JPS60165407A

JPS60165407A - 気化バ−ナ

Info

Publication number: JPS60165407A
Application number: JP2137784A
Authority: JP
Inventors: Kingo Miyahara; 宮原　欽吾
Original assignee: Dowa KK
Current assignee: Dowa KK
Priority date: 1984-02-08
Filing date: 1984-02-08
Publication date: 1985-08-28
Also published as: JPS6410725B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は燃料を主燃焼状態から自動的に気化燃焼状態に
移行せしめるものであっても、発生した燃焼熱の一部で
送風筒および燃焼筒を共に加温せしめ、気化筒内におい
て発生した混気ガスの一部がその流通過程において、送
風筒および燃＃筒との接触による冷却作用によって液化
されるのを未然に防止し、燃炉の初期より９好な前処の
気化燃煉焔を安定よく畑土させることができる気化バー
ナに関する。

従来、燃料を回転する気化筒によって主燃焼状態から自
動的に気化燃焼状態に移行させる際に、発生した混気ガ
スが送Ｍ１．筒の外周面に沿いながらガス室に向は流通
される過程で送風筒の冷却作用により液化され、未気化
燃料となってガス室の底部側に溜まり、気化燃焼状態に
赤火が混入され、ｐ好な前処気化燃焼を長期に亘り継続
させることができないのを解決するために、前記送風筒
な内部ヶ中空状とした二重構造式としたり、或は内部に
発熱抵抗体ケ埋設した発熱通風筒として混気ガスの液化
発生ケ未然に防止するようにした気化バーナは本出願前
例えば実公昭５６−３５６０６号公報或は特開昭５７−
１８８９１４号公報に記載された如（さきに本出願人が
開発したものである。

ところで、上記のような二重構造式の送風筒にあっては
流通する燃焼用空気の常温が比較的に高い時には冷却防
ＩＦ対策の一手段として一応の効果を奏するが、−たん
その温度が低い時には冷却防止効果が著しく減退され、
混気ガスは速かに液化露結現象を起してガス室内に溜っ
て赤火となって燃焼される欠点が生ずる。又発熱通風筒
にあってはその効果が大きい反面、電力消費量が大きく
、かつ使用中に断ｍ　ｘ＋＋故が多（発生し、長期に亘
り安定した気化燃焼を継続させることができｌ、【い許
りかコスト的にも高くなって一般使用者に適さない欠点
があった。

のみならずガス室内に圧入された混気ガスは、ガス室を
形成する燃焼筒が低温の際には、該燃焼筒壁面との接触
による冷却作用でガス室内においても液化露結現象を起
し、未気化燃料をガス室内に滞溜させ、気化燃焼の始動
時より相当時間の間、前処中に赤火が混入するのを防止
させることができず、これが液化露結現象は、気化バー
ナな寒冷地において使用した場合、益々増大する傾向が
あり、これが改善を強（望まれていたものである。

本発明は前記に鑑み、”上記目的を達成させるため、特
に、その構成を、前記気化筒内に先端側を挿通開口した
送風筒の基端面側は燃焼筒の外周面又は内周面を包むよ
うに展開延長して、その終端部を燃焼筒の先端開口部に
止着せしめると共に、上記送風筒の基端面、側の一部は
燃焼筒と燃焼盤とに亘り架設した複数個の伝熱支柱と接
続するようにｌ装着したことを特徴とする気化バーナと
したものであって、かかる気化バーナによれば、燃焼の
始動によって発生した燃焼熱により燃焼筒の先端開口部
に止着された送風筒の基端面側および燃焼筒と燃焼盤と
に亘り架設された複数個の伝熱支柱は共に強烈に加熱さ
れ、その直接的な伝熱作用で送風筒全体は勿論のこと燃
焼筒全体も速かに加温され、気化筒内において発生した
混気ガスが、ガス室に至る流通過程で送風筒との接触で
冷却されたり或はガス室内に圧入された混気ガスが燃焼
筒壁面との接触作用により冷却されることで生ずる液化
露結現象を未然に防止し、常に発生した混気ガスの総て
をガス室よりガス噴出孔を経て燃焼筒内へ勢いよく噴気
させ、もって完全な前幅の気化燃焼を、燃焼の初期より
安定状態のもとに継続させることができる許りか、送風
筒および燃焼筒の昇温を燃焼熱の伝熱作用により行わし
めたことで昇温部材の使用を無くし、気化バーかのコス
トｔＸより安価にして、一般に使用できるようならしめ
ると共に、送風筒および燃焼筒は先端開口部および伝熱
支柱ケ介して伝熱させたから、送風筒および燃焼筒の加
温時間を著しく早め、液化露結現象の発生ケより防止で
きるので、気化バーナを如何なる寒冷地において使用し
ても、常に前幅のみの気化燃焼焔馨安定して得ることが
できる効果を奏する。

