JPH09196371A - ガス器具のガス量調節装置 - Google Patents

ガス器具のガス量調節装置

Info

Publication number
JPH09196371A
JPH09196371A JP461496A JP461496A JPH09196371A JP H09196371 A JPH09196371 A JP H09196371A JP 461496 A JP461496 A JP 461496A JP 461496 A JP461496 A JP 461496A JP H09196371 A JPH09196371 A JP H09196371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
piece
end portion
ignition
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP461496A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuko Kadowaki
あつ子 門脇
Naoko Takimoto
直子 滝本
Mari Tabata
真理 田畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP461496A priority Critical patent/JPH09196371A/ja
Publication of JPH09196371A publication Critical patent/JPH09196371A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 点火操作具に連動するひとつの回動部材によ
って、強火側あるいは弱火側にある火力調節レバーを中
火側に回動させることができ、少ない部品点数で安定し
た点火が可能な安価なガス器具におけるガス量調節装置
の提供。 【解決手段】 器具栓本体3に設けたガス流路における
燃料ガスの通流量を調節する火力調節レバー24と、バ
ーナへの点火装置を作動させる点火操作具9とを備えた
ガス器具のガス量調節装置であって、点火操作具9の点
火位置への操作に連動して回動するひとつの回動部材3
5を設け、回動部材35の回動に伴って回動部材35か
ら延設の操作片36が火力調節レバー24の回動軸芯L
1に対して遠近方向に移動するように構成し、操作片3
6の移動に伴って当接する2つの被操作片33を火力調
節レバー24から連設し、2つの被操作片33に対する
操作片36の当接により火力調節レバー24を中火位置
に回動するように構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスコンロやガス
グリルなどの各種のガス器具におけるガス量の調節装置
に関し、より具体的には、バーナへの燃料ガスが通流す
るガス流路を備えた器具栓本体と、前記ガス流路におけ
る燃料ガスの通流量を調節してバーナの火力を強火から
弱火の間で変更調節するべくレバー回動軸芯周りに回動
するように前記器具栓本体に取り付けられた火力調節レ
バーと、前記バーナに点火する点火装置を作動するため
の点火操作具とを備え、この点火操作具を点火位置にま
で操作すると、前記火力調節レバーを強火と弱火との間
の中火位置にまで回動してバーナへの燃料ガス供給量を
点火に適した供給量に変更調節するように構成してある
ガス器具のガス量調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような各種のガス器具において、
点火操作具によってバーナに点火する際、火力調節レバ
ーが強火の位置にあると、点火と同時に大きな音を発し
て不快感を与える虞れがあり、極端な場合には、ガス器
具の近くにある可燃性のものに引火する可能性もある。
逆に、弱火の位置にあると、点火しないこともあり、従
来において、実開平4−129645号公報に開示のよ
うに、点火操作具を点火位置にまで操作すると、この点
火操作具に連動して、火力調節レバーを強火と弱火との
間の中火位置にまで強制的に移動させるように構成した
ものが提案された。この公報のガス量調節装置によれ
ば、強火側にある火力調節レバーを中火側に移動させる
ための回動部材と、弱火側にある火力調節レバーを中火
側に移動させるための回動部材とを別々に設け、これら
2つの回動部材を点火操作具の点火位置への操作に連動
して強制的に回動させる構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、火力調節
レバーを中火位置へ移動させるために2つの回動部材が
必要となり、部品点数が多く構造も複雑になって、コス
トが高くなる虞れがあった。本発明は、このような従来
