JP2733122B2 - ガス点火装置 - Google Patents

ガス点火装置

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JP2733122B2
JP2733122B2 JP2079473A JP7947390A JP2733122B2 JP 2733122 B2 JP2733122 B2 JP 2733122B2 JP 2079473 A JP2079473 A JP 2079473A JP 7947390 A JP7947390 A JP 7947390A JP 2733122 B2 JP2733122 B2 JP 2733122B2
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    • F23N2235/12Fuel valves
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    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、テーブルコンロ、システムコンロ等のコン
ロバーナーを点火及び消火するガス点火装置に関し、詳
しくは、操作釦の押し込み操作及び押し込み力の解除操
作にて点火及び消火を行うとともに操作釦の回転操作に
てガス量を変更調整するガス点火装置に関し、更に詳し
くはガス量を大きく絞る小火状態における問題を解消し
ようとする技術に関する。
[従来の技術] 従来、1個の操作釦の押し込み操作及び押し込み力の
解除操作にて点火及び消火を行うとともに操作釦の回転
操作にてガス量を変更調整するガス点火装置は、特願昭
62−83448号等において本発明者達は種々提案してい
る。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従来の構成のガス点火装置においては、操
作釦をガス量の最大状態から最小状態の小火域への操作
を一連の回転操作にて行えるものであり、このようにガ
ス量を急激に絞るのに、近来使用されている高カロリー
の都市ガス等においては、ガス量が激減し、一次空気が
過剰となるエアーリッチ状態となり、立ち消え状態にな
り、ガスが未燃焼状態で供給し続けられるという問題が
あった。又、操作釦を小火域に操作させた状態で消火が
なされていて、そしてこのような小火域における操作釦
を押し込み操作してガス点火を行うのに、操作釦を最奥
部にまで押し込むものであり、このような押し込み操作
状態においては、ガス量が最大量となるものであり、そ
して最大量において点火が行なわれ、そして操作釦への
操作力の解除にて操作釦は前方に突出して、元の絞り状
態となり、このように小火域において点火されても点火
後にガス量を大きく絞る結果、立ち消え状態となるとい
う問題があった。つまり、従来においては、小火状態に
おいて立ち消えしやすいという問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、ガス量が急激に絞られる
小火状態における立ち消えの問題を解消することができ
るガス点火装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明のガス点火装置は、操作釦1の押し込み操作及
び押し込み力の解除操作にて点火及び消火を行うととも
に操作釦1の回転操作にてガス量を変更調整するガス点
火装置であって、操作釦1の小火域イへの回転操作を当
たり部材aにて牽制する回転牽制手段bが設けられ、こ
の回転牽制手段bには操作釦1を押し込み方向に案内さ
せて操作釦1の回転操作を許す傾斜カム面cが形成され
て成ることを特徴とするものである。
又、操作釦1の押し込み操作及び押し込み力の解除操
作にて点火及び消火を行うとともに操作釦1の回転操作
にてガス量を変更調整するガス点火装置であって、操作
釦1の小火域イへの回転操作を当たり部材aにて牽制す
る回転牽制手段bが設けられ、この回転牽制手段bには
操作釦1を押し込み方向に案内させて操作釦1の回動操
作を許す傾斜ガム面cが形成され、操作釦1の小火域イ
への回転操作位置において操作釦1の押し込み点火操作
を阻止する押し込み点火阻止手段dが設けられて成るこ
とを特徴とするものである。
[作用] このように、操作釦1の小火域イへの回転操作を当た
り部材aにて牽制する回転牽制手段bが設けられ、この
回転牽制手段bには操作釦1を押し込み方向に案内させ
て操作釦1の回動操作を許す傾斜カム面cが形成される
ことによって、操作釦1を小火域イに回転操作させるの
