JPH0333970B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0333970B2 JPH0333970B2 JP59200381A JP20038184A JPH0333970B2 JP H0333970 B2 JPH0333970 B2 JP H0333970B2 JP 59200381 A JP59200381 A JP 59200381A JP 20038184 A JP20038184 A JP 20038184A JP H0333970 B2 JPH0333970 B2 JP H0333970B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operating lever
- locking
- lever member
- lock
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N5/00—Systems for controlling combustion
- F23N5/26—Details
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24C—DOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
- F24C3/00—Stoves or ranges for gaseous fuels
- F24C3/10—Arrangement or mounting of ignition devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は主としてガスストーブその他のガス器
具における点火操作装置に適用される押圧操作装
置に関する。
具における点火操作装置に適用される押圧操作装
置に関する。
(従来の技術)
本願出願人は先にこの種装置として、例えば実
願昭58−53494号に見られるように、戻しばねに
抗して始端位置から終端位置に押圧操作自在の操
作レバ部材と、該部材の該ばねによる復帰作動を
その中間に係止すべく作動するロツク部材を備え
ると共に、該ロツク部材を該操作レバ部材の該中
間位置から該始端位置への戻操作によれば作動解
除されるようにした式のものを提案したが、この
場合該操作レバ部材はガスバーナに連なるガス通
路に介入されるガス弁と、該バーナに近接する点
火プラグを作動すべき点火スイツチを開閉制御す
べく構成されて該始端位置では閉止状態と、該終
端位置では点火スイツチを閉じた点火状態と、該
中間位置では開弁状態とに得られるようにした式
を一般とするもので、かゝるものでは該押圧操作
に際し、該操作レバ部材を該終端位置の手前即ち
押切りの手前で押圧解除した場合においても該部
材は次で該ロツク部材により該中間位置、即ち開
弁状態に係止され、かくて該バーナーは未着火の
まゝガスを導かれて好ましくない。
願昭58−53494号に見られるように、戻しばねに
抗して始端位置から終端位置に押圧操作自在の操
作レバ部材と、該部材の該ばねによる復帰作動を
その中間に係止すべく作動するロツク部材を備え
ると共に、該ロツク部材を該操作レバ部材の該中
間位置から該始端位置への戻操作によれば作動解
除されるようにした式のものを提案したが、この
場合該操作レバ部材はガスバーナに連なるガス通
路に介入されるガス弁と、該バーナに近接する点
火プラグを作動すべき点火スイツチを開閉制御す
べく構成されて該始端位置では閉止状態と、該終
端位置では点火スイツチを閉じた点火状態と、該
中間位置では開弁状態とに得られるようにした式
を一般とするもので、かゝるものでは該押圧操作
に際し、該操作レバ部材を該終端位置の手前即ち
押切りの手前で押圧解除した場合においても該部
材は次で該ロツク部材により該中間位置、即ち開
弁状態に係止され、かくて該バーナーは未着火の
まゝガスを導かれて好ましくない。
この状態は電磁安全弁を備える式のものでは、
消火後直ちに点火するような場合即ち電磁安全弁
の電磁石に吸着力が残存している場合又は手動に
より開閉される弁のみを備えるものでは常に生じ
る。
消火後直ちに点火するような場合即ち電磁安全弁
の電磁石に吸着力が残存している場合又は手動に
より開閉される弁のみを備えるものでは常に生じ
る。
又電磁安全弁を備えるものでは、押切りの手前
で押圧解除した場合即ち電磁安全弁に設けた吸着
片が電磁石に当接しない位置で押圧解除した場合
電磁弁は電磁石に吸着されずその押圧解除により
再び閉弁し、着火が完了しているにもかかわら
ず、消火してしまう不都合がある。
で押圧解除した場合即ち電磁安全弁に設けた吸着
片が電磁石に当接しない位置で押圧解除した場合
電磁弁は電磁石に吸着されずその押圧解除により
再び閉弁し、着火が完了しているにもかかわら
ず、消火してしまう不都合がある。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明はかゝる不都合のない装置、更に詳細に
は該操作レバ部材は該終端位置を経てのみ、次で
該中間位置に係止されるようにした装置を得るこ
とをその目的とする。
は該操作レバ部材は該終端位置を経てのみ、次で
該中間位置に係止されるようにした装置を得るこ
とをその目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明はかゝる観点に基きなされたもので、戻
しばねに抗して始端位置から終端位置に押圧操作
自在の操作レバと、該部材の該ばねによる復帰作
動をその中間位置に係止すべく作動するロツク部
材とを備えると共に、該ロツク部材を該操作レバ
部材の該中間位置から該始端位置への戻操作によ
れば作動解除されるようにしたものにおいて、該
ロツク部材を、該操作レバ部材側に設けた係止部
と係合可能位置と係合不能位置とに亘つて移動可
能に設けると共に、該操作レバ部材を終端位置に
押圧したときのみ該ロツク部材を前記可能位置へ
の移動を可能とする切換手段を設け、更に該ロツ
ク部材と該操作レバ部材との間に、該操作レバ部
材の終端位置から中間位置への復帰を許容する許
容手段を設けて成る。
しばねに抗して始端位置から終端位置に押圧操作
自在の操作レバと、該部材の該ばねによる復帰作
動をその中間位置に係止すべく作動するロツク部
材とを備えると共に、該ロツク部材を該操作レバ
部材の該中間位置から該始端位置への戻操作によ
れば作動解除されるようにしたものにおいて、該
ロツク部材を、該操作レバ部材側に設けた係止部
と係合可能位置と係合不能位置とに亘つて移動可
能に設けると共に、該操作レバ部材を終端位置に
押圧したときのみ該ロツク部材を前記可能位置へ
の移動を可能とする切換手段を設け、更に該ロツ
ク部材と該操作レバ部材との間に、該操作レバ部
材の終端位置から中間位置への復帰を許容する許
容手段を設けて成る。
(作用)
上記構成を備える押圧操作装置にあつては、該
操作レバ部材を始端位置から終端位置側に押圧操
作した場合、該操作レバ部材が終端位置に導かれ
る以前、即ちその押切りの手前では、ロツク部材
は切換手段によつて係止部と係合可能位置に切換
えられることがない。
操作レバ部材を始端位置から終端位置側に押圧操
作した場合、該操作レバ部材が終端位置に導かれ
る以前、即ちその押切りの手前では、ロツク部材
は切換手段によつて係止部と係合可能位置に切換
えられることがない。
従つて該操作レバ部材が中間位置に係止される
ことがない。
ことがない。
これに対し該操作レバ部材を終端位置まで押切
ると、該切換手段によつてロツク部材が該係合部
と係合可能位置に来る。
ると、該切換手段によつてロツク部材が該係合部
と係合可能位置に来る。
従つて該操作レバ部材を終端位置まで押切つて
始めて該ロツク部材で操作レバ部材を係止させる
ことが可能となり、しかもロツク部材と該操作レ
バ部材との間に、該操作レバ部材の終端位置から
中間位置への復帰を許容する許容手段を備えるの
で、該操作レバ部材がロツク部材に係止されると
き、該操作レバ部材は必ず中間位置に保たれる。
始めて該ロツク部材で操作レバ部材を係止させる
ことが可能となり、しかもロツク部材と該操作レ
バ部材との間に、該操作レバ部材の終端位置から
中間位置への復帰を許容する許容手段を備えるの
で、該操作レバ部材がロツク部材に係止されると
き、該操作レバ部材は必ず中間位置に保たれる。
(実施例)
本発明の実施例を別紙図面に付説明する。第1
図乃至第4図はその1実施例を示すもので、1は
図示しないガスバーナと連なるガス通路に介在さ
せた弁筐、2はその前面の機枠を示し、該機枠2
上に操作レバ部材3を根部の軸4で軸支して戻し
ばね5に抗して図面で上方の始端位置からその下
方の終端位置に押圧操作自在に設けると共に該部
材3の該ばね5による復帰作動をその中間位置に
係止すべく作動するロツク部材6を備える。
図乃至第4図はその1実施例を示すもので、1は
図示しないガスバーナと連なるガス通路に介在さ
せた弁筐、2はその前面の機枠を示し、該機枠2
上に操作レバ部材3を根部の軸4で軸支して戻し
ばね5に抗して図面で上方の始端位置からその下
方の終端位置に押圧操作自在に設けると共に該部
材3の該ばね5による復帰作動をその中間位置に
係止すべく作動するロツク部材6を備える。
更に詳細には、該操作レバ部材3はその根部側
に下方に突出する係止片7を一体に形成させると
共にこれに重ねてこれと同軸4上の略同形の補助
係止片8を備えてこれをその後側の屈曲縁8aに
おいて該係止片7に係合させ、更に該補助係止片
8はその前側縁の下側に該ロツク部材6を係止す
る係止部としての突起8bを備え、更に該ロツク
部材6は軸9aにより回動自在にに軸支した支持
アーム9の先端のピンで構成させてこれをばね1
0で上方即ち反時計方向に引ぱられ、かくて該ロ
ツク部材6は常時は第1図示のように該ばね10
に引かれて、両係止片7,8の下面に当接支承さ
れると共に、該操作レバ部材3の押圧操作によれ
ば該係止片7,8はその後方に導かれる。この
時、該突起8bにより支持アーム9はばね10に
抗して若干時計方向に揺動し、更に押圧操作し続
けて、突起8bがロツク部材6を通過すると支持
アーム9はばね10により反時計方向に揺動して
第2図の状態となる。
に下方に突出する係止片7を一体に形成させると
共にこれに重ねてこれと同軸4上の略同形の補助
係止片8を備えてこれをその後側の屈曲縁8aに
おいて該係止片7に係合させ、更に該補助係止片
8はその前側縁の下側に該ロツク部材6を係止す
る係止部としての突起8bを備え、更に該ロツク
部材6は軸9aにより回動自在にに軸支した支持
アーム9の先端のピンで構成させてこれをばね1
0で上方即ち反時計方向に引ぱられ、かくて該ロ
ツク部材6は常時は第1図示のように該ばね10
に引かれて、両係止片7,8の下面に当接支承さ
れると共に、該操作レバ部材3の押圧操作によれ
ば該係止片7,8はその後方に導かれる。この
時、該突起8bにより支持アーム9はばね10に
抗して若干時計方向に揺動し、更に押圧操作し続
けて、突起8bがロツク部材6を通過すると支持
アーム9はばね10により反時計方向に揺動して
第2図の状態となる。
更に押圧操作し続ければ、該ロツク部材6は例
えば第4図示のようになり、引続く該部材3の押
圧解除によれば該突起8bがロツク部材6と係合
して、該部材3に所定の中間位置における係止が
与えられるようにした。尚この場合、該部材3を
次で第4図に示す矢印方向に戻せば、該ロツク部
材6は該係止片7の前側縁に押されてばね10に
抗して時計方向に回動し該突起8bとの係合が解
かれるものとする。
えば第4図示のようになり、引続く該部材3の押
圧解除によれば該突起8bがロツク部材6と係合
して、該部材3に所定の中間位置における係止が
与えられるようにした。尚この場合、該部材3を
次で第4図に示す矢印方向に戻せば、該ロツク部
材6は該係止片7の前側縁に押されてばね10に
抗して時計方向に回動し該突起8bとの係合が解
かれるものとする。
更に弁筐1内に、該操作レバ部材3に対向する
その後方の摺動ロツド11を備えると共にその前
方の該機枠2の上部に点火スイツチ12を備える
もので、かくて該部材3を第1図示の状態から下
方即ち第2図並びに第3図に示す矢印方向に押圧
操作すれば、先ず第2図示のように該摺動ロツド
11が係止片8に設けた屈曲縁8aに押されて後
方に摺動して該ロツド11上の第1ガス弁13が
開くと共にこれに押されてその後方の第2ガス弁
としての電磁安全弁14が開き、次でその終端位
置、即ち押切り位置で例えば第3図示のように該
スイツチ12が係止片7に押されて閉じて該ガス
バーナは点火されるが、次でその押圧を解除すれ
ば電磁安全弁14は強制ホールド回路に介入させ
たコンデンサー(図示しない)の放電電池と次で
バーナに臨ませた熱電対(図示しない)の起電力
により開弁保持され、部材3は例えば第4図示の
ように該ロツク部材6により該中間位置に係止さ
れて該バーナはその燃焼を継続された状態とな
り、次で該部材3を戻操作すれば、該部材3は該
ロツク部材6による係止を解かれて当初の状態、
即ち第1図示の状態に戻り、該バーナは消火とな
るようにした。
その後方の摺動ロツド11を備えると共にその前
方の該機枠2の上部に点火スイツチ12を備える
もので、かくて該部材3を第1図示の状態から下
方即ち第2図並びに第3図に示す矢印方向に押圧
操作すれば、先ず第2図示のように該摺動ロツド
11が係止片8に設けた屈曲縁8aに押されて後
方に摺動して該ロツド11上の第1ガス弁13が
開くと共にこれに押されてその後方の第2ガス弁
としての電磁安全弁14が開き、次でその終端位
置、即ち押切り位置で例えば第3図示のように該
スイツチ12が係止片7に押されて閉じて該ガス
バーナは点火されるが、次でその押圧を解除すれ
ば電磁安全弁14は強制ホールド回路に介入させ
たコンデンサー(図示しない)の放電電池と次で
バーナに臨ませた熱電対(図示しない)の起電力
により開弁保持され、部材3は例えば第4図示の
ように該ロツク部材6により該中間位置に係止さ
れて該バーナはその燃焼を継続された状態とな
り、次で該部材3を戻操作すれば、該部材3は該
ロツク部材6による係止を解かれて当初の状態、
即ち第1図示の状態に戻り、該バーナは消火とな
るようにした。
以上は先に提案したものと特に異ならないが、
本発明によれば該ロツク部材6を、該操作レバ部
材3側に設けた係止部8bと係合可能位置と係合
不能位置とに亘つて移動可能に設けると共に、該
操作レバ部材3を終端位置に押圧したときのみ該
ロツク部材6を前記可能位置への移動を可能とす
る切換手段を設け、更に該ロツク部材6と該操作
レバ部材3との間に、該操作レバ部材3の終端位
置から中間位置への復帰を許容する許容手段を設
けたもので、これを詳述するに、第1図乃至第4
図に示す実施例においては、該係止片7の側面
に、これに重ねてこれと同軸4上の略同形の制御
カム15を設け、該制御カム15を該操作レバ部
材3の該押圧操作によれば、該部材3の上側に設
けた爪片16に押されて後方に傾動自在に設け、
且つ該制御カム15の下面のカム面15aに当接
させて常時は該ロツク部材6を係止部材8bとの
係合不能位置に保つと共に該操作レバ部材3の該
押圧操作に伴う該終端位置への押動、即ち該レバ
部材3の押切り位置では、該ロツク部材6は該カ
ム面15aから外れて、ばね10のばね力で制御
カム15の前縁へ移動し前記係止部8bと係合可
能位置に移動する。
本発明によれば該ロツク部材6を、該操作レバ部
材3側に設けた係止部8bと係合可能位置と係合
不能位置とに亘つて移動可能に設けると共に、該
操作レバ部材3を終端位置に押圧したときのみ該
ロツク部材6を前記可能位置への移動を可能とす
る切換手段を設け、更に該ロツク部材6と該操作
レバ部材3との間に、該操作レバ部材3の終端位
置から中間位置への復帰を許容する許容手段を設
けたもので、これを詳述するに、第1図乃至第4
図に示す実施例においては、該係止片7の側面
に、これに重ねてこれと同軸4上の略同形の制御
カム15を設け、該制御カム15を該操作レバ部
材3の該押圧操作によれば、該部材3の上側に設
けた爪片16に押されて後方に傾動自在に設け、
且つ該制御カム15の下面のカム面15aに当接
させて常時は該ロツク部材6を係止部材8bとの
係合不能位置に保つと共に該操作レバ部材3の該
押圧操作に伴う該終端位置への押動、即ち該レバ
部材3の押切り位置では、該ロツク部材6は該カ
ム面15aから外れて、ばね10のばね力で制御
カム15の前縁へ移動し前記係止部8bと係合可
能位置に移動する。
しかして、該レバ部材3の終端位置から中間位
置への移動を許容する許容手段として、この実施
例では、操作レバ部材3の押操作で、該操作レバ
部材3側の爪片16が該制御カム15の上面に当
接したとき、該制御カム15の後縁とこれと対向
する屈曲縁8aとの間に間隙lを設け、該制御カ
ム15の前縁へロツク部材6が移動した後、該レ
バ部材3は該屈曲縁8aが該制御カム15の後縁
に当接するまで即ち中間位置まで復帰可能とし
た。
置への移動を許容する許容手段として、この実施
例では、操作レバ部材3の押操作で、該操作レバ
部材3側の爪片16が該制御カム15の上面に当
接したとき、該制御カム15の後縁とこれと対向
する屈曲縁8aとの間に間隙lを設け、該制御カ
ム15の前縁へロツク部材6が移動した後、該レ
バ部材3は該屈曲縁8aが該制御カム15の後縁
に当接するまで即ち中間位置まで復帰可能とし
た。
尚、該レバ部材3を、第4図に示す矢印方向に
戻せば前記係止片7の前縁に押されてロツク部材
6は係止部8bから離脱する方向に移動する。こ
のため該係止部8bからロツク部材6は外れ、こ
れにともなつて該操作レバ部材3は、第1図に示
す当初位置に戻され、ガス弁13も閉弁されるに
至る。
戻せば前記係止片7の前縁に押されてロツク部材
6は係止部8bから離脱する方向に移動する。こ
のため該係止部8bからロツク部材6は外れ、こ
れにともなつて該操作レバ部材3は、第1図に示
す当初位置に戻され、ガス弁13も閉弁されるに
至る。
第5図乃至第7図はその変形例を示すもので、
この場合両係止片7,8と制御カム15とを一体
に形成されるものとし、該ロツク部材6は前記実
施例と同様に支持アーム9の先端のピンで構成さ
れるが、本実施例では該ロツク部材6を該機枠2
上に軸17aで揺動自在に軸支される3角型の制
御カム17に形成される前後方向のカム溝18内
に嵌合させると共に、該支持アーム9を根部の軸
9aで該カム17上に軸支されて該アーム9に作
用されるばね19で反時計方向に附勢されて常時
は第5図示のように該カム溝18の後端位置に保
たれ、且つ該ロツク部材6は、係止片7のカム面
7aにばね10による制御カム17の反時計方向
の揺動により当接して該部材3に設けた係止部8
bと係止不能位置に保たれるようにし、次で該操
作レバ部材3の該押圧操作に伴う該終端位置への
摺動によれば第6図示のように該ロツク部材6の
係止片7のカム面7aとの係合が解かれて該ロツ
ク部材6は係止部8bと係合可能位置となり、更
に該部材3の引続く押圧解除によれば、該係止片
7は該ロツク部材6を伴いつゝ前方に移動し且つ
該ロツク部材6は該カム溝18内を前縁側に移動
して前位置で制止され、該操作レバ部材3には該
中間位置における所定の係止が得られるようにし
た。即ち該係止片7の揺動で該ロツク部材6が前
記係合可能位置と係合不能位置に切換えられると
共に、カム溝18内を該ロツク部材6が移動する
ことで前記中間位置への移動が許容されるように
した。尚操作レバ部材3を第7図に矢示する方向
に戻せば、ロツク部材6が制止片7に押され、こ
の結果制御カム17は軸17aを中心に時計方向
に揺動し、該ロツク部材6の該係合部8bと係合
する状態が解かれ、第5図に示す状態に復する。
この場合両係止片7,8と制御カム15とを一体
に形成されるものとし、該ロツク部材6は前記実
施例と同様に支持アーム9の先端のピンで構成さ
れるが、本実施例では該ロツク部材6を該機枠2
上に軸17aで揺動自在に軸支される3角型の制
御カム17に形成される前後方向のカム溝18内
に嵌合させると共に、該支持アーム9を根部の軸
9aで該カム17上に軸支されて該アーム9に作
用されるばね19で反時計方向に附勢されて常時
は第5図示のように該カム溝18の後端位置に保
たれ、且つ該ロツク部材6は、係止片7のカム面
7aにばね10による制御カム17の反時計方向
の揺動により当接して該部材3に設けた係止部8
bと係止不能位置に保たれるようにし、次で該操
作レバ部材3の該押圧操作に伴う該終端位置への
