JPS60248394A - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

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JPS60248394A
JPS60248394A JP59105777A JP10577784A JPS60248394A JP S60248394 A JPS60248394 A JP S60248394A JP 59105777 A JP59105777 A JP 59105777A JP 10577784 A JP10577784 A JP 10577784A JP S60248394 A JPS60248394 A JP S60248394A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は感熱記録材料に関し、更に詳しくは、常温にお
いて無色又はやや淡色のロイコ染料と、該ロイコ染料と
熱時反応して発色せしめる顕色剤とを主成分として含有
する感熱発色層を支持体上に設けた感熱記録材料の改良
に関する。
〔従来技術〕
最近、情報の多様化並びに増大、省資源、無公害化等の
社会の要請に伴って情報記録分野においても種々の記録
材料が研究・開発され実用に供されているが、中でも感
熱記録材料は、(1)却に加熱するだけて発色画像が記
録され煩雑な現像工程が不要であること、(2)比較的
簡単でコンパクトな装置を用いて製造できること、更に
得られた記録材料の取扱いが容易で維持費が安価である
こと、(3)支持体として紙が用いられる場合が多く、
この際には支持体コストが安価であるのみでなく、得ら
れた記録材料の感触も普通紙に近いこと等の利点故に、
コンピューターのアウトプット、電卓等のプリンター分
野、医療計測用のレコーダー分野、低並びに高速ファク
シミリ分野、自動券売機分野、感熱複写分野等において
広く用いられている。
−に記感熱記録材料は、通常、紙、合成紙又は合成樹脂
フィルム等の支持体上に、加熱によって発色反応を起し
得る発色成分含有の感熱発色層液を塗布・乾燥すること
により製造されており、このようにして得られた感熱記
録材料は熱ペン又は熱ヘッドで加熱することにより発色
画像が記録される。このような感熱記録材料の従来例と
しては、例えば特公昭43−4160号公報又は特公昭
45−14039号公報開示の感熱記録材料が挙げられ
るが、このような従来の感熱記録材料は、例えば熱応答
性が低く、高速記録の際十分な発色濃度が得られなかっ
た。そして、かかる欠点を改善する方法として、例えば
特開昭49−3842/1号公報にはアセ1〜アミド、
ステアロアミド、m−ニトロアニリン、フタル酸ジニト
リル等の含窒素化合物を、特開昭52−1067’16
号公報にはアセト酢酸アニリドを、特開昭53−110
36号公報にはN、N−ジフェニルアミン誘導体、ベン
ズアミド誘導体、カルバゾール誘導体を、特開昭53−
39139号公報には、アルキル化ビフェニル、ビフェ
ニルアルカンを、特開昭56−14/1193号公報に
はP−オキシ安息香酸エステル誘導体を、それぞれ含有
させることによって高速化、高感度化をはかる方法が開
示されていて、なかでもp−オキシ安息香酸エステル誘
導体を顕色剤として用いるのが最も有効な方法として知
られていた。
しかしながら、これらの諸種顕色剤は、記録画像が褪色
したり、また画像部が白化(表面に白粉が生ずる)した
りするという欠点を依然として有している。これらの問
題点を改善するものどじて本発明者らは、下記一般式(
1)、(n′)で表わされるビスフェノール誘導体をそ
れぞれ少なくとも一種を顕色剤として用いることを特徴
とする感熱記録材料を提案した(特願昭58−3949
8号)。
(式中、nは1又は2を表わす) (式中、Xはハロゲン、■は一5O□−又は−C(CH
3) 2−1mは1又は2を表わし、かつ左右のベンゼ
ン環のXはVに対して対称な位置に置換しているものと
する) また、上記発明による感熱記録材料の改良のために、上
記一般式(1)で表わされるビスフェノール誘導体を顕
色剤として感熱発色層に用いるとともに、上記一般式(
■′)で表わされるビスフェノール誘導体をアンダーコ
ート層に含有させたことを特徴とする感熱記録材料(特
願昭58−230243号)及び上記一般式(1)、(
■′)で表わされるビスフェノール誘導体の少なくとも
一種を顕色剤として感熱発色層に用いるとともに、下記
一般式(■′)で表わされるビスフェノール誘導体をア
ンダーコート層に含有させたことを特徴とする感熱記録
材料(特願昭58−130611号)をも提案した。
(式中、Zは−5−1C(CH3) 2− 丁を表わし
、R1,R2、R3及びR4はH又はc1〜c4のアル
キル基を表わす) しかしながら、これらの発明による感熱記録材料につい
ては1例えば、特願昭58−39498号の場合ニオい
ては、前記一般式(II)のビスフェノール誘導体は、
融点が高いため、ロイコ染料に使用した場合には、使用
爪が多くなる程発色感度を低下させるという欠点を生じ
る上、前記顕色剤の水溶性を増大させるので、感熱塗布
液のカブリが太きくなるという欠点を生じ、また特願昭
58−230243号の場合においては、前記一般式(
II)のビスフェノール誘導体をアンダーコート層に使
用したことにより、感熱塗布液のカブリの欠点は改良さ
れるものの、画像の褪色防止効果に関してはわずかでは
あるが、劣化してしまう。さらに、特願昭58−130
611号の場合では、上記一般式(III)で表わされ
るビスフェノール誘導体をアンダーコート層に含有させ
たことによって画像の白化防止、褪色防止、高感度化に
ついては充分な品質を得ることができるが、この場合の
感熱記録材料は、その地肌の白色度について依然として
改善する余地のあるものであった。
〔目 的〕
本発明は、従来にない高感度で、しかも記録画像の褪色
、白化がなく、その上、地肌の白色度の高い感熱記録材
料を提供することを目的とする。
〔構 成〕
本発明によれば支持体上に、ロイコ染料と顕色剤を主成
分とする感熱発色層を設けた感熱記録材料において、該
顕色剤として下記一般式(+)及び(II)で表わされ
るビスフェノール誘導体をそれぞれ少なくとも一種を用
いると共に、前記支持体と感熱発色層との間に、下記一
般式(Ill)で示されるビスフェノール誘導体と充填
剤と結合剤からなるアンダーコート層を設けたことを特
徴とする感熱記録材料が提供される。
(式中、nは1又は2を表わす) (式中、Xはハロゲン、mは1又は2を表わし、かつ左
右のベンゼン環のXは−C(C)l 3 ) 2− に
対して対称な位置に置換しているものとする)(X)p
 (X)p (式中、Xはハロゲン、ρは0〜2の整数を表わし、か
つ左右のベンゼン環のXは−502−に対して対称な位
置に置換しているもとする) 本発明で用いる一般式(III)のビスフェノール誘導
体は、感熱発色層中に含有させた場合には、若干の地肌
カブリを生しるという欠点があるが、アンダーコート層
に含有させた場合にはその欠点は解消され、しかも画像
の褪色防止には効果を有する。また、一般式(n)のビ
スフェノール誘導体は、一般式(1)のビスフェノール
化合物と共融すると発色部での再結晶化を防止するため
、褪色や白化の現象を防止することができる。
すなわち、本発明によれば、従来の感熱記録材料と比較
して著しく高感度でありながらしかも記録画像の褪色、
白化がなく、地肌の白色度の高い感熱記録材料が得られ
る。
一般式(1)で表わされる化合物としてはがあげられる
一般式(II)で表わされる化合物としては、例えば、
式 で示される化合物等があげられる。
又、一般式(m)で表わされる化合物としては、例えば
、 等があげられる。
本発明において用いられる一般式(1)で表わされる化
合物は、融点が100〜150°Cであり、かつ顕色能
が高いため、 /1.4’ −イソプロピリチンジフェ
ノール、4,4′ −ブチリデンジフェノールのような
従来の顕色剤に比較し熱応答性が高く、また、発色画像
の均一性も優れている。一般式(II)で表わされる化
合物は」二記(1)式の顕色性物質よりも融点は高いが
、二種混合併用すると共融し、(r)式の顕色性物質の
発色部での再結晶化を防止するため褪色、白化という現
象を防止するものと考えられる。また一般に、顕色性物
質を二種以上併用すると水溶性が増大したり、共融温度
が低くなりすぎたりして感熱塗液のカブリが大きくなっ
たり、保存時の地肌カブリが大きくなったりするが、上
記(II)式で表わされる顕色性物質は水溶性が低いの
でそのような問題も生じない。
又、(III)式のヒスフェノール誘導体は、(II)
式のビスフェノール誘導体より顕色能が高いため感熱発
色層中に含有されると前記のような問題があるが、充填
剤、結合剤と共にアンダーコート層中に含有せしめるこ
とにより、地肌のカブリもなく、かつ加熱時のみロイコ
染料及び一般式(1)、(11)、(III)の化合物
が共融するため記録画像の褪色がさらに改善されるもの
と考えられる。さらに本発明の構成におけるアンダーコ
ート層は、原紙表面の凹凸を平滑化する機能を有してい
るため、上層の感熱発色層表面の凹凸も小さくすること
ができ、その結果感度が更に高められることになる。
本発明において、感熱発色層中に用いられる上記組み合
わせからなる顕色剤は、ロイコ染料1重量部に対して一
般に1〜10重量部、好ましくは2〜6重量部の範囲で
