JPS61132468A - 車両に使用されるパワ−・ステアリング - Google Patents

車両に使用されるパワ−・ステアリング

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JPS61132468A
JPS61132468A JP25362884A JP25362884A JPS61132468A JP S61132468 A JPS61132468 A JP S61132468A JP 25362884 A JP25362884 A JP 25362884A JP 25362884 A JP25362884 A JP 25362884A JP S61132468 A JPS61132468 A JP S61132468A
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pressure
steering
valve
control valve
correction
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Fujio Momiyama
冨士男 籾山
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Hino Motors Ltd
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Hino Motors Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • B62D6/02Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to vehicle speed

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野・関連出願 乙の発明(ま、車両に使用されるパワー・ステアリング
の改良に関する。 背景技術 一般に、車両に使用されるパワー・ステアリングハ、オ
イル・ポンプと、フロー”コン1゛ロール・バルブと、
ロントロール・バルブスプールの両側に反力室をそれぞ
れ備えるコントロール・バルブと、パワー・シリンダと
よりなり、そのフロ一・コントロール・バルブが、その
オイル・ポンプから送られる圧油の流量を調整し、さら
に、そのコントロール・バルブが、そのコントロール・
バルブ・スプールの往復摺動に応じて、そのフロー・コ
ン1−ロール・バルブからそのパワー・シリンダに送ら
れる圧油の方向を制御してそのパワー・シリンダを動作
し、適度な反力、すなわち、手応えを得ながら操舵を容
易にするように構成されてきている。 そのようなパワー・ステアリングにおいては、そのコン
トロール・バルブ・スプールの僅かす動きによってもパ
ワー・シリンダが動作され、操舵ニ要求される力が増幅
されるため、そのコントロール゛バルブスプールには、
ステアリング・ホイールの回転に応じて常に適正に往復
摺動されること、すなわち、そのステアリング・ホイー
ルの回転に対して動作遅れが少ないことが要求されてき
ている。 しかし、インテグラル型のパワー・ステアリングを使用
した車両においては、ステアリング・シヤフ)・のスプ
ライン結合部分、ウオーム・シャフトとパワー・ピスト
ンとのボール・スクリュ結合部分、そのパワー・ピスト
ンとセクタ・シャフトとの噛合部分、そのステアリング
・シャフトとそのウオーム・シャフトとの連結部分など
にがたつきを生じ、それらのがたつきが総合されていわ
ゆるステアリング・ホイールの遊びとして現われ、その
ステアリング・ホイールを回転させる際、そのコントロ
ール・バルブ・スプールの往13(i 動において動作
遅れを生じる傾向にあった。 勿論、上述のようながたつきを生じる部分は、そのパワ
ー・ステアリングの使用期間に応じて次第に摩耗し、そ
のがたつきの度合が大きくなり、その結果、ステアリン
グ・ホイールの遊びが大きくなり、ステアリング・ホイ
ールの操作感覚が変化される傾向にあった。 まtこ、そのような動作遅れを生じるパワー・ステアリ
ングにおいては、ステアリング・ホイールの操作速度に
応じて、実際に操舵される車輪軸を適正な速度で操舵す
ることが困難であり、いわゆる、ステアリングにおける
ゲインを一定に保つことが困難であり、さらに、車両の
走行時、外乱によって進路が乱れる傾向にあった。 また、リンケージ型パワー ・ステアリングでは、通常
、ドラック・リンクを介j7てナックル・アームに連結
されるリンク・1ツバ−と、ピッ1〜マン・アームおJ
、びマニュアル・ステアリング・ギア・ボックスを介し
てステアリング・ホイールに連結されるコンベンセーテ
イング・ロッドとの間に配置されてきているので、それ
らの連結部分やそのステアリング・ギヤ・ボックスにお
けるがたつき、所謂、遊びによって動作遅オ]を生じる
傾向にあり、また、使用による摩耗によって、その遊び
が増大され、その結果、その動作遅れが大きくなり、ス
テアリング・4−イールの操作感覚が変化され、ステア
リング・ホイールの操作速度に応して、実際に操舵され
るナックル・アームを適正な速度で操舵することが次第
に困難になり、さらには、車両の走行時、外乱によって
進路が乱れる傾向にある。 発明の目的・課題 この発明の目的・課題は、ステアリングにおける遊びの
増加を補正し、ステアリング・ホイールの切り遅れ、す
なわち、ステアリングの動作遅れを防+I: 1/、操
作感覚の変化を少なくし、また、外乱に」゛る進路の乱
れを自動的に修正し、そのようにして、ステアリングの
静特性、動特性、過渡特性、および安定性を向−Iニし
、ステアリング操作による疲労を軽減し、より安全な走
行を可能にするところの車両に使用されるパワー・ステ
アリングの提供にある。 目的・課題に係る構成上の発明の概要:請求する発明の
内容 上述の目的・課題に関連して、この発明の車両に1吏用
されるパワー・ステアリングは、オイル・ポンプ、フロ
ー・コン1へロール・バルブ、コントロール・バルブ・
スプールの両側に反力室をそれぞれ備えるコン1−ロー
