JPS6042270Y2 - 安全点火装置 - Google Patents
安全点火装置Info
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- JPS6042270Y2 JPS6042270Y2 JP1980579U JP1980579U JPS6042270Y2 JP S6042270 Y2 JPS6042270 Y2 JP S6042270Y2 JP 1980579 U JP1980579 U JP 1980579U JP 1980579 U JP1980579 U JP 1980579U JP S6042270 Y2 JPS6042270 Y2 JP S6042270Y2
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- JP
- Japan
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- operating
- operating position
- piece
- lever
- rod
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- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、主としてオーブンその他の強制給排気式燃焼
器に用いる安全点火装置に関する。
器に用いる安全点火装置に関する。
(従来の技術)
従来この種装置においては、残留ガスによる爆発着火を
防止すべく電源スィッチに給排気ファンの駆動回路とに
れに並列に遅延回路とを接続し、該遅延回路の出力側に
点火スイッチを備えた点火回路を接続して、給排気ファ
ンによる残留ガスのパージを先行させた後該遅延回路に
より設定されるパージ時間の経過で点火を行う式に構成
するを一般とするが、この場合電源スィッチと点火スイ
ッチとはガスコックの開栓操作に連動して閉路せしめる
式を一般としたもので、かくするときは電源スィッチの
閉路とガスコックの開栓とが同時に行われて、パージ時
間中口火バーナ等から生ガスが放出され、パージの効果
を低下したりガスの無駄を生ずる不都合を伴う。
防止すべく電源スィッチに給排気ファンの駆動回路とに
れに並列に遅延回路とを接続し、該遅延回路の出力側に
点火スイッチを備えた点火回路を接続して、給排気ファ
ンによる残留ガスのパージを先行させた後該遅延回路に
より設定されるパージ時間の経過で点火を行う式に構成
するを一般とするが、この場合電源スィッチと点火スイ
ッチとはガスコックの開栓操作に連動して閉路せしめる
式を一般としたもので、かくするときは電源スィッチの
閉路とガスコックの開栓とが同時に行われて、パージ時
間中口火バーナ等から生ガスが放出され、パージの効果
を低下したりガスの無駄を生ずる不都合を伴う。
本願出願人は先にかかる不都合を解消すべく、電源スイ
ツチ用の操作杆を別個に設け、先ず該操作杆により電源
スィッチを閉じてパージ時間経過後に別個の操作レバに
よりガスコックの開栓と点火スイッチの閉路とを行い得
られるようにし、更に失火事故等の再点火操作に際し操
作レバを非操作位置に戻したときはこれに連動する駆動
片により電源スィッチを開いて操作杆の再度の操作によ
らなければ、点火を行い得ないようにしたものを提案し
た。
ツチ用の操作杆を別個に設け、先ず該操作杆により電源
スィッチを閉じてパージ時間経過後に別個の操作レバに
よりガスコックの開栓と点火スイッチの閉路とを行い得
られるようにし、更に失火事故等の再点火操作に際し操
作レバを非操作位置に戻したときはこれに連動する駆動
片により電源スィッチを開いて操作杆の再度の操作によ
らなければ、点火を行い得ないようにしたものを提案し
た。
(実願昭53−8477涛)(考案が解決しようとする