以下に本発明に係る気化バーナを添附図面に示された各
実施例について説明する。

第１図および第２図に示された実施例のものは混気ガス
ヶ燃焼盤の内周面側および底面側より一斉に噴気燃焼さ
せることができる気化バーナであって、１は先端側を開
口した有底筒状の燃焼筒であって、該燃焼筒１の底壁２
側の中央部は外側に幾分膨出せしめである。上記燃焼筒
１の内周面側および底面側には多数のガス噴出孔４・・
・・・・・・・を穿−ｒ＋、　ｔ、た略相似形の燃焼盤
３ヶ、燃焼筒１との間にガス室５が形成せられる間隔を
おいて先端側を燃焼筒１の先端開口部６に装着して位置
せしめである。そして上Ｎ１シ燃焼盤３の底面側中央部
は開口され、しかも該開口部周壁７はガス室５内に臨む
ようにテーパー状に形成されている。８は燃焼筒１の底
壁２側中央位置に開口した開口部９ケ介して燃焼、ｆｉ
！ｉｊ１と接続せしめた送風室であって、該送風室８お
よび開口ｍ１９の中心位置には先端を燃焼筒１内に臨ま
せた回転軸１０が挿通されており、該回転軸１０の先端
側には一側を開放した気化筒１１乞直結して回転自在に
配設すると共に気化筒１１の一側開放側端部には混気体
１２が燃料流出間隙１３ンおいて一体的に装着されてい
る。上記の混気体１２は境界壁１４Ｖ境として、先端部
が外側に拡開された燃料案内筒１５に、又基端部が同径
の中を筒状１６に形成され、しかも混気体１２の下半部
はテーパー状の開口部局壁１内に位置せしめて、開口部
周壁１の内周面と混気体１２の外周面との間に斜め前方
に向は開口されたガス噴出間隙１７を形成せしめる。

なお前記のガス噴出間隙１７０基端側はガス室５に接Ｈ
されると同時にガス室５も混気体１２を経て気化筒１１
内部と連通せしめである。

１８は燃焼筒１と燃焼盤３とに亘り両者に連結されるよ
う架設した伝熱効果の優ぐれた材料で塑成された伝熱支
柱であって、該伝熱支柱１Ｂは略同心円状に複数個配設
されている。

１９は送風室８より開口部９を経て送られた燃焼用空気
を気化筒１０内に送風するための中空状を呈する送風筒
であって、該送風筒１９の先幼開口部２０は気化筒１内
に臨ませると共に送風筒１９の基端面２１側は燃焼筒１
の底壁２および筒壁を外側より包むように展開延長し、
その終端部２２を燃焼筒１の先端開口部６に止着せしめ
ると共に、展開した基端面２１の途中は複数個の伝熱支
柱１８・・・・・・・・・　と夫々接続するように伝熱
支柱１８・・・・・・・・・で止着されている。

なお上記送風筒１９は伝導車の高い材料で塑成すること
が帝も効果的であると同時に送風筒１９の展開基端面２
１側を燃焼筒１の外周面に密接した状態のもとに止着す
れば、伝熱作用で送風筒１９は勿論のこと燃焼筒１全体
を短時間で昇温して、加温状態とすることができる。

２３は気化筒１１の先端側内面に付設した燃料拡散体２
４０表面に先端開口部を臨ませた送油管であり、２５は
点火栓である。

第３図に示された第２実施例のものは、送風筒１９の基
端面２１側によって燃焼筒１の内周面を包むよう密接状
態のもとに展開延長せしめて、その終端部２２を燃焼筒
１の先端開口部６へ挟着状に止着せしめると共に送風筒
１９の基端面２１側の途中を複数個の伝熱支柱１８・・
・・・・・・・で止着した場合の気化バーナであって、
上記実施例にあっては、送風筒１９の基端面２１を燃焼
筒１の内周面に位置せしめた以外は、その構成は、第１
図および第２図に記載された第１実施例の気化バーナと
全く同じである。

第４図に示された第３実施例のものは、複数個の伝熱支
柱１８・・・・・・・・・　と、基体面２１′側で燃焼
筒１を包むように展開延長した送風筒１９′とを、ガス
噴出孔４′が燃焼筒１′の内側に張設された燃焼盤３′
の先端側内周面のみに穿孔して、ガス室５′に圧入さね
た混気ガスを斜め内方に向けて噴焔せしめるようにした
気化バーナに配設した場合であって、該実施例にあって
は送風筒１９′の基端面２１’　１１１１は第２実施例
の気化バーナと同様に燃焼筒１′の内周面を包むよう展
開延長してその終端側２２′を燃焼筒１′の先端開口部
６′に止着しである。そして、上記の第３実施例にあっ
ては、４Ｐ′、ｍ筒１′の底ｕＰ２’側は外側に膨出さ
せず、かつ気化筒１１′の一側開放側端部には混気体１
２を付設しないで、−側開放側端部を単に外側に向は展
開折曲せしめると共に燃焼盤３′の底面側中央部に開口
して形成した開口部局壁ｒは第２実施例のものと逆に気
化筒１１′白へ開放側端部に向は膨出せしめて、気化筒
１１′ぬ開放側端部と開口部周壁１′との間に適当中の
燃覧−流出間隙１３′を形成せしめた以外の構成は第２
実施例と同じである。

又上記第３実施例の気化バーナにあっても、第１実施例
と同様に、送風筒１９′の基端面２１′側を燃焼筒１′
の外周面を包むように展開延長せしめ、その終端部２２
′を燃焼筒１′の先端開口部６′に止着せしめてもよい
ことは勿論である。

第５図に示された第４実施例のものは“複数個の伝熱支
柱１８・・・・・・・・・と基端面２１″側で燃焼筒１
′を包むように展面延長した送風筒１９′とを、燃焼筒
１″の底壁２″側のみにガス室５＃を形成した気化バー
ナに配設した場合であって、該気化バーナにあっては態
動１古筒１′の筒壁な第１実施例の気化バーナより短か
くし、その底壁グ側には間隔をおいて多数のガス噴出孔
４１・・・・・・・・・を穿孔した燃焼盤３１を水平状
に張設して燃焼筒１＃の底壁２′と燃焼盤３′との間に
中央部において気化筒１１内部と連通するガス室５″を
形成すると共に上記燃焼盤イの中央開口部には第１実施
例と同様な開口部局壁ｆを設けて、混気ガスを上方に向
は噴焔せしめたものであって、かかる構成の気化バーナ
にあっては、送風筒１９１の基端面２ζ側を燃焼筒１″
の内周面が包まＪするようにＨＩＪＦＩ　＋＋５長じて
終端部２２′を儂燈筒１′の先端開口部６＃にＩＦ着す
れば、第１、第２および第３実施例と同様に混気ガスの
液化露結現象の発生を未然に防１Ｆシて赤火が混入しな
い前処燃φを始動時より安定して達成できる。又第４実
施例の気化バーナにあっても、送風筒１９＃の基端面２
１′側を燃焼筒１″の外周面が包まれるよう展開延長し
て終端部２２＃を燃焼筒１″の先端開口部６′に止着し
た構成として同様の作用効果を達成させることができる
ものである。

次にその作用について説明する。

第１図および第２図において、送風室８より開口部９お
よび送風筒１９を経て燃焼用窒気′ｆｒ：噴込せしめる
と共に回転軸１０ｉＣより気化＠１１を回転させる。

さすれば、燃焼用空気は気化筒１１と送風筒１９との間
および中壁筒体１６を通ってガス室５内に導入された後
、多数のガス噴出孔４・曲曲およびガス噴出間隙１Ｔよ
り夫々燃焼筒１内に噴出される。

そこで、送油管２３より燃料を回転する燃料拡散体２４
を経て気化筒１１内周面に送油すれば、該燃料は気化筒
１１内周面を順次開放側に移行さ才する間に回転遠心力
と瞭焼用窒気の噴送作用とにより＃膠状となって懲料流
出間８１３かも燃料案内筒１５表面に出て最後に、その
周端かも微粒状となって燃φ盤３内周面に噴散され、点
火栓２５により着火され、燃焼される。この様にして生
態。

焼が発生すると、その燃燐焔で気化筒１１全体は急速に
加熱され、気化筒１１内部を速かに気化発生雰νＨ気温
度に昇温せしめる。

したがって、それ以後、送油管２３より燃料拡散体２４
表面に送油された燃料は気化筒１１内周面に沿って薄膜
状に拡散芦行される間に速かに蒸発気化され気化ガスと
なると同時に発生した気化ガスはその流通中に燃焼用空
気と攪拌混合され、完全な混気ガスとなってガス室５内
に圧入される。