の問題点に着目したもので、その目的は、点火操作具に
連動する回動部材をひとつだけにし、そのひとつの回動
部材によって強火側にある火力調節レバーも、また、弱
火側にある火力調節レバーも確実に中火側に回動させる
ことができ、それによって部品点数の減少と構造の簡素
化を図り、併せてコストの低減をも図り得るガス量調節
装置の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明によれば、点火操作具の点火
位置への操作に連動して回動するひとつの回動部材を器
具栓本体に回動自在に取り付け、この回動部材の回動に
伴って回動部材から延設の操作片が火力調節レバーのレ
バー回動軸芯に対して遠近方向に移動するように構成
し、かつ、前記操作片の移動に伴って当接する2つの被
操作片を前記操作片の長さ方向に間隔を置いて火力調節
レバーから連設し、これら2つの被操作片に対する前記
操作片の当接により前記火力調節レバーを中火位置に回
動するように構成するものであるから、ひとつの回動部
材から延設の操作片によって、火力調節レバーが強火側
にあっても弱火側にあっても、火力調節レバーから連設
の2つの被操作片のいずれかに当接することで、火力調
節レバーを確実に点火に適した中火側へ回動することが
でき、部品点数の減少と構造の簡素化とによって製造コ
ストを低減することができる。
【0005】請求項2に記載の発明によれば、火力調節
レバーを操作用の先端部分と基端部分との2つの部材か
ら構成し、基端部分を器具栓本体に回動自在に取り付
け、この基端部分に対して先端部分を相対移動可能に取
り付けるとともに、この先端部分から前記2つの被操作
片を連設し、これら被操作片への前記操作片の当接によ
り前記先端部分が基端部分に対して相対移動し、かつ、
前記操作片の離間により前記先端部分が元の位置に復帰
するように構成するものであるから、点火操作具を操作
してバーナに点火する際、より確実に火力調節レバーを
点火に適した中火位置に位置させることができる。
【0006】すなわち、点火操作具を点火位置にまで操
作した際に、丁度、前記操作片が2つの被操作片に当接
して火力調節レバーを点火に最適な位置にまで回動する
ことができれば問題はないが、組立誤差などによって必
ずしも最適な位置にまで回動することができるとは限ら
ない。かかる現状を考慮し、2つの被操作片を先端部分
から連設し、その先端部分を基端部分に対して相対移動
可能に構成して、前記操作片による2つの被操作片の当
接移動に融通を持たせたのである。そのため、操作片を
確実に2つの被操作片に当接させて、さらに押圧するこ
とを可能にし、それによって確実に点火しながら、しか
も、火力調節レバーを点火に最適な位置にまで確実に回
動させることが可能となった。
【0007】請求項3に記載の発明によれば、2つの被
操作片を火力調節レバーの先端部分と同一材料で一体的
に形成するものであるから、被操作片と先端部分とを別
々に形成して接続する場合などに比して、製造も容易で
構造も簡単となり、製造コストを一層低減することがで
きる。
【0008】請求項4に記載の発明によれば、点火操作
具が摺動式であるから、その点火操作具を押し込んで点
火することができ、回動操作によって点火するものに比
較して操作が容易で、しかも、この点火操作具の摺動操
作に連動して摺動する押圧片を設け、この押圧片の摺動
に伴って回動操作される被押圧片を前記回動部材から延
設するものであるから、点火時において火力調節レバー
を確実に点火に適した中火側へ回動することができる。
【0009】請求項5に記載の発明によれば、前記回動
部材の回動軸芯を前記レバー回動軸芯とほぼ直交する状
態に配設し、この回動部材の回動軸芯とほぼ平行する方
向に前記操作片を延設するものであるから、この操作片
のレバー回動軸芯に対する遠近方向への移動は、レバー
回動軸芯とほぼ直交する方向への移動となり、2つの被
操作片に対する当接状態が安定するとともに、この操作
片のレバー回動軸芯から遠ざかる方向への移動で被操作
片に当接するように構成することで、操作片を被操作片
と器具栓本体との間に位置させて、全体をコンパクトに
することができる。さらに、前記操作片のみならず、被
押圧片も回動部材の回動軸芯とほぼ平行する方向に延設
するものであるから、点火操作具の摺動方向を火力調節
レバーの長さ方向にほぼ沿わせることができ、それによ
ってガス器具の前面に点火操作具と火力調整レバーとを
要領よく配設することができる。
【0010】請求項6に記載の発明によれば、前記操作
片と被押圧片とを回動部材と同一材料で一体的に形成す
るものであるから、別々に形成する場合などに比して、
製造も容易で構造も簡単となり、製造コストをさらに低
減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明によるガス量調節装置をガ
