JPS5987929A - 管曲げ機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 備えていて、長さ方向に延在した上部エッジの一方の領
域で送り機構が移動するようにされているとともに、パ
イプを固定するクランプ・スリーブを担持しており、さ
らに機械本体の上部の一端の近傍に垂直に延在した回転
軸のまわりで回転可能な曲げテーブルが設けられていて
、該曲げテーブルに曲げジヨウが固定されており、さら
て曲げジグが固定ジヨウならびに前記長さ方向に延在し
た上部エツジの領域で送り機構の側面に設けられたスラ
イド・レールと協働するよう構成された管曲げ機に関す
る。

上述の構成上の特徴を備えた管曲げ機としてはパイプの
冷間曲げ加工に使用されているものが知られている。従
来公知の管曲げ機においては、曲げ加工すべきパイプの
内部て差し込んで使用される曲げ加工用マンドレルが補
足的（Ｃ用意されている。

一上述のように構成された管曲げ機は径の大きいパイプ
を曲げ加工するのに好適している。

径の大きいパイプの多くは大きい曲げ半径又は比較的大
きい曲げ半径で曲げ加工されている。したがって、管曲
げ機がもつ曲げ加工上の自由度はさほど重要なことでは
ない。なぜなら、従来公知の数値制御される管曲げ機で
は、パイプの曲げ加工のさい、パイプのうち曲げ加工ず
みの部分が管曲げ機の構成要素にぶつからなうようにす
るため、曲げ加工上の自由度の問題が解析されて、プロ
グラムに入力されているからである。比較的径の小さい
パイプでは、一般ｒ比較的小さい曲げ半径で曲げ加工さ
れている。このため、曲は加工の間、パイプのうち曲げ
加工ずみの部分が管曲げ機の構成要素に衝突するおそれ
がある。したがって、曲げ加工上の自由度の問題が重要
な意義をもつことになる。

本発明の目的は、とくに小径のパイプに使用される曲げ
加工上の自由度が大きい管曲げ機を提供することである
。

上記の目的を達成するため、当初記載のタイプの管曲げ
機であって、曲げテーブルの回転軸の中心か送り機構が
配Ｉ霞されている位置と勝手反対のＩｌｌにある機械本
体の側壁の垂直面の領域、好ましくは機械本体の側壁よ
り外に向って突出した領域に配置されていることを特徴
とする管曲げ機が本発明に従って提案されたのである。

垂直の側壁を越えて外に向って突出した付設ケーシング
要素に曲げテーブルを取り付けて支承することを発明の
骨子とする本発明の構成態様によれば、曲げ加工上の自
由度が大幅に改善された比較的自由に設計することがで
きる装置の構成を提供することができる。

曲げ加工」二の自由度をさらに高めるため、曲げジグが
ビーム状のフラットな支持テーブルの上部の一端で支承
されており、前記支持テーブルが機械本体の上側の面に
沿って機械本体の長さ方向に突設されていて、ビーム状
の支持テーブルから下へ機械本体の床面域でに自由空間
を設けるようにすることが提案されている。この構成態
様によれば、曲げテーブルならびに該曲げテーブルを担
持しているビーム状に突出した支持テーブルの下にパイ
プのうち曲げ加工ずみの部分　を延在させることができ
るので、非常に大きい曲げ加工上の自由度を確保するこ
とが可能である。

厚さと幅が小さいが長さが長くなるよう支持ビームを構
成することは大きい曲げ加工上の自由度を確保するうえ
で重要な要因をなすものであって、本発明の別の構成態
様によれば、送り機構またはスライド・レールが取り付
けられている側で機械本体または曲げジグを担持してい
る支持テーブルの長さ方向に関１−横にずれた位置に曲
げジグの駆動装置を配置することが提案されている。

たとえば、ドイツ特許第２．１３３．３５９号より明ら
かなように、従来の管曲げ機においては駆動装置は機械
本体の長さ方向に作動するよう機械本体の中に設けられ
ているが、本発明におい−Ｃは送り機構とスライド・レ
ールを担持している側で機械本体または曲げジグを担持
している支持テーブルの長さ方向に関し横にずれた位置
に曲げジグの駆動装置を設けることが提案されている。

このように構成すれば、曲げテーブルのすぐ近傍の位置
に曲げジグの駆動装置を配置することが可能である。

本発明の別の提案によれば、曲げジグの駆動装置とスラ
イド・レールの駆動装置が１つの構成ユニットにまとめ
られている。構成ユニットの表示は、本発明においては
１つの構成体を限定するものであると理解されるべきで
はない。曲げテーブルの駆動装置とスライド・レールの
駆動装置が狭い構成スペースの中に配置されていて、共
通の支持テーブルに固定されていると共に、互いに接続
されていることを限定したものである。