ル・バルブ、およびパワー・シリンダを含んで操舵する
ものにして、補正操舵弁が、そのコントロール・バルブ
・スプールの外側に往復摺動可能に嵌め合わせられ、そ
の反カフ− 室から区画された補正操舵圧力室を両側にそれぞれ形成
し、絞りが、そのフロー・コントロール・バルブのコン
l−ロール・バルブ・ボー1−をそのコントロール・バ
ルブの圧力ポートに連絡する圧油供給通路に配置され、
一対の補正圧力供給通路が、その絞りの上流側のその圧
油供給通路を対応するその補正操舵圧力室に連絡し、か
つ、それぞれに補正圧力絞りを配置し、一対の補正圧力
逃し通路が、その補正圧力絞りの下流側の対応するその
補正圧力供給通路をそのオイル・ポンプの両側にそれぞ
れ連絡し、一対の補正圧力逃し弁が、その補正圧力逃し
通路を接続する箇所において、対応するその補正圧力逃
し通路にそれぞれ配置され、そして、コントロール・ユ
ニットが、操舵量センサ、および車速センサに電気的に
それぞれ接続され、それらセンサからの信号に応じてそ
の補正圧力逃し弁に流れる出力電流を制御し、その補正
圧力逃し弁を開閉する構成になし、その補正圧力逃し弁
を動作(7、その補正圧力逃し通路を開き、圧油がその
補正操舵圧力室からそのオイル・ポンプ=8− の両側に逃されることによって、換言するならば、その
補正操舵圧力室の内圧を減することによって、その補正
操舵弁を動作させ、その際のバルブ動作を確実、かつ、
迅速になし、バルブ振動を阻止し、また、この発明の車
両に使用されるパワー、ステアリングは、上述の構成に
、そのコン1−ロール・バルブ・スプールの両側に形成
された反力室を互いに連絡する反力調整通路、およびそ
の反力調整通路に配置される反力調整弁とを付加して構
成し、コントロール・ユニットが、操舵量センサ、車速
センサおよびそのパワー・シリンダの一対のシリンダ室
の圧力を感知する圧力センサに電気的にそわぞれ接続さ
れ、それらセンサからの信号に応じて、その反力調整弁
および補正圧力逃し弁に流れる出力電流を制御し、その
反力調整弁お」:び補正圧力逃し弁を開閉し、車両が走
行時、外乱、すなわら、横転させる方向の大きな外力を
受ける場合にも、その外力による操舵を修正し、その外
力による進路乱れを自動的に修正する。 具体例の説明 以下、この発明に係る車両に使用されるパワー・ステア
リングの望ましい具体例について、図面を参照して説明
する。 図は、1へラックに適用されたこの発明の車両に使用さ
れるパワー・ステアリングの具体例10を概説的に示し
ている。 このパワー・ステアリング10は、前輪を操舵するため
に、インテグラル型に具体化されたもので、ナックル・
アーム(図示せず)、タイ・ロッド(図示せず)、ピッ
1へマン・アーム(図示せず)、セクタ・シャフト(図
示せず)、セクタ・ギア(図示せず)、リレー・ロッド
(図示せず)、アイドラ・アーム(図示せず)、アイド
ラ・アーム・シャフト(図示せず)、オイル・ポンプ1
]と、フロー・コノトロール・バルブ12と、コントロ
ール・バルブ13と、パワー・シリンダ14と、反力調
整通路15と、反力調整弁16と、補正操舵弁17と、
絞り18と、一対の補正圧力供給通路19.20と、一
対の補正圧力逃し通路21.22と、一対の補正圧力逃
し弁23.24と、コン1.T)−ル・ユニッ1−25
と、ftkliFlitセンサ26と、車速センサ27
と、圧力センサ28とより構成されている。 オイル・ポンプ1]は、その1−ラックに搭載された内
燃機関(図示せず)によって駆動されるもので、そのパ
ワー・シリンダ14の油圧回路において油圧配管31に
配置され、オイ、ト、リザー7(30内の油を吸い上げ
、その内燃機関の回転数にほぼ比例1.、 j=圧油の
吐出量が得られるように構成されている。 勿論、そのオイル・ポンプ11は、既存のパワー・ステ
アリングに使用されるオイル・ポンプと同様に構成され
るので、その説明については、省略する。 フロー・コントロール・バルブ12は、そのパワー・シ
リンダ14の油圧回路において、油圧配管31.32に
配置されている。 そのフロー・コントロール°バルブ12は、そのオイル
・ポンプ11の吐出側に接続されるポンプ・ボート33
、コントロール・バルブ13の圧カボート40側に接続
されるコントロール・バルブ・ポート34、および、そ
のオイル・ポンプ11の両側に接続されるサクション・
ボート35を備えるケーシングと、そのケーシング内に
往復摺動可能に配置されたオイル・リターン・コントロ
ール・スプールとを含む構成で、そのポンプ・ポート3
3側に送られる圧油の流量を調整して、所定の流量をそ
のコントロール・バルブ・ポーI・34側に送り、また
、余剰流量をそのサクション・ポート35からそのオイ
ル・ポンプ11の両側、すなわち、オイル・リザーバ3
0に戻すようにしている。 勿論、そのフロー・コントロール・バルブ12は、既存
のパワー・ステアリングに使用されるフロー・コン)・
ロール・バルブと同様に構成されるため、その構成の詳
細な説明を省略する。 コントロール・バルブ13は、スプール型に構成されて
、そのパワー・シリンダ14に組み込まれ、スプール・
シャツ1.90 、ステアリング・シ〜フト(図示せず
)を介して、ステアリング・ホイール(図示せず)でバ
ルブ操作され、また、そのパワー・シリンダ14の油圧
回路においては、油圧配管、すなわち、圧油供給通路3
1および圧油排出通路32に配置され、その詞イル・ポ
ンプ11から吐出され、フロー・コントロール°バルブ
12で流量調整された圧油をそのパワー・シリンダ14
に供給し、また、そのパワー・シリンダ14で作業した
圧油をそのオイル・ポンプ11の両側、すなわち、リザ
ーバ30に戻す。 そのコントロール・バルブ13は、バルブ・ボディ36
と、そのバルブ・ボディ36のスプール・ボア37に往
復摺動可能に配置されたコントロール・バルブ・スプー
ル39と、そのバルブ・ボディ36において、そのスプ
ール°ボア37を同心円的に広げたスリーブ・ボア38
とを含み、そのコントロール・バルブ・スプール39が
そのスプ・−ル・シャフト90およびステアリング・シ
ャフトを介して、ステアリング・ホイールでそのスプー
