JP2844013B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は炊飯中にふたからも加熱して米を均一に加熱
しようとする炊飯器に関するものである。
従来の技術 従来の炊飯器は、ふたにふたの温度を検出する温度セ
ンサーを設け、沸騰によってふたの温度が上昇する事を
利用し、沸騰を検出する技術がある。沸騰の検出によっ
て本体側に設けられた炊飯用ヒーターの通電を制御し、
昔から言われる「始めチョロチョロなかパッパ…」の
「グツグツいうころ火をひいて」にあたる制御を行って
いる。(例えば特開昭59−135027号公報) 一方、ふたにふたヒーターを設け、ふたからも御飯を
加熱する事によりムラ無く素早く加熱するようにした技
術がある。(例えば実開昭62−100126号公報) 発明が解決しようとする課題 上記技術は両者とも、ごはんをおいしく炊くための技
術であり、両者を同時に実施すれば大変美味なごはんが
得られる。しかるに、ふたを加熱してしまうとふたに設
けた温度センサーの温度が上がり、沸騰を検知してしま
うため、この両者を同時に実施することは不可能であっ
た。
従ってふたに温度センサーだけを設けたものではふた
の温度上昇が低目となり沸騰後ふたに露がつきやすく、
ふたにふたヒーターだけを設けたものではふたの温度上
昇は早いが温度が高くなり過ぎふたからの放熱が多くな
るといる欠点があった。
課題を解決するための手段 本発明は前記課題を解決するためになされたものであ
り、炊飯器本体に炊飯用ヒーターと、この通電を制御す
る通電制御手段とを設け、本体の上部開口をふさぐふた
にふたヒーターと温度を検出する温度センサーとを設け
た。さらに温度センサーの検出温度が設定温度になるよ
うにふたヒーターの通電を制御する温度調節手段を本体
に設けた。温度調節手段の設定温度は炊飯開始時には第
一の設定温度とし、温度センサーが第一の設定温度より
高く設定された温度T(沸騰検出温度)になったとき、
第一の設定温度より高い第二の設定温度に切り替えるよ
うにした。また温度調節手段を制御する制御部に計時部
を設け、上記温度Tになってから一定時間後に第二の設
定温度に切り替えるようにした。
作用 上記本発明の構成では、炊飯開始時から沸騰までは温
度センサーの検出温度により温度調節手段が蓋ヒーター
を通電し第一の設定温度でふたの温度が一定に制御され
る。沸騰すると上記によってふたが加熱されるため、第
一の設定温度で制御しているにもかかわらずふたの温度
は第一の設定温度より上昇していく。やがて、温度Tま
で上昇すると沸騰と判断される。沸騰と判断されると温
度調節手段の設定温度は第一の設定温度及び温度Tより
高い第二の設定温度に切り替えられる。以降第二の設定
温度になるようふたの温度が温度調節される。同時に通
電制御手段によって本体側の炊飯用ヒーターの加熱量も
コントロールされる。
以上の構成により、ふたヒーターによりふたからの加
熱を行うと同時に、沸騰を検出して炊飯用ヒーターの加
熱量コントロールも行うことができる。このようにふた
ヒーターは炊飯開始から沸騰検出までは比較的温度の低
い第一の設定温度でしか加熱できないが、炊飯初期は水
温も低いため加熱効果は十分に得られる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第
1図は本発明による炊飯器の断面図、第2図は同炊飯器
のヒーター回路構成図、第3図は同ふたの温度特性とふ
たヒーターへの通電状況を示す例である。図中1は本
体、2は炊飯用ヒーター、3は内釜、4はふた、5はふ
たヒーター、6は温度センサー、7は通電制御手段、8
は温度調節手段、9は計時手段である。
その構成は本体1内部には炊飯用ヒーター2が取り付
けられ、内釜3は着脱自在に本来1に収納される。本体
1にはふた4が取り付けられ、ふた4内部にはふたヒー
ター5及び温度センサー6が取り付けられている。本体
1内部には制御部にて制御される通電制御手段7、温度
調節手段8及び計時手段9が設けられており、通電制御
手段7には炊飯用ヒーター2が、温度調節手段8にはふ
たヒーター5及び温度センサー6が接続されている。
次に上記構成からなる本実施例の作用について説明す
る。使用者が内釜3に米と水を入れ、本体1に収納しふ
た4を閉じる。次に炊飯スイッチ(図示せず)を押すと
通電制御手段7の働きにより炊飯用ヒーター2に通電が
開始される。同時に温度調節手段8の働きにより温度セ
ンサー6の出力温度が第一の設定温度になるように温度
調節が開始される。すなわち、温度センサー6の出力温
度が第一の設定温度未満ではふたヒーター5に通電し、
第一の設定温度以上では通電を停止することにより第一
の設定温度に温度調節される。本実施例では第一の設定
温度を55℃に定める。
内釜3内部の米と水は炊飯用ヒーター2で下から加熱
されると同時に、ふたヒーター5によって上からも加熱
される。米は水温が高いほど水を急速に吸収しやすく炊
飯用ヒーター2で下からのみ加熱した場合は下部の温度
が先行して上昇することになり、下部の米ばかりが水を
吸収して軟らかくなり、反対に上部は硬くなってしま
う。ところが本実施例ではふたヒーター5で上からも加
熱されるので、上部と下部の温度ムラを少なくでき、米
に同じように吸水させることができる。特に近年多く見
られるマイクロコンピューター制御式炊飯器では炊飯初
期に「予熱炊き」「浸し炊き」等と称し、水温を一定に
一定時間保つ工程が設けられている。米は水温が60℃を
越えると表面が糊化を始め芯まで水分を吸収しなくなる
ので、40〜50℃で一定時間保ち、米に水を芯まで十分吸
収させ、それから炊き上げるようにしている。本実施例
の構成では、特にこの工程において均一に加熱出来、効
果がある。
この工程を終了して炊き上げ工程になると通電制御手
段7によって炊飯用ヒーター2にフル通電され、やがて
水温が上昇し、蒸気が出始めると蒸気がふた4に当たっ
て今度は蒸気がふた4を加熱する。蓋4に設けられた温
度センサー6がこの温度上昇を検出し、温度T(約70
℃)になると沸騰と判断する。沸騰すると通電制御手段
7により炊飯用ヒーター2の加熱量が減少される。と同
時に温度調節手段8の設定温度が第二の設定温度(約12
0℃)に切り替えられ、以降第二の設定温度にふた4の
温度が調節される。蒸気は内釜3内部が完全に沸騰する
前から発生し、又、温度Tは約70℃と比較的低く設定さ
れているので、実際に沸騰して激しく蒸気が出てくる少
し前に沸騰検出出来る。従って、この時点より第二の設
定温度に切り替えてふた4を高温にた持つ事は、米への
加熱効果がある。又、激しく沸騰が始まってからは、ふ
た4からの放熱を防止する効果と、ふた4への上記の結
露を防止し、むらし工程に入ってから御飯に露が滴下す
るのを防止する効果がある。
発明の効果 以上のように本発明ではふたヒーターの通電を制御す
る温度調節手段の設定温度は炊飯開始時には沸騰検出温
度(水温T)より低い第一の設定温度としたことにより
ふたを加熱しながら、かつ沸騰検出可能であり、ふたの
温度が上昇している沸騰後はそれに応じて第一の設定温
度より高い第二の設定温度に切り替えるものとしたこと
により、加熱、放熱防止、露付き防止の効果が得られ、
ふた加熱による効果と沸騰検出による炊飯用ヒーターの
通電制御効果の相乗により大変美味なごはんが提供でき
る。
なお、本実施例では沸騰検出して直ぐに炊飯用ヒータ
ーの通電制御、及び温度調節手段の設定温度の切り替え
を行ったが、計時手段を設け沸騰検出してから一定時間
計時するまで炊飯用ヒーターの通電制御手段の動作を遅
らせたり、逆に温度調節手段の設定温度の切り替えを遅
らせても良い。あるいは、計時完了まで通電制御手段、
温度調節手段の設定温度切り替えの両方を遅らせても良
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による炊飯器の断面図、第2
図は同炊飯器のヒーター回路構成図、第3図は同ふたの
温度特性図とふたヒーターへの通電状況図を示す。 1……本体、2……炊飯用ヒーター、 4……ふた、5……ふたヒーター、 6……温度センサー、7……通電制御手段、 8……温度調節手段、9……計時手段。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炊飯器本体(1)に炊飯用ヒーター(2)
    と、この通電を制御する通電制御手段(7)とを設け、
    本体(1)の上部開口をふさぐふた(4)にふたヒータ
    ー(5)と温度を検出する温度センサー(6)とを設
    け、さらにこの温度センサー(6)の検出温度が設定温
    度になるようにふたヒーター(5)の通電を制御する温
    度調節手段(8)を本体(1)に設け、前記温度調節手
    段(8)の設定温度は炊飯開始時には第一の設定温度と
    し、温度センサー(6)が第一の設定温度より高く設定
    された温度Tになったとき、第一の設定温度より高い第
    二の設定温度に切り替えるものとしたことを特徴とする
    炊飯器。
  2. 【請求項2】温度センサー(6)が温度Tになってから
    一定時間後に第二の設定温度に切り替えるよう、一定時
    間の計時手段(9)を設けた請求項1記載の炊飯器。
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