に、操作釦1は小火域イにおける当たり部材aに当たっ
て操作釦1の一連の操作が牽制され、そして操作釦1の
それ以降の操作にて、操作釦1は回転牽制手段bにおけ
る傾斜カム面cに案内されて押し込み方向に移動され、
所定通りに小火域イへの操作が行なわれるのであり、こ
のように、操作釦1は一挙に小火域イに回転操作さあれ
るのを牽制されることで、一挙にガス量を絞ることによ
る一次空気が過剰となるエアーリッチ状態に起因する立
ち消えを防止するようにしたものである。
又、操作釦1の小火域イへの回転操作位置において操
作釦1の押し込み点火操作を阻止する押し込み点火阻止
手段dが設けられることによって、小火域イにおいて消
火された操作釦1をその位置において押し込み点火操作
をしようとしても押し込み点火阻止手段dにて操作釦1
の押し込み点火操作が阻止され、小火域イにおける点火
を阻止して、小火域イにおいて点火された場合の立ち消
えの問題を回避するようにしたものである。
又、操作釦1の押し込み操作及び押し込み力の解除操
作にて点火及び消火を行うとともに操作釦1の回転操作
にてガス量を変更調整するガス点火装置であって、操作
釦1の小火域イへの回転操作を当たり部材aにて牽制す
る回転牽制手段bが設けられ、この回転牽制手段bには
操作釦1を押し込み方向に案内させて操作釦1の回動操
作を許す傾斜カム面cが形成され、操作釦1の小火域イ
への回転操作位置において操作釦1の押し込み点火操作
を阻止する押し込み点火阻止手段dが設けられることに
よって、上述のように、小火域イへの急激な操作を牽制
して、小火域イへの操作を一旦干渉し、その後、意識を
して小火域イへの操作を行い、小火域イにおける立ち消
えを防止し、かつ上述のように、小火域イにおける点火
を阻止して、小火域イにおける立ち消えを回避するよう
にしたものである。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
ガス点火装置Aはガスオーブン、グリル及びガスコン
ロそしてこれらが組合わされた一体型のようなガス器具
の器具本体Dの器具前面の操作パネルPに取付けられる
ものであり、以下ガス点火装置Aを詳細に説明する。
基板9の上面にアルミダイキャスト製のようなバルブ
ケーシング10をビスにて取付けてあり、バルブケーシン
グ10には導入口11と導出口12とを形成して、導入口11か
ら導入されたガスを導出口12をへてバーナー部2へと供
給することができるようにしてある。バルブケーシング
10の内部には導入口11の近傍から導出口12へと向けて順
に安全弁13用の弁孔14、主弁21用の弁孔15及びガス量調
整弁8用の弁孔22を形成してある。弁孔14を開閉する安
全弁13は電磁弁となっていて、操作釦1の押し込み操作
にて押し込まれる押し棒18にて安全弁13の弁体13aをス
プリング19に抗して弁抗14から離して開弁し、そして安
全弁13に電気的に接続されているサーモカップリングT
にてバーナー部2における燃焼を感熱にて検出し、燃焼
に伴う感熱結果にて安全弁13の開成状態を維持し、この
開成維持は操作釦1を戻すことに伴う押し棒18の弁体13
aからの離間にかかわらず行なわれ、そしてバーナー部
2における燃焼が不測に消火して断たれた場合に、サー
モカップリングTによる非感熱信号にて電磁弁の安全弁
13が自動的に閉成作動されて、安全を図るようにしてあ
る。主弁21用の弁孔15には主弁21を押し棒18に取付けて
配してあり、押し棒18がスプリング20に抗して押し込み
操作されることで主弁21を開き、操作釦1への押し込み
力の解除にて、スプリング20を介して押し棒18とともに
戻して主弁21を閉成することができるようにしてある。
ガス量調整弁8用の弁孔22にはガス量調整弁8を設けて
あり、操作釦1の回動操作(後述)に連動してガス量調
整弁8を弁孔22に対して突入及び脱出させ、弁孔22から
バーナー部2へのガス量を変更調整することができるよ
うにしてある。
次ぎに操作釦1の操作系を詳述する。
操作釦1は第3図に示すように、内殻体29に対して外
殻体30を回転操作自在に外装させた二重構造になってい
て、内殻体29には内外方向に長い板材31を一体に延出し
てある。基板9には合成樹脂製の上ガイド33が取付けら
れ、基板9と上ガイド33間の隙間に板材31をスライド自
在に挿通して、操作釦1を前後方向に押し込み操作自在
にしてある。操作釦1の内殻体29において、押体41を形
成し、この押体41を上ガイド33に形成したガイド筒部分
60に挿通自在にして、操作釦1を円滑に押し込み操作が
できるようにしてある。基板9の上部には枢支部61を形
成してあり、この枢支部61に押さえ板62を回動自在に軸
