JPH0451922Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0451922Y2 JPH0451922Y2 JP1986113575U JP11357586U JPH0451922Y2 JP H0451922 Y2 JPH0451922 Y2 JP H0451922Y2 JP 1986113575 U JP1986113575 U JP 1986113575U JP 11357586 U JP11357586 U JP 11357586U JP H0451922 Y2 JPH0451922 Y2 JP H0451922Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- abnormality detection
- shaft
- hydraulic cylinder
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 46
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 44
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000004886 process control Methods 0.000 description 2
- 238000012369 In process control Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010965 in-process control Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/24—Chucks characterised by features relating primarily to remote control of the gripping means
- B23B31/26—Chucks characterised by features relating primarily to remote control of the gripping means using mechanical transmission through the working-spindle
- B23B31/261—Chucks characterised by features relating primarily to remote control of the gripping means using mechanical transmission through the working-spindle clamping the end of the toolholder shank
- B23B31/265—Chucks characterised by features relating primarily to remote control of the gripping means using mechanical transmission through the working-spindle clamping the end of the toolholder shank by means of collets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2231/00—Details of chucks, toolholder shanks or tool shanks
- B23B2231/50—Devices to counteract clamping forces exerted within the spindle in order to release the tool or workpiece
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Turning (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
この考案は、マシニングセンター等に用いられ
る工作機械用スピンドルにおける工具クランプ異
常検出装置に関する。
る工作機械用スピンドルにおける工具クランプ異
常検出装置に関する。
《従来の技術》
通常、工作機械用のスピンドル装置は、円筒状
のケーシング内にスピンドルが回転自在に軸受さ
れ、かつこのスピンドルの軸孔内らスピンドルと
一体に回転する中心軸が内挿されており、この中
心軸の先端にチヤツクが形成され、このチヤツク
部により、各種工具の工具ホルダをクランプし
て、スピンドルの回転を工具に伝達するようにし
ている。
のケーシング内にスピンドルが回転自在に軸受さ
