JP2512708Y2 - 押釦装置 - Google Patents

押釦装置

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JP2512708Y2
JP2512708Y2 JP1989120942U JP12094289U JP2512708Y2 JP 2512708 Y2 JP2512708 Y2 JP 2512708Y2 JP 1989120942 U JP1989120942 U JP 1989120942U JP 12094289 U JP12094289 U JP 12094289U JP 2512708 Y2 JP2512708 Y2 JP 2512708Y2
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rod
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秀夫 紀藤
弘 水野
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えば瞬間湯沸器、こんろその他の燃焼器の
燃料供給路を通断させる弁の開閉を行なう押釦装置に関
する。
(従来の技術) 従来の押釦装置として、押釦とこれに押され例えば電
磁安全弁や電磁弁のように電磁石に吸着体を当接せしめ
て弁を開く(本明細書では押圧開弁と称する)押杆とを
備えるものは知られている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のものは、押釦を押して押圧
開弁後も更に押釦を押し続けると、押杆を介して電磁石
と吸着体との当接部に直接強い力が加わり、耐久性が損
なわれる不都合があった。
そこで、押釦と押杆との間にばねを介在させ、ばね弾
性力でその力を吸収することが考えられるが、押釦装置
に変形ハートカム機構を組込んで、電磁安全弁を押圧開
弁するための押杆の1回目の押し操作距離より、開閉弁
を閉じるための押杆の2回目の押し操作距離を小さくし
て2回目の押し操作時に、点火器等を作動させないよう
にしたもの(例えば特開昭60-103232号公報で知られて
いる)では、終端位置より手前の拘束位置で拘束される
2回目の押し操作時に、1回目の操作と同じように押釦
を押し操作勝ちとなり、これに伴って押釦が強く押勝さ
れ、前記板ばねを弾性限界を越えて変形させる恐れがあ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記不都合を無くした押釦装置を提供しよう
とするものであって、押釦と、これに押されて始端位置
から終端位置まで移動自在の押杆と、該押釦の1回目の
押し操作及びこれに続く該押釦の押し操作解除で始端位
置側に復動する該押杆を中間位置で係止し、さらに該押
釦の2回目の押し操作、及びこれに続く中間位置と終端
位置との中間に設けた該押杆の移動が拘束される拘束位
置での該押釦の押し操作の解除で、該押杆を始端位置に
復帰させる変形ハートカム機構とを備え、該1回目の押
し操作で弁を備えた吸着体を電磁石に当接させて弁を開
弁保持させるようにした押釦装置において、該押釦に板
ばねを取付け、該板ばねに押杆を当接させて該板ばねを
介して押杆を押すように構成すると共に、該押釦の2回
目の押し操作時に前記板ばねの変形を弾性限界内で停止
させるばねストッパを押釦に設けたことを特徴とする。
(作用) 上記構成を備える押釦装置にあっては、押杆は板ばね
を介して押されるため、押釦を押して、電磁石に吸着体
を当接させて弁を押圧開弁した後、更に押し続けても、
電磁石と吸着体との当接部にかかる無理な力を該ばねに
よって吸収出来る。
また、変形ハートカム機構によって、押杆が終端位置
より手前の拘束位置に拘束される2回目の押し操作時
に、1回目の操作と同じように押釦を押し操作し勝ちと
なり、これに伴って押釦が強く押され、弾性限界を越え
て該板ばねを変形させる恐れがあるが、ばねストッパを
設けることで該板ばねの変形を弾性限界内に止めること
ができる。
(実施例) 次に本考案を瞬間湯沸器に適用した場合の実施の1例
を図面に基づいて説明する。
図面で、1は瞬間湯沸器2の熱交換器3の加熱用バー
ナ4に連なるガス供給路を示し、該ガス供給路1内に
は、前面の操作パネルに挿設した押釦5により押杆6を
