JP4060300B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスコンロ等の加熱調理器に関するものである。
ガスバーナの火力を設定する為の火力調節レバーや、押ボタン式の点・消火ボタン等がコンロ操作部に配設されたガスコンロが特開2000−304272号公報に開示されている。
このものでは、前記点・消火ボタンがバネで突出方向に付勢されていると共に、この点・消火ボタンとガス開閉弁や点火装置はプッシュプッシュ機構を介して連動する構成になっている。そして、点・消火ボタンが繰り返して押し込まれると、前記ガス開閉弁や点火装置がプッシュプッシュ機構を介して連動し、これにより、ガスバーナへの点火動作と消火動作が繰り返される。従って、このものでは、ガスバーナの点火と消火の操作を共通の点・消火ボタンで行なえる利点がある。
特開平11−14060号公報
一方、前記形式の点・消火ボタンを備えたガスコンロとして、特願2004−171307号の発明を提案した。
このものは、図1のものと実質的に同様の構成を有しており、システムキッチンのカウンタートップ(K)に開設された開口(K1)に落とし込み状態に吊持されるものである。
コンロ本体(3)の前面略中央に配設されたグリル装置(2)の扉(21)の左右には、グリル操作部(22)とコンロ操作部(23)が設けられており、コンロ操作部(23)には、ガスバーナ(31)(32)(36)の点・消火と火力調整機能を兼備した点・消火ボタン(24)(25)(28)が配設されている。そして、点・消火ボタン(24)(25)(28)は、押し込み操作の繰り返しによってコンロ操作部(23)から突出した使用状態(点・消火ボタン(24)の想像線の状態)と、コンロ操作部(23)と面一になった不使用状態との2状態に変化する。点・消火ボタン(24)(25)(28)が2状態に変化するのは既述したプッシュプッシュ機構の機能によるものである。
前記点・消火ボタン(24)(25)(28)の押し込み操作とガスバーナの点・消火動作との関係を、特定のガスバーナ(31)に対応する点・消火ボタン(24)を例にとって更に詳述する。
前記先行技術のガスコンロでは、点・消火ボタン(24)が図1の想像線で示す突出位置から実線の消火保持位置近傍まで押し込まれると消火信号を出力する点・消火用スイッチが設けられている。
従って、点・消火ボタン(24)が図1の想像線で示す突出位置にあるときは、上記点・消火用スイッチから消火信号が出力されないことから、ガス開閉弁が開くと共に点火装置が作動してガスバーナ(31)が燃焼する。一方、点・消火ボタン(24)が前記消火保持位置近傍まで押し込まれると、前記点・消火用スイッチから消火信号が出力されることから、ガス開閉弁が閉じてガスバーナ(31)が消火される。
このものでは、ガスバーナ(31)の消火時(コンロ不使用時)には、点・消火ボタン(24)が押し込み状態に保持されてコンロ操作部(23)と面一になるから、コンロ不使用時に於けるコンロ操作部(23)の表面をフラットに仕上げることが出来て意匠感が向上する。
しかしながら、前記先行技術のものでは、ガスバーナ(31)等を消火状態に保持させる為には点・消火ボタン(24)等を前記消火保持位置より後方の最終押し込み位置まで確実に押し込まなければならず、使用者に煩雑感を与えるという問題があった。
即ち、前記先行技術のものでは、ガスバーナ(31)等の消火の為に点・消火ボタン(24)等が突出位置から消火保持位置近傍まで押し込まれた時点で、点・消火用スイッチが消火信号を出力し、これにより、ガスバーナ(31)等が一時的に消火する。ところが、点・消火ボタン(24)等が消火保持位置の後方の最終押込み位置に到達する前にその押込み力が解除されてしまうと、プッシュプッシュ機構が適正に機能せず、バネの付勢力で点・消火ボタン(24)等が再び突出位置に復帰移動する。すると、点・消火用スイッチが消火信号を出力しなくなることから、ガス開閉弁が開弁すると共に点火装置が作動してガスバーナ(31)が再び燃焼し始める。このことから、上記先行技術のものでは、ガスバーナ(31)等を消火させる為には点・消火ボタン(24)等を最終押し込み位置まで確実に押し込まなければならず、使用者に煩雑感を与えるのである。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、
『点・消火ボタンを最終押込み位置から突出位置に向けて付勢するバネと、
前記最終押込み位置と前記突出位置との間に於ける前記点・消火ボタンの移動態様を設定するプッシュプッシュ機構を備え、