63にて枢着してあり、押さえ板62の軸63廻りの回動に
て、主弁21の押し棒18を押し込み操作自在にしてある。
バーナー部2の近傍には点火手段3を構成する火花放電
部42を配設してあり、この火花放電部42への通電回路の
スイッチ43を操作釦1の押し込みストロークSの最奥部
への押し込み操作にて閉成できるようにしてある。
しかし操作釦1をその押し込みストロークSの最奥部
への押し込み操作に伴って、操作釦1の押体41にて押さ
え板62を介して押し棒18を押し込んで、バーナー部2に
ガスを供給するとともに操作釦1の先端にてスイッチ43
を投入して、点火器17を介して火花放電部42に高電圧を
印加し、火花放電部42において火花放電を行って、バー
ナー部2の点火を行うことができるようにしてある。こ
のような点火手段3の構成は種々設計変更可能である。
操作釦1の内殻体29と上ガイド33間に復帰ばね34を介
装して、操作釦1をガス器具の前面の操作パネルPより
も更に前方に突出するように突出付勢してある。操作釦
1の板材31には下方にピン7を突設してあり、このピン
7はその基端部が大径部7aとなり先端は小径部7bとなっ
ている。基板9には前後方向に長い長孔35を形成してあ
り、この長孔35にピン7の大径部7aを挿合して操作釦1
の前後方向の移動をガイドできるようにしてある。基板
9の下面には薄金属板製のカム板36を軸37にて板面方向
(水平方向)に回動自在に、かつ軸37に巻装した巻きば
ね38に抗してカム板36の遊端側が第3図矢印ロ方向で示
す下方に揺動自在に枢着してある。軸37に巻装した巻き
ばね33の一端を固定された基板9に係止し、巻きばね38
の他端をカム板36の受部40に弾接させることで、カム板
36をその板面方向に回動付勢し、カム板36の一端の当た
り部39を基板9のストッパー32に当接することで、カム
板36の復帰位置を位置決めすることができるようにして
ある。カム板36には第6図(d)に示すように、傾斜辺
36a、これに連なるカム溝36b、係止片36c及びガイド溝3
6dを形成し、そして係止片36cをその遊端を下方に曲成
して、最下端をピン7の下端より下方に位置させてあ
る。
しかし第6図(a)に示すように、ガス器具の操作パ
ネルPとやや近接するような操作釦1の位置において
は、ピン7はカム板36のカム溝36bの凹部36eに係入して
いて、操作釦1が復帰ばね34にて突出位置へと復帰する
のを阻止され、このように操作釦1はその押し込みスト
ロークSの途中において、操作釦1の操作待機状態(消
火状態)となる操作待機位置iiiにおいて操作釦1をガ
スコンロのような器具本体Dの器具前面にやや近接する
ように保持してある。このように操作釦1を操作待機位
置において保持する構成を待機保持手段Bといい、その
構成は種々設計変更可能である。次に、操作待機位置ii
iの操作釦1を押し込むことで、第6図(b)に示すよ
うに、操作釦1側のピン7は基板9の長孔35の奥に移行
し、これに伴ってカム板36は巻きばね38のばね力にて第
6図(b)の下方に回動され、操作釦1の最奥部への押
し込みにて、上述のように押し棒18を押し込んでバーナ
ー部2にガスを供給するとともに操作釦1にて点火手段
3のスイッチ43を投入し、火花放電にて点火を行うので
ある。このような点火状態で、操作釦1から手指を離す
と、操作釦1は第6図(c)に示すように、復帰ばね34
にて操作パネルPから突出した突出位置へと戻される。
つまり操作釦1の戻り工程においては、操作釦1側のピ
ン7はカム板33の下方に曲成された係止片36cの上面に
摺接し、カム板33を第2図ロ矢印方向に下方揺動させな
がらカム板36の上面を通過して基板9の長孔35を通る。
かかる場合、点火状態を点火維持手段Fによって維持し
ながら操作釦1を器具前面よりも突出した突出位置にお
いて保持し、操作釦1が器具前面よりも突出している突
出状態において操作釦1にて点火中であることを告知
し、操作性を大巾に高めながら点火状態の告知を簡単確
実に行うものである。次に、操作パネルPから突出して
おり、バーナー部2において燃焼中である操作釦1を押
し込み操作すると、操作釦1側のピン32がカム板36の傾
斜辺36aに当接してカム板36を巻きばね38に抗して第6
図(a)の上方に回動させ、点火維持手段Fを解除して
バーナー部2の燃焼を停止させるのである。そして操作
釦1のピン7はカム板36のカム溝36bに案内され、カム
溝36bの奥の凹部36eに係止され、第6図(a)に示す操
作待機位置iiiへと操作されることになる。
押さえ板62には第7図に示すようにその巾方向の一側
