JPS60102640A - 感光体 - Google Patents

感光体

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JPS60102640A
JPS60102640A JP58210628A JP21062883A JPS60102640A JP S60102640 A JPS60102640 A JP S60102640A JP 58210628 A JP58210628 A JP 58210628A JP 21062883 A JP21062883 A JP 21062883A JP S60102640 A JPS60102640 A JP S60102640A
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unsubstituted
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JP58210628A
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English (en)
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Yoshihide Fujimaki
藤巻 義英
Yoshiaki Takei
武居 良明
Yasuo Suzuki
康夫 鈴木
Hiroyuki Nomori
野守 弘之
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/06Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
    • G03G5/0664Dyes
    • G03G5/0675Azo dyes
    • G03G5/0679Disazo dyes

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 l、産業上の利用分野 本発明は感光体1例えば電子写真感光体に関するもので
ある。
2、従来技術 従来、電子写真感光体としては、七ンン、酸化亜鉛、硫
化カドミウム等の無機光導電性物質を主成分とする感光
層を有する無機感光体が広く用いられている。 しかし
ながら、こうした無機感光体は感度、熱安定性、耐湿性
、耐久性等の如く電子写真感光体として要求される特性
において必ずしも満足すべきものではない。 例えば、
セレンは熱、指紋等の汚れの付着等により結晶化するた
め、電子写真感光体としての特性が劣化し易い。
また硫化カドミウムを用いたときは耐湿性及び耐久性に
おいて、酸化亜鉛を用いたときは耐久性において問題が
あり、更に七ンン、硫化カドミウムは製造上、取扱い上
の制約が大きい。
上記の如き無機感光体の有する欠点を克服するため忙1
種々の有機光導電性物質を電子写真感光体の感光層の材
料として利用することが近年活発に開発、研究されてい
る。
例えば特公昭50−10496号公報には、ポリ−N−
ビニルカルバゾールと2.4.7− トリニドa−9−
フルオンノンを含有した感光層を有する有機感光体につ
いて記載されている。 しかしこの感光体は、感度及び
耐久性において必ずしも満足できるものではない。 こ
のような欠点を改善するために、感光層忙おいて、キャ
リア発生機能とキャリア輸送機能とを異なる物質に個別
に分担させることにより、感度が高くて耐久性の大きい
有機感光体を開発する試みがなされている。 このよう
な、いわば機能分離型の電子写真感光体においては、各
機能を発揮する物質を広い範囲のものから選択すること
ができるので、任意の特性を有する電子写真感光体を比
較的容易圧作製することが可能である。
こうした機能分離型の電子写真感光体に有効なキャリア
発生物質として、従来数多くの物質が提案されている′
。 無機物質を用いる例としては。
例えば特公昭43−16198号公報に記載されている
ように、無定形セレンがある。 これは有機キャリア輸
送物質と組み合されるが、無定形セレンからなるキャリ
ア発生層は、上述したと同様に熱等により結晶化してそ
の特性が劣化する欠点を有する。