ル・ボア37内に往復摺動され、そのパワー・シリンダ
14の一対のシリンダ室63.64に流れる圧油を切り
替え、また、その補正操舵弁17をそのコントロール°
バルブスプール39の外側に往復摺動可能に嵌め合わせ
ながら、そのスリーブ・ボア38に往復摺動可能に配置
されている。 バルブ・ボディ36は、所定の内径および長さを有する
スプール・ボア37を内部に備え、さらに、そのスプー
ル・ボア37を同心円的に広げるように、すなわち、図
に示されているように、そのスプール・ボア37の内径
よりも大きい内径お」:びそのスプール・ボア37の長
さよりも短かい長さを有するスリーブ・ボア38を内部
に備えている。 また、そのバルブ・ボディ36は、一方の側(図におい
て」1方の側)に所定の間隔を置いてそのスリーブ・ボ
ア38に連絡される圧力ポート40および、排出ポーI
・4】をそれぞれ形成し、他方の側(図において下方の
側)にほぼ等間隔で離され、そのスリーブ・ボア38に
連絡される3つのパワー・シリンダ・ポート42.43
.44をそれぞれ形成している。 その圧力ポート40は、圧油供給通路31を介してフロ
ー・コントロール・バルブ12のコン1ヘロール・バル
ブ・ポート34に、その排出ポート4】ば、圧油排出通
路32を介してオイル・リザーバ30に、また、そのパ
ワー・シリンダ・ポー1−42.43.44は、パワー
・シリンダ連通路74.75.76を介してパワー・シ
リンダ14の一対のシリンダ室63.64にそれぞれ接
続される。 さらに、そのバルブ・ボディ36は、そのスプール・ボ
ア37内において、そのコントロール・バルブ・スプー
ル39の両側にそれぞれ形成された反力室45.46を
互いに連絡するのに使用される一対の反カポ−1−47
,48、およびそのコントロール・バルブ・スプール3
9の外周面てそのスプール・ボア37から区画されたそ
のスリーブ・ボア38内において、その補正操舵弁17
Q)両側にそれぞれ形成さねだ補正操舵圧力室49.5
0に圧油を給排する一対の補正操舵圧カポ−1−51,
52を備えている。 コント
【1−ル・バルブ・スプール39は、両端面に開
口されたボア53.54をそれぞれ備え、そのスプール
・ボア37に往復摺動可能に配置され、その」二う(こ
、そのスプール・ボア37に嵌め合わせられた状態で、
そのボア53.54は、そのスプール・ボア37内にお
いて、そのコントロール、バルブ・スプール39の両側
に形成される一対の反力室45.46の容積を大きくす
る。 また、このコンl−ロール・バルブ・スプール39は、
そのスプール・ボア37内に往復摺動する際、自身の摺
動方向に応じて、その反力室45.46の何れか一方に
圧油を供給する一対の反力連通ボー l−55,56を
備えている。 特に、そのコントロール・バルブ・スプール39は、そ
の反力連通ポー1−55.56に関連して、軸方向に所
定の間隔を置いたスプール溝57.58.59を外周に
形成している。 勿論、そのスプール溝58.59には、その反力室45
.46に連通した反力連通ポート55.56が対応して
開口されてあり、その結果、その反力連通ボーl−5!
5.56は、そのコン1ヘロール・バルブ・スプール3
9の動きに伴われたスプール・ボア37内に才3けるそ
のスプールン1158.59の位置によって、パワー・
シリンダ・ホード43.44をその反力室45.46に
連絡し、また、そのスプール溝571よ、圧力ポート4
0をパワー・シリンダ・ポーl−42に連絡する。 また、そのコントロール・バルブ・スプール39は、ス
テアリング操作に応動して、そのスプール・ボア37内
に往復摺動されるように、そのバルブ・ボディ36を貫
通してそのスプール・ボア37内に伸長されたスプール
・シャフト90の先端にスプールのほぼ中央を連結して
いる。勿論、そのスプール・シャフト90は、後端をス
テアリング・シャフト(図示せず)側に連結している。 パワー・シリンダ14は、そのコントロール・バルブ]
3のバルブ・ボディ36に一体的に形成され、そのコン
)・ロール・バルブ13のパワー・シリンダ・ポート4
2.43.44に接続されtこシリンダ・ボア61を備
えるパワー・シリンダ・ボディと、そのパワー・シリン
ダ・ボート42.43、および44に対応して接続され
た一対のシリンダ室63.64をそのシリンダ・ボア6
1内に形成するように、そのシリンダ・ボア61内に往
復摺動可能に配置され、セクタ・ギア(図示せず)に噛
み合わせられたパワー・ピストン62とより構成されて
いる。 また、このパワー・シリンダ14は、シリンダ室63と
そのコントロール・バルブ13のパワー・シリンダ・ボ
ート42.44とを連絡する連通路65.66および、
シリンダ室64とそのコントロール・バルブ13のパワ
ー・シリンダ・ボート43とを連絡する連通路67を備
えている。 そのように構成されたパワー・シリンダ14では、パワ
ー・ピストン62の動きが、セクタ・ギアから前述の機
構を経て、前輪に伝達され、そのようにして、このパワ
ー・シリンダ14は前輪を操舵する。 反力調整通#!15ば、一端を反カポ−■・47に、他
端を反力ポート48にそれぞれ接続し、それら反力室4
5.46を互いに連絡し、そのコントロール・バルブ1
3におけるコントロール・バルブ・スプール39の動き
に応じて、反力室45.46の間に圧油の移動を可能に
する。 反力調整弁16は、その反力調整通路15に配置され、
反力室45.46間に流れる圧油呈を調整し、それら反
力室45.46内の圧力を調整する。 その反力調整弁16は、スプール・チャンバ(図示せず
)、および、そのスプール・チャンバに連絡された一対
のポー1−70.71を備えるバルブ・ボディ68と、
そのスプール・チャンバ内に往復摺動可能に配置され、
その往復摺動に応じてそのスプール・チャンバ内の通路
断面積を変えるスプールとより構成されている。 従って、そのスプールの往復摺動に応じて、そのボー1
〜70.71間を流れる圧油の流量が調整され、換言す
るならば、そのコントロール・バルブ13の反力室45
.46内の圧力の調整がなされる。 勿論、その反力調整弁16は、その一対のボート70.
71間を流れる圧油の流量を調整し得るものであれば、
形態は任意であり、例えば、ロータリ型に構成すること
も可能である。 その反力調整弁16は、反力調整用アクチュエータ69
によって開閉される。すなわち、そのアクチュエータ6
9は、サーボモータで、その反力調整弁16のスプール
を往復摺動させ、そのスプール・チャンバ内の通路断■
■1積を変えるように、そのスプールに連結されている
。 勿論、そのアクチュエータ69は、後述するコント四−
ル・ユニット25に電気的に接続され、そのコントロー
ル・ユニット25からのtla 気(i 号に応じてそ
のスプールを往復摺動させるものであれば、その形態は
任意であり、例えば、ステッピング・モータや電磁コイ
ルをそのアクチュエータ25として使用することも可能
である。 補正操舵弁17は、スライド・スリーブに形成され、そ
のコントロール・バルブ・スプール39の外周面でスプ
ール・ボア37から区画されたそのスリーブ・ボア38
内において、そのスリーブ・ボア380両側に補正操舵
圧力室49.50を形成するように、そのコントロール
・バルブ・スプール39の外側に往復摺動可能に嵌め合
オ〕せられながら、そのバルブ・ボディ36のスリーブ
・ボア38に往復摺動可能に配置されている。 そのスライド・スリーブ17は、そのバルブ・ボディ3
6の圧カボート401排出ボート41および、パワー・
シリンダ・ボート42.43.44にそれぞれ対応する
ように、圧力連通ボート72、排出連通ボート73、お
よび、パワー・シリンダ連通ボート74.75.76を
それぞれ備えている。 従って、そのスライド・スリーブ17が中立位置に保持
された状態で、そのコントロール・バルブ・スプール3
9が伺れか一方に摺動されれば、それら連通ボート72
.73.74.75.76お」:びそのコントロール・
バルブ・スプール39のスプール溝57.58.59を
介して、圧カポ−l−40および排出ボート41がパワ
ー・シリンダ・ボー1−42.43.44に切り替え接
続されることは勿論のこと、そのコントロール・バルブ
・スプール39が中立位置に保持されtコ状態で、その
スライド・スリーブ17が何れか一方に摺動されれば、
上述の場合と実質的に同様に、それら連通ポート72.
73.74.75.76およびそのコントロール・バル
ブ・スプー□ル39のスプール溝57.58.59を介
して、その圧力ボート40および排出ポート41がその
パワー・シリンダ・ボー1−42.43.44に切り替
え接続される。 また、その補正操舵弁17はその補正操舵圧力室49.
50にそれぞれ配置されたセンターリング・スプリング
77.78によって、そのスリーブ・ボア38内で中立
位置に復帰可能にされている。 さらに、その補正操舵圧力室49.50には、前述され
たように、それぞれに開口された補正操舵圧力ポート5
1.52が備えられ、その補正操舵圧力室49.50に
圧油の供給および排出を可能にしている。 絞り18は、固定絞りで、前述のフロー・コントロール
・バルブ12のコントロール・バルブ・ボー1−34と
コントロール・バルブ13の圧力ポート40とを連絡す
る圧油供給通路31に配置されている。 また、その絞り18は、後述する補正圧力供給通路19
.20を経て補正操舵圧力室49.50に比較的に高い
圧力の圧油を導き入れるように、構成されるものであれ
ば、その形態は任意てあり、例えば、オリフィス板、ベ
ンチュリ管などの使用が可能である。 一対の補正圧力供給通路19.20は、その絞り18の
」1流側のその圧油供給通路31を対応するその補正操
舵圧力室49.50にそれぞれ連絡している。 そのように、その補正圧力供給通路19.20は、その
絞り18の上流側において、その圧油供給通路3】に接
続され、その補正操舵弁17をそのスリーブ・ボア38
内に往復摺動させるのに、−23〜 充分に高い圧力の圧油をその補正操舵圧力室49.50
に導入可能にしている。 また、その補正圧力供給通路19.20はそれぞれ補正
圧力絞り79.80を配置し、圧油が後述する補正圧力
逃し通路21.22を経てその補正操舵圧力室49.5
0からリザーバ30に逃れ易くしている。 一対の補正圧力逃し通路21.22は、その補正圧力絞
り79.80の下流側の対応するその補正圧力供給通路
19.20を圧油排出通路32にそれぞれ接続して、次
に述べられる補正圧力逃し弁23.24が開かれたとき
、補正操舵圧力室49.50からリザーバ30に圧油を
逃がすようにしている。 一対の補正圧力逃し弁23.24は、針弁型電磁弁で、
その補正圧力絞り79.80の下流側であるところのそ
の補正圧力逃し通路21.22を接続する箇所において
、対応する補正圧力供給通路19.20にそれぞれ配置
され、後に詳述されるコントロール・ユニット25から
の出力電流によって駆動さね、その補正操舵圧力室49
.50からリザーバ30に逃がす圧油の皿を制御する。 また、その補正圧力逃し弁23.24は、その補正操舵
圧力室49.50の圧油がリザーバ30に瞬間的に逃が
されるので、対応する補正圧力逃し通路21.22に配
置することも可能である。 さらに、その補正圧力逃し弁23.24はボール型電磁
弁を使用する乙とも可能である。 コントロール・ユニット25は、操舵量センサ26、こ
のパワー・シリンダ14の一対のシリンダ室63.64
の圧力を感知する圧力センサ28、および車速センサ2
7に入力側をそれぞれ電気的に接!し、まtこ、反力調
整弁16のサーボ・モータ69および補正圧力逃し弁2
3.24の電磁コイル83.84に出力側をそれぞれ電
気的に接続し、それらセンサ26.27.28からの信
号に応じて、その号−ボ・モータ69および電磁コイル
83.84への出力信号、すなわち、出力電流を制御す
るもので、主として、入力および出力回路、記憶回路、
演算回路、制御回路および電源回路により構成されてい
る。 また、そのコン1−ロール・ユニット25は、予め決定
された操舵パターンを記憶し、それらセンサ26.27
.28からの信号を入力し、その操舵パターンに基づい
て、そのサーボ・モータ69および電磁コイル83.8
4に出力信号を送り、また、それらセンサ26.27.