問題点) しか−し、この場合操作杆を操作しないで誤って操作レ
バのみを操作位置に操作すると生ガス放出の危険がある
。
問題点) しか−し、この場合操作杆を操作しないで誤って操作レ
バのみを操作位置に操作すると生ガス放出の危険がある
。
従って操作杆を操作しない限り操作レバを操作出来ない
ようにすることが望まれる。
ようにすることが望まれる。
(問題点を解決するための手段)
本考案はかかる要望を満した操作を得ることをその目的
とするもので、ファンその他の残留ガス排出装置8の駆
動回路9と、該駆動回路9と並列の遅延回路10と、該
遅延回路10の出力側に接続される点火スイッチ5を備
える点火回路11とを電源に接続する電源スィッチ2を
枠体1に設け、該枠体1に、非操作位置側にばね26で
弾発され操作装置で該電源スィッチ2を閉成する操作杆
3と、操作位置と非操作位置とに切換操作され操作位置
で枠体1に設けたガスコック4の開栓と前記点火スイッ
チ5の閉成とを行う操作レバ6と、前記操作杆3を操作
位置に係止する係止片28と、前記操作杆3を操作レバ
6との間に介在させて該操作レバ6の非操作位置への戻
し操作で該係止片28による該操作杆3の係止を解く駆
動片7とを設けたものに於いて、該枠体1に前記操作レ
バ6を非操作位置に係止するロット片12を設け、該ロ
ット片12は、該操作レバ6を係止する位置側にばね3
1で弾発させると共に、前記操作杆3の奏位置への切換
操作にともなわれて非係止位置に移動されるようにして
戊る。
とするもので、ファンその他の残留ガス排出装置8の駆
動回路9と、該駆動回路9と並列の遅延回路10と、該
遅延回路10の出力側に接続される点火スイッチ5を備
える点火回路11とを電源に接続する電源スィッチ2を
枠体1に設け、該枠体1に、非操作位置側にばね26で
弾発され操作装置で該電源スィッチ2を閉成する操作杆
3と、操作位置と非操作位置とに切換操作され操作位置
で枠体1に設けたガスコック4の開栓と前記点火スイッ
チ5の閉成とを行う操作レバ6と、前記操作杆3を操作
位置に係止する係止片28と、前記操作杆3を操作レバ
6との間に介在させて該操作レバ6の非操作位置への戻
し操作で該係止片28による該操作杆3の係止を解く駆
動片7とを設けたものに於いて、該枠体1に前記操作レ
バ6を非操作位置に係止するロット片12を設け、該ロ
ット片12は、該操作レバ6を係止する位置側にばね3
1で弾発させると共に、前記操作杆3の奏位置への切換
操作にともなわれて非係止位置に移動されるようにして
戊る。
(作 用)
次に本考案の作用を説明する。
先ず操作杆3により電源スィッチ2を閉じる。
かくするときは、駆動回路9に介在させた残留ガス排出
装置8が稼働して燃焼空間内の残留ガスを排除する。
装置8が稼働して燃焼空間内の残留ガスを排除する。
次いでパージ時間の経過後レバ6を操作位置に揺動し、
口火バーナを備えるものでは、口火バーナに着火した後
主バーナに着火させ、口火バーナを備えないものでは直
接主バーナに着火させる。
口火バーナを備えるものでは、口火バーナに着火した後
主バーナに着火させ、口火バーナを備えないものでは直
接主バーナに着火させる。
この状態で失火事故を生じた場合は、操作レバ6を非操
作位置に戻す。
作位置に戻す。
かくするときは、その戻し操作に連動して駆動片7を介
して係止片28による操作杆3の係止を解く、このため
操作杆3はばね26に弾かれて非操作位置にもどる。
して係止片28による操作杆3の係止を解く、このため
操作杆3はばね26に弾かれて非操作位置にもどる。
このため電源スィッチ2が開かれると共に、ロット片1
2はばね26に弾かれて係止位置に移動する。
2はばね26に弾かれて係止位置に移動する。
このため操作レバ6は該ロット片12によって非操作位
置に係止される。
置に係止される。
従って再点火行うには、前述のとおり操作杆3を操作し
て電源スィッチ2の閉路操作を行なった後でなければ操
