JPS61131413A - 半導体薄膜の形成方法 - Google Patents
半導体薄膜の形成方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は半導体薄膜の形成方法に関するものであって、
多結晶シリコン膜をガラス基板上に形成するのに適用し
て最適なものである。
多結晶シリコン膜をガラス基板上に形成するのに適用し
て最適なものである。
従来の技術
従来、多結晶シリコン膜を形成するためには、LPCV
[1法またはAPCVD法が用いられているが、これら
のCVD法では通常600℃以上の高温で膜形成を行う
ため、低融点のガラス基板上に多結晶シリコン膜を形成
するのは困難であった。
[1法またはAPCVD法が用いられているが、これら
のCVD法では通常600℃以上の高温で膜形成を行う
ため、低融点のガラス基板上に多結晶シリコン膜を形成
するのは困難であった。
またCVD法により形成される多結晶シリコン膜は、膜
厚が1000人程度以下である−と結晶粒の粒径が小さ
くしかもトラップ密度が大きいために一般に電子移動度
μやライフタイムでか小さいのみならず、電気伝導度σ
は室温付近においてσ≠a6 exp(−Ha /kT
) (Ha :活性化エネルギー)であって活性化型伝
導を示さず、 σ−σ。ex四(−へT情/4) で表されるいわゆる広範囲ホッピング(variabl
erange hopping)則に従うので、電気的
特性が良好でないという欠点がある。・ 一方、上述とは異なる多結晶シリコン膜の形成方法とし
て、まず蒸着等により基板上にアモルファスシリコン膜
を形成し、次いでこのアモルファスシリコン膜をレーザ
ービーム照射等によってアニールすることにより結晶粒
を成長させる方法が知られている。しかしながら、この
方法で得られる多結晶シリコン膜は、この多結晶シリコ
ン膜を用いて例えば薄膜トランジスタ(TPT)を作製
した場合にはリーク電流が大きいなどの問題があって電
気的特性が良好でないのみならず、基板上に大面積の多
結晶シリコン膜を均一に形成することは困難である。
なおTPTに関する先行文献としては、日本応用物理学
会第45回学術講演会予稿集、14p−A−4〜14
p −A −6(1984)が挙げられる。
厚が1000人程度以下である−と結晶粒の粒径が小さ
くしかもトラップ密度が大きいために一般に電子移動度
μやライフタイムでか小さいのみならず、電気伝導度σ
は室温付近においてσ≠a6 exp(−Ha /kT
) (Ha :活性化エネルギー)であって活性化型伝
導を示さず、 σ−σ。ex四(−へT情/4) で表されるいわゆる広範囲ホッピング(variabl
erange hopping)則に従うので、電気的
特性が良好でないという欠点がある。・ 一方、上述とは異なる多結晶シリコン膜の形成方法とし
て、まず蒸着等により基板上にアモルファスシリコン膜
を形成し、次いでこのアモルファスシリコン膜をレーザ
ービーム照射等によってアニールすることにより結晶粒
を成長させる方法が知られている。しかしながら、この
方法で得られる多結晶シリコン膜は、この多結晶シリコ
ン膜を用いて例えば薄膜トランジスタ(TPT)を作製
した場合にはリーク電流が大きいなどの問題があって電
気的特性が良好でないのみならず、基板上に大面積の多
結晶シリコン膜を均一に形成することは困難である。
なおTPTに関する先行文献としては、日本応用物理学
会第45回学術講演会予稿集、14p−A−4〜14
p −A −6(1984)が挙げられる。
発明が解決しようとする問題点
本発明は、上述の問題にかんがみ、従来の多結晶シリコ
ン膜等の半導体薄膜の形成方法が有する上述のような欠
点を是正した半導体薄膜の形成方法を提供することを目
的とする。
ン膜等の半導体薄膜の形成方法が有する上述のような欠
点を是正した半導体薄膜の形成方法を提供することを目
的とする。
問題点を解決するための手段
本発明に係る半導体薄膜の形成方法は、水素を含む半導
体薄膜(例えば水素化アモルファスシリコン膜3)を所
定の基板(例えばガラス基板l)上に形成する工程と、
電気的に不活性なイオン(例えばSi” )を上記半導
体薄膜にイオン注入することによりこの半導体薄膜を非
晶質化する工程と、熱処理を行うことにより上記非晶質
化された上記半導体薄膜を固相成長させる工程とをそれ
ぞれ具備している。
体薄膜(例えば水素化アモルファスシリコン膜3)を所
定の基板(例えばガラス基板l)上に形成する工程と、
電気的に不活性なイオン(例えばSi” )を上記半導
