JPH06147481A - 操作釦のロック装置 - Google Patents

操作釦のロック装置

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Publication number
JPH06147481A
JPH06147481A JP29304392A JP29304392A JPH06147481A JP H06147481 A JPH06147481 A JP H06147481A JP 29304392 A JP29304392 A JP 29304392A JP 29304392 A JP29304392 A JP 29304392A JP H06147481 A JPH06147481 A JP H06147481A
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JP
Japan
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operation button
hole
fire
valve
lock
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JP29304392A
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English (en)
Inventor
Masanaga Nishiura
正長 西浦
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Harman Co Ltd
Original Assignee
Harman Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非使用時にあやまって点火操作ができないよ
うにする。操作部分を一箇所に集中して、操作性能を向
上させ、装置としてコンパクト化がはかる。 【構成】 前後方向の移動により点・消火を行う操作釦
2の前面部にロック手段100の操作部101を設け
る。操作部101は点火操作を行える位置と点火操作を
阻止する位置とに切換自在とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス器具における操作
釦のロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のガス器具においては、図19に示
すように前後方向の移動により点・消火を行う操作釦2
を設けたものが知られている。そして、消火時に子供な
どがあやまって点火をしないように、つまり、操作釦2
を押圧操作できないようにして点火を阻止するように操
作釦2のロックをするチャイルドレバーと称されるロッ
クレバー120が設けてある。すなわち使用者はガス器
具の非使用時にはロックレバー120を操作して操作釦
2を操作できなようにしてある。このロックレバー12
0は図20に示すように点・消火を行う操作釦2から離
れた位置に設けてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記の従来
例にあっては、ロックレバー120と操作釦2とは離れ
て配置してあるため、操作部分が散らばり、使いずら
く、また、装置としても大掛かりとなりがちである。本
発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発明したものであ
って、その目的とするところは、非使用時にあやまって
点火操作ができないようにし、また、操作部分を一箇所
に集中して、操作性能を向上させ、装置としてコンパク
ト化がはかれる操作釦のロック装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の操作釦のロック
装置は、前後方向の移動により点・消火を行う操作釦2
の前面部にロック手段100の操作部101を設け、該
操作部101は点火操作を行える位置と点火操作を阻止
する位置とに切換自在として成ることを特徴とするもの
である。
【0005】
【作用】上記の構成の本発明によれば、前後方向の移動
により点・消火を行う操作釦2の前面部にロック手段1
00の操作部101を設け、該操作部101は点火操作
を行える位置と点火操作を阻止する位置とに切換自在と