前記プッシュプッシュ機構で設定される前記移動態様は、前記点・消火ボタンが消火保持位置から第1小ストロークだけ押し込まれた後にバネで前記突出位置まで突出移動される一方、前記突出位置から前記バネの付勢力に抗して前記最終押込み位置まで押し込まれた後に前記バネで第2小ストロークだけ突出移動されて前記消火保持位置に到達する移動態様であり、
前記点・消火ボタンが前記消火保持位置と前記最終押し込み位置との間に存在する状態で消火信号を出力する点・消火用スイッチが設けられており、
前記消火信号によってガスバーナが消火される一方、前記消火信号が消失したときには前記ガスバーナに点火される加熱調理器』に於いて、点・消火ボタンの押込み消火操作に伴なって前記消火信号が出た後、点・消火ボタンへの押込み力が不完全押込み位置で解除されても、ガスバーナが意に反して再点火されないようにし、これにより、不完全な消火操作への対処を可能にして良好な使い勝手が得られるようにすることを課題とする。
上記課題を解決する為の本発明の技術的手段は、
『前記点・消火用スイッチからの前記消火信号が設定時間継続的に出力されるのを監視する継続消火信号監視手段を設け、
前記継続消火信号監視手段により前記消火信号が設定時間継続的に出力されたことが検出され、その後、前記消火信号が消失した場合にのみ、前記ガスバーナに点火する』ことである。
このものでは、継続消火信号監視手段により、消火信号が設定時間継続的に出力されないことが検出された場合、即ち、点・消火ボタンへの押込み力が不完全押込み位置で解除されて消火信号が継続出力されない場合(消火操作ミスの場合)には、消火信号が消失してもガスバーナへ点火されない。従って、かかる場合は、点・消火ボタンを最終押込み位置まで押込んで消火保持に戻した後に、再度点火操作を行なうことができる。従って、ガスバーナが意に反して再点火される不都合がないと共に、不完全な消火操作への対処が可能になって使い勝手が良好になる。
本発明は次の特有の効果を有する。
消火信号が継続出力されない場合(消火操作ミスの場合)には、消火信号が消失してもガスバーナへ点火されないから、ガスバーナが意に反して再点火される不都合がないと共に、不完全な消火操作への対処が可能になって使い勝手が良好になる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
[全体構成]
本発明の実施の形態に係る加熱調理器としてのガスコンロは、既述先行技術と同様に、システムキッチンのカウンタートップに開設された開口に落とし込み状態に吊持されるドロップイン式のもの(図1参照)である。
コンロ本体(3)の天板(30)にはガスバーナ(31)(32)(36)が位置していると共に、コンロ本体(3)の正面略中央にはグリル装置(2)の扉(21)が配設されている。
前記扉(21)の右側に位置するコンロ操作部(23)には、電源スイッチ(29)とガスバーナ(31)(32)(36)の点・消火と火力調整の機能を兼備した点・消火ボタン(24)(25)(28)が配設されており、該点・消火ボタン(24)(25)(28)は、既述先行技術の説明で記載したように、押し込み操作の繰り返しによってコンロ操作部(23)から突出した使用状態(点・消火ボタン(24)の想像線で示す状態)と、コンロ操作部(23)と面一になった不使用状態との2状態に変化するようになっている。又、点・消火ボタン(24)(25)(28)の下方には、コンロ部の種々の機能をセットする引出し式操作部(39)が設けられている。
一方、グリル装置(2)の扉(21)の左側に形成されたグリル操作部(22)には、前記点・消火ボタン(24)(25)(28)と同様に、グリル操作部(22)と面一になった状態と突出した状態の2状態に変化するグリル用の点・消火ボタン(37)が設けられており、その下方には、グリル装置(2)の機能等をセットする為の引出し式操作部(38)が設けられている。尚、グリル用の点・消火ボタン(37)は、グリル用バーナの点・消火と火力調整の機能を兼備している。
前記引出し式操作部(38)(39)は、コンロ本体(3)に対して引出し・押し込み自在に装着されており、不使用時にはコンロ本体(3)に対して押し込んだ収納状態にできるようになっている。
前記コンロ操作部(23)やグリル操作部(22)に設けられた点・消火ボタン(24)(25)(28)(37)は、ガスバーナの点・消火時には繰り返して押込み操作を行い、火力調整時には突出状態(点・消火ボタン(24)の想像線で示す状態)で回転させるものである。これら点・消火ボタン(24)(25)(28)(37)の各構成と、点・消火及び火力調整機能は夫々同一であるから、以下に於いては、特定の点・消火ボタン(24)の構成及び機能を例示的に説明する。