体薄膜にイオン注入することによりこの半導体薄膜を非
晶質化する工程と、熱処理を行うことにより上記非晶質
化された上記半導体薄膜を固相成長させる工程とをそれ
ぞれ具備している。
実施例
以下本発明に係る半導体薄膜°の形成方法を多結晶シリ
コンTPTの製造に適用した一実施例を図面に基づいて
説明する。
コンTPTの製造に適用した一実施例を図面に基づいて
説明する。
第1A図に示すように、まずテンパックス、パイレック
ス、NA−40(いずれも商品名)等の低融点のガラス
基板l上に5i(h膜2を被着形成し、次いでこのSi
O□膜2上に例えばArガスで希釈された5iHaガス
(SiH4濃度は10%)と13.56MIIzの高周
波電圧とを用いたグロー放電分解法により基板温度18
0℃で例えば膜厚が800人の水素化アモルファスシリ
コン膜3を被着形成する。
ス、NA−40(いずれも商品名)等の低融点のガラス
基板l上に5i(h膜2を被着形成し、次いでこのSi
O□膜2上に例えばArガスで希釈された5iHaガス
(SiH4濃度は10%)と13.56MIIzの高周
波電圧とを用いたグロー放電分解法により基板温度18
0℃で例えば膜厚が800人の水素化アモルファスシリ
コン膜3を被着形成する。
次にこの水素化アモルファスシリコン膜3にSi”、F
”等の電気的に不活性なイオンを加速エネルギー40
KeV(Rp二550人)、ドーズ量t、sx 10
l5C1l−2の条件でイオン注入することによりこの
水素化アモルファスシリコン膜3をほぼ完全なアモルフ
ァス状態にする。
”等の電気的に不活性なイオンを加速エネルギー40
KeV(Rp二550人)、ドーズ量t、sx 10
l5C1l−2の条件でイオン注入することによりこの
水素化アモルファスシリコン膜3をほぼ完全なアモルフ
ァス状態にする。
次に例えばアニール炉を用いてN2雰囲気中において例
えば600℃で15時間程度アニールを行う。このアニ
ールにより水素化アモルファスシリコン膜3が固相成長
し、その結果、第1B図に示すように、多結晶シリコン
膜4が形成される。
えば600℃で15時間程度アニールを行う。このアニ
ールにより水素化アモルファスシリコン膜3が固相成長
し、その結果、第1B図に示すように、多結晶シリコン
膜4が形成される。
次に第1C図に示すように、上記多結晶シリコン膜4の
所定部分をエツチング除去することにより所定形状とし
た後、LPCVD法により全面にSiO□膜5を被着形
成し、次いでスパッタ法によりMo膜6を被着形成する
。
所定部分をエツチング除去することにより所定形状とし
た後、LPCVD法により全面にSiO□膜5を被着形
成し、次いでスパッタ法によりMo膜6を被着形成する
。
次に上記Mo膜6及びSiO□膜5の所定部分を順次エ
ツチング除去して、第1D図に示すように所定形状のM
o膜から成るゲート電極7及び所定形状の540g膜か
ら成るゲート絶縁膜8を形成する。この後、これらのゲ
ート電極7及びゲート絶縁膜8をマスクとして多結晶シ
リコン膜4にPゝをイオン注入する(多結晶シリコン膜
4中のPを0で表す)次に第1E図に示すように、例え
ば600℃程度の温度でアニールを行うことにより、注
入された上記Pを電気的に活性化させて、n゛型のソー
ス領域9及びドレイン領域10を形成する。
ツチング除去して、第1D図に示すように所定形状のM
o膜から成るゲート電極7及び所定形状の540g膜か
ら成るゲート絶縁膜8を形成する。この後、これらのゲ
ート電極7及びゲート絶縁膜8をマスクとして多結晶シ
リコン膜4にPゝをイオン注入する(多結晶シリコン膜
4中のPを0で表す)次に第1E図に示すように、例え
ば600℃程度の温度でアニールを行うことにより、注
入された上記Pを電気的に活性化させて、n゛型のソー
ス領域9及びドレイン領域10を形成する。
この後、第1F図に示すように、パッシベーシッン膜と
してのSiO2膜11を被着形成し、次いでこの!li
’i0z膜11の所定部分をエツチング除去して開口1
18.11bを形成した後、これらの開口11a、fl
bを通じてANから成る電極12゜13を形成して、目
的とする多結晶シリコン膜TFTを完成させる。
してのSiO2膜11を被着形成し、次いでこの!li
’i0z膜11の所定部分をエツチング除去して開口1
18.11bを形成した後、これらの開口11a、fl
bを通じてANから成る電極12゜13を形成して、目
的とする多結晶シリコン膜TFTを完成させる。
第2図に上述の実施例における被着直後の水素化アモル
ファスシリコン膜3 (曲vAA)、Si2のイオン注
