JPS6115178B2 - - Google Patents

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JPS6115178B2
JPS6115178B2 JP54122528A JP12252879A JPS6115178B2 JP S6115178 B2 JPS6115178 B2 JP S6115178B2 JP 54122528 A JP54122528 A JP 54122528A JP 12252879 A JP12252879 A JP 12252879A JP S6115178 B2 JPS6115178 B2 JP S6115178B2
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JP
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fibers
napped
synthetic
fabric
fiber
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Manabu Toyao
Tsukasa Kobayashi
Mikio Tashiro
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Teijin Ltd
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Priority to US06/179,830 priority patent/US4332585A/en
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  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)
  • Knitting Of Fabric (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、立毛布帛の合成立毛繊維先端部を分
解せしめた天然毛皮調立毛布帛及びその製造法に
関するものである。
従来、立毛繊維の先端部を薬品で処理して細く
尖らし、風合、外観が天然毛皮に類似した合成毛
皮を得る方法が知られている。例えば特公昭48―
4910号公報にはポリエステル繊維をパイルとして
使用した布帛において、該パイルの先端部をアル
カリ水溶液中に浸漬した状態で加水分解させパイ
ル先端部を細化させる方法が記載されている。ま
た、特公昭50―40195号公報にも、ポリエステル
系繊維よりなり、しかも毛管現象を生起しうる密
度を有する束状集合体の一端を加水分解剤(アル
カリ金属化合物等)水溶液中に浸漬させて先端部
を先鋭化する方法が記載されている。これらの方
法で得た合成毛皮は、末だ十分に天然毛皮に近似
した風合を有するに至らず、更にはいずれも薬品
の水溶液中に浸漬して処理するものであるから、
次のような問題点がある。
(1) 処理中に液浴が飛散するため危険であり、取
扱いにくい。
(2) 液浴中に一定時間浸漬させた状態で溶解、分
解処理を施すため、どうしてもバツチ処理にな
らざるを得ず、処理効率が悪くなる。
(3) 先端部の細化度合をコントロールするのが比
較的むつかしい。
一方、立毛繊維を複合繊維で構成し、その先端
部を剥離分割するか又は1成分を溶解除去して微
細繊維状にすることによつてスエード調布帛を得
ることも提案されている(特開昭52―21468号)。
しかし、このような複合繊維を用いる場合は2種
以上の重合体を用いるため、工程が複雑となつ
て、コストが高くなるうえ、立毛繊維が性質の異
なる2種以上の重合体を含むため染斑等の障害が
発生するという欠点がある。
本発明者らは、かかる問題点を解決するために
先に合成立毛繊維の1部又は全部が1ケ以上のく
びれ部を持つた横断面形状を有し、該合成立毛繊
維の先端部が前起くびれ部で複数本に分割されて
いることを特徴とする毛皮調立布帛及び立毛繊維
の1部又は全部が1ケ以上のくびれ部を持つた横
断面形状を有する合成繊維からなる立毛布帛の立
毛表面に、該合成繊維に対する溶剤又は分解剤を
含む1000〜15000センチポイズの粘性処理剤を付
与し、次いで必要に応じて加熱処理することによ
つて、前記くびれ部において立毛繊維先端部を複
数本に分割することを特徴とする毛皮調立布帛の
製造方法を提案した。
本発明はこの提案をさらに改良し風合、光沢、
外観に優れた立毛布帛を得ることに成功したもの
である。
即ち、本願第1の発明は、合成立毛繊維の1部
又は全部が、1ケ以上のくびれ部を持つと共に、
非くびれ部において、1ケ以上の中空部を持つた
=横断面形状を有し、且つ該合成立毛繊維の先端
部が前記くびれ部で複数本に分割されていること
を特徴とする毛皮調立布帛であり、本願第2の発
明は、立毛繊維の1部又は全部が1ケ以上のくび
れを持つと共に、非くびれ部において1ケ以上の
中空部を持つた横断面形状を有する合成繊維から
なる立毛布帛の立毛表面に、該合成繊維に対する
溶剤又は分解剤を含む1000〜15000センチポイズ
の粘性処理剤を付与し、次いで必要に応じて加熱
処理することによつて、前記くびれ部において、
立毛繊維先端部を複数本に分割することを特長す
る毛皮調立布帛の製造方法である。
本発明において、立毛繊維として用いられる合
成繊維は、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、
ポリアクリロニトリル繊維等であるが、とりわ
け、ポリエステル繊維が好ましい。
本発明におけるポリエステル繊維としては、エ
チレンテレフタレート単位を主たる繰返し単位と
するポリエステルが好ましく、中でもポリエチレ
ンテレフタレートが特に好ましいが、第3成分と
して、イソフタル酸、5スルフオイソフタル酸、
メトオキシポリオキシエチレングリコールなどを
共重合させた共重合ポリエチレンテレフタレート
でもよい。ポリエステルの重合度は、ポリエステ
ルの種類、目的とする繊維横断面形状などに応じ
て適宜選定すべきであるが、一般に、ポリエチレ
ンテレフタレートの場合、35℃のo―クロロフエ
ノール溶液で測定した極限粘度〔η〕が0.4〜0.6
のものが適当である。
本発明においては、1ケ以上のくびれを持つと
共に、非くびれ部において、1ケ以上の中空部を
持つた横断断面形状を有する合成繊維を立毛繊維
の1部又は全部として用いることが必要である。
その横断面形状の例を第1図A〜Jに示す。いず
れも、特殊形状の口金を用いて、紡糸することに
より得られるもので第1図A〜Gの繊維を得るた
めの口金の形状を第2図A〜Jに示す。
第1図に示した横断面形状のうちA〜Fの形状
のものが立毛布帛製造工程のうちのポリツシヤー
加工工程で立毛繊維先端が伸長され天然毛皮によ
り近い立毛状態となるので好ましい。該合成繊維
の太さの望ましい範囲は1de〜50deであり、特
に、天然毛皮に見られる刺毛に代替させるには10
〜40deが適している。
これらの特殊横断面形状の合成繊維を用いて立
毛布帛を得るには、編物、織物、不織布等の布帛
に該合成繊維を植毛する方法、パイル編地に編成
する方法、スライバー編機により編成する方法、
二重織機にて二重織物を製織後2枚の織物の間を
上下に連続しているパイルたて糸をナイフで切つ
てパイル織物を得る方法などがあげられる。
立毛を構成する合成繊維は、その全てが横断面
形状に1ケ以上のくびれを有し且つ非くびれ部に
1個以上の中空部をもつ必要はなく、くびれ及び
中空部のない横断面形状の繊維が混在していても
よい。
このようにして得た立毛布帛は、必要に応じ
て、バツキング、ブラツシング、ポリツシヤー加
工、剪毛加工などが施される。このうちポリツシ
ヤー加工は、立毛の先端部を加熱しながら伸長さ
せるもので、原綿の有する捲縮を除去するために
有効であり、加工温度は150〜250℃が適当であ
る。
立毛布帛の立毛密度は3000〜15000本/cm2、立
毛長さは10〜50mmが適している。
次いで合成繊維に対する溶剤、又は分解剤で立
毛表面を処理し、くびれ部分を溶解又は分解させ
て、合成立毛繊維の先端部を複数本に分割する。
合成繊維に対する溶剤、分解剤としては、次の
ような薬品が用いられる。
(1) ポリアミド繊維の場合:硫酸、塩酸、ギ酸、
フエノール、メタクレゾール、ジメチルスルホ
キシド。
(2) ポリエステル繊維の場合:クロロホルム―フ
エノール混合物、o―クロロフエノール、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ソーダ。
(3) ポリアクリロニトリル繊維の場合:ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジメチ
ルアセトアミド、硫酸、マロンニトリル、エチ
レンカーボネート、無水コハク酸。
これら溶剤、分解剤の使用濃度には特に限定は
なく、適用される合成繊維の種類、断面形状、太
さ、所望する分割度合及び細化度合、加熱処理温
度等に応じて適宜選定される。また、ポリエステ
ル繊維に対して分割剤としてアルカリ金属化合物
を使用する場合は、ラウリルジメチルベンジルア
ンモニウムクロライド、セチルジメチルベンジル
アンモニウムクロライドのような第4級アンモニ
ウム塩を添加、併用すると、ポリエステル繊維の
加水分解が促進されるので望ましい。
本発明においては、溶剤に対する溶解速度又は
加水分解剤に対する加水分解速度の異なる2種以
上の合成繊維で立毛繊維を構成してもよい。特に
くびれを持つた横断面形状の合成繊維よりも溶解
速度又は加水分解速度が大きい合成繊維を混在さ
