JPS60143050A - 制御システム - Google Patents
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- JPS60143050A JPS60143050A JP59209052A JP20905284A JPS60143050A JP S60143050 A JPS60143050 A JP S60143050A JP 59209052 A JP59209052 A JP 59209052A JP 20905284 A JP20905284 A JP 20905284A JP S60143050 A JPS60143050 A JP S60143050A
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- signal
- control system
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- processor
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/26—Power supply means, e.g. regulation thereof
- G06F1/32—Means for saving power
- G06F1/3203—Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
- G06F1/3206—Monitoring of events, devices or parameters that trigger a change in power modality
- G06F1/3215—Monitoring of peripheral devices
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- G—PHYSICS
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/26—Power supply means, e.g. regulation thereof
- G06F1/32—Means for saving power
- G06F1/3203—Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
- G06F1/3234—Power saving characterised by the action undertaken
- G06F1/3287—Power saving characterised by the action undertaken by switching off individual functional units in the computer system
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D10/00—Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/50—Reducing energy consumption in communication networks in wire-line communication networks, e.g. low power modes or reduced link rate
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Computing Systems (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は制御システムに関し、特に制御システムに必要
な電力の節減に関する。さらに詳しくは、本発明は容量
の限られた電源によって給電される電子制御システムの
消費電力の制御に関する。 電子システムは、容量の限られた電源、例えばバッテリ
ーから給電される場合が多い。このようなシステムの例
としては、自動車に用いられている種々の制御システム
がある。その具体例を挙げるならば、様々の重要な電気
的機能を制御するために自動車に取り付けられる多重シ
ステムがある。 この分野における最近の技術的傾向としては、集中48
号処理システム、主にマイクロプロセッサを使用して多
数の遠隔局の制御を行い、これら遠隔局は中央コントロ
ーラから直列バスを介して与えられる種々の命令に応答
するようになっている。 当然のことながら、バッテリー作動の制御システムを利
用する場合、制御システムの機能を妨げることなく電源
寿命を延ずことが望ましい。基本的には、必要に応じて
手動で制御システムの電源を入れたり切ったりすればよ
い。しかしながら、このような方法は極めて不便である
ばかりでなく、オペレータが無視したり忘れたりする場
合が多い。 さらに、何時でも直ぐに動作するような状態におく必要
のある制御システムが様々あるので、手動制御は実用で
ないか、あるいは実際上不可能である。 自動車用の多重制御システムの場合、オペレ−゛ タに
よってなされる様々な重要ないし必須な入力に対して、
システムは即座に応答できることが極めて重要である。 もう1つの重要な点は、コスト的かつ機能的に実用性を
損なうことなく、制御システムが自動車のバッテリーか
ら引き出す電流値を可能な限り減らすということである
。NMO3技術に基づいたマイクロプロセッサによる制
御方式は、制御システムのコスト、能力、使いやずさな
どの点て魅力的ではある。しかし、必要な電力がかなり
大きく、1ワツトのオーダーである。 本発明の目的は、消費電力をできるt!け減らして電源
の寿命を延すように構成した小容量電源駆動の制御シス
テムを提供することにある。この目的には、機能が豊か
で要求を満足できる制御システムを提供することも含ま
れる。本発明のもう1つの目的は、自動車の多重制御シ
ステムにおいて、同システムがほとんど、もしくは全く
動作していない期間における消費電力を減らす方式を提
供することにある。本発明の他の目的は、前述の電力制
御機能を経済的かつ効率的に実現することである。 本発明による制御システムは、容量が限られた電源によ
って給電されるものであり、消費電力が最少となるよう
に構成され、かつ制御される。この制御システムは、中
央制御局と、それに接続された1つまたは複数の遠隔コ
ントローラとの間でデータをやり取りするように設計さ
れている。前記中央制御局は、マイクロプロセッサなど
によって電子信号処理を行い、前記遠隔コントローラと
のデータ通信を制御する手段を備える。電力FETなど
の電力スイッチング素子が前記電源と制御システムの一
部に接続され、当該制卸システム部分に対して電力が選
択的に投入、切断される。この制御システムにおいては
、NMO3技術もしくはその他の技術に基づくマイクロ
プロセッサが使用される。したがって、電力が切られる
可能性のある制御システム部分に、普通はそのマイクロ
プロセッサが含まれる。システム動作レベルが監視され
、所定の非動作条件が生じた場合に電源断制御信号が自
動的に発生ずる。この電源断制御信号はある制御回路に
与えられ、この回路は電源断制御信号が発生した時に電
源スィッチを電源から切り離す。これに呼応して、タイ
マー(常時給電しておくのが好ましい)が制御システム
の関連部分から電源が切り離されている時間を計時し、
所定時間を経過した時に電源投入制御信号を発生ずる。 前記制御回路は、この電源投入制御信号に応答して、前
記電源スィッチをして電源を断たれた制御システム部分
に再び電源を投入せしめる。 自動車の主要な電気的制御系統に使用した場合、この制
御システムは、様々な必須スイッチの状態を監視して動
作レベルを調べ、そしてシステム電源を投入状態にする
必要性の有無を確認する。その動作レベルがあるスレッ
シヲールドを下回る場合、マイクロプロセνすは電源断
信号を発行して電源を切断させる。同様に、この制御シ
ステムは電源断状態においてなされた一定の要求を検出
し、再び電源が投入された時にそれらの要求を直ちに呼
び出す。前述したマイクロプロセッサの電源が断たれて
いる期間を゛睡眠″°期間と呼ぶ。乙の゛睡眠”期間は
一般的に言うならば、できるだけ長いほうが消費電力は
少なくできるが、しかしオペレータにより入力される要
求に対するシステムの応答がむやみに遅くならない範囲
に決められる。 好ましい一実施態様においては、前記タイマーは常時ク
ロッキングされ、またリセット可能である。またマイク
ロプロセッサは、電源投入期間に前記タイマーリセット
するtこめのりセラ)・信号を周期的に発生する。この
ように、マイクロプロセッサによってタイマーを周期的
にリセットすることは、ある時間のタイムアウトを防止
するtこめ、すなわちその時間の終わりに所謂゛監視″
′信号を発生させないための周知技法である。この監視
信号は、マイクロプロセッサが正常に動作しない場合に
、マイクロプロセッサをシャットダウンもしくねリセッ
トし、またタイマーに対するリセット信号を供給するた
めに中として利用される。さらに本発明においては、か
5る回路を用いて前記“睡眠″モードから覚醒させるた
めの信号を発生する。電源切断の目的でマイクロプロセ
νすより出される電源断信号に応答する前述の電源制御
回路は、前記゛′覚覚醒傷信号応答して電源を再び入れ
る。マイクロプロセッサは、一般的には゛睡眠1′期間
では前記タイマーリセットパルスは発生しないので、タ
イマーはタイムアウトシて゛覚醒゛′信号を発生し得る
。マイクロプロセッサは、タイマーによって与えられる
割り込み信号により割り込み駆動される。付加論理が電
源制御ランチによりゲートされると、特定の信号は゛睡
眠゛モード期間に抑止される。 マイクロプロセッサは記憶しているプログラムにしたが
って動作し、まず睡眠モードに入る乙とを是認するよう
な非動作条件を検出し、検出すると電源断制御(3号の
発行を暫くの間、多分10秒間遅らせ、その間に睡眠モ
ードに入ると判断しても妥当であるか確認し続ける。そ
の期間内に新たに必須スイッチの動作が生じた場合は、
電源断制御信号は発行されない。システムは“睡眠”モ
ードに入った場合、それから600ないし700m5後
にちょっとだけ覚醒して制御システムの電源を再投入し
、必須入力をチェックし、それでも必須スイッチ動作が
生じなければ睡眠モードに戻る。 他方、必須スイッチ動作が起こった場合には、制御シス
テムは再び通常の電源投入状態の動作を開始し、様々な
スイッチのポーリングを実行し、多重データ伝送を経由
しtこオペレータの指示を処理する。電源投入状態の期
間に必須スイッチ動作が確認された場合、マイクロプロ
セッサはもはや電源断制御パルスを発行しない。 乙のような好ましいシステムにおいては、中央コントロ
ーラおよび遠隔コントローラはマルチプレクサとして働
(LSI ・CMOSゲートアレイを使用している。そ
して、制御システムは、睡眠モードにおいて、消費電力
をさらに減少させるために多重クロックおよび多重デー
タ転送を停止する。遠隔局は電源が入れられたままであ
るが、多重クロックがないために電流は僅かしか流れな
い。 従って、中央局の“睡眠1′決定と関係なくl須スイッ
チの動作が継続して監視され、ラッチされる。 以下、本発明の実施例について詳細に説明する。 第1図は車両の主要な電気的機能に関係した本発明によ
る多重通信システムの構成ブロック図である。なお、シ
ステム内の導線やボートに現れる信号の名前を、その意
味を表す略語によって表現する。また、本実施例の論理
においては、多くの場合、信号の゛′アクティブーLO
W”状態は、何等かの結果をもたらすようなイに号状態
である。図面においては、信号名の上に横棒を引いて゛
アクティブーLOW”状態を示すが、明細書においては
タイプの関係から、信号名の後に*゛′を付けて“アク
ティブ−LOW″状態を示す。本多重通信システム10
は、自動車内に設置した中央局に多重(MUX)コンピ
ュータ12を設けている。 この多重コンピュータ12は、自動車のあちこちに設け
られている1つ、または複数の遠隔多重コントローラ
(Remux)14を制御し、また、それらと信号をや
りとりする。多重コンピュータ12と遠隔多重コントロ
ーラ14との間の通信は、4本の導線からなるバス15
を介して行われる。 このバス15の1木目の導線16は双方向の直列時分割
多重データ伝達用のものであり、もう1本の導線17は
直列多重クロック(MUXCLX)を伝達するものであ
り、3木目の導線18は+5Vの直流電源電圧を多重コ
ンピュータJ2および遠隔多重コントローラ14に供給
するためのものであり、最後の導線19は本システム1
0の信号の接地(GLD)用である。この5v電源電圧
と接地電位は5■のレギュレータ20を介して、自動車
の普通の12Vバツテリー(図示せず)より供給される
。 多重コンピュータ12と遠隔多重コントローラ14との
間の多重通信バス15は、用途によっては開路状態(ル
ープでない)とし、その一端に多重コンピュータ]2を
配置し、途中に遠隔多重コントローラ14を“T″接続
てもよいが、本発明の一実施態様においては、バス15
をループとし、その各端を多重コンピュータ12の異な
った部分で終端させて、後述のように多重通信システム
10の保全性と安全性を向上させている。通信バス15
をループにして各端を多重コンピュータ12によって制
御するようにすれば、情報伝送において起こり得る様々
な異常を検出することができる。すなわち、バスJ5の
一箇所あるい(よ複数箇所における断線を検出し、その
ような場合における伝送の保全性を維持できろ。 中央局に設けられた多重コンピュータ12は、マスター
多重コントローラ24およびモニター多重コントローラ
24′と接続された標準的なマイクロプロセッサ22を
有する。マスター多重コントローラ24およびモニター
多重コントローラ24′はそれぞれ、カスタムLSIの
CMOSゲートアレイ回路によって構成されており、構
造は同じであるが、タイミング機能および制御モードな
どの動作が幾分具なる。ループ状の多重バス15一端は
マスター多重コントローラ24に接続され、他端はモニ
ター多重コントローラ24′と接続されている。本実施
例においては、マイクロプロセッサ22は、NMO8回
路を採用したモスチック3880のような4 M Hz
のZ80であるが、これ以外のマイクロプロセッサも同
様に使用可能である。多重コンピュータ]2の内部には
、マイクロプロセッサ22と関連してメモリ25が設け
られている。通常、このメモリ25はIKのCMOSラ
ンダムアクセスメモリ(RAM126と4にのCMOS
プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM)2
7がら成る(第2図参照)。また多重コンピュータ12
には、発信器およびカウンタ/タイマーの回#1t28
が設けられている。この回路は、システムのタイミング
信号を発生したり、後に詳述する゛睡眠モード“″動作
をさセるため
な電力の節減に関する。さらに詳しくは、本発明は容量
の限られた電源によって給電される電子制御システムの
消費電力の制御に関する。 電子システムは、容量の限られた電源、例えばバッテリ
ーから給電される場合が多い。このようなシステムの例
としては、自動車に用いられている種々の制御システム
がある。その具体例を挙げるならば、様々の重要な電気
的機能を制御するために自動車に取り付けられる多重シ
ステムがある。 この分野における最近の技術的傾向としては、集中48
号処理システム、主にマイクロプロセッサを使用して多
数の遠隔局の制御を行い、これら遠隔局は中央コントロ
ーラから直列バスを介して与えられる種々の命令に応答
するようになっている。 当然のことながら、バッテリー作動の制御システムを利
用する場合、制御システムの機能を妨げることなく電源
寿命を延ずことが望ましい。基本的には、必要に応じて
手動で制御システムの電源を入れたり切ったりすればよ
い。しかしながら、このような方法は極めて不便である
ばかりでなく、オペレータが無視したり忘れたりする場
合が多い。 さらに、何時でも直ぐに動作するような状態におく必要
のある制御システムが様々あるので、手動制御は実用で
ないか、あるいは実際上不可能である。 自動車用の多重制御システムの場合、オペレ−゛ タに
よってなされる様々な重要ないし必須な入力に対して、
システムは即座に応答できることが極めて重要である。 もう1つの重要な点は、コスト的かつ機能的に実用性を
損なうことなく、制御システムが自動車のバッテリーか
ら引き出す電流値を可能な限り減らすということである
。NMO3技術に基づいたマイクロプロセッサによる制
御方式は、制御システムのコスト、能力、使いやずさな
どの点て魅力的ではある。しかし、必要な電力がかなり
大きく、1ワツトのオーダーである。 本発明の目的は、消費電力をできるt!け減らして電源
の寿命を延すように構成した小容量電源駆動の制御シス
テムを提供することにある。この目的には、機能が豊か
で要求を満足できる制御システムを提供することも含ま
れる。本発明のもう1つの目的は、自動車の多重制御シ
ステムにおいて、同システムがほとんど、もしくは全く
動作していない期間における消費電力を減らす方式を提
供することにある。本発明の他の目的は、前述の電力制
御機能を経済的かつ効率的に実現することである。 本発明による制御システムは、容量が限られた電源によ
って給電されるものであり、消費電力が最少となるよう
に構成され、かつ制御される。この制御システムは、中
央制御局と、それに接続された1つまたは複数の遠隔コ
ントローラとの間でデータをやり取りするように設計さ
れている。前記中央制御局は、マイクロプロセッサなど
によって電子信号処理を行い、前記遠隔コントローラと
のデータ通信を制御する手段を備える。電力FETなど
の電力スイッチング素子が前記電源と制御システムの一
部に接続され、当該制卸システム部分に対して電力が選
択的に投入、切断される。この制御システムにおいては
、NMO3技術もしくはその他の技術に基づくマイクロ
プロセッサが使用される。したがって、電力が切られる
可能性のある制御システム部分に、普通はそのマイクロ
プロセッサが含まれる。システム動作レベルが監視され
、所定の非動作条件が生じた場合に電源断制御信号が自
動的に発生ずる。この電源断制御信号はある制御回路に
与えられ、この回路は電源断制御信号が発生した時に電
源スィッチを電源から切り離す。これに呼応して、タイ
マー(常時給電しておくのが好ましい)が制御システム
の関連部分から電源が切り離されている時間を計時し、
所定時間を経過した時に電源投入制御信号を発生ずる。 前記制御回路は、この電源投入制御信号に応答して、前
記電源スィッチをして電源を断たれた制御システム部分
に再び電源を投入せしめる。 自動車の主要な電気的制御系統に使用した場合、この制
御システムは、様々な必須スイッチの状態を監視して動
作レベルを調べ、そしてシステム電源を投入状態にする
必要性の有無を確認する。その動作レベルがあるスレッ
シヲールドを下回る場合、マイクロプロセνすは電源断
信号を発行して電源を切断させる。同様に、この制御シ
ステムは電源断状態においてなされた一定の要求を検出
し、再び電源が投入された時にそれらの要求を直ちに呼
び出す。前述したマイクロプロセッサの電源が断たれて
いる期間を゛睡眠″°期間と呼ぶ。乙の゛睡眠”期間は
一般的に言うならば、できるだけ長いほうが消費電力は
少なくできるが、しかしオペレータにより入力される要
求に対するシステムの応答がむやみに遅くならない範囲
に決められる。 好ましい一実施態様においては、前記タイマーは常時ク
ロッキングされ、またリセット可能である。またマイク
ロプロセッサは、電源投入期間に前記タイマーリセット
するtこめのりセラ)・信号を周期的に発生する。この
ように、マイクロプロセッサによってタイマーを周期的
にリセットすることは、ある時間のタイムアウトを防止
するtこめ、すなわちその時間の終わりに所謂゛監視″
′信号を発生させないための周知技法である。この監視
信号は、マイクロプロセッサが正常に動作しない場合に
、マイクロプロセッサをシャットダウンもしくねリセッ
トし、またタイマーに対するリセット信号を供給するた
めに中として利用される。さらに本発明においては、か
5る回路を用いて前記“睡眠″モードから覚醒させるた
めの信号を発生する。電源切断の目的でマイクロプロセ
νすより出される電源断信号に応答する前述の電源制御
回路は、前記゛′覚覚醒傷信号応答して電源を再び入れ
る。マイクロプロセッサは、一般的には゛睡眠1′期間
では前記タイマーリセットパルスは発生しないので、タ
イマーはタイムアウトシて゛覚醒゛′信号を発生し得る
。マイクロプロセッサは、タイマーによって与えられる
割り込み信号により割り込み駆動される。付加論理が電
源制御ランチによりゲートされると、特定の信号は゛睡
眠゛モード期間に抑止される。 マイクロプロセッサは記憶しているプログラムにしたが
って動作し、まず睡眠モードに入る乙とを是認するよう
な非動作条件を検出し、検出すると電源断制御(3号の
発行を暫くの間、多分10秒間遅らせ、その間に睡眠モ
ードに入ると判断しても妥当であるか確認し続ける。そ
の期間内に新たに必須スイッチの動作が生じた場合は、
電源断制御信号は発行されない。システムは“睡眠”モ
ードに入った場合、それから600ないし700m5後
にちょっとだけ覚醒して制御システムの電源を再投入し
、必須入力をチェックし、それでも必須スイッチ動作が
生じなければ睡眠モードに戻る。 他方、必須スイッチ動作が起こった場合には、制御シス
テムは再び通常の電源投入状態の動作を開始し、様々な
スイッチのポーリングを実行し、多重データ伝送を経由
しtこオペレータの指示を処理する。電源投入状態の期
間に必須スイッチ動作が確認された場合、マイクロプロ
セッサはもはや電源断制御パルスを発行しない。 乙のような好ましいシステムにおいては、中央コントロ
ーラおよび遠隔コントローラはマルチプレクサとして働
(LSI ・CMOSゲートアレイを使用している。そ
して、制御システムは、睡眠モードにおいて、消費電力
をさらに減少させるために多重クロックおよび多重デー
タ転送を停止する。遠隔局は電源が入れられたままであ
るが、多重クロックがないために電流は僅かしか流れな
い。 従って、中央局の“睡眠1′決定と関係なくl須スイッ
チの動作が継続して監視され、ラッチされる。 以下、本発明の実施例について詳細に説明する。 第1図は車両の主要な電気的機能に関係した本発明によ
る多重通信システムの構成ブロック図である。なお、シ
ステム内の導線やボートに現れる信号の名前を、その意
味を表す略語によって表現する。また、本実施例の論理
においては、多くの場合、信号の゛′アクティブーLO
W”状態は、何等かの結果をもたらすようなイに号状態
である。図面においては、信号名の上に横棒を引いて゛
アクティブーLOW”状態を示すが、明細書においては
タイプの関係から、信号名の後に*゛′を付けて“アク
ティブ−LOW″状態を示す。本多重通信システム10
は、自動車内に設置した中央局に多重(MUX)コンピ
ュータ12を設けている。 この多重コンピュータ12は、自動車のあちこちに設け
られている1つ、または複数の遠隔多重コントローラ
(Remux)14を制御し、また、それらと信号をや
りとりする。多重コンピュータ12と遠隔多重コントロ
ーラ14との間の通信は、4本の導線からなるバス15
を介して行われる。 このバス15の1木目の導線16は双方向の直列時分割
多重データ伝達用のものであり、もう1本の導線17は
直列多重クロック(MUXCLX)を伝達するものであ
り、3木目の導線18は+5Vの直流電源電圧を多重コ
ンピュータJ2および遠隔多重コントローラ14に供給
するためのものであり、最後の導線19は本システム1
0の信号の接地(GLD)用である。この5v電源電圧
と接地電位は5■のレギュレータ20を介して、自動車
の普通の12Vバツテリー(図示せず)より供給される
。 多重コンピュータ12と遠隔多重コントローラ14との
間の多重通信バス15は、用途によっては開路状態(ル
ープでない)とし、その一端に多重コンピュータ]2を
配置し、途中に遠隔多重コントローラ14を“T″接続
てもよいが、本発明の一実施態様においては、バス15
をループとし、その各端を多重コンピュータ12の異な
った部分で終端させて、後述のように多重通信システム
10の保全性と安全性を向上させている。通信バス15
をループにして各端を多重コンピュータ12によって制
御するようにすれば、情報伝送において起こり得る様々
な異常を検出することができる。すなわち、バスJ5の
一箇所あるい(よ複数箇所における断線を検出し、その
ような場合における伝送の保全性を維持できろ。 中央局に設けられた多重コンピュータ12は、マスター
多重コントローラ24およびモニター多重コントローラ
24′と接続された標準的なマイクロプロセッサ22を
有する。マスター多重コントローラ24およびモニター
多重コントローラ24′はそれぞれ、カスタムLSIの
CMOSゲートアレイ回路によって構成されており、構
造は同じであるが、タイミング機能および制御モードな
どの動作が幾分具なる。ループ状の多重バス15一端は
マスター多重コントローラ24に接続され、他端はモニ
ター多重コントローラ24′と接続されている。本実施
例においては、マイクロプロセッサ22は、NMO8回
路を採用したモスチック3880のような4 M Hz
のZ80であるが、これ以外のマイクロプロセッサも同
様に使用可能である。多重コンピュータ]2の内部には
、マイクロプロセッサ22と関連してメモリ25が設け
られている。通常、このメモリ25はIKのCMOSラ
ンダムアクセスメモリ(RAM126と4にのCMOS
プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM)2
7がら成る(第2図参照)。また多重コンピュータ12
には、発信器およびカウンタ/タイマーの回#1t28