用いられる。また、一般式(1)で表わされる顕色性物
質と一般式(II)で表わされる顕色性物質との使用重
量割合は1:1〜lO:1とするのがよく、好ましくは
2:1〜5:1の範囲がよい。
本発明の感熱記録材料においては、支持体表面と感熱発
色層との間に、前記一般式(nBで示される化合物と充
填剤と結合剤からなるアンダーコート層を設けるが、こ
の場合の充填剤としては、一般製紙用、塗工用に用いら
れる無機、有機の顔料が任意に用いられ、具体的には以
下のようなものが挙げられる。
炭酸カルシウム、カオリン、タルク、酸化亜鉛、水酸化
アルミニウム、シリカ、珪酸マグネシウム、ポリスチレ
ン樹脂、尿素−ホルムアルデヒド樹脂等。
また、結合剤としては、一般に公知の水溶性高分子、水
性エマルジョンが用いられ、具体的には、例えば以下に
示すようなものが挙げられる。
ポリビニルアルコール、メチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、デンプン、デンプン誘導体、スチレ
ン−無水マレイン酸共重合体、イソブチレン−無水マレ
シン酸共重合体、ポリアミド、SBRラテックス、ポリ
スチレン−アクリル酸エステルエマルジョン、ポリ酢酸
ビニルエマジョン等。
このアンダーコート層の充填剤、結合剤の重量比率は選
択した成分によって任意に決ぬれるが、好ましくは1:
9〜9:1の範囲で用いられ、また前記、一般式(II
I)のビスフェノール誘導体は、感熱発色層のロイコ染
料に対し重量比で、0.5〜4倍量で用いるのが好まし
い。さらにアンダーコート層の塗工量としては、1g/
rrr以上で効果があるが、望ましくは、3g/m以上
が良好である。
本発明において用いるロイコ染料は単独又は2種以上混
合して適用されるが、このようなロイコ染料としては、
この種の感熱材料に適用されているものが任意に適用さ
れ、例えば、トリフェニルメタン系、フルオラン系、フ
ェノチアジン系、オーラミン系、スピロピラン系等の染
料のロイコ化合物が好ましく用いられる。このようなロ
イコ染料の具体例としては、例えば、以下に示すような
ものが挙げられる。
3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−フタリ
ド、 3.3−ビス(ρ−ジメチルアミノフェニル)−6−シ
メチルアミノフタリド(別名クリスタルバイオレットラ
クトン)、 3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
エチルアミノフェニル、 3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ク
ロルフタリド、 3.3−ビス(p−ジブチルアミノフェニル)フタリド
、 3−シクロへキシルアミノ−6−クロルフルオラン、 3−ジメチルアミノ−5,7−シメチルフルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ
−7,8−ベンズフルオラン、3−ジエチルアミノ−6
−メチル−7−クロルフルオラン、 3−(N−p−トリル−N−エチルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、 3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
、 2− (N−(3’ −l−リフルオルメチルフェニル
)アミノ)−6−ジニチルアミノフルオラン、2−(3
,6−ビス(ジエチルアミノ)−9−(o−クロルアニ
リノ)キサンチル安息香酸ラクタム)、3−ジエチルア
ミノ−6−メチル−7−(m−トリクロロメチルアニリ
ノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−(0−クロルアニリノ)フル
オラン、 3−ジブチルアミノ−7−(0−クロルアニリノ)フル
オラン、 3−N−メチル−N−アミルアミノ−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、 3−N−メチル−N−シクロへキシルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、 3−(N、N−ジエチルアミノ)−5−メチル−7−(
N。
N−ジベンジルアミノ)フルオラン、 ベンゾイルロイコメチレンブルー、 6′−クロロ−8′−メトキシ−ベンゾイントリノーピ
リロスビラン、 6′−ブロモ−3′−メI−キシーベンゾイン1〜リノ
ーピリロスピラン、 3−(2’ −ヒドロキシ−4′−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(2’ −メトキシ−57−クロルフエニ