入直後の水素化アモルファスシリコン膜3 (曲線B)
、600℃で15時間アニール後の水素化アモルファス
シリコン膜3(すなわち多結晶シリコン膜4)(曲線D
)のそれぞれについて測定した反射スペクトルを示す。
ファスシリコン膜3 (曲vAA)、Si2のイオン注
入直後の水素化アモルファスシリコン膜3 (曲線B)
、600℃で15時間アニール後の水素化アモルファス
シリコン膜3(すなわち多結晶シリコン膜4)(曲線D
)のそれぞれについて測定した反射スペクトルを示す。
またこの第2図には、水素化アモルファスシリコン膜3
を形成後にSi“のイオン注入を行うことなく直ちに6
00℃で15時間アニールした場合の反射スペクトル(
曲線C)を併せて示した。
を形成後にSi“のイオン注入を行うことなく直ちに6
00℃で15時間アニールした場合の反射スペクトル(
曲線C)を併せて示した。
この第2図から明らかなように、シリコンのXl−×4
バンド遷移に起因するλ=280nn+における吸収ピ
ークは曲線りにのみ存在していて、曲線Cには存在して
いない。このことから、上述の実施例のように、水素化
アモルファスシリコツ膜3を形成後にSi3等のイオン
注入を行い、次いでアニールを行った場合にのみ多結晶
シリコン膜が得られることがわかる。
バンド遷移に起因するλ=280nn+における吸収ピ
ークは曲線りにのみ存在していて、曲線Cには存在して
いない。このことから、上述の実施例のように、水素化
アモルファスシリコツ膜3を形成後にSi3等のイオン
注入を行い、次いでアニールを行った場合にのみ多結晶
シリコン膜が得られることがわかる。
またE−gunを用いた蒸着法により基板温度150℃
で形成されたアモルファスシリコン膜に対する第2図と
同様な反射スペクトルを第3図に示す。この第3図から
明らかなように、曲線E〜HのいずれにおいてもX t
’ −X aバンド遷移に起因するλ=280nsに
おける吸収ピークは存在していない。従って、上述の蒸
着法により形成されるアモルファスシリコン膜において
は、結晶粒の1 成長効果が殆ど現れないこと
がわかる。
で形成されたアモルファスシリコン膜に対する第2図と
同様な反射スペクトルを第3図に示す。この第3図から
明らかなように、曲線E〜HのいずれにおいてもX t
’ −X aバンド遷移に起因するλ=280nsに
おける吸収ピークは存在していない。従って、上述の蒸
着法により形成されるアモルファスシリコン膜において
は、結晶粒の1 成長効果が殆ど現れないこと
がわかる。
令
また上述の実施例により形成された多結晶シリコン膜4
について測定した電気伝導度σの温度依存性を第4図に
示す。この第4図から明らかなように、電気伝導度σの
温度依存性を示すグラフに折点が生ずるが、この多結晶
シリコン膜4の電気伝導度σは室温以上では、 σ=1.505e’exp ((−q/kT) ・0
.592 )で表され、また室温以下では、” σ□=2.818e’exp ((−q/kT) ・
0.548 )で表される。このことから、温度範囲に
よって異なる温度依存性(活性化エネルギーが異なる)
を示すものの、いずれの温度においても活性化型の電気
伝導を示すことがわかる。従って、この多結晶シリコン
膜4の電気的特性は従来に比べて極めて良好である。
について測定した電気伝導度σの温度依存性を第4図に
示す。この第4図から明らかなように、電気伝導度σの
温度依存性を示すグラフに折点が生ずるが、この多結晶
シリコン膜4の電気伝導度σは室温以上では、 σ=1.505e’exp ((−q/kT) ・0
.592 )で表され、また室温以下では、” σ□=2.818e’exp ((−q/kT) ・
0.548 )で表される。このことから、温度範囲に
よって異なる温度依存性(活性化エネルギーが異なる)
を示すものの、いずれの温度においても活性化型の電気
伝導を示すことがわかる。従って、この多結晶シリコン
膜4の電気的特性は従来に比べて極めて良好である。
このように、上述の実施例によれば、電気的特性の良好
な多結晶シリコン膜4を低融点のガラス基板1上に形成
する−ことができる。しかも最初にまず水素化アモルフ
ァスシリコン膜3を形成し、次い−でSi9等のイオン
注入を行った後、アニールを行うことにより固相成長に
よる結晶化を行っているので、大面積に亘って均一な多
結晶シリコン膜4を形成することができる。従って、こ
の多結晶シリコン膜4を用いて作製された実施例による
TPTは、移動度μが大きくしかもリーク電流が小さく
て特性が従来に比べて良好であり、また同、 一基板上
にTPTアレイを形成する場合に各TPTの特性を同一