本発明の別の構成態様によれば、前記構成ユニットが支
持テーブルの長さ方向にかつ曲げジグの接線方向にスラ
イド・レールを移動させる別の駆動装置を備えているこ
とが提案されている。

本発明の別の構成態様によれば、前記構成ユニットを支
持テーブルにねし止めすることが提案されている。

本発明の別の構成態様によれば、曲げジグの駆動装置と
スライド・レールを曲げジグの半径方向に移動させるス
ライド・レールの駆動装置が互いに平行に移動すること
が提案されている。曲げジグとスライド・レールの駆動
装置を狭いスペースの中に収容して駆動を行わせるよう
ｒするため、本発明の別の構成態様によれば、曲げジグ
の駆動装置が油圧モーターより成り、ウオーム・ギヤを
有するウオーム・シャフトが前記油圧モーターより延在
したシャフトに接続されていて、曲げジグに取り例けら
れたウオーム・ホイールを介して曲げテーブルを駆動す
ることが提案されている。

さらに、広い設置場所を必要とぜず、能率よく運転を行
なうことができるようにするため、曲げジグの半径方向
にスライド・レールを移動させる駆動装置が油圧式ピス
トン・シリンダー装置より成り、該ピストン・シリンダ
ー装置を曲げテーブルの油圧式駆動装置の上でかつ該油
圧式駆動装置より横にずれた位置に配置することが提案
されている。

さらに、機械本体の長さ方向にスライド・レールを移動
させる駆動装置が油圧式ピストン・シリンダーより成り
、該ピストン・シリンダー装置を前記油圧モーターの上
で該油圧モーターより横にずれた位置に配置することが
提案されている。

さらに、できるだけ大きい曲げ加工上の自由度を確保す
るという目的を達成するため、曲げテーブルを回転対称
形に構成することが提案されている。このように構成す
るととｒより曲げテーブル自身が専有するスペースを大
幅だ節約することができる。

本発明の別の構成態様によれば、曲げテーブルは駆動ウ
オームを担持しているケーシングの中て取り付けられて
いて、該ケーシングはビーム状の支持テーブルの側壁に
ねし止めされている。このような構成措置によれば、曲
げテーブルの回転軸をビーム状支持テーブルの側部に取
り付けることができると共に、簡単に製作と組み立てを
行なうことができる。

本発明の別の構成態様によれば、曲げテーブルは半分の
高さ位置に回転ウオーム・ホイールを備えていて、外側
ケーシングと外側ソケットより成り、ケーシングとソケ
ットの間のスペースの中でウオーム・ホイールをソケツ
ＩＩｃ取り付けることが提案されている。

できるだけ大きい曲げ加工上の自由度を提供するという
目的を達成するため、本発明によれば、構成要素を簡素
化するがあるいはスペース的に有利なやり方で構成要素
を配置するよう構成措置が講じられている。

従来の管曲げ機においては、曲げジグを担持している曲
げテーブルは回転アームを備えていて、該回動アームが
曲げジグの半径方向に前後動するクランプ・ジヨウと該
クランプ・ジヨウを移動させる駆動装置を担持している
が、本発明によれば、曲げテーブルを回転対称形に構成
した構成措置と関連して、曲げジグから半径方向に延在
した平面に沿って移動する固定ジヨウを使用せず、新し
いやり方でパイプを曲げジグに固定することが提案され
ている。この構成を実現するため、本発明の別の実施態
様によれば、曲げテーブルのソケットが曲げテーブルの
内部でシリンダーとして構成されており、両側で付勢可
能なピストンが軸方向に移動可能に前記シリンダーの中
に挿入されていて、ピストンがシリンダーから上に向っ
て突出したピストン・ロッドを備えており、さらに曲げ
ジグが円周溝の中央に位置している水平面を境にして下
部曲げジグ部と上部ジグ部に分割されていて、下部曲げ
ジグ部がソケットと接続されると共に、上部曲げジグ部
がソケットから突出可能なピストン・ロッドと接続され
ることが提案されている。　この構成措置によれば、パ
イプを曲げジグにしっかりと固定するため曲げジグの軸
方向にクランプ作用を行なうようにされているので、回
動アームを使用する必要は庁く、しかも曲げ加工上の自
由度を損なうおそれがない。上部曲げジグの周囲の一部
に周囲から突出したコレットを設け、クランプ・ジヨウ
として機能する半円形の溝を前記コレットに凹設するよ
う構成することにより軸方向にクランプ作用が及ぶよう
にすることが有利である。前記コレットが下部曲げジグ
部を越えて下に向って突出した延在部を備えていること
が特に有利である。