作レバ6することが出来ず、操作杆3に先だって操作レ
バ6を操作するの誤操作を防げ該誤操作による生ガスの
放出の危険を防げる。
て電源スィッチ2の閉路操作を行なった後でなければ操
作レバ6することが出来ず、操作杆3に先だって操作レ
バ6を操作するの誤操作を防げ該誤操作による生ガスの
放出の危険を防げる。
(実施例)
本考案実施の1例を別紙の図面につき説明する。
第1図乃至第4図に於いて、1は機枠、3は該機枠1の
上部に設けた押操作される操作杆で、第4図に示すごと
く該操作杆3の操作位置で電源スィッチ2を閉じ復帰位
置で該スイッチ2を開くようにしてなり、該スイッチ2
には、第6図に示すごとく給排気ファンその他の残留ガ
ス排出装置8の駆動回路9とこれと並列の遅延回路10
を接続し、該遅延回路10の出力側に前記点火スイッチ
5を備えた点火回路11を接続して成る。
上部に設けた押操作される操作杆で、第4図に示すごと
く該操作杆3の操作位置で電源スィッチ2を閉じ復帰位
置で該スイッチ2を開くようにしてなり、該スイッチ2
には、第6図に示すごとく給排気ファンその他の残留ガ
ス排出装置8の駆動回路9とこれと並列の遅延回路10
を接続し、該遅延回路10の出力側に前記点火スイッチ
5を備えた点火回路11を接続して成る。
第1図乃至第3図に於いて、6は機枠1に揺動自在に支
持させたガスコック4の開栓と点火スイッチ5の閉路と
を行う操作レバを示す。
持させたガスコック4の開栓と点火スイッチ5の閉路と
を行う操作レバを示す。
これを詳述すると、該操作レバ6は、枠体1に設けた軸
13に揺動自在に支持させたガスコック4用の第1操作
レバ6−1と点火スイッチ5用の第2操作レバ6−2と
て構威し、該第1操作レバ6−1は第3図aに示す上側
の非操作位置から仝図すに示す下側の操作位置への揺動
により、その前側部に形成した係合孔6a−1に保合突
起14aにおいて係合させた摺動子14を下方に摺動し
、該摺動子14は第2図示の如く連片4bを介して連結
したガスコック4のテーバ栓4aを開栓方向に回動ずべ
く作動するものとし、又第2操作レバ6−2は戻しばね
15に抗した下側の操作位置への揺動操作でその後端の
凸部6a−2がリミットスイッチから成る点火スイッチ
5の作動子5aに当接して点火スイッチ5を閉路すべく
作動するものとし、更に該第2操作レバ6−2の操作摘
み6b−2はこれを第2図に示すごとく第1操作レバ6
−1の操作摘み6b−1の上側縁に係合させて、該第2
操作レバ6−2の操作位置への揺動操作によればこれと
共に第1操作レバ6−1が操作位置に揺動され、該第2
操作レバ6−2の操作力を解けは第3図Cに示す如く第
1操作レバ6−1を操作位置に残して第2装置レバ6−
2のみがもとしばね15により非操作位置に復帰される
ようにした。
13に揺動自在に支持させたガスコック4用の第1操作
レバ6−1と点火スイッチ5用の第2操作レバ6−2と
て構威し、該第1操作レバ6−1は第3図aに示す上側
の非操作位置から仝図すに示す下側の操作位置への揺動
により、その前側部に形成した係合孔6a−1に保合突
起14aにおいて係合させた摺動子14を下方に摺動し
、該摺動子14は第2図示の如く連片4bを介して連結
したガスコック4のテーバ栓4aを開栓方向に回動ずべ
く作動するものとし、又第2操作レバ6−2は戻しばね
15に抗した下側の操作位置への揺動操作でその後端の
凸部6a−2がリミットスイッチから成る点火スイッチ
5の作動子5aに当接して点火スイッチ5を閉路すべく
作動するものとし、更に該第2操作レバ6−2の操作摘
み6b−2はこれを第2図に示すごとく第1操作レバ6
−1の操作摘み6b−1の上側縁に係合させて、該第2
操作レバ6−2の操作位置への揺動操作によればこれと
共に第1操作レバ6−1が操作位置に揺動され、該第2
操作レバ6−2の操作力を解けは第3図Cに示す如く第