スコンロに適用した実施の形態を図面に基づいて説明す
る。図1および図2に示すように、ガスコンロ前面のパ
ネル1の近くには、燃料ガスが通流するガス流路として
のメイン流路2を備えた器具栓本体3が内装され、この
器具栓本体3に開口の導入口4から供給される燃料ガス
をメイン流路2を介して導出口に固着のノズル5からバ
ーナ6へ供給するように構成されている。この器具栓本
体3は、前記メイン流路2とは別にパージ流路7も備え
ていて、このパージ流路7も前記導入口4から供給され
る燃料ガスをノズル5からバーナ6へ供給するように構
成されている。
【0012】前記器具栓本体3の後端側には、電磁式の
安全弁8が内装され、前端側には点火操作具の一例であ
る操作軸9が摺動自在に設けられていて、この操作軸9
と安全弁8との間には、バルブロッド10が介装されて
いる。このバルブロッド10の中間部には、前記パージ
流路7を開閉するパージ弁用の弁体11が形成されると
ともに、開閉弁用の弁体12が固着されている。前記操
作軸9と器具栓本体3との間には、第1コイルスプリン
グ13が、前記開閉弁用の弁体12と器具栓本体3との
間には、第2コイルスプリング14がそれぞれ介装さ
れ、これら両コイルスプリング13,14によって、バ
ルブロッド10が操作軸9に弾性的に当接され、かつ、
操作軸9がコンロの前面側に弾性付勢されている。
【0013】前記操作軸9と器具栓本体3との間には、
従来より公知のプッシュ・プッシュ機構15が介装され
ていて、その詳細は省略するが、前記両コイルスプリン
グ13,14により弾性付勢された操作軸9が、通常、
閉位置Aに位置保持されている。パネル1に回動自在に
取り付けた点火および消火用の操作釦16を押圧操作す
ると、閉位置Aにある操作軸9が両コイルスプリング1
3,14の弾性力に抗して後端側へ摺動し、操作軸9の
最大押し込み位置である点火位置Cにまで至り、その
後、操作釦16に対する押圧力を解除すると、両コイル
スプリング13,14の弾性力によって操作軸9が開位
置Bで位置保持される。操作軸9が開位置Bで位置保持
されている状態で、さらに操作釦16を押圧操作する
と、操作軸9が閉位置Aに復帰するように構成されてい
る。
【0014】そして、このプッシュ・プッシュ機構15
による操作軸9の摺動操作に連動して、バーナ6に点火
するための点火装置や安全装置などが作動されるように
構成されている。そのための機構も従来公知のものであ
るため詳しい説明は省略するが、操作軸9が閉位置Aに
あるときには、図外の点火装置用固定接点も安全装置用
固定接点も非接触状態に維持され、パージ弁用の弁体1
1がパージ流路7を閉じ、開閉弁用の弁体12がメイン
流路2を閉じるとともに、安全弁8の弁体17もスプリ
ング18によって弾性的にメイン流路2を閉じている。
【0015】この閉位置Aから操作釦16の押圧操作で
操作軸9を押し込むと、開閉弁用の弁体12がメイン流
路2を開け、安全装置用固定接点が接触状態に切り換え
られ、かつ、バルブロッド10の先端が安全弁8の弁体
17を押圧して開弁する。さらに点火位置Cにまで押し
込むと、パージ弁の弁体11がパージ流路7を開け、点
火装置用固定接点が接触状態に切り換えられ、図外の点
火装置によりバーナ6に点火される。このバーナ6への
点火時においては、メイン流路2とパージ流路7との両
方から燃料ガスが供給されるので点火が確実となる。
【0016】その後、操作釦16への押圧力を解除する
と、操作軸9が開位置Bにまで復帰して位置保持され、
パージ弁用の弁体11がパージ流路7を閉じるととも
に、点火装置用固定接点が非接触状態に切り換えられ
る。その際、開閉弁用の弁体12はメイン流路2を開け
たままであり、また、安全弁8は、バーナ6の燃焼によ
る図外サーモカップリングの熱起電力により開弁状態に
維持されるので、バーナ6の燃焼が続行される。この開
位置Bにおいても、安全装置用固定接点は接触状態を維
持しているので、バーナ6が不測に消火したような場合
には、サーモカップリングの熱起電力の低下により、安
全弁8が自動的に閉弁して燃焼ガスの漏れを防止するの
であり、この開位置Bからさらに操作釦16を押圧操作
すると、前述のように操作軸9が元の閉位置Aに自動復
帰する。
【0017】前記器具栓本体3には、金属製のニードル
19が上下方向に摺動自在に内装され、このニードル1
9を摺動させることにより、メイン流路2の開口面積を
変更して、このメイン流路2を通流する燃料ガスの量を
調節し、バーナ6の火力を強火から弱火の間で調節する
ように構成されている。このニードル19の先端には、
最小絞り量を設定するノズル孔20がニードル19の軸
芯方向に沿って穿設されるとともに、ニードル19の軸
芯方向に直行する方向には、パージ流路7からの燃料ガ
