JPH0335966Y2 - - Google Patents

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JPH0335966Y2
JPH0335966Y2 JP416790U JP416790U JPH0335966Y2 JP H0335966 Y2 JPH0335966 Y2 JP H0335966Y2 JP 416790 U JP416790 U JP 416790U JP 416790 U JP416790 U JP 416790U JP H0335966 Y2 JPH0335966 Y2 JP H0335966Y2
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valve
pusher
gas
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burner
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主にガスこんろに用いるガス制御装置
に関する。
(従来の技術) バーナへの供給ガス量を調節するガス量調節手
段を備えるものであつて該ガス量調節手段によつ
てガス量を絞つてあつても、点火操作時にバーナ
に供給されるガス量を増加させて点火時の点火特
性をよくしたものは特開昭55−72724号公報に知
られる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし特開昭55−72724号公報に開示されるも
のは、押回し操作されるガスコツクの押し操作に
連動して該点火操作時にバーナに供給されるガス
量を増加させて点火時の点火特性を良くするもの
で、その操作が面倒である。
そこで本考案は例えば特開昭57−105614号公報
に開示されるごとく、バーナに連なるガス燃料通
路に、点火操作用の押操作子により開弁操作され
る電磁安全弁と遮断弁とを設けたものにおいて、
該押操作子により簡単にその操作時にバーナに供
給されるガス量を増加させ得るようにしたことを
その目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案はかかる目的を達成するため、バーナに
連なる燃料通路に、点火操作用の押操作子により
開弁操作される電磁安全弁と遮断弁とを設けると
共に、別の操作部材によりバーナへの供給ガス量
を調節するガス量調節手段を備えるものに於い
て、該押操作子を始端位置から終端位置まで押操
作し、該終端位置で押操作を解くときロツク装置
によつて中間位置に係止されるものに構成し、該
電磁安全弁を該押操作子にその中間位置を過ぎた
位置から終端位置への押操作に押されて開弁し該
中間位置への復帰で閉弁可能状態に連動すると共
に、該遮断弁を該押操作子の中間位置の手前で開
弁し該中間位置への復帰で押操作子がロツク装置
に係止されて開弁状態を保つように連動させ、且
つ該押操作子の中間位置を過ぎた位置から終端位
置への押操作時にバーナへの供給ガス量を増量さ
せるガス増量手段を設けて成る。
(作用) 上記構成を備えるガス制御装置にあつては、該
押操作杆を押操作するとき、先ず遮断弁は該押操
作杆の中間位置の手前で開弁し始め、次いで中間
位置を過ぎた位置で電磁安全弁は開弁し始めると
共に、該ガス増量手段が働き、バーナに増量され
たガスが供給される。従つてこのとき点火器を作
動させれば、該バーナに着火される。そして終端
位置まで押した所で該電磁安全弁は該バーナに臨
ませた熱電対の起電力によつて吸着開弁される状
態に保たれる。そこで該押操作杆の押圧を解くと
きは該押操作杆はロツク装置によつて中間位置に
係止され遮断弁は開弁状態を保たれ、該燃焼状態
を維持すると共に電磁安全弁は失火が生じたら閉
弁される状態となり、またガス増量手段も作用が
停止する。
(実施例) 本考案実施の一例を別紙図面に付き説明する。
図面で1はガス弁筐、3は該ガス弁筐1に設け
たガス入口2に連なる第1ガス通路、5は該ガス
弁筐1に設けたガス出口4に連なる第2ガス通路
を示し、該両ガス通路3,5は弁筐1の左右に相
平行するごとく設け、該第1ガス通路3内にはこ
れに設けた弁座6aと協動する電磁安全弁6と、
その下流に設けた弁座7aと協動する遮断弁7と
を設け、第2ガス通路5にはこれに設けた弁孔9