1操作レバ6−1を操作位置に残して第2装置レバ6−
2のみがもとしばね15により非操作位置に復帰される
ようにした。
尚、図示のものでは、第1図に示す口火安全弁16を第
2操作レバ6−2の操作位置への操作で押圧開弁される
ごとく設け、これをガスコック4の下流側に接続して、
第6図に示すごとく該安全弁16から口火バーナに連な
る口火ガス管路17と主バーナに連なる主ガス管路18
とを導出させ、更に該主ガス管路18にガス供給制御弁
19を介在させて、その作動ソレノイド19aを切換型
に構成した点火スイッチ5の常閉接点5bに接続し、か
くして第2操作レバ6−2の操作位置への操作によれば
、点火回路11を接続した常開接点5c側への点火スイ
ッチ5の切換作動で該常閉接点5bが開かれて該制御弁
19が閉弁され、口火バーナにのみガスが供給されてこ
れに点火され、第2操作レバ6−2の非操作位置への復
帰によれば該常閉接点5bが閉じられて該制御弁19が
開弁され、主バーナにも点火が与えられるようにした。
2操作レバ6−2の操作位置への操作で押圧開弁される
ごとく設け、これをガスコック4の下流側に接続して、
第6図に示すごとく該安全弁16から口火バーナに連な
る口火ガス管路17と主バーナに連なる主ガス管路18
とを導出させ、更に該主ガス管路18にガス供給制御弁
19を介在させて、その作動ソレノイド19aを切換型
に構成した点火スイッチ5の常閉接点5bに接続し、か
くして第2操作レバ6−2の操作位置への操作によれば
、点火回路11を接続した常開接点5c側への点火スイ
ッチ5の切換作動で該常閉接点5bが開かれて該制御弁
19が閉弁され、口火バーナにのみガスが供給されてこ
れに点火され、第2操作レバ6−2の非操作位置への復
帰によれば該常閉接点5bが閉じられて該制御弁19が
開弁され、主バーナにも点火が与えられるようにした。
口火安全装置16は、第2操作レバ6−2の操作位置へ
の操作によりこれに第3図すに示す如く結合ピン20a
において係合させた摺動板20が後方に摺動され、その
前端の押片部20bに第1図示の如く対向させた動作杆
21が後方に押されて該動作杆21上の細径部16cに
構成した弁体16aの押圧開弁作動が与えられるものと
し、口火バーナへの点火によれば第6図に示すフレーム
ロッドその他の火炎検知素子22aを有する電磁石16
bの作動回路22により該電磁石16bが通電励磁され
て開弁状態に保持されるようにした。
の操作によりこれに第3図すに示す如く結合ピン20a
において係合させた摺動板20が後方に摺動され、その
前端の押片部20bに第1図示の如く対向させた動作杆
21が後方に押されて該動作杆21上の細径部16cに
構成した弁体16aの押圧開弁作動が与えられるものと
し、口火バーナへの点火によれば第6図に示すフレーム
ロッドその他の火炎検知素子22aを有する電磁石16
bの作動回路22により該電磁石16bが通電励磁され
て開弁状態に保持されるようにした。
尚、第3図C示の状態での失火に際し第2操作レバ6−
2を直ちに操作すると、電源スィッチ2が閉じられてい
るため遅延回路10に予め出力が発生されて点火スイッ
チ5の閉路で直ちに点火が行われ、爆発着火の危険を生
ずるが、図示のものでは該第2操作レバ6−2の非操作
位置への復帰によりこれに係合し第1操作レバ6−1の
非操作位置への戻し操作により該保合を解かれる係合片
23を設けて、再点火操作に際しては該第1操作レバ6
−1の戻し操作により駆動片7を介して電源スィッチ2
を一旦間き、操作杆3による電源スィッチ2の閉路後遅
延回路10によるパージ時間の経過を持って第1第2操
作レバ6−1.6−2の操作位置への操作を行わせるも
のとした。
2を直ちに操作すると、電源スィッチ2が閉じられてい
るため遅延回路10に予め出力が発生されて点火スイッ
チ5の閉路で直ちに点火が行われ、爆発着火の危険を生