せておくと、溶剤又は加水分解剤で処理した場合
に、この溶解速度又は加水分解速度の大きい方の
合成繊維がより多く溶解又は分解するため短かく
なつて綿毛となり、先端部が分割した長い刺毛と
混在する結果、より天然毛皮に近い立毛布帛が得
られるので好ましい。
本発明の立毛布帛を得るには、1ケ以上のくび
れを有し且つ非くびれ部に1ケ以上の中空部をも
つ横断面形状をもつた合成繊維立毛布帛の立毛表
面に上記の溶剤又は分解剤を液体の形態で適用し
てもよいが、特に溶剤又は分解剤を粘性媒体中に
溶解又は分散させて粘性処理剤として適用する方
法を採用するのが好ましい。この粘性処理剤の粘
度は1000〜15000センチポイズの範囲内にあるこ
とが必要である。粘度が1000センチポイズ未満だ
と処理剤の流動性が高すぎ、立毛表面に付着させ
た処理剤が立毛の根元部にまで流下し、立毛繊維
の先端部から根元部までを処理液が均一に被覆し
てしまい、立毛繊維全体が一様に溶解又は分解し
て先端部を細化分割させることができない。ま
た、15000センチポイズを越えると取扱いが困難
となり、立毛表面へ均一に処理剤を付着させるこ
とがむつかしくなる。特に好ましい範囲は3000〜
8000センチポイズである。
粘性剤の粘度を調整するには、小麦澱粉、米ぬ
か、トラカントゴム、アルギン酸ソーダ、ローカ
ストビーンガム、メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、ナフカクリスタルガム、ポリ
ビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリ
ル酸ソーダ等の天然糊料、半合成糊料、合成糊料
を添加すればよい。
粘性処理剤を立毛布帛の立毛表面に付与する方
法としては、ナイフコーテイング法、グラビヤコ
ーテイング法、フラツトスクリーン法、ロータリ
ースクリーン法等を用いることができる。
立毛表面に付与された粘性処理剤は、その粘性
のために流下が抑制され立毛繊維の先端部に多量
の粘性処理剤が付着し、その結果、当然先端部に
溶剤、分解剤が多量に付着し、先端部が細化分割
されることになる。立毛表面に粘性処理剤を付与
して、立毛表面を上方に向けて放置すれば、粘性
処理剤は立毛繊維先端部から根元部へ流下しし、
先端部ほど粘性処理剤の付着量が多く、根元部へ
いくにつれて付着量が減少する結果、立毛繊維は
根元部から先端部へいくにつれて分割度が進み漸
次テーパー状に細くなつた先細立毛繊維が得られ
る。この場合、立毛繊維をあらかじめ水で湿潤さ
せておき、しかる後、粘性処理剤付与を行なえば
立毛繊維の先端部から根元部の方向への粘性処理
剤付着量勾配が容易に発生しテーパー状の先細分
割繊維を得ることができる。一方、立毛表面を下
方に向けて放置すれば、粘性処理剤は立毛繊維先
端部のみに付着し、根元部へ流下することなく、
余分の処理剤は下方へ落下してしまうから先端部
のみが細化分割された立毛繊維となる。またあら
かじめ粘度および/または溶剤、分解剤濃度の異
なる2種以上の粘性処理剤を調整しておき、これ
らの粘性処理剤を一定の時間をおいて順次立毛表
面に付着させていけば、立毛繊維の長さ方向に沿
つて粘性処理剤の付着量勾配、溶剤、分解剤濃度
勾配を任意にコントロールすることができ立毛繊
維の細化分割度合を容易に制御することができ
る。更に、粘性処理剤が立毛繊維上を流下するの
を停止させたい場合は、処理剤付与後任意の時点
で乾燥させ処理剤中の水分を除去すればよい。
かくして、立毛表面に粘性処理剤を付着させた
立毛布帛をそのまま放置しておいて、立毛繊維を
溶解、分割させ分割先細化してもよいし、更に加
熱処理することによつて溶解、分解作用を促進さ
せてもよい。加熱処理すると処理時間の短縮、工
程連続化が可能となるので工業的に実施するには
好ましい態様である。加熱処理方法としては、次
のような方法をあげることができる。
(1) 乾熱法:130〜200℃の乾熱雰囲気中で30秒〜
20分間加熱する方法。
(2) 蒸熱法:100〜130℃の飽和水蒸気雰囲気中で
5〜40分間加熱する方法。
(3) 過熱蒸熱法:130〜200℃の過熱水蒸気雰囲気
中で5〜30分間加熱する方法。
なかでも、特に(2)蒸熱法が本発明にとつて好適
である。
立毛繊維の溶解、分解が完了したら、常法によ
り水洗、乾燥する。この後必要に応じ、シリコン
化合物による表面加工、ウレタン樹脂、ゴムなど
による裏面加工を施し、合成毛皮とする。
本発明によると、くびれ部分が溶解又は分解さ
れ、毛足の先端が容易に分割され細デニール化す
ると共に、各分割成分の先端が分割され、更に、
各分割成分の少なくとも1成分は、中空繊維であ
るために風合、外観に優れた立毛布帛を得ること
ができる。特に、中空繊維は、光沢に優れ且つ、
非中空繊維に比べて、染着量が同一でも、目で見
た感じが薄くみえるため、非中空繊維と混在する
