JPS61114898A - 転写シ−ト及びこれを用いる表面硬化層の形成方法 - Google Patents

転写シ−ト及びこれを用いる表面硬化層の形成方法

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JPS61114898A
JPS61114898A JP23735784A JP23735784A JPS61114898A JP S61114898 A JPS61114898 A JP S61114898A JP 23735784 A JP23735784 A JP 23735784A JP 23735784 A JP23735784 A JP 23735784A JP S61114898 A JPS61114898 A JP S61114898A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、被転写体上に表面硬化層を形成するのに適し
た転写シート、及びそのような転写シートを用いて被転
写体上に表面硬化層を形成する方法に関する。
従来の技術 従来、種々の成型品等の表面に表面硬化層を形成するた
めには、(イ)熱硬化性シリコ−7樹脂等の熱硬化性樹
脂の塗料を塗布して加熱し硬化させる、(ロ)紫外線も
しくは電子線等の電離放射線の照射により硬化する樹脂
を塗布した後、電離放射線を照射する等の方法がある。
しかし、上記(イ)の方法によれば硬化のために加熱し
なければならず、汎用のプラスチックの成型品では熱的
に持たな(・場合が多(、反りや収縮を招くことがあり
、その上、加熱に要する時間が30分〜3時間と長い欠
点がある。
又、上記(ロ)の方法によれば、上記(イ)の方法にお
ける熱的な問題は回避されるものの、塗布及び照射の手
間を要する上、成型品の形状によって塗布手段を変えな
ければならない不便さがある。
発明が解決しようとする問題点 従って本発明においてはあらゆる形状の成型品に表面硬
化層を形成するのに適した転写シート及び表面硬化層の
形成方法を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 上記の目的を解決するため、本発明においては塗布後の
乾燥により見かけ上乾燥した被膜を形成しつつも電離放
射線の照射により架橋硬化する樹脂層を転写シートの転
写層として構成し、このような転写シートを用いて樹脂
層を転写した後に電離放射線を照射することにより、容
易に表面硬化層を形成しうるよ5にしている。
本発明の転写シートは、 離型性シートの離型面に、未硬化の状態では常温で固体
であり、かつ、熱可塑性である紫外線硬化樹脂または電
子線硬化樹脂からなる樹脂転写層を有することを特徴と
するものであり、又、本発明の表面硬化層の形成方法は
、上記の転写シートを用いて被転写体上に樹脂層を転写
し、その後、紫外線または電子線を照射して転写された
樹脂層を架橋硬化させることを特徴とするものである。
(転写シート) 第1図〜第3図は本発明の転写シートの構造を示すもの
であり、第1図の転写シート/は離型性ジートコの離型
面に樹脂転写層3を有するものであり、第2図の転写シ
ートlは第1図の転写シートの樹脂転写層3側に更に接
着剤層ダを有するものである。又、第3図の転写シート
lは離型性シート2の離型面にマット処理jが施されて
いるものである。マット処理Sは図示しないが第1図の
転写シートlの離型性シートλの離型面に施されていて
もよい。
離型性/−トコは転写によって転移する各層を転写の際
まで保持するもので、例えば、合成樹脂フィルム;ポリ
エチレンテレフタレートフィルム、ポリアミドフィルム
、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム等、
或いは紙や合成紙を使用し、厚みとしては5〜200μ
m1好ましくは72〜50μmである。離型性シート2
は、上記各材料の積層体であってもよい。
離型性クートコは上記した各材料の単独もしくは積層体
でありうるが、離型をより一層確実にするために、必要
に応じてワックスもしくはシリコーン等の離型性物質を
適宜なベヒクル、溶剤等と共に溶解して得られる離型性
塗料を塗布して離型層を形成したものであってもよい。
上記においてベヒクルとしては例えば、エチルセルロー
ス、エチルヒドロキシエチルセルロース、セルロースア
セテートグロピオネート、酢酸セルロース等のセルロー
ス誘尋体、ポリスチレン、ポリαメチルスチレンなどの
スチレン樹脂及びスチレン共重合樹脂、ポリメタクリル
酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリアクリル酸エ