[点・消火ボタン(24)に関する構成]
図2は、点・消火ボタン(24)の配設部の断面図である。
点・消火ボタン(24)は、コンロ操作部(23)の裏側に設けられた矩形箱状のケーシング(26)によって軸線方向へ往復移動自在に保持されており、該ケーシング(26)の前板(260)に開設された透孔(262)には透明樹脂製の燃焼表示リング(290)が嵌着され、この燃焼表示リング(290)内には点・消火ボタン(24)の筒状主体(240)が摺動自在に挿通されている。燃焼表示リング(290)の外周には、火力や点火状態を表示する火力ランプ(10)や点火ランプ(11)が配設されており、これら火力ランプ(10)や点火ランプ(11)の光は導光部材(12)を介して燃焼表示リング(290)の表面に誘導されるようになっている。火力ランプ(10)及び点火ランプ(11)は回路基板(13)に配設されている。
ケーシング(26)は、コンロ操作部(23)の表面を構成するアルミニウム製の化粧用フロントパネル(20)の裏面に固定されていると共に、該ケーシング(26)の背面蓋(261)には点・消火ボタン(24)の回転角度信号を出力するエンコーダ(4)が設けられている。このエンコーダ(4)に突設された回転軸(40)は、可動筒(51)と固定筒(52)からなるプッシュプッシュ機構(5)を介して点・消火ボタン(24)に連結されており、点・消火ボタン(24)が押込まれたときには、その後部に位置する大径筒(242)の後端が点・消火用スイッチたるフォトインタラプタ(45)(ケーシング(26)の背面蓋(261)に配設されている)を構成する発光器(451)と受光器(452)の相互間に侵入する構成になっている。これにより、発光器(451)から受光器(452)に送出される光線(R)が前記大径筒(242)の後端で遮断されてフォトインタラプタ(45)から出力される消火信号が後述の制御回路に送信される。
プッシュプッシュ機構(5)用の固定筒(52)に形成された後端開放の軸孔(521)にはエンコーダ(4)の回転軸(40)が回り止め状態に強制嵌入されている。又、固定筒(52)に形成された前端開放のバネ装填孔(522)には圧縮バネ(B)が挿入されており、この圧縮バネ(B)は、バネ装填孔(522)の奥壁(523)と可動筒(51)の前壁(511)との間に圧縮状態で介在されている。これにより、点・消火ボタン(24)が突出方向に付勢される。尚、可動筒(51)は、点・消火ボタン(24)の筒状主体(240)に対して後方から抜け止め及び回り止め状態に強制嵌入されている。
プッシュプッシュ機構(5)用の固定筒(52)の外面に形成されたカム溝(524)には、可動筒(51)の内面から突出するカム突起(512)が移動自在に挿入されている。
図3は、プッシュプッシュ機構(5)を構成する前記カム溝(524)とカム突起(512)の関係説明図である。
プッシュプッシュ機構(5)は、固定筒(52)に形成された変形ハート状のカム溝(524)と、これに案内される可動筒(51)側のカム突起(512)とから成る公知のハートカム式のものが採用されている。点・消火ボタン(24)が図1の実線で示す消火保持位置(点・消火ボタン(24)の先端がコンロ操作部(23)の表面と面一にある状態)にあるときは、カム突起(512)は図3のa点に保持されており、図2の想像線で示すように、点・消火ボタン(24)の大径筒(242)の側壁がフォトインタラプタ(45)の発光器(451)と受光器(452)の間の光線(R)を遮断している。尚、可動筒(51)は既述圧縮バネ(B)の付勢力で矢印(X)で示す突出方向に付勢されている。
点・消火ボタン(24)を消火保持位置から第1小ストロークS1だけ隔たった最終押込み位置に押込むと、これに伴なって、カム突起(512)がカム溝(524)のa点からb点に移動し、この状態で押し込み力を解除するとカム突起(512)がc点に移動し、これにより、点・消火ボタン(24)が図2の実線で示す突出位置(図1の想像線で示す位置に対応する)に到達する。この状態では、点・消火ボタン(24)の大径筒(242)はフォトインタラプタ(45)の発光器(451)と受光器(452)間から前方に脱出しており、これにより、発光器(451)からの光線(R)が受光器(452)で受光されてフォトインタラプタ(45)から消火信号が出力されない点火状態になる。