れ、かつこのスピンドルの軸孔内らスピンドルと
一体に回転する中心軸が内挿されており、この中
心軸の先端にチヤツクが形成され、このチヤツク
部により、各種工具の工具ホルダをクランプし
て、スピンドルの回転を工具に伝達するようにし
ている。
そしてこのチヤツク部が工具をクランプするか
あるいはアンクランプするかを駆動させるための
手段としては、中心軸と一体とされたチヤツク部
が皿バネにより後方側に引張られており、かつこ
の中心軸後端側に進退可能な油圧シリンダが設け
られ、この油圧シリンダの進退動作により中心軸
を駆動させて、皿バネのバネ力を解除して、工具
ホルダをアンクランプ状態にするか、あるいは、
皿バネのバネ力により工具ホルダをクランプする
かしている。
あるいはアンクランプするかを駆動させるための
手段としては、中心軸と一体とされたチヤツク部
が皿バネにより後方側に引張られており、かつこ
の中心軸後端側に進退可能な油圧シリンダが設け
られ、この油圧シリンダの進退動作により中心軸
を駆動させて、皿バネのバネ力を解除して、工具
ホルダをアンクランプ状態にするか、あるいは、
皿バネのバネ力により工具ホルダをクランプする
かしている。
《考案が解決しようとする問題点》
しかしながら、工具ホルダをグリツプする箇
所、すなわちチヤツク部が破損した場合、スピン
ドルに工具が装着されていないにも拘らず、皿バ
ネのバネ力により中心軸が後退し、工具がクラン
プされたものとして、装置が駆動するため、工程
管理面で問題があるとともに、特にマシニングセ
ンター等異なる加工を同一のスピンドルで行なう
場合特に問題であつた。
所、すなわちチヤツク部が破損した場合、スピン
ドルに工具が装着されていないにも拘らず、皿バ
ネのバネ力により中心軸が後退し、工具がクラン
プされたものとして、装置が駆動するため、工程
管理面で問題があるとともに、特にマシニングセ
ンター等異なる加工を同一のスピンドルで行なう
場合特に問題であつた。
この考案は、上述の事情に鑑みてなされたもの
で、本考案の目的とするところは、工作機械用ス
ピンドルにおける工具クランプの異常を、簡易な
構成で逸早く検出することを可能にした工具クラ
ンプ異常検出装置を提供することにある。
で、本考案の目的とするところは、工作機械用ス
ピンドルにおける工具クランプの異常を、簡易な
構成で逸早く検出することを可能にした工具クラ
ンプ異常検出装置を提供することにある。
《問題点を解決しようとするための手段》
上記問題点を解決するために本考案に係る工作
機械用スピンドルにおける工具クランプ異常検出
装置は、円筒状ケーシングにより回転自在に軸受
されるスピンドルと、このスピンドルの軸孔内に
内挿され、スピンドルと一体に回転し、かつその
先端に工具ホルダの底部をグリツプするチヤツク
部を備えた中心軸と、この中心軸を後方側に付勢
するバネ手段と、上記中心軸を進退動作させ、チ
ヤツク部が工具をクランプするかあるいはアンク
ランプするかを制御する進退可能な油圧シリンダ
とから構成される工作機械用スピンドルにおい
て、 前記油圧シリンダの軸孔に前方向にバネ付勢さ
れた異常検出軸が内挿され、チヤツク部異常時、
油圧シリンダが後退位置にあるとき、異常検出軸
の前端が中心軸の後端と当接し、中心軸に押圧さ
れ、異常検出軸の後端が所定位置まで後退し、異
常を検知する異常検出用スイツチを設けたことを
特徴とする。
機械用スピンドルにおける工具クランプ異常検出
装置は、円筒状ケーシングにより回転自在に軸受
されるスピンドルと、このスピンドルの軸孔内に
内挿され、スピンドルと一体に回転し、かつその
先端に工具ホルダの底部をグリツプするチヤツク
部を備えた中心軸と、この中心軸を後方側に付勢
するバネ手段と、上記中心軸を進退動作させ、チ
ヤツク部が工具をクランプするかあるいはアンク
ランプするかを制御する進退可能な油圧シリンダ
とから構成される工作機械用スピンドルにおい
て、 前記油圧シリンダの軸孔に前方向にバネ付勢さ
れた異常検出軸が内挿され、チヤツク部異常時、
油圧シリンダが後退位置にあるとき、異常検出軸
の前端が中心軸の後端と当接し、中心軸に押圧さ
れ、異常検出軸の後端が所定位置まで後退し、異
常を検知する異常検出用スイツチを設けたことを
特徴とする。
《作用》
上記のように構成された工作機械用スピンドル
における工具クランプ異常検出装置にあつては、
従来から、チヤツク部の工具クランプ、アンクラ
ンプ動作を駆動するために用いられていた油圧シ
リンダに改良を加え、この油圧シリンダを二重構
造とし、異常検出軸を常時前方向にバネ付勢さ
せ、かつこの異常検出軸の後端が所定位置に達し
たときONするスイツチを設けるという簡易な構
成である。
における工具クランプ異常検出装置にあつては、
従来から、チヤツク部の工具クランプ、アンクラ
ンプ動作を駆動するために用いられていた油圧シ