28からの信号を一度、入力し、例えば、ステアリング
・ホイールに遊びが発生している場合には、その遊びが
電気信号とし−Cその操舵量センサ26によって与えら
れるので、その遊びを記憶し、その遊びを考慮した上で
、次のステアリング操作を予測して、その補正圧力逃し
弁23.34の電磁コイル83.84に出力信号を送り
、その遊びを少なくするようにしている。 操舵量センサ26は、そのステアリング・ホイール、す
なわち、ステアリング・シャフトの回転方向、回転速度
および回転角度を検出するもので、所定の位置において
、そのステアリング・シャツI・に配置されている。 圧力センサ28tよ、一対のポート85.86を備える
ケーシング内にポペット(図示せず)を往復摺動可能に
内蔵し、その一対のポー1−85.86に加えられる圧
力に応じて電気的な出力信号を送るように構成されてい
る。 その圧カレンサ28のポーl〜85は、連通路87を介
し−Cそのパワー・シリンダ14の一方のシリンダ室6
4とそのコントロール・バルブ13のノ(ワー・シリン
ダ・ポート43とを連結する連通路67に、まt−1そ
の圧力センサ28のポート86は、連通路65を介して
そのパワー・シリンダ14)他方のシリンダ室63とそ
のコントロール・ノ<ルブ13のパワー・シリンダ・ポ
ート42とを連結する連通路65にそれぞれ接続されて
いる。 従って、その圧力センサ28は、そのパワー・シリンダ
14の一対のシリンダ室63.64の圧力差を感知し、
その圧力差に応じた出力信号をそのコントロール・ユニ
ット25に送るように構成されている。 車速センサ27は、そのトラックの走行速度を検出する
もので、そのトラックに搭載されたトランスミッション
の出力軸に配置されている。 上述されたその操舵量センサ26、圧力センサ28、車
速センサ27は、勿論、そのコントロール・ユニット2
5の入力回路にそれぞれ電気的に接続され、また、その
コントロール・ユニット25の出力回路は、反力調整弁
16のサーボ・モータ69お」′び補正圧力逃し弁23
.24の電磁コイル83.84にそれぞれ電気的に接続
されている。 従って、それら反力調整弁16および補正圧力逃し弁2
3.24は、その操舵量センサ26、圧力センサ28、
および車速センサ27からの信号に応じて、そのコント
ロール・ユニット25によって開閉される。 次に、上述のパワー・ステアリング10によるl・ラッ
クの走行、すなわち、そのトラックの走行の際、そのト
ラックの前輪の操舵について述べるに、コントロール・
ユニット25は、操舵量センサ26、圧力センサ28、
および車速センサ27からのそれぞれの信号を常に入力
し、反力調整弁16のサーボ・モータ69および補正圧
力逃し弁23.24の電磁コイル83.84にそれぞれ
出力信号を与え、ステアリング・ホイールの操作に適応
可能な態勢にある。 今、ステアリング・ホイールに遊びが生じているならば
、そのコントロール・ユニット25は、操舵量センサ2
6、圧力センサ28からの入力信号に基づいて、演算し
、補正圧力逃し弁23.24の電磁コイル83.84へ
の出力信号、すなわち、出力電流を変え、その補正圧力
逃し弁23.24を駆動し、その補正操舵圧力室49.
50の一方からリザーバ30に圧油を逃がし、同時的に
、その絞り18の上流側におけるその圧油供給通路31
からその補正操舵圧力室49.50の他方に圧油を供給
し、その遊びを回避させる。 すなわち、そのパワー・ステアリング10において、ス
テアリング・ホイールとコントロール・バルブ13のコ
ントロール・バルブ°スプール39とを連結する操作力
伝達系統、例えば、ステアリング・シャフトのスプライ
ン結合部分にがたつきを生じ、いわゆる、ステアリング
・ホイールの遊びが大きい場合、そのステアリング・ホ
イールを回転させても、その遊びの範囲内においてその
コンl−o−ル・バルブ・スプール39ば摺動されず、
パワー・シリンダ14の一対のシリンダ室63.64の
圧力は実質的に等しい状態にされている。 そのような状態で、ステアリング・ホイールが回転すれ
ると、そのコンニーロール・ユニット25は、その圧力
センサ28からの出力信号はもとより、操舵量センサ2
6からの出力信号を入力し、その補正圧力逃し弁23.