チル、ポリアクリル酸ブチルなどの、アクリル又はメタ
クリル樹脂の単独又は共重合樹脂、ロジン、ロジン変性
マレイン酸樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、重合ロジ
ンなどのロジンエステル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ク
マロン樹脂、ビニルトルエン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ブチラール樹脂、
セラック、アラビアゴム、アカロイド、マスチック等の
うち一極ないしは二種以上を選択して使用する。
離型性シートは又、その離型面に、転写後の保護層の表
面の艶を調整する意味で種々の方式によりマット処理を
施してあってもよい。マット処理としてはマット剤練り
込み、マット剤を含有する塗料の塗布、サンドブラスト
、ケミカルエツチングなどがあり、これらの方式により
適宜にパター7状のマント処理を行なってもよ−・。或
いは転写後の保護層の表面に凹部を形成するために離型
面に印刷等により凸部を形成しておいてもよい。
樹脂転写層Jは、本発明の特徴的部分であり、未硬化の
状態では常温で固体であり、かつ、熱可塑性、溶剤溶解
性を有しており、しかしながら、塗布、及び乾燥によっ
て見かけ上、或いは手で触った際にも非流動性であり、
かつ、非粘着性である塗膜を与える紫外線硬化樹脂また
は電子線硬化樹脂がらなり、厚みとしては1〜200μ
m、好ましくはダ〜20μmである。
このような樹脂としてはラジカル重合性不飽和基を有す
る熱可塑性のものであり、次の2種類のものがある。
(1)  ガラス転移温度が0〜250℃のポリマー中
にラジカル重合性不飽和基を有するもの。
さらに具体的には、ポリマーとしては以下の化合物■〜
■を重合、もしくは共重合させたものに対し後述する方
法(イ)〜に)よりラジカル重合性不飽和基を導したも
のを用いることができる。
■ 水酸基を有する単量体二N−メチロールアクリルア
ミド、コーヒドロキシエチルアクリレート、コーヒドロ
キシエチルメタクリレート、コーヒドロキシブロビルア
クリレート、2−ヒドロキシグロビルメタクリレート、
コーヒドロキシプチルアクリレート、λ−ヒドロキンブ
チルメタクリレート、λ−ヒドロキシーj−フェノキシ
10ビルメタクリレート、コーヒドロキシーJ−フェノ
キシプロピルアクリレートなど。
■ カルボキシル基を有する単量体ニアクリル酸、メタ
クリル酸、アクリロイルオキ/エチルモノサクシネート
など。
■ エポキシ基を有する単量体ニグリンジルメタクリレ
ートなど。
■ アジリジニル基を有する単量体:コーアジリジニル
エチルメタクリレート、コーアジリジニルグロビオン酸
アリルなと。
■ アミノ基を有する単量体ニアクリルアミド、メタク
リルアミド、ダイア七トンアクリルアミド、ジメチルア
ミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルメタ
クリレートなど。
■ スルフォン基を有する単量体二コーアクリルアミド
ーコーメチルプロパンスルフオン酸など。
■ インシアネート基を有する単量体:コ。
q−トルエンジイソシアネートとコーヒドロキシエチル
アクリレートの1モル対1モル付加物などのジイソシア
ネートと活性水素を有するラジカル重合性単量体の付加
物など。
■ さらに、上記の共重合体のガラス転移温度 ために、上記の化合物と、この化合物と共重合可能な以
下のような単量体と共重合させることもできる。このよ
うな共重合可能な単量体としては、たとえばメチルメタ
クリレート、メチルアクリレート、エチルアクリレート
、エチルメタクリレート、プロピルアクリレート、プロ
ピルメタクリレート、ブチルアクリレート、ブチルメタ
クリレート、イノブチルアクリレート、イソブチルメタ
クリレート、t−ブチルアクリレート、t−ブチルメタ
クリレート、インアミルアクリレート、インアミルメタ
クリレート、ンクロヘキシルアクリレー)、 ’/クロ
ヘキシルメタクリレート、コーエテルへキフルアクリレ
ート、−一エチルへキシルメタクリレート、などが挙げ
られる。
次に上述のようにして得られた重合体を以下に述べる方
法(イ)〜に)により反応させ、ラジカル重合性不飽和
基を導入することによって、本発明の保護層に使用する
材料を得ることができる。
(イ) 水酸基を有する単量体の重合体または共重合体
の場合にはアクリル酸、メタクリル酸などのカルボキシ
ル基乞有する単量体などを縮合反応させる。