ずるが、図示のものでは該第2操作レバ6−2の非操作
位置への復帰によりこれに係合し第1操作レバ6−1の
非操作位置への戻し操作により該保合を解かれる係合片
23を設けて、再点火操作に際しては該第1操作レバ6
−1の戻し操作により駆動片7を介して電源スィッチ2
を一旦間き、操作杆3による電源スィッチ2の閉路後遅
延回路10によるパージ時間の経過を持って第1第2操
作レバ6−1.6−2の操作位置への操作を行わせるも
のとした。
これを更に詳述するに、係合片23は枠体1に設けた軸
24に揺動自在に且つばね31で反時計方向に付勢させ
て設け、第2操作レバ6−2の非操作位置においては第
3図C示の如く外レバ6−2上の係合ピン6cm2と該
係合片23の下端部前側縁の係合凹部23aとが係合し
第1操作レバ6−1の非操作位置への戻し操作によれば
第3図a示の如く該係合片23上のピン23bに第1操
作レバ6−1の上側のカム凸部6cm1が当接して、該
保合片23に時計方向への退勤が与えられ、該係合凹部
23aと係合ピン6cm2との保合が解かれるものとし
た。
24に揺動自在に且つばね31で反時計方向に付勢させ
て設け、第2操作レバ6−2の非操作位置においては第
3図C示の如く外レバ6−2上の係合ピン6cm2と該
係合片23の下端部前側縁の係合凹部23aとが係合し
第1操作レバ6−1の非操作位置への戻し操作によれば
第3図a示の如く該係合片23上のピン23bに第1操
作レバ6−1の上側のカム凸部6cm1が当接して、該
保合片23に時計方向への退勤が与えられ、該係合凹部
23aと係合ピン6cm2との保合が解かれるものとし
た。
前記操作杆3は、リミットスイッチから戊る電源スィッ
チ2を取付ける枠体1の上昇例のブラケット25に前方
の非操作位置から戻しばね26に抗して後方の操作位置
に押圧操作せしめるべく設けるものと腰その押圧操作に
よれば第4図す示の如く該操作杆3の一側縁のカム段部
3aが該電源スィッチ2の作動子2aに当接して該電源
スィッチ2の閉路が与えられ、且つ該操作杆3の他側縁
の突起3bがばね27により第1図示の如く下方に付勢
される係止片28の膨大部28aの後方に外れてこれが
該突起3bの前側縁に係合腰操作杆3の操作位置での係
止が与えられるようにした。
チ2を取付ける枠体1の上昇例のブラケット25に前方
の非操作位置から戻しばね26に抗して後方の操作位置
に押圧操作せしめるべく設けるものと腰その押圧操作に
よれば第4図す示の如く該操作杆3の一側縁のカム段部
3aが該電源スィッチ2の作動子2aに当接して該電源
スィッチ2の閉路が与えられ、且つ該操作杆3の他側縁
の突起3bがばね27により第1図示の如く下方に付勢
される係止片28の膨大部28aの後方に外れてこれが
該突起3bの前側縁に係合腰操作杆3の操作位置での係
止が与えられるようにした。
前記駆動片7は、前記係合片23の軸24に第5図示の
如く揺動自在に且つばね29により反時計方向に付勢し
て設けるもので、その反時計方向への揺動によれば第5
図Cに示すごとく係止片28がばね27に抗して押し上
げられ、前記膨大部28aと前記突起3bとの保合が解
かれて操作杆3がもどしばね26により第4図aに示す
前方の非操作位置に復帰され、電源スィッチ2が開かれ
るようにした。
如く揺動自在に且つばね29により反時計方向に付勢し
て設けるもので、その反時計方向への揺動によれば第5
図Cに示すごとく係止片28がばね27に抗して押し上
げられ、前記膨大部28aと前記突起3bとの保合が解
かれて操作杆3がもどしばね26により第4図aに示す
前方の非操作位置に復帰され、電源スィッチ2が開かれ
るようにした。
第7図に於いて30は該駆動片7にばね7aとストッパ
7bにより弾発係止せしめて設けたラチェット片で、第
1操作レバ6−1の前記カム凸部6cm1に該ラチェッ
ト片30に当接する駆動ピン6d−1を設けて、該第1