とすることが可能である。
な多結晶シリコン膜4を低融点のガラス基板1上に形成
する−ことができる。しかも最初にまず水素化アモルフ
ァスシリコン膜3を形成し、次い−でSi9等のイオン
注入を行った後、アニールを行うことにより固相成長に
よる結晶化を行っているので、大面積に亘って均一な多
結晶シリコン膜4を形成することができる。従って、こ
の多結晶シリコン膜4を用いて作製された実施例による
TPTは、移動度μが大きくしかもリーク電流が小さく
て特性が従来に比べて良好であり、また同、 一基板上
にTPTアレイを形成する場合に各TPTの特性を同一
とすることが可能である。
また上述の実施例による多結晶シリコン膜の形成方法は
、配線材料やMOS)ランジスタのゲート材料としての
多結晶シリコン膜の形成への応用や、絶縁体基板等の上
に結晶シリコン層を形成するSol等への応用が可能で
ある。
、配線材料やMOS)ランジスタのゲート材料としての
多結晶シリコン膜の形成への応用や、絶縁体基板等の上
に結晶シリコン層を形成するSol等への応用が可能で
ある。
なお上述のような特性が良好な多結晶シリコン膜4が得
られる理由は未だ十分に明らかではないが、例えば次の
ような理由によると考えられる。
られる理由は未だ十分に明らかではないが、例えば次の
ような理由によると考えられる。
すなわち、グロー放電分解法により形成された水素化ア
モルファスシリコン膜3にSi” 等のイオン注入を行
うことにより、この水素化アモルファスシリコン膜3中
のシリコン原子のネットワーク構造が変化して膜形成直
後とは異なるアモルファス状態が実現され、その結果多
結晶化に要する活性化エネルギーが低下して、アニール
による固相成長時において均一でを利な核成長条件が得
られためと考えられる。
モルファスシリコン膜3にSi” 等のイオン注入を行
うことにより、この水素化アモルファスシリコン膜3中
のシリコン原子のネットワーク構造が変化して膜形成直
後とは異なるアモルファス状態が実現され、その結果多
結晶化に要する活性化エネルギーが低下して、アニール
による固相成長時において均一でを利な核成長条件が得
られためと考えられる。
以上本発明を実施例につき説明したが、本発明は上述の
実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想
に基づく種々の変形が可能である。
実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想
に基づく種々の変形が可能である。
例えば、上述の実施例においては、グロー放電分解法に
よりアモルファスシリコン膜を形成したが、SiHオガ
スを用いた光CVD法やスパッタ法等の他の方法を用い
て形成してもよい、また必要に応じて上述のグロー放電
分解法や光CVD法において、5iHaガスにPH3ま
たはBzレガスを添加することによってアモルファスシ
リコン膜中に不純物をドープしてもよい。同様に、上述
のスパッタ法において、不純物を含む複合ターゲットを
用いることにより、不純物がドープされたアモルファス
シリコン膜を形成してもよい。なおアモルファスシリコ
ン膜中にPが含まれていれば、固相成長による結晶化が
容易になるという利点がある。
よりアモルファスシリコン膜を形成したが、SiHオガ
スを用いた光CVD法やスパッタ法等の他の方法を用い
て形成してもよい、また必要に応じて上述のグロー放電
分解法や光CVD法において、5iHaガスにPH3ま
たはBzレガスを添加することによってアモルファスシ
リコン膜中に不純物をドープしてもよい。同様に、上述
のスパッタ法において、不純物を含む複合ターゲットを
用いることにより、不純物がドープされたアモルファス
シリコン膜を形成してもよい。なおアモルファスシリコ
ン膜中にPが含まれていれば、固相成長による結晶化が
容易になるという利点がある。
またアニールにより水素化アモルファスシリコン膜3を
固相成長させて多結晶シリコン膜4を形成した後、この
多結晶シリコン膜4上にプラズマCVD法により例えば
膜厚5000人のSi3N4膜を基板温度260℃程度
で形成し、この状態で例えば400℃で1時間程度アニ
ールを行えば、上記5iJ4膜中に含まれている水素が
多結゛晶シリコン膜4に注入されて結晶粒界に存在する
トラ・ノブを埋める結果結晶粒界のトラップ密度がさら
に減少するので、電気的特性がより優れた多結晶シリコ
ン膜を得ることが可能である。
固相成長させて多結晶シリコン膜4を形成した後、この
多結晶シリコン膜4上にプラズマCVD法により例えば