摺動によれば第6図示のように該ロツク部材6の
係止片7のカム面7aとの係合が解かれて該ロツ
ク部材6は係止部8bと係合可能位置となり、更
に該部材3の引続く押圧解除によれば、該係止片
7は該ロツク部材6を伴いつゝ前方に移動し且つ
該ロツク部材6は該カム溝18内を前縁側に移動
して前位置で制止され、該操作レバ部材3には該
中間位置における所定の係止が得られるようにし
た。即ち該係止片7の揺動で該ロツク部材6が前
記係合可能位置と係合不能位置に切換えられると
共に、カム溝18内を該ロツク部材6が移動する
ことで前記中間位置への移動が許容されるように
した。尚操作レバ部材3を第7図に矢示する方向
に戻せば、ロツク部材6が制止片7に押され、こ
の結果制御カム17は軸17aを中心に時計方向
に揺動し、該ロツク部材6の該係合部8bと係合
する状態が解かれ、第5図に示す状態に復する。
第8図乃至第12図は他の1例を示すもので、
このものは、前記第1図乃至第4図に示す実施例
と同様に操作レバ部材3はその根部側に下方に突
出する係止片7を一体に形成させると共にこれに
重ねてこれと同軸4上の略同形の補助係止片8を
備えてこれをその後側の屈曲縁8aにおいて該係
止片7に係合させるようにし、該ロツク部材6を
該機枠2上に根部を軸20aで軸支され且つ該ロ
ツク部材6を係止部8bの係合可能位置と係合不
能位置とに移動させるための制御カム20の先端
部に固定されると共に、該制御カム20は該機枠
2との間にばね21を作用されて常時は該ばね2
1の作用線が軸20aの下側に位置して該ロツク
部材6を下方の前記係合不能位置に用意させるよ
うにし、更に該制御カム20上には該機枠2に形
成した該操作レバ部材3の中間位置への移動を許
容する案内孔22内に臨ませて該係止片7の後側
縁に対向するピン23を備え、かくて該カム20
は該係止片7の後退動によれば該ピン23を介し
てこれに押されこれにともなつて該ばね21の作
用線が軸20aの上側に移動し、該ロツク部材6
はその上方の係止可能位置に用意されるようにし
た。これを更に説明するに、該操作レバ部材3を
第8図示の始端位置から押圧操作すれば、先ず第
9図示のように該係止片7がこれに伴われて後方
に傾動して該ピン23を押圧するもので、この状
態ではばね21の作用線は該軸20aの近傍に留
まるが、該操作レバ部材3を更に押切り側とすれ
ば、例えば第10図示のように該ピン23はこれ
に押されて該ばね21の作用線は該軸20aの上
側に移動し、これにともなつて該ロツク部材6は
上動して係合可能位置に切換わり、次で押圧解除
によれば例えば第11図示のように操作レバ部材
3に設けた係止部8bが該ロツク部材6に係合し
て該操作レバ部材3は所定の中間位置における係
止を与えられる。次で該操作レバ部材3を上方に
押戻操作すれば例えば第12図示のように該係止
片7は該ロツク部材6を介して該制御カム20を
下方に押圧してばね21の作用線が軸20aの下
方へ移行して第8図示の状態に戻る。尚第8図乃
至第12図に示すものは、第2ガス弁14を手動
によつてのみ開弁保持される遮断弁とした実施例
を示す。
このものは、前記第1図乃至第4図に示す実施例
と同様に操作レバ部材3はその根部側に下方に突
出する係止片7を一体に形成させると共にこれに
重ねてこれと同軸4上の略同形の補助係止片8を
備えてこれをその後側の屈曲縁8aにおいて該係
止片7に係合させるようにし、該ロツク部材6を
該機枠2上に根部を軸20aで軸支され且つ該ロ
ツク部材6を係止部8bの係合可能位置と係合不
能位置とに移動させるための制御カム20の先端
部に固定されると共に、該制御カム20は該機枠
2との間にばね21を作用されて常時は該ばね2
1の作用線が軸20aの下側に位置して該ロツク
部材6を下方の前記係合不能位置に用意させるよ
うにし、更に該制御カム20上には該機枠2に形
成した該操作レバ部材3の中間位置への移動を許
容する案内孔22内に臨ませて該係止片7の後側
縁に対向するピン23を備え、かくて該カム20
は該係止片7の後退動によれば該ピン23を介し
てこれに押されこれにともなつて該ばね21の作
用線が軸20aの上側に移動し、該ロツク部材6
はその上方の係止可能位置に用意されるようにし
た。これを更に説明するに、該操作レバ部材3を
第8図示の始端位置から押圧操作すれば、先ず第
9図示のように該係止片7がこれに伴われて後方
に傾動して該ピン23を押圧するもので、この状
態ではばね21の作用線は該軸20aの近傍に留
まるが、該操作レバ部材3を更に押切り側とすれ
ば、例えば第10図示のように該ピン23はこれ
に押されて該ばね21の作用線は該軸20aの上
側に移動し、これにともなつて該ロツク部材6は
上動して係合可能位置に切換わり、次で押圧解除
によれば例えば第11図示のように操作レバ部材
3に設けた係止部8bが該ロツク部材6に係合し
て該操作レバ部材3は所定の中間位置における係
止を与えられる。次で該操作レバ部材3を上方に
押戻操作すれば例えば第12図示のように該係止
片7は該ロツク部材6を介して該制御カム20を
下方に押圧してばね21の作用線が軸20aの下
方へ移行して第8図示の状態に戻る。尚第8図乃
至第12図に示すものは、第2ガス弁14を手動
によつてのみ開弁保持される遮断弁とした実施例
を示す。
(発明の効果)
このように本発明によるときは、ロツク部材
を、該操作レバ部材側に設けた係止部と係合可能
位置と係合不能位置とに亘つて移動可能に設ける
と共に、該操作レバ部材を終端位置に押圧したと
きのみ、該ロツク部材を前記可能位置への移動を
可能とする切換手段を設け、更に該ロツク部材と
該操作レバ部材との間に、該操作レバ部材の終端
位置から中間位置への復帰を許容する許容手段を
設けたので、該操作レバ部材を終端位置まで押操
作しない限り、該操作レバ部材側に設けた係止部
がロツク部材に係合することがなく、従つて該操
作レバ部材を該押切り位置の手前で押圧解除した
場合に生じ易い不用意な係止を無くし得られ例え
ばガスストーブその他に適用して生ガスの放出を
防止し得られ、又は着火の完了後電磁安全弁の閉
弁にともなう消火する等の不都合を解消し得られ
るの効果を有する。
を、該操作レバ部材側に設けた係止部と係合可能
位置と係合不能位置とに亘つて移動可能に設ける
と共に、該操作レバ部材を終端位置に押圧したと
きのみ、該ロツク部材を前記可能位置への移動を
可能とする切換手段を設け、更に該ロツク部材と
該操作レバ部材との間に、該操作レバ部材の終端
位置から中間位置への復帰を許容する許容手段を
設けたので、該操作レバ部材を終端位置まで押操
作しない限り、該操作レバ部材側に設けた係止部
がロツク部材に係合することがなく、従つて該操
作レバ部材を該押切り位置の手前で押圧解除した
場合に生じ易い不用意な係止を無くし得られ例え
ばガスストーブその他に適用して生ガスの放出を
防止し得られ、又は着火の完了後電磁安全弁の閉
弁にともなう消火する等の不都合を解消し得られ
るの効果を有する。
第1図は本発明装置の1例の截断側面図、第2
図乃至第4図はその各作動状態の截断側面図、第
5図は他の1例の截断側面図、第6図及び第7図
はその各作動状態の截断側面図、第8図は更に他
の1例の截断側面図、第9図乃至第12図はその
各作動状態の截断側面図である。 3……操作レバ部材、4……軸、5……戻しば
ね、6……ロツク部材。
図乃至第4図はその各作動状態の截断側面図、第
5図は他の1例の截断側面図、第6図及び第7図
はその各作動状態の截断側面図、第8図は更に他
の1例の截断側面図、第9図乃至第12図はその
各作動状態の截断側面図である。 3……操作レバ部材、4……軸、5……戻しば
ね、6……ロツク部材。
Claims (1)
- 1 戻しばねに抗して始端位置から終端位置に押
圧操作自在の操作レバと、該部材の該ばねによる
復帰作動をその中間位置に係止すべく作動するロ
ツク部材とを備えると共に、該ロツク部材を該操
作レバ部材の該中間位置から該始端位置への戻操
作によれば作動解除されるようにしたものにおい
て、該ロツク部材を、該操作レバ部材側に設けた
係止部と係合可能位置と係合不能位置とに亘つて
移動可能に設けると共に、該操作レバ部材を終端
位置に押圧したときのみ該ロツク部材を前記可能
位置への移動を可能とする切換手段を設け、更に
