JPS61118385A - アポビンカミン酸誘導体及びその製造方法 - Google Patents

アポビンカミン酸誘導体及びその製造方法

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JPS61118385A
JPS61118385A JP60151429A JP15142985A JPS61118385A JP S61118385 A JPS61118385 A JP S61118385A JP 60151429 A JP60151429 A JP 60151429A JP 15142985 A JP15142985 A JP 15142985A JP S61118385 A JPS61118385 A JP S61118385A
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apovincamic
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は新規な9−又は11−置換アポビンカミン識
誘導体及びこれらの化合物の製造方法に関する。さらに
詳しくは、この発明は次の式(I)、(式中、Rは9−
又は11−二)口又は−アミノ基である。)で表わされ
る新規なラセミ体の及び光学活性のニトロ−及びアミノ
ーアIビンカミン識誘導体、並びにその塩に関する。
この発明の他の観点に従えば、式(I)の新規化合物及
びその塩の製造方法が提供される。この方法は、次の式
(ff)、 で表わされるアポビンカミン酸をニトロ化し、そして所
望により(場合によりては反応混合物から分離した後に
)得られた9−及び/又は11−= )ロアポピンカミ
ン醸を還元し、そして所望により、Rが前記の意味を有
する式(I)の得られた化合物を分割し、そして/又は
所望により、これをその塩に転換することを含んで成る
9−及び11−ニトロアポビンカミン酸はそれぞれ次の
式(I1)及び(Ib )、 で表わされ、他方還元によって得られる対応するアミン
化合物はそれぞれ次の式(Ie)及び(Id)、により
表わされる。
式CI’) (Rは前記の通シである)の新規化合物は
、環Aにおいて置換されている生物学的に活性なエプル
ナン誘導体、例えばそれぞれ係属中のハンガリー特許出
願煮2704/84、及び2703782中に開示され
ているニトロ−アポビンカミン酸エステル、又はアシル
アミノ−アゾビンカミン酸誘導体の製造における有用な
中間体である。
この発明に従えば、式(I)の化合物は式(II)のア
ポビンカミン酸をニトロ化し、そして所望により得られ
たニトロ化合物を還元することにより得られる。アポビ
ンカミン酸は、ハンガリー特許明細書A160,367
(英国特許明細書ム1,252,618)に最初に記載
された公知化合物である。
アゾビンカミン酸のニトロ化のための既知の方法は存在
せず、9−及び11−ニトロ−アゾビンカミン酸は新規
化合物である。他方、ビンカミン及びアイビンカミンの
9−及び11−ニトロ−誘導体は既知化合物でIbシ、
これらは例えば、それぞれ仏画特許明細書A2,341
,585.42,320,302、及びA2,342,
980に記載されている。ビンカミン及びアポビンカミ
ンの両者は氷酢酸中で硝酢によりニトロ化され、そして
その結果9−及び11−二トロ化合物を所定の比率で含
有する混合物が得られた。ビンカミンの場合、反応は1
1−ニトロ−ビンカミンの形成に好都合であシ〔プル・
ソシ・チム・ベルブ(Bull、Soe、Chim、B
e1g )旦8,1−2(I979):l、他方アポビ
ンカミンのニトロ化の場合には9−ニトロアポビンカミ
ンが高い比率で得られた。2つの異性体の重比を変える
ための効果的な方法は見出されておらず、この異性体は
物質の大きな欠損を伴う煩雑なりロフトグラフ法によっ
てのみ分離することができた。
この発明に従えば、アゾビンカミン酸は好ましくは硝酸
により氷酢酸中においてもニトロ化される。しかしなが
ら驚くべきことに、反応条件を適当に選択することによ
ジニトロ化の生成物〔式(■1)及び式(Ib )の化