リンダに改良を加え、この油圧シリンダを二重構
造とし、異常検出軸を常時前方向にバネ付勢さ
せ、かつこの異常検出軸の後端が所定位置に達し
たときONするスイツチを設けるという簡易な構
成である。
従つて、油圧シリンダが後退して、本来ならば
チヤツク部が工具をクランプしている状態のと
き、チヤツク部が破損している場合は、さらに中
心軸が後退し、それにより異常検出軸が後方に押
圧され、上述した異常検出用スイツチがONする
ことになるので、チヤツク部の破損、異常等を逸
早くキヤツチでき、工程管理面で有利であり、特
にマシニングセンター等複数の加工を行なう場合
等に特に有効である。
チヤツク部が工具をクランプしている状態のと
き、チヤツク部が破損している場合は、さらに中
心軸が後退し、それにより異常検出軸が後方に押
圧され、上述した異常検出用スイツチがONする
ことになるので、チヤツク部の破損、異常等を逸
早くキヤツチでき、工程管理面で有利であり、特
にマシニングセンター等複数の加工を行なう場合
等に特に有効である。
《実施例》
以下、本考案に係るスピンドルにおける工具ク
ランプ異常検出装置の一実施例を図面に基づき詳
細に説明する。
ランプ異常検出装置の一実施例を図面に基づき詳
細に説明する。
第1図は本考案に係るスピンドルの縦断面図で
ある。
ある。
第1図において、本願に係るスピンドル装置の
構成は、円筒状ケーシング1内に軸受2を介して
回転自在にスピンドル3が軸受されており、また
このスピンドル3の軸孔4内に、スピンドル3と
一体に回転する中心軸5が内挿されており、この
中心軸の先端は、図示しない工具ホルダの底部を
グリツプするチヤツク部6が一体に設けられ、か
つ後端側は後述する油圧シリンダのピストンロツ
ド10a(以下単に油圧シリンダと称する)に当
接する後端面7として形成されている。
構成は、円筒状ケーシング1内に軸受2を介して
回転自在にスピンドル3が軸受されており、また
このスピンドル3の軸孔4内に、スピンドル3と
一体に回転する中心軸5が内挿されており、この
中心軸の先端は、図示しない工具ホルダの底部を
グリツプするチヤツク部6が一体に設けられ、か
つ後端側は後述する油圧シリンダのピストンロツ
ド10a(以下単に油圧シリンダと称する)に当
接する後端面7として形成されている。
また、このチヤツク部6と一体化された中心軸
5は、皿バネ8により、高張力で後方側に引張ら
れている。
5は、皿バネ8により、高張力で後方側に引張ら
れている。
なお、スピンドル3の前端はテーパ孔9が設け
られ、上記皿バネ8のバネ力を利用して、スピン
ドル3の回転を工具に正確に伝えるようにしてい
る。
られ、上記皿バネ8のバネ力を利用して、スピン
ドル3の回転を工具に正確に伝えるようにしてい
る。
次に、このスピンドル装置において、工具ホル
ダをクランプあるいはアンクランプする際の駆動
機構について説明する。
ダをクランプあるいはアンクランプする際の駆動
機構について説明する。
まず、油圧シリンダ10がガイドスリーブ11
に対して進退可能に配設され、かつこの油圧シリ
ンダ10の軸孔12内に異常検出軸13が内挿さ
れている。そしてこの異常検出軸13は、圧縮コ
イルバネ14により、中心側5側すなわち前側に
常時付勢されており、中心軸5の後端面7と、異
常検出軸13の前端面15とを工具クランプ異常
時に、当接させる構成になつている。
に対して進退可能に配設され、かつこの油圧シリ
ンダ10の軸孔12内に異常検出軸13が内挿さ
れている。そしてこの異常検出軸13は、圧縮コ
イルバネ14により、中心側5側すなわち前側に
常時付勢されており、中心軸5の後端面7と、異
常検出軸13の前端面15とを工具クランプ異常
時に、当接させる構成になつている。
また、この油圧シリンダ10の後部外周には、
金属等の検出体16がピストンロツド10aに固
定されており、ガイドスリーブ11にブラケツト
19を介して取り付けられた近接スイツチ20,
21により、上記検出体16を検知し、この油圧
シリンダの位置すなわちスピンドル3が工具ホル
ダをクランプしている状態かあるいはクランプし
ていない状態かを検出するように構成されてい
る。
金属等の検出体16がピストンロツド10aに固
定されており、ガイドスリーブ11にブラケツト
19を介して取り付けられた近接スイツチ20,
21により、上記検出体16を検知し、この油圧
シリンダの位置すなわちスピンドル3が工具ホル
ダをクランプしている状態かあるいはクランプし
ていない状態かを検出するように構成されてい
る。
さらに本願にあつては、異常検出軸13の後端
面にも検出体22が固定されており、この検出体
22が所定位置まで後退したときONする近接ス
イツチ23が設けられており、この近接スイツチ
23が、チヤク部破損等の異常を検出するのに用
いられている。
面にも検出体22が固定されており、この検出体