と濃淡効果が得られ、色合いが一段とすぐれたも
のになる。
かくして得られた立毛布帛は、立毛の先端が細
く分割しており、風合が柔軟で皮膚に接触しても
剛直感がなく、風合、外観共に天然毛皮に類似
し、外衣裏地用として、またその他の毛皮用途に
広く使用することができる。
また、本発明方法によれば、粘性処理剤を用い
るため、液浴が飛散するようなことがなく、連続
処理が可能となり、立毛繊維の分割細化度をコン
トロールするのが容易になるという従来法では達
成することのできなかつた優れた効果を奏しう
る。
以下、実施例により、本発明を更に詳細に説明
する。
実施例 1 35℃オルソクロルフエノール溶液で測定した極
限粘度が0.60のポリオキシエチレングリコール
(分子量600)を5wt%共重合したポリエチレンテ
レフタレートを300℃で溶融し、第2図Cに示す
ノズルを50個有する口金から紡出し、700m/分
で捲取つた。尚、細孔のスリツトwは、0.06mmで
あつた。
この紡糸原糸を合糸して70℃の温水浴で3.8倍
に延伸し単繊維繊度16デニールのトウを得た。
このトウをスタツフイングボツクス型捲縮機に
通し、捲縮を付与した後51mmのステープルフアイ
バーに切断した。得られたステープルフアイバー
の横断面形状は第1図Cに示す形状をしていた。
この原綿(繊度16de、繊維長51mm)と2.0モル%
のナトリウムジ(カルボキシ)ベンゼンスルフオ
ネートを共重合したポリエチレンテレフタレート
ステープルフアイバー(繊度3de、繊維長51mm)
ともそれぞれ30:70の割合で混合し、これをカー
ド機にかけて100ゲレンのスライバーを作成し
た。このスライバーを米国ワイルドマン社製スラ
イバーニツテイング機にて編成した。
この場合、裏糸としてポリエステル100%14/
−紡積糸を用いた。編成チユーブを開裂した後、
アクリル系樹脂でバツクコーテイングして120℃
で加熱し、毛足を固定した。次いで、シアリング
によりパイルを約2cmの長さにカツトした後、
200℃、160℃及び120℃の温度で3回にわたつて
ポリツシヤー加工して立毛繊維のクリンプを除去
した。その後、更にシアリングを行い、立毛の長
さを2cmにそろえた後整毛した。得られた立毛布
帛の立毛密度は6500本/cm2であつた。次いでカ性
ソーダ30%、アルギン酸ソーダ2.5%を含む水性
処理剤(粘度6000センチポイズ)を1.2g/cm2の付
着量となるようにスクリーン法によつて立毛表面
にコーテイングした。その後、乾燥することな
く、蒸熱処理装置内で100℃、20分間のステーミ
ング処理を施し、水洗したのち、分散染料とカチ
オン染料を併用し、常法に従つて、刺毛をベージ
ユに、又綿毛を濃茶に染色した。その後ポリウレ
タンのジメチルフオルムアミド溶液(ポリウレタ
ン濃度15wt%)を裏側から10g/m2の付着量とな
るようにグラビアコーターでコーテイングし、水
中にて凝固処理した。次いで立毛面に、ポリシロ
キサンのエマルジヨン液を、0.2g/m2付与し、乾
燥した。このようにして得られた立毛布帛の立毛
部は、長くて太い刺毛と短かくて細い綿毛とから
なり、刺毛の先端は3本の細い繊維に分割してい
て、且つ各単繊は中空繊維特有の光沢を有してい
た。その手ざわりは柔軟で、外観とともに天然毛
皮に極めて近いものであつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いられる合成立毛繊維の横
断面形状の例を示す図、第2図は第1図の繊維を
得るための口金の形状を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 合成立毛繊維の1部又は全部が1ケ以上のく
    びれ部を持つと共に、非くびれ部において1ケ以
    上の中空部を持つた横断面形状を有し、且つ該合
    成立毛繊維の先端部が前記くびれ部で複数本の分
    割されていることを特徴とする毛皮調立毛布帛。 2 立毛繊維の1部又は全部が1ケ以上のくびれ
    を持つと共に、非くびれ部において1ケ以上の中
    空部を持つた横断面形状を有する合成繊維からな
    る立毛布帛の立毛表面に該合成繊維に対する溶剤
    又は分解剤を含む1000〜15000センチポイズの粘
    性処理剤を付与し、次いで必要に応じて加熱処理
    することによつて、前記くびれ部において立毛繊
    維先端部を複数本に分割することを特徴とする毛
    皮調立布帛の製造方法。
JP12252879A 1979-03-26 1979-09-26 Leather like raised fabric and method Granted JPS5649070A (en)

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