合物〕をある限界内忙することができることが見出され
た。すなわち、純粋な氷酢酸中又は1〜3V/V%のア
セトニトリルもしくはジメチルホルムアミドを含有する
氷酢酸中で行えば式(■&)及び(Ib)の9−及び1
1−二トローアポピンカミン醗がおよそ同じ量で得られ
る。他方、氷酢酸が10〜50 VlVq6のクロロホ
ルムを含有する場合、反応は11−ニトロ−アポビンカ
ミン酸の方向に移行する。
さらに、ニトロ化の進行は温度の変化に影響される。反
応を広い温度範囲、例えば−15℃〜+45℃で行うこ
とができるが、O℃〜+16℃の間で行うのが好ましい
。この温度範囲内で、低温においては11−ニドローア
イビンカミン酸が優勢であシ、そして随伴する不純物の
量は5チ未満である。高い方の温度限界付近においては
2つのニトロ−異性体がおよそ同じ量で得られ、そして
同定することが困難な副生物の量がわずかに増加する。
反応がO℃〜+16℃で行われる場合、反応は約2時間
で完了する。ニトロ化により得られた混合物を未水上に
圧加することにより、9−及び11−ニトロ−アゾビン
カミン酸が一緒にそれらの硝酸塩の形で沈澱する。得ら
れる生成物の合計収率は高い(約75〜85チ)。2種
類の化合物は好ましくは硝酸塩を介して結晶化により分
離される。
得られた混合物を50チアルコール水溶液から再結晶化
することにより、まず9−ニトロ−アポビンカミン酸硝
酸塩が得られ、次く母液を濃縮することにより(静置の
もとて少量の混合物が沈澱した後)純粋な11−ニトロ
−アポビンカミン酸硝酸塩が沈澱する。分離した後、そ
れぞれの硝酸塩から公知の方法により9−及びll−二
)ロアボビンカモン醸を遊離せしめることができ、この
方法においては硝酸塩をアルカリ性水溶液中に溶解しそ
して計算された量の酸により沈澱せしめる。好ましくは
、硝酸塩を水酸化ナトリウム(5(I)でアルカリ性に
したエタノール溶液中に溶解し、そして次に計算された
量の塩酸により対応するアポビンカミン酸誘導体を沈澱
せしめる。
この発明に従えば、式(Ic)及び(Ia)のアミン化
合物は、式(Ia)及び(Ib )の対応する化合物の
還元により製造する。
当業界において知られている方法の内、触媒的水素化に
よる対応するニトロ化合物からの9−及び11−アミノ
ビンカミンの展裂をこの反応段階と同様に考えることが
できる。(例えば、フランス特許明細書A2,341,
585及び42,320,302を参照のこと)。フラ
ンス特許明細書162,342,980はさらに、塩化
カルシウムの存在下で亜鉛粉末により還元することによ
る対応するニトロ化合物から9−及び11−アミノ−ア
ポビンカミンの製造を開示している。公表されたデータ
によれば、反応は中程度の収率を伴って行われた。
当業界において知られている反応の検討により、発明者
等は、触媒的水素化によるニトロ−アポビンカミン異性
体の対応するアミノ−アイビンカミン異性体への還元は
非常に低い収率を伴ってのみ行うことができることを見
出し丸。主生成物は、14.15−二重結合の飽和によ
り得られるジヒドロ誘導体である・ 驚くべきことに、発明者等は、触媒的水素化により実質
上定量的に、式(Ia)及び(lb )のニトロ−アポ
ビンカミン酸誘導体を式(Ie)及び(I(I)の対応
するアミン誘導体に還元することができることを見出し
九。触媒的水素化はアルカリ性又は酸性媒体中で同様に
行うことができるが、しかし好ましくは水性アルコール
性媒体中でおよそ中性条件のもとで行う。このような条
件下では、14−位及15−位の炭素原子間の2糎結合
の飽和を観察することができない。触媒として、好まし
くは木炭上パラジウム又はラネ一二、ケルが使用される
触媒的水素化が完了した時、触媒をF去し、そして目的
生成物を公知の方法で、例えば溶剤を蒸発せしめること
により単離する。
反応が簡単でありそして得られる収率が高いために触媒
的水素化が好ましいが、化学還元剤によっても還元を行
うことができる(Bruckn・r、Gy・。
オーガニ、り・ケミストリー(Organic Cbm
ystry)11/1,469.タンケニフキアド、f
ダベスト。
ハンfリー、1977]。開示されている還元剤の内、