22が所定位置まで後退したときONする近接ス
イツチ23が設けられており、この近接スイツチ
23が、チヤク部破損等の異常を検出するのに用
いられている。
上記油圧シリンダ10がガイドスリーブ11内
を進退作動する構成については、油圧配管24か
らガイドスリーブ11内に設けられた油流通路2
5,26を通じて第1液圧室27、第2液圧室2
8に選択的に油が充填されて、油圧シリンダ10
がガイドスリーブ11内を前後方向に進退移動す
る。
を進退作動する構成については、油圧配管24か
らガイドスリーブ11内に設けられた油流通路2
5,26を通じて第1液圧室27、第2液圧室2
8に選択的に油が充填されて、油圧シリンダ10
がガイドスリーブ11内を前後方向に進退移動す
る。
次に本願に係る装置の動作について説明する。
第1図に示すのは、スピンドル3が工具ホルダを
クランプしている状態であり、この状態では、油
圧シリンダ10は後退位置にきており、第1液圧
室27内に油流通路25を通じて油が充填されて
いる。そして油圧シリンダ10がこの後退位置に
あるとき、皿バネ8のバネ力により、チヤツク部
6が図示しない工具ホルダの底部をグリツプし
て、スピンドル3と工具とは同期して回転可能な
状態である。なおこの工具のクランプ状態を確認
するため、位置検出用の近接スイツチ21がオン
する。
第1図に示すのは、スピンドル3が工具ホルダを
クランプしている状態であり、この状態では、油
圧シリンダ10は後退位置にきており、第1液圧
室27内に油流通路25を通じて油が充填されて
いる。そして油圧シリンダ10がこの後退位置に
あるとき、皿バネ8のバネ力により、チヤツク部
6が図示しない工具ホルダの底部をグリツプし
て、スピンドル3と工具とは同期して回転可能な
状態である。なおこの工具のクランプ状態を確認
するため、位置検出用の近接スイツチ21がオン
する。
なお、上記油圧シリンダ10が後退動作すると
き、ガイドスリーブ11は、その反力で前側に引
寄せられ、このスリーブ11に固定されているス
ピンドル支持部材17と、スピンドル3の後端3
aとの間に間〓d1が形成されるとともに、中心
軸5の後端面7と異常検出軸13の前端面15と
の間にも間〓d2が形成されるため、加工時、ス
ピンドル3が高速回転しても、油圧シリンダ10
側は影響を受けないように配慮されている。
き、ガイドスリーブ11は、その反力で前側に引
寄せられ、このスリーブ11に固定されているス
ピンドル支持部材17と、スピンドル3の後端3
aとの間に間〓d1が形成されるとともに、中心
軸5の後端面7と異常検出軸13の前端面15と
の間にも間〓d2が形成されるため、加工時、ス
ピンドル3が高速回転しても、油圧シリンダ10
側は影響を受けないように配慮されている。
次に、加工が終了すれば、今度は油流通路26
を通じて第2液圧室28内に油が充填され、それ
にともない油圧シリンダ10がガイドスリーブ1
1に対して前方向に移動する。そしてこの油圧シ
リンダ10とともに可動する異常検出軸13の前
端面15が中心軸5を前方向に押しやり、皿バネ
8のバネ力が解除されてチヤツク部6も前側に移
動しこのチヤツク部6が外方に拡開して、工具ホ
ルダのアンクランプ状態となる。そして図示しな
い交換用アームにより工具ホルダがグリツプされ
引抜かれる。このツールのアンクランプ状態は、
検出体16を近接スイツチ20が検出して、その
信号を受けて行なわれる。
を通じて第2液圧室28内に油が充填され、それ
にともない油圧シリンダ10がガイドスリーブ1
1に対して前方向に移動する。そしてこの油圧シ
リンダ10とともに可動する異常検出軸13の前
端面15が中心軸5を前方向に押しやり、皿バネ
8のバネ力が解除されてチヤツク部6も前側に移
動しこのチヤツク部6が外方に拡開して、工具ホ
ルダのアンクランプ状態となる。そして図示しな
い交換用アームにより工具ホルダがグリツプされ
引抜かれる。このツールのアンクランプ状態は、
検出体16を近接スイツチ20が検出して、その
信号を受けて行なわれる。
そして次加工の工具ホルダがスピンドル3のテ
ーパ孔9内に挿入されて、工具ホルダの底部がチ
ヤツク部6にグリツプされて、今度は油流通路2
5を通じて第1液圧室27内に油が充填され、油
圧シリンダ10がガイドスリーブ11に対して後
方側に可動して、第1図に示す状態となる。そし
て近接スイツチ21が検出体16を検知して工具
をクランプしているかどうかを確認する。
ーパ孔9内に挿入されて、工具ホルダの底部がチ
ヤツク部6にグリツプされて、今度は油流通路2
5を通じて第1液圧室27内に油が充填され、油
圧シリンダ10がガイドスリーブ11に対して後
方側に可動して、第1図に示す状態となる。そし
て近接スイツチ21が検出体16を検知して工具
をクランプしているかどうかを確認する。
そして本願にあつては、第1図に示す位置に油