曲げ加工上の自由度をさらに高めるため、曲げテーブル
が曲げテーブルを担持している支持テーブルから上の上
部領域で円錐形に先細に形成されていて、下部ジグ部が
対応した円錐形の部分を備えていることが好ましい。

曲げジグを曲げテーブルに固定するため、本発明の別の
実施態様によれば、曲げテーブルに円錐形のリングが設
けられていて、該円錐形のリングが下部曲げジグ部の円
錐形の下部領域と曲げテーブルの円錐形の］一部領域と
係合し、固定要素を使用することにより、曲げテーブル
に保持されていることが提案されている。

以下、本発明を図解した第２図以下の添付図面を参照し
ながら本発明の詳細な説明する。

第１図は、送り機構１０を備えた従来公知の管曲げ機を
示したもので、前記送り機構１０は機械本体１２の上側
に設けられた１つまたは複数の案内レール１１上を前後
に移動することができるようになっている。送り機構１
０は固定スリーブ１４を先端に取り付けたパイプ・シリ
ン゛ダー１３を備えていて、曲げ加工すべきパイプ１５
は前記固定スリーブ１４の中に固定される。

パイプの半径に対応したへこみ１７を凹設せしめて回動
可能に支承されている曲げジグ１６の址わりをパイプ１
５が案内される。パイプ１５は押えジヨウ１８を介して
曲げジグ］６に押圧されており、押え装置１９に取り伺
けられた前記弁えショウ１８は油圧シリンダー２０によ
り操作されるようになっている。これらの構成要素は曲
げテーブルの回動アーム２１に取りイづけられでおり、
一方、曲げシダ１６は回転軸に軸方向に嵌着されている
。回動アーム２１は矢印２２により表示されている方向
に回動するようになっている。スライド・レールが参照
数字２３により表示されている。曲げシダ１７とスライ
ド・レール２３が取り付けられている領域でパイプ１５
ニマンドレルが差し通されていて、該マンドレルはマン
ドレル・ロッド２４の前端ニ固定されている。マンドレ
ル・ロッド２４の後端は支承部材２６に固定されたマン
ドレル戻し装置２５により保持されている。機械本体２
７の前端より前部支持機構２９が突設されている。曲げ
ジグを戻し回転させるためのチェーン・ボックスが参照
数字２８により表示されており、該チェーン・ボックス
２８はまた曲げ加工の限界を規定する働らきをしている
。チェーン・ボックス２８に収容されていて、機械本体
２７の中に取り付けられた２組のピストン・シリンダー
装置３０と３籾により操作されるチェーンにより曲げテ
ーブル２１が駆動される。

第２図は、本発明に従って構成された管曲げ機を示す。

本発明に係る管曲げ機は第１図に示されている従来公知
の管曲げ機と同じ基本的な諸構成要素、すなわち、送り
機構と固定スリーブと曲げジグとスライド・レールとク
ランプ・ジヨウを備えているが、以下の説明では本発明
を実施する構成要素には前述の実施例の場合と別の参照
数字が使用されている。

機械本体３１は側面３２と３３ａから張り出している支
持テーブル３３を担持しており、固定スリーブ３６を固
設せしめた送り機構３５を移動させるスライド・レール
３４が前記支持テーブル３３に取り付けられている。固
定スリーブ３６は、該固定スリーブ３６上に取りイ」け
られた油圧モーター３７により操作される。

曲げジグの直径の変化に適応することができるようにず
−るため、固定スリーブ３６を移動させるためのレール
３８が送り機構３５に設けられているとともに、マンド
レル・ロッド４１を担持しているマンドレル戻し装置４
２が支持テーブル３３の延在方向に関し横向きに移動す
ることができるよう支持テーブル３３の」二側であって
うしろに向って突設された支持ビーム部分３９にレール
４０が設けられている。

前に向って突設されている支持テーブル部分に曲げテー
ブル４３が取り付けられていて、のちほどくわしく説明
されているように、該曲げテーブル４３は回転対称形に
構成されており、回動テーブルは用意されていない。

中実の回動軸の中心でありあるいは幾何学的な回転軸で
ある回転軸４４は、第３図を見ればよく判るように、機
械本体または支持テーブル３３の垂直側壁４５の垂直面
の近傍に設けられている。第３図に示されているように
、回転軸４４は垂直面４５のまえで立設されている。

図示の実施例では曲げテーブルは垂直側壁４５の上で突
設された付設部材４６に支承されている。

平板状の支持テーブル３３は、第２図より明らかなよう
に、該支持テーブルの下から機械本体の床面１でオープ
ン・スペースが存在するよう取り付けられている。との
ような構成のおかげでパイプのうち曲げ加工を受けた部
分が曲げテーブル４３と該曲げテーブル４３を担持して
いる支持テーブルの部分より下へ延在するようパイプ４
７を曲げ加工することができる。

