JP2924315B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2924315B2 JP17251491A JP17251491A JP2924315B2 JP 2924315 B2 JP2924315 B2 JP 2924315B2 JP 17251491 A JP17251491 A JP 17251491A JP 17251491 A JP17251491 A JP 17251491A JP 2924315 B2 JP2924315 B2 JP 2924315B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に家庭で使用される
炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、蓋の部分にヒータを設けて、通電
することにより御飯に露がつかないようにして、よりお
いしい御飯が炊ける炊飯器が主流になってきている。
【0003】従来、この種の炊飯器は図4に示すような
構成をしている。以下、その構成と動作について図4お
よび図5を参照しながら説明する。
【0004】図4に示すように、炊飯物を入れる鍋1
は、主ヒータ2により加熱され、主ヒータ2への通電
は、主ヒータ駆動手段3で行われる。鍋温度検知手段4
は、鍋1の温度を検知しており、鍋1の上方には蓋5が
設けられ、保温ヒータ6は鍋1と蓋5を、加熱する。保
温ヒータ6への通電は、保温ヒータ駆動手段7で行わ
れ、蓋温度検知手段8は、蓋5の温度を検知している。
制御手段9は鍋温度検知手段4と蓋温度検知手段8の出
力を入力とし、主ヒータ駆動手段3と保温ヒータ駆動手
段7を図5のように制御する。
【0005】図5にもとづいて、炊き工程終了後の炊き
上げ工程について説明する。炊き上げ工程にはいると、
制御手段9は、鍋温度検知手段4により検知した鍋温度
がθ1になるまで、主ヒータ駆動手段3により16/1
6の通電率で主ヒータ2を通電する。鍋温度がθ1にな
ると制御手段9は、蓋温度検知手段8により検知した蓋
温度がφ1になるまでの時間TGをカウントし始め、主
ヒータ駆動手段3により16/16の通電率で主ヒータ
2を通電する。蓋温度がφ1になると制御手段9は、鍋
温度検知手段4により検知した鍋温度がθ2になるま
で、主ヒータ駆動手段3により時間TGの長さに応じた
通電率で主ヒータ2を通電する。さらに蓋温度検知手段
8で検知した蓋温度がφ2より低い時は保温ヒータ駆動
手段7により16/16の通電率で保温ヒータ6を通電
する。蓋温度検知手段8で検知した蓋温度がφ2より高
い時は、保温ヒータ駆動手段7により保温ヒータ6への
通電を停止する。鍋温度検知手段4により検知した鍋温
度がθ2を越えると次のむらし工程へ進む。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の炊飯
器では、炊飯物の水の量が多い時、もしくは水だけの時
は、鍋温度がθ1,θ2になるまでの時間、および蓋温
度がφ1になるまでの時間が長くなり、主ヒータ2およ
び保温ヒータ6の、通電率が16/16となる時間が非
常に長くなるため、制御回路および、本体部分の温度が
耐熱温度を越えるという課題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、炊飯
物の水の量が多い時、もしくは、水だけの時でも、制御
回路および本体部分の温度が耐熱温度を越えないように
し、かつ炊飯物の水の量が多い時でも蓋の部分に露がつ
くことを防ぎ、おいしい御飯が炊ける炊飯器を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、炊飯器を入れる鍋と、前記鍋を加熱する主
加熱部と、前記主加熱部を駆動する主駆動手段と、前記
鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋の上方に
設けられた蓋と、前記鍋と前記蓋とを加熱する保温加熱
部と、前記保温加熱部を駆動する保温駆動手段と、前記
蓋の温度を検知する蓋温度検知手段と、前記鍋温度検知
手段と前記蓋温度検知手段の出力を入力し、前記鍋の温
度もしくは前記蓋の温度が、ある時間経過してもある温
度以上にならない時は、前記主駆動手段と前記保温駆動
手段とを制御して、前記主加熱部と前記保温加熱部への
通電率を小さくする制御手段とを備えている。
【0009】
【作用】本発明は上記構成により、鍋の温度もしくは蓋
の温度が、ある時間経過してもある温度以上にならない
時は、主加熱部と保温加熱部への通電率を小さくするこ
とができるので、制御回路および本体部分の温度が耐熱
温度を越えることなく、蓋の部分に露がつくのを防ぐの
で御飯をおいしく炊くことができるものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1,図2
および図3を参照しながら説明する。
【0011】図1は本発明のブロック図である。図1に
おいて、炊飯物を入れる鍋10は、主加熱部である主ヒ
ータ11により加熱され、主ヒータ11への通電は、主
ヒータ駆動手段12で行われる。鍋温度検知手段13は
鍋10の温度を検知しており、鍋10の上方には蓋14
が設けられ、保温加熱部である保温ヒータ15は鍋10
と蓋14を、加熱する。保温ヒータ15への通電は、保
温ヒータ駆動手段16で行われ、蓋温度検知手段17
は、蓋14の温度を検知している。制御手段18は、鍋
温度検知手段13と蓋温度検知手段17の出力を入力と
し主ヒータ駆動手段12と保温ヒータ駆動手段16を制
御する。
【0012】図2は本発明の一実施例の回路図である。
図2において、炊飯物を入れる鍋10は、主ヒータ11
により加熱され、主ヒータ11への通電は、主ヒータ駆
動手段12で行われる。主ヒータ駆動手段12はリレー
接点12aと,リレーの励磁用コイル12bとトランジ
スタ12cと抵抗12dで構成されている。リレー接点
12aの片側は、交流電源20の片側に接続され、リレ
ー接点12aの他の片側は、主ヒータ11の片側に接続
される。主ヒータ11の他の片側は、交流電源20の他
の片側に接続される。リレーの励磁用コイル12bの片
側は、直流電源19の片側に、リレーの励磁用コイル1
2bの他の片側は、トランジスタ12cのコレクタ端子
に、トランジスタ12cのエミッタ端子は直流電源19
のグランド側に、トランジスタ12cのベース端子は抵
抗12dの片側と、マイクロコンピュータ18の出力端
子に、抵抗12dの他の片側は、直流電源19の片側
に、接続されている。鍋温度検知手段13は鍋10の温
度を検知しており、サーミスタ13aと抵抗13bとA
/D変換器13cで構成されている。
【0013】サーミスタ13aの片側は直流電源19の
片側に、サーミスタ13aの他の片側は、抵抗13bの
片側に、抵抗13bの他の片側は直流電源19のグラン
ド側に接続されている。サーミスタ13aと抵抗13b
が接続されているA点の電圧をA/D変換器13cに入
力し、変換したディジタル信号をマイクロコンピュータ
18の入力端子に入力する。鍋10の上片には蓋14が
設けられ保温ヒータ15は胴ヒータ15aと蓋ヒータ1
5bとで構成され、それぞれ鍋10と蓋14を、加熱す
る。保温ヒータ15への通電は、保温ヒータ駆動手段1
6で行われる。
【0014】双方向三端子サイリスタ16aのゲート端
子は抵抗16bの片側に、抵抗16bの他の片側は、ト
ランジスタ16cのコレクタ端子に、トランジスタ16
cのエミッタ端子は直流電源19のグランド側に、トラ
ンジスタ16cのベース端子は抵抗16dの片側と、マ
イクロコンピュータ18の出力端子に、抵抗16dの他
の片側は、直流電源19の片側に、接続されている。蓋
温度検知手段17は、蓋14の温度を検知しており、サ
ーミスタ17aと抵抗17bとA/D変換器17cで構
成されている。サーミスタ17aの片側は直流電源19
の片側に、サーミスタ17aの他の片側は、抵抗17b
の片側に、抵抗17bの他の片側は直流電源19のグラ
ンド側に接続されている。サーミスタ17aと抵抗17
bが接続されているB点の電圧をA/D変換器17cに
入力し、変換したディジタル信号をマイクロコンピュー
タ18の入力端子に入力する。
【0015】上記構成において、動作を図3のフローチ
ャートにより説明する。ステップ30で前炊き工程を終
了し、炊き上げ工程に入る。ステップ31では、炊き上
げ工程に入ると同時に、T1=0にクリアして時間カウ
ントを開始する。ステップ32では、マイクロコンピュ
ータ18は抵抗12dに接続される出力端子をオープン
状態にし、トランジスタ12cをオンさせて、リレー1
2aの接点を閉じて、16/16の通電率で主ヒータ1
1に通電する。通常炊き上げ工程では、通電率を16/
16にして強い火力で炊き上げることになる。ステップ
33ではマイクロコンピータ18はA/D変換器13c
の出力を入力し鍋10の温度がθ1を越えているかどう
かを、判定する。越えていない時は、ステップ34に進
む。ステップ34では、時間カウントをT1に加算す
る。次のステップ35では、加算した時間T1が、ある
一定時間Txより長いかどうかを判定する。このTx
は、主ヒータ11が、16/16の通電率で連続して通
電されても、制御回路および本体の温度上昇が、耐熱温
度より低くなる値であり、さらに通常における最大量の
炊飯を行った場合に、炊き上げ工程に入った時から、鍋
10の温度がθ1になるまでの最大時間よりも、長い時
間とする。ステップ35でT1がTxよりも短い時はス
テップ32に戻る。ステップ35でT1がTxよりも長
い時は、ステップ36に進み、マイクロコンピュータ1
8は抵抗12dに接続される出力端子を16秒中7秒間
オープン状態にし、トランジスタ12cを16秒中7秒
間オンさせて、リレー12aの接点を16秒中7秒間閉
じて7/16の通電率で主ヒータ11に通電する。ここ
で通電率を7/16にしているが、制御回路および本体
の温度上昇が耐熱温度より低くなる通電率であればよ
い。
【0016】次にステップ37に進む。ステップ37で
はマイクロコンピュータ18はA/D変換器13cの出
力を入力し鍋10の温度がθ2を越えているかどうか
を、判定する。越えていない時は、ステップ36に戻
り、越えている時は、むらし工程に進む。ステップ33
で、鍋10の温度がθ1を越えている時は、ステップ3
8に進む。ステップ38で、マイクロコンピュータ18
は、T2=0にクリアして時間カウントを開始する。ス
テップ39では、マイクロコンピュータ18は、抵抗1
2dに接続される出力端子をオープン状態にし、トラン
ジスタ12cをオンさせて、リレー12aの接点を閉じ
て、16/16の通電率で主ヒータ11に通電する。次
にステップ40に進む。ステップ40では、マイクロコ
ンピュータ18はA/D変換器17cの出力を入力し蓋
14の温度がφ1を越えているかどうかを、判定する。
越えていない時は、ステップ41に進む。ステップ41
では、時間カウントをT2に加算する。次のステップ4
2では、加算した時間T2が、ある一定時間Tyより長
いかどうかを判定する。このTyは、主ヒータ11が、
16/16の通電率で連続して通電されても、制御回路
および本体の温度上昇が耐熱温度より低くなる値であ
り、さらに通常における最大量の炊飯を行った場合に、
鍋10の温度がθ1になってから、蓋14の温度がφ1
を越える最大時間よりも、長い時間とする。ステップ4
2でT2がTyよりも短い時はステップ39に戻る。ス
テップ42で、T2がTyよりも長い時は、ステップ4
3に進み、マイクロコンピュータ18は抵抗12dに接
続される出力端子を16秒中7秒間オープン状態にしト
ランジスタ12cを16秒中7秒間オンさせてリレー1
2aの接点を16秒中7秒間閉じて、7/16の通電率
で主ヒータ11に通電する。ここで通電率を7/16に
しているが、制御回路および本体の温度上昇が、耐熱温
度より低くなる通電率であればよい。
【0017】次にステップ44に進む。ステップ44で
はマイクロコンピュータ18はA/D変換器13cの出
力を入力し鍋10の温度がθ2を越えているかどうか
を、判定する。越えていない時は、ステップ43に戻
り、越えている時は、むらし工程に進む。ステップ40
で、蓋14の温度がφ1を越えている時は、ステップ4
5に進む。ステップ45で、マイクロコンピュータ18
は、T3=0にクリアして時間カウントを開始する。ス
テップ46では、マイクロコンピュータ18は、抵抗1
2dに接続される出力端子を16秒中Pg(T2)秒間
オープン状態にし、トランジスタ12cを16秒中Pg
(T2)秒間オンさせて、リレー12aの接点を16秒
中Pg(T2)秒間閉じてPg(T2)/16の通電率
で、主ヒータ11に通電する。ここでPg(T2)は鍋
10の温度がθ1になってから、蓋14の温度がφ1を
越えるまでの時間T2の関数である。次にステップ47
に進む。ステップ47では、マイクロコンピュータ18
はA/D変換器17cの出力を入力し蓋14の温度がφ
2を越えているかどうかを判定する。越えていない時
は、ステップ48に進む。ステップ48ではマイクロコ
ンピュータ18は抵抗16dに接続される出力端子をオ
ープン状態にし、トランジスタ16cをオンさせて、双
方向三端子サイリスタ16aをオン状態にし、16/1
6の通電率で胴ヒータ15aおよび蓋ヒータ15bに通
電する。これにより鍋10の胴の部分と蓋14を加熱し
て蓋14部分の露を蒸発させる。ステップ47で蓋14
の温度がφ2を越えている時は、ステップ49に進む。
ステップ49ではマイクロコンピュータ18は抵抗16
dに接続される出力端子をグランドレベルにして、トラ
ンジスタ16cをオフさせて、双方向三端子サイリスタ
16aをオフ状態にし、胴ヒータ15aおよび蓋ヒータ
15bの通電を停止する。これにより蓋14の温度が耐
熱温度を越えないようにする。ステップ48およびステ
ップ49からステップ50に進む。ステップ50ではマ
イクロコンピュータ18はA/D変換器13cの出力を
入力し鍋10の温度がθ2を越えているかどうかを判定
する。越えている時は、むらし工程に進む。鍋10の温
度がθ2を越えていない時は、ステップ51に進む。ス
テップ51では、時間カウントをT3に加算する。次の
ステップ52では、加算した時間T3が、ある一定時間
Tzより長いかどうかを判定する。このTzは、主ヒー
タ11が、Pg(T2)/16の通電率で連続して通電
されても、制御回路および本体の温度上昇が、耐熱温度
より低くなる値であり、さらに通常における最大量の炊
飯を行った場合に、蓋14の温度がφ1を越えてから鍋
10の温度がθ2を越えるまでの最大時間よりも長い時
間とする。
【0018】ステップ52で、T3がTzよりも短い時
はステップ46に戻る。ステップ52で、T3がTzよ
りも長い時は、ステップ53に進む。ステップ53で
は、Pg(T2)が13秒以上の時は、マイクロコンピ
ュータ18は抵抗12dに接続される出力端子を16秒
中10秒間オープン状態にしトランジスタ12cを、1
6秒中10秒間オンさせてリレー12aの接点を16秒
中10秒間閉じて、10/16の通電率で主ヒータ11
に通電する。ここで通電率を10/16にしているが、
連続で通電しても制御回路および本体の温度上昇が、耐
熱温度より低くなる通電率であればよい。
【0019】Pg(T2)が13秒未満の時はマイクロ
コンピュータ18は抵抗12dに接続される出力端子を
16秒中Pg(T2)秒間オープン状態にし、トランジ
スタ12cを16秒中Pg(T2)秒間オンさせて、リ
レー12aの接点を16秒中Pg(T2)秒間閉じて、
Pg(T2)/16の通電率で主ヒータ11に通電す
る。ここでPg(T2)の値が13の所で通電率を下げ
るかどうかを、決めているが、この値は連続で通電して
も制御回路および本体の温度上昇が耐熱温度より低くな
るように決定すればよい。次にステップ54に進む。ス
テップ54ではマイクロコンピュータ18はA/D変換
器17cの出力を入力し、蓋14の温度がφ2を越えて
いるかどうかを判定する。越えていない時はステップ5
5に進む。ステップ55ではマイクロコンピュータ18
は抵抗16dに接続される出力端子を16秒中10秒オ
ープン状態にし、トランジスタ16cをオンさせて、双
方向三端子サイリスタ16aをオン状態にし、10/1
6の通電率で胴ヒータ15aおよび蓋ヒータ15bに通
電する。これにより鍋10の胴の部分と蓋14を加熱し
て蓋14部分の露を蒸発させる。ここで10/16の通
電率は保温ヒータ15に連続して通電しても制御回路お
よび本体の温度上昇が耐熱温度より低くなる値としてい
る。ステップ54で蓋14の温度がφ2を越えている時
はステップ56に進む。ステップ56ではマイクロコン
ピュータ18は抵抗16dに接続される出力端子をグラ
ンドレベルにして、トランジスタ16cをオフさせて、
双方向三端子サイリスタ16aをオフ状態にし、胴ヒー
タ15aおよび蓋ヒータ15bの通電を停止する。これ
により蓋14の温度が耐熱温度を越えないようにする。
【0020】ステップ55およびステップ56からステ
ップ50に進み、前記の動作をくり返す。これまでの説
明で主ヒータ11は通常のシーズヒータであり、リレー
12a及び12bで制御されるものであるが、主ヒータ
11がインダクションヒータであっても、この通電率を
決定する制御方法については、問題なく応用できる。
【0021】このように本発明の実施例の炊飯器によれ
ば、炊飯物の水の量が多い時、もしくは水だけの時は、
鍋温度がθ1,θ2になるまでの時間、および蓋温度が
φ1になるまでの時間が長くなり、主ヒータ11および
保温ヒータ15の、通電率が16/16となる時間が非
常に長くなるのを防ぐことができるので、制御回路およ
び、本体部分の温度が耐熱温度を越えることなく、かつ
炊飯物の水の量が多い時でも蓋14の部分に露がつくの
を防ぐので、御飯をおいしく炊くことができる。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、鍋の温度もしくは蓋の温度が、ある時間経過
してもある温度以上にならない時は、主ヒータと保温ヒ
ータへの通電率を小さくすることができるので、制御回
路および本体部分の温度が耐熱温度を越えることなく、
蓋の部分に露がつくのを防ぐので御飯をおいしく炊くこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の炊飯器のブロック図
【図2】本発明の一実施例を示す炊飯器の回路図
【図3】本発明の一実施例を示す炊飯器の動作を示すフ
ローチャート
【図4】従来の炊飯器のブロック図
【図5】従来の炊飯器の動作を示す説明図
【符号の説明】
10 鍋 11 主ヒータ 12 主ヒータ駆動手段 13 鍋温度検知手段 14 蓋 15 保温ヒータ 16 保温ヒータ駆動手段 17 蓋温度検知手段 18 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川邉 勝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−68119(JP,A) 特開 平3−16514(JP,A) 特開 平2−302218(JP,A) 特開 平3−66319(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 27/00 G05D 23/19

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炊飯物を入れる鍋と、前記鍋を加熱する主
    加熱部と、前記加熱部を駆動する主駆動手段と、前記鍋
    の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋の上方に設
    けられた蓋と、前記鍋と前記蓋とを加熱する保温加熱部
    と、前記保温加熱部を駆動する保温駆動手段と、前記蓋
    の温度を検知する蓋温度検知手段と、前記鍋温度検知手
    段と前記蓋温度検知手段の出力を入力し、前記鍋の温度
    もしくは前記蓋の温度が、ある時間経過しても、ある温
    度以上にならない時は前記主駆動手段と前記保温駆動手
    段とを制御して、前記主加熱部と前記保温加熱部への通
    電率を小さくする制御手段とを備えた炊飯器。
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