スをバーナ6に供給する連通孔21が穿設され、かつ、
その中間部には別部材からなる金属製の操作ピン22が
挿入固着されている。この操作ピン22は、器具栓本体
3に形成されたスリット23内に位置され、その先端が
スリット23から外方へ突出するように構成されてい
る。
【0018】前記器具栓本体3には、この操作ピン22
の突出先端部に係合してニードル19を摺動操作するた
めの火力調節レバー24が、そのレバー回動軸芯L1周
りに回動するように取り付けられている。この火力調節
レバー24は、図3と図4に詳しく示すように、レバー
回動軸芯L1周りに回動可能に取り付けられた基端部分
25と操作用の先端部分26との2つの部材からなり、
いずれも金属製の板状体によって折曲形成されている。
【0019】この火力調節レバー24の基端部分25に
は、一側方に延出する舌片が一体的に形成され、その舌
片が下方に折曲されるとともに、その先端部に二股状の
係合部材27が一体的に形成されていて、この係合部材
27が前記操作ピン22に係合するように構成されてい
る。この係合部材27の延出方向と直交する方向には、
開口28と突片29とを有する別の舌片が延出され、そ
の舌片の先端部にも二股状の係合部材30が一体的に形
成されていて、この二股状の係合部材30の方は段状に
折曲され、その基端部に切欠き31が形成されている。
【0020】火力調節レバー24の先端部分26には、
基端部分25の開口28内に挿入可能なように上方へ折
曲された突片32と、適当間隔を隔てて下方に折曲され
た2つの被操作片33とが、それぞれ同じ板状体から一
体的に形成されている。そして、この先端部分26の両
側を基端部分25の係合部材30に形成の切欠き31内
に挿入し、かつ、突片32を基端部分25の開口28内
に挿入し、この突片32の孔と基端部分25の突片29
とにわたってスプリング34を掛張することにより、先
端部分26が基端部分25に保持されている。この火力
調節レバー24の先端部分26は、パネル1を貫通して
操作釦16上方のコンロ前面に突出され、この先端部分
26を水平方向に回動操作することにより、基端部分2
5の係合部材27とスリット23とに係合する操作ピン
22が上下方向に強制移動され、それに伴ってニードル
19が上下に摺動して、メイン流路2の開口面積を変更
するように構成されている。
【0021】前記器具栓本体3には、さらに、火力調節
レバー24のレバー回動軸芯L1と直交する回動軸芯L
2周りに回動可能な回動部材35が取り付けられてい
る。この回動部材35も金属製の板状体によって折曲形
成されていて、その上方部分からは帯状の操作片36が
一体的に延出されるとともに、直角に折曲されて、前記
被操作片33と器具栓本体3との間に位置するように構
成されている。この回動部材35の下方部分からは同じ
く帯状の被押圧片37が一体的に延出され、かつ、直角
に折曲されていて、前記操作軸9の摺動に伴って、この
操作軸9から延出の押圧片38が、回動部材35の被押
圧片37に当接して回動部材35を図2および図4の矢
印方向に回動し、前記操作片36をレバー回動軸芯L1
から遠ざかる方向へ移動させるように構成されている。
【0022】すなわち、前記操作釦16の押圧操作で閉
位置Aにある操作軸9を押し込むと、押圧片38が被押
圧片37に当接し、回動部材35の回動に伴って操作片
36をレバー回動軸芯L1から遠ざかる方向へ移動させ
るのである。したがって、火力調節レバー24が強火側
や弱火側に偏って位置していると、回動部材35の操作
片36が火力調節レバー24の先端部分26から垂下し
ている2つの被操作片33のいずれか一方に当接して、
火力調節レバー24を中火位置の方向へ強制的に回動さ
せる。
【0023】そして、操作軸9を点火位置Cにまで押し
込むと、操作片36が両被操作片33に当接して火力調
節レバー24を点火に最適な位置にまで回動するととも
に、両操作片33への当接移動によって、図4に示すよ
うに、先端部分26を切欠き31との係合箇所を中心と
してスプリング34に抗して、その先端側を若干上方へ
揺動させ、この状態において、上述したようにバーナ6
が点火される。なお、回動部材35は、バーナ6への点
火完了後において、火力調節レバー24を所望の位置に
回動操作することにより、前記被操作片33が操作片3
6に当接して元の位置に復帰させることになるが、スプ
リングを使用して強制的に元の位置に復帰するように構
成することもできる。
【0024】〔別実施形態〕上述の実施形態において
は、火力調節レバー24を基端部分25と先端部分26
との2つの部材で構成し、被操作片33を有する先端部
分26を基端部分25に対して相対移動可能に構成した
ものを示したが、操作軸9を点火位置Cにまで操作した
際に、丁度、回動部材35の操作片36が2つの被操作
片33に当接するように構成すれば、火力調節レバー2
4をひとつの部材から一体的に構成することもでき、さ
らに、火力調節レバー24を点火に最適な位置にまで回
動することも可能である。
【0025】また、火力調節レバー24のレバー回動軸
芯L1と回動部材35の回動軸芯L2との配置関係にし
ても、回動部材35の回動軸芯L2が必ずしもレバー回
動軸芯L1に対して直交している必要はなく、要は回動
部材35の回動に伴って操作片36がレバー回動軸芯L
1に対して遠近方向に移動しさえすれば、いかなる状態
にも配置することができる。
【0026】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスコンロの要部を示す縦断面図
【図2】器具栓本体の斜視図
【図3】火力調節レバーの平面図
【図4】火力調節レバーの断面図
【符号の説明】
2 ガス流路 3 器具栓本体 6 バーナ 9 点火操作具 24 火力調節レバー 25 基端部分 26 先端部分 33 被操作片 35 回動部材 36 操作片 37 被押圧片 38 押圧片 C 点火位置 L1 レバー回動軸芯 L2 回動軸芯

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナ(6)への燃料ガスが通流するガ
    ス流路(2)を備えた器具栓本体(3)と、前記ガス流
    路(2)における燃料ガスの通流量を調節してバーナ
    (6)の火力を強火から弱火の間で変更調節するべくレ
    バー回動軸芯(L1)周りに回動するように前記器具栓
    本体(3)に取り付けられた火力調節レバー(24)
    と、前記バーナ(6)に点火する点火装置を作動するた
    めの点火操作具(9)とを備え、この点火操作具(9)
    を点火位置(C)にまで操作すると、前記火力調節レバ
    ー(24)を強火と弱火との間の中火位置にまで回動し
    てバーナ(6)への燃料ガス供給量を点火に適した供給
    量に変更調節するように構成してあるガス器具のガス量
    調節装置であって、 前記点火操作具(9)の点火位置(C)への操作に連動
    して回動するひとつの回動部材(35)を前記器具栓本
    体(3)に回動自在に取り付け、この回動部材(35)
    の回動に伴って回動部材(35)から延設の操作片(3
    6)が前記レバー回動軸芯(L1)に対して遠近方向に
    移動するように構成し、かつ、前記操作片(36)の移
    動に伴って当接する2つの被操作片(33)を前記操作
    片(36)の長さ方向に間隔を置いて前記火力調節レバ
    ー(24)から連設し、これら2つの被操作片(33)
    に対する前記操作片(36)の当接により前記火力調節
    レバー(24)を中火位置に回動するように構成してあ
    るガス器具のガス量調節装置。
  2. 【請求項2】 前記火力調節レバー(24)を操作用の
    先端部分(26)と基端部分(25)との2つの部材か
    ら構成し、基端部分(25)を前記器具栓本体(3)に
    回動自在に取り付け、この基端部分(25)に対して前
    記先端部分(26)を相対移動可能に取り付けるととも
    に、この先端部分(26)から前記2つの被操作片(3
    3)を連設し、これら被操作片(33)への前記操作片
    (36)の当接により前記先端部分(26)が基端部分
    (25)に対して相対移動し、かつ、前記操作片(3
    6)の離間により前記先端部分(26)が元の位置に復
    帰するように構成してある請求項1記載のガス器具のガ
    ス量調節装置。
  3. 【請求項3】 前記2つの被操作片(33)を前記火力
    調節レバー(24)の先端部分(26)と同一材料で一
    体的に形成してある請求項2記載のガス器具のガス量調
    節装置。
  4. 【請求項4】 前記点火操作具(9)が摺動式の操作具
    で、この点火操作具(9)の摺動操作に連動して摺動す
    る押圧片(38)を設け、この押圧片(38)の摺動に
    伴って回動操作される被押圧片(37)を前記回動部材
    (35)から延設してある請求項1、2または3記載の
    ガス器具のガス量調節装置。
  5. 【請求項5】 前記回動部材(35)の回動軸芯(L
    2)を前記レバー回動軸芯(L1)とほぼ直交する状態
    に配設し、この回動部材(35)の回動軸芯(L2)と
    ほぼ平行する方向に前記操作片(36)と被押圧片(3
    7)とを延設し、前記操作片(36)のレバー回動軸芯
    (L1)から遠ざかる方向への移動に伴って、この操作
    片(36)が前記2つの被操作片(33)に当接するよ
    うに構成してある請求項4記載のガス器具のガス量調節
