JPH0223952Y2 - - Google Patents

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JPH0223952Y2
JPH0223952Y2 JP15045186U JP15045186U JPH0223952Y2 JP H0223952 Y2 JPH0223952 Y2 JP H0223952Y2 JP 15045186 U JP15045186 U JP 15045186U JP 15045186 U JP15045186 U JP 15045186U JP H0223952 Y2 JPH0223952 Y2 JP H0223952Y2
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stroke
extinguishing operation
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、点火用操作釦と消火用操作釦をも
つた押釦式のガス湯沸器、ガステーブル等の各種
ガス燃焼器具におけるバーナノズル掃除装置に関
する。
従来の技術 点火用操作釦1と消火用操作釦2を有し、点火
用操作釦1の燃焼位置fにおける復帰方向の移動
のロツク状態を消火用操作釦2による消火操作で
解除する押釦式のガス燃焼器具において(第5図
参照)、従来、消火用操作釦2にバーナノズル掃
除機能を付加して消火操作と連動して掃除針を押
動、後退させる構造のもの、又は消火用操作釦2
等とは別にノズル掃除専用の機能を設けて専用押
釦で掃除針を押動、後退させるもの等がある。
考案が解決しようとする問題点 上記従来技術の消火用操作釦2の消火操作と連
動する掃除機能を設けたものは、消火用操作釦2
に消火用の操作力のほかに掃除用の操作力が加重
されるためその操作に大きな力が必要であるばか
りでなく、また、バーナノズルの掃除針による掃
除が消火操作の都度行われるのでノズル孔の摩耗
が過大となる欠点があり、専用の掃除機能を設け
たものは、掃除用の押釦機構等が別に必要となる
ため著しくコスト高となる欠点がある。
そこで、この考案は、バーナノズルの掃除に消
火用操作釦をそのまま利用するが、消火操作の後
に同じ操作釦により必要時にだけ強い反発力を受
けつつ意識的に掃除できる構造として、かかる従
来の欠点を解消したガス燃焼器具のバーナノズル
掃除装置を提供するにある。
問題点を解決するための手段 この考案は、点火用操作釦1と消火用操作釦2
を有し、該点火用操作釦1と消火用操作釦2を両
腕レバー7を介して関連させ、点火用操作釦1の
燃焼位置fにおける両腕レバー7による消火
(元)位置dへの復帰移動の阻止、即ち、ロツク
を消火用操作釦2の消火操作で該両腕レバー7を
回動せしめて解除するものにおいて、該消火用操
作釦2と掃除針の押棒3を回動レバー4を介して
連動可能に設け、かつ、消火用操作釦2で掃除針
の押棒3を回動レバー4を介して押動するまでの
消火ストロークlを消火用操作釦2による点火用
操作釦1の燃焼位置fにおけるロツクを解除する
までのロツク解除ストロークaより大きくするか
又はほぼ同一とするとともに、消火用操作釦2に
設けた掃除用段部5と板バネ等にて押圧操作力を
多少増大させてノズルの掃除を認識させるための
弾性部材6とが係合するまでの間隙cを前記ロツ
ク解除ストロークaより大きくするか又はほぼ同
一となして、消火用操作釦2の消火ストロークl
の移動後に弾性部材6の復元力を加味した掃除ス
トロークをロツク解除のストロークa終端と殆ん
ど同じかやゝ遅れて連続的に設けた技術的手段を
採り、上記問題点の解決を図つたものである。
作 用 上記構成において、まず、バーナへの点火燃焼
に際し、消火位置dにある点火用操作釦1を該消
火位置dから点火位置eまで押下げると、イグナ
イタースイツチS1がオンし、短絡用スイツチS2
