JPS6277999A - 転写シ−ト及び転写シ−トを用いてなるプラスチツクミラ−の製造方法 - Google Patents

転写シ−ト及び転写シ−トを用いてなるプラスチツクミラ−の製造方法

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JPS6277999A
JPS6277999A JP21966185A JP21966185A JPS6277999A JP S6277999 A JPS6277999 A JP S6277999A JP 21966185 A JP21966185 A JP 21966185A JP 21966185 A JP21966185 A JP 21966185A JP S6277999 A JPS6277999 A JP S6277999A
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土井 富雄
宏 田中
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、転写シート及び転写シートを用いてなるプラ
スチックミラーの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、仮ガラス等を基土オとして用いてなるミラ−(境
)に比べて軽量であり、破用しにくい等の利点を有し合
成樹脂板等を基材として用いてなるプラスチックミラー
が広(利用されている。
上記プラスチックミラーは、金属蒸着層からなる鏡面の
r、i+擦傷性をもたせるため鏡面上、即ち、金属蒸着
層上に表面保護層を設けたものがあり、そのプラスチッ
クミラーの従来の製造方法としては、合成樹脂フィルム
に金属を蒸着し、そのフィルム側から接着剤を介して合
成樹脂基材に積層形成してなり、その後必要に応して金
属蒸着層上に表面保護層をロールコート、スプレー等の
手段により設けてなるもの、また、基材上に架橋硬化し
た紫外線又は電子線硬化樹脂からなる表面保護層と、該
保護層上に金属蒸着層、接着剤層を順次形成してなる転
写シートを用いて転写方式により合成樹脂板に転写を行
い形成してなるものが知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記プラスチックミラーの製造方法は、
まず前者の方法では表面保護層を後からロールコート、
スプレー等により形成するため作業性、生産性が悪いと
いう欠点を有し、また、上記後者の方法において用いる
転写シートは、表面保護層を形成する硬化樹脂が未硬化
の状態ではベトつくため、必ず紫外線又は電子線を照射
して硬化させなければならないという問題点がある。従
って、後者の方法では紫外線又は電子線硬化樹脂を架橋
硬化した表面保護層を設けてなる転写シートを用いるた
め、転写時の加工適性(伸び等)が悪いという欠点を有
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は上記課題に鑑み鋭意研究した結果、架橋硬
化しなくとも未硬化の状態でベトつきのない紫外線又は
電子線硬化樹脂により表面保護層を形成した転写シート
が、ヘトつきの問題がなく且つ保3I層形成後に必要に
応じて架橋硬化することができる転写シートであること
を見出すと共に、上記転写シートを用いて合成樹脂板に
転写等を行うことによりプラスチックミラーを製造する
方法が作業性、加工適性、生産性の向上を図ることが可
能な転写シートを用いてなるプラスチックミラーの製造
方法であることを見出し本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の転写シートは離型性シートと、該シート
の雛型面上に設けた未硬化状態において常;1!!で固
体であり且つ熱可塑性である紫外線又は電子線硬化樹脂
からなる硬化型樹脂層と、該樹脂層上に金属蒸着層とか
らなることを特徴とし、また、本発明の転写シートを用
いてなるプラスチックミラーの製造方法は離型性シート
のk【型面上に、未硬化状態において常温で固体であり
且つ熱可塑性である紫外線又1よ電子線硬化樹脂からな
る硬化型(11脂層を形成し、該樹脂層上に金属蒸着層
を形成してなる転写シートを用いて、合成樹脂板上に転
写を行い、しかる後、紫外線又はTL′T−線を照射し
て転写された上記硬化型樹脂層を架橋硬化させることを
特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に基づき説明する。
第1図は、本発明転写シートの一実施例を示し、第2図
〜第4図は、本発明の転写シートを用いてなるプラスチ
ックミラーの製造方法の一実施例を示す。
第1図に示される転写シートlは、離型性シート2、硬
化型樹脂層3、金属蒸着層4及び接着剤層5を順次形成
