JPS5957618A - 炊飯器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は米を煮炊する炊飯器に関する。

従来例の構成とその問題点 一般に、ご飯をおいしく炊くためには洗米後、米に充分
吸水させる必要がある。

通常の炊飯器では、この吸水のために洗米後、しばらく
放置した後に炊飯を行うようになっている０ そこで、洗米後すぐに炊飯できるように炊飯行程中に、
３０〜４０℃で一定時間だけ温度制御をする浸水行程も
入れた炊飯器が従来提案された。

しかし、浸水行程を入れたことによって洗米をしてご飯
ができ」二がる捷での時間は短縮さノ１だが、米を予め
洗って準備しておいた場合などは、スイッチを入れてか
らご飯ができ」二がる寸での時間（ｄ、従来の炊飯器よ
り長くなってし甘う。−１だ浸水が重複してなされてし
まう不都合があった。

発明の目的 本発明は上記従来の炊飯器の欠点を解消し、米を予め洗
ってしばらく放置し炊飯の私備をしておいた場合などは
炊飯行程中の浸水行程を抜いて炊飯できるように使用者
が浸水行程の有無を選択できるようにした炊飯器を提供
しようとするものである。

発明の構成 上記目的を達成するため本発明は、米の温度を約４ｏ℃
の糊化温度以下の温度で一定時間だけ温度制御を行う浸
水工程を経過してから電力を増加し炊飯を行うか、浸水
行程なしに炊飯を行うかを選択するスイッチを備えたも
のである。

実施例の説明 以下に本発明の実施例について説明する。

第１図において、１にｌ［本体であり、底部にて下枠１
０にカシメ結合されている。２は発熱体であり、上面に
鍋３が載置され、この鍋３に調理物を入れて調理が行な
われる。４は保巡枠であり、−１一部にて柏手が一体成
形された上枠により本体１と連結されている。６は本体
断熱利である。７はザーモスイノチであり、スイッチレ
バー８を通じて完成接点板９を開閉する。１１は完成制
が１１ユニツトでトライアック、トラノジスタ、コノデ
ノザ。

ダイオード、抵抗等がプリント基板に組込まハている。

１５ｉ１：鍋３の温ｒｆ’ｌ、すなわち調理物の温度を
感知するだめの鍋温度検出用素子である。１７はスイッ
チレバー８を取付けるたｙ）の表示板である。２８は浸
水行程の有無を選択する切替スイッチである。

１８は外蓋であり、中蓋１９と蓋枠２０により外被が構
成されている。２６は蓋断熱材、２１は蓋止め用ボス、
２２は蓋ツマミである。２９は裏板で脚３ｏが取付けら
れるとともに完成制御ユニット１１を覆っている。２７
は保温用発熱体であり、保獲枠４の」−縁近く巻かれて
いる。

次に上記構成における実際の動作について説、明する。

鍋３に米と水を入れ鍋３を発熱体２に載置し、内蓋２６
、外蓋１８をセットする。スイッチレバー８を下方に押
圧し、ザーモスイノチ７を１一方に押し１−げ、完成接
点板９の接点を閉じ炊飯を開始する（第２図ａ点）。

炊飯を開始してからｂ点までの−′、１１時間Ｔ　ｉｌ
：浸水行程として３０’Ｃ〜４０°Ｃの糊下温度以下で
温度制御される。これは温度検知素子１６に」ニー。

て鍋３の温度を検出し完成制御ユニット１１にある電力
制御素子によって電力制御されるのである。

ｂ点以降は第２図に示すように通常の炊飯行ゼ、！を経
過してご飯が炊き−にかり鍋底温度がｌ：ｎ４．て０点
に達するとサーモスイッチ了が作動して接点板９の接点
を開き、発熱体２による加熱を停止し、炊飯が完了する
。

次に具体的な回路例を示す第４図に従って説明する。第
４図に於いて、２は炊飯用発熱体、人は電力制御Ｉ素子
、Ｂは温度制御回路、１５は温度検知素子、Ｃ←１、タ
イマー回路、２８ｄ：浸水行程選択スイッチ、Ｄは電源
回路であるＯ 炊飯スイッチ９をイに入れると電源回路り、タイマー回
路Ｃ２温度制御回路Ｂに通電され、温度割付１１回路Ｂ
の制御温度を例えば３５°Ｃとすると、温度検知素子１
６で検知された鍋３の温度が３５℃以下であれが電力制
御素子ＡがＯＮされ発熱体２が発熱して鍋内の温度を」
二昇をせ、鍋内の温度が３６°（：に達すると電力制御
素子ＡをＯＦＦして、鍋内の温度を３６°Ｃに保つ。こ
の間、タイマー回路Ｃは時間を割数しており、一定時間
が経過するとタイマー回路Ｃの出力がセットされて、温
度制御回路Ｂに作用して温度制御動作を停止をぜ、電力
制御素子人を連続ＯＮさせる。こねによって鍋内温度は
第２図に示すように上昇し始めて、ついには点Ｃに達し
て炊飯スイッチ９が作動し、接点をイから口に切替える
。接点が口に切替わると保温制御回路Ｆに通電され保温
電力制御素子Ｅによって保温ヒータ２７の電力を制御す
る。

米を予め洗っておいて、しばらく放置して、米が充分吸
水した後に炊飯したい場合は切替スイッチ２８を切替え
てタイマー回路Ｃの出力を強制的にセットするようにす
れば、炊飯スイ、ツチ９を入れた後、直ちにタイマー回
路Ｃの出方にトヒノトされて、温度制御回路Ｂは働かず
電力制御素子人は始めから連続通電となり、第３図に示
すように通常の炊飯を行なう。

このように浸水行程の有無を選択できるスイッチを設け
たことにより、洗米してすぐに炊飯する場合は、３０°
Ｃ〜４０’Ｃの比較的高温で吸水さぜるため吸水効率が
良く冷水に浸水するよりも短時間で充分の吸水効果を得
ることができ、全体の炊飯時間が短縮できる。寸だ、洗
米後しばらく放置した後に炊飯する場合は、スイッチ２
８を切替えて浸水行程を、省略することによって浸水行
程のない通常の炊飯を行うことができる。

寸だ、第４図に於いて、温度制御回路Ｂと温度検知素子
１５を省略して、第６図に示すようにａ点で炊飯スイッ
チ９を入れて一定時間Ｔの後、５点で発熱体２への通電
を開始するように、浸水行程を簡略化することも可能で
ある。

また、この簡略化された浸水行程についても。

浸水行程の有無を選択するスイッチを付けることが可能
である。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば切替ス
イッチによって浸水工程を選択的に実施することができ
、米の吸水状態に応じて、できるだけｌＡ７．時間でお
いしいご飯を炊くことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す炊飯器の断面図、第２
図および第３図はそれぞれ同炊飯器の炊飯過程における
温度特性図、第４図は同炊飯器の電気回路図、第６図は
本発明の他の実施例を示す炊飯器の温度！ＩＳ性図であ
る。 ２・・・・・・発熱体１３・・・・・・鍋、１１・・・
・完成制御ユニット、１５・・・・・・鍋温度検知用素
子、２８・・・・・・切替スイッチ。 第１図 第２図 ４關− 第３図 ４ｍ＝ ４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 米の温度を約４０℃以下の温度で一定時間だけメ、１１
   １度制御を行う浸水工程を経過してから電力を増加し炊
   飯を行うか、浸水工程なしに炊飯を行うかを選択する切
   替スイッチを備えた炊飯器。