24の電磁コイル83.84に流れる出力電流を変える
。 そのように、電磁コイル83.84に流れる電流が変え
られる結果、その補正圧力逃し弁23.24の一方にお
いて、ニードル81が電磁コイル83によって駆動され
、その補正圧力逃し通路21を開き、まtこ、その補正
圧力逃し弁23.24の他方において、ニードル82が
その補正圧力逃し通路22を閉じた状態にあり、圧油は
、その補正操舵圧力室49からリザーバ30に排出され
、同時に、圧油は、その圧油供給通路3]のその絞り1
8の上流側からその補正操舵圧力室50に供給され、そ
の補正操舵弁17がスリーブ・ボア38内に迅速に摺動
され、しかも、その補正操舵圧力室49の内圧を減する
ことによって、その補正操舵弁17にはバルブ振動が阻
止されて、その補正操舵弁17は所定の位置に素早く落
ち着く。 勿論、その補正圧力逃し弁23.24や、圧油の量はそ
の操舵量センサ26からの信号、換言するならば、ステ
アリング・シャフトの回転速度、回転方向、および回転
角度に応じて決定される。 例えば、そのステアリング・ホイールが右回りに回転さ
れ、ステアリング・シャフトのスプライン結合部分に遊
びが生じているならば、先ず、そのコントロール・ユニ
ッl−257り<その操舵量センサ26からの信号を入
力し、その補正圧力逃し弁23.24の電磁コイル83
.84に流れる電流を変える。 すなわち、補正圧力逃し弁23では、ニードル81が電
磁コイル83によって駆動され、補正圧力逃し通路21
が開かれ、その際の補正圧力逃し弁24では、ニードル
82が補正圧力逃し通路22を閉じているので、その補
正操舵圧力室49の圧油はリザーバ30に逃がされ、同
時に圧油供給通路31の絞り18の上流側の圧油は補正
操舵圧力室50に供給され、補正操舵弁17は、図の右
方向に、スリーブ・ボア38内に迅速に摺動する。 そのように、その補正操舵弁17が図において、右方向
に所定の量だけ摺動されると、そのコントロール・バル
ブ13の圧力ボート40は、その補正操舵弁17の圧力
連通ボート74およびコントロール・バルブ・スプール
39のスプール溝57によって、パワー・シリンダ・ホ
ー1−42に連絡され、その結果、オイル・ポンプ11
からフロー・コン1−ロール・バルブ12を経由して送
られる圧油がパワー・シリンダ14の右側のシリンダ室
63に送られ、そのパワー・シリンダ14が動作される
。 従って、そのパワー・ステアリング10において、ステ
アリング・ホイールとそのコントロール・バルブ13の
コントロール・バルブ・スプール39とを連結する操作
力伝達系統、例えば、ステアリング・シャフトのスプラ
イン結合部分にがたつきを生じ、いわゆる、ステアリン
グ・ホイールの遊びが大きい場合にも、そのステアリン
グ・ホイールが回転されれば、その遊びの範囲内におい
ても、パワー・、シリンダ14が適正に動作し、操舵さ
れる。 勿論、そのような動作を可能にするtこめに、そのコン
トロール・ユニット25は、その操舵量センサ26およ
び圧力センサ28からのそれぞれの信号を入力し、その
補正圧力逃し弁23、24の電磁コイル83、84に出
力信号を送っているが、そのコン)−ロール・ユニット
25ば、それらセンサ26、28からのそれぞれの信号
の関係が実質的に一定に維持されるように、その補正圧
力逃し弁23、24の電磁コイル83、84に出力信号
を送っている。その結果、そのコントロール・ユニッ)
・25の制御下でのその補正圧力逃し弁23、24の駆
動により、ステアリング・ホイールの操舵量とパワー・
シリンダ14内の圧力との関係が所定の関係に保たれ、
その遊びの増加が回避される。 サラに、このコントロール・ユニット25は、一度、そ
の遊びを記憶すると、その遊びを考慮した上で、次の操
舵の遊びを予測して、その補正圧力逃し弁23.24へ
の出力電流を変え、そのような動作を繰り返し、その遊
びの増加を事前に回避するよう動作する。 また、そのステアリング・ホイールが上述と逆方向に回
転されるならば、−L述と;よ、実質的に逆の動作が行
われ、その補正操舵弁17が図において、左側に摺動さ
れ、それに伴って、そのパワー・シリンダ14は、パワ
ー・ピストン62が図において、右側に摺動されるとこ
ろの縮み動作を行い、前述とは、逆方向に前輪を操舵す
る。 次には、そのステアリング・ホイールが操作される際、
前輪に切り遅れが生している場合、そのコントロール・
ユニット25はその操舵量センサ26で検出されたその
ステアリング・ホイールの操作速度を入力し、記憶され
た操舵パターンと比較演算し、出力信号としての出力電
流をその補正圧力逃し弁23.24の電磁コイル83.
