JP2961583B2 - 加熱調理器の制御装置 - Google Patents

加熱調理器の制御装置

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JP2961583B2
JP2961583B2 JP868893A JP868893A JP2961583B2 JP 2961583 B2 JP2961583 B2 JP 2961583B2 JP 868893 A JP868893 A JP 868893A JP 868893 A JP868893 A JP 868893A JP 2961583 B2 JP2961583 B2 JP 2961583B2
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Japan
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time
heater
cooking
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toast
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克彰 鈴木
裕展 田中
忍 町田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーブントースター、
電気レンジや焦げ目をつける電気ヒータとマグネトロン
とを備えた電子レンジ等に使用して調理時間やトースト
等調理物の焙焼時間を制御する制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、オーブントースターなどの加熱調
理器においてはパンのトースト時間など調理時間を設定
するのにゼンマイ・タイマーなどの機械式タイマーや、
CRタイマーなどの電子式タイマーが用いられていた。
【0003】近年、ゼンマイ・タイマーや、CRタイマ
ーなどのかわりに特開昭63−277021号公報に示
すようにマイクロコンピューター(以下マイコンと約
す)を用いてパンのトースト時間をプログラムによって
制御するオーブントースターが作られるようになってき
た。この様なオーブントースターの制御装置について図
3と、図4を参照しながら説明する。図3はオーブント
ースターの構成を示す本体の断面図で、本体1に上ヒー
タ2と下ヒータ3を配設し、載置台4の上に載せた調理
物5を、上下ヒータ2、3によって加熱しトーストする
構成となっている。6は、マイコンなどを取り付けたプ
リント配線板で、入力手段7によって時間の設定、スタ
ート、ストップを行うことができる。図4は電気的な構
成を示すブロック図で上下ヒータ2、3にはリレー接点
8を接続し、ヒータをオンオフできるようにしている。
9は、時間計測手段で、上下ヒータ2、3の通電終了か
ら次のトースト動作がスタートするまでの時間を計測
し、この計測したインターバルタイムからトースト開始
後、加熱時間決定手段10によってトーストの最適焼き
色が得られる通電時間を決定する。決定した時間だけリ
レー駆動回路11によりリレー接点8を閉成し上下ヒー
タ2、3に通電しトーストを行なう。
【0004】図5は、マイコンにて上記の動作を行なう
ようにした場合のプログラムのフローチャートを示して
いる。ステップ1Jでスタートスイッチの入力があるか
どうかを待ち、スタートが操作されると、ステップ2J
で時間計測手段の計測結果を出力し、その結果から、ス
テップ3Jに於て、焼き時間Tonを決定する。次にス
テップ4Jでリレー接点をオンとしトースト動作に入
る。通電時間がTonだけ経過するとステップ5Jによ
りステップ6Jに移行し、リレー接点をオフとする。同
時に時間計測手段をリセットし、次のトースト動作のス
タート迄の時間を計測し始める。そして、ステップ9J
にてスタートスイッチが操作されるまで待機する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、トースト時間などの調理時間が終了する前つ
まり未調理の間に短い時間で強制的に加熱ヒーターの通
電をオフとした場合は、トーストなど調理動作間の計測
値が見かけ上短くなるため、次のトーストなど調理時間
が最適値とならずトーストなど調理物の焼き色が薄くな
るなど調理状態が充分でないという欠点があった。
【0006】これをオーブントースターのトーストごと
の庫内温度の変化の状態を示す特性図6を参照して説明
する。同図において一回めのトースト動作は通電時間T
1によって示されており、庫内温度12は通電時間につ
れて徐々に上昇する。そして、トーストが終了すると庫
内温度は徐々に低下していく。先に述べたように、次の
トーストまでの時間すなわちインターバルタイムTSか
ら庫内の温度の低下を推定し、次のトースト時間T2が
決定されるが、途中に、スタートスイッチを操作した
後、短時間T1−A時間後に強制的にオフにすると、次
のトーストはインターバルタイムTS−Aによって決定
されるため、トースト終了からの時間が短く庫内温度は
高いと推定されるため、通電時間決定手段10によって
決定された時間が短くなるため焼き色が薄くなるもので
あった。
【0007】本発明は上記する問題点を解決することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の加熱調理器の制御装置は、本体に設けた加熱
ヒータと、その加熱ヒータの通電をオンオフするリレー
の接点と、リレーを動作させるリレー駆動回路と、調理
終了後からの時間を計測する第1の時間計測手段と、前
回の調理終了からの経過時間をもとに加熱時間を決定す
る加熱時間決定手段と、加熱ヒータの通電終了時動作す
る第1の時間計測手段のリセット手段と、加熱ヒータの
通電開始からの時間を計測する第2の時間計測手段と
第2の時間計測手段によって計測された時間が所定の値
よりも短い場合、前記第1の時間計測手段のリセットを
禁止するリセット禁止手段とを備えた構成とする。
【0009】
【作用】以上の構成によって、1回目のトーストなど加
熱調理終了から2回目のトーストなど加熱調理開始まで
のインターバルタイムを測定する第1の計測手段のリセ
ットを、第2の計測手段で測定した前回のトーストなど
加熱ヒータの通電時間が一定時間より小であるなら、第
1の計測手段のリセットを禁止する禁止手段によって加
熱ヒータへの通電が行なわれなくなり、前々回のトース
トなど加熱調理からのインターバルタイムによって加熱
時間が決定されるようになるので、スタートスイッチの
オンオフにかかわらず、常に一定の焼き色など調理状態
が得られるようになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例を示すオーブン
・トースターのブロック図で、20、21は本体に設け
た加熱ヒータ、22は加熱ヒータをオンオフするための
リレー接点、23はリレーを動作させるためのリレー駆
動回路である。24は、第1の時間計測手段で、トース
ト終了から次回のトースト開始迄のインターバルタイム
を計測する。25は、加熱時間決定手段で、第1の時間
計測手段24の計測結果から、庫内温度を推定しトース
トの加熱時間を決定する。26は、リセット手段で、ト
ースト終了時に第1の計測手段をリセットし、トースト
終了時点を原点としてインターバルタイムの計測を再開
させる作用をするものである。
【0012】27は、第2の時間計測手段でトースト時
に、加熱ヒータへの通電開始から終了までの時間を計測
する。28は、リセット禁止手段で、第2の計測時間に
よって得られた通電時間が、所定の時間より短い場合に
はトースト終了時にリセット手段26によって、第1の
時間計測手段24がリセットされるのを禁止する作用を
するものである。
【0013】図2は、上記構成をマイコンで実現した場
合の、プログラムのフローチャートを示す。フローチャ
ートに基づいて動作を説明すると、まず、ステップ1に
てスタートスイッチが操作されるのを待ち、スタートス
イッチが操作されるとステップ2にて、トースト間のイ
ンターバルタイムを計測する第1の計測手段に出力を与
え、ステップ3にてトーストのための通電時間でる焼
き時間Tonを決定する。次にステップ4にて、リレー
接点22を閉成し加熱ヒータ20、21によりトースト
動作を開始する。
【0014】トースト動作の間ステップ5にて、第2の
時間計測手段により通電時間T2を計測する。この間第
1の時間計測手段は停止させる。通電時間T2が、予め
決定された通電時間Tonに達するとステップ6によ
り、次ステップに移行させる。そして、ステップ7にて
リレー接点を開成する。ステップ8にて第2の時間計測
手段の出力T2が、25秒以上であればステップ9に
て、第1の時間計測手段をリセットしトースト動作を終
了する。
【0015】もし、ステップ8にて加熱ヒータ20、2
1への通電時間が25秒未満ならステップ9をとばして
ステップ10に移行するので、第1の時間計測手段のリ
セットは禁止される。従って、インターバルタイムを計
測しているトースト動作の間に、スタートさせ直ちに加
熱ヒータへの通電をオフさせた様な場合は、スタートさ
せる以前のトースト終了からの時間がデータとして残
り、この時間と短時間通電させた後、トーストを開始す
るまでのインターバルタイムとの合計にて通電時間が決
定される。
【0016】ステップ10では次のトーストまでのイン
ターバルタイムを計測しながら、ステップ11にて再び
スタートスイッチが操作されるまで待機し、上述の様に
次のトーストのリサイクルができるものである。
【0017】なお、本実施例では25秒としたが、本発
明は25秒に限るものでなく適宜時間設定できるもので
ある。また本発明はオーブントースターのみならず電気
レンジや電気ヒータとマグネトロンを備えた電子レンジ
などにおいても適用できるものである。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明の加熱調理器の
制御装置は、トースト動作など調理動作の間のインター
バルタイムを測定し、トースト動作時など調理動作時の
加熱ヒータの通電時間を決定するが、インターバルタイ
ムの測定中に短時間の加熱ヒータ通電動作があった場合
は、その通電を無視して通電時間を決定するように動作
し、頻繁にスイッチをオンオフしても常に焼き色など調
理状態が一定となる様に加熱ヒータの通電時間を決定す
る事が出来その実用的価値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるオーブン・トースタ
ーのブロック図
【図2】本発明の一実施例を示すオーブン・トースター
のプログラムのフローチャート
【図3】本発明の一実施例におけるオーブン・トースタ
ーの概略断面図
【図4】従来のオーブントースターのブロック図
【図5】従来のオーブントースターの一例を示すプログ
ラムのフローチャート
【図6】同オーブントースターの動作特性図
【符号の説明】
20、21 加熱ヒータ 22 リレーの接点 23 リレー駆動回路 24 第1の時間計測手段 25 加熱時間決定手段 26 リセット手段 26 第2の時間計測手段 28 リセット禁止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−320725(JP,A) 特開 平3−291419(JP,A) 実開 平2−77504(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 7/04 301 A47J 37/08 F24C 7/02 531 H05B 3/00 330

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体に設けた加熱ヒータと、その加熱ヒー
    タの通電をオンオフするリレーの接点と、リレーを動作
    させるリレー駆動回路と、調理終了後からの時間を計測
    する第1の時間計測手段と、前回の調理終了からの経過
    時間をもとに加熱時間を決定する加熱時間決定手段と、
    加熱ヒータの通電終了時動作する第1の時間計測手段の
    リセット手段と、加熱ヒータの通電開始からの時間を計
    測する第2の時間計測手段と、第2の時間計測手段によ
    って計測された時間が所定の値よりも短い場合、前記
    1の時間計測手段のリセットを禁止するリセット禁止手
    段とを備えた加熱調理器の制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1における加熱調理器は、本体に加
    熱ヒータを内設したオーブントースターとした加熱調理
    器の制御装置。
JP868893A 1993-01-22 1993-01-22 加熱調理器の制御装置 Expired - Lifetime JP2961583B2 (ja)

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JPH06221578A JPH06221578A (ja) 1994-08-09
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