膜厚5000人のSi3N4膜を基板温度260℃程度
で形成し、この状態で例えば400℃で1時間程度アニ
ールを行えば、上記5iJ4膜中に含まれている水素が
多結゛晶シリコン膜4に注入されて結晶粒界に存在する
トラ・ノブを埋める結果結晶粒界のトラップ密度がさら
に減少するので、電気的特性がより優れた多結晶シリコ
ン膜を得ることが可能である。
さらに上述の実施例においては、固相成長のためのアニ
ールを炉中アニールで行ったが、レーザービームやラン
プによる加熱を用いてアニールを行ってもよい。また例
えば450℃程度で数時間水素プラズマアニールを行え
ば、水素が十分に含まれていて特性が良好な多結晶シリ
コン膜4を得ることができる。またこれらのアニールの
温度は使用する基板等に応じて種々に変更することがで
きるが、アニール中に水素が膜外に放出されるのを防止
ししかも低温プロセスを可能とするためには、アニール
温度は600℃以下であるのが好ましい。
ールを炉中アニールで行ったが、レーザービームやラン
プによる加熱を用いてアニールを行ってもよい。また例
えば450℃程度で数時間水素プラズマアニールを行え
ば、水素が十分に含まれていて特性が良好な多結晶シリ
コン膜4を得ることができる。またこれらのアニールの
温度は使用する基板等に応じて種々に変更することがで
きるが、アニール中に水素が膜外に放出されるのを防止
ししかも低温プロセスを可能とするためには、アニール
温度は600℃以下であるのが好ましい。
またアモルファス化のために行うSt・等のイオン注入
は、上述の実施例で用いた条件とは異なる条件で行うこ
とも可能である。さらに基板としては、ガラス基板の他
に石英基板−等の他の種類の基板を用いることができる
。
は、上述の実施例で用いた条件とは異なる条件で行うこ
とも可能である。さらに基板としては、ガラス基板の他
に石英基板−等の他の種類の基板を用いることができる
。
発明の効果
本発明に係る半導体薄膜の形成方法によれば、従来に比
べて電気的特性が良好で結晶粒も十分に大きい多結晶の
半導体薄膜を低温でしかも大面積に亘り均一に形成する
ことが可能である。従って、このようにして形成された
半導体薄膜を用いて極めて特性の良好な薄膜半導体装置
を作製することが可能である。
べて電気的特性が良好で結晶粒も十分に大きい多結晶の
半導体薄膜を低温でしかも大面積に亘り均一に形成する
ことが可能である。従って、このようにして形成された
半導体薄膜を用いて極めて特性の良好な薄膜半導体装置
を作製することが可能である。
第1A図〜第1F図は本発明に係る半導体薄膜の形成方
法を多結晶シリコンTPTの製造に適用した一実施例を
工程順に示す断面図、第2図は本発明の実施例により形
成された水素化アモルファスシリコン膜に種々の処理を
施した場合についての反射スペクトルを示すグラフ、第
3図は蒸着法により形成されたアモルファスシリコン膜
に種々の処理を施した場合についての反射スペクトルを
示す第2図と同様なグラフ、第4図は本発明の実施例に
より形成された多結晶シリコン膜の電気伝導度の温度依
存性を示すグラフである。 なお図面に用いられた符号において、 l・−・−・−−−一−・・−−−−−−ガラス基板3
−−−−−−−−−−−−−−−−−−〜−水水素化7
ルルフアスシリコン膜4・−・・・−・−・−・・−多
結晶シリコン膜7・−−−〜−・−・−・−・−・・ゲ
ート電極8・−・−・−・−・−・−・ゲート絶縁膜9
−・−・−一一一〜・−−一−−−−−ソース領域1o
−−−−・−−−−−−−−・−−−−一−ドレイン領
域である。
法を多結晶シリコンTPTの製造に適用した一実施例を
工程順に示す断面図、第2図は本発明の実施例により形
成された水素化アモルファスシリコン膜に種々の処理を
施した場合についての反射スペクトルを示すグラフ、第
3図は蒸着法により形成されたアモルファスシリコン膜
に種々の処理を施した場合についての反射スペクトルを
示す第2図と同様なグラフ、第4図は本発明の実施例に
より形成された多結晶シリコン膜の電気伝導度の温度依
存性を示すグラフである。 なお図面に用いられた符号において、 l・−・−・−−−一−・・−−−−−−ガラス基板3
−−−−−−−−−−−−−−−−−−〜−水水素化7
ルルフアスシリコン膜4・−・・・−・−・−・・−多
結晶シリコン膜7・−−−〜−・−・−・−・−・・ゲ
ート電極8・−・−・−・−・−・−・ゲート絶縁膜9
−・−・−一一一〜・−−一−−−−−ソース領域1o
−−−−・−−−−−−−−・−−−−一−ドレイン領
域である。