84に流ず。 すなわち、前述の遊びの場合と同様に、補正圧力逃し弁
23.24によって、圧油が、補正操舵圧力室49.5
0の何れか一方からリザーバ30に逃がされ、同時に、
圧油がその圧油供給通路31の絞り18の上流側からそ
の補正操舵圧力室49.50の何れか他方に供給され、
補正操舵弁17は、図において左右の何れかに摺動され
、その補正操舵弁17の動きに伴われてパワー・シリン
ダ14が駆動される。 その際、そのコンl−ロール・ユニット25は、その切
り遅れの度合を記憶し、その切り遅れを考慮しtコ上で
、次の操舵の切り遅れを予測し、その切り遅れが少なく
なるように、その操舵量センサ26で検出された入力信
号に基づいて比較演算された出力信号をその電磁コイル
83.84に送り、その補正圧力逃し弁23.24を切
り替え動作させる。 その結果、そのステアリング・ホイールの操作に対する
その前輪の切り遅れが防止され、すなわち、ステアリン
グにおけるゲインが実質的に一定にされ、しかも、共振
点が高周波側に移され、その切り遅れに関するそのステ
アリング・ホイールの操作感覚の変化が防止される。 次に、そのトラックが走行時、外乱、すなわち横転させ
る方向の大きな外力がそのトラックに作用し、そのよう
に横加速度が発生されているならば、その外乱、すなわ
ち、横方向外力によって、前輪が操舵され、その結果、
そのパワー・シリンダ14のシリンダ室63.64間に
は、圧力差が生じる。 すなわち、そのステアリング・ホイールが操作されてい
ない状態て、大きな横加速度が発生し、また、そのシリ
ンダ室63.64間に圧力差が生じると、そのコントロ
ール・ユニット24は、その操舵量センサ26、および
圧力センサ28からの信号に基づいて比較演算し、出力
信号としての出力電流をその補正圧力逃し弁23.24
の電磁コイル83.84に流す。 そのように出力電流がその電磁コイル83.84流れる
と、換言するならば、その電磁コイル83.84に流れ
る出力電流が変えられると、その補正圧力逃し弁23.
24において、ニードル81.82の一方が駆動され、
その補正圧力逃し通路21.22の一方が開かれ、圧油
が補正操舵圧力室49.50の一方からリザーバ30に
逃がされ、その際はまたそのニードル81.82の他方
がその補正圧力逃し通路21.22の他方を閉じた状態
にあるので、圧油が圧油供給通路31の絞り18の上流
側からその補正操舵圧力室49.50の他方に流れ、そ
の結果、その補正操舵弁17は、スリーブ・ボア38内
に摺動され、それに伴って、そのパワー・シリンダ14
は駆動され、その外乱によるその前輪の操舵は修正され
る。 また、そのパワー・ステアリング10において、操舵さ
れる際の反力は、反力調整弁16によってなされる。 すなわち、その1−ラックが低速走行している場合、そ
のコントロール・ユニッ1−25+;を車mセンサ27
からの信号に応じて、反力調整用アクチュエータ69に
出力信号を送り、その反力調整弁16の絞り量を少なく
する。 従って、その反力調整弁16における圧力降下が少なく
なり、その反力室45.46内の圧油は、そのコントロ
ール・バルブ・スプール39の摺動に対して大きく抵抗
することなく、小さな操作力をもって操舵がなされる。 また、そのトラックが高速走行している場合、上述の場
合と逆に、その反力調整弁16の絞り量が多くなる。 従って、その反力調整弁16における圧力降下が大きく
なり、その反力室45.46内の圧油は、そのコントロ
ール・バルブ・スプール39の摺動に対して大きな抵抗
となり、操舵に比較的大きな操作力が要求される。 上述の具体例10における圧力センサ28は、そのパワ
ー・シリンダ14の一対のシリンダ室63.64の圧力
を感知するように1個のセンサとして構成され、それら
シリンダ室63.64に接続されるものとして説明した
が、そのシリンダ室63.64のそれぞれのために独立
して構成し、2個の圧力センサをそれぞれのシリンダ室
63.64に接続することも可能である。 発明の利便・利益 上述よりして、既に提案され、使用されてきているとこ
ろの反力が油圧でなす車両に使用されるパワー・ステア
リングに比較していえば、この発明の車両に使用される
パワー・ステアリングは、先−Q’ 、?lfl 正操
舵弁がコンl−ロール・バルブのコントロール・バルブ
・スプールの外側に往復摺動可能に嵌め合わせられ、そ
のコントロール・バルブの反力室から区画された補正操
舵圧力室をスリーブ・ボアの両側にそれぞれ形成し、絞
りが、フロー°コントロール・バルブのコントロール・
バルブ・ポートをそのコントロール・バルブの圧カホー
トに連絡する圧油供給通路に配置され、一対の補正圧力
供給通路が、その絞りの上流側のその圧油供給通路を対
応するその補正操舵圧力室に連絡し、かつ、それぞれに
補正圧力絞りを配置し、一対の補正圧力逃し通路が、そ
の補正圧力絞りの下流側の対応するその補助圧力供給通
路をオイル・ポンプの吸い込み側にそねぞれ連絡し、一
対の補正圧力逃し弁がその補正圧力逃し通路を接続する
箇所において、対応するその補正圧力逃し通路にそれぞ
れ配置され、そして、コントロール・ユニットが、操舵
量センサ、および車速センサに電気的にそれぞれ接続さ
れ、それらセンサがらの信号に応じて、その補正圧力逃
し弁に流れる出力電流を制御し、その補正圧力逃し弁を
開閉する構成を備えるので、この発明の車両に使用され
るパワー・ステアリングでは、ステアリングにおける遊
びの増加が補正され、ステアリングの切り遅れ、すなわ
ち、ステアリングの動作遅れが防止され、その切り遅れ
に関する操作感覚の変化が少なくなり、特に、そのコン
トロール・ユニットにょって、その補正圧力逃し弁が動
作され、圧油がその動作された補正圧力逃し弁に関連し
た補正操舵圧力室がらオイル・ポンプの吸い込み側に逃
がされ、その補正操舵弁が動作されるので、換言するな
らば、その補正操舵弁がその補正操舵圧力室の内圧を減
する、所謂、減圧型で動作されるので、その補正操舵弁
には、バルブ振動が防止され、その補正操舵弁が所定の
位置に正確に、しかも素早く落ち着かせられ、それに伴
って、ステアリングの周波数特性が向上され、すなわち
、ステアリングの共振点が実質的に高周波側に移され、