ル)フタリド、 3−(2’ −ヒ1−ロキシー4′−ジメチルアミノフ
ェニル)−3−(2’ −メトキシ−5′−二トロフェ
ニル)フタリド、 3−(2’ −ヒドロキシ−4′−ジエチルアミノフェ
ニル)−:3−(2’ −メトキシ−5′−メチルフェ
ニル)フタリド、 3−(2’ −メ1〜キシー4′−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(2’ −ヒドロキシ−4′−クロル−5
′−メチルフェニル)フタリド、 3−モルホリノ−7−(N−プロピル−トリフルオロメ
チルアニリノ)フルオラン、 3−ピロリジノ−7−トリフルオロメチルアニリノフル
オラン、 3−ジエチルアミノ−5−クロロ−7−(N−ヘンシル
−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3−ピロ
リジノ−7−(ジ−p−クロルフェニル)メチルアミノ
フルオラン、 3−ジエチルアミノ−5−クロル−7−(α−フェニル
エチルアミノ)フルオラン、 3−(N−エチル−p−hルイジノ)−7−(α−フェ
ニルエチルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−(o−メ1−キシカルボニル
フェニルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−(α−)工二ル
エチルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−ピペリジノフルオラン、2−
クロロ−3−(N−メチルトルイジノ)−7−(p−n
−ブチルアニリノ)フルオラン、 3−(N−ベンジル−N−シクロへキシルアミノ)−5
,6−ペンゾー7−α−ナフチルアミノ−4′−ブロモ
フルオラン、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−メシチジノー4
’、5’−ベンゾフルオラン等。
本発明においては、前記ロイコ染料及び顕色剤を支持体
上に結合支持させるために、慣用の種々の結合剤を適宜
用いることができ、例えば、ポリビニルアルコール、デ
ンプン及びその誘導体、メトキシセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メ
チルセルロース、エチルセルロース等のセルロース誘導
体、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルピロリドン、ア
クリル酸アミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリ
ル酸アミド/アクリル酸エステル/メタクリル酸3元共
重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩
、イソブチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、
ポリアクリルアミド、アルギン酸ソーダ、ゼラチン、カ
ゼイン等の水溶性高分子の他、ポリ酢酸ビニル、ポリウ
レタン、スチレン/ブタジェン共重合体、ポリアクリル
酸、ポリアクリル酸エステル、塩化ビニル/酢酸ビニル
共重合体、ポリブチルメタクリレート、エチレン/酢酸
ビニル共重合体、スチレン/ブタジェン/アクリル系共
重合体等のラテックスを用いることができる。
また、本発明においては、前記ロイコ染料及び顕色剤と
共に、必要に応じ、更に、この種の感熱記録材料に慣用
される補助添加成分、例えば、填料、界面活性剤、熱可
融性物質(又は滑剤)等を併用することができる。この
場合、填料としては、例えば、炭酸カルシウム、シリカ
、酸化亜鉛、酸化チタン、水酸化アルミニウム、水酸化
亜鉛、硫酸バリウム、クレー、タルク、表面処理された
カルシウムやシリカ等の無機系微粉末の他、尿素−ホル
マリン樹脂、スチレン/メタクリル酸共重合体、ポリス
チレン樹脂等の有機系の微粉末を挙げることができ、熱
可融性物質としては、例えば、高級脂肪酸又はそのエス
テル、アミドもしくは金属塩の他、各種ワックス類、芳
香族カルボン酸とアミンとの縮合物、安息香酸フェニル
エステル、高級直鎖グリコール、3,4−エポキシ−へ
キサヒドロフタル酸ジアルキル、高級ケトン、その他の
熱可融性有機化合物等の50〜200℃の程度の融点を
持つものが挙げられる。
本発明の感熱記録材料を製造するには、従来慣用の方法
を用いることができる。例えば、上記の各成分をロイコ
染料顕色剤は少なくとも別々にして、ボールミル、アト
ライター、サントミル等の分散機によって分散粒径が1
へ・3μn1になるまで粉砕分散した後、一定処方に配
合して感熱発色層液を調製する。一方、これとは別に、
前記一般式(1■)のビスフェノール誘導体を水性媒体
、例えば、前記水溶性高分子の水溶液中に加え、分散機
により粉砕分散した後、充填剤及び結合剤水性液を加え
て混合攪拌あるいは分散し、アンダーコート層液を調製
する。
次に、紙、フィルム、合成紙等の支持体上に前記アンダ
ーコート層液を塗布乾燥し、さらにその上に感熱発色層
液を塗布、乾燥した後、キャレンダーがけすることによ
って本発明の感熱記録材料が得られる。
なお1本発明の感熱記録材料は熱ペンあるいは熱ヘッド
等とのマツチング性向上や、記録画像保存性をより高め
る等の目的で、感熱発色層の」−に保護層を設けること
も可能であるが、この場合、保護層を構成する成分とし
ては前記の填料、結合剤、界面活性剤、熱可融性物質(
又は滑剤)等を用いることができる。
〔効 果〕
本発明の感熱記録材料は、前記一般式(1)、(II)
のビスフェノール誘導体を組合せて感熱発色層に含有さ
せるとともに、一般式(m)のビスフェノール誘導体を
充填剤及び結合剤と共にアンダーコート層に含有させた
ために、従来の感熱記録材料に比べて記録画像の褪色、
白化がなく、かつ地肌の白色度が改善され、しかもアン
ダーコート層により支持体表面の凹凸が平滑化され、か
つ感熱発色層液の支持体中への浸透が少なくなる等の効
果により、熱感度の著しく優れたものである。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。な
お、以下において示す部及び%はいずれも重量基準であ
る。
実施例1〜2 次の成分から成る混合物をサンドグラインダーで2時間
分散して(A)〜(D)液を調製した。
〔A液〕
ビス(4−ヒドロキシ)スルホン 75部炭酸カルシウ
ム 225# 10%ポリビニルアルコール水溶液 300#水 40
0# 〔B液〕 〔A液〕におけるビス(4−ヒドロキシ)スルホンをビ
ス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)スル
ホンに替えた他は同じ組成。
(C液〕 3−(N−メチル−N−シクロヘキシル)アミノ−6−
メチルアニリノフルオラン 200部lO%ポリビニリ
アルコール水溶液 300#水 500++ 〔D液〕 2.2′ −ビス(4−ハイドロキノン−3,5−ジブ
ロモフェニル)プロパン 251!炭酸カルシウム 1
50# 10%ポリビニルアルコール水溶液 300+1水 /
1501! 次に[C]液と[0]液を重量比1:10になるように
混合攪拌して[E]液に調製した。
これらのアンダーコート層塗液(A)又は〔B〕及び感
熱発色層塗液(E)を坪量52 g / rrrの上質
紙に乾燥重量でアンダーコート層が5g/m、感熱発色
層が5〜15’gemになるように表−1の内容で塗布
・乾燥した後、ベック平滑度が500〜3000秒にな
るようにキャレンダーがけして本発明の感熱記録材料を
2種作成した。
表−1 また、実施例と比較するための比較品を作るために、次
の成分から成る混合物を実施例と同様に分散してCF]
〜(I)液を調製した。
〔F液〕
実施例1における〔A液〕からビス(4−ヒドロキシ)
スルホンを除いた他は同し組成として分散。
〔G液〕
実施例1における〔A液〕のビス(4−ヒドロキシ)ス
ルホンに替えて、4,4′ −チオビス(6−ターシャ
ルブチル−m−フレジー・ル)を使用した他は同じ組成
[1−T液〕 実施例1における〔D液〕から2,2′ −ビス(4−
ハイドロキノン−3,5−ジブロモフェニル)プロパン
を除いた他は同じ組成として分散。
〔■液〕
実施例1における〔D液〕の てP−ヒドロキシ安息香酸ベンジルを使用した他は同じ
組成。
次に、これらの分散液を用いて前記実施例1と同様の方
法で表−2の内容で比較例の感熱記録材料を4種作成し
た。
表−2 以上の7種の感熱記録材料について、動的発色感度、画
像褪色性及び白化、地肌濃度についての試験を行った。
その結果を表−3に示した。なお、試験法は下記のよう
にして行なった。
(1)動的発色感度・・・松下電子部品(株)製、薄膜
ヘッドを有する感熱印字実験装置にてヘット電力0.4
5Wドッh、]ライン記録時間20m5/ Q、走査線
密度8X3.85ドツト/mmの条件でパルス1]を0
.8.1.0、■、2.14.1.6及び]、、88m
5eで印字し、その印字濃度はマクベス濃度側RD −
514(フィルター−W−106)で測定した。
(3)画像の褪色性・・・(1)の動的発色感度を」1
定したサンプルについて、印字濃度が1.0〜1.2の
ものを(これをDoとする)40°C190%RH下に
24hr放置した後の濃度を測定しくこれをDとする)