介して押し操作される操作杆7が挿入されると共に該操
作杆7の後端に遊びを存して係合されるレバー8が設け
られ、さらに該レバー8の動作端に対向する位置には電
磁安全装置9の電磁安全弁9aが設けられる。該電磁安全
装置9は該電磁安全弁9aをバネ9bの弾発力に抗して吸着
開弁保持する電磁石9cと吸着体9dとを備えていて、押釦
5の押し操作によりレバー8で電磁石9cに吸着体9dを当
接せしめ電磁安全弁9aを開弁保持させる。
該レバー8は中間の支点10を中心に揺動自在に構成さ
れ、該押杆6と操作杆7は前後方向に進退自在に構成さ
れる。
該押杆6には、従来公知(例えば特開昭60-103232号
公報)の変形ハートカム機構11が組込まれ、開閉弁12を
開くと共に吸着体9dを電磁石9cに当接せしめて電磁安全
弁9aを押圧開弁する押杆6の1回目の押し操作距離よ
り、開閉弁12を閉じる押杆6の2回目の押し操作距離を
小さくして2回目の押し操作時には、点火器17を作動さ
せないように、或るいは又後述する点火弁13が開かない
ようにした。又該操作杆7には、該開閉弁12が固定され
ると共に小径部から成る点火弁13が形成される。
前記ガス供給路1には、さらに該開閉弁12の下流側に
前記熱交換器3への通水時に水圧応動部材14を介して開
弁される水圧応動弁15が介設され、さらに前記バーナ4
の側部には、前記電磁安全装置9を制御する熱電対16を
臨ませた口火バーナ4aと、点火器17を臨ませた点火バー
ナ4bとを並設させて、該口火バーナ4aを口火ガス供給路
1aを介して、また点火バーナ4bを点火ガス通路1bと点火
弁13とを介して夫々該開閉弁12の下流側に接続した。
そして該押釦5は、これに設けた板ばね18を介して該
押杆6を押すようにした。更に該押釦5の1回目の押し
操作を電磁安全弁9aの押圧開弁後の所定位置で停止させ
る釦ストッパ19を設けた。これを具体的に説明すると、
該押釦5の基板5aに該押杆6の前端に対向配置させて透
孔21を設け、該基板5aの一側面に、該透孔21に臨ませて
板ばね18を設け、該基板5aの他側面に釦ストッパ19を設
けた。
かくて、押釦5の第1回目の押し操作によれば、押杆6
の始端位置Aから終端位置Bへの移動途中の中間位置C
の手前の(イ)点で開閉弁12が開弁され始め、中間位置
Cを越え終端位置Bの手前の(ロ)点でレバー8を介す
る電磁安全弁9aの開弁が始まり、(ハ)点で点火バーナ
4bにガス供給されると共に点火器17が作動されて、点火
バーナ4bを介しての口火バーナ4aへの火移り着火が与え
られる。更に押釦5を押し続けて吸着体9dが電磁石9cに
当接すると電磁安全弁9aが押圧開弁されたことになる。
これが押杆6の終端位置Bである。
この段階では釦ストッパー19は基部22には当接せず押
釦5は押し続けられ押杆6は板ばね18を介して押続けら
れる。板ばね18は電磁安全弁9aに強い力が加わらないよ
うに弾性変形の範囲内で更に撓み、更に押釦5が押し続
けられると釦ストッパー19が基部22に当たる。このと
き、所定のばね弾性力αが押杆6に加わる。すなわち、
押杆6には所定のばね弾性力α以上の押圧力は加わらな
いため、電磁安全弁9aは押杆6による押し過ぎが防止さ
れ損傷することはない。
尚、前記ばね弾性力αは板ばね18の板厚・材質等を変
えることにより任意に定めることができ、この場合、電
磁安全弁9aの強度以下に設定される。この着火後、押し
釦5の押しを解くが、かくするときは該押杆6は中間位
置Cに復動されて該中間位置Cに係止される。該押杆6
の中間位置Cへの復動によれば、点火器17の作動が停止
されると共に、点火弁13が閉弁されて点火バーナ4bは消
火されるが、開閉弁12は開弁状態に保持されて口火バー
ナ4aは燃焼を継続し、例えば該押杆6の復動によって作
動する通水連動装置30を介しての通水による水圧応動弁
15の開弁によりバーナ4への火移り着火が与えられる。
尚、該押杆6の中間位置Cへの復動によれば、電磁安
全弁9aはレバー8を介しての押圧を解かれるが、図示し
ない電気回路により一定時間開弁状態に強制的に保持さ
れ、以降この一定時間中に生じた口火バーナ4aに臨ませ
た熱電対16の起電力により該電磁安全弁9aは開弁状態に
保持される。
その後、押釦5の2回目の押し操作によれば、押杆6
の中間位置Cから終端位置Bにまで至らない終端位置B