操作レバ6−1の操作位置への揺動に際しては該ラチェ
ット片30に第5図す示の如くばね7aに抗した逃げが
与えられるが、非操作位置へのもどし操作によれば駆動
ピン6d−1のラチェット片30への当接で第5図Cに
示す如く駆動片7にばね29に抗した時計方向への揺動
が与えられて、上記の如く電源スィッチ2が開かれるよ
うにした。
7bにより弾発係止せしめて設けたラチェット片で、第
1操作レバ6−1の前記カム凸部6cm1に該ラチェッ
ト片30に当接する駆動ピン6d−1を設けて、該第1
操作レバ6−1の操作位置への揺動に際しては該ラチェ
ット片30に第5図す示の如くばね7aに抗した逃げが
与えられるが、非操作位置へのもどし操作によれば駆動
ピン6d−1のラチェット片30への当接で第5図Cに
示す如く駆動片7にばね29に抗した時計方向への揺動
が与えられて、上記の如く電源スィッチ2が開かれるよ
うにした。
以上は上記した先の提案のものと特に異なるところはな
いが、本考案によれば、操作杆3の復帰動作に連動する
ロック12を設けて、該操作杆3の復帰動作によらなけ
れば第1第2操作レバ6−1.6−2の操作位置への操
作を行い得ないようにした。
いが、本考案によれば、操作杆3の復帰動作に連動する
ロック12を設けて、該操作杆3の復帰動作によらなけ
れば第1第2操作レバ6−1.6−2の操作位置への操
作を行い得ないようにした。
即ち、該ロック片12は、前記軸24に揺動自在に且つ
前記係合片23との間に掛は渡したばね31により時計
方向に付勢してその上端部を操作杆3に形成した係合突
起3cの後端縁に係合するもので、該操作杆3の前方の
復帰位置には該ロック片12の下端部後側縁に形成した
係合凹部12aが第3図a示の如く第2操作レバ6−2
の係合ピン6cm2に係合してこれを復帰位置に係止す
るロック位置と、操作杆3を後方の操作位置とした電源
スィッチ2の閉路時にばばね31に抗した反時計方向へ
の揺動により該係合凹部12aが係合ピロcm2の前方
に外れて前記係止を解除する解除位置とに進退されるよ
うにした。
前記係合片23との間に掛は渡したばね31により時計
方向に付勢してその上端部を操作杆3に形成した係合突
起3cの後端縁に係合するもので、該操作杆3の前方の
復帰位置には該ロック片12の下端部後側縁に形成した
係合凹部12aが第3図a示の如く第2操作レバ6−2
の係合ピン6cm2に係合してこれを復帰位置に係止す
るロック位置と、操作杆3を後方の操作位置とした電源
スィッチ2の閉路時にばばね31に抗した反時計方向へ
の揺動により該係合凹部12aが係合ピロcm2の前方
に外れて前記係止を解除する解除位置とに進退されるよ
うにした。
尚、このものではロック片12と第1操作レバ6−1と
の直接の係合は行わないようにしたが、該第1操作レバ
6−1は上記した如く第2操作レバ6−2により操作位
置に揺動されるため、該第2操作レバ6−2の係正によ
り間接的に非操作位置に係止されることとなる。
の直接の係合は行わないようにしたが、該第1操作レバ
6−1は上記した如く第2操作レバ6−2により操作位
置に揺動されるため、該第2操作レバ6−2の係正によ
り間接的に非操作位置に係止されることとなる。
第1図に於いて、32は枠体1にガスコック4と口火安
全弁16との間に介在させて設けたがバナ、第6図に於
いて33.34は遅延回路10の出力端子に接続したパ
ージ時間の経過を表示する表示ランプ並びに風圧スイッ
チを示す。
全弁16との間に介在させて設けたがバナ、第6図に於
いて33.34は遅延回路10の出力端子に接続したパ
ージ時間の経過を表示する表示ランプ並びに風圧スイッ
チを示す。
次いでその作動を説明するに、先ず操作杆3により電源
スィッチ2を閉じ、給排気ファンその他の残留ガス排出
装置8により燃焼室内の残留ガスを排除し、パージ時間
の経過を表示ランプ33により確認して、第1第2レバ
6−1.6−2を操作位置に揺動腰口火バーナへの点火
と次いで第2操作レバ6−2を非操作位置に復帰させて
口火バーナより主バーナへの点火とを行う。
スィッチ2を閉じ、給排気ファンその他の残留ガス排出
装置8により燃焼室内の残留ガスを排除し、パージ時間
の経過を表示ランプ33により確認して、第1第2レバ
6−1.6−2を操作位置に揺動腰口火バーナへの点火
と次いで第2操作レバ6−2を非操作位置に復帰させて
口火バーナより主バーナへの点火とを行う。
この状態で失火事故を生じた場合は、第1操作レバ6−
1を非操作位置に戻腰操作杆3がもどることにより電源
スィッチ2を開いて再び上記と同様の操作で再点火を行
うが、この場合操作杆3による電源スィッチ2の閉路操
作を行うことなく第1第2操作レバ6−1.6−2を操
作しようとしても、ロックにより同操作レバ6−1.6
−2は非操作位置に係止されるため、かかる誤操作を行
う危険がない。
1を非操作位置に戻腰操作杆3がもどることにより電源
スィッチ2を開いて再び上記と同様の操作で再点火を行
うが、この場合操作杆3による電源スィッチ2の閉路操
作を行うことなく第1第2操作レバ6−1.6−2を操
作しようとしても、ロックにより同操作レバ6−1.6
−2は非操作位置に係止されるため、かかる誤操作を行
う危険がない。
尚、上記実施例においては、ロック片12を操作杆3に
連動させてロック位置と解除位置とに進退させるように
したが、これを電源スィッチ2に接続するソレノイド等
を用いて電気的に進退せしめることも可能であり、特に
かくするときは、該電源スィッチ2の断線その他の電気
的な故障によってもロック片12による操作レバ6のロ
ックが解かれることなく有利である。
連動させてロック位置と解除位置とに進退させるように
したが、これを電源スィッチ2に接続するソレノイド等
を用いて電気的に進退せしめることも可能であり、特に
かくするときは、該電源スィッチ2の断線その他の電気
的な故障によってもロック片12による操作レバ6のロ
ックが解かれることなく有利である。
又主バーナに直接点火する方式の燃焼器においては、口
火安全弁16を省略し共通1個の操作レバ6によりガス
コック4の開栓と点火スイッチ5の閉路とを行うように
しても良い。
火安全弁16を省略し共通1個の操作レバ6によりガス
コック4の開栓と点火スイッチ5の閉路とを行うように
しても良い。
(考案の効果)
このように本考案によるときは、操作杆3の復帰動作に
連動して操作レバ6を非操作位置に係止するロック位置
と操作位置への切換操作にともなわれて係止を解除する
解除位置とに切換操作されるロック片12を設けたので
、操作杆3の操作によらなければ、操作レバ6がロック
片12に係止された状態に保たれるため、常に操作レバ
6の操作に先行して操作杆3を操作するを要し、先に提
案したもののように操作杆3の操作忘れを生じることが
なく、安全に使用出来る装置を得られるの効果がある。
連動して操作レバ6を非操作位置に係止するロック位置
と操作位置への切換操作にともなわれて係止を解除する
解除位置とに切換操作されるロック片12を設けたので
、操作杆3の操作によらなければ、操作レバ6がロック
片12に係止された状態に保たれるため、常に操作レバ
6の操作に先行して操作杆3を操作するを要し、先に提
案したもののように操作杆3の操作忘れを生じることが
なく、安全に使用出来る装置を得られるの効果がある。
第1図は本考案装置の1例の正面図、第2図は第1図の
■−■線截線面断面図3図abcはその作動を説明する
背面図、第4図abは電源スィッチの開閉作動を説明す
る第3図aのIV−IV線截断面図、第5図はabcは
駆動片の作動を説明する背面図、第6図はガス回路と電
気回路を示す線図である。 1・・・・・・枠体、2・・・・・・電源スィッチ、3
・・・・・・操作杆、4・・・・・・ガスコック、5・
・・・・・点火スイッチ、6・・・・・・操作レバ、7