また、有機染料や有機顔料をキャリア発生物質として用
いた電子写真感光体も多数提案されており1例えば、ビ
スフジ化合物を含有する感光層を有するものは、特開昭
47−37543号公報、特開昭55−22834号公
報、特開昭54−79632号公報、特開昭56−11
6040号公報等により既に知られている。 しかしこ
れらゝのビスフジ化合物を用いた電子写真感光体は、感
度、残留電位、或いは更に繰返し使用時の安定性等の点
において、必ずしも満足できるものではなり、シかもキ
ャリア輸送物質として用いるべき物質の選択範囲が限定
される等、電子写真感光体が経験する電子写真ブーセス
における幅の広い要求を十分に満足するものではない。
 しかも、公知のビスフジ化合物は短波長若しくは中波
長域では比較的良好な感度を示すが、長波長域での感度
がなく1例えば光源としてタングステンランプを使用し
た場合にその長波長成分は無駄となり、また半導体レー
ザー等の如き長波長光を光源に使用することができない
従って、使用可能な波長範囲に制限があり、多用途に用
いることができない。
一方、上記した機能分離型感光体は、第1図に示す如く
、基体1上に、可視光を吸収して荷電キャリアを発生す
る物質を含むキャリア発生層2と。
このキャリア発生層で発生した荷電キャリアの正負いず
れか一方または両方の輸送を行なうキャリア輸送層3と
の積層体4を設け、この積層体により、感光層を構成せ
しめたものである。 しがしながら、こうした感光体に
おいては従来、キャリア発生層2に含有せしめるキャリ
ア発生物質(光導電性粒子)の粒径が大きすぎるために
1次の如き欠陥があることが1′1明した。 即ち、光
導電性粒子の分散液を塗布してキャリア発生層を形成し
た場合、光導電性粒子の分散性があまり良くなく塗布液
の安定性が悪、くなり易いと共に、第2図に拡大図示す
る如く、塗布後のキャリア発生層2中の顔料粒子7が表
面に一部突出し、これに追随してキャリア輸送層30表
面にも凸部16が形成されてしまい、感光体表面の平滑
性が悪くなる。
この結果、感光体の使用時に全面帯電させる際に。
上記凸部16の位置で放電17が生じ1局所的に放電破
壊が発生し易くなる。 加えて、トナー粒子8が上記凸
部16に付着してそのまま残留し。
いわゆるトナーフィルミング現象が生じ、これが画像の
黒斑点等の原因となる。
第2図に示した現象において、キャリア発生層2が、電
子の移動度を充分にするために数μm以下と非常に薄く
形成され、かつ感度向上のために光導電性粒子を最密充
填することから、光導電性粒子50粒径及びそのばらつ
きの影響が感光体表面に生じ易く、上記の如き凸部16
が形成され易いことが理解されよう。
3、発明の目的 本発明の目的は、特定のキャリア発生物質を含有し、熱
及び光に対して安定であり、かつキャリア発生効率が高
くて広い波長域でも優れた光導電性を有し、しかも表面
平滑性に優れていて、繰返し使用時でも電位の履歴状態
が安定に維持され。
常に良好な可視像を形成することのできる感光体を提供
することにある。
4、発明の構成及びその作用効果 即ち1本発明は、下記一般式CI)で表わされかつ平均
粒径が2μm以下であるビスアゾ化合物の粒子が感光層
中に含有せしめられていることを特徴とする感光体に係
るものである。
一般式〔工〕: (但、この一般式中、Aは z:R換若しくは未置換の芳香族炭素環または置換若し
くは未置換の芳香族複素環を構成するに必要な原子群。
Y:水素原子、ヒドロキシル基、カルボキシル基若しく
はそのエステル基、スルホ基、置換若しくは未置換のカ
ルバモイル基、または置換若しくは未置換のスルファモ
イル基。
R1:水素原子、置換若しくは未置換のフルキル基。
置換若しくは未置換の7ミノ基、置換若しくは未置換の
カルバモイル基、カルボキシル基若しくはそのエステル
基、またはシアノ基。
Ar:置換若しくは未置換のアリール基。
R2:置換若しくは未置換のアルキル基、置換若しくは
未置換の7ラルキル基、または置換若しくは未置換のア
リール基 を表わす。) 本発明によれば、後述する実施例の説明からも明かなよ
うに、熱及び光に対して安定であり、また電荷保持力、
感度、残留電位等の特性において優れており、しかも繰