圧シリンダ10があるとき、すなわち工具のクラ
ンプ状態のとき、例えばチヤツク部6が破損して
いたり、また異常があるとき、皿バネ8の引張力
により、中心軸5が後方に可動して、異常検出軸
13を圧縮コイルバネ14のバネ力に抗して後方
に押圧する構成になつている。そして、油圧シリ
ンダ10が後退位置にあるとき、異常検出軸13
が中心軸5から押圧されて、後方側に移動したと
き、検出体22を近接スイツチ(異常検出用スイ
ツチ)23が検知し、スピンドル3の工具クラン
プ6の異常を迅速に検出することが可能となる。
圧シリンダ10があるとき、すなわち工具のクラ
ンプ状態のとき、例えばチヤツク部6が破損して
いたり、また異常があるとき、皿バネ8の引張力
により、中心軸5が後方に可動して、異常検出軸
13を圧縮コイルバネ14のバネ力に抗して後方
に押圧する構成になつている。そして、油圧シリ
ンダ10が後退位置にあるとき、異常検出軸13
が中心軸5から押圧されて、後方側に移動したと
き、検出体22を近接スイツチ(異常検出用スイ
ツチ)23が検知し、スピンドル3の工具クラン
プ6の異常を迅速に検出することが可能となる。
従つて、以後の加工工程がキヤンセルされ、加
工不良を未然に防止することができる。
工不良を未然に防止することができる。
《効果》
以上説明してきたようにこの考案によれば、工
具ホルダをスピンドル内にクランプ、アンクラン
プする駆動機構としての油圧シリンダを、二重構
造とし、内部の異常検出軸を前方向に付勢させ、
かつ、この異常検出軸の後端が所定位置に達した
とき作動するスイツチ(異常検出スイツチとして
機能する)を設けるという簡易な構成でありなが
ら、スピンドルのチヤツク部が破損したり、異常
が生じた場合等、この異常検出軸が後退し、異常
検出用スイツチが迅速に作動するので、従来のよ
うに加工不良が発生した後でなければ、工具クラ
ンプの異常を発見することができなかつたことか
ら比べれば、スピンドルにおける工具クランプの
異常を逸早くキヤツチでき、迅速に対処できるた
め、工程管理上極めて優れており、特にマシニン
グセンター等高速加工用のスピンドル装置に最適
である。
具ホルダをスピンドル内にクランプ、アンクラン
プする駆動機構としての油圧シリンダを、二重構
造とし、内部の異常検出軸を前方向に付勢させ、
かつ、この異常検出軸の後端が所定位置に達した
とき作動するスイツチ(異常検出スイツチとして
機能する)を設けるという簡易な構成でありなが
ら、スピンドルのチヤツク部が破損したり、異常
が生じた場合等、この異常検出軸が後退し、異常
検出用スイツチが迅速に作動するので、従来のよ
うに加工不良が発生した後でなければ、工具クラ
ンプの異常を発見することができなかつたことか
ら比べれば、スピンドルにおける工具クランプの
異常を逸早くキヤツチでき、迅速に対処できるた
め、工程管理上極めて優れており、特にマシニン
グセンター等高速加工用のスピンドル装置に最適
である。
第1図は本考案に係る工作機械用スピンドルに
おける工具クランプ異常検出装置の実施例を示す
縦断面図である。 1……円筒状ケーシング、2……軸受、3……
スピンドル、4……軸孔、5……中心軸、6……
チヤツク部、8……皿バネ、10……油圧シリン
ダ、12……軸孔、13……異常検出軸、14…
…圧縮コイルバネ、20,21……近接スイツ
チ、23……近接スイツチ(異常検出用スイツ
チ)、25,26……油流通路、27……第1液
圧室、28……第2液圧室。
おける工具クランプ異常検出装置の実施例を示す
縦断面図である。 1……円筒状ケーシング、2……軸受、3……
スピンドル、4……軸孔、5……中心軸、6……
チヤツク部、8……皿バネ、10……油圧シリン
ダ、12……軸孔、13……異常検出軸、14…
…圧縮コイルバネ、20,21……近接スイツ
チ、23……近接スイツチ(異常検出用スイツ
チ)、25,26……油流通路、27……第1液
圧室、28……第2液圧室。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 円筒状ケーシングにより回転自在に軸受される
スピンドルと、このスピンドルの軸孔内に内挿さ
れ、スピンドルと一体に回転し、かつその先端に
工具ホルダの底部をグリツプするチヤツク部を備
えた中心軸と、この中心軸を後方側に付勢するバ
ネ手段と、上記中心軸を進退動作させ、チヤツク
部が工具をクランプするかあるいはアンクランプ
するかを制御する進退可能な油圧シリンダのピス
トンロツドとから構成される工作機械用スピンド
ルにおいて、 前記油圧シリンダのピストンロツドの軸孔に前
方向にバネ付勢された異常検出軸が内挿され、チ
ヤツク部異常時、油圧シリンダのピストンロツド
が後退位置にあるとき、異常検出軸の前端が中心
軸の後端と当接し、中心軸に押圧され、異常検出