したことで、非使用時には操作部101を操作してロッ
ク手段100により点火操作が行えないようにロック
し、非使用時にあやまって点火操作ができないようにす
る。また、この非使用時に点火操作ができないようにす
るロック手段100の操作部101を操作釦2の前面部
に設けることで、操作部分を一箇所に集中して、操作釦
2の操作による点火、消火操作、操作釦2の前面に位置
するロック手段100の操作部101の操作を一箇所で
行えるようにしたものである。
【0006】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。ガス制御装置Aはガスオーブン、グリル、
ガスコンロ、またはこれらの組み合わされたガス器具の
器具本体の器具前面の操作パネルP付近に取付けられる
ものである。そして、このガス制御装置Aは点火手段
と、消火手段と、火力調整手段とを備えたものである。
以下ガス制御装置Aにつき説明する。
【0007】図3に示すように器具栓本体1には導入口
8と導出口9とが形成してあり、導入口8から導入され
たガスを導出口9をへてバーナー部10へと供給するこ
とができるようになっている。器具栓本体1の内部には
導入口8の近傍から導出口9へと向けて順に安全弁11
用の弁孔12、主弁13用の弁孔14及びガス量調節弁
15用の弁孔16を形成している。弁孔12を開閉する
安全弁11は電磁弁となっていて、操作釦2の押し込み
操作にて押し込まれる押し棒17にて安全弁11の弁体
11aをスプリング18に抗して弁孔12から離して開
弁し、そして、安全弁11に電気的に接続されているサ
ーモカップリングTにてバーナー部10における燃焼を
感熱にて検出し、燃焼に伴う感熱結果にて安全弁11の
開成状態を維持し、この開成維持は操作釦2を戻すこと
に伴う押し棒17の弁体11aからの離間にかかわらず
行われ、そしてバーナー部10における燃焼が不測に消
火して断たれた場合に、サーモカップリングTによる排
熱信号にて電磁弁よりなる安全弁11が自動的に閉成作
動されて安全をはかるようにしてある。主弁13用の弁
孔14には主弁13を押し棒17に取付けて配置してあ
り、操作釦2をスプリング19に抗して押し込み操作す
ることで主弁13を開き、操作釦2への押し込み力の解
除にてスプリング19を介して押し棒17とともに戻し
て主弁13を閉成することができるようにしてある。ガ
ス量調節弁15用の弁孔16にはガス量調節弁15を設
けてあり、操作釦2の回転操作(後述)に連動してガス
量調節弁15を弁孔16に対して突入及び脱出させ、弁
孔16からバーナー部10へのガス量を変更調節し、こ
のことにより火力調整を行うものであり、これが火力調
整手段となっている。
【0008】次に、操作釦2の操作系を詳述する。操作
釦2は図1、図2、図3等に示すように後方に向けて突
出部25を突設した本体2aと、本体2aの前面側に取
着される前面体2bとで構成してある。器具栓本体1に
はガイド部材26がねじにより取付けてあり、このガイ
ド部材26の挿入孔部27内に突出部25がスライド自
在にはめ込んであり、スプリング28により突出部25
が挿入孔部27から飛び出す方向のばね力を付勢してあ
る。突出部25にはハートカム溝29が設けてある。こ
のハートカム溝29は図16、図17、図18に示すよ
うな形状をしており、第1溝29a、第2溝29b、第
3溝29cを略ハート型に連通して形成してあり、第1
溝29aの後端部は第3溝29cよりも浅く、第3溝2
9cの前端は第2溝29bの後端部よりも浅く、第2溝
29bの前端は第1溝29aの前端部よりも浅くなって
いる。また第3溝29cは後方に向けて延して形成して
ある。ガイド部材26の前端部付近の側面には図15に
示すように弁ロック板31の一端部が軸30を中心に回
動自在に取付けてあり、またガイド部材26の側面の略
中央にはガイド部材26の前後方向と交差する方向に長
孔32が形成してある。弁ロック板31の後端部には孔
33が設けてあり、この孔33は弁ロック板31を回動
した場合に上記ガイド部材26の長孔32と連通するよ
うに設けてある。ガイド部材26の後端部付近の側面部
にはコ字状をしたカム用ピン34の後端部の軸部34a
を回動自在に軸支し、このカム用ピン34の前端部の軸
部34bを弁ロック板31の孔33、長孔32を挿通し
て突出部25のハートカム溝29に差し込んである。ガ