が設けられている。この回路は、システムのタイミング
信号を発生したり、後に詳述する゛睡眠モード“″動作
をさセるため
【こ設けられている。マイクロプロセッサ
22、メモリ25、発信蓋およびカウンタ/タイマーの
回路28、マスター多重コントローラ24およびモニタ
ー多重コントローラ24′の相互接続は、第1図に示さ
れているデータバスおよびアドレスバスの他に、後に詳
細に説明する様々な制御I線によってなされる。 多重バス15に接続され遠隔多重コントローラ14は、
すべて同様の構成であり、0MO8論理素子を用いたL
SIゲートアレイである。各遠隔多重コントローラ14
は、多重コンピュータ12との“知的な”相互通信のた
めの重要な論理能力を備えており、ことては自動車の様
々なスイッチから16種類の入力を受けることができ、
また自動車の様々な負荷デバイスに対し16種類の出力
を与えることができるようになっている。そのようなス
イッチ入力の代表的なものがヘッドライトをオンオフ制
御するためのものであり、また代表的な出力としてはヘ
ッドライトを付けたり消したりするための制御信号があ
る。なお、前記スイッチ入力は多数の様々な負荷や機能
を制御する必要上から生じるものであり、同様に前記出
力信号は多数の様々なタイプの負荷を制御するものであ
る。 各遠隔多重コントローラ14の構成は次の通りである。 各遠隔多重コントローラ14は2つの部分に分かれてお
り、各部分は8本の入力と8本の出力を有し、またそれ
ぞれ異なったアドレスを持つている。さらに詳しく説明
すれば、遠隔多重コントローラ14の一方の側はA側と
呼ばれ、偶数のアドレスを与えられる。遠隔多重コント
ローラ14のの他方の側はB側と呼ばれ、A側アドレス
より1だけ大きな奇数のアドレスを付けられる。自動車
の様々な負荷に対する遠隔多重コントローラ14の出力
は、一般に様々な制御素子すなわちバッファ回路30に
低電圧制御信号を与える。このバッファ回路は、当該制
御(8号に応答して、自動車の12V電源を制御すべき
負荷に接続したり、切り離したりする。 この多重通信システム10においては、第5図の(13
1に示すような通信プロ)・コルを、多重コンピュータ
12と遠隔多重コントローラ】4との間のデータ通信に
使用する。このような通信プロトコルは、通信エラーお
よび/または異常を効率良く検出することにより、通信
システムの保全性を高めることを意図している。このデ
ータプロトコルの詳細については、ウィリアム・フロイ
ドによって1983年9月24日に出願され、本件出願
人に譲渡された米国特許出願第4Ei9,591号“安
全な通信処理のためのプロ)・コル/フーマソトを有す
る自動車多重システム″に述べられている。簡単に説明
すると、多重バス15の多重データ線16上の各通信デ
ータは、7キヤラクタすなわち7バイト(1バイトはそ
れぞれ8ビツト)から成る。最初の1バイトは同期(S
YNC)バイトである。次の3バイトはマスター多重コ
ントローラ24からのコマンドメツセージを構成し、ア
ドレスバイト、コマンドバイトおよびCRCエラー検出
バイトからなる。最後の3バイトは遠隔多重コントロー
ラ14からの回答メノセーノであり、アドレスバイト、
応答バイトおよびCRCエラー検出バイトからなる。本
実施例のシステム10は、それぞれが2つの異なったア
ドレスを持つ遠隔多重コントローラ14を最高28台制
御できるように構成されているが、実際的には、遠隔多
重コントローラ14の台数はこれよりはるかに少ないの
が普通であろう。例えば、第1図に示す実施例において
は、遠隔多重コントローラ14は2台だけである。 第2図、第3図Aおよび第3図Bを参照して説明する。 システムクロック (SYSCLKIは、多重コンピュ
ータ12のマイクロプロセッサ22およびその他の様々
な要素のタイミンーグを制御するもので、普通は2.5
MHzであり、これは一般的な構成のRC発振N28に
より与えられる。 さらに、同様のタイプのRC発振器からなる50KHz
の発振器30が設けられており、この発振器30の出力
信号は多段2進カウンタ32の1段目で1/2に分周さ
れ、25KH7,のクロック信号がつくられ、これは多
重クロック(MUXCLK)として使われる。多重バス
15上の直列多重データは25K)tZの速度でクロッ
キングされるから、1ピントの周期は0.04m5であ
り、8ビツトからなる1バイトの周期は0.32m5と
なる。マイクロプロセンサ22、EPROM27に記憶
されているマイクロプロセッサ22のプログラム、RA
M6に記憶されているデータ、マスター多重コントロー
ラ24およびモニター多重コントローラ24′の相互間
の信号授受は、5YSCLKによって決まる速度で行わ
れる。マイクロプロセッサ22とメモリ26.27との
間の相互通信は、一般的なデコード制御論理34によっ
て制御される。このデコード制御論理34には、第2図
に示すタイマー回路31と電源制御スイッチ回路35に
制御信号を与えるためのタイマーデコード論理も含まれ
ている。なお、タイマー回路31と電源制御スイッチ回
++835については後に詳述する。マイクロプロセッ
サ22は、タイマー31より約20m5間隔で与えられ
るマスク不可能の割り込み(NMIklによって割り込
まれる。 ハードウェアのタイマー回路31には、第3図Bにそれ
ぞれ示すような、8段のl/256分周カウンタ32,
33が含まれている。タイマー回路31からは20m5
間隔てタイミング信号が発生するが、この信号は第2図
に示されているNMI*信号発生用のパルス発生口IJ
836に与えられる。 さらに、自動車のバッテリーケーブルに接続するなどに
よって多重システム10に初期電源投入を行っtコ時に
、一般的な電源投入リセット信号PUR1がブロック3
7として示された通常の回路から発生する。このPUR
,信号はパルス発生回路36にも入力する。 第2図、第3図Aおよび第3図Bから明らかなように、
マイクロプロセッサは8本の双方向データ線D0−D、
を用いて、メモリ26.27、マスター多重コントロー
ラ24およびモニター多重コントローラ24′に対し、
データを並列に入出力するようになっている。またマイ
クロプロセッサ22は、メモリ26.27、マスター多
重コントローラ24、モニター多重コントローラ24′
およびデコード制御論理24にアドレス信号を与えるた
めの16本のアドレス1itAo A+sを有する。 マイクロプロセッサ22と、マスターおよびモニター多
重コントローラ24および24′との間のデータバスは
符号40で示されており、これら各部分の相互間のアド
レスバスは符号42で示され、Ao−A、から成る。マ
イクロプロセッサ22とマスターおよびモニター多重コ
ントローラ24およヒ24’Lc++L、別に5木の信
号wARD*、WR*、l0RQI、Ml、およびI
NT*が設けられている。マイクロプロセッサ22は、
メモリ25または多重コントリーラ24,24’などの
入出力装置からデ〜りを読む必要が生しすこ時にRD*
信号を発行する。多重コントローラ24.24’のうち
、マイクロプロセッサ22によってアドレス指定されt
こ側(よ、多重コントローラ24.24’からデータを
データバス40にゲートきせるためにRD*信号を発行
する。マイクロプロセッサ22によって与えられるWR
*信号は、アドレス指定されたメモリ26.27または
入出力装置である多重コントローラ24.24’に格納
すべき有効なデータが、データバス40に保持されてい
ることを示す。I ORQ*信号は、入出力のリードま
たはライト動作のための有効な入出力アドレスが、アド
レスバス42に乗っている乙とを示す。 割り込みが受け付けられている時には、割り込み応答ベ
クトルをデータバス40に粱せる乙とができることを示
すt二めに、l0RQI信号もM1*信号と一緒に発生
する。M1*信号は、マイクロプロセッサ12の現在の
サイクルが命令実行のOPコード取り出しサイクルであ
る乙とを示す。また前述のように、M]*信号は、割り
込み受け付はサイクルを表示する。] NT*信号は、
マスター多重コントローラ24のように、マスターモー
ドで動作中の多重コントローラから発生する信号の一つ
であり、これは割り込み要求中にマイクロプロセンサ2
2に与えられる。マイクロプロセッサ22は、実行中の
命令が終了しtコ時に割り込み要求を受け付ける。 マイクロプロセッサ22はさらに、MREQ*48号を
発行する。このMREQ*信号は、RAMとEPROM
のデコード回路およびNMI*パルス発生器に与えられ
るものであり、アドレスバスにメモリ読み出し動作また
はメモリ書き込み動作のための有効なアドレスが保持さ
れている時に、ROMまtこはRAMのいずれかを選択
し、またNM■*発生θgよりNMI*入力にパルスを
供給させる。 第3図Bから明らかなように、マスター多重コントロー
ラ24およびモニター多重コントローラ24′は、それ
ぞれのアドレスを設定するため、すなわち布線するため
のアドレス入力1ffiADDCMPI−7を有する。 マスター多重コントローラ24については、ADDCM
PI−7のうちADD C’M P 4は+5v(論理
1)に接続されているが、それ以外は接地(論理0)さ
れている。モニター多重コントローラ24′の場合も同
様であるが、ADDCMP4t[[JOとさfi、AD
DCMP5は論理1とされている。したがって、マスタ
ー多重コントローラ24とモニター多重コントローラ2
4′は、マイクロプロセッサ22との通信の際にそれぞ
れ識別可能である。 マスター多重コントローラ24とモニター多重コントロ
ーラ24′は、それぞれPUR2信号を受けるMR大入
力有する。このMR大入力、後述するようにして得られ
るPUR3信号を受け、各多重コントローラ24.24
’の内部の制御レジスタおよびタイミングのリセット初
期化を行うものである。 ここで、多重システム10の動作プロトコル、特に多重
コンピュータ10と遠隔多重コントローラ14との間の
直列データ多重処理について説明する。ROM27に格
納されているプログラム命令のルーチンに従って、マイ
クロプロセッサ22は各遠隔多重コントローラを走査し
て、いずれの入力スイッチが操作されているか(操作さ
れている場合)をW、認し、次に該当する負荷に対する
必要な出力制御操作を実行する。この制御を実行するた
めに、マイクロプロセッサ22 (普通、アドレスおよ
びデータを並列に入出力する)は、マスター多重コント
ローラ24を用いて、各遠隔多重コントローラ14に対
して発行されたアドレスおよびコマンドを直列データ形
式に変換し、次に遠隔多重コントローラ14により発行
された直列化アドレスおよび応答データを並列形式に再
変換して、並列データバス40によりマイクロプロセッ
サ22に送る。前述しtこように、多重コンピュータ1
2と遠隔多重コントローラ14との間の通常の通信の場
合、第5図の(B)に示すごとく、まず5YNCバイト
が発行され、それに続いてアドレスバイト、コマンドバ
イトおよびエラーチェック (CRCバイト)が、メツ
セージとしてマスター多重コントローラ24から特定の
遠隔多重コントローラ14へ送信される。その後、その
指定されtこ遠隔多重コントローラ14は、多重データ
線16を通じてアドレスバイト、応答バイトおよびエラ
ーチェック(CRC)バイトによって応答する。マスタ
ー多重コントローラ24から送られたアドレスバイトに
は、その遠隔多重コントローラ14内の選択された側半
分のアドレスが含まれている。コマンドバイトは、指定
された遠隔多重コントローラに対し外部スイッチの操作
によって与えられた様々な入力信号を返すように指示し
、および/または、その遠隔多重コントローラの選択さ
れた側半分に接続されている出力負荷装置に対する出力
制御信号を発生するように指示するものである。アドレ
スバイトおよびコマンドバイトを用いて巡回冗長エラー
チェックが行われ、エラーチェックバイトが生成される
。このエラーチェックバイトは、指定された遠隔多重コ
ントローラへ伝送される。応答する遠隔多重コントロー
ラ14は、恐らくマスター多重コントローラ24によっ
て指定されたものであり、その応答データは当該遠隔多
重コントローラのアドレスを示すアドレスバイトから始
まる。このアドレスバイトの後に、当該遠隔多重コント
ローラによる受信コマンドメツセージに対する応答を示
す応答バイトが続く。 通常、応答バイトは、様々な入力スイッチの状態および
出力負荷の駆動状態を示す。ことてスイッチ入力および
/または出力負荷の状態は普通、ラッチされたスイッチ
入力および負荷出力の駆動応答をサンプリングをするこ
とによって判定される。 通常、応答バイトには、当該遠隔多重コントローラがそ
れ自体のマスター多重コントローラ24からの受信メツ
セージに関するエラーチェックを終了し、同メツセージ
のエラーチェックバイトと1゛一致1したか否かも表示
される。最後に、遠隔多重コントローラ14から送られ
たエラーチェックバイトは、回答メツセージ内のアドレ
スバイトおよび応答バイトを用いてCRC技法により計
算される。マスター多重コントローラは、遠隔多重コン
トローラからの回答についてエラーチェックを行う。こ
のような各処理の後に、バス待ち時間の期間が存在する
ことがある。この待ち時間期間においてはオール゛1′
′を送出しながら、マイクロプロセッサ22からの次の
命令を待つ。 ここで、第4図を参照して、マスター多重コント四−ラ
24とモニター多重コントローラ24′についてさらに
説明する。マスター多重コントローラ24とモニター多
重コントローラ24′は同一構成であるから、それぞれ
本発明に従って別々の動作を行うものであるが、第4図
では一方だけを示し説明する。そこで、まずマスター多
重コントローラ24の見地から説明し、次にモニター多
重コントローラ24′の見地から説明する。さらに第1
図においては、バス15、およびそのMUXDATA
(多重データ)綜16とMUXCLK(多重クロック)
線17は、それぞれ両端に矢印が付けられているが、実
線の矢印が現在説明中の構成における信号の流れを示し
、破線の矢印がその逆の構成を示している。 多重コントローラ24.24’に対して電源が初期投入
されると、それらの初期状態はモニターの状態になる。 すなわち、多重コントローラ24.24′は両方とも受
(5モードになり、直列データ線16に5YNCバイト
がないか調べる。多重コントローラ24をマスター状態
に切り換えるには、その8ビツトの制御レジスタ46を
プ四グラムしなければならない。このプログラミング1
ま、マイクロプロセッサ22によって次のように行われ
る。 即ち、マイクロプロセッサ22はアドレスバス42を用
いて多重コントローラ24をアドレス指定し、アドレス
比較論理48において、そのアドレスと入力ADDCM
PI−7に設定された装置アドレスとを比較する。マイ
クロプロセッサより送られたアドレスのA0ピットが1
ならば、CNTLCOMP信号が制御レジスタ46に対
して発行され、その結果、マイクロプロセッサ22がラ
イト動作(WRIを実行している時に、データバス40
から制御データが制御レジスタ46に入る。制御レジス
タ46をマスター多重機能用にプログラミングするには
、制御レジスタのビット4を1にセットして、多重コン
トローラの内部論理をリセットする。これが完了すると
、このビット4は自動的にリセットする。制御レジスタ
46のピント2が1にセットされ、データバス40の次
のバイトがベクトルアドレスレジスタ50に書き込まれ
る。これを完了すると、ビット2は自動的にリセットす
る。多重コントローラをマスターとして動作させるには
、制御レジスタのピント0.1および3を1にセントし
なければならない。特に、ビット0が1の場合、多重コ
ントローラはマスターとなるが、そうでない場合にはモ
ニターとなる。 ビット1が1の状態においては、多重り四ツクMUXC
LKがバス15の線17に送出される。ビット3が1の
場合には、割り込み論理52が動作可能状態になる。ビ
ット5,6および7は使用されないので、任意の状態に
プログラムしてよい。 多重コントローラ24をマスター多重コントローラとし
て動作させるように制御レジスタ46をプログラミング
した後、多重コントローラ24はマイクロプロセッサ2
2により再びアドレス指定され、該当するデータバイト
(アドレスバイト)を多重レジスタ54に書き込む動
作により多重動作が始動される。八〇が論理0のときに
、多重レジスタ54にデータを入力するためのアドレス
比較が論理48において成立し、ライト(WRI動作中
にデータが多重レジメ)54に入力される。そして、ア
ドレスバイトが多重レジスタ54に書き込まれると、マ
スター多重コントローラ24は5YNCキヤラクタすな
わちバイト(00010110)を直列バス16へ送出
し始める。この5YNCバイトは5YNCレジスタ56
から送出される。マスター多重コントローラ24から伝
送される5YNCバイトとそれに続くデータバイトとの
同期化は、一般的な同期回路58によって行われる。こ
の同期回路58は、カウンタ論理60から同期制御信号
5YNCを与えられる。このカウンタ論理60は、25
KHz<1)MUXCLKに応答して、5YNC信号の
位相を調整する。データ綜16への5YNCバイトの伝
送を終了すると、レジスタ54に格納されているアドレ
スバイトがレジスタ62によって並列直列変換されて、
同期回路58を介し5YNCバイトに続けて直列バスに
自動的に送出されろ。その後、割り込み(g号INT*
が発生ずる。 この割り込み信号I NT*は、マイクロプロセッサ2
2に対して現在の処理を中止し、多重コントローラ24
のサービスを行うように要求する。 カウンタ論理60からT I NTRQ信号が出て割り
込み判定論理64に印加され、さらに、そこから割り込
み要求信号として割り込みレジスタ論理50に与えられ
、信号I NT*としてマイクロプロセッサ22へ伝達
される。マスター多重コントローラ24によって割り込
みが要求された後の成る時点で、マイクロプロセッサ2
2は“割り込み応答” (Ml*およびl0R(1)を
送出する。 この期間に、マスター多重コントローラ24の割り込み
レジスタ論理52は、割り込み要求中の優先順位が最高
の装置を決定する。ここで決定される装置とは簡単に言
えば、割り込みイネーブル入力IEIが論理1で、割り
込みイネーブル出力rEOが論理0となっている装置で
ある。第3図Bから明らかなように、マスター多重コン
トローラ24のIEI入力は+5vに接続され、またI
EO出力はモニター多重コントローラ24′のIEI入
力と接続されている。割り込みレジスタ論理52は、I
E+入力が論理1の時には、他の優先順位の高い装置は
マイクロプロセッサ22の割り込み処理ルーチンによる
サービス中ではないと判断するように構成されている。 また、割り込みレジスタ論理52から出るIEO信号が
論理1になるは、多重コントローラのIEI入力が論理
1で、かつマイクロプロセッサ22がその多重コントロ
ーラからの割り込みを処理していない場合だけである。 従って、マイクロプロセッサ22がその多重コントロー
ラからの割り込みを処理している時には、その多重コン
トローラのIEO信号は論理0であるので、それにつな
がっている他の多重コントローラのIE+入力は論理0
にされ、かくして後者の多重コントローラの割り込み処
理の優先順位が下げられる。このような割り込み順位の
ディジーヂエーンを安定化させるために、M】*がアク
ティブ(0)の時には、多重コントローラの割り込み要
求ステータスの変化が抑止される。最高順位の多重コン
トローラは、゛割り込み応答°゛ノ期間、割す込みベク
トルアドレスレジスタ50の内容をデータバス40に乗
せる。マスター多重コントローラは、その割り込みが受
け付けられると゛1サービス中゛′の状態になる。この
多重コーントローラのIEOは、割り込みリターン命令
(RET I =EDh4 Dh)が実行されるまでL
OW状態を保ち、一方この多重コントローラのIEIは
論理1である。割り込み要求が受け付けられない場合、
多重コントローラ24がOPコード″ED、′をデコー
ドしてから、M1*の1ナイクル期間IEOはHIGH
にされる。このような動作により、2バイトのRETI
命令が適当な多重コントローラによって確実にデコード
されるようになる。 マイクロプロセッサ22は割り込みを受けた時に、1バ
イト時間(0,32m5)でコマンドバイトを多重レジ
スタ54に書き込む。もし、多重レジスタ54にデータ
が書き込まれる前にこの時間が経過してしまった場合は
、直列バス16上のアドレスバイトに続くデータは無効
となる。アドレスバイトの場合と同様に、レジスタ54
からコマンドバイトが並置/直並変換レジスタ62を経
由し、データ多重化同期回路58、CRCデータ多重ゲ
ート66および送信回路68を通って直列データ線16
へ出力される。 レジスタ62から直列のアドレスバイトおよびコマンド
データバイトが直列データ線16に読み出されている間
に、それらのバイトは5DATA#2線を通じて排他的
論理和ゲート70にも送られる。この排他的論理和ゲー
ト70の出力は、CRC計算レジスタ72の1つの入力
段に接続されている。この排他的論理和ゲート70は、
CRC計算レジスタ72の一灘択された1つの出力を他
方の入力に与えらr、前述の米国特許出願(出願番号第
469,591号)に述べられているところに従いCR
C計算機能を遂行する。コマンドバイトの伝送直後に、
CRC計算レジスタ72にCRCバイトがすでに生成さ
れており、このCP−CバイトはCRCデータ多重ゲー
ト66を通じて直列に読み出される。この時には、CR
Cデータ多重ゲート66は、カウンタ論理60からのC
RCワード選択信号CWSによってイネーブルされてい
る。 上記送信モードを完了すると、マスター多重コントロー
ラ24は直ちに受信モードに自動的に切り替わる。この
受信モードにおいては、RemuX(遠隔多重コントロ
ーラ)アドレスバイトが最初のキャラクタとして受信さ
れ、その後に割り込みが起こって、そのバイトの読取時
刻である旨がマイクロプロセッサに通知される。そうす
るとマイクロプロセッサは、0.32m5の時間でその
アドレスバイトを読み込む。その後、゛このアドレスバ
イトは無効となる。マスター多重コントローラ24によ
り1a16から受信されたデータは、まず受信バッファ
回路74に入り、次に論理ゲート回路76を通して直列
並列レジスタ62に送られる。論理ゲート回l876に
入力される送信/受信制御信号T L RE CN 、
T Lは、受信データRDATAが並置/直並変換レジ
スタ62に送られるようにし、またこのデータが排他的
論理和ゲート70の1つの入力に送られ、受信モード期
間にCRCバイト計算に使用されるように制御するもの
である。 受信モードにおいては、2番目のバイトはRemux(
遠隔多重コントローラ)応答バイトであり、これは遠隔
アドレスバイトと同一の手順で受信される。この場合も
割り込みが生じ、マイクロプロセッサ22に有効なデー
タを読み取り得ることを知らせる。マスター多重コント
ローラ24によって最後に受信されるバイトは、遠隔多
重コントローラのCRCバイトである。このCRCバイ
トは、受信モード期間の受信データストリームからCR
C計算レジスタ72によって生成されたバイトと比較さ
れる。この2つのCRCバイトが−致する場合には、マ
スター多重コントローラのステータスレジスタ78のビ
ット0は0となる。一方、2つのCRCバイトが一致し
ない場合は、ステータスレンスタフ8のビットOは1と
なる。また、割り込みが再び発生し、ステータスレジス
タの読み取りをマイクロプロセッサ22に指示する。 ステータスレジスタ78の読み込みがなされると、この
ステータスレンスタフ8はリセットされる。 ステータスレジスタ78のビット0の状態は遠隔多重コ
ントローラからのCRCが正しいか誤っているかを示す
が、さらにビット1の状態は送信モードと受信モードの
何れの動作であるかを示し、ビット2の状態は後述のよ
うにモニターモードで動作している場合におけるCRC
比較の成否を示す。ビット3の状態は、後述のモニター
モードで動作中に、マスター多重コントローラと遠隔多
重コントローラのアドレスが一致するか否かを示す。 ビット4の状態は、通信が終了しtコか否かの識別に用
いられる。 ステータスレジスタ78が読みとられてリセットされる
と、マスター多重コントローラ24は再び送信モードに
切り替わり、1″のビット列を直列バス]6に送出しな
がら、次の通信を開始させるためのマイクロプロセッサ
22からのイシ号WR*を待つ。 第5図の(A)から(I−)のタイミング図を参照し、
前述の動作のタイミングと、マスター多重コントローラ
24によって実行される1回の通信の各部分とを関連に
ついて説明する。第5図の(K)かられかるように、送
信モード期間においては割り込みは1回しか発生しない
が、受信モードにおいては3回の割り込みが発生する。 また第5図の([i、)に示すように、並列データを並
直直並変換レジスタ62にロードするための制御信号D
LOADは、送信モード期間においてはアドレスバイト
、コマンドバイトおよびCRCバイトのそれぞれの始め
に発生するのに対し、受信モード期間においては直列デ
ータから並列データに変換するためにアドレスバイト、
応答バイトおよびCRCバイトの終わりに発生する。マ
スター多重コントローラ24によって受信されたCRC
バイトの正誤判定は、通信の最後のCRCバイトの終わ
りで信号CRCOK? (第5図の(■))によってな
される。マスターアドレス/受信アドレスの比較信号M
/RCOMP?は、受信モード期間に遠隔多重コントロ
ーラのアドレスを受信し終わっtこ時点で発生する。し
かし、乙の機能は、後述するようにモニター多重コント
ローラ24′しか遂行しない。 さて、モニターモードの多重コントローラの動作、すな
わちモニター多重コントローラ24′の動作について説
明する。乙のモニターモードになるのは、電源投入によ
り初期化される時、まtこは制御レジスタ46のビット
0,3に0を書き込んだ場合の何れかである。モニター
モードおいては、多重コントローラは受信機としてt!
