JPH0317143Y2 - - Google Patents

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JPH0317143Y2
JPH0317143Y2 JP1985002665U JP266585U JPH0317143Y2 JP H0317143 Y2 JPH0317143 Y2 JP H0317143Y2 JP 1985002665 U JP1985002665 U JP 1985002665U JP 266585 U JP266585 U JP 266585U JP H0317143 Y2 JPH0317143 Y2 JP H0317143Y2
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JP
Japan
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temperature
heating
food
turned
time
Prior art date
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JP1985002665U
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JPS61118539U (ja
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 この考案は、被調理物が仕上り温度に達すると
自動的に加熱を停止する温度センサー付のオーブ
ントースタに関する。
〔従来の技術〕
従来のオーブントースタでは、被調理物を加熱
する加熱室内の温度をサーミスタなどの温度検出
センサーを用いて検出して設定値と比較し、それ
が設定値を越えたときには加熱を停止して、被調
理物がほどよい焼加減に仕上るようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の温度センサー付のオーブントースタに
は、解決すべき次のような問題点がある。
(1) 温度センサーが機械的な振動や衝撃によつて
短絡した場合、オーブントースタは被調理物が
加熱されていないにもかかわらず、その温度が
設定値まで上昇したものと判断して加熱を停止
するので、被調理物が加熱されない。
(2) 温度センサーが何らかの原因によつて断線し
た場合、被調理物が十分加熱されていても、そ
の温度が未だ設定値に達しないものと判断して
加熱を続けるため、被調理物は加熱過剰となる
のみならず、オーブントースタは過度に加熱さ
れて火災を引起こす危険性がある。
この考案は、このような事情に鑑みてなされた
もので、温度センサーが正常に機能しない場合で
も、ある程度の加熱調理が可能で、しかも、異常
に加熱することのない安全なオーブントースタを
提供するものである。
(ロ) 考案の構成 この考案の構成を第1図を用いて説明する。1
01は被調理物を収容する加熱室、102は加熱
手段、103は加熱室101の温度を検出する検
出手段、104は加熱手段102の入力をオン・
オフする開閉手段、105は設定された最低加熱
時間を計時する計時手段、106は設定された最
高加熱時間を計時する計時手段、107は検出温
度が設定温度より大のときオフし、しかも最低加
熱時間中は検出温度に無関係にオンを継続し、最
高加熱時間経過後は検出温度に無関係にオフする
よう開閉手段104を制御する制御手段である。
次にこの考案の作用を第1図および第2図を用
いて説明する。計時手段105には被調理物が一
応焼き上がるまでに要する最低時間t1が設定さ
れ、計時手段106には被調理物がやや焼け過ぎ
になるまでに要する時間t3が設定されている。
そこで、被調理物を加熱室101に収容し、開閉
手段104がオンして加熱手段102が加熱を始
め、温度検出手段103の検出温度Tが第2図b
のように変化すると、制御手段107は設定温度
TSと検出温度Tの検出値bとを比較して、検出
手段Tが設定温度TSより大となる時点t2にお
いて開閉手段104をオフさせ、被調理物は適正
な焼き具合に仕上る。ところで、検出温度Tが起
動時から設定温度TSを超えていたり、aのよう
に異状に早く設定温度TSに達しても、設定時間
t2に達するまでは制御手段107は開閉手段1
04をオフしない。また、検出温度Tがcのよう
に設定時間t3を経過しても、設定温度TSに達
しない場合には、制御手段107は直ちに開閉手
段104をオフし、被調理物への加熱を停止させ
る。すなわち、この考案によれば、温度検出手段
103が故障してその検出が正常に行われなくて
も、加熱の程度に多少の過不足はあるが、一応、
被調理物は調理され、全然加熱されなかつたり、
焼けこげたりすることがない。また、オーブント
ースタが過度に加熱されることがなく、安全であ
る。
〔実施例〕
以下図面に示す実施例に基づいてこの考案を詳
述する。なおこれによつてこの考案が限定される
ものではない。
この考案の一実施例の正面図を示す第3図にお
いて、1はオーブントースタ、2は加熱室、3
a,3bはシーズヒータ、4は温度検出用サーミ
スタ、5はスタート・キー、6はこげ調整ダイア
ル、7は加熱室2の扉、8は被調理物(たとえば
食パン)などを搭載する金網、9はシーズヒータ
3a,3bの入力をオン・オフする開閉手段やそ
の開閉手段を制御する制御手段などを内蔵する操
作パネルである。
第4図は考案の制御手段としてマイクロコンピ
ユータを用いた場合のブロツク図を示す。10は
マイクロコンピユータ、11はそのインターフエ
イス、12はサイリスタやトライアツクまたはパ
ワートランジスタなどの開閉素子、13は入力電
源である。
マイクロコンピユータ10のROMには、最低
加熱t1時間および最高加熱時間t2の計時、初
期温度による設定温度の演算、加熱室2の検出温
度TSと設定温度TSとの比較、開閉素子3a,3
bへのオン・オフ指令などのプログラムなどが記
憶され、RAMにはこげ調整ダイアル6によつて
可変される設定温度Tの設定値などが記憶されて
いる。
次にこの実施例の作用を第3図、第4図および
第5図のフローチヤートを用いて説明する。加熱
室2の中の金網8の上に食パンをのせて扉7を閉
じ、スタート・キー5を押すと、マイクロコンピ
ユータ10はその信号によつて開閉素子12をオ
ンさせ、シーズヒータ3a,3bに電源13から
入力電流が通電される。それと同時に、ROMに
記憶されているプログラムによつてタイマー機能
が起動して最低加熱時間t1と最高加熱時間t3
の計時が開始される。
調理時間tmが最低加熱時間t1以上になると、
マイクロコンピユータ10は加熱室の検出温度T
をサーミスタ4によつて入力し、初期温度によつ
て演算されRAMの中に設定記憶されている設定
温度TSとの比較を開始する。最高加熱時間t3
に至るまでに検出温度Tが設定温度TSを超えた
場合には、開閉素子12はオフされシーズヒータ
3a,3bへの通電は終了する。これによつて加
熱室2の食パンは適正に焼上げられ調理は終了す
る。
万一、サーミスタ4が短絡するなどして検出温
度Tが、調理スタート直後に設定温度TSに達し
ても、調理時間tmが最低加熱時間t1に達する
までは、シーズヒータ3a,3bへの通電はオン
されるので、多少加熱不足ながらも食パンは焼上
げられる。また、サーミスタ4が断線するなどし
て検出温度Tが設定温度TSを超えない状態でも、
調理時間tmが最高加熱時間t3以上になつた場
合には、開閉素子12はオフされ、シーズヒータ
3a,3bへの通電は終了する。これによつて加
熱室2の食パンが過剰に加熱され黒こげになるこ
とが防止される。
(ハ) 考案の効果 この考案によれば、温度検出手段が故障して正
常に機能しない場合においても、最低加熱時間と
最高加熱時間が設定されその時間内に調理が行わ
れるので、調理加減に多少の加不足はあつても異
状に加熱されることのない安全なオーブントース
タが提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の構成を示すブロツク図、第
2図はこの考案の作用を示す説明図、第3図はこ
の考案の一実施例の正面図、第4図はこの考案の
一実施例のブロツク図、第5図は第4図の作用を
示すフローチヤートである。 1……オーブントースタ、2……加熱室、3
a,3b……シーズヒータ、4……サーミスタ、
5……スタート・キー、10……マイクロコンピ
ユータ、12……開閉素子、13……電源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 (a) 被調理物を収容する加熱室、 (b) 前記加熱室の加熱手段、 (c) 前記加熱室の温度を検出する検出手段、 (d) 前記加熱手段の入力をオン・オフする開閉
    手段、 (e) 設定された最低加熱時間を計時する計時手
    段、 (f) 設定された最高加熱時間を計時する計時手
    段、 (g) 検出温度が設定温度より大のときオフ
    し、しかも最低加熱時間中は検出温度に無関係
    にオンを継続し、最高加熱時間経過後は検出温
    度に無関係にオフするよう前記開閉手段を制御
    する制御手段、 から構成されたオーブントースタ。
JP1985002665U 1985-01-12 1985-01-12 Expired JPH0317143Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985002665U JPH0317143Y2 (ja) 1985-01-12 1985-01-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985002665U JPH0317143Y2 (ja) 1985-01-12 1985-01-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61118539U JPS61118539U (ja) 1986-07-26
JPH0317143Y2 true JPH0317143Y2 (ja) 1991-04-11

Family

ID=30476559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985002665U Expired JPH0317143Y2 (ja) 1985-01-12 1985-01-12

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JP (1) JPH0317143Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS608629A (ja) * 1983-06-28 1985-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動加熱調理器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS608629A (ja) * 1983-06-28 1985-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61118539U (ja) 1986-07-26

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