、下式に従って濃度減少をめた。
Do−D 濃度減少率= −X 1.00(%) 0 (3)画像の白化・・・(1)で得られたサンプルを常
温で15日間放置し、目視により下のように判定した。
0・・・白粉発生がほとんどなし △・・・白粉発生あるが実用上問題なしX・・・白粉発
生が多く使用不可 (4)地肌濃度・・・キャレンダー処理後の地肌濃度を
マクベス濃度計RD−514で測定した。
表−3の結果かられかるように、本発明の感熱記録材料
は、前記(Ill ’)式で表わされるヒスフェノール
誘導体をアンダーツー1〜層に含イ・iさせた場合(比
較例;3)に比へ、地肌の白色度が高く、また感熱発色
層の顕色剤として、ρ−ヒドロキシ安息香酸ベンジルを
用いた場合(比較例71)より画像の白化が少なく、シ
がもアンターコート層を設けない場合(比較例5)に比
べて著しく動的発色感度が高く、さらには感熱発色層及
びアンダーロー1一層に、前記一般式(n)及び(ff
+)で表わされるヒスフェノール誘導体を含有させない
場合に比へて褪色が少ないことがわかる。
特許出願人 株式会社 リ コ − 代理人弁理士池浦敏明 手 続 補 正 書 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第105777号 2、発明の名称 感熱記録材料 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都太田区中馬込1丁目3番6号氏 名 (
674) 株式会社 リ コ −代表者 浜 1) 広 4、代理人〒151 住 所 東京都渋谷区代々木1丁目58番10号第−西
脇ビル113号 氏名 (7450)弁理士 池浦敏明 電話(370) 2533番 5、補正命令の日付 自 発 6、補正により増加する発明の数 0 7、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 8、補正の内容 本願明細書中において次の通り補正を行います。
(1)第24頁第6行のr2,2’−ビス(4−ハイ1
−ロキノン−3,5」を、r2,2’−ヒス(4−ヒド
ロキシ−3,5J に訂正します。
(2)第24頁第6行の[ハイドロキノン−11,」を
、「ヒドロキシ−9Jに訂正します。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体−]二に、ロイコ染料と顕色剤を主成分と
    する感熱発色層を設けた感熱記録材料において、該顕色
    剤として下記一般式(1)及び(II)で表わされるビ
    スフェノール誘導体をそれぞれ少なくとも一種を用いる
    と共に、前記支持体と感熱発色層との間に、下記一般式
    (m)で示されるビスフェノール誘導体と充填剤と結合
    剤からなるアンダーツー1一層を設けたことを特徴とす
    る感熱記録材料。 (式中、nは1又は2を表わす) (式中、Xはハロゲン、mは1又は2を表わし、かつ左
    右のベンゼン環のXは−C(CH3) 2− に対して
    対称な位置に置換しているものとする)(式中、Xはハ
    ロゲン、Pは0〜2の整数を表わし、かつ左右のベンゼ
    ン環のXは、 −5O2−に対して対称な位置に置換し
    ているものとする)
JP59105777A 1984-05-25 1984-05-25 感熱記録材料 Expired - Lifetime JPH0679866B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62179985A (ja) * 1986-02-05 1987-08-07 Oji Paper Co Ltd 感熱記録紙
JPS63222888A (ja) * 1987-03-11 1988-09-16 Fuji Photo Film Co Ltd 感熱記録材料
JPH047192A (ja) * 1990-04-26 1992-01-10 Tomoegawa Paper Co Ltd 感熱記録媒体

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62179985A (ja) * 1986-02-05 1987-08-07 Oji Paper Co Ltd 感熱記録紙
JPS63222888A (ja) * 1987-03-11 1988-09-16 Fuji Photo Film Co Ltd 感熱記録材料
JPH047192A (ja) * 1990-04-26 1992-01-10 Tomoegawa Paper Co Ltd 感熱記録媒体

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