返し使用したときにも疲労変化が少なくて耐久性の大き
い感光体を提供することができる。 特に本発明におい
ては一上記一般式CI)で示されるビスアゾ化合物が優
れたキャリア発生能を有することを利用し−これを上記
一般式(I[)のキャリア輸送物質と組み合せて感光層
を機能分離型の構成とすること妃より、一段と優れた特
性の感光体を得ることができる。
特に、上記一般式(I)のビスアゾ化合物のうち、下記
一般式〔1′〕で表わされるカルバゾールスアゾ化合物
の具体例としては1例えば次の構造式で示されるものを
挙げることができるが、これによって本発明に用いられ
るべきビスアゾ化合物が限定されるものではない。
(I−1) (I−2) (I−4) (I−6) OCR。
(I−7) (I−8) OCR。
(I−9) (I−10) (I−11) OCI(s (I−12) (I−13) (I−14) (I−15) (I−16) (1−18) しk12 (I−19) (I−20) CI−21) I−22) /I−23) (I−24) (I−25) Cl3 −暑 (I−27) (I−28) (I−29) I−32) CM。
I−33) CI−34) (I−36) (I−37) (I−38) (I−39) (I−40) (I−41) H,C (I−42) (I−43) CI−44) li s 上記したビスフジ化合物は、2μm以下の平均粒径で感
光層中に含有せしめるが、こうした平均粒径のビスフジ
化合物粒子を得るには1例えば特願昭55−14369
9号による昇華精製法で結晶成長せしめた後1粒子を粉
砕装置により積極的かつ充分に粉砕してよい。 粉砕装
置としては1例えばボールミル、ハンマーミル、サンド
グラインダー、遠心ミル、コロイドミル、ジェットミル
、ターボミル等が挙げられる。
本発明で使用するキャリア発生物質は、長波長光(〜$
OOnm)に対して感度を有している為。
モの粒径が特に電荷受容能に影響を及ぼすものと考えら
れる。 この理由としては、キャリア発生物質中での熱
励起キャリアの発生により衣=’*tt荷−中和される
ものと考えられるが1粒径が大きいここの中和効果が大
きいと思われる。 従って。
の 一十す7発生物l承り径を微小化−Cることで始めて5
抵抗化及び高感度化が計れると考えられる。
本発明における感光層を形成するのに使用する液は、上
記のビスフジ化合物からなる平均粒径2μm以下の光導
電性粒子を適当な有機溶剤中(これ忙はバインダー樹脂
を含有せしめてもよい。)に分散させることによって得
ることができる。
また、この分散工程の前及び/又は後で、目的に応じて
キャリア輸送物賀を添加し、これによって光キヤリア発
生層自体の電荷輸送機能を向上させることもできる。 
なお1分散方法としては−例えばボールミル、ホモジナ
イザー、サンドグラインダー、コロイドミル、超音波等
を用いる方法が適用可能である。
上述した如きビスフジ化合物1例えば上記(1−1)で
示されるビスアゾ化合物は1例えば以下の合成例に示さ
れる方法により合成することができる。
マス2 、7−ジニ) E7−9−フルオンノンとマシ
ン酸ニトリルとを公知の方法(例えば、 J、Org。
Chem、 u第30巻第644頁(1965年発行)
参照)により脱水縮合せしめて得られる化合物(2,7
−ジニ)a−9−ジシアノメチリデンフルオレン)をス
ズと塩酸により還元すると、2.7−ジ7ミノー9−ジ
シアノメチリデンフルオレン・二塩酸塩が得られた。 
その3.311iF (0,01モル)を塩酸lC+O
*中に分散し、攪拌しながらこの分散液を温度5℃に冷
却し、これに亜硝酸ナトリウム1.4gを2Qmの水に
溶解せしめた水溶液を滴下して加えた。 滴下終了後、
更に1時間の間冷却下で攪拌を継続し、その後濾過を行
ない、得られた4aI液に六フッ化リン酸アンモニウム
10.9を加え。
生じた結晶を濾取し、テトラゾニクムのへキサフルオロ
ホスフェートを得た。 この結晶なN、N−ジメチルホ
ルムアミド200ゴ中に溶解し1次のカップリング反応
の滴下液を得た。
ジメチルホルム7ミド200ゴ中にmHし、これにトリ
エタノールアミン5.5gを加え−この溶液を温度5℃