該ロツク部材と該操作レバ部材との間に、該操作
レバ部材の終端位置から中間位置への復帰を許容
する許容手段を設けて成る押圧操作装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59200381A JPS6179913A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 押圧操作装置 |
GB08520465A GB2167152B (en) | 1984-09-27 | 1985-08-15 | Operation apparatus |
KR1019850006791A KR860002691A (ko) | 1984-09-27 | 1985-09-17 | 압압 조작장치 |
AU47861/85A AU574840B2 (en) | 1984-09-27 | 1985-09-25 | Actuating apparatus |
KR2019890006564U KR910002885Y1 (ko) | 1984-09-27 | 1989-05-19 | 압압조작장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59200381A JPS6179913A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 押圧操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6179913A JPS6179913A (ja) | 1986-04-23 |
JPH0333970B2 true JPH0333970B2 (ja) | 1991-05-21 |
Family
ID=16423372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59200381A Granted JPS6179913A (ja) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | 押圧操作装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6179913A (ja) |
KR (1) | KR860002691A (ja) |
AU (1) | AU574840B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61138026A (ja) * | 1984-12-11 | 1986-06-25 | Rinnai Corp | 押圧操作装置 |
JPS61141608U (ja) * | 1985-02-21 | 1986-09-02 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61138026A (ja) * | 1984-12-11 | 1986-06-25 | Rinnai Corp | 押圧操作装置 |
-
1984
- 1984-09-27 JP JP59200381A patent/JPS6179913A/ja active Granted
-
1985
- 1985-09-17 KR KR1019850006791A patent/KR860002691A/ko not_active Application Discontinuation
- 1985-09-25 AU AU47861/85A patent/AU574840B2/en not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6179913A (ja) | 1986-04-23 |
AU574840B2 (en) | 1988-07-14 |
KR860002691A (ko) | 1986-04-28 |
AU4786185A (en) | 1986-04-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |