JP5134677B2 - ガスコンロ - Google Patents
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コンロ本体に設置する点消火ボタンの手動点火操作により、器具栓の手動開閉弁が開弁されてガスバーナへガス供給されると共に、制御部の電源が入る構成のガスコンロであっ
て、
ガスバーナ上における調理容器の有無を検知する調理容器検知手段を設け、
上記制御部は、点消火ボタンで手動点火操作が行われるときに調理容器検知手段により調理容器無しが検知されるとガスバーナの加熱を防ぐ調理容器検知機能と、ガスバーナの燃焼中に調理容器検知手段により調理容器無しが検知されるとガスバーナの火力を小火にする火力制御機能と、コンロ本体に設けた解除キーがオンされると上記調理容器検知機能を作動解除する解除機能とを備え、
上記制御部の解除機能は、解除キーがオンされてから一定時間内に手動点火操作が行われない場合には上記調理容器検知機能の作動解除がキャンセルされる制御構成とするものである。
これに対して、上記構成の解除機能によれば、手動点火操作前の一定時間内だけ調理容器検知機能の作動解除が有効となるので、調理容器検知機能を解除したことを忘れて調理容器無しの状態で手動点火操作することが防止される。また同時に、使用者は、調理容器検知機能の作動解除を自覚して調理容器無しの状態で手動点火操作しガスバーナを点火させることとなる。従って、解除キーを設けても、安全性を確保することができる。
これにより、調理容器無しの状態でガスバーナの燃焼状態が放置されることが防止される。従って、調理容器無し時の直火に起因した危険事象を回避して安全性を向上することができ、また、燃料ガスを無駄に消費することが防止される。
上記ガス量調整弁は、開閉弁とガス通路が狭くなったオリフィス通路とが並列に設けられ、
上記制御部の火力制御機構は、上記開閉弁を閉弁制御しガスがオリフィス通路のみ流通されてガスバーナの火力を小火にする制御構成とするのが望ましい。
これにより、上記開閉弁を閉弁制御することで火力調節レバーの火力設定にかかわらずガスバーナの火力を強制的に小火にすることができる。
図1に示すように、ガスコンロ1は、矩形箱状のコンロ本体10を有し、コンロ本体10の上面の天板には、ガスバーナ11を備える2口のコンロ部13が設けられている。各コンロ部13は、ガスバーナ11の周囲に、五徳12が配置されている。各コンロ部13の中央には、先端の感熱部が鍋等の調理容器Aの底部に接触して調理容器底温度を検出する調理容器温度センサ14が設けられている。この調理容器温度センサ14は、昇降自在にコンロ本体10に支持されている。さらに、図2に示すように、調理容器温度センサ14の基端部には、この調理容器温度センサ14の昇降状態を検知するマイクロスイッチ等の調理容器検知手段15が設けられている。調理容器検知手段15は、五徳12に調理容器Aが無いときは調理容器温度センサ14が上昇位置にあるためオフ状態となっている(図2(a)参照)。また、五徳12に調理容器Aが有るときは調理容器温度センサ14が下降してオン状態となる(図2(b)参照)。従って、この調理容器検知手段15のオンオフ信号よりガスバーナ11上の調理容器Aの有無が検知される。
にある状態では、元ガス弁24と電磁安全弁25とは弁座に当接された閉弁状態にあり、内部通路23が閉鎖される。そして、点消火ボタン3が押込み操作(点火操作)されると、元ガス弁24がコイルバネ28の付勢力に抗して弁座から離反されて開弁され、続いて、点消火ボタン3が所定位置まで押込まれると、電磁安全弁25がロッド27に押圧されコイルバネ29の付勢力に抗して弁座から離反されて開弁される。電磁安全弁25は、後端に吸着片25aが取り付けられており、点消火ボタン3が所定の点火位置まで押込まれると、その奥側に配設する電磁石25bに吸着片25aが吸着され開弁保持される。これにより、器具栓2が開成状態に維持され、内部通路23にガスが流れる。なお、本実施形態では、元ガス弁24と電磁安全弁25とによりガスバーナ11の点火操作時に手動で開弁される手動開閉弁を構成し、これら元ガス弁24と電磁安全弁25の両方が開弁したときに手動開閉弁の開弁と定義する。
ス弁24が開弁した直後の位置に設定されている。1つ目の接点(SW1)がオンすると、電磁安全弁25の電磁石25bが励磁される。本実施形態では、マイクロスイッチ5が1段目の手動操作位置を検知した直後は、元ガス弁24は開弁された状態にあるが、電磁安全弁25は電磁石25bが励磁されていても弁は閉じた状態となっている。そして、2つ目の接点(SW2)がオンする2段目の手動操作位置は、電磁安全弁25が開弁する直前の位置に設定されている。従って、2段目の手動操作位置の検知時点では、手動開閉弁である器具栓2の元ガス弁24のみが開弁されている。調理容器Aがガスバーナ11上にある場合や後述の調理容器検知機能が作動解除されている場合、2つ目の接点(SW2)がオンされるとガス遮断弁7の開弁制御及びイグナイタの駆動制御等が実行される。なお、上記マイクロスイッチ5は、2接点式のものとするが、単接点の2個のマイクロスイッチを用いて点消火ボタン3の手動操作位置を2段階で検出するようにしてもよい。
りマイクロスイッチ5がオンされると、上述のとおり制御回路80への電源供給が保持される。従って、この場合は制御回路80の解除設定部で調理容器検知機能の作動解除を受け付けた状態になっているので、使用者の意思によりガスバーナ11上に調理容器Aを置かない状態でもガスバーナ11を点火させて燃焼させることができる。
フローチャートを参照して、ガスバーナ11の燃焼中は、調理容器検知手段15により調理容器Aの有無が監視される(S31)。そして、調理容器Aがガスバーナ11上から退けられて調理容器無しが検知されると(S32で「No」)、ガス量調整弁6の開閉弁61が閉弁される(S33)。すると、ガス量調整弁6においてガスがオリフィス通路62のみに流通されてガス供給量が絞られる結果、火力調節レバー4の火力設定にかかわらず、ガスバーナ11の火力が小火になる(S34)。これにより、ガスバーナ11の燃焼中においても調理容器無しの状態での大火の直火に起因する危険事象を回避することができ、安全性を向上することができる。また、ガスバーナ燃焼中の鍋振り等で一時的に調理容器Aを持ち上げた場合に小火になるだけで消火されないため、消火により再点火させる煩わしさ等がなく調理使用時の使い勝手がよい。
例えば、上記実施形態では、ガス遮断弁7を設け、調理容器検知機能において調理容器Aが無いときはガス遮断弁7を閉弁してガスバーナ11を点火させない構成とするが(図8のS5〜S10)、ガス遮断弁7を設けず、調理容器検知機能において調理容器Aが無いときはガスバーナ11の点火直後にガス量調整弁6の開閉弁61を閉弁して小火にしその後所定時間経過後に電磁安全弁25を閉弁して消火させる構成やガスバーナ11の点火直後に直ちに電磁安全弁25を閉弁して消火させる構成等としてもよい。
また、ガス遮断弁7やガス量調整弁6の開閉弁61は、ラッチ式電磁弁に代えて、モータ駆動により開閉されるモータ弁としてもよい。このモータ弁でもラッチ式電磁弁と同様に閉弁保持又は開弁保持のための保持電力を必要としないので、電源電力の消費を抑制することができる。
また、手動開閉弁として、電磁安全弁25を廃止して元ガス弁24のみで構成してもよい。この場合、ガスバーナ11の失火時にはガス遮断弁7を閉弁させればよい。
また、点消火ボタン3は、押し込み式に限らず、回転式でもよい。
2 器具栓
3 点消火ボタン
5 マイクロスイッチ(位置検出手段)
6 ガス量調整弁
7 ガス遮断弁
8 制御ユニット
9 解除キー
11 ガスバーナ
15 調理容器検知手段
24 元ガス弁
25 電磁安全弁
61 開閉弁
62 オリフィス通路
80 制御回路
A 調理容器
Claims (3)
- コンロ本体に設置する点消火ボタンの手動点火操作により、器具栓の手動開閉弁が開弁されてガスバーナへガス供給されると共に、制御部の電源が入る構成のガスコンロであって、
ガスバーナ上における調理容器の有無を検知する調理容器検知手段を設け、
上記制御部は、点消火ボタンで手動点火操作が行われるときに調理容器検知手段により調理容器無しが検知されるとガスバーナの加熱を防ぐ調理容器検知機能と、ガスバーナの燃焼中に調理容器検知手段により調理容器無しが検知されるとガスバーナの火力を小火にする火力制御機能と、コンロ本体に設けた解除キーがオンされると上記調理容器検知機能を作動解除する解除機能とを備え、
上記制御部の解除機能は、解除キーがオンされてから一定時間内に手動点火操作が行われない場合には上記調理容器検知機能の作動解除がキャンセルされる制御構成とするガスコンロ。 - 請求項1に記載のガスコンロにおいて、
上記制御部の火力制御機能は、ガスバーナの火力を小火にしてから調理容器無しの状態が所定時間継続されるとガスバーナを消火する制御構成とするガスコンロ。 - 請求項1又は2に記載のガスコンロにおいて、
上記器具栓と上記ガスバーナとの間にガス量調整弁が設けられ、
上記ガス量調整弁は、開閉弁とガス通路が狭くなったオリフィス通路とが並列に設けられ、
上記制御部の火力制御機構は、上記開閉弁を閉弁制御しガスがオリフィス通路のみ流通されてガスバーナの火力を小火にする制御構成とするガスコンロ。
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