端に被ロック片65が後方に延出されている。基板9の上
面には第7図に示すようなロック片68をピン突起69を介
して水平方向に回動自在に枢着してある。このロック片
68の受部40には軸37に巻いた巻ばね38の一端を弾接し
て、ロック片68を押さえ板62の被ロック片65に係止する
方向に回動付勢してある。又、ロック片68には基板9の
下面側においてカム板36側に突出する受部72が形成され
ている。
しかして第6図(c)に示すように操作釦1が操作パ
ネルPより突出している燃焼状態においては、押さえ板
62の被ロック片65がロック片68のフック部71に引っ掛け
られて、押さえ板62が押し棒18を介してスプリング20に
て戻されようとするのを阻止し、主弁21の開成を維持し
ている。このように燃焼状態において、操作釦1を押し
込むと、ピン7にてカム板36を第6図(a)のように上
方に回動させ、このカム板36にて押さえ板62の受部72を
蹴り、ロック片68を逃がし、ロックを解除し、押さえ板
62を操作釦1側に押し棒18にて押し、主弁21を閉成し、
このように操作釦1の押し込みにて主弁21を機械的に閉
成し、先の安全弁13の閉成との二重の閉成を行って安全
を図ってある。
操作釦1の椀状の外殻体30の端部開口縁には環状の抜
止め体45が取付けられて、この抜止め体45を椀状の内殻
体29の端部開口縁に摺接させることで、内殻体29に対し
て外殻体30を回転操作自在に構成してある。外殻体30に
はギヤ46を形成してある。バルブケーシング10内の流量
調整部分24にはガス量調整弁8の調整棒48を回転及び押
し引き自在に挿通してあり、この調整棒48に直交させて
ピン49を突出してあり、このピン49をバルブケーシング
10に取り付けた筒体50に対向させて形成した傾斜長孔5
1,51に挿合してピン49を筒体50から突設し、この突設し
たピン49を筒体50に回転自在に設けた被動ギヤ47の凹溝
52に挿合し、外殻体30のギヤ46を被動ギヤ47に噛合して
ある。しかして操作釦1の押し込む操作位置に拘わらず
外殻体30を回動させることで、被動ギヤ47を回動させ、
ピン49を介して調整棒48を回動及び押し引き操作して、
流量調整弁孔22の開量を変更調整してガス量の変更調整
を行うことができるようにしてある。
基板9の側面には、第5図に示すように牽制板73がビ
ス74にて取付けられ、牽制板73には牽制片76が形成され
ている。一方、外殻体30には突部75が形成され、外殻体
30が回動されて流量調整弁22を介してガス量を最大に絞
る小火域イにおいて、突部75が牽制板73の牽制片76に当
接して、小火域イへの操作を牽制するようにしてある。
このように、外殻体30つまり、操作釦1を大火域から中
火域を越え小火域イに一挙に回転操作されるのを牽制さ
せることで、一挙にガス量を絞ることによる一次空気が
過剰となるエアーリッチ状態に起因する立ち消えを防止
することができるようにしてある。そして突部75及び牽
制片76を当たり部材aと総称し、又、外殻体30の回転操
作を牽制する構成を回転形成手段bと総称するがその構
成は種々設計変更可能である。
そして牽制板73の牽制片76及び外殻体30の突部75には
傾斜カム面cが形成されていて、外殻体30が小火域イに
おいてその回転操作を牽制された後、外殻体30のそれ以
降の操作にて、外殻体30は回転牽制手段bにおける傾斜
カム面c,cに案内されて押し込み方向に移動され、所定
通りに小火域イへの操作が行なわれるのである。このよ
うに、操作釦1は一挙に小火域イに回転操作されるのを
牽制されることで、一挙にガス量を絞ることによる一次
空気が過剰となるエアーリッチ状態に起因する立ち消え
を防止することができるものである。
又、外殻体30の突部75の近傍で、外殻体30の後端面に
は突出片77が後方に向けて突出され、そして外殻体30が
小火域イに操作された状態で、突出片77と対向する基板
9部分には、突出片77が後方に押し込まれるのを阻止す
る当たり部78が形成され、小火域イにおいて消火された
操作釦1をその位置において押し込み点火操作をしよう
としても、突出片77が当たり部78に当接して操作釦1の
押し込み点火操作が阻止され、小火域イにおける点火を
阻止して、小火域イにおいて点火された場合の立ち消え
の問題を回避するようにしてある。そして、突出片77及
び当たり片78を押し込み点火阻止手段dと総称するが、
その構成は種々設計変更可能である。
[発明の効果] 以上要するに、操作釦の小火域への回転操作を当たり
部材にて牽制する回転牽制手段が設けられ、この回転牽
制手段には操作釦を押し込み方向に案内させて操作釦の