け働き、マイクロプロセッサ22に対する割り込みは全
く発生しない。また、信号I NT*はトライステート
になる。ある多重コントローラがモニター多重コントロ
ーラ24′として確定した後、制御レジスタ46のビッ
ト0の出力線(バス受信制御)BUSLCNTLは、マ
スター/モニター選択回路80を制御用即ちゲート用信
号MONLYを発生させるように制御する。乙の信号M
ONLYは、多重コントローラをマスター多重コントロ
ーラとして動作させるときには1となり、モニター多重
コントローラとして動作させろ時にはOとなる。MON
LY信号は、多重コントローラがマスターとモニターの
何れに割り付けられるかによって動作モードが異なるマ
スター/モニター多重回路部分に与えられる。多重コン
トローラがモニター多重コントローラ24′として荊り
付けられた時には、その多重コントローラは受信機とし
てt!け動作するので、゛5YNCサーチ′°状態とな
り、直列データ線16のパ下流′″端で5YNCバイト
の受信を待機する。5YNCバイトが受信されると、そ
れは5YNC検出論理63によって認識され、モニター
多重コントローラは初期化され、直列バスより後続の3
バイトを受け付は可能になる。5YNCバイトの後で最
初に受信されるバイトは、マスター多重コントローラに
より退化されたRamUXアドレスである。このアドレ
スバイトは、後に、応答する遠隔多重コントローラ14
より送られるアドレスバイトと比較するため、データバ
ッファである多重データレレスタ54に格煽される。 また、このアドレスバイトは、論理ゲート回路76およ
び排他的論理和ゲート70を介して、CRC計算レジス
タ72へ送られる。次に受信するバイトは、マスター多
重コントローラ24からのコマンドバイトであり、これ
は論理ゲート回路76および排他的論理和ゲート70を
介し、モニター多重コントローラのCRCバイトの値を
決定するためにCRCH算しンスタ72に入力される。 3番目に受信されるバイトは、マスター側のCRCバイ
トである。このCRCバイトも、論理ゲート回路76お
よび排他的論理和ゲート70を介してCRC計算レジス
タ72へ送られ、前記CRCバイトと一致するか否か判
定される。CRCバイトが一致する場合は、ステータス
レジスタ78のビット2はOにセットされ、一致しない
場合はステータスレジスタ78のビット2に1がセット
される。このような動作を終わると、CRC計算レジス
タ72は自動的にクリアされる。 モニター多重コントローラ24′によって4番目に受信
されるバイトは、応答中の遠隔多重コントローラ14よ
り送られたアドレスバイトである。 このアドレスバイトは、マスター多重コントローラ24
から前に送られて現在多重データレジスタ54に格納さ
れているアドレスバイトと比較される。この2つのアド
レスバイトの比較はアドレス比較論理84によって行わ
れるが、乙のアドレス比較論理84は、多重コントロー
ラがモニター多重コントローラ24′として動作してい
る場合に限り活動状態となるものである。この2つのア
ドレスバイトが一致する場合は、ステータスレジスタ7
8のビット3は0にセットされる。−散しない場合はス
テータスレレジスタ78のビット3に1がセットされる
。モニター多重コントローラ24′によって4番口に受
信されたバイトは、論理ゲート回路76および排他的論
理和ゲート70を通じてCRC計算計算メンスタフ2力
され、CRCバイトの決定に用いられる。モニター多重
コントローラ24によって5番目に受信されるバイトは
、応答中の遠隔多重コントローラ14により発行された
応答バイトである。乙の応答バイトは、CRCエターバ
イトの決定のために、論理ゲート回路76および排他的
論理和ゲート70を通じてCRC計算レジスタ72に入
力される。 モニター多重コントローラ24′が5番目に受信するバ
イトは、応答中の遠隔多重コントローラ14より送られ
たCRCバイトである。このCRCバイトは論理ゲート
回路76および排他的論理和ゲート70を通過し、CR
C計算レジスタ72に格納されているCRCバイトと比
較される。遠隔多重コントローラから伝送されたCRC
バイトが、モニター多重コントローラ24′の内部で計
算されたCRCバイトと一致する場合は、0がステータ
スレジスタ78のビット0にセットされるが、不一致の
場合は、ステータスレジスタのビット0に1がセットさ
れる。このような処理が完了すると、再びSY’NCサ
ーチモードとなり、新たな動作を開始可能となる。 モニター多重コントローラ24′は、マイクロプロセッ
サ22に対して割り込みを発生することはできないが、
その代わりマイクロプロセッサは各処理の後で、モニタ
ー多重コントローラ24′に照会し、モニター多重コン
トローラによって行われたアドレスチェックおよびCR
Cチェックの結果が、マスター多重コントローラ24と
遠隔多重コントローラ14との間の伝送が正しく行われ
たことを示しているか否かを確認する。これらのチェッ
クの一方または両方がエラーを示している場合は、マイ
クロプロセッサ22は様々な修正処理を実行することが
できる。 多重コンピュータ12による多重システム10の集中制
御を詳しく説明する前に、1つの遠隔多重コントローラ
」4を代表として取り上げ、その回路について第1図お
よび第6図を参照し幾分詳しく説明する。まず第6図を
参照して説明する。 この図には、代表として選んt!1つの遠隔多重コント
ローラ14が機能ブロック図として示されている。遠隔
多重コントローラは、ここで説明する必須機能を果すよ
うに構成したLSIゲートアレイ論理である。各遠隔多
重コントローラ14は、並列゛′T“接続を介して多重
バスループ1504本の線16−19のそれぞれと接続
される。→−5V線および接地線も当然設けられている
が、図示されていない。遠隔多重コントローラ14を多
重データ線と接続する双方向データ線は符号16′によ
って示されており、遠隔多重コントローラをMUXCL
K線】7と接続する綿は符号】7′で示されている。線
17′に;よMtJXCLKのバッファリング用回路1
20が設けられている。同様に916’には、受信バッ
ファ回路121および送信バッファ回路122が互いに
逆向きに接続されている。綜】6′の入力データおよび
綜17′のMUXCLKは、それぞれ8ビツトの直航/
並直変換シフトレジスタ125に入力される。このシフ
トレジスタ125は、制御信号CRTLに応じて、デー
タを一方の形式から他方の形式に変換するためのもので
ある。第6図において用いられている制御信号CRTL
は、制御論理128によって与えられるものであり、様
々な制御機能を有する。以下、その各種制御機能につい
て説明する。 多重バス15に接続された各遠隔多重コントローラ14
は、マスター多重コントローラ24からの5YNCバイ
トの受信を待つ。この5YNCバイトは、その後に特定
の遠隔多重コントローラ14に宛てた、またはそうでな
い通信が続く事を示す合図として扱われる。5YNCバ
イトは多重データ線16′により受信され、レジスタ1
25に入ってバス130を介し並列に制御論理128に
入力する。この制御論理128は、5YNCバイトのパ
ターンを認識すると制御信号を発生する。その結果、各
遠隔多重コントローラ14は同期がとられ、マスター多
重コントローラ24からの通信データの次のバイトを受
信する。このバイトは、特定の遠隔多重コントローラ1
4のアドレスを含むアドレスバイトである。 各遠隔多重コントローラ14は、予め割り当てられtこ
別々のアドレスをアドレスラッチ回路132に格納して
いる。このアドレスラッチ回ll11132と、そこに
アドレスを予めプ四グラムすることに関しては後に詳し
く説明する。直列データ@16′を通じて受信されtこ
アドレスバイトは、制御論理128.により、予めアド
レスラッチ回#5132に格納されているRemuxア
ドレスと比較される。このアドレスが一致するのは、遠
隔多重コントローラー4の中のただ1つについてだけで
あり、従って、それ以外の遠隔多重コントローラは当該
通信のこの時点以降に関しては実質的に関与しなくなる
。しかし、実際にアドレス指定された遠隔多重コントロ
ーラー4については、双方向データ伝送が継続する。 伽 マスター多重コントローラ24からのアドレスバイトの
受信期間に、マスター多重コントローラ24およびモニ
ター多重コントローラ24′の場合に説明した手順によ
り、アドレスバイトはCRCデータ多重回rI!113
4および排他的論理和ゲート136を介してCRC@1
算検査回路138に入力される。ある遠隔多重コントロ
ーラ14が指定中の特定の遠隔多重コントローラである
と判定されると、次の入カバイト即ちコマンドバイトも
、CRCデータ多重回路134および排他的論理和ゲー
ト136を通じてCRC計算検査回路138に入力され
る。直航/並直変換シフトレジスタ125は、コマンド
バイトの8ビツトをA側またはB @ f) 5 ッチ
出力回f$140Aまr二は140Bに入力し、付加的
なデコードの後にランチさせる。 またコマンドバイトは、一定の幾つかの制御動作、例え
ばA側またはB側スイッチの読み取り、必須スイッチの
読み取り、診断バイトの読み取りを行うために、バス1
34を介して制御論理128に入力されろ。前に述べた
ように、各遠隔多重コントローラ14は2つの部分、即
ちA側とB側に分けられている。特定の遠隔多重コント
ローラ14は、それ以外の遠隔多重コントローラ14に
対し固有な一つのアドレスを持っているが、特定の遠隔
多重コントローラのA側とB側の識別はアドレスの最下
位ビットが偶数であるか奇数であるかによって為される
。最下位ピントが偶数ならばある遠隔多重コントローラ
14のA側を指定しており、最下位ビットが奇数ならば
その遠隔多重コントローラのB側を指定している。制御
論理128の内部論理で最下位ビットの奇偶判定を行う
ことができるので、アドレスランチ回路132はアドレ
スの最下位ピントを除く7ピノトを出力ずろだけでよい
。アドレスバイトとコマンドバイトが遠隔多垂コントロ
ーラ14によって受信された時には、CRC計算検査回
+l’75138にCRCのtJ算値がめられている。 次に受信されるバイトは、マスター多重コントローラ2
4より送信されたGRCバイトであり、これはCRCデ
ータ多重回!18134および排他的論理和ゲート13
6を介してCRC計算検査回路138に入力され、2つ
のCRCバイトの一致判定が行われる。この2つのCR
Cバイトが一致しない場合は、既に受信されているコマ
ンドバイトは実行されない。しかし、CRCが一致した
場合は、以下のコマンドの中の1つが実行される。 (IIA(IIUのチャタリング抑圧後のすべてのスイ
ッチ入力を送信する。 (2)B側のチャタリング抑圧後のすべてのスイッチ入
力を送信する。 (3)偶数アドレス用の診断バイトを送信する。 (4)奇数アドレス用の診断バイトを送信する。 (5)B側のチャタリング抑圧がなされていないスイッ
チ入力を送信する。 (6)A側またはB側の特定の出力線に1を出力する。 (7)A側またはB側の特定の出力線に0を出力する。 (8)入側またはB側の8本の出力線すへての1に出力
する。 (9)A側またはB側のすべての出力線に0を出力する
。 コレラのコマンドを実行するには、直列のコマンドバイ
トを並列データに変換してバス130を介し制御論理1
28に入力することにより、A側またはB側のラッチ出
力をある特定の状態に設定する必要がある。すなわち、
ゲート回IIj1142が、A側のチャタリング抑圧ス
イッチレジスタ回路144A、B側のチャタリング抑圧
スイッチレジスタ回路144B、または必須スイッチレ
ジスタ回路146の何れかから与えられる入力スイッチ
状態を、並列バス148を介して並置/直並変換シフト
レジスタ125へ伝達できるような状態に、A側または
B側のラッチ出力回路を設定する必要がある。さらに、
制御論理128の制御信号CTRLは、シフトレジスタ
125を特定の診断バイトを送出するような状態に制御
することもある。 マスター多重コントローラ24と遠隔多重コントローラ
14との間のハンドシェイク処理の応答部分は、応答中
の特定の遠隔多重コントローラ14、さらにそのA側ま
kはB側を識別するアドレスバイトから始まる。乙のア
ドレスはアドレスラッチ回路132および制御論理12
8から得られ、これはシフトレジスタ125に並列にロ
ードされ、直列線150にシリアルにシフトアウトされ
、送信バッファ回路122を介して多重データ線6′へ
送出される。このように遠隔多重フントローラのアドレ
スを返送する期間に、このアドレスは前述のような手順
でCRCデータ多重回路134および排他的論理和ゲー
ト136を介してCRCε1算検査回路138にも入力
される。遠隔多重コントローラ14により次に送信され
る応答バイトは、既に受信されたコマンドバイトに対し
て遠隔多重コントローラによりなされた応答を示すよう
に様々にコード化される。例えば、A側またはB側のチ
ャタリング抑圧スイッチ入力(144Aまたは144B
l 、もしくは必須スイッチレジスタ回路146から与
えられる非チャタリング抑圧B側スイッチ入力の何れか
が要求された場合には、Bビットの応答バイトの各ビッ
トが8つの入力スイッチの対応する1つの入力状態を示
している。その他の前述の各コマンドに対する応答は、
それぞれ指令された出力動作がなされた旨の肯定応答を
示すように符号化された固有の8ビツトのバイトである
。後者に関しては、出力ラッチが監視されて、それらが
指令されtこ状態に設定済みである乙とが判定され、そ
して了解を示すコードが作成されて送信される。アドレ
スバイトの場合と同様ように、応答バイトはシフトレン
スタ125で作られ、線150に直列にソフトアウトさ
れ、 i51 ] 6に送り出される。同様に、応答バ
イトはCRC計算検査回路138に入力され、回答CR
Cバイ)・が決定される。このCRCバイトが組立てら
れると、乙のCRCバイトはバス152、ゲート回路]
22およびバス148を介して並列にンフトレノスタ1
25に入力され、線150を介して多重データ1a16
’へ直列伝送される。遠隔多重コントローラ14からの
CRCバイト伝送が終了すると、その通信は完了し、そ
の遠隔多重コントローラは、マスター多重コントローラ
24からの次の5YNCバイト、および特に当該遠隔多
重コントローラのアドレスの受信を待つ状態に戻る。言
うまでもなく、遠隔多重コントローラには、電源投入の
度に内部回路をリセットするための電源投入リセント回
#(図示せず)が設けられている。 遠隔多重コントローラ14へのスイッチ入力信号の供給
に関して、本発明の一態様を第6図、第7図および第8
図において説明する。第6図かられかるように、線17
′にて受イπされるMUXCLKは分周器137によっ
て1/128分周された後、内部線17″を介して、A
側のチャタリング抑圧スイッチレジスタ回路144Aお
よびB側のチャタリング抑圧スイッチレジスタ回路14
4Bへ与えられる。このレジスタ回1111144A、
144Bはそれぞれ、同期クロッキングされるチャタリ
ング抑圧回路を8個有する。このチャタリング抑圧回路
は、単投スイッチから入力を受けて、遠隔多重コントロ
ーラの応答バイト期間における伝送に関係する他の回路
ヘチャタリング抑圧信号を供給するものである。また第
7図には、必須スイッチレジスタ回lR11146に含
まれている必須スイッチ入力146Iの1つが示されて
いる。、JlおよびB側のチャタリング抑圧スイッチレ
ジスタ回路144A、144Bの各チャタリング抑圧回
路(よ、それぞれ符号144A、、144B、て示され
ている。B側スイッチのそれぞれに関係するチャタリン
グ抑圧口9144 B、は、A側スイッチのチャタリン
グ抑圧口I!8144A、と同一であるので、A側スイ
ッチ用のチャタリング抑圧回路144八、についてt!
け詳しく説明する。単投スイッチを用いてディレタル論
理系、特に同期クロッキングされる論理系に制御信号を
入力する場合、1回のスイッチ操作によってスイッチが
多数回開閉し、それにより指示が不正確にならないよう
にするtこめに、スイッチ操作によって得られる信号に
゛チャタリング抑圧°′を施すと効果的である。図示の
実施例においては、入カスイソチ160の多くは単極単
投の瞬時接触型であるから、スイッチのヂャタリング問
題は重要である。したがって、このチャタリング抑圧回
路144A、は、単極または複数極の単投スイッチの操
作を検出して、遠隔多重コノトローラ14の内部回路ま
たはそのたの同様回路で使用するための、ノイズのない
チャタリング抑圧された同期化信号を供給する用途に特
に好適である。 単投スイッチ160の一方の端子161は接地され、他
方の端子は入カパッファ163を通じて排他的論理和ゲ
ート164の一方の入力に結合されている。+5vが抵
抗器166を介して入力端子162に印加され、スイッ
チ160は常開状態中は、その入力側を論理1に保持さ
れる。たt!シ、チャタリング抑圧回路144A、は、
常閉の単投スイッチに対しても同様に適する乙とは明ら
かである。排他的論理和ゲート164の他方の入力には
、D−フリップフロップなどのラッチ170のQ出力が
線168を介して結合される。排他的論理和ゲート]6
4の出力は、線171を介してNANDゲート172と
ANDゲート174のそれぞれの入力に結合される。遠
隔多重コントローラ14の他の内部回路と同期をとるた
めに、線17’ を通じて遠隔多重コントローラに印加
されるMUXCLK信号は制御論理128によって処理
され、A個入力の照会中に180”位相が異なるA C
LK信号とACLK*信号が作られ、またB個入力の照
会中に互いに180’位相が異なるBCLKとBCLK
*の各信号がつくられる。BCLK信号は線175を介
してNANDゲート172のもう一つの入力に印加され
る。NANDゲート172の3つ目の入力には、締17
6を介してラッチ178のQ出力が供給される。AND
ゲー□ト174の他方の入力は、D−フリップフロ・之
プなどのラッチ178のQ*比出力線179を介して供
給される。ANDゲート174の出力は、線180を介
してランチ178のD入力に結合される。ACLK*信
号は線181を介してラッチ178のCLK入力に与え
られる。NANDゲ〜ト172の出力は線184を介し
てラッチ170のCL K入力に与えられ、このラッチ
のQ*比出力@185を介してそれ自体のD入力に結合
される。最後に、随時発生するプリセット信号が、線]
86を介してランチ170,178の非同期クリア(A
C)入力に印加し得ろようになっている。 次にチャタリング抑圧回路144A、の動作を説明する
が、その際、回路内の幾つかの点における信号波形を示
した第8図のタイミング図を主として参照する。第8図
の各タイミング波形は、第7図における対応する信号線
などの符号によって示されている。端子162に現れる
スイッチ160からの入力は、スイッチが駆動されるま
で通常HIGHとなるように表されており、スイッチ操
作と同時にこの入力はLOWとなる。しかし、スイッチ
のチャタリング(跳m)により、T、の間、何回か交互
にHIGHおよびLOWの論理状態となる。この入力信
号162は排他的論理和ゲルト164に印加されるが、
それにより得られるチャタリング抑圧出力信号168も
排他的論理和ゲート164に入力される。これら2つの
信号が等しい間、すなわち両方が1または0の間は、排
他的論理和ゲート164の出力171は論理0となり、
ラッチ178,170は変化しない。排他的論理和ゲー
ト164に入力される2つの信号が相違すると、その出
力171は論理1となる。その場合、排他的論理和ゲー
ト】64の入力信号が相違する期間が、回路の捕獲時間
窓T、&+T、を越えるならば、ラッチ17ff 17
0の状態が変化する。ここで、T、&lよりCLK信号
の立ち下がり間隔である。またT、は、スイッチ操作に
よりスイッチ入力信号162が最初に立ち下がった時点
からACLK信号が次に立ち下がる時点(またはACL
)1信号が立ち上がる時点)までの時間である。ACL
K信号は、前に言及したようにチャタリング抑圧回路用
のクロックであって、MUXCLKから作られる。この
ACLK信号の立ち下がりtよ、入力データの遷移が要
求されるMUXCLKのエンジと時間的に一致している
。スイッチ160を操作するとスイッチ入力信号162
変化するが、その変化はACLKとは非同期に起こる。 乙の入力の非同期時間をToで表す。これは0かまたは
それより大きいが、Toと等しいかまたは小さい。 排他的論理和ゲート164の出力に現れる信号171が
、スイッチ操作後の次のACLK周期の間、論理1状態
であると、ラッチ170のQの出力189は、そのCL
K入力に現れるクロック信号184により状態を反転す
る。その結果、ラッチ170のQ出力168τよスイッ
チ入力(震号162と同じ論理状態であるので、排他的
論理和ゲート164の出力171は再び0になる。何れ
にしてもラッチ178は、スイッチ操作後の2つ目のA
CLK*パルスでクロッキングされる時に、Q出力17
6を0に反転し、ANDゲート174と関連してスイッ
チ入力信号162の次の変化を検出することになる。普
通、当該法の変化;よ、スイッチが開いて信号162が
論理1に戻ることである。しかし、その変化が起きるま
での間隔は一般に、スイッチの構造およびその操作時間
に依存する。例えば、図ではスイッチ入力の波形162
はA CL、にの2,3周期後にスイッチが開くように
描かれているが、そのスイッチが瞬時接触タイプで使用
者がスイッチを押し続けtこ場合には、スイッチ入力信
号が11帰するまでの間隔はさらに長くなる。また、さ
らに指でスイッチを押すのを辞めても、スイッチは操作
状態のままになる場合がある。この場合には、上記操作
間隔はスイッチを手動で開くまで続くことになろう。 以上の説明から明らかなように、捕獲時間T。 +T、を越えないスィッチ入力4N升162の状態変化
が、チャタリングなどによって生じても、ラッチ170
の出力の168は反転しない。したがって、遠隔多重コ
ントローラ】4の他の回路に、誤った入力信号が入力す
ることがなくなる。このようになるのは、状態変化を起
こすスイッチ操作の後の2つ目のA CL Kパルスが
生ずる前に、排他的論理和ゲート164の出力信号17
1が論理0状態に復帰するからである。 このように、チャタリング抑圧回路144A1の出力1
68はノイズのないチャクリングが抑圧されtこ入力信
号であり、ANDゲート190などの論理に与え、A個
人カスイノチの照会中に供給されるゲート信号192に
よって、遠隔多重コントローラ14の他の関連部分へA
NDゲート190を通じ送ることができる。前に述べた
ように、B側の各スイッチ入力に対するチャタリング抑
圧回路144B+も、以上説明した所と同様である。 以下に、本発明のもう1つの特徴を詳細に説明する。入
力スイッチの幾つかは、所謂゛′必須”機能に関係する
。このような必須機能の例としては前照灯および尾灯な
どの外部照明、警告灯、キーレス乗車システムなどがあ
る。多重システム10の様々な部分が、後述する本発明
の実施態様にょる“l睡眠”モードにされる場合がある
ので、チャタリング抑圧回路144A、、 144B、
r!けを用いるチャタリング抑圧動作と入力信号のラッ
チ動作のために必要なACLK、BCLKなどのクロν
り信号を、供給することができない場合がありうる。従
って、゛必須“入力スイッチは、第6図に示す必須スイ
ッチレジスタ回路146にも入力できるようになってい
る。この必須スイッチレジスタ回路の1つが第7図に符
号146重として詳しく示されている。説明の便宜上、
本システムのすべての必須スイッチがB側大刀に関連し
ているとする。従って、第7図のあるB個人カスイッチ
からのスイッチ人カイg号162は、線194を介して
1つの必須スイッチレジスタ146Iに伝達される。す
なわち、一般的なラッチ回路を構成するように交差結合
された一対のNANDゲート195.196の一方の入
力に与えられる。このレジスタ1461の他方の入力は
、リセット信号R8TESW*であり、これはこのレジ
スタを照会後にリセットするために綜197を介して与
えられる。必須スイッチレジスタ回路146.の出力信
号はリード線198に現れ、スイッチ操作に従って保持
され照会されるのを待つ。 本発明のもう1つの特徴は、集積ディジタル素子を自動
的に自己アドレッシングするtこめの技術および回路を
備えていることである。さらに詳細には、この自己アド
レッシング回路は、入出力に利用可能なパッケージ・ピ
ンが重要な関心事となる大規模!W回路に特に好適であ
る。現在説明している多重方式10の例においては、各
遠隔多重コントローラ14を構成するLSIゲートアレ
イについて、そのような状況が存在する。したがって本
発明にあっては、A側うッチ出力140Aの出力に用い
られるのと同じ入出力ボートを利用して、遠隔多重コン
トローラ14の1ドレスラッチ回路132に(第6図)
にアドレスを設定するようにしている。図においては、
ラッチ132にアドレスは7ビツトしか入力されず、一
方、ラッチ出力口@14OAの出力用にはビンが8本設
けられているが、このビンの全数すなわち8本を、この
出力回路およびアドレス入力回路で利用できること1よ
当然である。第9図に1よ、例えば遠隔多重コントロー
ラ14としての集積回路素子に実際に設けられている信
号ピンにおいて、デジタル制御出力および様々のアドレ
ス入力を時分割するための回路が一般化されて示されて
いる。N本の入出力ピン200が、データの時分割出力
およびアドレスの時分割入力に利用されると仮定する。 この場合、以下に述べるアドレス共通バスとして、もう
1本の入出力ピン201を用意する必要がある。 抵抗留202およびコンデンサ204から成る一般的な
外部電源投入リセット回路は、電源投入リセット信号F
ORを発生する。この電源投入リセット<g号poRは
、遠隔多重コントローラ14に対する一般的な入力信号
であり、そのtコめに一般に設けられているピン206
を介して入力され、インバータ208によって整形反転
された後、すセット信号210として遠隔多重コントロ
ーラ14としての集積回路内の他の様々な部分へ送られ
る。また信号210はトライステート素子212のイネ
ーブルゲート入力に印加される。このトライステート素
子212の入力は接地点(論理0)に接続され、出力は
線214を介してアドレス共通入出力ピン201に接続
される。リセット信号2】0の反転信号は、インバータ
218の出力線216に得られる。 A([1ラッチ出力回路140Aは8個のラッチ220
から成り、またアドレスランチ回路132は7個のアド
レスラッチ222から成る。従って、第9図においては
、入側出力用の各D−フリンプフロップ・ラッチ230
は、各D−ブリップフロップ・アドレスビット・ラッチ
232とグループにして、破線のブロック220,22
2で囲んで示している。この各機能ブロック220,2
22には、トライステートの反転送信出力回路240、
および一般的構成の非トライステート反転受信入力回路
242から成る送受信器が設けられている。 出力ラッチ230のQ*出力は反転送信出力回路240
に入力され、同回路240の出力は対応する1つの入出
力ピン200に送られて対応するリードを通し対応する
外部の負荷回路(図示せず)\送られる。同様に、反転
受信入力回路242の入力は同じ入出力ピン200に接
続され、その反転出力はアドレスラッチ232のD入力
に接続される6線216に現れるRESET*信号は、
各出力ラッチ230の電源投入リセット(PR5T)入
力に与えられ、また各アドレスビット・ラッチ232の
クロック(CK)入力に与えられる。線216上のRE
SET才信号は、各トライステート素子240 (反転
送信出力回路)のイネーブルゲートにも入力される。各
出力ラッチ230のD入力には、遠隔多重コントローラ
14の内部論理より、各リード250を介してゲート信
号が供給される。各ラッチ230のクロック入力CKに
は、遠隔多重コントローラ14の内部回路より、クロッ
ク綜252を介してクロック信号が供給される。 最後に、遠隔多重コントローラとしてのIA積回路のラ
ッチ232に設定格納すべき特定のアドレスに従って、
予め選定された数のダイオード260が予め選定された
入出力ピン200(j:だし、必ずしも全部ではない)
に接続されている。さらに説明すれば、各ダイ4−ドは
アドレス割り付けを設定するために用いられるものであ
るが、そのアノードは対応する1つの入出力ピン200
に接続され、またカソードは共通線262に接続される
。この共通線262は、アドレス共通ピン201から出
て、アドレス設定用の他の各ダイ項一ドのカソードにつ
ながる。独立した各抵抗器264の一端が対応する1つ
の出力ピン200に接続され、他端が+5ボルト(論理
1)に接続され、入出力ピン200を通常、論理1の電
圧レベルに保持するようになっている。この論理1電圧
は、選択されたアドレス設定用ダイオード260の1ノ
ードにも印加される。 以上、同一の入出力ピン200を用い、線210により
デジタル制御出力/可変アドレス入力の時分割を行うた
めの回路について説明したが、この回路の動作について
、第10図のタイミング図も参照してさらに説明する。 電源が最初に印加された時に、コンデンサ204は抵抗
@202を通じて充電され、RESETパルスおよびR
ESET*パルスを491210.216を介して回路
に供給する。トライステート回路212は普通の構成で
あり、通常、アドレス共通ピン201および線262側
からは高インピーダンス状態である。しかし、綜210
のRESET信号が1の時は、トライステート回路21
2はアクティブ状態になり、アドレス共通入出力ピン2
01および線262に論理1のレベルを供給する。その
結果、アドレスダイオード260が接続された入出力ピ
ン200はすべて、論理θレベルにクランプされる。こ
のようにダイオード260が論理0レベルにクランプさ
れると、そのアノード、入出力ピン200および抵抗器
264の下側端も同様に論理θレベルとなる。この抵抗
器は約2.7Ωであり、乙の状態においては1.6ma
の電流が流れる。 アドレス共通$262がアクティブLOW (0)状態
になると、同時にリセットインバータ218の出力線2
16もLOWになる。この時、線216の信号はトライ
ステートの反転送信出力回路240を高インピーダンス
状態、すなわちZステートにして、各入出力ピン200
の論理状態を各反転受信入力回路242を通して入力で
きるようにし、さらに出力ラノチ230を初期化ずろ。 ダイオード260が接続されていない入出力ピン200
については、各プルアップ抵抗器264がそれら入出力
ピンを論理ルベルに保つため、1が反転受信入力回路2
42へ与えられる。各反転受信入力回路242はその入
力を反転させるため、各入力ピン200の信号が論理0
の場合には論理1が各アドレスランチ232に入力され
、その入力ピンの信号が論理1の場合には論理Oが各ア
ドレスラッチ232に入力される。 RESETイ2号210が0になる時に、RESE T
* 信号216の立ち上がりエツジが各アドレスラッ
チ232のクロック(C:K)入力に加わり、その結果
、これらアドレスラッチ232は、反転受信入力回路2
42を介して入力されたアドレスビットをラッチする。 同時に、トライステート回路212が高インピーダンス
のZステートになり、tt:JA216のRESET*
信号+cヨリ、トライステート反転送信出力回路240
はアクティブ状態にされ、そのM果、入出力ピン200
は再び通常のデバイス出力ピンとして働くようになる。 選択アドレス設定のために用いられるダイオード260
は、その単方向特性により、アドレッソング用ダイオー
ド260が接続されtこ入出力ピン200の論理状態が
、アドレス共通#11262を介して相互に干渉し合う
ことを防止するための分課ないしステアリング機能も果
す。 このように、ピン200をデータ出力とアドレス入力と
に時分側使用する乙とによる効果は、多重システム10
の全遠隔多重コントローラ14がそれらのアドレスを自
動的にプログラムし、格別の初期化を行う乙となく使用
可能になることである。さらに、装置設計の見地からは
、Nビットのアドレッシング奢伺う場合に、合計N−1
本のピンを節約できるという効果がある。例えば、25
6種類のアドレス構成を想定した場合、各デバイスごと
に8ピントのアドレスビットが必要となろう。この場合
、普通には8本の専用パッケージピンが必要となる。ま
た極端な場合は、アドレス選択(デバイス製造時に決定
される)以外は同一の256種類のデバイスが必要とな
る。他方、前述の回路によれば、既存の8木の出力ピン
が初期電源投入時の自己アドレッシングにも用いられ、
ノでソケージに追加しなければならないのは、アドレス
共通ピン(2C1l)1本だけであるから、デバイスの
ピンは? (−N−1i本節約されることになる。 遠隔多重コントローラ140回路説明を終わったので、
次にマイクロプロセッサ22、マスター多重コントロー
ラ24およびモニター多重コントロ〜う24′の間の相
互のやりとり、およびそれらの装置と遠隔多重コントロ
ーラ14との間の直列バス15を介してのやりとりにつ
いて、更に説明する。システム10は、その多重コンピ
ュータ内に冗長性を持たせて一対の選択可能な多重コン
トローラ24.24’ を設け、それを1つのマイクロ
プロセッサ22によって制御させるようになっているた
め、保全性および操作性が向上してし)る。第1に、マ
イクロプロセνす220制御プログラムは、目的の遠隔
多重コントローラ14との間の多重データ(MtJXD
ATA)およびMtJXCLKの伝送が最も確実に行わ
れるように、多重コントローラ24.24’のマスター
およびモニターステータスを割り付けるように構築され
る。 この目的で、2台の多重コントローラの中の一方がマス
ターとして割り付けられ、他方がモニターとして割り付
けられる。しかしプログラムカ瓢システムの目的である
通信を行う上で必要と判断する場合には、各機能および
割り付けを逆にすることができる。換言すれば、ループ
バス15の何処かで多重データ線16またはM U X
CL K線17が断線した場合、多重コンピュータ1
2はその状況を認識してマスターおよびモニター多重コ
ントローラ24,24’の機能的な役割を切り換えるこ
とができる。第11図に、多重コントローラ24および
24′を、それぞれマスターおよびモニター、またはそ
の逆に割り付けるためのマイクロブロセνす22の割り
付は過程が流れ図として示されている。また第12図に
は、特定の多重コントローラをマスターとして使用した
伝送が°゛可゛′またはバネ可゛′の何れであるかを判
定するマイクロプロセッサ22の判定制御過程が流れ図
の形式%式% まず第11図の流れ図において、°゛割り付け゛′ルー
ヂンに入るための初期条件は、全システムに最初に電源
を入れた時に起こる電源投入初期化ステップ300、ま
たは第12図の流れ図に示すステップ400の結果とし
て与えられる割り付は要求である。いずれの場合におい
ても、ステップ302は、予め決められている遠隔多重
コントローラのアドレッシング順序に従って、最初にア
ドレッシングすへき遠隔多重コントローラのアドレスを
める。ステップ304において、予め選択されている一
方の多重コントローラすなわち24をマスターとし、他
方の多重コントローラすなわち24′をモニターとする
ように、多重コン1−ローラ24,24’の制御レジス
タが設定される。再割り付けの必要が生じなければ、す
なわち多重線の劣化が生じなければ、上記関係はそのま
ま持続する。つぎにステップ306で、選択されたマス
ター多重コントローラ24を介してアドレス指定した遠
隔多重コントローラとの間でデータの送受信を行う。判
定ブロック308は、その通信処理の保全性および成否
をしらべるための1つまたは複数のテストをまとめて示
している。保全性が確立した場合には、マイクロプロセ
ッサのメモリ内のフラグ310がセットされる。このフ
ラグ310は、当該特定遠隔多重コントローラ宛ての通
信を、マスターとして割り付けられた多重コントローラ
24を用いて引き続き実行することを示す。 他方、保全性判定ステップ308の判定結果が否定(N
OI となった場合は、ブロック312に示されるよう
に、指定した遠隔多重コントローラとの間で、始めに割
り付けられたマスター多重コントローラ24により通信
を正しく完了させるための試みがなされる。そして判定
ブロック314にて、上記の繰り返し試行が成功したか
否かを監視する。もし試行が成功(YES)すれば、プ
ログラムルーチンはブロック308の確認出力のステッ
プに戻る。他方、N回の試行の後にも通(gの保全性が
確立しない場合、マイクロプロセッサの制御プログラム
は、ブロック316に示すように、マスター多重コント
ローラとモニター多重コントローラの役割を切り替え、
多重コントローラ24をモニターにし、多重コントロー
ラ24′をマスターにする。このような機能の切り替え
は、各多重コントローラの制御レジスタの関連する段に
送られろ関連ビットの論理状態を逆転させることによっ
て行われる。つぎにブロック318に示されるように、
マイクロプロセッサのプログラムは、以前のモニター、
すなわち現在のマスターである多重コントローラ24′
を通じて、その遠隔多重コントローラ14との通信を最
高N回試みる。判定ブロック320では、再割り付けし
た多重コントローラを用いて試みた通信の成否を判定す
る。 もし成功ならば、ブロック322により次のように判断
される。すなわち、断線などにより、多重コンピュータ
は元のマスター多重コントローラ24を通Oての特定の
遠隔多重コントローラのアドレッシングに失敗しており
、新しいマスターである多重コントローラ24′を用い
て、その遠隔多重コントローラをアドレッシングする必
要があると判断する。ブロック322ては、メモリ内の
複数のフラグをセットすることにより、断線を表示し、
マスターとして割り付けられた多重コントローラ24を
通して上記特定遠隔多重コントローラと通イzを行うよ
うに指示する。しがし万が−、ブロック320の判定結
果がNOとなった場合には、当該遠隔多重コントローラ
は、ブロック323に示されるように、可能なRe m
u xアドレス系統から除外される。 プログラムの流れが流れ図の幹部力、すなわちブロック
310の出口およびブロック324の入口に戻れば、多
重コントローラ24または24′を通じて、この時点ま
でに指定された遠隔多重コントローラに達する有効な経
路が確立している。 そうでなければ、あるアドレスはシステムから除外され
ている。ブロック324では、すべての有効な遠隔多重
コントローラ(Remuxl アドレスが割り付は済み
であるか調べられる。そうでなければ、っぎの遠隔多重
コントローラ・アドレスを得るための命令がブロック3
26により発行され、その後、ルーチンはブロック30
4の入口点に戻る。すべての遠隔多重コントローラに対
し割り付けが完了すると、割り付−けルーチンは停止す
る。 つぎに第12図を参照して説明する。この図には、多重
コンピュータ12および各遠隔多重コントローラ14と
の間の可”および゛′不可”通信に関係する判定ルーチ
ンが示されている。このルーチンの入口350において
は、マスター多重コントローラと1つの遠隔多重コント
ローラとの間で通信が行われており、マスターから送信
されたアドレスおよびコマンドと、マスターがある遠隔
多重コントローラから受信したアドレスおよび応答がメ
モリ25に格納されている。ステップ350は、マスタ
ーおよびモニター多ffi :、 :、 !、 、−ラ
24.24’の両方のステータスレジスフを読み込むた
めのステップである。その読み込まれた情報に基づいて
、その模様々な判定が行われる。 まずブロック352で、マスターの1゛通信終了”フラ
グがセットされているか否かがチェックされる。もし通
信が終了してぃなようであれば、ルーチンはブロック3
56..358,360,362から成る枝へ分岐する
。ブロック356は判定論理″1通信時間待機“を要求
する。ブロック358は、″再送”回数をインクリメン
トする。ブロック360は、′再送°′回数が最大値に
達したか調べる。ブロック362は、゛再送1回数が最
大値でなければ、メツセージを再送する。もし、゛再送
゛°回数が最大値であれば、ルーチンは第11図に示さ
れている割り付はルーチンの゛割り付け”入口点400
ヘジヤンプする。 ブロック352において、通信が完了しているとする。 通常、そうである。この場合、ブロック354で遠隔多
重コントローラからマスターに送られたCRCの妥当性
判定が行われる。そのCRCが妥当でない場合、すなわ
ちCRCが一致しなかった場合、ルーチンは判定チーエ
ーンに分岐する。 この判定チェーンにおいては、まずブロック364て、
マスターにより受信されてマイクロプロセッサ22に送
られたアドレスが、16進のFFすなわちオール1であ
るか調べられる。このような条件のアドレスは無効であ
り、通常、多重データ線16がオーブンになって、論理
ルベルに引き上げられた場合にだけ生じる。そのアドレ
スがFFてなければ、ステップ358において゛再送1
回数がインクリメントされ、ステップ362により再送
回数が最大値になるまでメソセージが再送される。その
アドレスがFFの場合は、ステップ366において、前
半の(すなわちマスター側送信の)CRCについてのエ
ラー判定が行われる。 エラーでなければ、“メツセージ再送”ルーチン35’
8−362および400が実行される。エラーの場合は
、ブロック368において、モニターステータスビット
のチェックが行われ、後半〈すなわち遠隔多重コントロ
ーラの回答)のCRCのエラー判定が行われる。エラー
でなければ、゛1メツセージ再送”ルーチン358−3
62および400が実行される。エラーの場合は、ブロ
ック370においてモニターステータスビットのチェッ
クが行われ、マスターおよび遠隔多重コントローラより
送信されtこアドレスが不一致であるか判定される。こ
れらのアドレスが一致した場合は、“メソセージ再送”
ルーチン358−362および400が実行される。一
致しない場合は、ブロック372において、゛再送”回
数がある値Xであるか判定するためのチェックが行われ
る。この゛再送1回数がXならば、第11図の割り付は
ルーチンの入口点400ヘジヤンプする。 再び゛可−不可”処理ルーチンの幹のブロック354に
戻り、遠隔多重コントローラからマスターに送られたC
RCが正常ならば、マスターの送信したアドレスと遠隔
多重コントローラからマスターが受信したアドレスとの
比較が行われる。この比較は、マイクロプロセッサ22
のソフトウェアによって為されるものであり、ブロック
374および376で示されている。そのアドレスが一
致しない場合は、パメシセージ再送”ルーチン358−
362および400が実行されるが、まずオプシフンの
゛°高速リすレソンユ゛°が行われる。 この′°高速リすレッシュ°′は、遠隔多重コントロー
ラの出力を回復させるため゛1リフレノシュルーヂン″
(図示せず)を促進させるように働くものである。アド
レスが一致した場合には、マスターで受信されマイクロ
プロセッサ22へ送られた応答がブロック380にて調
べられ、それが16進のFFであるか判定される。FF
ならば、“メツセージ再送°″ルーチン358−362
および400が実行される。FFでなければ判定ブロッ
ク882へ進み、゛ラインブレーク″フラグが゛割り付
け”ルーチンのブロック322においてセット済みであ
るかチェックされる。′°ラインブレーク”フラグがま
だセットされていない場合は、ブロック384に進み、
モニターの″′通信終了”ステータスビットがセット済
みであるか調べられる。 セット済みならば、ブロック386に示されるように、
次の通信ジ−タンスに進む乙とができる。 なお、モニターの゛通信終了”ステータスのチェックを
、判定チェーンのもっと前のほうで行っておいてもよい
。同様に、ブロック322における“ラインブレーク”
フラグがセット済みであり、マスターおよびモニターが
その状況を補うように割り付は済みであることを表示し
ている場合は、次の通信シーケンスに進むことができる
。モニターの“通信終了”フラグがセットされていない
場合は、ルーチンはブロック388の111通信時間待
機”に分岐し、次に“メツセージ再送″ルーチン358
−362および400へ進む。 前述の゛可−不可通信″ルーチンは複数の保全性チェッ
クを統合したものであり、断線が存在してマスターおよ
びモニター多重コントローラの再割り付けが必要である
と推定する前に、通信の再送を何回か予め試みるための
ものである。 ここで、第1図、第2図、第3図Aおよび第3図Bに詳
細に示されている本発明の1つの特徴について説明する
。これらの図には、多重システム10を様々な期間に低
電力モードで動作させるための仕組みが示されており、
特にその1部が破線ブロック500として第2図に示さ
れている。システムの電源は一般に自動車の12ボルト
蓄電池であり、その容量が限られているから、多重シス
テム10全体の消費電力をできるt!け減らし、電源の
寿命延ずように工夫されている。特に、マイクロプロセ
ッサ22、システムクロノク源28、R’0M27、お
よびデコード制御部F]!34、すなわち第3図Aの全
回路からなる多重コンピュータ12の部分(第2図の5
00)の消費電力の低減が図られている。 いわゆる゛睡眠”′モードによる多重システム10の低
電力動作の機能的説明を行う前に、このモードに利用さ
れるマイクロプロセッサ22の外部回路について説明す
る。特に第3図Bを参照すると、図示の回路はすべて自
動車のMfa池などから引き出された+5Vの電源電圧
に常時接続されている。乙の回路はマイクロプロセッサ
22の制御に使用され、また低電力゛睡眠”モードを実
行し、その後にシステムを゛′再開1′させるために用
いろ様々なタイミング機能を生じさせるものである。 50KHz発振藷30は一般的なRC発振器の構成であ
り、8段のカウンタ32のクロック入力CK]に50K
Hz信号を供給する。このカウンタの各段は、その1段
目のQ。出力に25KHzの方形波信号を発生ずるよう
に接続され、この方形波信号はマスターおよびモニター
多重コントローラ24.24’にMUXCLKとして与
えられる。 カウンタ32の最終段Qイ出力はカウンタ33のクロッ
ク入力CKIに接続され、リップルダウンカウントされ
る。しかし、ここで重要なことは、カウンタ32の後半
用のリセット人力CL2、オヨびカウンタ33の前半用
のリセット入力CLIは、これらカウンタ部分をリセッ
トするように働き、リセット信号が供給されたときに、
これらカウンタの計数サイクルを変更するということで
ある。 リセットパルスはマイクロプロでノサ22によって制御
されるものであり、通常はNMI*パルスに続いて発生
ずる。 カウンタ33の第1段のQ、出力は線510を介してA
NDゲート512の一方の入力に与えられ、このAND
ゲート5]2の出力は線514を介してカウンタ33の
後半のリセット入力CLに供給される。カラン々33の
第2段出力Qcは線515を介してNANDゲート51
6の一方の入力に印加され、乙のNANDゲートの出力
はD−フリシブフロップ518のD入力に供給される。 カウンタ33の第4段出力Q、+は綜519を介してA
NDゲート520の一方の入力に与えられ、また、その
カウンタ33の後半のクロック入力CK ’2に供給さ
れる。カウンタ33の第8段出力Q、lは@522を介
してインバータ523の入力に接続され、またリセット
信号RESETを発生する。このRESET信号は、第
3図Aのインバータ524を介してマイクロプロセッサ
22に対するRESET*入力となり、またマスターお
よびモニター多重コントローラ24.24’のMR才大
入力供給される信号PUR2となる。 線522に現れる信号は、破線35で囲まれた電源制御
回路の一方の入力となる。この電源制御回路35は、低
電力動作すなわち゛′唾睡眠モード動作の始動および停
止を行うものである。電源制御論理35には、インバー
タ523の他に、D−フリップフロップラッチs26、
ANDゲート528およびMOSFETなどのゲート制
御型カスイッチ530が含まれている。 ANDゲート516、D−フリップフロップ518.5
32およびNANDゲート534は、カウンタ32,3
3と協動して後述するように20m5[隔で割り込み信
号を発生し、また第2図のパルス発生回路36に応動す
る論理を構成している。 通常動作中においては、D−フリップフロップ518は
、マイクロプロセッサ22のプログラム動作を制御する
ためのマスク不可能割り込み信号NMT*を発生する。 このNMl*信号は、システムに初めて電源が投入され
てリセットパルスPURIが発生してから20m5後に
、最初に発生する。その後は、マイクロプロセッサが電
源を入れられ通常の動作を行っている期間に、NMI*
割り込み信号は20m5間隔て発生する。NMI*イS
号は、フリップフロップ518のD入力が20m5間隔
て論理1になった後、最初のメモリ要求信号MREQ*
がフリップフロップ5]8のクロック入力GKに与えら
れた時点に、同フリップフロップのQ*比出力生じる遷
移信号である。フリシブフロップ518t7)D入力は
、カウンタ33の出力綿515によって20m5間隔で
イネーブルされるが、そのようになるのは、システムが
パ刈ン”′ないし″゛目覚゛′モードにある時、すなわ
ち、線550に信号が現れてANDゲート516の他方
の入力に加わる時に限られる。このMREQ*R号は、
D−フリップフロップ532のGK大入力も与えられる
。乙のD−フリップフロップ532のD入力は、フリッ
プフロップ518のQ出力と接続されており、またQ*
比出力NANDゲート534の一方の入力となる。NA
NDゲート534の他方の入力には、フリップフロップ
518のQ出力が接続される。従って、NANDゲ−)
534の出力線552にNMl*パルスと同時に20m
5間隔でリセット信号が発生し、次のMREQ*R号が
来るまで発生し続ける。線552に生しるリセット信号
はD−フリップフロップ536のCL*入力に加わり、
このD−フリップフロップ536はタイマリセント論理
(538゜540.542)を再びイネーブル状態にす
る。 フリップフロップ538,540は、電源の初期投入時
に、電源投入リセノ)PUItlにより初めにクリアさ
れる。さらに、フリップフロップ536のQ*比出力、
各NMI*信号に続いて線552に生じる信号により論
理1にセットされる。 乙の動作によってフリップフロップ538,540はセ
ントされ、NANDゲート542の入力に接続されたそ
れらのQ*比出力、それらのクロック入力CKに50K
Hzクロツクが印加された時に、それぞれ論理0および
論理lとなる。それ故に、その時にANDゲート542
の出力は0となって、タイマー32,33をリセットし
ないようになる。しかし、マイクロプロセッサ22が通
常動作中の場合には、マイクロプロセッサ22はNMI
*パルスに応答後、タイマーリセット信号TIMER3
Tを発生ずる。このタイマーリセット信号はフリップフ
ロップ536のクロック入力CKに加わって、まずその
フリップフロップを反転させ、つぎにその後に続くフリ
ップフロップ538.544を反転させる。その結果、
ANDゲート542の出力は論理1に変化する。このよ
うにANDゲ〜ト542の出力に論理1が出ると、カウ
ンタ32の後半の4段およびカウンタ33の前半の4段
がリセットされる。通常動作においては、リセット信号
TIMER3Tはほぼ20m5間隔て発生ずるため、カ
ウンタ33は、第3段出力線515の20m5出力に続
き、次にカウントアツプする以前にリセットされる。 マイクロプロセッサ22が正しく動作しなかったり、電
源が切断されていたり、若しくは゛死んだ″状態になっ
たりして、カウンタのリセント回路へのTIMER3T
信号を発生しない場合、カウンタ32,33はもはやり
セットされないため、通常のリップルダウンカウントを
継続する。このような場合、カウンタ33は、通常なら
ばリセットされるはずの20m5時間を越えてカウント
し続け、40ms時間に達すると、線519に論理1が
発生し、これがNANDゲート520に入力する。この
時に、正常に電源が投入されている動作期間と同様にN
ANDゲート520の他方の入力が論理1であると、そ
のNANDゲートから論理1信号が出力され、これが線
556を介してラッチ526のPR*入力に加わるため
、このランチのQ出力が論理1にセットされる。重要な
ことは、電力MO3FET530は、そのゲート入力が
論理0の時に゛オン”状態となって+5Vswを出力し
、ゲート入力が論理1の時にオフするということである
。フリップフロップ526のQ出力は、線558を介し
てFET530の制御ゲートに接続されているから、そ
のQ出力が論理1になった時に、このFETはオフして
+5V1.は回路500から切り離される。+svf#
gmがマイクロプロセッサ22から切り離された時は、
システムはパ電源断”すなわち゛睡眠″モードに入る。 カウンタ33は40ms時間を越えてカウントダウンし
続けると、マイクロプロセッサを電源断すなわち” @
II ”モードにするため、その結果として、ある時
間後にリイネーブル信号すなわち0覚醒″イε号を生じ
る。具体的に説明すれば、最後のNMI*割り込みから
約654m5を経過した時に、タイマー33の最終段が
論理1になり、これが線522を介して前述のリセット
パルスRESETとなり、まtこ電源制御回路35内の
インノく一タ523の覚醒信号となる。そうすると、イ
ンバータ5z3はラッチ526のリセット入力CL*に
0を与えて、そのQ出力を論理0にリセットする。その
結果、FETスイッチ530が″′イオンして、マイク
ロプロセッサ22およびその他の回路s o orζ再
びM源を供給する。このように、この論理は゛監視”状
態の後に、マイクロプロセッサ22を作動モードに復帰
させる試みを繰り返して行う。すなわち、マイクロプロ
セッサ22の再スタートを繰り返し試みるが、毎回電源
を切断してから再投入し、その再投入の際にリセット信
号RESETをマイクロプロセッサに供給して初期化す
る。マイクロプロセッサ22の再スタートが成功した場
合には、マイクロプロセッサ22は再びTIMER8T
パルスを発生し、タイマーカウンタ32,33をリセッ
トして、それ以降の゛1監視電源断″を抑止する。 ゛″覚醒″”時に電源制御ラッチ526のQ*出力が論
ll!!!1になると、この論理1が線550を介して
ANDゲート512の一方の入力に加わる。それから僅
かな時間すなわち5ms遅れて、カウンタ33の第1段
からパルスが出て綜510を介しANDゲート512の
他方の入力に与えられるため、リセットパルスが線51
4を介してカウンタ33に送られ、その後半がリセット
される。 ここまでは、リセットパルスTIMER3Tが発生しな
いことによる監視回路のタイムアウトに応答した電源断
の開始との関連で、電源制御回路(スイッチ) 35に
ついて説明した。しかし、この電源制御IIrM路35
は、マイクロプロセッサ22ら出される制御信号に応答
してマイクロプロセッサ22の電源を切断して、それを
゛睡眠”モードにさせるように使用することもできる。 具体的に説明すると、゛睡眠1′モードに入りたい場合
には、マイクロプロセッサ22は″電源断″ストローブ
信号PWR5TBをタイマーデコード論理34Cを介し
て送出することができる。このPWRS TB信号は電
源制御ランチ526のクロック人力CKに加わる。ラッ
チ526のD入力は論理1に保持されているから、PW
R8TB信号が加わるとそのQ出力が論理1にセットさ
れ、電力FE7530をオフさせる。このようにして、
マイクロプロセッサ2zは、それ自体および他のブロッ
ク500内の回路をIl[!眠”モードにすることがで
きる。これにより、多重データ1a16を用いたすべて
の通信が停止し、綜17のMUXCLK信号はオフする
。 “睡眠”モードを開始させるPWR3TBは、TIME
R3Tパルスが発生してからすぐに発生するように、す
なわちカウンタ (タイマー)32133のリセットと
ほぼ同時に発生するように、予めタイミングが決められ
ている。しtこがって、カウンタ32,33の開始時刻
は、PWRS T Bによって“睡眠″モードが開始さ
れる時刻とほぼ同時になる。654m5の時間経過して
カウンタ333の出力線522が論理1になっtこ時に
、電源制御レジスタ526の状態が反転してFET電力
スイッチ530が再びオンし、マイクロプロセッサ22
およびその他のブロック500内の回路を“覚醒すなわ
ち電源投入”させる。 さらに電源制御スイッチ35は、ANDゲート528お
よびインバータ566を介してチップセレクト信号C3
*を送出し、これはマスターおよびモニター多重コント
ローラ24.24’のC8*入力に供給される。マイク
ロプロセッサに電源が供給されている状態において、C
S*信号がそのアクティブな状態であるLOWになると
、このC3*信号により多重コントローラはマイクロプ
ロセッサ22からの制御信号を受け付は可能となる。他
方、#電源断”の期間すなオ)ちモードにおいてC3l
k信号がHIGHになると、多重コントローラ24.