オフしてクイツクスタート方式によりパイロツト
バーナに点火するとともに、両腕レバー7が点火
用操作釦1を燃焼位置fでロツクする体制に回動
する。しかる後、点火用操作釦1の押圧力を解く
と、該点火用操作釦1は点火位置eから燃焼位置
fまで上昇したところでイグナイタースイツチS1
がオフするとともに、両腕レバー7にロツクさ
れ、点火用操作釦1は該燃焼位置fに保持され、
ここで、バーナを燃焼せしめる。バーナの燃焼を
消火するときは、消火用操作釦2を一定のストロ
ークだけ押下げると、該点火用操作釦2にて両腕
レバー7を回動せしめて点火用操作釦1の燃焼位
置fにおける両腕レバー7によるロツクを解除す
るから点火用操作釦1は消火位置dまで上昇して
バーナを消火する。その後、消火用操作釦2の押
圧力を解くと、該操作釦2は上昇し元位置へ戻る
ものである。
上記消火用操作釦2による消火動作は、消火用
操作釦2で掃除針の押棒3を回動レバー4を介し
て押動し始めるまでの消火ストロークlの間の移
動で行われ、後述の掃除動作とは異るタイミング
で行われる。そこで、消火ストロークlの後に弾
性部材6の復元力を加味した掃除ストロークが連
続的に設けられているためバーナノズル、たとえ
ば、パイロツトバーナノズルのノズル孔を掃除し
ようとするときは、消火用操作釦2の掃除用段部
5が弾性部材6に係合された後、該消火用操作釦
2を弾性部材6に抗してさらに押下げると消火用
操作釦2で回動レバー4を介して掃除針の押棒3
を押動してその掃除を行うから、バーナノズルの
掃除は消火用操作釦2による消火動作の後に、そ
の操作力に弾性部材6による復元力が加わること
からはつきりと区切りをつけて意識的に一定の認
識のもとに必要に応じ随意に行いうるものであ
る。このとき、消火ストロークlとロツク解除ス
トロークaとは消火ストロークl≧ロツク解除ス
トロークaで、間隙cとロツクと解除ストローク
aとは間隙c≧ロツク解除ストロークaの関係と
なしているから消火用操作釦2による消火動作及
び掃除動作が円滑、確実に行える。
実施例 以下この考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。図面において、1は点火用操作釦で、点火押
釦1aを上端に備えた点火操作軸1bにロツク用
段部8とスイツチ作動部9を設け、復帰用発条1
0により元位置、すなわち、消火位置dへ自動復
帰するよう付勢して取付枠Aに挿通支持されてい
る。2は消火用操作釦2で、消火押釦2aを上端
に備えた消火操作軸2bに掃除用段部5を先端付
近に備え、かつ、基端側方向に拡径するテーパ形
状のロツク解除部11を設け、復帰用発条12に
より元位置へ自動復帰するよう付勢されて取付枠
Aに挿通支持されている。上記点火用操作釦1と
消火用操作釦2は一定の間隔を存して並設され、
両腕レバー7の一側のロツク片7aを点火操作軸
1bのロツク用段部8に臨ませて係合、退避させ
て離脱可能に関連させ、他側の作動片7bは消火
操作軸2bのロツク解除部11とそれに連設され
た拡径部11aに当接するよう関連させ、トーシ
ヨンバネ13によりこれらが常時圧接状態を保つ
ようになしている。3はバーナノズルのノズル孔
に挿入、脱出してその掃除を行うための掃除針
(図示せず)の押棒で、たとえば、掃除針と同一
軸線を保つて一体に設けるものである。4は上記
消火用操作釦2と押棒3を掃除時にだけ連動させ
るための回動レバーであつて、第3図に詳示した
ように形主体4aの一側垂片4bから前方へ一
体に突設した延長片4cの先端に消火用操作釦2
の消火押釦2aの下部押圧面2cが係合する押圧
耳片4dを設け、他側垂片4cには側方へ突出し
た押棒押動片4fを一体に設けた構造となつてお
り、両側垂片4b,4eを貫通した支軸14を支
持板15に軸設して回動レバー4が該支軸14を
支点として回動するよう枢設している。6は消火
