である。
【図3】この発明の原理を説明するための白色X線を伴
わない入射X線のスペクトルを示す図である。
【図4】一実施例である試験No.1の二次X線のスペ
クトルを示す図である。
【図5】一実施例である試験No.2の二次X線のスペ
クトルを示す図である。
【図6】一実施例である試験No.3の二次X線のスペ
クトルを示す図である。
【図7】一実施例である試験No.4の二次X線のスペ
クトルを示す図である。
【図8】一実施例である試験No.5の二次X線のスペ
クトルを示す図である。
【図9】一実施例である試験No.6の二次X線のスペ
クトルを示す図である。
【図10】一実施例である試験No.7の二次X線のス
ペクトルを示す図である。
【符号の説明】
11  X線管 12  単色化装置 13  照射X線 14  塗装金属 15  二次X線 16  出側フィルター 17  半導体検出器 18  増幅器 19  多重波高分析器 20  計数回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  塗膜で被覆された金属の表面に入射X
    線を照射しこの表面から出てくるコンプトン散乱X線か
    ら塗膜厚を求めるに際して、二次X線をエネルギー分散
    型の分光計を用いて測定することを特徴とする金属上塗
    膜の厚さ測定方法。
  2. 【請求項2】  入射X線を単色化して照射する請求項
    1記載の金属上塗膜の厚さ測定方法。
  3. 【請求項3】  二次X線のうち不要な蛍光X線を除去
    したり或いは強度の過剰な蛍光X線の強度を軽減する請
    求項1又は請求項2記載の金属上塗膜の厚さ測定方法。
JP13095891A 1991-06-03 1991-06-03 金属上塗膜の厚さ測定方法 Pending JPH04355313A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06186015A (ja) * 1992-12-15 1994-07-08 Rigaku Denki Kogyo Kk コンプトン散乱線を利用した分析方法および分析装置ならびにコンプトン散乱線用の単色器
JP2001272360A (ja) * 2000-01-20 2001-10-05 Kawasaki Steel Corp 鋼帯に形成される内部酸化層の酸素目付量の測定方法及びその測定装置
JP2016161577A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 パナリティカル ビー ヴィ 定量x線分析及びマトリックス厚み補正方法

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