参照数字４８によりスライド・レールが表示されている
。該スライド・レール４８は油圧シリンダー装ｆｆｆｉ
５１を操作するととてより曲げテーブル４３に取り付け
られた曲げジグ５０の半径方向、すなわち、図示の矢印
４９により表示されている方向に移動する。スライド・
レール４８を担持するため、辺部材５２ａと辺部材５２
１〕より成る構成要素５２が用意さ・れている。駆動装
置５１に関し直角の向きにピストン・シリング−装置５
３が設けら】ｔており、該ピストン・シリングー装置５
３は図示の矢印５３′に表示されている方向、したがっ
て、支持テーブル３３の延在方向でかつ曲げジグ５０の
接線方向にスライド・レール４８を移動させているもの
であって、ピストン・シリンダー装置５３を操作するこ
とによりパイプを曲げ加工している間、／Ｚパイプ一諸
にスライド・レール４８を移動させることができる。第
３図に点線で示されているウオーム・シャフト５５と駆
動ウオーム５６を備えた油圧モーター５４を操作するこ
とにより曲げテーブル４３ならびに曲げジグ５０を回転
させることができる。

油圧駆動装置５１と５３と５４は、空間的に互いに隔置
された状態で第３図に概念的に示されている。これらの
油圧駆動装置を用いて第４図より第７図までを参照して
以下に詳細に説明されている構成ユニット５７と５８が
形成されている。

曲げテーブル４３が付設部材４６に支承されていて、該
付設部材４６が支持テーブル３３のイ貝１壁４５にボル
ト５９と６０を用いてねし止めされており、この結果、
回転軸、図示例の場合、回転軸伺の中心が側壁４５より
上に立設されてし゛ることか第４図に示されている。参
照数字５６によりウオーム・ギヤが表示されており、該
ウオーム・ギヤ５６はシャフト５５を備えてＩ７）で、
該７ヤフト５５は第４図に図示されて（１なＩＪ）ン由
圧モーター５４より突設されて１７）る。シ１ノンタ゛
−５１ａとピストン５１ｂとピストン・ロッド５１０よ
り構成されていて、第３図には別様に空間的に配置され
ているが、同じ機能をもったピストン・シリング−装置
５１がビーム部材５２の側面に平行に固定されている。

ピストン・シリンダー装置５１は図示の矢印４９により
表示されてしする方向に第４図には示されていガいスラ
イド・レール４８を移動させ、該スライド・レール４８
を曲げ加工さぜるべきパイプＶこ当接させるかあるいは
パイプより引き離す便１らきをするものである。

第４図に示されているように、下Ａｂ１にスフ゛ロケッ
ト・ホイール６２を備えてり）で、チェーン６３を介４
して回転対称的な曲げテーフ′ルに取り付けられたチェ
ーン・ホイール６４と接続さｉｔている回転装置６１が
設けられており、該回転装置６１を操作することにより
曲げテーフ゛ル４３を回転させることができる。

第５図は、第４図には詳しく図示さ勇ｔてし１ない油圧
モーター５４を示し、該油圧モーター図からシャフト５
５が突設さｇで１７）で、該シャフト５５はスリーブ６
５とキー６６．６６ａをブトしてウオーム５６のウオー
ム・シャフト５６ａと接続さλｔでいる。ウオーム・シ
ャフト５６ａは曲げテーフ゛ルを担持している前記４づ
設ケーシング４６に軸支されている。

第５図はまた、支持部材５２ｂに支承されているスライ
ド・し〜ル４８を示している。爾３図に概念的に示され
ているように、スライド・レール４８はシリンダー５１
ａを操作することにより図示の矢印４９の方向、すなわ
ち、曲げシダ５０に関し半径方向に移動するようになっ
ており、前記シリンダー５１ａのピストン・ロッド５１
Ｃの前端部は構成要素５２に固定されている。

ピストン５１ｂの両側を付勢することができるようにな
っているので、スライド・レール４８と接続されている
シリンダー壁５１ａは前後ニ移動することができる。第
４図は、スライド・レール４８が移動して、曲げ加工す
べきパイプに当接した状態を示す。第５図に示されてい
るレール６−二を摺動して移動が行われる。

第５図に示されているピストン・ロット５３ｂと第３図
に概念的に示されているピストン・シリンダー装置５３
を操作することにより支持テーブル３３の長さ方向にス
ライド・レール４８を移動させることができると共に、
スライド・レール／Ｉ８といっしょに固定ずみのパイプ
を移動させることができる。ピストン・シリンダー装置
５３のピストン５３Ｃは、第６図に示されているように
、両側で・付勢されて、シリンダー状ケーシング５３ｃ
の中を移動することができるよう構成されている。ピス
トン・ロンＭ　５３ｂ　ＩｆＣビーム５２ａが固定され
ており、該ビーム５２ａは、第３図に概念的に示されて
いるように、スライド・レール４８と接続されている。