した構成からなるものである。
上記離型性シート2としては、ポリエステル、ポリプロ
ブレン、ポリエステル、ポリアミド等の合成樹脂フィル
ム又は合成紙等の紙類を用いることができ、また合成樹
脂フィルム、紙類をラミ不−1・したものも用いること
ができる。該シート2の厚みは5〜200 pが好まし
く、さらに好ましくは12〜50μである。尚、上記離
型性シート2は、転写シートlを鏡の製造に用いる場合
にはシート表面が鏡面タイプのものが好ましく、また、
転写シートlを装飾用として用いる場合にはマント剤練
込み、コーティング、ケミカルエツチング等によりシー
ト表面の艶を調整することが好ましい。
本発明における硬化型樹脂層3は、紫外線又は電子線硬
化樹脂により形成されるものであり、該樹脂としては下
記するラジカル重合性不飽和基を有する熱可塑性樹脂を
用いることができる。
(1)ガラス転移温度が0〜250℃のポリマー中にラ
ジカル重合性不飽和基を有するもの。さらに具体的には
、ポリマーとしては以下の化合物■〜■を重合、もしく
は共重合さゼたものに対し後述する方法(イ)〜(ニ)
よりラジカル重合性不飽和2.Sを導入したものを用い
ることができる。
■ 水酸基を有するi!を量体・N〜メ千コロ−ルアク
リルアミド2−ヒトキンエチルアクリレ−I・、2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレー
ト、2−ヒドロキンブチルアクリレート、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノ
キシプロビルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェ
ノキシプロビルアクリレートなど。
■ カルボキシル基を有するUtt体ニアクリル酸、ツ
タクリル酸、アクリロイルオキシエチルモノサクシネー
トなど。
■ 」ニボキン基を(rするii’jff1体ニグリン
ジルメタクリレートなど。
■ アジリジニル基を有する!p量体:2−アジリジニ
ルエチルメタクリレート、2−アジリジニルプロピオン
酸アリルなど。
■ アミノ基を有するji’+M体ニアクリル了ミジル
メタクリルアミド、ダイア七トンアクリルアミド、ジメ
チルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチ
ルメタクリレートなど。
■ スルフォン基を有するij++fi体=2−アクリ
ルアミド−2−メチルプロパンスルフォン酸など。
■ イソシアネート基を有する単量体:2,4−トルエ
ンジイソシアネートと2−ヒドロキンエチルアクリレー
トの1モル体1モル付加物などのジイソシアネートと・
活性水素を有するラジカル重合性単量体の付カロ吻など
■ さらに、上記の共重合体のガラス転移点を調節した
り、硬化膜の物性を調節したりするために、上記の化合
物と、この化合物と共重合可能な以下のような単量体と
共重合させることもできる。
このような共重合可能な債v体としては、たとえばメチ
ルメタクリレート、メチルアクリレート、エチルアクリ
レート、エチルメタクリレート、プロピルアクリルレー
ト、プロピルメタクリレート、ブチルアクリレート、ブ
チルメタクリレ−1・、イソブチルアクリレート、イソ
ブチルメタクリレート、【−ブチルメタクリレート、む
−ブチルメタクリレート、イソアミルメクリレート、イ
ソアミルメタクリレート、シクロヘキシルアクリレート
、ンクロヘキジルメタクリレーI・、2−エチルへキシ
ルジアクリレート、2−エチルへキシルジアクリレート
などが挙げられる。
次に上述のようにして11られた重合体を以下に述べる
方法(イ)〜(ニ)により反応さヒ、ラジカル重合性不
飽和基を導入することによって、本発明の硬化型樹脂層
に使用する(A料を得ることができる。
(イ)水64を有する111量体のIIi合体または共
重合体の場合にはアクリル酸、ツタクリル酸などのカル
ボキシル基を有する単品体などを縮合反応させる。
(ロ)カルボキシル基、スルフォン基を有する単量体の
重合体または共重合体の場合には前述の水酸基を有する
単量体を縮合反応させる。
(ハ)エボキン基、イソシアネート基あるいはアジリジ
ニル基を有する単量体の重合体または共重合体の場合に
は前述の水酸基をイ1する+1【に体を付加反応させる
(ニ)水酸25あるいはカルホキノル基を有する単量体
の重合体または共重合体の場合にはエボキノ基をりする
単品体あるいはアジリンニル基を有するjut体あるい
はジイソシアネート化合物と水酸基含有アクリル酸エス
テル単量体の1体1〔ルの付加物を付加反応させる。
上記反応を行うには、微量のハイドロ−1−ノンなどの
用合禁止際を加え乾燥空気を送りながら行うことが女工
ましい。
(2)融点20〜250°Cでありラジカル重合性不飽
和Wを有する化合物。具体的にはステアリルアクリレー
ト、ステアリルメタクリレート、トリアクリルイソンア
ヌレート、シクロヘキサンジオールメタクリレート、シ
クロヘキサンジオールメタクリレート、スピログリコー
ルジアクリレート、スピログリコールジアクリレートな
どが挙げられる。
また、本発明においては、前記(1)〜(2)を混合し
て用いることもでき、さらに、それらに対してラジカル
重合性不飽和基単量体を加えることもできる。このラジ
カル重合性不飽和店!ト看体は、電離放射線照射の際、
架橋密度を向上させ耐熱性を向上させるものであって、
前述の単量体の他にエチルグリコールジアクリレート、
エチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレング
リコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジメ
タクリレート、ヘキサンジオールジメタクリレート、ヘ
キサンジオールジアクリレート、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート、トリメチロールプロパントリメタ
クリレート、トリメチロールプロパンジアクリレート、
トリメチロールプロパンジメタクリレート、ペンクエリ
スリトールテトラアクリレート、ペンタエリスリトール
テトラメタクリレート、ペンタエリスリトールトリアク
リレ−1・、ペンタエリスリI・−ルトリメタクリレー
ト、ジペンタエリスリトールへキサアクリレート、ジペ
ンタエリスリトールへキサメタクリレート、エチレング
リコールジグリシジルエーテルジアクリレ−1・、エチ
レングリコールジグリシジルエーテルジメタクリレート
、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテルジアク
リレ−1・、ポリエチレングリコールジグリシジルエー
テルジメタクリレート、プロピレングリコールジグリシ
ジルエーテルジアクリレート、プロピレングリコールジ
グリシジルエーテルジメタクリレート、ポリプロピレン
グリコールジグリシジルエーテルジアクリレート、ポリ
エチレングリコールジグリシジルエーテルジメタクリレ
ート、ソルビトールテトラグリシジルエーテルテトラア
クリレート、ソルビトールテトラグリシジルエーテルテ
トラメタクリレート、などを用いることができ、前記し
た共重合体混合物の固型分100重量部に対して、o、
l−100重量部で用いることが好ましい。また、上記
のものは電子線により十分に硬化可能であるが、ス!外
線照射で硬化させる場合には、増感剤としてベンゾキノ
ン、ヘンゾ・イン、ベンゾインメチルエーテル、などの
ヘンジインエーテル類、ハロゲン化アセトフェノン+頁
、ビアセチル類などの紫外線照射によりラジカルを発生
ずるものも用いることができる。
L記樹脂層3を形成するに当たっては、リハースニ1−
1・、ロールコート、キスコート、フ゛レートコート、
スムーズコート等のコーティングにより形成することが
でき、該層3の厚さは1−100μが好ましい。
金屈茎着層4は、上記硬化型樹脂層3上にアルミニウノ
1、錫、恨、銅等の金属を真空蒸着等により形成してな
るものであり、該FA4の厚さは400〜600人が好
ましい。
本発明転写シート1は、金属茎着層4上に接着剤層5を
設けてもよく、該層5の材質としては金属蒸着膜に対し
て充分な接着性を有する接着剤を用いることができ、該
接着剤としてはアクリル樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、
ゴム系樹脂、オレフィン系樹脂等の透明樹脂を転写時に
用いる被転写体の種類により選択して用いることができ
る。上記接着剤層5を形成するに当たっては、前記した
硬化型樹脂層3の形成方法と同様の方法により形成する
ことができる。
尚、本発明転写シートlは、硬化型樹脂層3と金属蒸着
N4との間に絵柄層を設けることもできる。絵柄層を形
成するに当たってはインキが用いられ、このインキとし
ては、例えば、ポリメタクリル酸メチル5ポリメタクリ
ル酸エチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブ
チル等のアクリル樹脂又はメタクリル樹脂の単体又は共
重合樹脂、ポリスチレン、ポリα−エチルスチレン等の
スチレン樹脂及びスチレン共重合樹脂、酢酸セルロース
、塩化ビニル、ポリエステル樹脂等のアルコール不溶性
樹脂の1種又は2種以上のものをビ1−. /Iルとし
たものが挙げられ、上記ビヒクルとしたものにDn料又
は染料の着色剤、可塑剤、安定剤等をt昆棟したものを
用いることができる。
上記の如き(h成からなる転写ノートlを実際に用いる
に当たっては、被転写体に転写シートlの接着剤層5側
から重ね合わせ加つサ圧看を行い、離型性シート2を?
りがずことにより、転写シートlにおける硬化型樹脂層
3及び金属京着層4が被転写体に転写される。
本発明の転写シートを用いてなるプラスチックミラーの
製造方法は、上記構成からなる転写シートlを用いて行
うプラスチックミラーの製造方法である。上記製造方法
は転写シート1を製造した後、最初に、第2図に示され
るように転写シート1における接着剤層5を合成樹脂板
6に重ね合わせ加熱圧着を行い、離型性シート2を剥が
して合成樹脂板6に転写を行う。上記合成樹脂板6の材
質としては、アクリル、ポリスチレン、アクリルニトリ
ル−ブタジェン−スチレン、ナイロン、ポリカーボネー
ト、ポリプロピレン等の樹脂又はそれらの複合物が挙げ
られる。
転写シー1−1を合成樹脂板6に転写する転写方法とし
ては、一般のロール転写、プレス転写の他に、各種方法
により成型されるプラスチ、りの成型品に、その成型の
際に多くは成型時の熱を利用して転写を行う方法を用い
ることができる。上記プラス千ツクの成型品の成型時に
転写を行う方法とは、例えば、押出成型やカレンダー成
型の場合は、成型品が出てくる時点で直ちに転写シー!
・を成型品に熱融着させ転写さセるものであり、また、
射出成型の場合は、射出成型用金型中に転写シートを載
置しておき転写される転写ソー]・における層と射出さ
れた樹脂とを一体化させ転写を行うものである。
次に第3図に示されるように、合成樹脂板6に転写を行
った構成体7の硬化型樹脂層3側から紫外線8又は電子
線8を照射して、核層3を形成する紫外線又は電子線硬
化樹脂を架橋硬化させる。
上記紫外線8照射としては、高圧水銀灯、低圧水銀灯、
メタルハライドランプ、キセノンランプ等の光源を用い
て照射を行うことができ、また電子線8照射としては、
タングステンフィラメントを装備したカーテン型、走査
型等の加速機を用いて照射を行うことができる。
上記の如く構成体7の硬化型樹脂層3に紫外線又は電子
線を照射することにより、第4図に示される架橋硬化さ
れた硬化型樹脂層3.:Iを有するプラスチックミラー
9を得ることができる。」二記硬化型樹脂層3aは、プ
ラスチックミラー9におけろ上屈茎着層1の表面を保護
するものである。
尚、本発明の転写シートを用いてなるプラスチクミラー
の製造方法は、製造に用いろ転写ノートlにおける硬化
型樹脂層3と金属突着I?14との間に絵柄層を設けた
転写シートlを用いることができ、該絵柄層を設けるこ
とにより、製造されるプラスチックミラーの鏡面上に各
種絵柄模様等を適″Ii設けることができるためにプラ
スチックミラーの装飾効果を高めることができる。
以下、具体的実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明す
る。
実施例 厚さ25μのポリエステルフィルム(東し製ルミラーT
−60)からなる離型製シートの片面に、紫外線硬化樹
脂(三菱油化ファインiI′@製コピマー)をメチルエ
チルケトンで希釈(固形分35oA)させたものを、グ
ラビアリバースコーターにてコーティングを行い熱風(
80℃)乾燥して固体皮膜化させ、厚さ5μの硬化型樹
脂層を形成した。硬化型樹脂層上の前面にアルミニウム
を厚さが500八となるように真空蒸着し、アルミ遺着
面上にアクリル樹脂系接着剤を塗布して本発明の転写シ
ートを得た。
次に、得られた転写シートを用いて、アクリル板(三菱
レーヨン(株!!りの片面に上記転写シートの接着剤層
が接するように重ね合わせ加圧ゴl、ローラー(表面温
度200℃)で圧着して離型性シートを除去して転写を
行った。しかる後、転写後の上記アクリル板を、オゾン
含有タンプの高圧水銀灯(80w/cm)5灯の中にi
l!!過(通過スピード5m/min )させ紫外線照
射を行い、プラスチックミラーを製造した。
上記プラスチックミラーの製造方法は、転写シートを用
いてアクリル板に転写を行い、しかる後紫外線照射を行
うため、作業効率が良好な製造方法であった。また、上
記製造方法によって得られたプラスチックミラーは、表
向に極めて強固な三次元架橋皮膜(架橋硬化された硬化
型樹脂層)をf1シているために耐擦傷性、耐溶剤性等
の良好な表面物性を有するものであった。
〔発明の効果〕
本発明の転写シートは離型性シートと、該シートの離型