軸の後端が所定位置まで後退し、この後退により
異常を検知する異常検出用スイツチを設けたこと
を特徴とする工作機械用スピンドルにおける工具
クランプ異常検出装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986113575U JPH0451922Y2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 | |
EP87306481A EP0258989A1 (en) | 1986-07-24 | 1987-07-22 | Clamping device in a machine tool spindle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986113575U JPH0451922Y2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6321550U JPS6321550U (ja) | 1988-02-12 |
JPH0451922Y2 true JPH0451922Y2 (ja) | 1992-12-07 |
Family
ID=14615716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1986113575U Expired JPH0451922Y2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 |
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JP (1) | JPH0451922Y2 (ja) |
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DE19647989B4 (de) * | 1996-11-20 | 2005-03-03 | EMUGE-Werk Richard Glimpel GmbH & Co. KG Fabrik für Präzisionswerkzeuge | Gewindeschneid- oder Bohrfutter mit drahtloser Fehlerübertragung |
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CN106217127A (zh) * | 2016-08-04 | 2016-12-14 | 铜陵市永生机电制造有限责任公司 | 一种铣床床台高度指示装置 |
Citations (1)
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JPS61297044A (ja) * | 1985-06-26 | 1986-12-27 | Toyoda Mach Works Ltd | 主軸工具アンクランプ装置 |
Family Cites Families (3)
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US4303360A (en) * | 1980-02-29 | 1981-12-01 | Giddings & Lewis, Inc. | Power drawfinger system for machine tool spindle |
FR2588492B1 (fr) * | 1985-10-14 | 1989-05-26 | Aerospatiale | Porte-outil de securite pour machine-outil |
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1986
- 1986-07-24 JP JP1986113575U patent/JPH0451922Y2/ja not_active Expired
-
1987
- 1987-07-22 EP EP87306481A patent/EP0258989A1/en not_active Withdrawn
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61297044A (ja) * | 1985-06-26 | 1986-12-27 | Toyoda Mach Works Ltd | 主軸工具アンクランプ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS6321550U (ja) | 1988-02-12 |
EP0258989A1 (en) | 1988-03-09 |
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