イド部材26には弁押さえ板35がガイド部材26に対
して移動自在に外嵌してある。この弁押さえ板35には
開口部36が設けてあり、上記カム用ピン34の前端部
の軸部34bがこの開口部36に挿入してある。開口部
36の後端縁には段部37が設けてある。弁押さえ板3
5には当たり部38が設けてあり、操作釦2を後方に押
し込んだ際に突出部25に設けた被当たり部39が当た
り部38に当たって押されることで後方に移動するよう
になっている。また、当たり部38が移動すると押し棒
17の前端部を押し操作するようになっている。図16
乃至図18には器具栓本体1に対して前後方向に移動自
在な操作釦2の前後方向における異なる3つの位置(ガ
ス通路を開いた状態を継続維持している使用位置と、ガ
ス通路を閉じた消火位置と、点火をする点火位置)が示
してあるが、さらに、このガス通路を開いた状態を継続
維持している使用位置と、ガス通路を閉じた消火位置
と、点火をする点火位置におけるにハートカム溝29と
カム用ピン34の軸部34bと長孔32とのそれぞれの
位置関係が示してある。すなわち、操作釦2の消火位置
(実施例においては図3に示す器具本体の操作パネルP
の前面より僅かに操作釦2の前面が突出している位置が
消火位置である)ではスプリング28により突出部25
が前方に押されているが、この状態では図17に示すよ
うに軸部34bがハートカム溝29の第2溝29bの後
端部の鉤状に曲がった部分に位置していて操作釦2が図
3の状態より前方に飛び出さないように位置保持してい
る。この状態でスプリング28のばね力に抗して操作釦
2を後方に押し込むと軸部34bは第2溝29bにガイ
ドされながら第2溝29bを移動して第2溝29bの前
端部から図18のように第1溝29aの前端部に移動す
る。この状態が最奥への押し込み状態であってこの時に
後述のようにして点火が行われる。そして、この状態か
ら操作釦2への押し込みを解除すると、スプリング28
のばね力により操作釦2が前方に移動し、軸部34bが
第1溝29aの前端部から後端部に移動し、更に、第1
溝29aの後端部から第3溝29cに移動して図16の
ように第3溝29cの後端部まで移動し、第3溝29c
の後端部に位置した時点でそれ以上の操作釦2の移動を
阻止し操作釦2の突出状態を保持するようになってい
る。つまり図10に示すように操作釦2の前面が器具本
体の操作パネルPの前面より前方に飛び出している位置
が使用位置である。
【0009】ところで、弁押さえ板35には図2、図1
5に示すようにスイッチ押さえ部41が設けてあり、操
作釦2を押し込んで弁押さえ板35を後方に移動させた
て最奥部まで押し込んだ状態の時にのみスイッチ押さえ
部41により点火用スイッチ(図示せず)を操作して点
火させるようになっており、この場合、点火位置では図
14に示すように軸部34bが長孔32に沿って移動す
ると共に弁ロック板31の後端部の係止片31aが段部
37の前方に位置し、更に、この状態で操作釦2への押
し込みを解除することでスプリング19のばね力により
押し棒17が前方に移動して当たり部38を押して弁押
さえ板35を前方に移動するが、弁押さえ板35の段部
37が図9のように係止片31aに当たって前方への移
動が阻止される。したがって、押し棒17は少し前方に
移動した状態のままで止まり、主弁13を開成状態に保
ち、開閉弁21を閉成状態とするものである。更に、こ
のガス通路Gを開いた状態を継続維持している使用位置
から操作釦2を押し込んで前述のように消火位置に操作
釦2を位置させると、図12のように長孔32を軸部3
4bが移動して係止片31aを段部37から外す。する
とスプリング19により押し棒17が前方に押圧される
ことで、主弁13が閉じるものである。
【0010】操作釦2の外周部には火力調整手段を操作
するための火力調整用つまみ24が回動自在に被嵌して
ある。すなわち操作釦2の本体2aの前方から火力調整
用つまみ24を回動自在に被嵌した後に本体2aの前面
部に操作釦2の前面部を構成する前面体2bを取着して
ある。この場合、図10に示すように操作釦2の前面体
2bの前面部外周部2cは大径となっていて、この操作
釦2の前面外周部2cの後方側に円筒状をした火力調整
用つまみ24が回転自在に配置してあり、操作釦2の前
面外周部2cの外面と火力調整用つまみ24の外面とが
面一になるようにしてある。つまり、操作釦2の前面部
を押圧する場合には火力調整用つまみ24を指で誤って
触れることがないようになっており、また、火力調整時
には円筒状の火力調整用つまみ24を指でつまんで操作
釦2から独立して回転操作できるようになっている。
【0011】火力調整用つまみ24の後端部には環状部
46が設けてあり、この環状部46には図1、図2、図
3のようにギア47が設けてある。器具栓本体1内の弁
孔16部分にはガス量調節弁15の調整棒48を押し引
き自在に挿通してあり、この調整棒48に直交させてピ
ン49が突出してあり、このピン49を器具栓本体1に
取付けた筒体50に対向させて形成した長孔51に挿合
してピン49を筒体50から突出し、この突出したピン
49を筒体50に回転自在に被嵌した被動ギア52のら
せん状凹溝53に挿合し、環状部46のギア47を被動
ギア52に噛合してある。ここで、筒体50に調整棒4
8を挿入した場合、調整棒48に一方方向(図の実施例
では前方側)へのばね力を付勢する押しばね60を被装
して一端部を調整棒48の段に当てた状態で調整棒48
と共に押しばね60を筒体50に前方より差込み(この
場合、ピン49を筒体50の長孔51に挿合して差込
み)、筒体50の前端部に止めキャップ61を取付けて
上記押しばね60の前端を止めキャップ61に弾接させ
てある。そして、この止めキャップ61の前端部の鍔6
2は筒体5に回転自在に被嵌される筒状の被動ギア52
の前面側に位置して被動ギア52が筒体5から前方に外
れないようになっている。
【0012】ガイド部材26の前端部にはリセットピン
90が貫挿してあり、このリセットピン90は操作釦2
に設けた長孔91を貫挿しており、リセットピン90の
両端部が火力調整用つまみ24の後部内面に設けたカム
筒部93の内面のカム溝94にはまり込んでいる。カム
溝94の一側縁は図11に展開図を示すように操作釦2
の押圧操作方向と平行な方向の直線状側縁95となって
いて、この直線状側縁95が大火位置となっており、ま
た、大火位置となる直線状側縁95と対向する他側縁は
前方側ほど直線状側縁95側に近づき且つ後方側程直線
状側縁95から離れるように傾斜した傾斜縁96となっ
ており、該傾斜縁96の後端部は直線状側縁95と平行
な後端直線縁部97となっていて、この後端直線縁部9
7が小火位置となっており、更に、傾斜縁96の前端部
は直線状側縁95と平行な前端直線縁部98となってい
て、この前端直線縁部98が大火位置となっている。
【0013】しかして、操作釦2がガス通路を開いた状
態を継続維持している使用位置に位置している状態、つ
まり、使用状態においては操作釦2が前方に移動してい
るため操作釦2の外周に回動自在に取付けた火力調整用
つまみ24も前方に移動し、このため、リセットピン9
0はカム溝94の後端部に位置していることになる。し
たがって、この状態においては、大火位置である直線状
側縁95の後端部がリセットピン90に当たる位置から
小火位置である後端直線縁部97がリセットピン90に
当たる位置までの範囲で(つまり大火から小火までの範
囲で)火力調整用つまみ24を回動操作して火力の調整
ができるものである。一方、消火に当たっては、操作釦
2を押して使用位置から消火位置にして消火するのであ
るが、操作釦2を押すと操作釦2の外周に回動自在に取
付けた火力調整用つまみ24も後方に移動する。この場
合、リセットピン90が図11のイのように消火直前に
大火位置に位置している時は、そのままリセットピン9
0は図11のイからロの位置に位置することになる。し
かしながら、リセットピン90が図11のハのように消
火直前に小火位置に位置している時は、火力調整用つま
み24が後方に移動すると傾斜縁96がリセットピン9
0に当たり、このため、火力調整用つまみ24の後方へ
の移動に伴って火力調整用つまみ24が回転してリセッ
トピン90がニ位置を経て、消火位置では大火位置であ
るロ位置に位置することになる。このことにより、消火
時には火力調整用つまみ24は必ず大火位置までリセッ
トされるのである。また中火の状態で消火しても同様に
消火時には火力調整用つまみ24は必ず大火位置までリ
セットされる。このように消火直前の使用状態における
火力調整の状態にかかわらず、消火のために操作釦2を
押すと自動的に火力調整用つまみ24が大火位置にリセ
ットされるので、次に、操作釦2の前面部を押圧操作し
て点火する際には、必ず大火状態でガスが流れて点火さ
れることになり、この結果、従来のようにパージ回路を
設けなくても、確実な点火ができることになる。そし
て、点火後直ちに操作釦2の前面から指を離して押圧を
解除してガスが流れる使用状態にした場合、大火状態で
あるため、点火直後に操作釦2から指を離しても、従来
のように急激絞りと同様にエアー過剰な状態とならず、
失火等の恐れがないものである。
【0014】ところで、操作釦2の前面部を構成する前
面体2bには図5、図8に示すように前後方向に貫通し
長孔状のスライド用孔102が設けてある。一方、前面
体2bの背面部の軸部2fと本体2aの前面部の軸部2
dとには図7に示すようなロック手段100をの主体を
構成する回動体103の中央部の前後に開口した孔10
3aが図1、図4、図6に示すように回転自在に枢支し
てある。回動体103の一端部には前方に向けて操作部
101となる突部が突設してあり、この操作部101と
なる突部がスライド用孔102に後方よりはめ込んであ
る。回動体103の他端部にはロック部104が設けて
ある。本体2aには前後に貫通する孔105が設けてあ
り、操作部101をスライド孔102の一端部側に移動
させた場合には図6(a)のようにロック部104が孔
105の前方を塞ぐ位置に位置するように回動し、操作
部101をスライド孔102の他端部側に移動させた場
合には図6(b)のようにロック部104が孔105の
前方から離れる位置まで回動するようになっている。回
動体103にのロック部104の側部には中空部を介し
て弾性変形自在なクリック用ばね片106が設けてあ
り、一方、本体2aの内面部に設けた2個のクリック用
溝107が設けてあり、操作部101を操作してロック
部104が孔105を塞ぐ位置でクリック用ばね片10
6に設けた突部108が一方のクリック用溝107に弾
性係止し、また、操作部101を逆に操作してロック部
104が孔105を塞ぐ位置から離れた位置でクリック
用ばね片106に設けた突部108が他方のクリック用
溝107に弾性係止して、操作部101による操作感覚
がクリック動作によりわかるようにしてある。
【0015】ガイド部材26の前端部にはロック棒10
9が前方に向けて突設してあり、このロック棒109の
前端は操作釦2の孔105に対向して位置しており、操
作釦2の前後方向に移動によりロック棒109が孔10
5に挿入されて前方に突出したり、孔105から後方に
後退したりするようになっている。添付図面に示す実施
例においては、図1の状態が消火状態で、図4の状態が
ガス通路を開いた状態を継続維持している使用状態であ
る。ここで、消火状態でロック手段100の操作部10
1を操作してロック部104により孔105の前方を塞
ぐと、操作釦2を押圧して点火しようとしても、ロック
棒109の前端部がロック部104に当たって操作釦2
の押圧を阻止し、したがって、消火状態における操作釦
2の押圧操作による点火ができないようにしている。一
方、使用者が点火しようという目的を持って操作する場
合には、操作釦2の前面部に設けた操作部101を操作
してロック部104を孔105から側方に離れた位置に
移動させ、この状態で操作釦2の前面部を押圧すると、
ロック部104が孔105の前方を塞いでいないので、
ロック棒109が孔105に挿通されて前方に突出し、
操作釦2が支障なく押圧できて点火がなされる。点火後
に操作釦2から手を離すと操作釦2は前述のように前方
に突出してガス通路を開いた状態を継続維持している使
用状態となる。この場合、ロック棒109は孔105か
ら抜けて孔105の後方に位置するものである。ところ
で、ガス通路を開いた状態を継続維持している使用状態
において、ロック部104が孔105を塞いでいないと
きは、操作釦2を押し込むと前述のように消火ができる
ものである。また、ガス通路を開いた状態を継続維持し
ている使用状態において、操作部101を操作してロッ
ク部104が孔105を塞いでいる状態とすると、操作
釦2を押してもロック棒109の先端がロック部104
に当たってそれ以上押せず、消火ができないようになっ
ている。
【0016】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、前後
方向の移動により点・消火を行う操作釦の前面部にロッ
ク手段の操作部を設け、該操作部は点火操作を行える位
置と点火操作を阻止する位置とに切換自在としてあるの