次に、点・消火ボタン(24)を図2の突出位置(点火位置)から押込むと、図3に示すカム突起(512)がc点から点・消火境界位置(e)に到達し、この時点でフォトインタラプタ(45)の前記光線(R)が点・消火ボタン(24)後端の大径筒(242)で遮断されて該フォトインタラプタ(45)が消火信号を出力し始める。その後、カム突起(512)が最終押込み位置たるd点に到達したところで点・消火ボタン(24)への押込み力を解除すると、カム突起(512)がd点から第2小ストロークS2だけ突出方向に移動して消火保持位置に対応するa点に復帰し、これにより、フォトインタラプタ(45)が上記消火信号を出力した状態に保持される。
[制御回路の構成]
図4は点・消火ボタン(24)等の操作状態を感知してガスバーナ(31)を制御する回路である。
点・消火ボタン(24)の押込みを検知するフォトインタラプタ(45)から出力される消火信号や、点・消火ボタン(24)の回転角度を示すエンコーダ(4)の出力や、ガスバーナ(31)で加熱される鍋(91)の温度を検知する温度センサ(312)の出力や、ガスバーナ(31)の炎検知器(313)の出力、更には電源スイッチ(29)の出力は制御回路(60)に印加されている。一方、制御回路(60)の出力は、ガス回路(62)の元弁(63)と、その下流の分岐回路(621)に挿入された開閉弁(64)と電動弁(65)と、ガスバーナ(31)に点火火花を連射する点火電極(67)用のイグナイタ(66)に印加されている。尚、点・消火ボタン(25)(28)(37)は、上記点・消火ボタン(24)の場合と同様に、ガスバーナ(32)(36)やグリル装置(2)内のグリルバーナの点・消火及び火力調整を行なう機能を具備している。
[制御動作]
前記制御回路(60)に組み込まれたマイクロコンピュータは図5のフローチャートで示す制御動作を実行する。
先ず、ステップ(ST1)で電源スイッチ(29)の投入が確認されるのを監視する。
次に、ステップ(ST2)で点・消火ボタン(24)による点火操作を監視する。そして、点・消火ボタン(24)が図1の実線で示す消火保持位置から押込まれると、既述したように、プッシュプッシュ機構(5)のカム突起(512)が図3のa点→b点→c点の経路で移動し、カム突起(512)が点・消火境界位置(e)に対応する位置より前方に移動したときに点・消火ボタン(24)の大径筒(242)がフォトインタラプタ(45)の光線(R)を遮断しなくなって、該フォトインタラプタ(45)から消火信号が出なくなる。すると、制御工程がステップ(ST2)からステップ(ST3)に進み、元弁(63)及び開閉弁(64)を開弁させると共にイグナイタ(66)を作動させ、これにより、点火電極(67)からガスバーナ(31)に点火火花を連射してこれを燃焼させる。又、この時点で点火ランプ(11)を点灯させる。そして、ステップ(ST4)で5秒の時間待ちを実行した後に、ステップ(ST5)で炎検知器(313)が炎検知信号を出力していないことが確認できると、点火ミスと判断し、ステップ(ST6)で開閉弁(64)を閉弁させると共に「点火が失敗しました」の音声ガイドを図示しないスピーカから出力し、更に、点火ランプ(11)を消灯させる。
一方、炎検知器(313)が炎検知信号を出力していることがステップ(ST5)で確認されると、ステップ(ST7)で消火操作がされるのを監視する。即ち、フォトインタラプタ(45)が消火信号を出力するのを監視する。この状態で、点・消火ボタン(24)が図2に示す突出位置から押込まれると、図3に示すカム突起(512)がc点から点・消火境界位置(e)に到達したときにフォトインタラプタ(45)の光線(R)が点・消火ボタン(24)の大径筒(242)で遮断される。すると、フォトインタラプタ(45)から出力される消火信号がステップ(ST7)で確認されて開閉弁(64)が閉弁されると共に、点火ランプ(11)が消灯される(ステップ(ST8)参照)。これにより、ガスバーナ(31)が消火する。
一方、カム突起(512)が点・消火境界位置(e)にある不完全押込み位置で点・消火ボタン(24)の押込み力が解除されると、これが圧縮バネ(B)の付勢力で再び突出位置に復帰する一方、フォトインタラプタ(45)からの消火信号が消失する。