そして圧入された混気ガスは燃焼盤３の内周面側および
底面側に多数穿孔されたガス噴出孔４・・・川より勢い
良く噴気され、さきの燃曽焔で着火さノｔ１気化忰熔焔
を畑土して気化筒１１全体を加熱する。

それ故、気化燃φ焔の発生以後にあっては気化筒１１が
強烈に加熱されていることで、気化ガスは連呼して発生
され、前処の気化−然條を長期に亘り継続させることが
できる。　″ ところで、上述の様な気化燻焼の始動時ｖｃ＄）つては
、送風室８より燃焼用空気が送風筒１９を経て気化筒１
１およびガス室５内に強制的に噴込されている関係で、
送風筒１９および、＠轡訪１は流通する燃焼用空気によ
り冷却されるので、気化筒１１内において超酸された混
気ガスが送Ｒ筒１９の外周面に沿ってガス室５内に導入
される過程で送風筒１９の壁面および燃焼筒１の壁面ど
の接触作用により冷却され、液化露結現象を起し、未気
化溶料状態となってガス室５内に流下し消Ｊ　１７（／
される。その結果、このＷｂ溜した未気化燃料が燃焼盤
３より流出撚炒されることで、前炉状態の気化燃焼状態
に前記未気化燃料の赤火燃炒焔が混入し、完全な前炉状
態を安定よく継続させることができない。

しかしながら、本発明にあっては気化筒１１内に先端側
を挿通開口２０した送風筒１９の基端面２１側は燃焼＃
１の外周面又は内周面を包むように展開延長され、その
終端部２２を燃焼筒１の先端開口部６に止着されている
詐りでなく、送風筒１９の基端面２１側は、燃焼筒１と
燻焼・盤３とに亘り、架設さＪまた複数個の伝熱支柱１
８・・・・・・・・・と接続するように止着されている
ので、燃焼の始動と。

共ｉｃｇ、生じた生態焼畑で上記止着部６および終端部
２１ならびに伝熱支柱１８・・・・・・・・・は共に強
烈に加熱さＪｌ、その伝熱作用で送風筒１９全体は勿論
のこと燃馳１閘１の壁面も同時に短時間で加温状態に昇
温セら４る。したがって、燃焼が主燃焼状態から気化燃
焼状態に自動的に移行され、混気ガスが発生する時期に
なれば送ＳＬ筒１９および誓焼筒１は共にさぎの伝熱作
用で相当温度に達して、発生した混気ガスが送風筒１９
や燃焼筒１と接触しながら流通しても何等冷却による液
化露結現象を発生させることなく混気ガスをガス室５よ
り多数のガス噴出孔４を経て勢いよく噴気・燃焼させる
ことができ、その結果、燃φ用空気の流通用が多い一場
合、峻は痙冷地において学す＃を行わせた場合でも気化
Ｐ焼をその始動時より一赤火が混入しない前処のもとに
安定して継続させ”石ことができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る気化バーナの各実施例を示すもので
あって、第１図は一部を切欠した第１実施例に係る気化
バーナの縦断正面図、第２図はその側面図、ｔａ３図は
−Ｎ５を切欠した第２実施例に係る気化バーナの縦断正
面図、第４図は一部を切欠した第３実施例に係る気化バ
ーナの縦断正面図、第５図は一部を切欠した第４実施例
の縦断正面図である。１・・・燃Ｗ、筒、３・・・燃箭盤、４・・・ガス噴出
孔、５・・・ガス室、６・・・燃暁筒の先端開口部、１
１・・・気化筒、１８・・・伝熱支柱、１９−・・送風
筒、２０・・・送風筒の先ｍ開口部、２１・・・その展
開基端面、２２・・・送風ｗＲＫおける展開基端面の終
端側第１図

Claims

【特許請求の範囲】

一側か開放された気化筒を回転自在に配設した燃焼部内
に多数のガス噴出孔を穿孔した燃焼盤を間隔をおき張設
して、燃焼筒と燃焼盤との間に気化筒内部と連通ずるガ
ス室を配設したものにおいて、前記気化筒内に先端側を
挿通開口した送風筒の基端面側は燃焼筒の外周面又は内
周面を包むように展開延長して、その終端部を燃焼筒の
先端開口部に止着せしめると共に、上記送風筒の基端面
側の一部は燃岐筒と燃ゆ盤とに亘り架設した複数個の伝
熱支柱と接続するように止着したことを特徴とする気化
ノ、ぐ−ナ。