z4’はマイクロプロセッサz2からの信号を全く受け
付は得なくなり、締I7上のMUXCLK(g号ヲソノ
期間HIGHレベルに保持する。 さらに、電源制御回路35は、ANDゲート528およ
びNANDゲート568を介して、RAM2Gを抑止す
るように動作する。すなわち、システムが゛電源断′°
まt二は゛睡眠″モードである限り、NANDゲート5
68の他方の入力に加わるRAMイネーブル信号RAM
ENBによってRAM−26がイネーブル状態にされな
いようにする。 このような構成にする理由は、゛電源断1モード期間に
はRAM26をイネーブルすべきでないことと、パ電源
断“モード期間内、若しくは、そのモードになった時点
に、RAMデコード回R134Bがtこまたまイネーブ
ル信号RAMENBを1発生する可能性があるからであ
る。 つぎに第13図の機能流れ図にしtこがって、多重コン
ピュータ12および遠隔多重コントローラ14の動作を
説明する。この図はシステムを低電力の1″睡眠7モー
ドに移行させる場合、およびその後に“電源投入”ステ
ータスに復帰させる場合について示している。このルー
チンは基本的には、マイクロプロセッサ22のプログラ
ムによって制御されるが、このようなプログラムは当業
者であれば以上の説明と流れ図から容易に具現できろは
ずである。前述しtこように、また以下さらに説明する
ように、このルーチンの一部はハードウェアであるタイ
マーおよび電源制御回路35に依存する。 前述した様々な“必須”の主要な電気的機能は、自動車
の点火スイッチの状態と関係なく作用しなければならな
い機能である。例えば、ランプ(外部灯、前照灯、警告
灯など)は何時でも動作可能でなければならず、したが
って“必須″機能である。他方、ワイパーは点火スイッ
チが“オン”して’RUN″または”ACCESSOR
Y’”の位置にあるときに働けばよく、シたがって″非
必須”機能である。このような1゛必須″機能が存在す
るために、多重システム10は、点火スイッチを経由さ
せることなく自動車のバッテリーから直接給電される。 しかし、°°睡眠”モードが用意されているのて、非動
作状態の期間、例えば自動車が駐車している期間におい
ては、多重システムによるバッテリーの電力消費は自動
的に減少する。°゛睡眠゛′モードおよび“必須”スイ
ッチ入力(146)は、たとえシステムが゛睡眠°°モ
ードになっていても、システムが必須入力に対しである
妥当な時間内に応答するように構成されている。 第13図を参照して説明する。マイクロプロセッサ22
はプロyり600に示されるように、点火スイッチを周
期的に監視する。点火スイッチが遠隔多重コントローラ
14のB側チャタリング抑圧回路144B、に接続され
、また必須スイッチレジスタ146.に接続される。判
定ブロック602では、点火系統が“オフ”であるか否
かを調べ、“オフ”でなければ直ちにブロック630に
レヤンプする。このブロック630では、システムに″
″オンまたは1゛電源投入”状態を維持するように指示
し、またオペレータからの指令を処理する。 点火系統が゛オフ”している場合は、ルーチンはステッ
プ604に進み、゛睡眠”判定処理を開始する。 との″“睡眠”判定処理の最初の判定は、ブロック60
6に示されるように、外部灯系統または警告灯系統(若
しくは他の゛必須″機能)が゛オン″であるか否かを調
べることである。倒れかの系統が゛オン″′であれば、
システムを゛′オン″状態に維持させるためにブロック
634へ進む。しかし、何れの系統も゛°イオンになっ
ていない場合は、ブロック608に示されるように10
秒間の監視時間をおき、その間、電源を維持する。乙の
10秒の監視時間はプログラムによって測定される。 この10秒の監視期間に、ブロック610に示されるよ
うに、システムの入力が継続的に走査され、その監視期
間に“必須″機能または点火スイッチの何れかが操作さ
れたか判定ブロック612で判定される。操作されたな
らば、システムはブロック630に示されるように、各
スイッチの状態を読み込ノして運転者の指令を処理し、
その後、ブロック600へ戻る。10秒の監視M間内に
スイッチが全く操作されない場合は、ステップ616で
“睡眠″モードに入るように判定される。 ゛睡眠゛′モードシーケンスにおいては、まずブロック
618で、全遠隔多重コントローラ14を低消費電力モ
ードににさせるための準備を行う。 すなわち、遠隔多重コントローラのランチ出力回路14
0A、140Bを、負荷が非駆動状態となるように設定
し、またMUXCLKを“オフ”させる。このように負
荷を非wA動状態にさせることにより、外部の電子的な
駆動部分の消費電力が最少となる。またMUX(:LK
を11オフ”させると、多重コントローラおよび遠隔多
重コントローラの消費電力が最少となる。これは、CM
OSデバイスの消費電力は、デバイス内のゲート遷移数
に直接関係するからである。つぎに、ブロック620に
示されろように、ソフトウェアによって電源断ストロー
ブパルスPWR8TBが発生され、電力スイッチラッチ
526に与えられる。ブロック622では、PWRS
T Bパルスおよびラッチ52Gに多重コンピュータ回
路(第2図の破腺枠500)の+5Vs−電源をオフさ
せるように指示する。 多重コンピュータ回路500の電源は、654m5間“
47゛′されるように時間調整されている。 この時間tJUを示すブロック624に至る破線経路は
ハードウェア機能であり、乙の調整時間の最後に当該電
力は再投入される。 ブロック626に示されるように、654m5時間経過
後にシステム全体に再び電源が供給されると、MUXC
LKが再び遠隔多重コントローラに供給され、それらの
“必須“スイッチレジスタ回路146が照会される。つ
ぎに判定ブロック628において、直前の654m5の
゛睡眠゛期間に、“必須”スイッチの何れかに変化が生
じたか判定される。そのような変化が生じなければ、ル
ーチンはブロック620に戻って再び゛睡眠”モ−ドに
入る。しかし、″゛必必須パヌスイッチ変化が生じた場
合は、ルーチンはプロ、り630に進み、m杭的にスイ
ッチの状態を読み込み運転者からの指令を処理する。そ
の後、ブロック600において、゛低電力″の判定を再
開する。ここまでの説明から理解されるように、゛必須
″スイソチレンスタ146、からの入力だけに基づいて
応答動作がなされるものではない。そうではなくて、シ
ステムは、その後の“電源投入°′期同に対応するB側
チャタリング抑圧スイッチにさらに確認をめる。 ″睡眠ゝ′モード期間において多重システム10に必要
な電力は、′i′r&源投入期間におけろ電力の10パ
ーセント未満であるので、平均消費電力は゛°睡眠1期
間を長くするほど少なくなるが、むやみに長くしたので
は必須スイッチからの入力に対する応答が許容限度を越
えてしまう。従って、″゛唾睡眠°時間は250ないし
750m5の範囲が現実的である。まtこパ睡眠゛′期
間における自動車の12Vバツテリーの定常電流は、1
0ミリアンペアが達成されている。 以上、実施例について本発明を説明したが、当業者であ
れば、特許請求の範囲に記載した本発明の精神および範
囲を逸脱する乙となく、種々の変形が可能であることは
明らかである。
22、メモリ25、発信蓋およびカウンタ/タイマーの
回路28、マスター多重コントローラ24およびモニタ
ー多重コントローラ24′の相互接続は、第1図に示さ
れているデータバスおよびアドレスバスの他に、後に詳
細に説明する様々な制御I線によってなされる。 多重バス15に接続され遠隔多重コントローラ14は、
すべて同様の構成であり、0MO8論理素子を用いたL
SIゲートアレイである。各遠隔多重コントローラ14
は、多重コンピュータ12との“知的な”相互通信のた
めの重要な論理能力を備えており、ことては自動車の様
々なスイッチから16種類の入力を受けることができ、
また自動車の様々な負荷デバイスに対し16種類の出力
を与えることができるようになっている。そのようなス
イッチ入力の代表的なものがヘッドライトをオンオフ制
御するためのものであり、また代表的な出力としてはヘ
ッドライトを付けたり消したりするための制御信号があ
る。なお、前記スイッチ入力は多数の様々な負荷や機能
を制御する必要上から生じるものであり、同様に前記出
力信号は多数の様々なタイプの負荷を制御するものであ
る。 各遠隔多重コントローラ14の構成は次の通りである。 各遠隔多重コントローラ14は2つの部分に分かれてお
り、各部分は8本の入力と8本の出力を有し、またそれ
ぞれ異なったアドレスを持つている。さらに詳しく説明
すれば、遠隔多重コントローラ14の一方の側はA側と
呼ばれ、偶数のアドレスを与えられる。遠隔多重コント
ローラ14のの他方の側はB側と呼ばれ、A側アドレス
より1だけ大きな奇数のアドレスを付けられる。自動車
の様々な負荷に対する遠隔多重コントローラ14の出力
は、一般に様々な制御素子すなわちバッファ回路30に
低電圧制御信号を与える。このバッファ回路は、当該制
御(8号に応答して、自動車の12V電源を制御すべき
負荷に接続したり、切り離したりする。 この多重通信システム10においては、第5図の(13
1に示すような通信プロ)・コルを、多重コンピュータ
12と遠隔多重コントローラ】4との間のデータ通信に
使用する。このような通信プロトコルは、通信エラーお
よび/または異常を効率良く検出することにより、通信
システムの保全性を高めることを意図している。このデ
ータプロトコルの詳細については、ウィリアム・フロイ
ドによって1983年9月24日に出願され、本件出願
人に譲渡された米国特許出願第4Ei9,591号“安
全な通信処理のためのプロ)・コル/フーマソトを有す
る自動車多重システム″に述べられている。簡単に説明
すると、多重バス15の多重データ線16上の各通信デ
ータは、7キヤラクタすなわち7バイト(1バイトはそ
れぞれ8ビツト)から成る。最初の1バイトは同期(S
YNC)バイトである。次の3バイトはマスター多重コ
ントローラ24からのコマンドメツセージを構成し、ア
ドレスバイト、コマンドバイトおよびCRCエラー検出
バイトからなる。最後の3バイトは遠隔多重コントロー
ラ14からの回答メノセーノであり、アドレスバイト、
応答バイトおよびCRCエラー検出バイトからなる。本
実施例のシステム10は、それぞれが2つの異なったア
ドレスを持つ遠隔多重コントローラ14を最高28台制
御できるように構成されているが、実際的には、遠隔多
重コントローラ14の台数はこれよりはるかに少ないの
が普通であろう。例えば、第1図に示す実施例において
は、遠隔多重コントローラ14は2台だけである。 第2図、第3図Aおよび第3図Bを参照して説明する。 システムクロック (SYSCLKIは、多重コンピュ
ータ12のマイクロプロセッサ22およびその他の様々
な要素のタイミンーグを制御するもので、普通は2.5
MHzであり、これは一般的な構成のRC発振N28に
より与えられる。 さらに、同様のタイプのRC発振器からなる50KHz
の発振器30が設けられており、この発振器30の出力
信号は多段2進カウンタ32の1段目で1/2に分周さ
れ、25KH7,のクロック信号がつくられ、これは多
重クロック(MUXCLK)として使われる。多重バス
15上の直列多重データは25K)tZの速度でクロッ
キングされるから、1ピントの周期は0.04m5であ
り、8ビツトからなる1バイトの周期は0.32m5と
なる。マイクロプロセンサ22、EPROM27に記憶
されているマイクロプロセッサ22のプログラム、RA
M6に記憶されているデータ、マスター多重コントロー
ラ24およびモニター多重コントローラ24′の相互間
の信号授受は、5YSCLKによって決まる速度で行わ
れる。マイクロプロセッサ22とメモリ26.27との
間の相互通信は、一般的なデコード制御論理34によっ
て制御される。このデコード制御論理34には、第2図
に示すタイマー回路31と電源制御スイッチ回路35に
制御信号を与えるためのタイマーデコード論理も含まれ
ている。なお、タイマー回路31と電源制御スイッチ回
++835については後に詳述する。マイクロプロセッ
サ22は、タイマー31より約20m5間隔で与えられ
るマスク不可能の割り込み(NMIklによって割り込
まれる。 ハードウェアのタイマー回路31には、第3図Bにそれ
ぞれ示すような、8段のl/256分周カウンタ32,
33が含まれている。タイマー回路31からは20m5
間隔てタイミング信号が発生するが、この信号は第2図
に示されているNMI*信号発生用のパルス発生口IJ
836に与えられる。 さらに、自動車のバッテリーケーブルに接続するなどに
よって多重システム10に初期電源投入を行っtコ時に
、一般的な電源投入リセット信号PUR1がブロック3
7として示された通常の回路から発生する。このPUR
,信号はパルス発生回路36にも入力する。 第2図、第3図Aおよび第3図Bから明らかなように、
マイクロプロセッサは8本の双方向データ線D0−D、
を用いて、メモリ26.27、マスター多重コントロー
ラ24およびモニター多重コントローラ24′に対し、
データを並列に入出力するようになっている。またマイ
クロプロセッサ22は、メモリ26.27、マスター多
重コントローラ24、モニター多重コントローラ24′
およびデコード制御論理24にアドレス信号を与えるた
めの16本のアドレス1itAo A+sを有する。 マイクロプロセッサ22と、マスターおよびモニター多
重コントローラ24および24′との間のデータバスは
符号40で示されており、これら各部分の相互間のアド
レスバスは符号42で示され、Ao−A、から成る。マ
イクロプロセッサ22とマスターおよびモニター多重コ
ントローラ24およヒ24’Lc++L、別に5木の信
号wARD*、WR*、l0RQI、Ml、およびI
NT*が設けられている。マイクロプロセッサ22は、
メモリ25または多重コントリーラ24,24’などの
入出力装置からデ〜りを読む必要が生しすこ時にRD*
信号を発行する。多重コントローラ24.24’のうち
、マイクロプロセッサ22によってアドレス指定されt
こ側(よ、多重コントローラ24.24’からデータを
データバス40にゲートきせるためにRD*信号を発行
する。マイクロプロセッサ22によって与えられるWR
*信号は、アドレス指定されたメモリ26.27または
入出力装置である多重コントローラ24.24’に格納
すべき有効なデータが、データバス40に保持されてい
ることを示す。I ORQ*信号は、入出力のリードま
たはライト動作のための有効な入出力アドレスが、アド
レスバス42に乗っている乙とを示す。 割り込みが受け付けられている時には、割り込み応答ベ
クトルをデータバス40に粱せる乙とができることを示
すt二めに、l0RQI信号もM1*信号と一緒に発生
する。M1*信号は、マイクロプロセッサ12の現在の
サイクルが命令実行のOPコード取り出しサイクルであ
る乙とを示す。また前述のように、M]*信号は、割り
込み受け付はサイクルを表示する。] NT*信号は、
マスター多重コントローラ24のように、マスターモー
ドで動作中の多重コントローラから発生する信号の一つ
であり、これは割り込み要求中にマイクロプロセンサ2
2に与えられる。マイクロプロセッサ22は、実行中の
命令が終了しtコ時に割り込み要求を受け付ける。 マイクロプロセッサ22はさらに、MREQ*48号を
発行する。このMREQ*信号は、RAMとEPROM
のデコード回路およびNMI*パルス発生器に与えられ
るものであり、アドレスバスにメモリ読み出し動作また
はメモリ書き込み動作のための有効なアドレスが保持さ
れている時に、ROMまtこはRAMのいずれかを選択
し、またNM■*発生θgよりNMI*入力にパルスを
供給させる。 第3図Bから明らかなように、マスター多重コントロー
ラ24およびモニター多重コントローラ24′は、それ
ぞれのアドレスを設定するため、すなわち布線するため
のアドレス入力1ffiADDCMPI−7を有する。 マスター多重コントローラ24については、ADDCM
PI−7のうちADD C’M P 4は+5v(論理
1)に接続されているが、それ以外は接地(論理0)さ
れている。モニター多重コントローラ24′の場合も同
様であるが、ADDCMP4t[[JOとさfi、AD
DCMP5は論理1とされている。したがって、マスタ
ー多重コントローラ24とモニター多重コントローラ2
4′は、マイクロプロセッサ22との通信の際にそれぞ
れ識別可能である。 マスター多重コントローラ24とモニター多重コントロ
ーラ24′は、それぞれPUR2信号を受けるMR大入
力有する。このMR大入力、後述するようにして得られ
るPUR3信号を受け、各多重コントローラ24.24
’の内部の制御レジスタおよびタイミングのリセット初
期化を行うものである。 ここで、多重システム10の動作プロトコル、特に多重
コンピュータ10と遠隔多重コントローラ14との間の
直列データ多重処理について説明する。ROM27に格
納されているプログラム命令のルーチンに従って、マイ
クロプロセッサ22は各遠隔多重コントローラを走査し
て、いずれの入力スイッチが操作されているか(操作さ
れている場合)をW、認し、次に該当する負荷に対する
必要な出力制御操作を実行する。この制御を実行するた
めに、マイクロプロセッサ22 (普通、アドレスおよ
びデータを並列に入出力する)は、マスター多重コント
ローラ24を用いて、各遠隔多重コントローラ14に対
して発行されたアドレスおよびコマンドを直列データ形
式に変換し、次に遠隔多重コントローラ14により発行
された直列化アドレスおよび応答データを並列形式に再
変換して、並列データバス40によりマイクロプロセッ
サ22に送る。前述しtこように、多重コンピュータ1
2と遠隔多重コントローラ14との間の通常の通信の場
合、第5図の(B)に示すごとく、まず5YNCバイト
が発行され、それに続いてアドレスバイト、コマンドバ
イトおよびエラーチェック (CRCバイト)が、メツ
セージとしてマスター多重コントローラ24から特定の
遠隔多重コントローラ14へ送信される。その後、その
指定されtこ遠隔多重コントローラ14は、多重データ
線16を通じてアドレスバイト、応答バイトおよびエラ
ーチェック(CRC)バイトによって応答する。マスタ
ー多重コントローラ24から送られたアドレスバイトに
は、その遠隔多重コントローラ14内の選択された側半
分のアドレスが含まれている。コマンドバイトは、指定
された遠隔多重コントローラに対し外部スイッチの操作
によって与えられた様々な入力信号を返すように指示し
、および/または、その遠隔多重コントローラの選択さ
れた側半分に接続されている出力負荷装置に対する出力
制御信号を発生するように指示するものである。アドレ
スバイトおよびコマンドバイトを用いて巡回冗長エラー
チェックが行われ、エラーチェックバイトが生成される
。このエラーチェックバイトは、指定された遠隔多重コ
ントローラへ伝送される。応答する遠隔多重コントロー
ラ14は、恐らくマスター多重コントローラ24によっ
て指定されたものであり、その応答データは当該遠隔多
重コントローラのアドレスを示すアドレスバイトから始
まる。このアドレスバイトの後に、当該遠隔多重コント
ローラによる受信コマンドメツセージに対する応答を示
す応答バイトが続く。 通常、応答バイトは、様々な入力スイッチの状態および
出力負荷の駆動状態を示す。ことてスイッチ入力および
/または出力負荷の状態は普通、ラッチされたスイッチ
入力および負荷出力の駆動応答をサンプリングをするこ
とによって判定される。 通常、応答バイトには、当該遠隔多重コントローラがそ
れ自体のマスター多重コントローラ24からの受信メツ
セージに関するエラーチェックを終了し、同メツセージ
のエラーチェックバイトと1゛一致1したか否かも表示
される。最後に、遠隔多重コントローラ14から送られ
たエラーチェックバイトは、回答メツセージ内のアドレ
スバイトおよび応答バイトを用いてCRC技法により計
算される。マスター多重コントローラは、遠隔多重コン
トローラからの回答についてエラーチェックを行う。こ
のような各処理の後に、バス待ち時間の期間が存在する
ことがある。この待ち時間期間においてはオール゛1′
′を送出しながら、マイクロプロセッサ22からの次の
命令を待つ。 ここで、第4図を参照して、マスター多重コント四−ラ
24とモニター多重コントローラ24′についてさらに
説明する。マスター多重コントローラ24とモニター多
重コントローラ24′は同一構成であるから、それぞれ
本発明に従って別々の動作を行うものであるが、第4図
では一方だけを示し説明する。そこで、まずマスター多
重コントローラ24の見地から説明し、次にモニター多
重コントローラ24′の見地から説明する。さらに第1
図においては、バス15、およびそのMUXDATA
(多重データ)綜16とMUXCLK(多重クロック)
線17は、それぞれ両端に矢印が付けられているが、実
線の矢印が現在説明中の構成における信号の流れを示し
、破線の矢印がその逆の構成を示している。 多重コントローラ24.24’に対して電源が初期投入
されると、それらの初期状態はモニターの状態になる。 すなわち、多重コントローラ24.24′は両方とも受
(5モードになり、直列データ線16に5YNCバイト
がないか調べる。多重コントローラ24をマスター状態
に切り換えるには、その8ビツトの制御レジスタ46を
プ四グラムしなければならない。このプログラミング1
ま、マイクロプロセッサ22によって次のように行われ
る。 即ち、マイクロプロセッサ22はアドレスバス42を用
いて多重コントローラ24をアドレス指定し、アドレス
比較論理48において、そのアドレスと入力ADDCM
PI−7に設定された装置アドレスとを比較する。マイ
クロプロセッサより送られたアドレスのA0ピットが1
ならば、CNTLCOMP信号が制御レジスタ46に対
して発行され、その結果、マイクロプロセッサ22がラ
イト動作(WRIを実行している時に、データバス40
から制御データが制御レジスタ46に入る。制御レジス
タ46をマスター多重機能用にプログラミングするには
、制御レジスタのビット4を1にセットして、多重コン
トローラの内部論理をリセットする。これが完了すると
、このビット4は自動的にリセットする。制御レジスタ
46のピント2が1にセットされ、データバス40の次
のバイトがベクトルアドレスレジスタ50に書き込まれ
る。これを完了すると、ビット2は自動的にリセットす
る。多重コントローラをマスターとして動作させるには
、制御レジスタのピント0.1および3を1にセントし
なければならない。特に、ビット0が1の場合、多重コ
ントローラはマスターとなるが、そうでない場合にはモ
ニターとなる。 ビット1が1の状態においては、多重り四ツクMUXC
LKがバス15の線17に送出される。ビット3が1の
場合には、割り込み論理52が動作可能状態になる。ビ
ット5,6および7は使用されないので、任意の状態に
プログラムしてよい。 多重コントローラ24をマスター多重コントローラとし
て動作させるように制御レジスタ46をプログラミング
した後、多重コントローラ24はマイクロプロセッサ2
2により再びアドレス指定され、該当するデータバイト
(アドレスバイト)を多重レジスタ54に書き込む動
作により多重動作が始動される。八〇が論理0のときに
、多重レジスタ54にデータを入力するためのアドレス
比較が論理48において成立し、ライト(WRI動作中
にデータが多重レジメ)54に入力される。そして、ア
ドレスバイトが多重レジスタ54に書き込まれると、マ
スター多重コントローラ24は5YNCキヤラクタすな
わちバイト(00010110)を直列バス16へ送出
し始める。この5YNCバイトは5YNCレジスタ56
から送出される。マスター多重コントローラ24から伝
送される5YNCバイトとそれに続くデータバイトとの
同期化は、一般的な同期回路58によって行われる。こ
の同期回路58は、カウンタ論理60から同期制御信号
5YNCを与えられる。このカウンタ論理60は、25
KHz<1)MUXCLKに応答して、5YNC信号の
位相を調整する。データ綜16への5YNCバイトの伝
送を終了すると、レジスタ54に格納されているアドレ
スバイトがレジスタ62によって並列直列変換されて、
同期回路58を介し5YNCバイトに続けて直列バスに
自動的に送出されろ。その後、割り込み(g号INT*
が発生ずる。 この割り込み信号I NT*は、マイクロプロセッサ2
2に対して現在の処理を中止し、多重コントローラ24
のサービスを行うように要求する。 カウンタ論理60からT I NTRQ信号が出て割り
込み判定論理64に印加され、さらに、そこから割り込
み要求信号として割り込みレジスタ論理50に与えられ
、信号I NT*としてマイクロプロセッサ22へ伝達
される。マスター多重コントローラ24によって割り込
みが要求された後の成る時点で、マイクロプロセッサ2
2は“割り込み応答” (Ml*およびl0R(1)を
送出する。 この期間に、マスター多重コントローラ24の割り込み
レジスタ論理52は、割り込み要求中の優先順位が最高
の装置を決定する。ここで決定される装置とは簡単に言
えば、割り込みイネーブル入力IEIが論理1で、割り
込みイネーブル出力rEOが論理0となっている装置で
ある。第3図Bから明らかなように、マスター多重コン
トローラ24のIEI入力は+5vに接続され、またI
EO出力はモニター多重コントローラ24′のIEI入
力と接続されている。割り込みレジスタ論理52は、I
E+入力が論理1の時には、他の優先順位の高い装置は
マイクロプロセッサ22の割り込み処理ルーチンによる
サービス中ではないと判断するように構成されている。 また、割り込みレジスタ論理52から出るIEO信号が
論理1になるは、多重コントローラのIEI入力が論理
1で、かつマイクロプロセッサ22がその多重コントロ
ーラからの割り込みを処理していない場合だけである。 従って、マイクロプロセッサ22がその多重コントロー
ラからの割り込みを処理している時には、その多重コン
トローラのIEO信号は論理0であるので、それにつな
がっている他の多重コントローラのIE+入力は論理0
にされ、かくして後者の多重コントローラの割り込み処
理の優先順位が下げられる。このような割り込み順位の
ディジーヂエーンを安定化させるために、M】*がアク
ティブ(0)の時には、多重コントローラの割り込み要
求ステータスの変化が抑止される。最高順位の多重コン
トローラは、゛割り込み応答°゛ノ期間、割す込みベク
トルアドレスレジスタ50の内容をデータバス40に乗
せる。マスター多重コントローラは、その割り込みが受
け付けられると゛1サービス中゛′の状態になる。この
多重コーントローラのIEOは、割り込みリターン命令
(RET I =EDh4 Dh)が実行されるまでL
OW状態を保ち、一方この多重コントローラのIEIは
論理1である。割り込み要求が受け付けられない場合、
多重コントローラ24がOPコード″ED、′をデコー
ドしてから、M1*の1ナイクル期間IEOはHIGH
にされる。このような動作により、2バイトのRETI
命令が適当な多重コントローラによって確実にデコード
されるようになる。 マイクロプロセッサ22は割り込みを受けた時に、1バ
イト時間(0,32m5)でコマンドバイトを多重レジ
スタ54に書き込む。もし、多重レジスタ54にデータ
が書き込まれる前にこの時間が経過してしまった場合は
、直列バス16上のアドレスバイトに続くデータは無効
となる。アドレスバイトの場合と同様に、レジスタ54
からコマンドバイトが並置/直並変換レジスタ62を経
由し、データ多重化同期回路58、CRCデータ多重ゲ
ート66および送信回路68を通って直列データ線16
へ出力される。 レジスタ62から直列のアドレスバイトおよびコマンド
データバイトが直列データ線16に読み出されている間
に、それらのバイトは5DATA#2線を通じて排他的
論理和ゲート70にも送られる。この排他的論理和ゲー
ト70の出力は、CRC計算レジスタ72の1つの入力
段に接続されている。この排他的論理和ゲート70は、
CRC計算レジスタ72の一灘択された1つの出力を他
方の入力に与えらr、前述の米国特許出願(出願番号第
469,591号)に述べられているところに従いCR
C計算機能を遂行する。コマンドバイトの伝送直後に、
CRC計算レジスタ72にCRCバイトがすでに生成さ
れており、このCP−CバイトはCRCデータ多重ゲー
ト66を通じて直列に読み出される。この時には、CR
Cデータ多重ゲート66は、カウンタ論理60からのC
RCワード選択信号CWSによってイネーブルされてい
る。 上記送信モードを完了すると、マスター多重コントロー
ラ24は直ちに受信モードに自動的に切り替わる。この
受信モードにおいては、RemuX(遠隔多重コントロ
ーラ)アドレスバイトが最初のキャラクタとして受信さ
れ、その後に割り込みが起こって、そのバイトの読取時
刻である旨がマイクロプロセッサに通知される。そうす
るとマイクロプロセッサは、0.32m5の時間でその
アドレスバイトを読み込む。その後、゛このアドレスバ
イトは無効となる。マスター多重コントローラ24によ
り1a16から受信されたデータは、まず受信バッファ
回路74に入り、次に論理ゲート回路76を通して直列
並列レジスタ62に送られる。論理ゲート回l876に
入力される送信/受信制御信号T L RE CN 、
T Lは、受信データRDATAが並置/直並変換レジ
スタ62に送られるようにし、またこのデータが排他的
論理和ゲート70の1つの入力に送られ、受信モード期
間にCRCバイト計算に使用されるように制御するもの
である。 受信モードにおいては、2番目のバイトはRemux(
遠隔多重コントローラ)応答バイトであり、これは遠隔
アドレスバイトと同一の手順で受信される。この場合も
割り込みが生じ、マイクロプロセッサ22に有効なデー
タを読み取り得ることを知らせる。マスター多重コント
ローラ24によって最後に受信されるバイトは、遠隔多
重コントローラのCRCバイトである。このCRCバイ
トは、受信モード期間の受信データストリームからCR
C計算レジスタ72によって生成されたバイトと比較さ
れる。この2つのCRCバイトが−致する場合には、マ
スター多重コントローラのステータスレジスタ78のビ
ット0は0となる。一方、2つのCRCバイトが一致し
ない場合は、ステータスレンスタフ8のビットOは1と
なる。また、割り込みが再び発生し、ステータスレジス
タの読み取りをマイクロプロセッサ22に指示する。 ステータスレジスタ78の読み込みがなされると、この
ステータスレンスタフ8はリセットされる。 ステータスレジスタ78のビット0の状態は遠隔多重コ
ントローラからのCRCが正しいか誤っているかを示す
が、さらにビット1の状態は送信モードと受信モードの
何れの動作であるかを示し、ビット2の状態は後述のよ
うにモニターモードで動作している場合におけるCRC
比較の成否を示す。ビット3の状態は、後述のモニター
モードで動作中に、マスター多重コントローラと遠隔多
重コントローラのアドレスが一致するか否かを示す。 ビット4の状態は、通信が終了しtコか否かの識別に用
いられる。 ステータスレジスタ78が読みとられてリセットされる
と、マスター多重コントローラ24は再び送信モードに
切り替わり、1″のビット列を直列バス]6に送出しな
がら、次の通信を開始させるためのマイクロプロセッサ
22からのイシ号WR*を待つ。 第5図の(A)から(I−)のタイミング図を参照し、
前述の動作のタイミングと、マスター多重コントローラ
24によって実行される1回の通信の各部分とを関連に
ついて説明する。第5図の(K)かられかるように、送
信モード期間においては割り込みは1回しか発生しない
が、受信モードにおいては3回の割り込みが発生する。 また第5図の([i、)に示すように、並列データを並
直直並変換レジスタ62にロードするための制御信号D
LOADは、送信モード期間においてはアドレスバイト
、コマンドバイトおよびCRCバイトのそれぞれの始め
に発生するのに対し、受信モード期間においては直列デ
ータから並列データに変換するためにアドレスバイト、
応答バイトおよびCRCバイトの終わりに発生する。マ
スター多重コントローラ24によって受信されたCRC
バイトの正誤判定は、通信の最後のCRCバイトの終わ
りで信号CRCOK? (第5図の(■))によってな
される。マスターアドレス/受信アドレスの比較信号M
/RCOMP?は、受信モード期間に遠隔多重コントロ
ーラのアドレスを受信し終わっtこ時点で発生する。し
かし、乙の機能は、後述するようにモニター多重コント
ローラ24′しか遂行しない。 さて、モニターモードの多重コントローラの動作、すな
わちモニター多重コントローラ24′の動作について説
明する。乙のモニターモードになるのは、電源投入によ
り初期化される時、まtこは制御レジスタ46のビット
0,3に0を書き込んだ場合の何れかである。モニター
モードおいては、多重コントローラは受信機としてt!