14.15−二重結合を飽和しないものをこの発明の方
法において使用することができる。すなわち、ベキャン
7” (B6champ )還元によジアミノ化合物を
製造することができるが、この還元はまた氷酢酸中亜鉛
により、又は塩酸中鍋もしくは亜鉛によっても行うこと
ができる。中性媒体中で行うことができるこれらの方法
の変法が同様に適当であるが、還元はまなアルカリ性媒
体中で例えばナトリウムジチオニド又はナトリウムスル
フィドを用いて行うこともできる。
この発明の方法においては還元段階もまた容易に実施す
ることができ、実質上定量的に9−及び11−アミノ−
アポビンカミン酸が得られると結論することができる。
この発明の方法により、特に触媒的水素化により得られ
た式(Ia)及び(Id)のアミンが他の生物学的に活
性なエプルナン誘導体、例えば対応するアシル−アミノ
−アポビンカミン酸誘導体に、直接に、反応混合物から
分離することなく転換され得ることが特に有利である。
これは、この方法の卓越した収率及び高い純度によるも
のである。
式(I)の化合物は、所望により、それ自体公知の方法
に従って酸と反応せしめることによりその酸付加塩に転
換することができる。これらの酸には特に、無機酸、例
えばハロダン化水素醸、例えば塩酸及び臭化水素酸、硫
醗、リン酸、硝酸、過ハayy酸1例えば過塩素酸等;
有機カルビン酸。
例えば蟻駿2酢酸、プロピオン酸、蓚酸、グリコ−A[
jマレイン酸、フマル酸、ヒドロキシマレイン酸、コハ
ク酸、酒石酸、アスコルビン酸、クエン酸、リンゴ酸、
サリチル酸、乳β、桂皮酸。
安息香酸、フェニル酢酸、p−アミノ安息香酸。
p−ヒドロキシ安息香醸、p−アミノサリチル酸等;ア
ルキルスルホン酸9例えばメタンスルホン酸、エタンス
ルホン酸等:脂環族スルホン酸2例えばシクロヘキシル
スルホン酸;アリールスルホン酸9例えばp−)ルエン
スルホン駿、ナフチルスルホン酸、スルファニル酸等;
アミノ酸2例えばアスノ臂うギン酸、グルタミン酸、N
−アセチルーアスノ臂うギン駿、N−アセチルグルタミ
ン酸等が含まれる。
塩の形成は、不活性有機溶剤、例えばC4〜6脂肪族ア
ルコール中で行うことができ、この場合、式(I)のラ
セミ体又は光学活性化合物を前記溶剤中に溶解し、そし
て選択された酸又は同じ溶剤を用いて形成されたその溶
液を第1の溶液にわずかに散性(−5〜6)になるまで
加える。次に、酸付加塩を例えば濾過により反応液から
分離し又は取シ出す。
この発明のアポビンカミン酸の誘導体は、その酸として
の性質のため、無機塩基と共に塩を形成する。金属塩は
それ自体公知の方法によう製造される。有機塩基として
アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物、例えば
水酸化ナトリウム。
水酸化カリウム、又は水酸化カルシウムが使用される。
式(I) (Rは前記の通シである)の化合物はモノ第
四級塩に転換することもできる。第四級化は、好ましく
は等モル量又はわずかに過剰量の対応するアルギルハラ
イド、好ましくはプ党ミド又はイオジドを用いて、不活
性溶剤中で、上昇した温度において行う。
式(I)の化合物及びその塩は、ラセミ体の形で得られ
た場合、所望により公知の方法により分割することがで
きる・ 式(I)のラセミ体又は光学活性化合物及びそれらの塩
は、所望によりさらに精製、例えば再結晶化にかけるこ
とができる。再結晶化に使用される溶剤は再結晶化され
るべき化合物の結晶性及び溶解性の観点から選択される
次に、この発明を例により説明する。但し、これKよ)
この発明の範囲を限定するものではない。
flH,9−ニトロ−アポビンカミン酸の製造32.2
1 (0,1mol )の(→アポビンカミン酸(〔α
発’=+zzo、4a、 a=’2.ピリジン)を18
0dの氷酢酸に溶解する。溶滅を16℃に冷却し、そし
て52ゴの氷酢酸と52Itlの発煙硝酸(比重1.5
2)との混合物を、攪拌下5〜15分間で、温度を16
℃に保持するように注意しながら加える。この反応混合
物を同じ温度においてさらに50分間攪拌し、そして、