回動操作を許す傾斜カム面が形成されるから、操作釦を
小火域に回転操作させるのに、操作釦は小火域における
当たり部材に当たって操作釦の一連の操作が牽制され、
そして操作釦のそれ以降の操作にて、操作釦は回転牽制
手段における傾斜カム面に案内されて押し込み方向に移
動され、所定通りに小火域への操作が行なわれるのであ
り、このように、操作釦は一挙に小火域に回転操作され
るのを牽制されることで、一挙にガス量を絞ることによ
る一次空気が過剰となるエアーリッチ状態に起因する立
ち消えを防止することができるという利点がある。
又、操作釦の小火域への回転操作を当たり部材にて牽
制する回転牽制手段が設けられ、この回転牽制手段には
操作釦を押し込み方向に案内させて操作釦の回動操作を
許す傾斜カム面が形成され、操作釦の小火域への回転操
作位置において操作釦の押し込み点火操作を阻止する押
し込み点火阻止手段が設けられるから、上述のように、
小火域への急激な操作を牽制して、小火域への操作を一
旦干渉し、その後、意識をして小火域への操作を行い、
小火域における立ち消えを防止でき、かつ上述のよう
に、小火域における点火を阻止して、小火域における立
ち消えを回避できるという利点がある。
即ち、本発明においては、操作釦の回転操作を小火域
への操作位置において傾斜カム面によって牽制し、以降
の操作を傾斜カム面によって牽制しながらおこなうので
あり、傾斜カム面によって操作釦の操作力を強く要求す
ることができ、しかして、操作釦の一連の回転操作にて
ガス量の調整をおこなうことで操作性を低減することな
く、操作釦が一挙にガス量を絞る位置に操作されるのを
傾斜カム面によって効果的に阻止することができる点に
特徴があるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のガス点火装置を備えたガス器具の全体
斜視図、第2図は同上のガス点火装置の一部を省略した
平面図、第3図は同上の断面図、第4図は同上の正面
図、第5図は同上の側面図、第6図(a)(b)(c)
は同上の操作待機状態の平面図、点火操作状態の平面
図、点火維持状態の平面図、第6図(d)は同上のカム
板の底面図、第7図は同上の押さえ板とロック片との分
解斜視図、第8図(a)(b)は同上の牽制板の側面
図、正面図、第8図(c)は第8図(a)のX部の拡大
正面図、第8図(d)は第8図(b)のY部の拡大正面
図、第9図(a)(b)(c)(d)は同上の操作釦の
側面図、正面図、一部破断した側面図、背面図であり、
1は操作釦、aは当たり部材、bは回転牽制手段、cは
傾斜カム面、dは押し込み点火阻止手段である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作釦の押し込み操作及び押し込み力の解
    除操作にて点火及び消火を行うとともに操作釦の回転操
    作にてガス量を変更調整するガス点火装置であって、操
    作釦の小火域への回転操作を当たり部材にて牽制する回
    転牽制手段が設けられ、この回転牽制手段には操作釦を
    押し込み方向に案内させて操作釦の回動操作を許す傾斜
    カム面が形成されて成ることを特徴とするガス点火装
    置。
  2. 【請求項2】操作釦の押し込み操作及び押し込み力の解
    除操作にて点火及び消火を行うとともに操作釦の回転操
    作にてガス量を変更調整するガス点火装置であって、操
    作釦の小火域への回転操作を当たり部材にて牽制する回
    転牽制手段が設けられ、この回転牽制手段には操作釦を
    押し込み方向に案内させて操作釦の回動操作を許す傾斜
    カム面が形成され、操作釦の小火域への回転操作位置に
    おいて操作釦の押し込み点火操作を阻止する押し込み点
    火阻止手段が設けられて成ることを特徴とするガス点火
    装置。
JP2079473A 1990-03-28 1990-03-28 ガス点火装置 Expired - Lifetime JP2733122B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2079473A JP2733122B2 (ja) 1990-03-28 1990-03-28 ガス点火装置

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JP2079473A JP2733122B2 (ja) 1990-03-28 1990-03-28 ガス点火装置

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