側への少許の拘束位置Dへの移動で該押杆6の中間位置
Cでの係止が解かれ、これに続く該押釦5の押し解除で
該押杆6が始端位置Aに復帰され、開閉弁12が閉じられ
てガスが断たれ、バーナ4及び口火バーナ4aが消火され
る。これにより熱電対16よりの起電力もなくなり電磁安
全弁9aも閉じる。
この2回目の押し操作時に押釦5を強く押すと、変形
ハートカム機構11で押釦5のストロークが制限されるこ
とで、板ばね18の弾性限界を越えてこれを変形させる恐
れがあるが、押釦5にばねストッパ20を設けることで、
板ばね18の変形を弾性限界内に止めることができる。
尚、この実施例では、ばねストッパ20を基板5aにスポ
ット溶接で取付けたが、ばねストッパ20を透孔21を形成
する時に不要となる部分を利用して折曲げ加工により形
成しても良い。
第9図は他の例を示すもので、この例では開閉弁12を
バーナ5への出口の下流側に設けて開閉弁12は口火バー
ナ4aのみのガス制御を行なうようにした。
この場合も先の実施例と同様に第8図の(イ)点で開
閉弁12が開き始め、(ロ)で電磁安全弁9aが開弁され始
め、(ハ)で点火弁13の開弁と点火器17の作動が行なわ
れる。
尚、これらの実施例では押圧開弁される弁として電磁
安全装置9の電磁安全弁9aで説明したが、電池を電源と
し、押圧開弁することによって開弁保持される電磁弁で
も勿論良い。
(考案の効果) このように本考案によれば、押釦の1回目の押し操作
で、電磁石に吸着体を当接させて、弁を押圧開弁した
後、更に押釦を押し続けても、押杆は板ばねを介して押
されるため、押釦を押すとき電磁石と吸着体との当接部
にかかる無理な力を該ばねによって吸収出来るので、き
わめて簡単な構造で電磁石に吸着体との当接部に無理な
力が加わることがなく、耐久性が損われることがない。
また、変形ハートカム機構によって、押杆が終端位置よ
り手前の拘束位置に拘束される2回目の押し操作時に、
押釦を1回目の操作と同じように押し操作し勝ちとな
り、これに伴って押釦が強く押され、弾性限界を越えて
前記板ばねを変形させる恐れがあるが、ばねストッパを
設けることで該板ばねの変形を弾性限界内に止めること
ができて、該板ばねを損傷しないように保護出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を瞬間湯沸器に適用した場合の実施例の
1例を示す截断正面図、第2図はその一部の截断面とガ
ス系統と水系統を示す説明図、第3図はその押杆の部分
の分解斜視図、第4図はその要部の斜視図、第5図はそ
の押釦の押し操作前の状態を説明する図、第6図はその
押釦の押圧開弁時の状態を説明する図、第7図は変形ハ
ートカムを示す図、第8図は変形ハートカムによる押杆
の移動状態を示す説明図、第9図は他の実施例の一部を
示す図である。 5……押釦 6……押杆 9a……電磁安全弁(弁) 11……変形ハートカム機構 18……板ばね 19……釦ストッパ 20……ばねストッパ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】押釦と、これに押されて始端位置から終端
    位置まで移動自在の押杆と、該押釦の1回目の押し操作
    及びこれに続く該押釦の押し操作解除で始端位置側に復
    動する該押杆を中間位置で係止し、さらに該押釦の2回
    目の押し操作、及びこれに続く中間位置と終端位置との
    中間に設けた該押杆の移動が拘束される拘束位置での該
    押釦の押し操作の解除で、該押杆を始端位置に復帰させ
    る変形ハートカム機構とを備え、該1回目の押し操作で
    弁を備えた吸着体を電磁石に当接させて弁を開弁保持さ
    せるようにした押釦装置において、該押釦に板ばねを取
    付け、該板ばねに押杆を当接させて該板ばねを介して押
    杆を押すように構成すると共に、該押釦の2回目の押し
    操作時に前記板ばねの変形を弾性限界内で停止させるば
    ねストッパを押釦に設けたことを特徴とする押釦装置。
JP1989120942U 1989-10-18 1989-10-18 押釦装置 Expired - Lifetime JP2512708Y2 (ja)

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