次に11の氷水上に注加する。沈澱した結晶をF遇し、
そして100dずつの氷水で3回洗浄し、そして次に5
0mのエーテルで洗浄する。得られた粗失成物は目的化
合物の硝酸塩である。32.2N(75%)。この粗硝
酸塩を800mの温50チエタノール水溶液に溶解し、
木炭で脱色し、そして溶液を一夜放置する。
沈澱し喪結晶を濾過し、20mずつの50%エタノール
水溶液で3回洗浄する。12.8 、!il C29%
)の(→9−ニトローアポビンカミン酸硝酸塩が得られ
る。融点232℃〜234℃。
得られた結晶性物質を160pHの50%エタノール(
60℃〜70℃)に溶解し、この溶液の−をIN水酸化
ナトリウムによりフ、5に調整する。
次に、この溶液に10%塩酸水溶液を加えて声6.5に
し、そして冷却下で分離した黄色結晶を濾過し、201
Ltずつの水で3回洗浄する。7.41!(20%)の
(→9−ニトロ〜アポビンカミン酸が得うれる。ピリジ
ン/エタノール1:1混合物から再結晶化して得る。融
点260℃〜262℃の生成物を得る。
〔α]、=+317.32 (。=0.4.ピリジン)
UVスペクトル(0,5pHのIN塩酸含有エタノール
)λnm:210(4,46)、287(4,01)。
IH−曳ス4クトル(DMSO−d6)δ: Et O
,96(t)3 。
L 90 ((I) 2 T H−34,52(@) 
1 + K−156,26(s) 1 。
H−107,90(dd) 1 、 (J−8及びIH
z)、H−117,8o(t>i (、y−s Hz 
) 、 H−127,74(dd) 1(J−8及びI
Hz)。
元素分析 C2oH2,N304(367,39) :
CHN 計算値(%)  65.38 5.76 11.43測
定値(イ)65.30 6.00 11.44純粋な←
)9−ニトロ−アポビンカミン酸硝酸塩を分離した後の
母液から、例2に記載する方法によυ(→11−ニトロ
ーアポビンカミン酸を単離することができる。
例2.(→11−ニトローアポビンカミン酸の製造32
.21! (0,1mol )の(→アポビンカミン酸
を180Mの氷酢酸に溶解する。溶液に77m1のクロ
ロホルムを加える。この混合物を0℃に冷却し、モして
52Wtlの氷酢酸と52.dの発煙硝酸(比重1.5
2)との混合物を、攪拌下10〜20分間で、温度を0
℃に保持するように注意しながら加える。
この反応混合物を同じ温度でさらに1時間攪拌し、そし
て次に11の氷水に注加する。得られた粘稠な物質から
水をデカントし、そして残渣を200〜300mの氷水
と共にすシつぶす。水相を廃棄する。結晶性パルプ状物
を200〜300dずつのエーテルと共にすりつぶし、
濾過し、100ffl/の氷水で3回及び次に50dの
エーテルで洗浄しくフィルター上で)、そして乾燥する
。37.8 、F(85%)の9−ニトロ−アポビンカ
ミン酸硝酸塩を得る。粗塩を90017の50%エタノ
ール水溶液に溶解し、室温にて一夜放置する。沈澱した
結晶を戸取し、そして20−ずつの50チエタノールで
3回洗浄する。7.91の9−ニトロ−アポビンカミン
酸硝酸塩が得られる。−夜装置した後、さらに幾らかの
結晶9−ニトロ−アポビンカミン酸硝酸塩が母液から沈
澱する。これをF取し、10dずつの50%エタノール
水溶液で3回洗浄する。1!iの生成物を得る。
母液及び−緒にした洗浄液をその半分の容積に濃縮し、
沈澱した結晶を戸数し、そして50−ずつの水で3回洗
浄する。24.5l(58%)の(→11−ニトローア
ポビンカミン酸硝酸塩が得られる。融点211℃〜21
4℃。
得られた塩を、約60dのIN水酸化ナトリウム溶液に
添加しながら500mの50%エタノール水溶液を60
〜70℃において溶解する。所望により、溶液の−を7
に調整する。冷却の際に沈澱した黄色結晶を戸数し、そ
して4oWLlずつの水で3回洗浄する。15.F(4
0チ)の11−ニトローアポビンカミン酸が得られる。
ピリジン/エタノール1:1混合液から再結晶化した後
の融点250℃〜254℃。
〔α)、=+187.43 (、H=0.4 、ピリジ
ン)。
Uvスペクトル(0,5dのIN塩酸を含有するエタノ
ール)・λnm:212(4,32)、254(4,1
3)、316(3,98)。
”14−陥迅ス’ / ) ル(DMSO−d b )
 a ”、 Et O,93(t)3−1.9(溶剤の
ピークヒ重複) 、 H−34,20(s)1 。
H−156,20(s)1 、 H−97,60(d)
1 、 (J=9 Hz)。
H−107,93(dd) 1 (J−9及び2Hz)
、H−128,38(d)1 (J−2Hz )。
以下余白 元素分析 C2oH21N304(367,39)二〇
       HN 計算値(4)65.38 5.76 11.43測定値
(@  65.42 5.84 11.40例3.←)
9−アミノ−アポビンカミン酸の製造3.61 (0,
01mol )の(→9−ニトローアポビンカミン酸(
例1に従って得られたもの)を10pHのエタノールと
5pHの水との混合物に溶解する。
10%木炭上・ぐラジウム触媒0.04.Fを加え、そ
してこの混合物を室温において水素雰囲気中で攪拌する
。0.03molの水素ガスが消費された時、触媒を戸
去し、セして2ゴずつの50%エタノール水溶液で3回
洗浄する。得られた溶液を、例えば対応するアシルアミ
ノ訪導体を製造するために直接使用することができる。
←)9−アミノ−アポビンカミン酸を単離するため、溶
液を真空乾燥する。残渣を20pHのエタノールと共に
すりつぶし、得られた結晶を戸数し、3dずつのエタノ
ールで3回洗浄する。こうして、2゜85F(85%)
の目的化合物が得られる。生成物は340℃まで溶融し
ない。
〔α)、雪−25((:!!0.4 、ピリジン)。
UVスイクトル(Q、5m/のIN塩酸を含有するエタ
ノール)λnm:210(4,43)、222(4,5
3)、263(4,05)、333(3,78)。
’H−NR侃、’(ベク) # (DMSO−d6) 
J : Et:0.93(3) 。
約1.8 (2) 、H−3: 4.44 g (I)
 、 NT(zOH: 4.75 (3) 。
H−15:5.685(I)、 H−10: 6.25
 、 H−11,H−12:6.72(I−1)、骨格
プロトン1.2−3.4゜Ma s sスペクトルM(
rel、int、%):333(67)。
308(67)、295(I8)、293(55)。
267(92)、264(92)、223(I00)。
例4.(→11−アミノーアポビンカミン酸の製造3.
61 (0,01mol )の(+)11−=)l:l
−アポビンカミン酸を5pHのエタノールと10mJの
IN水酸化す) IJウム水溶液との混合物に溶解する
この溶液に、10%木炭上ノ々ラジウム触媒0.04#
を加え、そして混合物を室温にて水素雰囲気中で攪拌す
る。0.03 mol (720ml )の水素ガスが
消費された後、触媒を炉去し、2dずつの50%エタノ
ール水溶液で3回洗浄する。所望により、得られた溶液
を例えば種々のアシルアミノ誘導体の製造のために直接
使用することができる。
←)11−アミノ−アポビンカミン酸を単離するため、
この溶液に101rLlのIN塩酸水溶液を加え、次に
これを真空中でその容量の半分まで濃縮する。
濃縮された溶液を一夜放置する。沈澱した結晶生成物を
ν去し、そして氷水で2回洗浄する。3.1192%)
の標記化合物を得る。融点200℃〜202℃(分解)
〔α)n =+ 77.89 (c ”” O−4、ピ
リジン)・U”/スペクトル(Q、5m0IN塩酸を含
有するエタノール)λnm:210(4,32)、22
0(4,4−3)、272(3,98)、313(3,
77)。
IH−mス4クトル(DMSO−d6)δ: Kt :
 0.90 t(3)。
約1.80 q(2) 、 H−3: 4.29 g(
I) 、 H−15:5.72(I)。
H−9ニア、10d(I)、 (J =9 Hz ) 
、H−10:6.43dd(I)。
H−12: 6.64 d(I) 、 (J=2.Hz
 )。
Massスペクト/I/ M (C20H23N302
9 re 1− xn t −% ) :337(54
)、308(85)、293(I5)。
267(I00)。
例5.(→11−アミノーアポビンカミン酸の製造7.
3.9(0,02mol)の(+)11−二)H−アポ
ビンカミン酸を100m/の濃塩駿と50m/の水との
混合物に溶解し、そしてこの溶液に7.3I!の錫粉末
を加える。この混合物を15分間沸騰せしめ、そして溶
液を残留する錫からデカントし、そして50pHの水で
稀釈する。次に、硫化水素ガスを、暗褐色の沈澱の分離
が観察されるまで前記溶液に導入する。反応混合物を沸
騰せしめ、20℃に冷却し、そして硫化錫の沈澱をP表
する。透明な溶液を真空中でその容量の3分の1に濃縮
する。濃縮された溶液を冷蔵庫中に一夜放置する、得ら
れた沈澱生成物を戸取し、そして氷水で洗浄する。
5.8JF(86%)の目的化合物が得られる。
この生成物は例4の生成物と混合した場合融点の降下を
示さない。
例6.(→11−ニドローア?ビンカミン酸カリウム塩
の製造 3.6 F (0,01モル)の(+)11−ニトロ−
アポビンカミン酸を、0.56Nの水酸化カリウムを含
有するエタノール200−に溶解する。溶液を蒸発せし
め、セして残渣を1007dのアセトンと54のエタノ
ールとの混合物から再結晶化する。3.21の目的カリ
ウム塩を黄色結晶物質として得る。
融点=340℃まで溶融しない。
例7.  (+) 11−ニトロ−アポピンカモン醸蓚
酸塩の製造 30mの熱水中0.36 、li’ (0,001mo
l)の(→11−ニトロー7デビンカミン酸を濃水酸化
アンモニウム溶液によりpH7,8にアルカリ性化する
。この熱溶液を蓚酸の濃水溶液によりpH3に酸性化し
、そして混合物を室温に冷却する。得られた結果を戸数
し、そして冷水で洗浄する。0.35 N(78%)の
目的蓚酸塩を得る。融点278〜280℃。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rは9−又は11−ニトロ又は−アミノ基であ
    る。)で表わされるラセミ体の及び光学活性の9−又は
    11−置換アポビンカミン酸誘導体、並びにその塩。 2、次の群、すなわち (+)9−ニトロ−アポビンカミン酸 (+)11−ニトロ−アポビンカミン酸 (−)9−アミノ−アポビンカミン酸 (+)11−アミノ−アポビンカミン酸 から選ばれた特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3、次の式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rは9−又は11−ニトロ又は−アミノ基であ
    る。)で表わされるラセミ体の及び光学活性の9−又は
    11−置換アポビンカミン酸誘導体、並びにその塩の製
    造方法であって、次の式(II)、▲数式、化学式、表等
    があります▼(II) で表わされるアポビンカミン酸をニトロ化し、そして所
    望により、得られた9−及び/又は11−ニトロアポビ
    ンカミン酸を、場合によっては反応混合物から分離した
    後に還元し、そして所望により、Rが上記の通りである
    得られた式( I )の化合物を分割し、そして/又は所
    望により、これをその塩に転換することを含んで成る方
    法。 4、ニトロ化を濃硝酸により氷酢酸媒体中で行う特許請
    求の範囲第3項記載の方法。 5、ニトロ化を、1〜3V/V%のアセトニトリル又は
    ジメチルホルムアミドを含有する氷酢酸中で行う特許請
    求の範囲第4項記載の方法。 6、ニトロ化を、10〜50V/V%のクロロホルムを
    含有する氷酢酸中で行う特許請求の範囲第4項記載の方
    法。 7、ニトロ化を0℃〜+16℃の範囲の温度で行う特許
    請求の範囲第3項〜第6項のいずれか1項に記載の方法
    、 8、9−及び/又は11−ニトロアポビンカミン酸をそ
    の硝酸塩を介して製造する特許請求の範囲第3項〜第7
    項のいずれか1項に記載の方法。 9、還元を触媒的水素化により行う特許請求の範囲第3
    項〜第8項のいずれか1項に記載の方法。 10、水素化を、木炭上パラジウム又はラネーニッケル
    触媒の存在下で中性pHの近傍で行う特許請求の範囲第
    9項記載の方法。 11、還元を化学還元剤により行う特許請求の範囲第3
    項〜第8項のいずれか1項に記載の方法。 12、化学還元剤として、塩酸媒体中で錫を使用する特
    許請求の範囲第11項記載の方法。
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