け働き、マイクロプロセッサ22に対する割り込みは全
く発生しない。また、信号I NT*はトライステート
になる。ある多重コントローラがモニター多重コントロ
ーラ24′として確定した後、制御レジスタ46のビッ
ト0の出力線(バス受信制御)BUSLCNTLは、マ
スター/モニター選択回路80を制御用即ちゲート用信
号MONLYを発生させるように制御する。乙の信号M
ONLYは、多重コントローラをマスター多重コントロ
ーラとして動作させるときには1となり、モニター多重
コントローラとして動作させろ時にはOとなる。MON
LY信号は、多重コントローラがマスターとモニターの
何れに割り付けられるかによって動作モードが異なるマ
スター/モニター多重回路部分に与えられる。多重コン
トローラがモニター多重コントローラ24′として荊り
付けられた時には、その多重コントローラは受信機とし
てt!け動作するので、゛5YNCサーチ′°状態とな
り、直列データ線16のパ下流′″端で5YNCバイト
の受信を待機する。5YNCバイトが受信されると、そ
れは5YNC検出論理63によって認識され、モニター
多重コントローラは初期化され、直列バスより後続の3
バイトを受け付は可能になる。5YNCバイトの後で最
初に受信されるバイトは、マスター多重コントローラに
より退化されたRamUXアドレスである。このアドレ
スバイトは、後に、応答する遠隔多重コントローラ14
より送られるアドレスバイトと比較するため、データバ
ッファである多重データレレスタ54に格煽される。 また、このアドレスバイトは、論理ゲート回路76およ
び排他的論理和ゲート70を介して、CRC計算レジス
タ72へ送られる。次に受信するバイトは、マスター多
重コントローラ24からのコマンドバイトであり、これ
は論理ゲート回路76および排他的論理和ゲート70を
介し、モニター多重コントローラのCRCバイトの値を
決定するためにCRCH算しンスタ72に入力される。 3番目に受信されるバイトは、マスター側のCRCバイ
トである。このCRCバイトも、論理ゲート回路76お
よび排他的論理和ゲート70を介してCRC計算レジス
タ72へ送られ、前記CRCバイトと一致するか否か判
定される。CRCバイトが一致する場合は、ステータス
レジスタ78のビット2はOにセットされ、一致しない
場合はステータスレジスタ78のビット2に1がセット
される。このような動作を終わると、CRC計算レジス
タ72は自動的にクリアされる。 モニター多重コントローラ24′によって4番目に受信
されるバイトは、応答中の遠隔多重コントローラ14よ
り送られたアドレスバイトである。 このアドレスバイトは、マスター多重コントローラ24
から前に送られて現在多重データレジスタ54に格納さ
れているアドレスバイトと比較される。この2つのアド
レスバイトの比較はアドレス比較論理84によって行わ
れるが、乙のアドレス比較論理84は、多重コントロー
ラがモニター多重コントローラ24′として動作してい
る場合に限り活動状態となるものである。この2つのア
ドレスバイトが一致する場合は、ステータスレジスタ7
8のビット3は0にセットされる。−散しない場合はス
テータスレレジスタ78のビット3に1がセットされる
。モニター多重コントローラ24′によって4番口に受
信されたバイトは、論理ゲート回路76および排他的論
理和ゲート70を通じてCRC計算計算メンスタフ2力
され、CRCバイトの決定に用いられる。モニター多重
コントローラ24によって5番目に受信されるバイトは
、応答中の遠隔多重コントローラ14により発行された
応答バイトである。乙の応答バイトは、CRCエターバ
イトの決定のために、論理ゲート回路76および排他的
論理和ゲート70を通じてCRC計算レジスタ72に入
力される。 モニター多重コントローラ24′が5番目に受信するバ
イトは、応答中の遠隔多重コントローラ14より送られ
たCRCバイトである。このCRCバイトは論理ゲート
回路76および排他的論理和ゲート70を通過し、CR
C計算レジスタ72に格納されているCRCバイトと比
較される。遠隔多重コントローラから伝送されたCRC
バイトが、モニター多重コントローラ24′の内部で計
算されたCRCバイトと一致する場合は、0がステータ
スレジスタ78のビット0にセットされるが、不一致の
場合は、ステータスレジスタのビット0に1がセットさ
れる。このような処理が完了すると、再びSY’NCサ
ーチモードとなり、新たな動作を開始可能となる。 モニター多重コントローラ24′は、マイクロプロセッ
サ22に対して割り込みを発生することはできないが、
その代わりマイクロプロセッサは各処理の後で、モニタ
ー多重コントローラ24′に照会し、モニター多重コン
トローラによって行われたアドレスチェックおよびCR
Cチェックの結果が、マスター多重コントローラ24と
遠隔多重コントローラ14との間の伝送が正しく行われ
たことを示しているか否かを確認する。これらのチェッ
クの一方または両方がエラーを示している場合は、マイ
クロプロセッサ22は様々な修正処理を実行することが
できる。 多重コンピュータ12による多重システム10の集中制
御を詳しく説明する前に、1つの遠隔多重コントローラ
」4を代表として取り上げ、その回路について第1図お
よび第6図を参照し幾分詳しく説明する。まず第6図を
参照して説明する。 この図には、代表として選んt!1つの遠隔多重コント
ローラ14が機能ブロック図として示されている。遠隔
多重コントローラは、ここで説明する必須機能を果すよ
うに構成したLSIゲートアレイ論理である。各遠隔多
重コントローラ14は、並列゛′T“接続を介して多重
バスループ1504本の線16−19のそれぞれと接続
される。→−5V線および接地線も当然設けられている
が、図示されていない。遠隔多重コントローラ14を多
重データ線と接続する双方向データ線は符号16′によ
って示されており、遠隔多重コントローラをMUXCL
K線】7と接続する綿は符号】7′で示されている。線
17′に;よMtJXCLKのバッファリング用回路1
20が設けられている。同様に916’には、受信バッ
ファ回路121および送信バッファ回路122が互いに
逆向きに接続されている。綜】6′の入力データおよび
綜17′のMUXCLKは、それぞれ8ビツトの直航/
並直変換シフトレジスタ125に入力される。このシフ
トレジスタ125は、制御信号CRTLに応じて、デー
タを一方の形式から他方の形式に変換するためのもので
ある。第6図において用いられている制御信号CRTL
は、制御論理128によって与えられるものであり、様
々な制御機能を有する。以下、その各種制御機能につい
て説明する。 多重バス15に接続された各遠隔多重コントローラ14
は、マスター多重コントローラ24からの5YNCバイ
トの受信を待つ。この5YNCバイトは、その後に特定
の遠隔多重コントローラ14に宛てた、またはそうでな
い通信が続く事を示す合図として扱われる。5YNCバ
イトは多重データ線16′により受信され、レジスタ1
25に入ってバス130を介し並列に制御論理128に
入力する。この制御論理128は、5YNCバイトのパ
ターンを認識すると制御信号を発生する。その結果、各
遠隔多重コントローラ14は同期がとられ、マスター多
重コントローラ24からの通信データの次のバイトを受
信する。このバイトは、特定の遠隔多重コントローラ1
4のアドレスを含むアドレスバイトである。 各遠隔多重コントローラ14は、予め割り当てられtこ
別々のアドレスをアドレスラッチ回路132に格納して
いる。このアドレスラッチ回ll11132と、そこに
アドレスを予めプ四グラムすることに関しては後に詳し
く説明する。直列データ@16′を通じて受信されtこ
アドレスバイトは、制御論理128.により、予めアド
レスラッチ回#5132に格納されているRemuxア
ドレスと比較される。このアドレスが一致するのは、遠
隔多重コントローラー4の中のただ1つについてだけで
あり、従って、それ以外の遠隔多重コントローラは当該
通信のこの時点以降に関しては実質的に関与しなくなる
。しかし、実際にアドレス指定された遠隔多重コントロ
ーラー4については、双方向データ伝送が継続する。 伽 マスター多重コントローラ24からのアドレスバイトの
受信期間に、マスター多重コントローラ24およびモニ
ター多重コントローラ24′の場合に説明した手順によ
り、アドレスバイトはCRCデータ多重回rI!113
4および排他的論理和ゲート136を介してCRC@1
算検査回路138に入力される。ある遠隔多重コントロ
ーラ14が指定中の特定の遠隔多重コントローラである
と判定されると、次の入カバイト即ちコマンドバイトも
、CRCデータ多重回路134および排他的論理和ゲー
ト136を通じてCRC計算検査回路138に入力され
る。直航/並直変換シフトレジスタ125は、コマンド
バイトの8ビツトをA側またはB @ f) 5 ッチ
出力回f$140Aまr二は140Bに入力し、付加的
なデコードの後にランチさせる。 またコマンドバイトは、一定の幾つかの制御動作、例え
ばA側またはB側スイッチの読み取り、必須スイッチの
読み取り、診断バイトの読み取りを行うために、バス1
34を介して制御論理128に入力されろ。前に述べた
ように、各遠隔多重コントローラ14は2つの部分、即
ちA側とB側に分けられている。特定の遠隔多重コント
ローラ14は、それ以外の遠隔多重コントローラ14に
対し固有な一つのアドレスを持っているが、特定の遠隔
多重コントローラのA側とB側の識別はアドレスの最下
位ビットが偶数であるか奇数であるかによって為される
。最下位ピントが偶数ならばある遠隔多重コントローラ
14のA側を指定しており、最下位ビットが奇数ならば
その遠隔多重コントローラのB側を指定している。制御
論理128の内部論理で最下位ビットの奇偶判定を行う
ことができるので、アドレスランチ回路132はアドレ
スの最下位ピントを除く7ピノトを出力ずろだけでよい
。アドレスバイトとコマンドバイトが遠隔多垂コントロ
ーラ14によって受信された時には、CRC計算検査回
+l’75138にCRCのtJ算値がめられている。 次に受信されるバイトは、マスター多重コントローラ2
4より送信されたGRCバイトであり、これはCRCデ
ータ多重回!18134および排他的論理和ゲート13
6を介してCRC計算検査回路138に入力され、2つ
のCRCバイトの一致判定が行われる。この2つのCR
Cバイトが一致しない場合は、既に受信されているコマ
ンドバイトは実行されない。しかし、CRCが一致した
場合は、以下のコマンドの中の1つが実行される。 (IIA(IIUのチャタリング抑圧後のすべてのスイ
ッチ入力を送信する。 (2)B側のチャタリング抑圧後のすべてのスイッチ入
力を送信する。 (3)偶数アドレス用の診断バイトを送信する。 (4)奇数アドレス用の診断バイトを送信する。 (5)B側のチャタリング抑圧がなされていないスイッ
チ入力を送信する。 (6)A側またはB側の特定の出力線に1を出力する。 (7)A側またはB側の特定の出力線に0を出力する。 (8)入側またはB側の8本の出力線すへての1に出力
する。 (9)A側またはB側のすべての出力線に0を出力する
。 コレラのコマンドを実行するには、直列のコマンドバイ
トを並列データに変換してバス130を介し制御論理1
28に入力することにより、A側またはB側のラッチ出
力をある特定の状態に設定する必要がある。すなわち、
ゲート回IIj1142が、A側のチャタリング抑圧ス
イッチレジスタ回路144A、B側のチャタリング抑圧
スイッチレジスタ回路144B、または必須スイッチレ
ジスタ回路146の何れかから与えられる入力スイッチ
状態を、並列バス148を介して並置/直並変換シフト
レジスタ125へ伝達できるような状態に、A側または
B側のラッチ出力回路を設定する必要がある。さらに、
制御論理128の制御信号CTRLは、シフトレジスタ
125を特定の診断バイトを送出するような状態に制御
することもある。 マスター多重コントローラ24と遠隔多重コントローラ
14との間のハンドシェイク処理の応答部分は、応答中
の特定の遠隔多重コントローラ14、さらにそのA側ま
kはB側を識別するアドレスバイトから始まる。乙のア
ドレスはアドレスラッチ回路132および制御論理12
8から得られ、これはシフトレジスタ125に並列にロ
ードされ、直列線150にシリアルにシフトアウトされ
、送信バッファ回路122を介して多重データ線6′へ
送出される。このように遠隔多重フントローラのアドレ
スを返送する期間に、このアドレスは前述のような手順
でCRCデータ多重回路134および排他的論理和ゲー
ト136を介してCRCε1算検査回路138にも入力
される。遠隔多重コントローラ14により次に送信され
る応答バイトは、既に受信されたコマンドバイトに対し
て遠隔多重コントローラによりなされた応答を示すよう
に様々にコード化される。例えば、A側またはB側のチ
ャタリング抑圧スイッチ入力(144Aまたは144B
l 、もしくは必須スイッチレジスタ回路146から与
えられる非チャタリング抑圧B側スイッチ入力の何れか
が要求された場合には、Bビットの応答バイトの各ビッ
トが8つの入力スイッチの対応する1つの入力状態を示
している。その他の前述の各コマンドに対する応答は、
それぞれ指令された出力動作がなされた旨の肯定応答を
示すように符号化された固有の8ビツトのバイトである
。後者に関しては、出力ラッチが監視されて、それらが
指令されtこ状態に設定済みである乙とが判定され、そ
して了解を示すコードが作成されて送信される。アドレ
スバイトの場合と同様ように、応答バイトはシフトレン
スタ125で作られ、線150に直列にソフトアウトさ
れ、 i51 ] 6に送り出される。同様に、応答バ
イトはCRC計算検査回路138に入力され、回答CR
Cバイ)・が決定される。このCRCバイトが組立てら
れると、乙のCRCバイトはバス152、ゲート回路]
22およびバス148を介して並列にンフトレノスタ1
25に入力され、線150を介して多重データ1a16
’へ直列伝送される。遠隔多重コントローラ14からの
CRCバイト伝送が終了すると、その通信は完了し、そ
の遠隔多重コントローラは、マスター多重コントローラ
24からの次の5YNCバイト、および特に当該遠隔多
重コントローラのアドレスの受信を待つ状態に戻る。言
うまでもなく、遠隔多重コントローラには、電源投入の
度に内部回路をリセットするための電源投入リセント回
#(図示せず)が設けられている。 遠隔多重コントローラ14へのスイッチ入力信号の供給
に関して、本発明の一態様を第6図、第7図および第8
図において説明する。第6図かられかるように、線17
′にて受イπされるMUXCLKは分周器137によっ
て1/128分周された後、内部線17″を介して、A
側のチャタリング抑圧スイッチレジスタ回路144Aお
よびB側のチャタリング抑圧スイッチレジスタ回路14
4Bへ与えられる。このレジスタ回1111144A、
144Bはそれぞれ、同期クロッキングされるチャタリ
ング抑圧回路を8個有する。このチャタリング抑圧回路
は、単投スイッチから入力を受けて、遠隔多重コントロ
ーラの応答バイト期間における伝送に関係する他の回路
ヘチャタリング抑圧信号を供給するものである。また第
7図には、必須スイッチレジスタ回lR11146に含
まれている必須スイッチ入力146Iの1つが示されて
いる。、JlおよびB側のチャタリング抑圧スイッチレ
ジスタ回路144A、144Bの各チャタリング抑圧回
路(よ、それぞれ符号144A、、144B、て示され
ている。B側スイッチのそれぞれに関係するチャタリン
グ抑圧口9144 B、は、A側スイッチのチャタリン
グ抑圧口I!8144A、と同一であるので、A側スイ
ッチ用のチャタリング抑圧回路144八、についてt!