以後の押下げストロークはバーナノズルの掃除で
ある旨を認識させるための弾性部材で、ほぼ凸状
の板バネで構成され、消火操作軸2bの掃除用段
部5が係合した後は該弾性部材6を押圧変形しな
がら、すなわち、該弾性部材6の復元力に抗して
消火用操作釦2を押下げうるようになしている。
上記消火押釦2aの押圧面2cが回動レバー4の
押圧耳片4dに係合するまでの消火ストロークl
は消火用操作釦2の押下げによる点火用操作釦1
の燃焼位置fにおける両腕レバー7によるロツク
を解除するまでのロツク解除ストロークaよりも
大きいか又は同一であり、その後消火用操作釦2
の消火操作軸2bに設けた掃除用段部5が弾性部
材6に係合するまでの間隙cは前記ロツク解除ス
トロークaより大きいか又は同一である関係とな
して消火ストロークlの後に弾性部材6の復元力
が加味された状態で掃除ストロークが操作力の違
いと相まつてはつきりとした区切りを存して連続
するようになしている。
しかして、バーナの点火燃焼に際し、消火位
置、すなわち、上限位置dにある点火用操作釦1
の点火押釦1aを該消火位置dから点火位置、す
なわち、下限位置eまで復帰用発条10に抗して
押下げると、スイツチ作動部9でイグナイタース
イツチS1と短絡用スイツチS2を作動してクイツク
スタート方式によりパイロツトバーナに点火する
とともに、両腕レバー7のロツク片7aが点火操
作軸1bのロツク用段部8の上方細軸部8aに近
接してロツク可能体制にトーシヨンバネ13の付
勢力により回動変位する。しかる後、点火用操作
釦1の押圧力を解くと、該点火用操作釦1は復帰
用発条10の復元力で点火位置eから燃焼位置、
すなわち、中間位置fまで上昇したところで点火
操作軸2bのロツク用段部8が両腕レバー7のロ
ツク片7aに係合されて点火用操作釦1を該燃焼
位置fに保持しバーナへの点火及び燃焼を行い、
以後バーナの燃焼を続ける。
次に、バーナの燃焼を消火せしめるときは、消
火用操作釦2を消火ストロークlの範囲内におい
て一定のストロークだけ復帰用発条12に抗して
押下げると、その消火操作軸2bに設けたロツク
解除部、すなわち、テーパー部11の小径部で両
腕レバー7の作動片7aを押動後退させ、即ち、
両腕レバー7をトーシヨンバネ13に抗して図示
時計方向へ回動せしめてそのロツク片7aと点火
操作軸1bのロツク用段部8との係合を外すため
点火用操作釦1は燃焼位置fから消火位置dまで
上昇しバーナを消火する。その後、消火用操作釦
2の押圧力を解くと、該消火用操作釦2は復帰用
発条12の復元力により上昇し元位置へ自動復帰
する。
上記消火用操作釦2による消火動作は、その点
火押釦2aの押圧面2cが回動レバー4の押圧耳
片4dに係合されるまでの消火ストロークlの間
で行われるが、そこで、バーナノズルの掃除を行
う場合は、消火用操作釦2を消火ストロークlの
範囲内において一定のストロークだけ押下げて消
火動作を行つた後、さらに、消火用操作釦2を連
続的に押下げると、消火押釦2aの押圧面2cが
回動レバー4の押圧耳片4dに係合されるととも
に、その消火操作軸2bの掃除用段部5がその直
下の弾性部材6に係合されるため、以後は該弾性
部材6を押圧変形しながら、すなわち、弾性部材
6の復元力に抗して消火用操作釦2は押下げら
れ、同時にその消火押釦2aの押圧面2cで回動
レバー4の押圧耳片4dを下方へ押しまわすため
該回動レバー4は支軸14を支点として(第2図
の左から見て)時計方向へ回動してその押棒3の
押動片4fで掃除針の押棒3を図示後方へその復
帰発条に抗して押動し、掃除針をノズル孔に挿入
せしめその掃除を行うものである。消火用操作釦
2を押下げて消火動作の後より強い反発力を受け
つつ上記動作によりノズルの掃除を意識的に行つ
た後、その押圧を解くと、消火用操作釦2はその
復帰用発条12及び弾性部材6の復元力によつて
上昇し、元位置へ自動復帰すると同時に回動レバ