・・・・・・駆動片、8・・・・・・残留ガス排出装置
、9・・・・・・駆動回路、10・・・・・・遅延回路
、11・・・・・・点火回路、12・・・・・・ロック
片、28・・・・・・係止片。
■−■線截線面断面図3図abcはその作動を説明する
背面図、第4図abは電源スィッチの開閉作動を説明す
る第3図aのIV−IV線截断面図、第5図はabcは
駆動片の作動を説明する背面図、第6図はガス回路と電
気回路を示す線図である。 1・・・・・・枠体、2・・・・・・電源スィッチ、3
・・・・・・操作杆、4・・・・・・ガスコック、5・
・・・・・点火スイッチ、6・・・・・・操作レバ、7
・・・・・・駆動片、8・・・・・・残留ガス排出装置
、9・・・・・・駆動回路、10・・・・・・遅延回路
、11・・・・・・点火回路、12・・・・・・ロック
片、28・・・・・・係止片。
Claims (1)
- ファンその他の残留ガス排出装置8の駆動回路9と、該
駆動回路9と並列の遅延回路10と、該遅延回路10の
出力側に接続される点火スイッチ5を備える点火回路1
1とを電源に接続する電源スィッチ2を枠体1に設け、
該枠体1に、非操作位置側にばね26で弾発され操作装
置で該電源スィッチ2を閉成する操作杆3と、操作位置
と非操作位置とにvJ換操作され操作位置で枠体1に設
けたガスコック4の開栓と前記点火スイッチ5の閉成と
を行う操作レバ6と、前記操作杆3を操作位置に係止す
る係止片28と、前記操作杆3を操作レバ6との間に介
在させて該操作レバ6の非操作位置への戻し操作で該係
止片28による該操作杆3の係止を解く駆動片7とを設
けたものに於いて、該枠体1に前記操作レバ6を非操作
位置に係止するロット片12を設け、該ロフト片12は
、該操作レバ6を係止する位置側にばね31で弾発させ
ると共に、前記操作杆3の操作位置への切換操作にとも
なわれて非係止位置に移動されるようにして成る安全点
火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980579U JPS6042270Y2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | 安全点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980579U JPS6042270Y2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | 安全点火装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55122068U JPS55122068U (ja) | 1980-08-29 |
JPS6042270Y2 true JPS6042270Y2 (ja) | 1985-12-25 |
Family
ID=28849600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980579U Expired JPS6042270Y2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | 安全点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042270Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-20 JP JP1980579U patent/JPS6042270Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55122068U (ja) | 1980-08-29 |
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