そのようにして、ステアリングの静特性、動特性、過渡
特性および安定性が向上され、ドライバーにとって、操
舵による疲労が軽減され、より安全な走行が可能になす
、また、そのコントロール・バルブ・スプールの両側に
形成された反力室を互いに連絡する反力調整通路および
、その反力調整通路に配置される反力調整弁を付加し、
そのコントロール・ユニットが操舵量センサ、車速セン
サ、およびそのパワー・シリンダの一対のシリンダ室の
圧力を感知する圧力センサに電気的にそれぞれ接続され
、それらセンサからの信号に応じて、その反力調整弁お
よび補正圧力逃し弁を開閉するこの発明の車両に使用さ
れるパワー・ステアリングでは、車両の走行時、外乱、
すなわち、横転させる方向の大きな外力によって切られ
る舵が修正され、その外乱による進路の乱れが自動的に
修正され、極めて実用的で、特に自動車にとって、非常
に有用になることである。 発明と具体例との関係 先のように、図面を参照しながら説明されたこの発明の
具体例からして、その発明の属する技術の分野における
通常の知識を有する者にとって、種々の設計的修正や変
更は容易に行われる乙とであり、さらには、この発明の
内容が、その発明と本質的に同一の課題を充足し、その
発明と同一の効果を達成ずろところのその発明と本質的
に同一の態様に容易に置き換えられるてしよう。
【図面の簡単な説明】
図は、インテグラル型として具体化され、トラックに適
用されたこの発明の車両に使用されるパワー・ステアリ
ングの具体例を示す概説図である。 10・パワー・ステアリング、11 ・オイル、ポンプ
、12・・フロー・コントロール・バルブ、13 コン
トロール・バルブ、14 ・パワー・シリンダ、15・
・・反力調整通路、16・ 反力調整弁、17 補正操
舵弁、18 絞り、19.20・一対の補正圧力供給通
路、21.22・・・一対の補正圧力逃し通路、23.
24・・・一対の補正圧力逃し弁、25・・コントロー
ル・ユニッ1..26・・・操舵量センサ、27・・車
速センサ、28 ・圧力センサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)オイル・ポンプ、フロー・コントロール・バルブ
    、コントロール・バルブ、スプールの両側に反力室をそ
    れぞれ備えるコントロール・バルブおよびパワー・シリ
    ンダを含んで操舵するものにおいて、 補正操舵弁が、そのコントロール・バルブ・スプールの
    外側に往復摺動可能に嵌め合わせられ、その反力室から
    区画された補正操舵圧力室を両側にそれぞれ形成し、 絞りが、そのフロー・コントロール・バルブのコントロ
    ール・バルブ・ポートをそのコントロール・バルブの圧
    力ポートに連絡する圧油供給通路に配置され、 一対の補正圧力供給通路が、その絞りの上流側のその圧
    油供給通路を対応するその補正操作圧力室に連絡し、か
    つ、それぞれに補正圧力絞りを配置し、 一対の補正圧力逃し通路が、その補正圧力絞りの下流側
    の対応するその補正圧力供給通路をそのオイル・ポンプ
    の吸込み側にそれぞれ連絡し、一対の補正圧力逃し弁が
    、その補正圧力逃し通路を接続する箇所において、対応
    するその補正圧力逃し通路にそれぞれ配置され、そして
    、 コントロール・ユニットが、操舵量センサおよび車速セ
    ンサに電気的にそれぞれ接続され、それらセンサからの
    信号に応じて、その補正圧力逃し弁に流れる出力電流を
    制御し、その補正圧力逃し弁を開閉する。 ことを特徴とする車両に使用されるパワー・ステアリン
    グ。
  2. (2)オイル・ポンプ、フロー・コントロール・バルブ
    、コントロール・バルブ・スプールの両側に反力室をそ
    れぞれ備えるコントロール・バルブ、およびパワー・シ
    リンダを含んで操舵するものにおいて、 反力調整通路が、そのコントロール・バルブ・スプール
    の両側に形成された反力室を互いに連絡し、 反力調整弁がその反力調整通路に配置され、補正操舵弁
    が、そのコントロール・バルブ・スプールの外側に往復
    摺動可能に嵌め合わせられ、その反力室から区画された
    補正操舵圧力室を両側にそれぞれ形成し、 絞りが、そのフロー・コントロール・バルブのコントロ
    ール・バルブ・ポートをそのコントロール・バルブの圧
    力ポートに連絡する圧油供給通路に配置され、 一対の補正圧力供給通路が、その絞りの上流側のその圧
    油供給通路を対応するその補正操舵圧力室に連絡し、か
    つ、それぞれに補正圧力絞りを配置し、 一対の補正圧力逃し通路が、その補正圧力絞りの下流側
    の対応するその補正圧力供給通路をそのオイル・ポンプ
    の吸込み側にそれぞれ連絡し、一対の補正圧力逃し弁が
    、その補正圧力逃し通路を接続する箇所において、対応
    するその補正圧力逃し通路にそれぞれ配置され、そして
    、 コントロール・ユニットが、操舵量センサ、車速センサ
    およびそのパワー・シリンダの一対のシリンダ室の圧力
    を感知する圧力センサに電気的にそれぞれ接続され、そ
    れらセンサからの信号に応じて、その反力調整弁および
    補正圧力逃し弁に流れる出力電流を制御し、その反力調
    整弁および補正圧力逃し弁を開閉する ことを特徴とする車両に使用されるパワー・ステアリン
    グ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4940103A (en) * 1987-10-14 1990-07-10 Hino Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha (Hino Motors, Ltd.) Power steering system for use in motor vehicle
JPH0516500U (ja) * 1991-08-09 1993-03-02 富士通テン株式会社 車載用機器の取付構造

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