に冷却して激しくat拌しながら、これに既述の滴下液
を滴下して加えた。 滴下終了後、冷却下で1時間の間
隔拌し、更に室温で2時間攪拌した後、生じた結晶を濾
取した。 この結晶をllのN、N−ジメチルホルム7
ミドにより2回。
llの7七トンにより2回洗浄した後乾燥して青色の化
合物6.to9c収率83.0%)を得た。
この青色の化合物は、その赤外線吸収スペクトル忙おい
てはシ=1680眞−1にアミドのC=0結合による吸
収が観測されること、及び元素分析の実測値が高い一致
性を示すことから、目的とする化合物(l−1)である
と確認された。 また。
元素分析結果(化学式はCso Hao Na 04で
ある。)は次の通りであった。
元素 Cll N 実測値(支)1 74.61 3.70 13.67理
論値鍾) 74.43 3.74 13.89前記一般
式(I)で示されるビスアゾ化合物ににより本発明の感
光体1例えば電子写真感光体の感光層を構成するために
は、当該ビス7ゾ化合物をバインダー中に分散せしめた
層を導電性支持体上に設ければよい。 或いは、当該ビ
スアゾ化合物をキャリア発生物質として用い、キャリア
輸送能を有する前記一般式(I[)のキャリア輸送物質
と組み合せ、積層型若しくは分散型のいわゆる機能分離
型感光層を設けてもよい。 感光層の構成においては、
前記一般式(I)で示されるビスフジ化合物の1種のみ
でなく2種以上を組み合せて用いること、他のビスアゾ
化合物、その他のキャリア発生物質と組み合せて用いる
こともできる。
電子写真感光体を機能分離型とする場合、通常は第3図
〜第8図の如く構成する。 第3図及び第5図(但、第
3図は第1図と同じ層構成)のものは、導電性支持体1
上に上述の平均粒径2μm以下のビスアゾ化合物を主成
分とするキャリア発生Ni2と、=1=ヤリア輸送物質
を主成分として含有するキャリア輸送層3との積層体か
らなる感光層4を設けた構成である。 第4図及び第6
図のものはそれぞれ、第3図及び第5図の構成において
導電性支持体上と感光層4仁の間に中間層5を設けた構
成を有する。 第7図のものは、上述のビスフジ化合物
より成るキャリア発生物質7を、キャリア輸送物質を主
成分として含有する層6中に分散せしめて成る感光層4
を導電性支持体l上に直接設けた構成、第8図のものは
、第7図と同様の感光層4を中間層5を介して導電性支
持体l上に設けた構成である。 いずれの例でも、ビス
アゾ化合物粒子が2μm以下で含有されているために、
感光体の表面は平担となる。
二層構成の感光層を形成する場合におけるキャリア発生
層2は1次の如き方法によって設けることができる。
イ)既述のビスアゾ化合物を適当な溶剤に溶解した溶液
或いはこれにバインダーを加えて混合溶解した溶液を塗
布する方法。
(ロ)既述のビスアゾ化合物をボールミル、ホモミキサ
ーなど忙よって分散媒中で微細粒子とし、必要に応じて
バインダーを加えて混合分散して得られる分散液を塗布
する方法。
これらの方法において超音波の作用下に粒子を分散させ
ると、均一分散が可能である。
キャリア発生層の形成に使用される溶剤或いは分散媒と
しては、n−ブチル7ミン、ジエチルアミン、エチレン
ジアミン、イソlプロパツールアミン、トリエタノール
アミン、トリエチレンジアミン、N、N−ジメチルホル
ム7ミド、7セトン。
メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、りaaホルム、l、2−ジクI:I
pエタン、ジクG7Rメタン、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン、メタノール、エタノール。
インプルパノール、酢酸エチル、酢酸ブチル、ジメチル
スルホキシド等を挙げることができる。
キャリア発生層若しくはキャリア輸送層の形成にバイン
ダーを用いる場合に、当該バインダーとしては任意のも
のを用いることができるが、特に疎水性でかつ防電率が
高い電気絶縁性のフィルム形成性高分子重合体が好まし
い。 こうした重合体としては1例えば次のものを挙げ
ることができるが、勿論これらに限定されるものではな
い。