ところが、本実施の形態では、ステップ(ST9)でスタートさせた待機タイマ(T1)の計測時間が設定時間たる1秒に達するまでは、ステップ(ST10)(ST11)の制御が繰り返され、これにより、ガスバーナ(31)への点火が禁止される。具体的には、フォトインタラプタ(45)から前記1秒間継続して消火信号が出力されない限り(ステップ(ST10)(ST11)を繰り返している限り)、ステップ(ST2)に制御が戻されず、ガスバーナ(31)への点火動作が実行されない。従って、本実施の形態では、ステップ(ST10)(ST11)の制御を繰り返すマイクロコンピュータの機能部が、既述発明特定事項たる「継続消火信号監視手段」に対応する。
そして、消火信号が設定時間たる前記1秒間継続的に出力された後(ステップ(ST10)で「Y」に分岐した後)に、消火信号が消失した場合(ステップ(ST2)で「N」に分岐した場合)にのみ、ガスバーナに点火される(ステップ(ST2)(ST3))。一方、前記設定時間たる1秒の間にフォトインタラプタ(45)からの消火信号が消失したことが確認できた場合、即ち、前記設定時間たる1秒の間に不完全押込み位置で点・消火ボタン(24)の押込み力が解除されたと考えられる場合は、ステップ(ST12)で点火ランプ(11)を点滅させてエラー表示すると共に、制御工程をステップ(ST9)に戻す。従って、ステップ(ST9)(ST10)(ST11)(ST12)の制御を繰り返している間に使用者が再び点・消火ボタン(24)を押込んでこれを消火保持位置にセットすることができる。即ち、点・消火ボタン(24)を再度押込むことにより、プッシュプッシュ機構(5)のカム突起(512)をc点→d点→a点の経路で移動させ、これにより、点・消火ボタン(24)を消火保持位置に戻すことができる。そして、点・消火ボタン(24)が消火保持位置に戻ると、ステップ(ST10)に続けてステップ(ST13)が実行され、これにより、点火ランプ(11)の点滅解除命令が出されてこれが消灯する。又、この状態で、消火保持位置にある点・消火ボタン(24)を押込むと、ステップ(ST2)(ST3)以下の制御工程が実行されてガスバーナ(31)に再点火することができる。
このように、上記実施の形態では、消火操作時に点・消火ボタン(24)への押込み力が不完全押込み位置で解除されても、再度点・消火ボタン(24)が押込まれるのを待つステップ(ST9)〜(ST12)の制御を抜け出すまではステップ(ST2)へ制御が戻されず、ガスバーナ(31)への再点火動作が実行されないから、意に反してガスバーナ(31)が再点火される不都合が防止できる。
尚、上記実施の形態では、ステップ(ST10)で設定時間たる1秒の時間の待ちを実行したが、該設定時間としては1秒以外の時間を採用してもよい。
本実施の形態のガスコンロでは、全ての点・消火ボタン(24)(25)(28)(37)が消火保持位置に押込まれたとき、又は、エラー発生時に元弁(63)が閉弁される。
本発明の実施の形態を説明するコンロの斜視図 点・消火ボタン(24)の配設部の拡大図 プッシュプッシュ機構(5)の説明図 図1のコンロのガス回路及び電気回路の図 制御動作を説明するフローチャート
符号の説明
(3)・・・コンロ本体
(5)・・・プッシュプッシュ機構
(S1)・・・第1小ストローク
(S2)・・・第2小ストローク
(24)(25)(28)(37)・・・点・消火ボタン
(31)(32)(36)・・・ガスバーナ

Claims (1)

  1. 点・消火ボタンを最終押込み位置から突出位置に向けて付勢するバネと、
    前記最終押込み位置と前記突出位置との間に於ける前記点・消火ボタンの移動態様を設定するプッシュプッシュ機構を備え、
    前記プッシュプッシュ機構で設定される前記移動態様は、前記点・消火ボタンが消火保持位置から第1小ストロークだけ押し込まれた後にバネで前記突出位置まで突出移動される一方、前記突出位置から前記バネの付勢力に抗して前記最終押込み位置まで押し込まれた後に前記バネで第2小ストロークだけ突出移動されて前記消火保持位置に到達する移動態様であり、
    前記点・消火ボタンが前記消火保持位置と前記最終押し込み位置との間に存在する状態で消火信号を出力する点・消火用スイッチが設けられており、
    前記消火信号によってガスバーナが消火される一方、前記消火信号が消失したときには前記ガスバーナに点火される加熱調理器に於いて、
    前記点・消火用スイッチからの前記消火信号が設定時間継続的に出力されるのを監視する継続消火信号監視手段を設け、
    前記継続消火信号監視手段により前記消火信号が設定時間継続的に出力されたことが検出され、その後、前記消火信号が消失した場合にのみ、前記ガスバーナに点火する、加熱調理器。
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