第６図は、第４図と同様、回転装置６１を示しており、
該回転装置６１は支持テーブルの垂直側壁４５より下が
った位置にスプロケット・ホイール６２とチェーン６３
とスプロケット・ホイール６４を備えており、該スプロ
ケット・ホ、イール６４は曲げテーブル４３に取り伺け
られている。

第７図は、曲げテーブル４３が回転体として構成されて
いる状態を明確に図示したものである。曲げテーブル４
３は、間隔をあけて取り伺けられている２つのローラー
・ベアリング６８と６９を使用してイ」設ケーシング４
６の前部４６ａの中に回転可能に支承されている。曲げ
テーブル／Ｉ３はソケット７０を備えており、該ソケッ
ト７０の上部はボルト７２を用いてカバー７１により閉
止されているとともに、下部はボルト７４を用いてスリ
ーブ７３により閉止されている。

前記ローラー・ベアリング６８と６９の間でソケット７
０に回転ウオーム・ホイール７５が固定されていて、油
圧モーター５４のウオーム５６が前記ウオーム・ホイー
ル７５と噛み合っている。

ソケット７０はシリンダーとして構成されている。ソケ
ット７０の内部にピストン７６が挿入されていて、該ピ
ストン７６の両側が付勢されるようになっている。ピス
トン７６は案内の働らきをする下に向って突設されたピ
ストン・ロッド７７と上に向かって突設されたピストン
・ロンドア８を備えており、該ピストン・ロッド７８は
上部領域に直径を段階状に減縮させることにより形成さ
れた段７９を備えている。ソケット７０の中に２つのシ
リンダー室８０と８１が形成されていて、シリンダー室
８０は通路８０　ａをへて入口ボート８１ｂと接続され
ており、一方、シリンダー室８１は通路８１ａをへて入
口ポート８１ｂと接続されている。入口ポー１−８１ｂ
を通って圧油が供給されると、シリンダー室８１が大き
くなり、これによりピストン７６とピストン・ロッド７
８が持ち上げられる。

曲げシダ８２は上部曲げジグ部分８２ａと下部曲げジグ
部分８２　ｂより成り、溝間の中央に分割線が位置ぎめ
されている。ボルト８５を用いて上部曲げジグ部８２ａ
をピストン・ロッド７８と接続、固定するため、上部曲
げジグ部８２ａに段７９が形成されている。

下部曲げジグ部８２ｂは延在部８６を備えていて、該延
在部８６の下部領域８６ａは下向きに広がった円錐形に
形成されており、キー８８と固定ボルト８９を用いて円
錐リング８７と接続すること圧より回転が生じないよう
曲げシダ８２を曲げテーブル４３と接続固定することが
できる。

入口ポート８１ｂを通って圧油を供給することによりピ
ストン・ロッド７８といっしょに持ち」二げられると同
時に、上部曲げシダ８２ａが持ち上げられる。逆に、入
口ポート８０ｂを通って圧油を供給すると、ピストン７
６は下に向がって移動し、上部曲げジグ部８２ａは下部
曲げジグ部８２ｂと嶺接する。固定位置にクランプした
状態が第８図に示されており、一方、開いた状態が第９
図に示されている。両曲げジグ部８２ａと８２’　ｂそ
れぞれの外周をめぐって１／４円の形状に凹設された溝
８３ａと８３１）が形成されている。曲げ加工すべきパ
イプをクランプするため、上部曲げジグ部の一部に下向
きに突出したコレット９０が設けられていて、該コレッ
ト９０に断面半円形の溝８３　ｃが形成されている。

コレット（１）はさらに、両曲げジグ部８２ａ％　８２
ｂの分割面９１より下に向かって突出した延在部９２を
備えている。

上部曲げジグ部８２ａが士述のように構成さを曲げジグ
にクランプする固定ジヨウとして機能する。

第１１図は、支持テーブル３３が断面矩形のパイプとし
て構成されていて、レール３４が支持テーブル３３に溶
接されている状態を示したものである。支持テーブル３
３は溶接された中間レール９３を介して溶接されたラッ
ク９４を相持しており、該ラック９４は送り機構の駆動
部と噛み合っている。

第１２図は、直角に延在した部分４６ａを備えた付設ケ
ーシング部材４６が支持テーブル３３の側面にねじ止め
されていて、曲げテーブル４３ならびに駆動装置５４．
５１．５３と共に１つの構成ユニットを形成している状
態を示す。

第２図に示されている管曲げ機に使用されている支持テ
ーブルの長さは３がら４ｍ、高さは１ｍＫ寸法ぎめされ
ている。第１１図と第１２図に示されている支持テーブ
ルの幅は１！５ｃｍ。

厚さは１０ｃｍに寸法ぎめされている。スライド・レー
ル３４の幅は１２ｃｍである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来から一般に採用されている構成に係る管
曲げ機の斜視図。第２図は、本発明に従がって構成され
た管曲げ機の斜視図。 第３図は、第２図に示されている管曲げ機を上から目視
した平面図、第４図は、管曲げテーブルとスライド・レ
ールの構成ならびに両部材の駆動機構を上から目視した
拡大平面図。 第５図は、第４図のＶ−Ｖ線で切断した縦断面図。第６
図は、第４図のＶＩ　−ＶＩ線で切断した縦断面図。第
７図は、第４図のＶＩＩ　−ＶＩＩ線で切断した曲げテ
ーブルの縦断面図、第８図は、曲げジグが閉止した状態
の縦断面図、第９図は、曲げジグが開いた状態の縦断面
図。 第１０図は、曲げジグを上から目視した平面図。 第１１図は、曲げジグを担持する支持テーブルト送す機
構に用いられるスラ、イド・レールの構成を図解した斜
視断面図。第１２図は、曲げジグとスライド・レールよ
り成る構成ユニットを支持テーブルに固定する要領を図
解した平面図。 １０−一一送り機構、１１−ｍ−案内レール、１２−ｍ
−機械本体、１３−一一パイブ・シリンダー、１４−−
一固定スリーブ、１５−−一曲げ加工ずべきパイプ、１
６−−４１＋げシダ、１７−−へこみ、１８−一一部え
ジヨウ、１９−−一部え装置、２０−ｍ−油圧シリンダ
ー１２１−−−回動アーム、２２−ｍ−回動の方向、２
３−ｍ−スライド・レール、２４−−−マンドレル・ロ
ッド、２５−一一マンドレル戻シ装置、２６一−−支承
部材、２７−−−機械本体、２８−−−チェーン・ボッ
クス、２９−一一前部支持機構、３０．３０８−−−ピ
ストン・シリンダー装置、３１−ｍ−機械本体、３２．
３２ａ−−一機械本体の側面、３３−ｍ−支持テーブル
、３４−ｍ−スライド・レール、３５−一一送り機構、
３６−−−固定スリーブ、３７−−−油圧モーター、３
８−ｍ−レール、３９−ｍ−支持ビーム部分、４０−ｍ
−レール、４１−ｍ−マンドレル・ロッド、４２−一一
マントレル戻し装置、４３−−一曲げテーブノに４４−
−一回転軸、４５−ｍ−垂直側壁、４６一−−旬設ケー
シンダ部材、４６ａ−−一ケーソンダ前部、４７−−−
パイプ、４８−ｍ−スライド・レール、４９−ｍ−矢印
、５０−−−曲げジグ、５１−−一油圧シリンダー装置
、５１、　ａ　−−−シリンダー、５１ｂ−、−ピスト
ン、５１　ｃ　−−−ピストン・ロッド、５２−ｍ−構
成要素、５２ａ、５２ｂ−−一辺部材、５３−ｍ−ピス
トン・シリンダー装置、５３ｂ−一一ピストン・ロッド
、５３ｃｍ−−ピストン、５４−ｍ−油圧モーター、５
５−−−ウオーム・ンヤフト、５６−−−Ｕ　動’ｙオ
ーム、５６　ａ　−−−−ウオーム・シャフト、５７．
５８−−一構成ユニット、６１〜−一回転装置、６２−
ｍ−スプロケット・ホイール、６３−−−チェーン、６
４−−−スプロケット・ホイール、６５−−−スリーブ
１．６６．６６ａ　−−−キー、６フーーーレール、７
ｏ−一一ノヶット、７↑−ｍ−カバー、７２−−−ボル
ト、７３−−−スリーブ、７４−−−ボルト、７５−−
−ウオーム・ホイール、７ローーーピストン、７７．７
８−一−ピストン・ロッド、７９−一一段、８０．８１
−ｍ−シリンダー室、８０ａ、　８１　ａ　−ｍ−通路
、８０　ｂ、　　８１ｂ−＝−人口ボート、８２−一一
曲げジグ、８２ａ−−一上部曲げジグ部、８２ｂ−−一
下部曲げジグ部、８３ａ、、　８３飄８３ケーー溝、８
６一−−延在部、３（’１ａ−−−延在部の下部領域、
８７−−−円企１１′リンス８８−−−キー、８９−ｍ
−固定ボルト、９〇−ｍ−コレット、９］−ｍ−分離面
、９２−−−延在部、９３−〜−中間レール、９４−ｍ
−ラツク。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　長さ方向に延在した機械本体を備えていで、
   長さ方向に延在しン７−、ｉ部エツジの一方の領域で送
   り機構が移動するようされているととも尾、パイプを固