a)ポリカーボネート b)ポリエステル C)メタクリル樹脂 d)アクリル樹脂 e)ポリ塩化ビニル f)ポリ塩化ビニリデン g)ポリスチレン h)ポリビニルアセテート i)スチンンーノタジエン共重合体 j)塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体k)塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体 l)塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マンイン酸共Jg合
体m)シリコン樹脂 n)シリコン−アルキッド樹脂 0)フェノール−ホルムアルデヒド樹脂p)スチレン−
フルキッド樹脂 q)ポリ−N−ビニルカルバゾール r)ポリビニルブチラール これらのバインダーは、単独であるいは2種以以上の混
合物として用いることができる。 また。
バインダーに対するキャリア発生物質の割合は0〜10
0重量%(特に0〜10重量%)、キャリア輸送物質は
10〜500重量部とするのがよい。
このようにして形成されるキャリア発生層2の厚さは0
.01〜20μmであることが好ましいが。
更に好ましくは0.05〜5μmである。 またキャリ
ア輸送層の厚さは2〜100μm、好ましくは5〜30
μmである。
更に、上記キャリア発生層には感度の向上、残留電位乃
至反復使用時の疲労低減等を目的として。
−穏又は二種以上の電子受容性物質を含有せしめること
ができる。 ここに用いることのできる電子受容性物質
としては1例えば無水コハク酸、無水マ/イン酸、ジブ
ロム無水マンイン酸、無水フタル酸、テトラフルル無水
フタル酸、テトラプーム無水フタル酸、3−ニド5無水
フタル酸、4−二トP無水フタル酸、無水ピーメリット
酸、無水メリット酸、テトラシ7ノエチVン、テトラシ
アノキノジメタン、0−ジニトロベンゼン、m−ンニト
pベンゼン、1,3.5−トリニドp7ベンゼン、パラ
ニトロベンゾニトリル、ピクリルクqライド、+ノンフ
ルルイミド、りpラニル、プルマニル、ジクμロジシ7
ノバラベンゾキノン、アントラキノン、ジニトロアント
ラキノン+ 2.7−ジニトpフルオにツノ、2,4.
7−ドリニト!2フルオンノン、2,4,5.7−テト
ラニトρフルオレノン、9−フルオンニリデン〔ジシア
ノメチレンマロノジニトリル〕、ポリニトロ−9−フル
オンニリデンー〔ジシアノメチンンマロノジニトリル〕
、ピクリン酸−6−ニドty安息香酸。
p −二) ロ安息香酸、3.5−ジニトロ安息省酸。
ペンタフルオル安息香1!1I2−5−ニドgx @j
リチル酸。
3.5−ジニトロサリチル11!、フタル職、メリット
酸、その他の電子親和力の大きい化合物を挙げることが
できる。 また、電子受容性物質の添加割合は1重量比
でキャリア発生物質ニル子受容性物質= 100 : 
0.01〜200好ましくは100:0.1〜100で
ある。
なお、上述した感光層を設けるべき支持体lは。
金属板、金属ドラムfたは導電性ポリマー、酸化インジ
ウム等の導電性化合物若しくはアルミニウム、パラジウ
ム、金等の金属より成る導電性薄層を、塗布、蒸着、ラ
ミネート等の手段により1紙。
プラスチックフィルム等の基体に設けて成るものが用い
られる。 接着層或いはバリヤ一層等として機能する中
間層としては、結着剤として説明したような高分子重合
体、ポリビニルアルコール。
エチルセル2一ス、カルボキシメチルセルp−スなとの
有機高分子物質または酸化アルミニウムなどより成るも
のが用いられる。
5、実施例 以下1本発明を具体的な実施例について、比較例の参照
下に更に詳細に説明する。
アルミニウム箔をラミネートしたポリエステルフィルム
より成る導電性支持体上に、塩化ビニル−酢酸ビニル−
無水マレイン酸共重合体「エスンツクMF−104(漬
水化学社製)より成る厚さ0.05μmの中間層を形成
した。次いで、第9図に示した所定粒径の各キャリア発
生物質とバインダーとを1.2−ジグp−エタン6フゴ
に加えてボールミルで12時間分散せしめて得られる分
散液を。
前記中間層上に乾燥後の膜厚が0.5μmとなるよう塗
布乾燥してキャリア発生層を形成した。 更に、第7図
に示した各キャリア輸送物質とバインダーとを1.2−