け詳しく説明する。単投スイッチを用いてディレタル論
理系、特に同期クロッキングされる論理系に制御信号を
入力する場合、1回のスイッチ操作によってスイッチが
多数回開閉し、それにより指示が不正確にならないよう
にするtこめに、スイッチ操作によって得られる信号に
゛チャタリング抑圧°′を施すと効果的である。図示の
実施例においては、入カスイソチ160の多くは単極単
投の瞬時接触型であるから、スイッチのヂャタリング問
題は重要である。したがって、このチャタリング抑圧回
路144A、は、単極または複数極の単投スイッチの操
作を検出して、遠隔多重コノトローラ14の内部回路ま
たはそのたの同様回路で使用するための、ノイズのない
チャタリング抑圧された同期化信号を供給する用途に特
に好適である。 単投スイッチ160の一方の端子161は接地され、他
方の端子は入カパッファ163を通じて排他的論理和ゲ
ート164の一方の入力に結合されている。+5vが抵
抗器166を介して入力端子162に印加され、スイッ
チ160は常開状態中は、その入力側を論理1に保持さ
れる。たt!シ、チャタリング抑圧回路144A、は、
常閉の単投スイッチに対しても同様に適する乙とは明ら
かである。排他的論理和ゲート164の他方の入力には
、D−フリップフロップなどのラッチ170のQ出力が
線168を介して結合される。排他的論理和ゲート]6
4の出力は、線171を介してNANDゲート172と
ANDゲート174のそれぞれの入力に結合される。遠
隔多重コントローラ14の他の内部回路と同期をとるた
めに、線17’ を通じて遠隔多重コントローラに印加
されるMUXCLK信号は制御論理128によって処理
され、A個入力の照会中に180”位相が異なるA C
LK信号とACLK*信号が作られ、またB個入力の照
会中に互いに180’位相が異なるBCLKとBCLK
*の各信号がつくられる。BCLK信号は線175を介
してNANDゲート172のもう一つの入力に印加され
る。NANDゲート172の3つ目の入力には、締17
6を介してラッチ178のQ出力が供給される。AND
ゲー□ト174の他方の入力は、D−フリップフロ・之
プなどのラッチ178のQ*比出力線179を介して供
給される。ANDゲート174の出力は、線180を介
してランチ178のD入力に結合される。ACLK*信
号は線181を介してラッチ178のCLK入力に与え
られる。NANDゲ〜ト172の出力は線184を介し
てラッチ170のCL K入力に与えられ、このラッチ
のQ*比出力@185を介してそれ自体のD入力に結合
される。最後に、随時発生するプリセット信号が、線]
86を介してランチ170,178の非同期クリア(A
C)入力に印加し得ろようになっている。 次にチャタリング抑圧回路144A、の動作を説明する
が、その際、回路内の幾つかの点における信号波形を示
した第8図のタイミング図を主として参照する。第8図
の各タイミング波形は、第7図における対応する信号線
などの符号によって示されている。端子162に現れる
スイッチ160からの入力は、スイッチが駆動されるま
で通常HIGHとなるように表されており、スイッチ操
作と同時にこの入力はLOWとなる。しかし、スイッチ
のチャタリング(跳m)により、T、の間、何回か交互
にHIGHおよびLOWの論理状態となる。この入力信
号162は排他的論理和ゲルト164に印加されるが、
それにより得られるチャタリング抑圧出力信号168も
排他的論理和ゲート164に入力される。これら2つの
信号が等しい間、すなわち両方が1または0の間は、排
他的論理和ゲート164の出力171は論理0となり、
ラッチ178,170は変化しない。排他的論理和ゲー
ト164に入力される2つの信号が相違すると、その出
力171は論理1となる。その場合、排他的論理和ゲー
ト】64の入力信号が相違する期間が、回路の捕獲時間
窓T、&+T、を越えるならば、ラッチ17ff 17
0の状態が変化する。ここで、T、&lよりCLK信号
の立ち下がり間隔である。またT、は、スイッチ操作に
よりスイッチ入力信号162が最初に立ち下がった時点
からACLK信号が次に立ち下がる時点(またはACL
)1信号が立ち上がる時点)までの時間である。ACL
K信号は、前に言及したようにチャタリング抑圧回路用
のクロックであって、MUXCLKから作られる。この
ACLK信号の立ち下がりtよ、入力データの遷移が要
求されるMUXCLKのエンジと時間的に一致している
。スイッチ160を操作するとスイッチ入力信号162
変化するが、その変化はACLKとは非同期に起こる。 乙の入力の非同期時間をToで表す。これは0かまたは
それより大きいが、Toと等しいかまたは小さい。 排他的論理和ゲート164の出力に現れる信号171が
、スイッチ操作後の次のACLK周期の間、論理1状態
であると、ラッチ170のQの出力189は、そのCL
K入力に現れるクロック信号184により状態を反転す
る。その結果、ラッチ170のQ出力168τよスイッ
チ入力(震号162と同じ論理状態であるので、排他的
論理和ゲート164の出力171は再び0になる。何れ
にしてもラッチ178は、スイッチ操作後の2つ目のA
CLK*パルスでクロッキングされる時に、Q出力17
6を0に反転し、ANDゲート174と関連してスイッ
チ入力信号162の次の変化を検出することになる。普
通、当該法の変化;よ、スイッチが開いて信号162が
論理1に戻ることである。しかし、その変化が起きるま
での間隔は一般に、スイッチの構造およびその操作時間
に依存する。例えば、図ではスイッチ入力の波形162
はA CL、にの2,3周期後にスイッチが開くように
描かれているが、そのスイッチが瞬時接触タイプで使用
者がスイッチを押し続けtこ場合には、スイッチ入力信
号が11帰するまでの間隔はさらに長くなる。また、さ
らに指でスイッチを押すのを辞めても、スイッチは操作
状態のままになる場合がある。この場合には、上記操作
間隔はスイッチを手動で開くまで続くことになろう。 以上の説明から明らかなように、捕獲時間T。 +T、を越えないスィッチ入力4N升162の状態変化
が、チャタリングなどによって生じても、ラッチ170
の出力の168は反転しない。したがって、遠隔多重コ
ントローラ】4の他の回路に、誤った入力信号が入力す
ることがなくなる。このようになるのは、状態変化を起
こすスイッチ操作の後の2つ目のA CL Kパルスが
生ずる前に、排他的論理和ゲート164の出力信号17
1が論理0状態に復帰するからである。 このように、チャタリング抑圧回路144A1の出力1
68はノイズのないチャクリングが抑圧されtこ入力信
号であり、ANDゲート190などの論理に与え、A個
人カスイノチの照会中に供給されるゲート信号192に
よって、遠隔多重コントローラ14の他の関連部分へA
NDゲート190を通じ送ることができる。前に述べた
ように、B側の各スイッチ入力に対するチャタリング抑
圧回路144B+も、以上説明した所と同様である。 以下に、本発明のもう1つの特徴を詳細に説明する。入
力スイッチの幾つかは、所謂゛′必須”機能に関係する
。このような必須機能の例としては前照灯および尾灯な
どの外部照明、警告灯、キーレス乗車システムなどがあ
る。多重システム10の様々な部分が、後述する本発明
の実施態様にょる“l睡眠”モードにされる場合がある
ので、チャタリング抑圧回路144A、、 144B、
r!けを用いるチャタリング抑圧動作と入力信号のラッ
チ動作のために必要なACLK、BCLKなどのクロν
り信号を、供給することができない場合がありうる。従
って、゛必須“入力スイッチは、第6図に示す必須スイ
ッチレジスタ回路146にも入力できるようになってい
る。この必須スイッチレジスタ回路の1つが第7図に符
号146重として詳しく示されている。説明の便宜上、
本システムのすべての必須スイッチがB側大刀に関連し
ているとする。従って、第7図のあるB個人カスイッチ
からのスイッチ人カイg号162は、線194を介して
1つの必須スイッチレジスタ146Iに伝達される。す
なわち、一般的なラッチ回路を構成するように交差結合
された一対のNANDゲート195.196の一方の入
力に与えられる。このレジスタ1461の他方の入力は
、リセット信号R8TESW*であり、これはこのレジ
スタを照会後にリセットするために綜197を介して与
えられる。必須スイッチレジスタ回路146.の出力信
号はリード線198に現れ、スイッチ操作に従って保持
され照会されるのを待つ。 本発明のもう1つの特徴は、集積ディジタル素子を自動
的に自己アドレッシングするtこめの技術および回路を
備えていることである。さらに詳細には、この自己アド
レッシング回路は、入出力に利用可能なパッケージ・ピ
ンが重要な関心事となる大規模!W回路に特に好適であ
る。現在説明している多重方式10の例においては、各
遠隔多重コントローラ14を構成するLSIゲートアレ
イについて、そのような状況が存在する。したがって本
発明にあっては、A側うッチ出力140Aの出力に用い
られるのと同じ入出力ボートを利用して、遠隔多重コン
トローラ14の1ドレスラッチ回路132に(第6図)
にアドレスを設定するようにしている。図においては、
ラッチ132にアドレスは7ビツトしか入力されず、一
方、ラッチ出力口@14OAの出力用にはビンが8本設
けられているが、このビンの全数すなわち8本を、この
出力回路およびアドレス入力回路で利用できること1よ
当然である。第9図に1よ、例えば遠隔多重コントロー
ラ14としての集積回路素子に実際に設けられている信
号ピンにおいて、デジタル制御出力および様々のアドレ
ス入力を時分割するための回路が一般化されて示されて
いる。N本の入出力ピン200が、データの時分割出力
およびアドレスの時分割入力に利用されると仮定する。 この場合、以下に述べるアドレス共通バスとして、もう
1本の入出力ピン201を用意する必要がある。 抵抗留202およびコンデンサ204から成る一般的な
外部電源投入リセット回路は、電源投入リセット信号F
ORを発生する。この電源投入リセット<g号poRは
、遠隔多重コントローラ14に対する一般的な入力信号
であり、そのtコめに一般に設けられているピン206
を介して入力され、インバータ208によって整形反転
された後、すセット信号210として遠隔多重コントロ
ーラ14としての集積回路内の他の様々な部分へ送られ
る。また信号210はトライステート素子212のイネ
ーブルゲート入力に印加される。このトライステート素
子212の入力は接地点(論理0)に接続され、出力は
線214を介してアドレス共通入出力ピン201に接続
される。リセット信号2】0の反転信号は、インバータ
218の出力線216に得られる。 A([1ラッチ出力回路140Aは8個のラッチ220
から成り、またアドレスランチ回路132は7個のアド
レスラッチ222から成る。従って、第9図においては
、入側出力用の各D−フリンプフロップ・ラッチ230
は、各D−ブリップフロップ・アドレスビット・ラッチ
232とグループにして、破線のブロック220,22
2で囲んで示している。この各機能ブロック220,2
22には、トライステートの反転送信出力回路240、
および一般的構成の非トライステート反転受信入力回路
242から成る送受信器が設けられている。 出力ラッチ230のQ*出力は反転送信出力回路240
に入力され、同回路240の出力は対応する1つの入出
力ピン200に送られて対応するリードを通し対応する
外部の負荷回路(図示せず)\送られる。同様に、反転
受信入力回路242の入力は同じ入出力ピン200に接
続され、その反転出力はアドレスラッチ232のD入力
に接続される6線216に現れるRESET*信号は、
各出力ラッチ230の電源投入リセット(PR5T)入
力に与えられ、また各アドレスビット・ラッチ232の
クロック(CK)入力に与えられる。線216上のRE
SET才信号は、各トライステート素子240 (反転
送信出力回路)のイネーブルゲートにも入力される。各
出力ラッチ230のD入力には、遠隔多重コントローラ
14の内部論理より、各リード250を介してゲート信
号が供給される。各ラッチ230のクロック入力CKに
は、遠隔多重コントローラ14の内部回路より、クロッ
ク綜252を介してクロック信号が供給される。 最後に、遠隔多重コントローラとしてのIA積回路のラ
ッチ232に設定格納すべき特定のアドレスに従って、
予め選定された数のダイオード260が予め選定された
入出力ピン200(j:だし、必ずしも全部ではない)
に接続されている。さらに説明すれば、各ダイ4−ドは
アドレス割り付けを設定するために用いられるものであ
るが、そのアノードは対応する1つの入出力ピン200
に接続され、またカソードは共通線262に接続される
。この共通線262は、アドレス共通ピン201から出
て、アドレス設定用の他の各ダイ項一ドのカソードにつ
ながる。独立した各抵抗器264の一端が対応する1つ
の出力ピン200に接続され、他端が+5ボルト(論理
1)に接続され、入出力ピン200を通常、論理1の電
圧レベルに保持するようになっている。この論理1電圧
は、選択されたアドレス設定用ダイオード260の1ノ
ードにも印加される。 以上、同一の入出力ピン200を用い、線210により
デジタル制御出力/可変アドレス入力の時分割を行うた
めの回路について説明したが、この回路の動作について
、第10図のタイミング図も参照してさらに説明する。 電源が最初に印加された時に、コンデンサ204は抵抗
@202を通じて充電され、RESETパルスおよびR
ESET*パルスを491210.216を介して回路
に供給する。トライステート回路212は普通の構成で
あり、通常、アドレス共通ピン201および線262側
からは高インピーダンス状態である。しかし、綜210
のRESET信号が1の時は、トライステート回路21
2はアクティブ状態になり、アドレス共通入出力ピン2
01および線262に論理1のレベルを供給する。その
結果、アドレスダイオード260が接続された入出力ピ
ン200はすべて、論理θレベルにクランプされる。こ
のようにダイオード260が論理0レベルにクランプさ
れると、そのアノード、入出力ピン200および抵抗器
264の下側端も同様に論理θレベルとなる。この抵抗
器は約2.7Ωであり、乙の状態においては1.6ma
の電流が流れる。 アドレス共通$262がアクティブLOW (0)状態
になると、同時にリセットインバータ218の出力線2
16もLOWになる。この時、線216の信号はトライ
ステートの反転送信出力回路240を高インピーダンス
状態、すなわちZステートにして、各入出力ピン200
の論理状態を各反転受信入力回路242を通して入力で
きるようにし、さらに出力ラノチ230を初期化ずろ。 ダイオード260が接続されていない入出力ピン200
については、各プルアップ抵抗器264がそれら入出力
ピンを論理ルベルに保つため、1が反転受信入力回路2
42へ与えられる。各反転受信入力回路242はその入
力を反転させるため、各入力ピン200の信号が論理0
の場合には論理1が各アドレスランチ232に入力され
、その入力ピンの信号が論理1の場合には論理Oが各ア
ドレスラッチ232に入力される。 RESETイ2号210が0になる時に、RESE T
* 信号216の立ち上がりエツジが各アドレスラッ
チ232のクロック(C:K)入力に加わり、その結果
、これらアドレスラッチ232は、反転受信入力回路2
42を介して入力されたアドレスビットをラッチする。 同時に、トライステート回路212が高インピーダンス
のZステートになり、tt:JA216のRESET*
信号+cヨリ、トライステート反転送信出力回路240
はアクティブ状態にされ、そのM果、入出力ピン200
は再び通常のデバイス出力ピンとして働くようになる。 選択アドレス設定のために用いられるダイオード260
は、その単方向特性により、アドレッソング用ダイオー
ド260が接続されtこ入出力ピン200の論理状態が
、アドレス共通#11262を介して相互に干渉し合う
ことを防止するための分課ないしステアリング機能も果
す。 このように、ピン200をデータ出力とアドレス入力と
に時分側使用する乙とによる効果は、多重システム10
の全遠隔多重コントローラ14がそれらのアドレスを自
動的にプログラムし、格別の初期化を行う乙となく使用
可能になることである。さらに、装置設計の見地からは
、Nビットのアドレッシング奢伺う場合に、合計N−1
本のピンを節約できるという効果がある。例えば、25
6種類のアドレス構成を想定した場合、各デバイスごと
に8ピントのアドレスビットが必要となろう。この場合
、普通には8本の専用パッケージピンが必要となる。ま
た極端な場合は、アドレス選択(デバイス製造時に決定
される)以外は同一の256種類のデバイスが必要とな
る。他方、前述の回路によれば、既存の8木の出力ピン
が初期電源投入時の自己アドレッシングにも用いられ、
ノでソケージに追加しなければならないのは、アドレス
共通ピン(2C1l)1本だけであるから、デバイスの
ピンは? (−N−1i本節約されることになる。 遠隔多重コントローラ140回路説明を終わったので、
次にマイクロプロセッサ22、マスター多重コントロー
ラ24およびモニター多重コントロ〜う24′の間の相
互のやりとり、およびそれらの装置と遠隔多重コントロ
ーラ14との間の直列バス15を介してのやりとりにつ
いて、更に説明する。システム10は、その多重コンピ
ュータ内に冗長性を持たせて一対の選択可能な多重コン
トローラ24.24’ を設け、それを1つのマイクロ
プロセッサ22によって制御させるようになっているた
め、保全性および操作性が向上してし)る。第1に、マ
イクロプロセνす220制御プログラムは、目的の遠隔
多重コントローラ14との間の多重データ(MtJXD
ATA)およびMtJXCLKの伝送が最も確実に行わ
れるように、多重コントローラ24.24’のマスター
およびモニターステータスを割り付けるように構築され
る。 この目的で、2台の多重コントローラの中の一方がマス
ターとして割り付けられ、他方がモニターとして割り付
けられる。しかしプログラムカ瓢システムの目的である
通信を行う上で必要と判断する場合には、各機能および
割り付けを逆にすることができる。換言すれば、ループ
バス15の何処かで多重データ線16またはM U X
CL K線17が断線した場合、多重コンピュータ1
2はその状況を認識してマスターおよびモニター多重コ
ントローラ24,24’の機能的な役割を切り換えるこ
とができる。第11図に、多重コントローラ24および
24′を、それぞれマスターおよびモニター、またはそ
の逆に割り付けるためのマイクロブロセνす22の割り
付は過程が流れ図として示されている。また第12図に
は、特定の多重コントローラをマスターとして使用した
伝送が°゛可゛′またはバネ可゛′の何れであるかを判
定するマイクロプロセッサ22の判定制御過程が流れ図
の形式%式% まず第11図の流れ図において、°゛割り付け゛′ルー
ヂンに入るための初期条件は、全システムに最初に電源
を入れた時に起こる電源投入初期化ステップ300、ま
たは第12図の流れ図に示すステップ400の結果とし
て与えられる割り付は要求である。いずれの場合におい
ても、ステップ302は、予め決められている遠隔多重
コントローラのアドレッシング順序に従って、最初にア
ドレッシングすへき遠隔多重コントローラのアドレスを
める。ステップ304において、予め選択されている一
方の多重コントローラすなわち24をマスターとし、他
方の多重コントローラすなわち24′をモニターとする
ように、多重コン1−ローラ24,24’の制御レジス
タが設定される。再割り付けの必要が生じなければ、す
なわち多重線の劣化が生じなければ、上記関係はそのま
ま持続する。つぎにステップ306で、選択されたマス
ター多重コントローラ24を介してアドレス指定した遠
隔多重コントローラとの間でデータの送受信を行う。判
定ブロック308は、その通信処理の保全性および成否
をしらべるための1つまたは複数のテストをまとめて示
している。保全性が確立した場合には、マイクロプロセ
ッサのメモリ内のフラグ310がセットされる。このフ
ラグ310は、当該特定遠隔多重コントローラ宛ての通
信を、マスターとして割り付けられた多重コントローラ
24を用いて引き続き実行することを示す。 他方、保全性判定ステップ308の判定結果が否定(N
OI となった場合は、ブロック312に示されるよう
に、指定した遠隔多重コントローラとの間で、始めに割
り付けられたマスター多重コントローラ24により通信
を正しく完了させるための試みがなされる。そして判定
ブロック314にて、上記の繰り返し試行が成功したか
否かを監視する。もし試行が成功(YES)すれば、プ
ログラムルーチンはブロック308の確認出力のステッ
プに戻る。他方、N回の試行の後にも通(gの保全性が
確立しない場合、マイクロプロセッサの制御プログラム
は、ブロック316に示すように、マスター多重コント
ローラとモニター多重コントローラの役割を切り替え、
多重コントローラ24をモニターにし、多重コントロー
ラ24′をマスターにする。このような機能の切り替え
は、各多重コントローラの制御レジスタの関連する段に
送られろ関連ビットの論理状態を逆転させることによっ
て行われる。つぎにブロック318に示されるように、
マイクロプロセッサのプログラムは、以前のモニター、
すなわち現在のマスターである多重コントローラ24′
を通じて、その遠隔多重コントローラ14との通信を最
高N回試みる。判定ブロック320では、再割り付けし
た多重コントローラを用いて試みた通信の成否を判定す
る。 もし成功ならば、ブロック322により次のように判断
される。すなわち、断線などにより、多重コンピュータ
は元のマスター多重コントローラ24を通Oての特定の
遠隔多重コントローラのアドレッシングに失敗しており
、新しいマスターである多重コントローラ24′を用い
て、その遠隔多重コントローラをアドレッシングする必
要があると判断する。ブロック322ては、メモリ内の
複数のフラグをセットすることにより、断線を表示し、
マスターとして割り付けられた多重コントローラ24を
通して上記特定遠隔多重コントローラと通イzを行うよ
うに指示する。しがし万が−、ブロック320の判定結
果がNOとなった場合には、当該遠隔多重コントローラ
は、ブロック323に示されるように、可能なRe m
u xアドレス系統から除外される。 プログラムの流れが流れ図の幹部力、すなわちブロック
310の出口およびブロック324の入口に戻れば、多
重コントローラ24または24′を通じて、この時点ま
でに指定された遠隔多重コントローラに達する有効な経
路が確立している。 そうでなければ、あるアドレスはシステムから除外され
ている。ブロック324では、すべての有効な遠隔多重
コントローラ(Remuxl アドレスが割り付は済み
であるか調べられる。そうでなければ、っぎの遠隔多重
コントローラ・アドレスを得るための命令がブロック3
26により発行され、その後、ルーチンはブロック30
4の入口点に戻る。すべての遠隔多重コントローラに対
し割り付けが完了すると、割り付−けルーチンは停止す
る。 つぎに第12図を参照して説明する。この図には、多重
コンピュータ12および各遠隔多重コントローラ14と
の間の可”および゛′不可”通信に関係する判定ルーチ
ンが示されている。このルーチンの入口350において
は、マスター多重コントローラと1つの遠隔多重コント
ローラとの間で通信が行われており、マスターから送信
されたアドレスおよびコマンドと、マスターがある遠隔
多重コントローラから受信したアドレスおよび応答がメ
モリ25に格納されている。ステップ350は、マスタ
ーおよびモニター多ffi :、 :、 !、 、−ラ
24.24’の両方のステータスレジスフを読み込むた
めのステップである。その読み込まれた情報に基づいて
、その模様々な判定が行われる。 まずブロック352で、マスターの1゛通信終了”フラ
グがセットされているか否かがチェックされる。もし通
信が終了してぃなようであれば、ルーチンはブロック3
56..358,360,362から成る枝へ分岐する
。ブロック356は判定論理″1通信時間待機“を要求
する。ブロック358は、″再送”回数をインクリメン
トする。ブロック360は、′再送°′回数が最大値に
達したか調べる。ブロック362は、゛再送1回数が最
大値でなければ、メツセージを再送する。もし、゛再送
゛°回数が最大値であれば、ルーチンは第11図に示さ
れている割り付はルーチンの゛割り付け”入口点400
ヘジヤンプする。 ブロック352において、通信が完了しているとする。 通常、そうである。この場合、ブロック354で遠隔多
重コントローラからマスターに送られたCRCの妥当性
判定が行われる。そのCRCが妥当でない場合、すなわ
ちCRCが一致しなかった場合、ルーチンは判定チーエ
ーンに分岐する。 この判定チェーンにおいては、まずブロック364て、
マスターにより受信されてマイクロプロセッサ22に送
られたアドレスが、16進のFFすなわちオール1であ
るか調べられる。このような条件のアドレスは無効であ
り、通常、多重データ線16がオーブンになって、論理
ルベルに引き上げられた場合にだけ生じる。そのアドレ
スがFFてなければ、ステップ358において゛再送1
回数がインクリメントされ、ステップ362により再送
回数が最大値になるまでメソセージが再送される。その
アドレスがFFの場合は、ステップ366において、前
半の(すなわちマスター側送信の)CRCについてのエ
ラー判定が行われる。 エラーでなければ、“メツセージ再送”ルーチン35’
8−362および400が実行される。エラーの場合は
、ブロック368において、モニターステータスビット
のチェックが行われ、後半〈すなわち遠隔多重コントロ
ーラの回答)のCRCのエラー判定が行われる。エラー
でなければ、゛1メツセージ再送”ルーチン358−3
62および400が実行される。エラーの場合は、ブロ
ック370においてモニターステータスビットのチェッ
クが行われ、マスターおよび遠隔多重コントローラより
送信されtこアドレスが不一致であるか判定される。こ
れらのアドレスが一致した場合は、“メソセージ再送”
ルーチン358−362および400が実行される。一
致しない場合は、ブロック372において、゛再送”回
数がある値Xであるか判定するためのチェックが行われ
る。この゛再送1回数がXならば、第11図の割り付は
ルーチンの入口点400ヘジヤンプする。 再び゛可−不可”処理ルーチンの幹のブロック354に
戻り、遠隔多重コントローラからマスターに送られたC
RCが正常ならば、マスターの送信したアドレスと遠隔
多重コントローラからマスターが受信したアドレスとの
比較が行われる。この比較は、マイクロプロセッサ22
のソフトウェアによって為されるものであり、ブロック
374および376で示されている。そのアドレスが一
致しない場合は、パメシセージ再送”ルーチン358−
362および400が実行されるが、まずオプシフンの
゛°高速リすレソンユ゛°が行われる。 この′°高速リすレッシュ°′は、遠隔多重コントロー
ラの出力を回復させるため゛1リフレノシュルーヂン″
(図示せず)を促進させるように働くものである。アド
レスが一致した場合には、マスターで受信されマイクロ
プロセッサ22へ送られた応答がブロック380にて調
べられ、それが16進のFFであるか判定される。FF
ならば、“メツセージ再送°″ルーチン358−362
および400が実行される。FFでなければ判定ブロッ
ク882へ進み、゛ラインブレーク″フラグが゛割り付
け”ルーチンのブロック322においてセット済みであ
るかチェックされる。′°ラインブレーク”フラグがま
だセットされていない場合は、ブロック384に進み、
モニターの″′通信終了”ステータスビットがセット済
みであるか調べられる。 セット済みならば、ブロック386に示されるように、
次の通信ジ−タンスに進む乙とができる。 なお、モニターの゛通信終了”ステータスのチェックを
、判定チェーンのもっと前のほうで行っておいてもよい
。同様に、ブロック322における“ラインブレーク”
フラグがセット済みであり、マスターおよびモニターが
その状況を補うように割り付は済みであることを表示し
ている場合は、次の通信シーケンスに進むことができる
。モニターの“通信終了”フラグがセットされていない
場合は、ルーチンはブロック388の111通信時間待
機”に分岐し、次に“メツセージ再送″ルーチン358
−362および400へ進む。 前述の゛可−不可通信″ルーチンは複数の保全性チェッ
クを統合したものであり、断線が存在してマスターおよ
びモニター多重コントローラの再割り付けが必要である
と推定する前に、通信の再送を何回か予め試みるための
ものである。 ここで、第1図、第2図、第3図Aおよび第3図Bに詳
細に示されている本発明の1つの特徴について説明する
。これらの図には、多重システム10を様々な期間に低
電力モードで動作させるための仕組みが示されており、
特にその1部が破線ブロック500として第2図に示さ
れている。システムの電源は一般に自動車の12ボルト
蓄電池であり、その容量が限られているから、多重シス
テム10全体の消費電力をできるt!け減らし、電源の
寿命延ずように工夫されている。特に、マイクロプロセ
ッサ22、システムクロノク源28、R’0M27、お
よびデコード制御部F]!34、すなわち第3図Aの全
回路からなる多重コンピュータ12の部分(第2図の5
00)の消費電力の低減が図られている。 いわゆる゛睡眠”′モードによる多重システム10の低
電力動作の機能的説明を行う前に、このモードに利用さ
れるマイクロプロセッサ22の外部回路について説明す
る。特に第3図Bを参照すると、図示の回路はすべて自
動車のMfa池などから引き出された+5Vの電源電圧
に常時接続されている。乙の回路はマイクロプロセッサ
22の制御に使用され、また低電力゛睡眠”モードを実
行し、その後にシステムを゛′再開1′させるために用
いろ様々なタイミング機能を生じさせるものである。 50KHz発振藷30は一般的なRC発振器の構成であ
り、8段のカウンタ32のクロック入力CK]に50K
Hz信号を供給する。このカウンタの各段は、その1段
目のQ。出力に25KHzの方形波信号を発生ずるよう
に接続され、この方形波信号はマスターおよびモニター
多重コントローラ24.24’にMUXCLKとして与
えられる。 カウンタ32の最終段Qイ出力はカウンタ33のクロッ
ク入力CKIに接続され、リップルダウンカウントされ
る。しかし、ここで重要なことは、カウンタ32の後半
用のリセット人力CL2、オヨびカウンタ33の前半用
のリセット入力CLIは、これらカウンタ部分をリセッ
トするように働き、リセット信号が供給されたときに、
これらカウンタの計数サイクルを変更するということで
ある。 リセットパルスはマイクロプロでノサ22によって制御
されるものであり、通常はNMI*パルスに続いて発生
ずる。 カウンタ33の第1段のQ、出力は線510を介してA
NDゲート512の一方の入力に与えられ、このAND
ゲート5]2の出力は線514を介してカウンタ33の
後半のリセット入力CLに供給される。カラン々33の
第2段出力Qcは線515を介してNANDゲート51
6の一方の入力に印加され、乙のNANDゲートの出力
はD−フリシブフロップ518のD入力に供給される。 カウンタ33の第4段出力Q、+は綜519を介してA
NDゲート520の一方の入力に与えられ、また、その
カウンタ33の後半のクロック入力CK ’2に供給さ
れる。カウンタ33の第8段出力Q、lは@522を介
してインバータ523の入力に接続され、またリセット
信号RESETを発生する。このRESET信号は、第
3図Aのインバータ524を介してマイクロプロセッサ
22に対するRESET*入力となり、またマスターお
よびモニター多重コントローラ24.24’のMR才大
入力供給される信号PUR2となる。 線522に現れる信号は、破線35で囲まれた電源制御
回路の一方の入力となる。この電源制御回路35は、低
電力動作すなわち゛′唾睡眠モード動作の始動および停
止を行うものである。電源制御論理35には、インバー
タ523の他に、D−フリップフロップラッチs26、
ANDゲート528およびMOSFETなどのゲート制
御型カスイッチ530が含まれている。 ANDゲート516、D−フリップフロップ518.5
32およびNANDゲート534は、カウンタ32,3
3と協動して後述するように20m5[隔で割り込み信
号を発生し、また第2図のパルス発生回路36に応動す
る論理を構成している。 通常動作中においては、D−フリップフロップ518は
、マイクロプロセッサ22のプログラム動作を制御する
ためのマスク不可能割り込み信号NMT*を発生する。 このNMl*信号は、システムに初めて電源が投入され
てリセットパルスPURIが発生してから20m5後に
、最初に発生する。その後は、マイクロプロセッサが電
源を入れられ通常の動作を行っている期間に、NMI*
割り込み信号は20m5間隔て発生する。NMI*イS
号は、フリップフロップ518のD入力が20m5間隔
て論理1になった後、最初のメモリ要求信号MREQ*
がフリップフロップ5]8のクロック入力GKに与えら
れた時点に、同フリップフロップのQ*比出力生じる遷
移信号である。フリシブフロップ518t7)D入力は
、カウンタ33の出力綿515によって20m5間隔で
イネーブルされるが、そのようになるのは、システムが
パ刈ン”′ないし″゛目覚゛′モードにある時、すなわ
ち、線550に信号が現れてANDゲート516の他方
の入力に加わる時に限られる。このMREQ*R号は、
D−フリップフロップ532のGK大入力も与えられる
。乙のD−フリップフロップ532のD入力は、フリッ
プフロップ518のQ出力と接続されており、またQ*
比出力NANDゲート534の一方の入力となる。NA
NDゲート534の他方の入力には、フリップフロップ
518のQ出力が接続される。従って、NANDゲ−)
534の出力線552にNMl*パルスと同時に20m
5間隔でリセット信号が発生し、次のMREQ*R号が
来るまで発生し続ける。線552に生しるリセット信号
はD−フリップフロップ536のCL*入力に加わり、
このD−フリップフロップ536はタイマリセント論理
(538゜540.542)を再びイネーブル状態にす
る。 フリップフロップ538,540は、電源の初期投入時
に、電源投入リセノ)PUItlにより初めにクリアさ
れる。さらに、フリップフロップ536のQ*比出力、
各NMI*信号に続いて線552に生じる信号により論
理1にセットされる。 乙の動作によってフリップフロップ538,540はセ
ントされ、NANDゲート542の入力に接続されたそ
れらのQ*比出力、それらのクロック入力CKに50K
Hzクロツクが印加された時に、それぞれ論理0および
論理lとなる。それ故に、その時にANDゲート542
の出力は0となって、タイマー32,33をリセットし
ないようになる。しかし、マイクロプロセッサ22が通
常動作中の場合には、マイクロプロセッサ22はNMI
*パルスに応答後、タイマーリセット信号TIMER3
Tを発生ずる。このタイマーリセット信号はフリップフ
ロップ536のクロック入力CKに加わって、まずその
フリップフロップを反転させ、つぎにその後に続くフリ
ップフロップ538.544を反転させる。その結果、
ANDゲート542の出力は論理1に変化する。このよ
うにANDゲ〜ト542の出力に論理1が出ると、カウ
ンタ32の後半の4段およびカウンタ33の前半の4段
がリセットされる。通常動作においては、リセット信号
TIMER3Tはほぼ20m5間隔て発生ずるため、カ
ウンタ33は、第3段出力線515の20m5出力に続
き、次にカウントアツプする以前にリセットされる。 マイクロプロセッサ22が正しく動作しなかったり、電
源が切断されていたり、若しくは゛死んだ″状態になっ
たりして、カウンタのリセント回路へのTIMER3T
信号を発生しない場合、カウンタ32,33はもはやり
セットされないため、通常のリップルダウンカウントを
継続する。このような場合、カウンタ33は、通常なら
ばリセットされるはずの20m5時間を越えてカウント
し続け、40ms時間に達すると、線519に論理1が
発生し、これがNANDゲート520に入力する。この
時に、正常に電源が投入されている動作期間と同様にN
ANDゲート520の他方の入力が論理1であると、そ
のNANDゲートから論理1信号が出力され、これが線
556を介してラッチ526のPR*入力に加わるため
、このランチのQ出力が論理1にセットされる。重要な
ことは、電力MO3FET530は、そのゲート入力が
論理0の時に゛オン”状態となって+5Vswを出力し
、ゲート入力が論理1の時にオフするということである
。フリップフロップ526のQ出力は、線558を介し
てFET530の制御ゲートに接続されているから、そ
のQ出力が論理1になった時に、このFETはオフして
+5V1.は回路500から切り離される。+svf#
gmがマイクロプロセッサ22から切り離された時は、
システムはパ電源断”すなわち゛睡眠″モードに入る。 カウンタ33は40ms時間を越えてカウントダウンし
続けると、マイクロプロセッサを電源断すなわち” @
II ”モードにするため、その結果として、ある時
間後にリイネーブル信号すなわち0覚醒″イε号を生じ
る。具体的に説明すれば、最後のNMI*割り込みから
約654m5を経過した時に、タイマー33の最終段が
論理1になり、これが線522を介して前述のリセット
パルスRESETとなり、まtこ電源制御回路35内の
インノく一タ523の覚醒信号となる。そうすると、イ
ンバータ5z3はラッチ526のリセット入力CL*に
0を与えて、そのQ出力を論理0にリセットする。その
結果、FETスイッチ530が″′イオンして、マイク
ロプロセッサ22およびその他の回路s o orζ再
びM源を供給する。このように、この論理は゛監視”状
態の後に、マイクロプロセッサ22を作動モードに復帰
させる試みを繰り返して行う。すなわち、マイクロプロ
セッサ22の再スタートを繰り返し試みるが、毎回電源
を切断してから再投入し、その再投入の際にリセット信
号RESETをマイクロプロセッサに供給して初期化す
る。マイクロプロセッサ22の再スタートが成功した場
合には、マイクロプロセッサ22は再びTIMER8T
パルスを発生し、タイマーカウンタ32,33をリセッ
トして、それ以降の゛1監視電源断″を抑止する。 ゛″覚醒″”時に電源制御ラッチ526のQ*出力が論
ll!!!1になると、この論理1が線550を介して
ANDゲート512の一方の入力に加わる。それから僅
かな時間すなわち5ms遅れて、カウンタ33の第1段
からパルスが出て綜510を介しANDゲート512の
他方の入力に与えられるため、リセットパルスが線51
4を介してカウンタ33に送られ、その後半がリセット
される。 ここまでは、リセットパルスTIMER3Tが発生しな
いことによる監視回路のタイムアウトに応答した電源断
の開始との関連で、電源制御回路(スイッチ) 35に
ついて説明した。しかし、この電源制御IIrM路35
は、マイクロプロセッサ22ら出される制御信号に応答
してマイクロプロセッサ22の電源を切断して、それを
゛睡眠”モードにさせるように使用することもできる。 具体的に説明すると、゛睡眠1′モードに入りたい場合
には、マイクロプロセッサ22は″電源断″ストローブ
信号PWR5TBをタイマーデコード論理34Cを介し
て送出することができる。このPWRS TB信号は電
源制御ランチ526のクロック人力CKに加わる。ラッ
チ526のD入力は論理1に保持されているから、PW
R8TB信号が加わるとそのQ出力が論理1にセットさ
れ、電力FE7530をオフさせる。このようにして、
マイクロプロセッサ2zは、それ自体および他のブロッ
ク500内の回路をIl[!眠”モードにすることがで
きる。これにより、多重データ1a16を用いたすべて
の通信が停止し、綜17のMUXCLK信号はオフする
。 “睡眠”モードを開始させるPWR3TBは、TIME
R3Tパルスが発生してからすぐに発生するように、す
なわちカウンタ (タイマー)32133のリセットと
ほぼ同時に発生するように、予めタイミングが決められ
ている。しtこがって、カウンタ32,33の開始時刻
は、PWRS T Bによって“睡眠″モードが開始さ
れる時刻とほぼ同時になる。654m5の時間経過して
カウンタ333の出力線522が論理1になっtこ時に
、電源制御レジスタ526の状態が反転してFET電力
スイッチ530が再びオンし、マイクロプロセッサ22
およびその他のブロック500内の回路を“覚醒すなわ
ち電源投入”させる。 さらに電源制御スイッチ35は、ANDゲート528お
よびインバータ566を介してチップセレクト信号C3
*を送出し、これはマスターおよびモニター多重コント
ローラ24.24’のC8*入力に供給される。マイク
ロプロセッサに電源が供給されている状態において、C
S*信号がそのアクティブな状態であるLOWになると
、このC3*信号により多重コントローラはマイクロプ
ロセッサ22からの制御信号を受け付は可能となる。他
方、#電源断”の期間すなオ)ちモードにおいてC3l
k信号がHIGHになると、多重コントローラ24.