   定するクランプ・スリー７゛ｋ・担持しており、さらに
   機械本体の」二部の一端の近傍に垂直に延在した回転軸
   のまわりで回転可能な曲げテーブルが設けられていて、
   言亥曲げテーブルに曲げジグが固定されており、さらに
   曲げジグが固定ジヨウならびに前記長さ方向に延在した
   上部エツジの領域で送り機構の側面に設けられたスライ
   ド・レールと協働するよう構成された管曲げ機において
   、曲げテーブル（４３）の回転軸（４４）の中心が送り
   機構（３５）が配置されている位置と勝手反対の側にあ
   る機械本体の側壁の垂直面（４！５）の領域、好ましく
   は機械本体の側壁より外に向って突出した領域に配置さ
   れていることを特徴とする管曲げ機。 （２）曲げテーブル（４りがビーム状のフラットな支持
   テーブル０′３の上端に支承されていて、前記支持テー
   ブル０′３が機械本体１）１）により担持されていると
   ともに、機織本体の長さ方向に前に向かって突出してお
   り、ビーム状支持テーブルから機械本体の床面まで自由
   空間が設けられていることを特徴とする特許請求の範囲
   の第１項記載の管曲げ機。 （３）　　曲げテーブル（４（ト）の駆動装置（５４，
   ５５，５６）が送り機構（３５）またはスライド・レー
   ル（４８）の側で機械本体０１）または曲げジグを担持
   している支持テーブル０→の長さ方向に関し横向きて配
   置されていることを特徴とする特許請求の範囲の第１項
   または第２項記載の管曲げ機。 （４）　　曲げテーブル（４３）の駆動装置６４）とス
   ライド・レール（４Ｂ）の駆動装置５υが１つの構成ユ
   ニットとして配置されていることを特徴と才る特許請求
   の範囲の第３項記載の管曲げ機。 （５）前記構成ユニットがクランプ・／ヨウ（９０）と
   該クランプ・ジヨウＣｌ０Ｉを移動させる駆動装置（７
   ６，７８）を補足的に備えていることを特徴とする特許
   請求の範囲の第４項記載の管曲げ機。 （６）　　前記構成ユニットが支持テーブルｅ３３の長
   さ方向にかつ曲げジグ（５０）に接線状にスライド・レ
   ール（４８）を移動さぜる別の駆動装置（５３）を備え
   ていることを特徴とする特許請求の範囲の第４項記載の
   管曲げ機。 （７）　　前記構成ユニットが曲げジグを担持している
   支持テーブル０３にねじ止めされていることを特徴とす
   る特許請求の範囲の第４項より第７項までのいずれか１
   項記載の管曲げ機。 （８）曲げテーブル（４３）の駆動装置（５４）と曲げ
   テーブル（４３）を曲げジグ（５０）の半径方向に移動
   させろスライド・レールの駆動装置＋５１３が互いに平
   行に移動することを特徴とする特許請求の範囲の第４項
   記載の管曲げ機。 （９）　　曲げアーブル（４３）の駆動装置（３４）が
   油圧モーターより成り、ウオーム・ギヤ（５（ｉ）を有
   −４るウオームンヤフト６６ａ）が前記油圧モーターよ
   り延在したシャツ）’（５５）に接続されており、前記
   ウオーム・ギヤ（５Ｇ）が曲げテーブル（４艷に取刊け
   られたウオーム・ホイール（ＩＦＮｒ：介して曲げテー
   ブル（＋３）を駆動才ることを特徴とする特許請求の範
   囲の第３項記載の管曲げ機。 （１０）　　曲げジグに関し半径方向にスライド・レー
   ル（４８）を駆動する駆動装置が油圧式のピストン・シ
   リンダー装置６１）より成り、該ピストン・シリンダー
   装置（５１）が曲げテーブル（４３）を駆動する油圧モ
   ーター（５４）の上でかつ該油圧モーター（５４）より
   横にずれた位置に配置されていることを特徴とする特許
   請求の範囲の第４項記載の管曲げ機。 （１１）　　機械本体の長さ方向にスライド・レール囮
   を、駆動する駆動装置が油圧式のピストン・シリンダー
   装置（５３）より成り、該ピストン・シリンダー装置６
   ３）が油圧モー、９−（５４）の上でかつ該油圧モータ
   ー（５４）に関し横へずれた位置に配置されていること
   を特徴とする特許請求の範囲の第６項記載の管曲げ機。 （＋２　　［１，１０ずテーブル（４３）が回＜す：、