ジクpaエタン53mに溶解した溶液を乾燥後の膜厚1
2μmとなるよう塗布乾燥してキャリア輸送層を形成し
、各電子写真感光体を作製した。
こうして得られた成子写真感光体を静電紙試験機「sP
 −428屋」(川口電機製作所製)に装着し、以下の
特性試験を行なった。 即ち、帯電器に一6kVの電圧
を印加して5秒間コロナ放電により感光層を帯電せしめ
た後5秒間の開装置しくこのときの電位なりIとする。
)1次いで感光層表面における照度が35ノはとなる状
態でタングステンランプよりの光を照射して感光層の表
面電位なイに減衰せしめるのに必要な露光址、即ち半減
露光fkE34をめた。 また、上記コpす放電による
帯電時の受容電位vAの初期のものと、1万回コピー後
のものとを測定した。 また、暗減衰率(vA−vx)
/v、xxoo(%)i 更に初期電位v1を一500
Mから−50(V)に減衰させるために必要な露光量E
 500(1ux−秒)とを測定した。
0 更に半導体ジ¥−(780nm)の感度も示した(◎印
は極めて良好、○印は良好、△はやや不良。
X印は不良、−は実験をおこなっていないことを示す。
)。 結果はまとめて第9図に示した。
但、キャリア発生物質は、上述に例示した構造式の番号
で示した。
この結果によれば1本発明に基いて、平均粒径2μm以
下(特に1μm以下)のビスアゾ化合物を使用すること
によって、を子写真特性が著しく向上することが分る。
 特に第10図に示す如く。
第9図のデータをプロットすれば、平均粒径な2μm以
下(特に1μm以下)とすることが極めて重要であるこ
とが理解されよう。 第11図には。
キャリア発生物質として本発明に基くビスアゾ化合物(
第9図の試料Nhlのもの)を用いて同実施例の如くに
感光体を構成した場合の感度曲Haが示されているが1
本発明による感光体は広い波長域、特に半導体レーザー
域等の長波長域でも優れた感度を示すことが分る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子写真感光体の一部分の断面図。 第2図はその要部拡大図である。 第3図〜第11図は本発明の実施例を示すものであって
。 第3図、第4図、第5図、第6図、第7図、第8図は電
子写真感光体の各側の一部分の各断面図。 第9図は各電子写真感光体の組成による特性変化を比較
して示す図。 第10図は光導電性粒子の平均粒径による特性変化を示
すグラフ。 第11図はキャリア発生物質による光感度を示すグラフ である。 なお1図面妊示した符号において。 2−・□−−−キャリア発生層 3−・・−−−−・−−−・−・・−キャリア輸送層4
−−−−−−−一感光層 6−一〜−−−−−−−・−・−・−キャリア発生物質
とキャリア輸送物質との混合層 7−−−−−−、、−・−一−−キャリア発生物質であ
る。 代理人弁理士 逢 坂 宏 (他1名)第1図 @2図 @3日 @40 (イ)50 ′フ 第60 第70 @8日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式CI)で表わされかつ平均粒径が2μm
    以下であるビスフジ化合物の粒子が感光層中に含有せし
    められていることを特徴とする感光体。 一般式〔工〕: (但、この一般式中、Aは 2:置換若しくは未置換の芳香族炭素環または置換若し
    くは未置換の芳香族複索環を構成するに必要な原子群、 Y:水素原子、ヒドロキシル基、カルボキシル基若しく
    はそのエステル基、スルホ基、置換若しくは未置換のカ
    ルバモイル基、または置換若しくは未置換のスルファモ
    イル基、 RI:水素原子、置換若しくは未置換のアルキル基。 置換若しくは未置換の7ミノ基、置換若しくは未置換の
    カルバモイル基、カルボキシル基若しくはそのエステル
    基またはシフ)基−Ar:Ar:置換値未置換のアリー
    ル基。 R2:置換若しくは未置換のフルキル基、R換若しくは
    未置換の7ラルキル基、または置換若しくは未置換のア
    リール基 を表わす。)
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