面上に設けた未硬化状態において常温で固体であり且つ
熱可塑性である紫外線又は電子線硬化樹脂からなる硬化
型樹脂層と、該樹脂層上に金属蒸着層とからなるため、
転写を行った後に紫外線又は電子線を照射することによ
り硬化型樹脂層を架橋硬化させることができるという効
果がある。
また、本発明の転写シートを用いてなるプラスチ、クミ
ラーの製造方法は離型性シートの離型面上に、未硬化状
態において常温で固体であり且つ熱可塑性である紫外線
又は電子線硬化樹脂からなる硬化型樹脂層を形成し、該
樹脂層上に金属蒸着層を形成してなる転写シートを用い
て、合成樹脂板上に転写を行い、しかる後、紫外線又は
電子線を!1q射して転写された上記硬化型樹脂層を架
橋硬化させるため、金属蒸着層を保護するための硬化型
に1脂層を転写シートの製造過程において形成すること
ができ、従来の製造方法のようにロールコート、スプレ
ー等により後から表面保護層を設ける必要がなくなるた
めに作業性が向上するという効果があり、また、硬化型
樹脂層が未硬化の状態でもベトつきのない紫外線又は電
子線硬化樹脂により形成されているため転写時の加工適
性が優れ、さらに転写シートを転写した後に上記硬化型
樹脂層を紫外線又は電子線の照射により架橋硬化させる
ことが可能であるため生産性を良好であるという効果を
有する。
さらに本発明のプラスチックミラーの製造方法によれば
、架橋硬化され優れた耐擦傷性の硬化型樹脂層を有する
プラスチックミラーを低コスト、節便な製造工程により
製造し得ることができるという1重々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は本発明転写シ
ートの一部縦断面図、第2図は転写シートを合成樹脂板
に転写するときの状態を示す一部1イ断面図、第3図は
第2図における合成樹脂板に転写を行った構成体に紫外
線又は電子線を照射ずろ状態を示す略図、第4[71は
本発明の製造方法により11られるプラスチックミラー
の一部縦断面図である。 1・・・転写シート 2 ・・離型性シート3・・・硬
化型樹脂層 4・・・金属蒸着層5・・・接着剤層  
 6・・・合成樹脂層8・・・紫外線又は電子線 第1図 第3図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)離型性シートと、該シートの離型面上に設けた未
    硬化状態において常温で固体であり且つ熱可塑性である
    紫外線又は電子線硬化樹脂からなる硬化型樹脂層と、該
    樹脂層上に設けた金属蒸着層とからなることを特徴とす
    る転写シート。
  2. (2)金属蒸着層上に接着剤層を設けてなる特許請求の
    範囲第1項記載の転写シート。
  3. (3)硬化型樹脂層と金属蒸着層との間に絵柄層を設け
    てなる特許請求の範囲第1項又は第2項記載の転写シー
    ト。
  4. (4)離型性シートの離型面上に、未硬化状態において
    常温で固体であり且つ熱可塑性である紫外線又は電子線
    硬化樹脂からなる硬化型樹脂層を形成し、該樹脂層上に
    金属蒸着層を形成してなる転写シートを用いて、合成樹
    脂板上に転写を行い、しかる後、紫外線又は電子線を照
    射して転写された上記硬化型樹脂層を架橋硬化させるこ
    とを特徴とする転写シートを用いてなるプラスチックミ
    ラーの製造方法。
  5. (5)転写シートの金属蒸着層上に接着剤層を設け、該
    接着剤層を介して転写シートを合成樹脂板上に転写する
    特許請求の範囲第4項記載の転写シートを用いてなるプ
    ラスチックミラーの製造方法。
  6. (6)硬化型樹脂層と金属蒸着層との間に絵柄層を設け
    てなる転写シートを用いて合成樹脂板に転写する特許請
    求の範囲第4項又は第5項記載の転写シートを用いてな
    るプラスチックミラーの製造方法。
JP21966185A 1985-10-02 1985-10-02 転写シ−ト及び転写シ−トを用いてなるプラスチツクミラ−の製造方法 Pending JPS6277999A (ja)

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