   対称形に構成されていることを特徴とする特許請求の範
   囲の第１項より第８項捷でのいずれか１項記載の管曲げ
   機。 （１３）曲げテーブル（４３）が、駆動ウオーム（５６
   ）を担持しているケーシング（４６）に取付けられてい
   て、該ケーシング（４６）が支持テーブル０′！Ｉの側
   壁（′１字にねし止めされていることを特徴とする特許
   請求の範囲の第１２項記載の管曲げ機。 （１（イ）　曲げテーブル（１３）が半分の高さ位置に
   回転ウオーム・ホイール（７５）を備えていることを特
   徴とするＩｌｒ！ｊ許請求の範囲の第１３項記載の管曲
   げ機。 （＋５）曲げテーブル（４３）が外側ケーシング（４６
   、記ケーシングと前記ソケットの間のスペースの中でウ
   オーム・ホイール（７５）がソケット（７０）に取付け
   られていることｆ　特？ｘｔ、とする特許請求の範囲の
   第１４項記載の管曲げ機。 （１６）　　曲げテーブル（４３）のソケット（７０）
   が曲げテーブル（４３）の中でシリンダーとして構成さ
   れており、両側で付勢することが可能なピストン（７６
   ）が前記シリンダーの中で軸方向に移動可能に配置され
   ていて、ピストンがシリンダーから上に向って突出した
   ピストン・ロンド（７８）を備えており、さらに、曲げ
   ジグ１８２）が円周溝（８３）の中央にある水平面を境
   に下部曲げジグ部（８２ｂ　）と上部曲げジグ部（８２
   ａ）に分割されていて、下部曲げジグ部（８２１））が
   ソケット（７０）と接続されていると共に、」二部曲げ
   ジグ部（８２ａ）がソケット（７０）より突出可能なピ
   ストン・ロンド（７８）と接続されていることを特徴と
   する特許請求の範囲の第１５項記載の管曲げ機。 周囲より突出してコレラ）　（９０）が形成されていて
   、該コレット（９０）にクランプ・ジヨウとして機能す
   る半円形の溝（８３ｃ）が凹設されていることを特徴と
   する特許請求の範囲の第１３項記載の管曲げ機。 ０８）半円形の溝（８３ｃ）を有するコレット（９０）
   が前記溝（８３ｃ）を越えて下に向って突出した延在部
   （９２）を備えていることを特徴とする特許請求の範囲
   の第１４項記載の管曲げ機。 （Ｉ！１　　曲げテーブル（４３）を担持している支持
   テーブルの平面より・上□の上部領域で曲げテーブル（
   ４３）が円錐形に先細（（なっており、下部曲げジグ部
   （８２ｂ）がこれに対応した円錐形に形成されているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲の第１５項記載の管曲げ
   機。 （２Ｆ１）　　下部曲げジグ部（８２ｂ）を曲げテーブ
   ル（４３）に固定するため円錐形リング（８７）が設け
   られていて、該円錐形リング（８７）が下部曲げジグ部
   （３５ａ）の円錐形の下部領域ならびに曲げテーブル（
   ４３）の」二部円錐形領１ｍ＋７１）と係合し、固定要
   素（８９）を用いて前記曲げテーブルの上部円錐形領域
   ＋７１）［固定されていることを特徴とする特許請求の
   範囲の第１３項記載の管曲げ機。 （２１）　　曲げテーブル（侶を担持している支持０→
   のすぐ下でかつ回転対称形の゛曲げテーブル（４３）の
   近傍に曲げテーブル（４３）を取り囲んでいるスプロケ
   ット・ホイール（７７）が設けられていて、該スプロケ
   ット・ホイール（７″Ｄがチェーン（ト）を介して支持
   テーブル０）に支承された回転装置（６υと接続されて
   いることを特徴とする特布諒の範囲の第１項より第４項
   までのいずれか１項記載の管曲げ磯。 （２２）　　ビーム状の支持テーブル０３が断面矢巨形
   のパイプから構成されていて、送り機構（３５）のレー
   ル（３４）が長さ方向に延在した一方のエツジに沿い該
   エツジより突出した状態で前記パイプに溶接されている
   ことを特徴とする特許請求の範囲の第２項記載の管曲げ
   機、（２３）スライド・レール（３４）の下でかつ該ス
   ライド・レールＣ３４）より外に向って突出した状態で
   ラックＣ９４）が溶接されていることを特徴とする特許
   請求の範囲の第２２項記載の管曲げ機。