    装置。
  6. 【請求項6】 前記操作片(36)と被押圧片(37)
    とを前記回動部材(35)と同一材料で一体的に形成し
    てある請求項5記載のガス器具のガス量調節装置。
JP461496A 1996-01-16 1996-01-16 ガス器具のガス量調節装置 Pending JPH09196371A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP461496A JPH09196371A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 ガス器具のガス量調節装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP461496A JPH09196371A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 ガス器具のガス量調節装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09196371A true JPH09196371A (ja) 1997-07-29

Family

ID=11588944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP461496A Pending JPH09196371A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 ガス器具のガス量調節装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09196371A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009063181A (ja) * 2007-09-04 2009-03-26 Rinnai Corp 火力調節装置
JP2014070888A (ja) * 2012-10-02 2014-04-21 Rinnai Corp 火力調節装置
JP2016017715A (ja) * 2014-07-10 2016-02-01 リンナイ株式会社 火力調節装置
JP2020176785A (ja) * 2019-04-19 2020-10-29 リンナイ株式会社 火力調節装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009063181A (ja) * 2007-09-04 2009-03-26 Rinnai Corp 火力調節装置
JP2014070888A (ja) * 2012-10-02 2014-04-21 Rinnai Corp 火力調節装置
JP2016017715A (ja) * 2014-07-10 2016-02-01 リンナイ株式会社 火力調節装置
JP2020176785A (ja) * 2019-04-19 2020-10-29 リンナイ株式会社 火力調節装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6984123B2 (en) Multi-mode lighter
JPH09196371A (ja) ガス器具のガス量調節装置
JP3050525B2 (ja) ガス量調節装置
JP3128468B2 (ja) ガス機器の点火時の火力調整機構
JPH0744883Y2 (ja) ガスレンジの火力調節装置
JP2691657B2 (ja) 燃焼制御装置
JP3128466B2 (ja) ガス機器の燃焼調整装置
JP2575060Y2 (ja) ガスこんろのガス量調節装置
JP3580467B2 (ja) ガス機器のガス量調整装置
JP2004003688A (ja) ガス量調節装置
JP3128470B2 (ja) ガス機器の燃焼調整装置
JP2953988B2 (ja) ガス量調節装置
JP3526116B2 (ja) ガスコンロの燃焼量調整装置
JP4157076B2 (ja) ガス機器のガス量調節装置
JP2701493B2 (ja) ガス点火装置及びガスコック
JP2724948B2 (ja) 燃焼制御装置
JP3650233B2 (ja) ガス機器
JP3580465B2 (ja) ガスこんろのガス量調節装置
JPH0357371B2 (ja)
JP2003014229A (ja) ガス器具用バルブ
JP3529485B2 (ja) ガス機器の燃焼調整装置
JPH07324727A (ja) ガス制御装置
JPH09269119A (ja) ガス器具栓装置
JPH08296836A (ja) ガス器具のバルブ装置
TW200402520A (en) Gas control device