Claims (1)
- 水素を含む半導体薄膜を所定の基板上に形成する工程
と、電気的に不活性なイオンを上記半導体薄膜にイオン
注入することによりこの半導体薄膜を非晶質化する工程
と、熱処理を行うことにより上記非晶質化された上記半
導体薄膜を固相成長させる工程とをそれぞれ具備するこ
とを特徴とする半導体薄膜の形成方法。
Priority Applications (9)
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---|---|---|---|
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CA000495614A CA1239706A (en) | 1984-11-26 | 1985-11-19 | Method of forming a thin semiconductor film |
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FR858517451A FR2573916B1 (fr) | 1984-11-26 | 1985-11-26 | Procede de fabrication d'un film semi-conducteur mince et film ainsi obtenu |
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JPH0289374A (ja) * | 1988-09-27 | 1990-03-29 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | シリコン薄膜ピエゾ抵抗素子の製造法 |
US6057213A (en) * | 1997-02-19 | 2000-05-02 | Samsung Electronics Co. | Methods of forming polycrystalline semiconductor layers |
JP2006024946A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Samsung Electronics Co Ltd | 多結晶シリコンの製造方法及びそれを利用する半導体素子の製造方法 |
CN113745099A (zh) * | 2021-09-06 | 2021-12-03 | 长江存储科技有限责任公司 | 多晶硅层、其制作方法以及半导体器件 |
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JPS59193022A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-11-01 | Sony Corp | 薄膜の加熱方法 |
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1984
- 1984-11-30 JP JP59252882A patent/JPH0817157B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1985
- 1985-11-06 KR KR1019850008266A patent/KR930010093B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (4)
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JP2006024946A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Samsung Electronics Co Ltd | 多結晶シリコンの製造方法及びそれを利用する半導体素子の製造方法 |
CN113745099A (zh) * | 2021-09-06 | 2021-12-03 | 长江存储科技有限责任公司 | 多晶硅层、其制作方法以及半导体器件 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0817157B2 (ja) | 1996-02-21 |
KR860004464A (ko) | 1986-06-23 |
KR930010093B1 (ko) | 1993-10-14 |
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