で、非使用時には操作部を操作してロック手段により点
火操作が行えないようにロックすることで、非使用時に
あやまって点火操作ができなくて安全であり、また、こ
の非使用時に点火操作ができないようにするロック手段
の操作部を操作釦の前面部に設けることで、操作部分を
一箇所に集中できて、操作釦の操作による点火、消火操
作、操作釦の前面に位置するロック手段の操作部の操作
を一箇所で行えて、操作性能を向上させ、装置としてコ
ンパクト化がはかれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロック状態を示す要部断面図である。
【図2】同上の全体を示す分解斜視図である。
【図3】同上の消火状態の断面図である。
【図4】同上の使用状態を示す要部断面図である。
【図5】同上の操作釦の拡大正面図である。
【図6】(a)はロック部が孔の前方に位置する状態の
説明図であり、(b)はロック部が孔の前方から側方に
離れて位置する状態の説明図である。
【図7】同上に用いるロック手段を示す図面で、(a)
は正面図であり、(b)は側面図であり、(c)は断面
図である。
【図8】同上に用いる操作釦の前面体を示す図面で、
(a)は断面図であり、(b)は背面図である。
【図9】(a)(b)は同上の使用状態における係止片
と段部との関係を示す底面図及びこの場合におけるハー
トカム溝と軸部との位置関係を示す底面図である。
【図10】(a)(b)は同上の操作釦、火力調整用つ
まみ、リセットピンの燃焼状態における位置関係を示す
側面断面図及び一部断面にした底面図である。
【図11】同上に用いるカム筒部の展開図である。
【図12】(a)(b)は同上の消火状態における係止
片と段部との関係を示す底面図及びこの場合におけるハ
ートカム溝と軸部との位置関係を示す底面図である。
【図13】(a)、(b)、(c)、(d)は操作釦の
側面図、ハートカム部分の底面図、ガイド部材の側面
図、ガイド部材の断面図である。
【図14】(a)(b)は同上の点火状態における係止
片と段部との関係を示す底面図及びこの場合におけるハ
ートカム溝と軸部との位置関係を示す底面図である。
【図15】同上の一部破断した底面図である。
【図16】同上の使用位置におけるハートカム溝部分を
示す一部破断した底面図である。
【図17】同上の消火位置におけるハートカム溝部分を
示す一部破断した底面図である。
【図18】同上の点火位置におけるハートカム溝部分を
示す一部破断した底面図である。
【図19】従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
2 操作釦 100 ロック手段 101 操作部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向の移動により点・消火を行う操
    作釦の前面部にロック手段の操作部を設け、該操作部は
    点火操作を行える位置と点火操作を阻止する位置とに切
    換自在として成ることを特徴とする操作釦のロック装
    置。
JP29304392A 1992-10-30 1992-10-30 操作釦のロック装置 Pending JPH06147481A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29304392A JPH06147481A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 操作釦のロック装置

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JP29304392A Pending JPH06147481A (ja) 1992-10-30 1992-10-30 操作釦のロック装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100518487B1 (ko) * 2002-06-10 2005-10-04 린나이코리아 주식회사 가스제어장치
JP2015098983A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 リンナイ株式会社 火力調節装置

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