JP7264459B2 - ガス炊飯器 - Google Patents
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Description
制御手段は、ケーキ調理モードが選択されると、蓋ヒータを連続的に作動させると共に、バーナを小火力で断続的に燃焼させて、温度検出手段により検出される炊飯釜の温度を所定の第1目標温度へ段階的に昇温させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、制御手段は、炊飯釜の温度が第1目標温度に達するまでは釜ヒータを作動させないことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、制御手段は、炊飯釜の温度が第1目標温度に達したら、バーナの燃焼を一旦停止させて釜ヒータを作動させ、その後バーナを断続的に燃焼させて、炊飯釜の温度を第1目標温度よりも低い所定の温度帯に維持する調温制御を行うことを特徴とする。
また、蓋ヒータを常時作動させているため、生地の上側を蓋を介して加熱することができる。よって、バーナに加熱される炊飯釜と蓋とにより生地を全方位から加熱することができ、ケーキの焼き上がりが良好となる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、制御手段は、炊飯釜の温度が第1目標温度に達するまでは釜ヒータを作動させないので、断続燃焼させるバーナの燃焼を一時的に停止させた後の検出温度を比較的素早く低下させることができる。このため、再点火のタイミングを早めることができ、トータルの調理時間が長くなるのを防止可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、制御手段は、炊飯釜の温度が第1目標温度に達したら、バーナの燃焼を一旦停止させて釜ヒータを作動させ、その後バーナを断続的に燃焼させて炊飯釜の温度を所定の温度帯に維持する調温制御を行うので、バーナの燃焼を停止させた場合に、検出温度が温度帯まで低下する時間が比較的遅くなる。よって、ケーキ調理工程全体でのバーナの再点火の回数が少なくなり、電気部品への負担が軽減されると共に、作動音によるユーザへの不快感も低減可能となる。
図1は、ガス炊飯器の一例を示す斜視図、図2は概略図である。
ガス炊飯器1は、上部を開口した本体2と、本体2の上部開口を開閉する蓋体3とを備え、本体2の正面下部には、操作パネル4が備えられている。本体2には、外部のホースが接続されるガス管5と、図示しない電源コードとが設けられている。
本体2内には、上部を開口する炊飯釜6が着脱可能に収容され、蓋体3には、閉塞状態で炊飯釜6の上部開口を開閉する内蓋7が設けられている。
また、本体2内には、炊飯釜6を下方から加熱するバーナ8と、炊飯釜6の下部領域を加熱する釜ヒータ9とが設けられ、蓋体3内には、内蓋7の上面に接触する蓋ヒータ10が設けられている。
また、本体2内には、炊飯釜6の底面中央部に当接して炊飯釜6の底部の温度を検出する釜サーミスタ14が設けられ、蓋体3内には、内蓋7の上面に当接して炊飯釜6内の温度を検出する蓋サーミスタ15が設けられて、各サーミスタ14,15の検出信号がコントローラ20へ入力可能となっている。
よって、コントローラ20は、操作パネル4の操作で調理メニューが選択されると、調理メニューに対応した調理プログラムに基づき、釜サーミスタ14及び蓋サーミスタ15によって検出される検出温度を監視して、各電磁弁11~13を開閉してバーナ8の燃焼を制御すると共に、釜ヒータ9及び蓋ヒータ10の通電を制御して、選択されたモードでの調理を行う。
まず、メニューボタン26でケーキ調理モードを選択してスタートボタン30を押し操作すると(時間t0)、コントローラ20は、元電磁弁11に加えて第1電磁弁12のみを開弁させてバーナ8を小火力で燃焼させると共に、蓋ヒータ10をONさせる。これにより、炊飯釜6内の生地が、バーナ8と、バーナ8に加熱される炊飯釜6と、蓋ヒータ10に加熱される内蓋7とにより全方位から加熱されて、釜サーミスタ14の検出温度は連続的に上昇する。
なお、昇温工程では段階的に昇温させるようにしたのは、130℃まで急激に上昇させると、ケーキの生地は米と異なり水分が少ないため、焦げ付くおそれがあるからである。また、釜ヒータ9を使用せず蓋ヒータ10のみを使用したのは、釜ヒータ9も使用するとバーナ8の燃焼を停止させた後の温度低下が遅くなり、全体の調理時間(約40~60分)が長くなってしまうからである。
ここでは、調理スタートから検出温度が120℃となるまでの時間t0-t1、バーナ8を再点火させて検出温度が125℃となるまでの時間t2-t3には、それぞれ燃焼制限タイマーT1,T2を設定して、バーナ8の燃焼時間が長くなりすぎないようにしている。加熱しすぎによる焦げ付きを防止するためである。
そして、検出温度が115℃まで下降したら(t6)、コントローラ20は、再びバーナ8を小火力で燃焼させる。検出温度が上昇に転じ、120℃に達すると(時間t7)、再びバーナ8の燃焼を停止させて釜ヒータ9と蓋ヒータ10とによる加熱を継続する。なお、この時間t6-t7にも燃焼制限タイマーT2が設定されている。
時間t7から検出温度が下降して115℃まで下降すると(時間t8)、コントローラ20は、再びバーナ8を小火力で燃焼させ、上昇に転じた検出温度が120℃に達すると(時間t9)、バーナ8の燃焼を停止させる。このバーナ8の燃焼と停止とは繰り返し行われる。
このように、釜サーミスタ14の検出温度が130℃に到達した後、釜ヒータ9をONさせてバーナ8を小火力で断続的に燃焼させることで、検出温度を115℃から120℃までの温度帯Eで維持させるようにしている(調温工程)。
そして、調理終了時間t11に達すると、コントローラ20は、蓋ヒータ10をOFFさせて調理終了をブザー等で報知する。
こうして蓋ヒータ10を常にONさせることで、検出温度の低下スピードを抑えることができるため、バーナ8の再点火の回数を減少させることができる。
このように、上記形態のガス炊飯器1によれば、コントローラ20(制御手段)は、ケーキ調理モードが選択されると、蓋ヒータ10を連続的に作動させると共に、バーナ8を小火力で断続的に燃焼させて、釜サーミスタ14(温度検出手段)により検出される炊飯釜6の温度を130℃(第1目標温度)へ段階的に昇温させるので、検出温度が130℃に達するまでの時間を長くすることができる。よって、ケーキの生地が炊飯釜6の内面で焦げ付いたり、内部まで火が通らない生焼けになったりすることなくケーキの調理が可能となる。
また、蓋ヒータ10を常時作動させているため、生地の上側を内蓋7を介して加熱することができる。よって、バーナに加熱される炊飯釜6と内蓋7とにより生地を全方位から加熱することができ、ケーキの焼き上がりが良好となる。
また、コントローラ20は、炊飯釜6の温度が130℃に達したら、バーナ8の燃焼を一旦停止させて釜ヒータ9を作動させ、その後バーナ8を断続的に燃焼させて、炊飯釜6の温度を130℃よりも低い所定の温度帯Eに維持する調温制御を行うので、バーナ8の燃焼を停止させた場合に、検出温度が温度帯Eまで低下する時間が比較的遅くなる。よって、ケーキ調理工程全体でのバーナ8の再点火の回数が少なくなり、電気部品への負担が軽減されて耐久性が維持できると共に、作動音によるユーザへの不快感も低減可能となる。
このように、上記形態のガス炊飯器1によれば、制御手段は、ケーキ調理モードが選択されると、バーナ8を燃焼させて、釜サーミスタ14(温度検出手段)により検出される炊飯釜6の温度を130℃(第1目標温度)へ昇温させた後、バーナ8の燃焼を一旦停止させて釜ヒータ9を連続的に作動させ、その後バーナ8を断続的に燃焼させて、炊飯釜6の温度を130℃よりも低い所定の温度帯Eに維持する調温制御を行うので、バーナ8の燃焼を停止させた場合に、検出温度が温度帯Eまで低下する時間が比較的遅くなる。よって、ケーキ調理工程全体でのバーナ8の再点火の回数が少なくなり、電気部品への負担が軽減されて耐久性が維持できると共に、作動音によるユーザへの不快感も低減可能となる。
また、調温制御に係る発明では、調理スタートからの昇温工程では蓋ヒータを使用せずにバーナのみを使用して第1目標温度まで昇温させても差し支えない。
さらに、温度検出手段としては1つの釜サーミスタに限らず、複数のサーミスタを用いて検出温度の平均を使用したり、蓋サーミスタの検出温度も加味して炊飯釜の検出温度を算出したりしてもよい。サーミスタ以外のセンサも採用できる。
Claims (3)
- 上部を開口する炊飯釜と、
前記炊飯釜を下側から加熱するバーナと、
前記炊飯釜の下部領域を加熱する釜ヒータと、
前記炊飯釜の前記開口を閉塞する蓋に取り付けられる蓋ヒータと、
前記バーナの火力を大小2段階に切り替え可能な切替手段と、
前記炊飯釜の温度を検出する温度検出手段と、
前記バーナ、前記釜ヒータ、前記蓋ヒータ、前記切替手段をそれぞれ制御してケーキ調理モードを実行可能な制御手段と、を含んでなるガス炊飯器であって、
前記制御手段は、前記ケーキ調理モードが選択されると、前記蓋ヒータを連続的に作動させると共に、前記バーナを小火力で断続的に燃焼させて、前記温度検出手段により検出される前記炊飯釜の温度を所定の第1目標温度へ段階的に昇温させることを特徴とするガス炊飯器。 - 前記制御手段は、前記炊飯釜の温度が前記第1目標温度に達するまでは前記釜ヒータを作動させないことを特徴とする請求項1に記載のガス炊飯器。
- 前記制御手段は、前記炊飯釜の温度が前記第1目標温度に達したら、前記バーナの燃焼を一旦停止させて前記釜ヒータを作動させ、その後前記バーナを断続的に燃焼させて、前記炊飯釜の温度を前記第1目標温度よりも低い所定の温度帯に維持する調温制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のガス炊飯器。
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