(ロ) カルボキシル基、スルフォン基を有スる単量体
の重合体または共重合体の場合には前述の水酸基を有す
る単量1体χ縮合反応させる。
(ハ) エポキシ基、イソシアネート基ある(・はアジ
リジニル基を有する単量体の重合体または共重合体の場
合には前述の水酸基を有する単量体もしくはカルボキシ
ル基を有する単量体を付加反応させる。
に)水酸基あるいはカルボキシル基”tmjる単量体の
重合体または共重合体の場合にはエポキシ基を有する単
量体あるいはアジリジニル基を有する単量体あるいはジ
イソシアネート化合物と水酸基含有アクリル酸エステル
単量体のl対1モルの付加物を付加反応させる。
上記反応を行うには、微量のハイドロキノンなどの重合
禁止剤を加え乾燥空気を送りながら行うことが好まし−
・。
(2)融点がO−コSO℃でありラジカル重合性不飽和
基乞有する化合物。具体的にはステアリルアクリレート
、ステアリルメタクリレート、トリアクリルイソシアヌ
レート、シクロヘキサ7ンオールジアクリレート、シク
ロヘキサンジオールジメタクリレート、スピログリコー
ルジアクリレート、スピログリコールジメタクリレート
などが挙げられる。
また、本発明においては、前記(1)、(21を混合し
て用いることもでき、さらに、それらに対してラジカル
重合性不飽和単量体ン加えることもできる。このラジカ
ル重合性不飽和単量体は、電離放射線照射の際、架橋密
度を向上させ耐熱性を向上させるものであって、前述の
単量体の他にエチレングリコールジアクリレート、エチ
レングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコ
ールジアクリレート、ポリエチレングリコールジメタク
リレート、ヘキサンジオールジアクリレート、ヘキサン
ジオールジメタクリレート、トリメチロールプロパント
リアクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリ
レート、トリメチロールプロパンジアクリレート、トリ
メチロールプロパンジメタクリレート、ぺ/タエリスリ
トールテトラアクリレート、ペンタエリスリトールテト
ラメタクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ート、ペンタエリスリトールトリメタクリレート、ジペ
ンタエリスリトールへキサアクリレート、ジペンタエリ
スリトールへキサメタクリレート、エチレングリコール
ジグリシジルエーテルジアクリレート、エチレングリコ
ールジグリシジルエーテルジメタクリレート、ポリエチ
レングリコールジグリシジルエーテルジアクリレート、
ポリエチレングリコールジグリシジルエーテルジメタク
リレート、プロピレングリコールジグリシジルエーテル
ジアクリレート、プロピレングリコールジグリシジルエ
ーテルジアクリレート、ポリエチレングリコールジグリ
シジルエーテルジアクリレート、ボリプロビレングリコ
ールジグリ/ジルエーテルジメタクリレート、ソルビト
ールテトラグリンジルエーテルテトラアクリレート、ン
ルビトールテトラグリンジルエーテルテトラメタクリレ
ート、などを用いることができ、前記した共重合体混合
物の固型分10θ重量部に対して、0./〜ioo重量
部で用いろことが好ましい、また、上記のものは電子線
により十分に硬化可能であるが、紫外線照射で硬化させ
る場合には、増感剤としてベンゾキノ/、ベンゾイン、
ベンゾインメチルエーテル、すどのペンツインエーテル
類、ハロゲン化アセトフェノ/類、ビアセチル類などの
紫外線照射によりラジカルを発生するものも用いること
ができろ。
樹脂転写層Jは必要に応じ、適宜な顔料もしくは染料を
用いて着色してもよ〜・。
接着剤層lは、離型性塗料(前記)のベヒクルとして挙
げたもののうちから選んで作成した組成物を用いて構成
することができる。
上記した層3及びダは、以上に説明した紫外線硬化樹脂
もしくは電子線硬化樹脂の溶済溶液、又は、組成物を、
グラビア、オフセットグラビア、シルクスクリーン等の
印刷方式、又はナチュラルもしくはリバースのロールコ
ート、グラビアコート、キスコート、ブレードコート、
スムーズコート等の塗布方式により適宜に設けることが
できる。
(表面硬化層の形成法) 以上の本発明の転写シートを、被転写体の被転写面に転
写シートの樹脂転写層(転写シートによっては接着剤層
)が接するように重ね合わせて転写を行ない、離型性シ
ートを剥離後、紫外線又は電子線を照射して転写された
保護層を架橋硬化させる。
なお、紫外線を照射して樹脂層を架橋硬化させる際には
離型性シート自体が紫外線透過性であれば離型性シート
を剥離せずに紫外線照射しでもよく、又、電子線を照射
して保護層を架橋硬化させる際には離型性ノートが電子
線透過性であれ−ば離型性ノートラ剥離せずに行なって
もよい。
転写の方法自体は公知の種々の方法を適宜に選択し利用
できる。転写の方法の例としては、(イ)加熱により被
転写体に樹脂転写層(場合によっては接着剤層)を被転
写体に熱圧着させて行なう熱転写法、(ロ)転写シート
と被転写体との間に、溶剤もしくは樹脂の溶剤溶液から
なる活性化液を介在させて行なう溶剤活性転写法が例示
できる。
本発明の転写シートを使用して転写ケ行なう際の被転写
体としては種々のものが使用できる。
例えば次のような化粧材基材は被転写体として使用でき
る; 晒クラフト紙、チタン紙、リンター紙、板紙、石こうボ
ード紙等の紙、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレン
フィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニリデ
ンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、ポリエチ
レンテレフタレートフィルム、ポリカーボネートフィル
ム、ナイロンフィルム、ポリエチレンフィルム、エチレ
ン酢酸ビニル共重合体フィルム、エチレンビニルアルコ
ール共重合体フィルム、アイオノマー等のプラスチック
フィルム、木、合板、パーチクルボード等の木質基材、
石こうボード、石こうスラグボード等の石こう系基材、
パルプセメント板、石綿セメント板、木片セメント板等
の繊維セメント板、GRC及びコンクリート、鉄、アル
ミニウム、銅等の金属箔若しくはシート、並びに以上の
各基材の複合体等。
或いは各種の成型品も被転写体として使用でき、成型品
の素材としては上記の化粧材基材と重複するが次のよう
なものが例示できる;AASAs樹脂BS樹脂、AC8
樹脂、アミノ樹脂、酢酸セルロース・酪酢酸セルロース
・エチルセルロース等のセルロース樹脂、アリル樹脂、
エチレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−酢ビー
塩ピ共重合体、エチレン−塩化ビニル共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、MBS樹脂、
メタクリル−スチレン共重合体、ニトリル樹脂、フェノ
ール樹脂、ポリアミド樹脂、ボリアリレート樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、ポリブタジェン樹脂、ポリブチレン
テレフタレート樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエチレン
テレフタレート樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、
ポリプロピレン樹脂、ポリフェニレンオキシド樹脂、ポ
リスチレン樹脂、As樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ塩
化ビニル樹脂、アクリル変性ポリ塩化ビニリデン、不飽
和ポリエステル樹脂等のプラスチック成型品、鉄、アル
ミニウム、銅、ステンレス等の金属の押出成型品。
これら被転写体の被転写面には必要により、被転写体表
面の素材に応じた前処理等乞施してもよ(、例えばプラ
イマー処理、コロナ処理等の接着性向上のための前処理
、塗装その他による下地色の調整処理、目止め処理、セ
メント等のアルカリ性基材におゆるアルカIJ u出防
止処理等である。
転写後、必要によっては転写された樹脂層の表面に型ロ
ール等を用いて凹凸ケ付与したり、艶を調整する工程を
付加してもよい、。本発明の転写シートの樹脂転写層は
通常の熱可塑性樹脂と同様に熱成型性をも有しているの
でこのよ5な賦型は容易であり、賦型後も凹凸や艶が元
に戻ることはない。
転写後、被転写体上の樹脂層を架橋硬化させるのに使用
する電子線としては、コツクロフトワルトン型、バンプ
グラフ型、共振変圧器型、絶縁コア変圧器型、直線型、
ダイナミドロン型、高周波型等の各種電子線加速機から
放出され、j O〜/ 000 KeV、好ましくはi
oo 〜、yo。
KeVの範囲のエネルギーを持つ電子線が用℃・もれ、
又、紫外線としては超高圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水
銀灯、カーボンアーク、クセノンアーク、メタルハライ
ドランプ等の光源を用いた紫外線源から発するものを用
いる。
