JP2571392Y2 - 端子台を備えた工作機械 - Google Patents
端子台を備えた工作機械Info
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- JP2571392Y2 JP2571392Y2 JP6818292U JP6818292U JP2571392Y2 JP 2571392 Y2 JP2571392 Y2 JP 2571392Y2 JP 6818292 U JP6818292 U JP 6818292U JP 6818292 U JP6818292 U JP 6818292U JP 2571392 Y2 JP2571392 Y2 JP 2571392Y2
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- Japan
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- movable
- fixed
- terminal
- support column
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- Machine Tool Units (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、工作物を加工するに
当たって必要とされるモータやリミットスイッチ等の端
子が一カ所にまとめて接続される端子台を備えた工作機
械に関するものである。
当たって必要とされるモータやリミットスイッチ等の端
子が一カ所にまとめて接続される端子台を備えた工作機
械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における端子台を備えた工作機械
は、固定部に相対移動可能に可動部が支持されており、
この可動部に工作物を加工する加工ユニットが支持され
ている。この加工ユニットには工作物を加工する工具を
回転および前進後退等させるためにモータやリミットス
イッチが複数取り付けられている。これらモータやリミ
ットスイッチからの配線の保全性および作業性をよくす
るため、これら配線はすべて端子箱に取り付けられた端
子台に接続され、この端子台から固定部にまとめて配線
される。また、可動部が移動されるため端子箱から固定
部の配線に充分のゆとりを持たせる必要があるために、
可動部に鉛直方向に伸びた支持柱を取り付け、この支持
柱に前記端子箱が付けられる。そして、この支持柱から
まとめられた配線が垂れ下げられて固定部に配線がされ
る。
は、固定部に相対移動可能に可動部が支持されており、
この可動部に工作物を加工する加工ユニットが支持され
ている。この加工ユニットには工作物を加工する工具を
回転および前進後退等させるためにモータやリミットス
イッチが複数取り付けられている。これらモータやリミ
ットスイッチからの配線の保全性および作業性をよくす
るため、これら配線はすべて端子箱に取り付けられた端
子台に接続され、この端子台から固定部にまとめて配線
される。また、可動部が移動されるため端子箱から固定
部の配線に充分のゆとりを持たせる必要があるために、
可動部に鉛直方向に伸びた支持柱を取り付け、この支持
柱に前記端子箱が付けられる。そして、この支持柱から
まとめられた配線が垂れ下げられて固定部に配線がされ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
端子箱の取り付けおよび配線のために別途支持柱が必要
であるためコストアップおよびスペースが大きくとられ
る。また、支持柱に端子箱が取り付けられ、この端子箱
から可動部および固定部に配線が出ているために、美観
が良くない。また、端子箱にまで配線をしなければなら
ないので配線が長くなってしまうという問題があった。
端子箱の取り付けおよび配線のために別途支持柱が必要
であるためコストアップおよびスペースが大きくとられ
る。また、支持柱に端子箱が取り付けられ、この端子箱
から可動部および固定部に配線が出ているために、美観
が良くない。また、端子箱にまで配線をしなければなら
ないので配線が長くなってしまうという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上述した問題を
解決するためになされたものであり、可動部に固定し可
動部から固定部の配線を支持するため鉛直方向に伸びた
中空の支持柱と、この支持柱内に前記端子台を取り付け
たものである。
解決するためになされたものであり、可動部に固定し可
動部から固定部の配線を支持するため鉛直方向に伸びた
中空の支持柱と、この支持柱内に前記端子台を取り付け
たものである。
【0005】
【作用】可動部に取り付けられたモータおよびリミット
スイッチからの配線は支持柱内の端子台に接続される。
そして、この端子台より支持柱内を通して上方から可動
部に配線がされる。
スイッチからの配線は支持柱内の端子台に接続される。
そして、この端子台より支持柱内を通して上方から可動
部に配線がされる。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図面を基に説明する。1お
よび70は固定部であり、この固定部1上には可動部で
ある加工ユニット3が設置されている。この加工ユニッ
ト3は基台5と、この基台5上でX方向に進退移動され
る主軸台7とから構成される。前記主軸台7には後端
(図中左側)にモータ21が取り付けられ、このモータ
21の後部にはモータ21の回転角度を検知するエンコ
ーダ20が取り付けられている。主軸台7の先端(図中
右側)には、回転板10が回転割出し可能に軸承されて
いる。この回転板10は前記モータ21により軸線O回
りに回転割り出しされる。また、回転板10には工具1
2が回転かつ軸方向移動可能に軸承されている。
よび70は固定部であり、この固定部1上には可動部で
ある加工ユニット3が設置されている。この加工ユニッ
ト3は基台5と、この基台5上でX方向に進退移動され
る主軸台7とから構成される。前記主軸台7には後端
(図中左側)にモータ21が取り付けられ、このモータ
21の後部にはモータ21の回転角度を検知するエンコ
ーダ20が取り付けられている。主軸台7の先端(図中
右側)には、回転板10が回転割出し可能に軸承されて
いる。この回転板10は前記モータ21により軸線O回
りに回転割り出しされる。また、回転板10には工具1
2が回転かつ軸方向移動可能に軸承されている。
【0007】前記主軸台7には前記回転板10に係合し
て回転板10を所定の角度位置に位置決めする図略のノ
ッチがあり、このノッチの移動を検知するリミットスイ
ッチ13、14が主軸台7に設置されている。また、主
軸台7の上方にはモータ25が設置されている。前記工
具12は主軸台7の後部に突出した図略のプーリと機械
的に結合されており、前記モータ25によりベルト26
を介して図略のプーリが正逆回転されることで工具12
は軸線O’回りに回転しながら主軸台7内を軸方向に移
動される。また、この工具12の軸方向移動とともに主
軸台7の後端の作動ドグ27も前後に同期して移動され
る。