z4’はマイクロプロセッサz2からの信号を全く受け
付は得なくなり、締I7上のMUXCLK(g号ヲソノ
期間HIGHレベルに保持する。 さらに、電源制御回路35は、ANDゲート528およ
びNANDゲート568を介して、RAM2Gを抑止す
るように動作する。すなわち、システムが゛電源断′°
まt二は゛睡眠″モードである限り、NANDゲート5
68の他方の入力に加わるRAMイネーブル信号RAM
ENBによってRAM−26がイネーブル状態にされな
いようにする。 このような構成にする理由は、゛電源断1モード期間に
はRAM26をイネーブルすべきでないことと、パ電源
断“モード期間内、若しくは、そのモードになった時点
に、RAMデコード回R134Bがtこまたまイネーブ
ル信号RAMENBを1発生する可能性があるからであ
る。 つぎに第13図の機能流れ図にしtこがって、多重コン
ピュータ12および遠隔多重コントローラ14の動作を
説明する。この図はシステムを低電力の1″睡眠7モー
ドに移行させる場合、およびその後に“電源投入”ステ
ータスに復帰させる場合について示している。このルー
チンは基本的には、マイクロプロセッサ22のプログラ
ムによって制御されるが、このようなプログラムは当業
者であれば以上の説明と流れ図から容易に具現できろは
ずである。前述しtこように、また以下さらに説明する
ように、このルーチンの一部はハードウェアであるタイ
マーおよび電源制御回路35に依存する。 前述した様々な“必須”の主要な電気的機能は、自動車
の点火スイッチの状態と関係なく作用しなければならな
い機能である。例えば、ランプ(外部灯、前照灯、警告
灯など)は何時でも動作可能でなければならず、したが
って“必須″機能である。他方、ワイパーは点火スイッ
チが“オン”して’RUN″または”ACCESSOR
Y’”の位置にあるときに働けばよく、シたがって″非
必須”機能である。このような1゛必須″機能が存在す
るために、多重システム10は、点火スイッチを経由さ
せることなく自動車のバッテリーから直接給電される。 しかし、°°睡眠”モードが用意されているのて、非動
作状態の期間、例えば自動車が駐車している期間におい
ては、多重システムによるバッテリーの電力消費は自動
的に減少する。°゛睡眠゛′モードおよび“必須”スイ
ッチ入力(146)は、たとえシステムが゛睡眠°°モ
ードになっていても、システムが必須入力に対しである
妥当な時間内に応答するように構成されている。 第13図を参照して説明する。マイクロプロセッサ22
はプロyり600に示されるように、点火スイッチを周
期的に監視する。点火スイッチが遠隔多重コントローラ
14のB側チャタリング抑圧回路144B、に接続され
、また必須スイッチレジスタ146.に接続される。判
定ブロック602では、点火系統が“オフ”であるか否
かを調べ、“オフ”でなければ直ちにブロック630に
レヤンプする。このブロック630では、システムに″
″オンまたは1゛電源投入”状態を維持するように指示
し、またオペレータからの指令を処理する。 点火系統が゛オフ”している場合は、ルーチンはステッ
プ604に進み、゛睡眠”判定処理を開始する。 との″“睡眠”判定処理の最初の判定は、ブロック60
6に示されるように、外部灯系統または警告灯系統(若
しくは他の゛必須″機能)が゛オン″であるか否かを調
べることである。倒れかの系統が゛オン″′であれば、
システムを゛′オン″状態に維持させるためにブロック
634へ進む。しかし、何れの系統も゛°イオンになっ
ていない場合は、ブロック608に示されるように10
秒間の監視時間をおき、その間、電源を維持する。乙の
10秒の監視時間はプログラムによって測定される。 この10秒の監視期間に、ブロック610に示されるよ
うに、システムの入力が継続的に走査され、その監視期
間に“必須″機能または点火スイッチの何れかが操作さ
れたか判定ブロック612で判定される。操作されたな
らば、システムはブロック630に示されるように、各
スイッチの状態を読み込ノして運転者の指令を処理し、
その後、ブロック600へ戻る。10秒の監視M間内に
スイッチが全く操作されない場合は、ステップ616で
“睡眠″モードに入るように判定される。 ゛睡眠゛′モードシーケンスにおいては、まずブロック
618で、全遠隔多重コントローラ14を低消費電力モ
ードににさせるための準備を行う。 すなわち、遠隔多重コントローラのランチ出力回路14
0A、140Bを、負荷が非駆動状態となるように設定
し、またMUXCLKを“オフ”させる。このように負
荷を非wA動状態にさせることにより、外部の電子的な
駆動部分の消費電力が最少となる。またMUX(:LK
を11オフ”させると、多重コントローラおよび遠隔多
重コントローラの消費電力が最少となる。これは、CM
OSデバイスの消費電力は、デバイス内のゲート遷移数
に直接関係するからである。つぎに、ブロック620に
示されろように、ソフトウェアによって電源断ストロー
ブパルスPWR8TBが発生され、電力スイッチラッチ
526に与えられる。ブロック622では、PWRS
T Bパルスおよびラッチ52Gに多重コンピュータ回
路(第2図の破腺枠500)の+5Vs−電源をオフさ
せるように指示する。 多重コンピュータ回路500の電源は、654m5間“
47゛′されるように時間調整されている。 この時間tJUを示すブロック624に至る破線経路は
ハードウェア機能であり、乙の調整時間の最後に当該電
力は再投入される。 ブロック626に示されるように、654m5時間経過
後にシステム全体に再び電源が供給されると、MUXC
LKが再び遠隔多重コントローラに供給され、それらの
“必須“スイッチレジスタ回路146が照会される。つ
ぎに判定ブロック628において、直前の654m5の
゛睡眠゛期間に、“必須”スイッチの何れかに変化が生
じたか判定される。そのような変化が生じなければ、ル
ーチンはブロック620に戻って再び゛睡眠”モ−ドに
入る。しかし、″゛必必須パヌスイッチ変化が生じた場
合は、ルーチンはプロ、り630に進み、m杭的にスイ
ッチの状態を読み込み運転者からの指令を処理する。そ
の後、ブロック600において、゛低電力″の判定を再
開する。ここまでの説明から理解されるように、゛必須
″スイソチレンスタ146、からの入力だけに基づいて
応答動作がなされるものではない。そうではなくて、シ
ステムは、その後の“電源投入°′期同に対応するB側
チャタリング抑圧スイッチにさらに確認をめる。 ″睡眠ゝ′モード期間において多重システム10に必要
な電力は、′i′r&源投入期間におけろ電力の10パ
ーセント未満であるので、平均消費電力は゛°睡眠1期
間を長くするほど少なくなるが、むやみに長くしたので
は必須スイッチからの入力に対する応答が許容限度を越
えてしまう。従って、″゛唾睡眠°時間は250ないし
750m5の範囲が現実的である。まtこパ睡眠゛′期
間における自動車の12Vバツテリーの定常電流は、1
0ミリアンペアが達成されている。 以上、実施例について本発明を説明したが、当業者であ
れば、特許請求の範囲に記載した本発明の精神および範
囲を逸脱する乙となく、種々の変形が可能であることは
明らかである。
第1図は本発明による通信システムの構成ブロック図で
ある。第2図は第1図に示した通信システムの一部を構
成する多重コンピュータの一般化した概略ブロック図で
ある。第3図Aおよび第3図Bは第2図の多重コンピュ
ータをより詳細に示す概略ブロック図であり、第3図A
の回路全体はスイッチ制御により電源を供給され、第3
図Bの回路全体は常時給電される。第4図は前記多重コ
ンピュータに用いられているマスター/モニター多重(
MUXI コントローラの概略ブロック図である。第5
図は第4図に示しtこコントローラに関連する信号の波
形図である。第6図は第1図に示した通信システムに用
いられている遠隔多重コントローラの概略ブロック図で
ある。第7図は前記遠隔コントローラに関連するチャタ
リング抑圧回路およびラッチ回路の概略図である。第8
図は第7図の回路の説明用波形図である。第9図は第7
図の回路に用いられている集積回路装置と一緒に用いら
れるアドレス入力および信号出力回路の概略図である。 第10図は第9図の回路の説明用波形図である。第11
図1ま前記通信システムの通信保全性が得られるよう1
こ前記多重コントローラをマスタ〜およびモニターとし
て割り付けるための判定制御ルーチンの流れ図である。 第12図は直列通信の保全性の評価に関連する判定制御
ルーチンの流れ図である。第13図1よ前記通信システ
ムの動作の゛睡眠°“モードに関連する判定制御ルーチ
ンの流れ図である。 ]0・・・通信システム、12・・・多重コンピュータ
、14・・・遠隔多重コントローラ、15・・・通信バ
ス、22・・・マイクロコンピュータ、24・・・多重
コントローラ (マスター)、24′ ・・・多重コン
トローラ(モニター)、25・・・メモリ、40・・・
データバス、42・・・アドレスバス〇 図面の浄書(内容に変更なし) ヤ( 飄 ヤ畝 δ 図く 憾 第130 手続補正書く方式) %式%: 1、事件の表示 昭和59年特許願第209052号 2、発明の名称 制御システム 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 アメリカ合衆国インディアナ用 46804、
フA−ト・ウニイン、ウオール・ストリート 1601
名 称 エセックス・グループ・インコーホレイテラ1
〜代表者 ロパート・シー・つA−カー 4、代理人〒101 6、補正により増加する発明の数 な し7、補正の対
象
ある。第2図は第1図に示した通信システムの一部を構
成する多重コンピュータの一般化した概略ブロック図で
ある。第3図Aおよび第3図Bは第2図の多重コンピュ
ータをより詳細に示す概略ブロック図であり、第3図A
の回路全体はスイッチ制御により電源を供給され、第3
図Bの回路全体は常時給電される。第4図は前記多重コ
ンピュータに用いられているマスター/モニター多重(
MUXI コントローラの概略ブロック図である。第5
図は第4図に示しtこコントローラに関連する信号の波
形図である。第6図は第1図に示した通信システムに用
いられている遠隔多重コントローラの概略ブロック図で
ある。第7図は前記遠隔コントローラに関連するチャタ
リング抑圧回路およびラッチ回路の概略図である。第8
図は第7図の回路の説明用波形図である。第9図は第7
図の回路に用いられている集積回路装置と一緒に用いら
れるアドレス入力および信号出力回路の概略図である。 第10図は第9図の回路の説明用波形図である。第11
図1ま前記通信システムの通信保全性が得られるよう1
こ前記多重コントローラをマスタ〜およびモニターとし
て割り付けるための判定制御ルーチンの流れ図である。 第12図は直列通信の保全性の評価に関連する判定制御
ルーチンの流れ図である。第13図1よ前記通信システ
ムの動作の゛睡眠°“モードに関連する判定制御ルーチ
ンの流れ図である。 ]0・・・通信システム、12・・・多重コンピュータ
、14・・・遠隔多重コントローラ、15・・・通信バ
ス、22・・・マイクロコンピュータ、24・・・多重
コントローラ (マスター)、24′ ・・・多重コン
トローラ(モニター)、25・・・メモリ、40・・・
データバス、42・・・アドレスバス〇 図面の浄書(内容に変更なし) ヤ( 飄 ヤ畝 δ 図く 憾 第130 手続補正書く方式) %式%: 1、事件の表示 昭和59年特許願第209052号 2、発明の名称 制御システム 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 アメリカ合衆国インディアナ用 46804、
フA−ト・ウニイン、ウオール・ストリート 1601
名 称 エセックス・グループ・インコーホレイテラ1
〜代表者 ロパート・シー・つA−カー 4、代理人〒101 6、補正により増加する発明の数 な し7、補正の対
象
Claims (18)
- (1)中央制御局と、それに接続されtこ1つまたは複
数の遠隔コント四−ラとの間でデータ通信を行う制御シ
ステムであって、前記中央制御局カイ前記遠隔コントロ
ーラとのデータ通信を制御するための電子的信号処理手
段を有し、また限られtコ容量の電源によって給電され
る制御システムにおし)て、 前記電源および当該制御システムの一部分と接続され、
各制御信号に応答して前記電源を前記制御システム部分
に接抗したり切り離したりする電源スイツチ手段と、 所定のシステム非動作条件に応答して自動的ζこ電源断
制御信号を発生する手段と、 前記制御システム部分から電源が切り離されている時間
を計時し、所定時間を経過した時に電源断制御信号を発
生するタイミング手段と、前記電源スイツチ手段に接続
され、前記電源断制御信号に応答して前記電源を前記制
御システム部分から切りmすための前記制御信号を発生
し、また前記電源投入制御信号に応答して前記電源を前
記制御システム部分に接続するための前記制御信号を発
生する制御回路手段とを具備することを特徴とする制御
システム。 - (2)少なくとも】つの前記遠隔コントローラは前記制
御システム部分に給電する必要があるか否かを示すよう
に予め決められた入力データを受信し、前記電源断制御
信号は前記入力データが前記制御システム部分へ給電の
必要がない事を示している場合に前記中央制御局の信号
処理手段によって供給されることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の制御システム。 - (3)当該制御システムは乗物の主要な電気的機能を制
御し、また前記制御システム部分に給電する必要がある
か否かを示す前記入力データは点火スイッチのステータ
スおよび他の特定の必須スイッチのステータスを含むこ
とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の制御システ
ム。 - (4)前記信号処理手段は集積化プロセッサと該プロセ
ッサ用のプログラムを記憶する手段から成り、前記プロ
セッサおよびプログラム記憶手段は電源を切す離し可能
な前記制御システム部分に含まれており、また前記プロ
センサは前記電源断制御信号を発生することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の制御システム。 - (5)前記タイミング手段および前記制御回路手段は常
に前記電源に接続され、前記タイミング手段は常時クロ
ッキングされるリセット可能なタイマーであり、前記プ
ロセッサは周期的にリセット信号を発生し、該リセット
信号は前記タイマーにそのリセットのために与えられ、
前記プロセッサにより前記リセット信号が発行されて前
記タイマーがある既知の基準値からスタートした時から
短い所定時間後にだけ前記電源断制御信号が前記プロセ
ッサにより発行されることを特徴とする特許請求の範囲
第4項記載の制御システム。 - (6)前記電源投入制御信号は前記電源断制御信号の後
のある時間範囲内に前記タイマーにより発行され、前記
時間範囲はその間に前記遠隔コントローラに与えられる
入力データに対する応答を問題となるほど遅らせること
なく平均消費電力を十分に減らし得るような長さである
ことを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の制御シス
テム。 - (7)M挽断制御信号とその後の電源投入制御信号との
間の時間間隔は約650m5としたことを特徴とする特
許請求の範囲第6項記載の制御システム。 - (8)前記制御回路手段はりセント可能な2安定ラツチ
要素から成り、該ラッチ要素は前記電源断制御パルスに
応答して前記電源を前記制御システム部分から切り離す
ための前記制御信号を前記スイッチ手段に供給するよう
に予め条件付けられ、前記ラッチ要素は前記電源投入制
御信号によってリセットされることにより前記電源を前
記制御システム部分に接続するための前記制御信号を前
記スイッチ手段に供給ことを特徴とする特許請求の範囲
第5項記載の制御システム。 - (9)前記プロセッサは割り込み駆動され、前記タイマ
ーは多段リップルダウンカウンタであり、さらに、前記
カウンタの選択された1つまたは複数の段に接続され、
かつ前記プロセッサからの要求信号に関係付けられ、前
記選択されたカウンタの段によって決まる時間間隔で割
り込み信号を周期的に発生するための常時給電される論
理回路手段を備え、前記割り込み信号は前記プロセッサ
にそのプログラムを実行させるために与えられることを
特徴とする特許請求の範囲第5項記載の制御システム。 - (10)前記の割り込み信号を発生ずる論理回路手段は
さらに前記プロセッサから電源を切り離すための前記制
御信号に応答して前記割り込み信号の発生を抑止するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の制御システ
ム。 - (11)前記プロセッサはNMO6回路を使用しtこ大
規模IA積素子であることを特徴とする特許請求の範囲
第5項記載の制御システム。 - (12)前記プロセッサは割り込み駆動され、前記タイ
マーは多段リップリダウンカウンタであり、さらに、前
記カウンタの1つまたは複数の選択された段に接続され
、かつ前記プロセッサからの要求信号と関連付けられ、
前記選択されたカウンタの段によって決まる間隔で割り
込み信号を周期的に発生するための常時給電される論理
回路手段を備え、前記割り込み手段は前記プロセッサに
対しそのプログラムを実行させるために与えられ、前記
プロセッサにより与えられる前記周期的なリセット信号
は前記プロセッサが給電され正常に機能している時に発
生し、 またさらに、前記プロセッサからの前記リセット信号に
応答して前記リセット信号を前記タイマーをリセットす
るために利用する常時給電されたリセット論理手段を備
え、当該リセット論理手段は前記リセット信号を用いて
前記タイマーをリセットするように前記割り込み48号
により繰り返し条件付けられ、前記電源が前記プロセッ
サから切り離されている時に前記割り込み信号が存在せ
ず、したがって前記リセット論理手段の前記条件付けを
禁止して前記タイマーがリセットされないようにしたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の制御システ
ム。 - (13)前記プロセッサに電源が接続されている時に前
記プロセッサにより供給される前記リセット信号は前記
プロセッサが誤動作した場合には発生し得ず、前記タイ
マーは前記プロセッサより発行されるリセット信号の通
常の間隔よりも長い所定時間後に監視制御信号を発行し
、前記ランチ要素はプリセットすることもでき、前記監
視制御信号は前記制御システム部分から電源を切り離す
ための前記制御信号を前記スイッチ手段に与えるように
前記ラッチ要素をプリセットすることを特徴とする特許
請求の範囲第8項記載の制御システム。 - (14)前記電源投入制御信号の間隔は前記監視制御信
号よりも長く、したがって監視制御系による電源切り離
し後の前記制御信号部分に遅れて電源が回復することを
特徴とする特許請求の範囲第13項記載の制御システム
。 - (15)前記信号処理手段は集積化プロセッサおよびそ
のプログラムの記憶手段を有して成り、前記プロセッサ
およびプログラム記憶手段は電源切す1i1し可能な前
記制御システム部分に含まれ、前記プロセッサは前記電
源断制御信号を発生し、前記プロセッサはプログラムに
より計時される所定長さの時間の間、前記電源断制御信
号の発行を遅らせて前記電源制御信号の発行を否定する
ような変化がないか前記入力データを監視することを特
徴とする特許請求の範囲第3項記載の制御システム0 - (16)前記電源断制御信号の遅延時間の長さは約10
秒であることを特徴とする特許請求の範囲第15項記載
の制御システム。 - (17)前記中央制御局は1つまたは複数の多重コント
ローラを有し、前記遠隔コントローラは直列バスにより
前記多重コントローラに接続され、前記直列バスは前記
多重コントローラからの多重データ信号および多重クロ
ック49号を前記遠隔コント四−ラヘ伝達する働きをし
、前記多重コントローラおよび前記遠隔コントローラは
多IIIWk作する大規模集積回路であり、前記制御シ
ステム部分からの前記電源切り離しは前記多重コントロ
ーラにおいて前記遠隔コントローラに対する前記多重デ
ータおよび多重クロック信号を終了させてそれらの消費
電力を減少させるように作用する乙とを特徴とする特許
請求の範囲第3項記載の制御システム。 - (18)必須とみなされたスイッチからの前記遠隔コン
トローラへのデータ入力は前記電源が切り離されている
期間でさえも前記遠隔コントローラに設けられたそれぞ
れのラッチに保存され、当該システムへ電源を再投入す
るたびに給電し続けるか再び電源を切断するかを判定す
るために前記ラッチが参照されることを特徴とする特許
請求の範囲第16項記載の制御システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/540,582 US4698748A (en) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | Power-conserving control system for turning-off the power and the clocking for data transactions upon certain system inactivity |
US540582 | 1983-10-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60143050A true JPS60143050A (ja) | 1985-07-29 |
JPH0469465B2 JPH0469465B2 (ja) | 1992-11-06 |
Family
ID=24156064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59209052A Granted JPS60143050A (ja) | 1983-10-07 | 1984-10-06 | 制御システム |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4698748A (ja) |
EP (1) | EP0140814B1 (ja) |
JP (1) | JPS60143050A (ja) |
CA (1) | CA1229875A (ja) |
DE (1) | DE3486192T2 (ja) |
ES (1) | ES8507710A1 (ja) |
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JP4933260B2 (ja) * | 2004-09-09 | 2012-05-16 | テイ・エス テック株式会社 | 表装材にダブルステッチを施してなる車両用内装材及びその製造方法 |
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