なお、本発明の表面硬化層の形成方法の興味ある利用法
として、各種の方法により成型されるプラスチックの成
型品に、その成型の際に多(は成型時の熱を利用して転
写を行なう方法である。これらのプラスチックの成型品
の成型方法としては、押出成型、射出成型、カレンダー
成型等の方法があり、押出成型やカレンダー成型にお〜
゛ては成型品が出てきたときに直ちに熱融着させて転写
すればよいし、射出成型においては金型中に転写/−ト
を載置しておぎ、樹脂転写層と射出された樹脂とを一体
化させればよい0 作用・効果 本発明によれば転写後、被転写体の表面を保護する保護
層が、未硬化の状態でも見かけ上乾燥して℃・て流動性
もしくは粘着性を有しておらず、しかも、紫外線や電子
線の照射によって架橋硬化するために、転写シート製造
上の支障がな(、転写後の架橋硬化により物理的及び化
学的性状のすぐれた保護層が、転写後の塗装工程を伴な
わずに実現できる。
実施例 転写シート 透明ポリエステルフィルム(三菱ダイヤホイル社製、厚
み25μm)に、メチルエチルケトンを用いて固型分が
30%になるよう調整した電離放射線硬化性樹脂(三菱
油化ファイン(株制、LZ−063−J)の溶液をロー
ルコータ−を用いて塗布し、塗布後、温度g o ’c
の熱風を用いて乾燥させ、乾燥した厚み7μmの被膜を
形成し、更に、その上にアクリル樹脂系の感熱接着剤(
昭和インク工業所■製、H3J2−G)を乾燥時厚みが
5μmになるよ5塗布し、乾燥させて転写シートとした
転写及び硬化 Tダイ押出機を使用し、ポリカーボネート樹脂の板を押
出し、ダイスから押出された直後に上記で得られた転写
シートを、感熱接着剤の層がポリカーボネート樹脂板に
当たるようにして圧着し、冷却ロールを用いて冷却した
冷却後、透明ポリエステルフィルムを剥し、高圧水銀灯
(出力g OW/am、オゾン有り)をq灯設置した下
を速度s m 7分で走らせて転写させた。
このようにして得られた表面硬化層を有するポリカーボ
ネート板は、表面硬化層側をスチールウール(′#oo
oo)でこすっても傷がほとんどつきにくく、又、メチ
ルエチルケトンを浸み込ませた布でgo回の往復ラビン
グを行なっても表面の変化はなかった。
なお、上記において、電離放射線硬化性樹脂から紫外線
増感剤のみを除(・てその他の実施例1と同様に転写シ
ートを製造し、実施例1と同様に転写を行なった後、電
子線を用いて照射しても、同様の効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の転写シートの構造を示す(・
ずれも断面図である。 l・・・・・・・・・・藝転写シート λ・・・・・・・・・・・離型性シート3・・・・・・
・・・・・樹脂転写層 l・・・・・・・・・・・接着剤層 5・・・・・・・・・・・マット処理 特許出願人 大日本印刷株式会社 代理人 弁理士 小 西 厚 美 第1図 第2図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)離型性シートの離型面に、未硬化の状態では常温
    で固体であり、かつ、熱可塑性である紫外線硬化樹脂ま
    たは電子線硬化樹脂からなる樹脂転写層を有することを
    特徴とする転写シート。
  2. (2)樹脂転写層上に接着剤層を有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項記載の転写シート。
  3. (3)離型性シートの離型面がマット処理を施してある
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    又は第(2)項記載の転写シート。
  4. (4)離型性シートの離型面に、未硬化の状態では常温
    で固体であり、かつ、熱可塑性である紫外線硬化樹脂ま
    たは電子線硬化樹脂からなる樹脂転写層を有する転写シ
    ートを用いて被転写体上に樹脂層を転写し、その後、紫
    外線または電子線を照射して転写された樹脂層を架橋硬
    化させることを特徴とする表面硬化層の形成方法。
  5. (5)転写シートとして樹脂転写層上に接着剤層を有す
    るものを用いることを特徴とする特許請求の範囲第(4
    )項記載の表面硬化層の形成方法。
  6. (6)転写シートの離型性シートの離型面がマット処理
    を施してあるものを用いることを特徴とする特許請求の
    範囲第(4)項又は第(5)項記載の表面硬化層の形成
    方法。
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