ー4の消火押釦2aによる押圧が解かれるため掃
除針の復帰発条により押棒3は掃除針とともに元
位置まで後退移動して掃除針をノズル孔から脱出
させるとともに、該押棒3で回動レバー4の押棒
3の押動片4fを押しまわして回動レバー4を図
示反時計方向へ元位置まで回動し、掃除動作を完
了するものである。
上記消火動作及び掃除動作は、消火用操作釦2
における消火押釦2aの押圧面2cが回動レバー
4の押圧耳片4dに係合されるまでの消火ストロ
ークlと消火用操作釦2における消火操作軸2b
に設けたロツク解除部11による点火用操作釦1
の燃焼位置fにおけるロツクを解くまでのストロ
ークaの関係をl≧aとなし、かつ、消火用操作
釦2における消火操作軸2bの掃除用段部5と弾
性部材6とが係合されるまでの間隙cと前記ロツ
ク解除ストロークaの関係をc≧aとなして消火
用操作釦2の消火ストロークlの後に弾性部材6
の復元力を加味した掃除ストロークを連続的に設
けたので、単一の消火用操作釦2を用いて消火動
作と掃除動作が各別に誤操作のおそれもなく円
滑、確実に行いうるものである。すなわち、l>
a及びc>aとした場合は、点火用操作釦1の燃
焼位置fにおけるロツク解除によるバーナ消火動
作からその後の掃除動作へ移行に若干の遊びが存
することなり、l=a及びc=aとした場合は該
遊びは存しないことになる。
考案の効果 この考案は以上説明したように、消火用操作釦
の消火ストロークの後に弾性部材による復元力を
加味した掃除ストロークを連続的に設けて消火操
作とは前後して連続して必要時にだけ意識的にノ
ズルの掃除ができる構造としたから消火用操作釦
による通常の消火操作ではノズルの掃除は行うこ
となく、かつその押圧操作力が加重されることも
ないので、消火動作は軽快、確実に行え、一方、
ノズル掃除に際しては弾性部材の復元力がその操
作力に加重されるためノズル掃除は意識的に行え
るので、ノズル掃除の回数を必要最小限に止めて
ノズル孔の摩耗を極力抑え過度の掃除を防止して
耐久性を高め、点火用操作釦をそのまま利用する
から掃除針専用の押釦等が不要であるためコスト
が低廉となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示した正面図、
第2図は要部の斜視図、第3図は回動レバーの斜
視図、第4図は要部の側面図、第5図は押釦の連
動機構だけを示した正面図である。 1……点火用操作釦、f……燃焼位置、2……
消火用操作釦、3……押棒、4……回動レバー、
l……消火ストローク、a……ロツク解除ストロ
ーク、5……掃除用段部、6……弾性部材、c…
…間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 点火用操作釦1の燃焼位置fにおけるロツクを
    消火用操作釦2の消火操作で解除するものにおい
    て、該消火用操作釦2と掃除針の押棒3を回動レ
    バー4を介して連動可能に設け、かつ、消火用操
    作釦2で掃除針を押動するまでの消火ストローク
    lと消火用操作釦2による点火用操作釦1の燃焼
    位置fにおけるロツクを解除するまでのストロー
    クaの関係をl≧aとするとともに、消火用操作
    釦2に設けた掃除用段部5と板バネ等の掃除位置
    を認識させるための弾性部材6とが係合するまで
    の間隙cと前記ロツク解除ストロークaの関係は
    c≧aとなして消火操作釦2の消火ストロークl
    の後に弾性部材6の復元力を加味した掃除ストロ
    ークを連続的に設けてなるガス燃焼器具のバーナ
    ノズル掃除装置。
JP15045186U 1986-09-30 1986-09-30 Expired JPH0223952Y2 (ja)

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