aと協動する絞弁9を設けた。尚両ガス通路3,
5は該遮断弁7の下流側と絞弁9との間に介入す
るガス圧調整器11を介して連通する。
これを説明すると、第1ガス通路3の外周面に
これに設けた遮断弁7の下流側で第1ガス通路3
に連なる小径の凹窪12を設けると共に該凹窪1
2の上面に、第2ガス通路5に直交し且つ該第2
ガス通路5に設けた絞弁9の上流側で連通する側
路13の上面に跨がる前記凹窪12より大径の凹
窪14を設け、該凹窪14内に、中央に弁孔15
aを設けたガバナシート15を装着し、且つ該凹
窪14の周壁上端とこれの上面に施したカバー1
6との間にダイヤフラム17に吊下させた弁体1
8を前記カバナシート15の弁孔15a内に臨ま
せて該弁筐1の第1ガス通路3の上部位置に前記
ガス圧調整器11を設け、更にガバナシート15
には該側路13の上面と対向する位置には透孔1
9を設けて、該ガス圧調整器11が第2ガス通路
5と連通するようにした。
尚該バーナユニツト22はガス出口4に連なる
主バーナ22aと点火弁23を介して前記第1ガ
ス通路3に連なる口火バーナ22bとで構成し
た。
24は該口火バーナ22bに臨ませた点火器を
示し、前記電磁安全弁6のコイル6bは、第6図
に示すごとき強制保持回路26に介在させたコン
デンサ27の放電電荷と該口火バーナ22bに臨
ませた熱電対42の起電力により開弁保持される
もので、これは従来一般に用いられている安全弁
6と特に変わらず、28はこの回路26に介在さ
せた該コンデンサ27の充電側と放電側とに切換
え接続する切換えスイツチ、Sは電源を示す。而
して前記遮断弁7並びに電磁安全弁6は、燃焼器
の前面の操作パネル29に設けた押釦30a付き
の点火操作用の押操作子30により開弁操作され
るようにしたもので、これを説明すると、該押操
作子30は、戻しばね31に抗して始端位置から
終端位置まで押操作されるように設け、該ロツク
装置32は、該押操作子30に設けた段部32a
と該押操作子30が該ばね31によつて中間位置
に復するとき該段部32aと係合する操作パネル
29側に設けたストツパ32bとで構成した。又
該遮断弁7は該第1通路3に挿入した弁杆8上に
設け、該弁杆8の前端を該押操作子30に対向さ
せ、且つ該弁杆8の先端との間に間隙を存して前
記電磁安全弁6を対向させ、かくて該押操作子3
0を押操作するとき、該遮断弁7並びに電磁安全
弁6は開弁操作される。
これを更に説明すると、該押操作子30を始端
位置から戻しばね31に抗して押操作すると、ま
ずその中間位置の直前で遮断弁7がこれに押され
て開弁し始め、更に中間位置を過ぎた位置で点火
弁23が開弁し始め且つ電磁安全弁6も該弁杆8
の先端によつて押されて開弁し始めると共に点火
器24が作動し、終端位置までの押圧により該電
磁安全弁6が前記強制保持回路26によつて開弁
保持される。そしてその位置で該押操作子30の
押圧を解くときは該操作子30はロツク装置32
によつて中間位置に係止され、これによつて該遮
断弁7を開弁状態に保つ。
尚該ロツク装置32によるロツクを解くには該
点火用押操作子30の側方に並設した消化釦34
を押せば、ストツパ32bがばね32cに抗して
該段部32aから後退し該ロツクが解除される。
而して前記電磁安全弁6は該押操作子30と、
該押操作子30の中間位置を過ぎた位置から終端
位置への押操作に押されて開弁し該中間位置への
復帰で閉弁可能に連動させると共に、該遮断弁7
を該押操作子30の押操作の中間位置の手前で押
圧開弁し該中間位置への復帰で押操作子30に押
されて開弁状態を保つように連動させた。
図面でAはガス量調節手段を示し、該ガス量調
節手段Aは前記絞弁9並びに該ガス圧調整器11
の下流側に第2のガス通路5をバイパスしてガス
出口4と連なるバイパス路20に介在させたオリ
フイス21及び該絞弁9を操作する操作レバ37
とで構成した。これを更に説明すると該絞弁9は
第2燃料通路5内に挿入した弁杆35上に設け、
該弁杆35の前端を弁筐1の前面に突出させ、且
つ弁筐1の前端に一端を軸支させた揺動レバ36
の側面を該弁杆35の前端と対向させ、該操作レ
バ37を操作するとき該操作レバ37に設けたピ
ン38で該揺動レバ36を押してその絞り度合を
調節するようにした。尚20a,20bは該バイ
パス路20の流入口と流出口を示す。
Bはガス量増量手段を示し、前記絞弁9と該絞
弁9の弁杆35に設けた係止片40と前記押操作
子30から該係止片40に係合する位置に臨む操
作片39とで構成し、該係止片40は該押操作子
30を中間位置を越した位置まで押されたとき該
操作片39に当接する位置に設けて、該押操作子
30を中間位置を越えて終端位置まで押操作する
とき、該絞弁9が絞られているときその絞度合い
を減少させる。
次にその作動を説明するに、燃焼器の使用に際
しては、先ず押釦30aにより押操作子30を終
端位置まで押圧するときは、これにより電磁安全
弁6が押圧開弁されると共に遮断弁7と点火弁2
3とが開弁され、更に点火スイツチ43の閉弁に
より点火回路41が閉成されて口火バーナ22b
を介して主バーナ22aへの火移り点火が与えら
れる。この火移りはガス量調節手段Aによつて主
バーナ22aへの供給ガス量が絞られていると
き、ガス量増量手段によつてそれが増量された状
態でなされる。従つてガス通路5並びに主バーナ
22aに貯えられる空気が直ちにガスと置換され
ること、並びに遮断弁7の下流側にガス調圧器1
1が介在するため遮断弁7の開弁による急激なガ
ス圧の変動を吸収することがきわめてスムーズに
行われる。そして更に点火操作と同時に切換えス
イツチ28を強制保持回路26側に切換え、コン
デンサ27の放電による該電磁安全弁6の強制ホ
ールドが行われ、該主バーナ22aへの火移り点
火後直ちに押操作子30による押圧操作を解いて
中間位置に押操作子30を復帰させても該電磁安
全弁6は開位置に保たれ、その後は主バーナ22
aに臨ませた熱電対42の起電力により開弁保持
される。
そして口火バーナ22bは該押操作子30の中
間位置への復帰による口火弁23の閉により消化
する。
(考案の効果) このように本考案によるときは、押操作子を始
端位置から終端位置まで押操作し、該終端位置で
押操作を解くときロツク装置によつて中間位置に
係止されるものに構成し、該電磁安全弁を該押操
作子にその中間位置を過ぎた位置から終端位置へ
の押操作に押されて開弁し該中間位置への復帰で
閉弁可能状態に連動すると共に、該遮断弁を該押
操作子の中間位置の手前で開弁し該中間位置への
復帰で押操作子がロツク装置に係止されて開弁状
態を保つように連動させ、且つ該押操作子の中間
位置を過ぎた位置から終端位置への押操作時にバ
ーナへの供給ガス量を増量させるガス増量手段を
設けたので、押操作子の操作のみで、点火時にバ
ーナに供給されるガス量を増加させることがで
き、しかも該押操作子の中間位置への復帰によつ
て該ガス量増量手段を復帰させることができ、そ
の操作が簡単となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面で第1図は本考案実施の1例の系統図、第
2図は平面図、第3図はその−線截断面図、
第4図は第2図の−線截断面図、第5図は第
2図の−線截断面図、第6図は作動回路図で
ある。 1…ガス弁筐、3…第1燃料通路、5…第2燃
料通路、6…電磁安全弁、7…遮断弁、9…ガス
増量弁、30…押操作子、32…ロツク装置、A
…ガス量増量手段、B…ガス量調節手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バーナーに連なる燃料通路に、点火操作用の押
    操作子により開弁操作される電磁安全弁と遮断弁
    とを設けると共に、別の操作部材によりバーナへ
    の供給ガス量を調節するガス量調節手段を備える
    ものに於いて、該押操作子を始端位置から終端位
    置まで押操作し、該終端位置で押操作を解くとき
    ロツク装置によつて中間位置に係止されるものに
    構成し、該電磁安全弁を該押操作子にその中間位
    置を過ぎた位置から終端位置への押操作に押され
    て開弁し該中間位置への復帰で閉弁可能状態に連
    動すると共に、該遮断弁を該押操作子の中間位置
    の手前で開弁し該中間位置への復帰で押操作子が
    該ロツク装置に係止されて開弁状態を保つように
    連動させ、且つ該押操作子の中間位置を過ぎた位
    置から終端位置への押操作時にバーナへの供給ガ
    ス量を増量させるガス増量手段を設けて成るガス
    制御装置。
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