て回転板10を所定の角度位置に位置決めする図略のノ
ッチがあり、このノッチの移動を検知するリミットスイ
ッチ13、14が主軸台7に設置されている。また、主
軸台7の上方にはモータ25が設置されている。前記工
具12は主軸台7の後部に突出した図略のプーリと機械
的に結合されており、前記モータ25によりベルト26
を介して図略のプーリが正逆回転されることで工具12
は軸線O’回りに回転しながら主軸台7内を軸方向に移
動される。また、この工具12の軸方向移動とともに主
軸台7の後端の作動ドグ27も前後に同期して移動され
る。
【0008】前記主軸台7には作動ドグ27の移動を検
知するリミットスイッチ30、31、32、33が取り
付けられている。これらリミットスイッチ30、31、
32、33と前記モータ21、エンコーダ20とリミッ
トスイッチ13、14およびモータ25の各端子Tは、
後述する支持柱50の最も近い位置に配線されている。
知するリミットスイッチ30、31、32、33が取り
付けられている。これらリミットスイッチ30、31、
32、33と前記モータ21、エンコーダ20とリミッ
トスイッチ13、14およびモータ25の各端子Tは、
後述する支持柱50の最も近い位置に配線されている。
【0009】前記主軸台7の側方(図1の手前)には鉛
直方向に伸びた中空の支持柱50が取り付けられてお
り、前記端子Tが通される穴50aが形成され、図中手
前側には牒番53により扉54が付けられている。この
支持柱50の上方には中空のアーム60が後述のゴムホ
ース61と加工ユニット3とが干渉しないように水平に
接続され、このアーム60の先端から前記固定部70に
U字状にゴムホース61が連結されている。
直方向に伸びた中空の支持柱50が取り付けられてお
り、前記端子Tが通される穴50aが形成され、図中手
前側には牒番53により扉54が付けられている。この
支持柱50の上方には中空のアーム60が後述のゴムホ
ース61と加工ユニット3とが干渉しないように水平に
接続され、このアーム60の先端から前記固定部70に
U字状にゴムホース61が連結されている。
【0010】前記支持柱50内には、鉛直方向に端子レ
ール51がボルトにより固定され、前記端子Tが個々に
接続される複数の端子台52が取り付けられている。こ
れら端子台52の一端には前記各端子Tが接続され、他
端からの配線は1つにまとめられて支持柱50の上方か
ら前記アーム60、ゴムホース61内を介して前記固定
部70に配線されている。
ール51がボルトにより固定され、前記端子Tが個々に
接続される複数の端子台52が取り付けられている。こ
れら端子台52の一端には前記各端子Tが接続され、他
端からの配線は1つにまとめられて支持柱50の上方か
ら前記アーム60、ゴムホース61内を介して前記固定
部70に配線されている。
【0011】よって、工作物の加工中において、主軸台
7が移動されると、このゴムホース61がフレキシブル
に対応する。
7が移動されると、このゴムホース61がフレキシブル
に対応する。
【0012】
【考案の効果】本考案は固定部に対して相対的に移動さ
れる可動部に、可動部から固定部に連なる配線を支持す
るための鉛直方向に伸びた中空の支持柱を取り付け、こ
の中空の支持柱内に端子が接続される端子台を取り付け
ることで従来における端子箱をこの中空の支持柱が兼ね
るため、コストダウンおよび省スペース化でき、また、
配線を短くできる。さらに美観が良い。
れる可動部に、可動部から固定部に連なる配線を支持す
るための鉛直方向に伸びた中空の支持柱を取り付け、こ
の中空の支持柱内に端子が接続される端子台を取り付け
ることで従来における端子箱をこの中空の支持柱が兼ね
るため、コストダウンおよび省スペース化でき、また、
配線を短くできる。さらに美観が良い。
【図1】本考案の実施例を示す一部断面側面図である。
1、70 固定部 3 加工ユニット 10 回転盤 13、14 リミットスイッチ 21 モータ 20 エンコーダ 25 モータ 27 作動ドグ 30、31、32、33 リミットスイッチ T 端子 50 支持柱 51 端子レール 52 端子台 60 アーム 61 ゴムホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23Q 1/00 - 1/76 H02G 11/00
Claims (1)
- 【請求項1】 固定部に支持され、この固定部に対して
相対的に移動される可動部と、この可動部に支持され工
作物を加工する加工ユニットと、この加工ユニットが工
作物を加工するに当たって必要とされるモータおよびリ
ミットスイッチ等の配線と、前記可動部に支持され、前
記配線が接続され、前記固定部にまとめて配線する端子
台を備えた工作機械において、前記可動部に固定され、
可動部から固定部に連なる配線を支持するため鉛直方向
に伸びた中空の支持柱と、この支持柱内に前記端子台を
取り付けたことを特徴とする端子台を備えた工作機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6818292U JP2571392Y2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 端子台を備えた工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6818292U JP2571392Y2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 端子台を備えた工作機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631934U JPH0631934U (ja) | 1994-04-26 |
JP2571392Y2 true JP2571392Y2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=13366388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6818292U Expired - Fee Related JP2571392Y2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 端子台を備えた工作機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2571392Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022097190A1 (ja) * | 2020-11-04 | 2022-05-12 | 株式会社Fuji | 工具主軸装置 |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP6818292U patent/JP2571392Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0631934U (ja) | 1994-04-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |