JPS6112484Y2 - - Google Patents

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JPS6112484Y2
JPS6112484Y2 JP1893881U JP1893881U JPS6112484Y2 JP S6112484 Y2 JPS6112484 Y2 JP S6112484Y2 JP 1893881 U JP1893881 U JP 1893881U JP 1893881 U JP1893881 U JP 1893881U JP S6112484 Y2 JPS6112484 Y2 JP S6112484Y2
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JP
Japan
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temperature
combustor
sensor
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cooking
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JP1893881U
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JPS57132105U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案はガス燃焼器からの熱気を導入して被調理
物を調理する調理室と、被調理室の温度を感知す
る赤外線温度センサーと、該センサーの出力によ
り動作して前記燃焼器の出力を制御する温度調節
器とを備えた調理器の改良に関する。
本案が適用される調理器は例えば第1図に示す
ような構成を有している。即ち、1は調理器本体
2内に区画形成された調理室で、ガス燃焼器3か
らの燃焼熱気を対流フアン4の作用により熱風吐
出口5から調理室1内に導入し吸込口6から吸込
んで調理室1内を循環させて被調理物7を加熱調
理し、循環熱気は本体2上面に形成された排気口
8から本体2外に排出されるようになつている。
又、9はマグネトロンで、必要に応じて上記燃焼
器3による熱風調理との組み合せで作動し高周波
電波を調理室1内に供給して高周波調理を同時に
行える構成となつている。
又、10は被調理物7の温度を感知する赤外線
温度センサーである。
ところで、斯る赤外線温度センサー10を用い
て燃焼器3の出力を制御する場合、従来では第2
図に示す制御回路にて行われる。即ち、11はセ
ンサー10の出力を入力して作動するスイツチン
グ部12により接点13を開閉する温度調節器
で、センサー10による感知温度が第1設定値
T1℃以上となると接点13を開き出力制御回路
14への通電を停止して燃焼器3の出力をOFF
し同センサー10による感知温度が第2設定値
T2(<T1)℃以下となる接点13を閉じ出力制御
回路14へ給電し電磁弁SV1,SV2、点火器SP等
を制御して点火動作を行い燃焼器3の出力をON
とし、以後接点13の開閉を繰り返して一定温度
巾で加熱調理を行う。
しかしながら、斯る従来の制御方式によると、
センサー10は被調理物7からの赤外線エネルギ
ーを感知するのみならず、調理室1に導入される
熱気中には燃焼に伴い発生するCO2,H2O等の非
対称分子が含まれ、この非対称分子は所定の放射
率で赤外線を放射しており、この非対称分子より
の赤外線も感知している。この為、サーモカツプ
ル15を用いて測定した実際の被調理物7の表面
温度が第3図の曲線Aで示される如く変化するの
に対し、センサー10の感知温度は実際の被調理
物7の表面温度よりも高い同図の曲線B′で示され
る如く変化し燃焼器3のON時点が早めになつて
しまい実際の被調理物7温度に即した加熱調理が
できないという欠点があつた。
本案は斯る欠点に鑑み赤外線温度センサー10
の感知温度が第2設定値T2となつた時点から所
定時間を置いてガス燃焼器3出力をONする遅延
手段を備えることにより改善したもので、その一
実施例を第4図に従い説明する。第4図において
第2図の構成と比較して燃焼器3の停止によりセ
ンサー10による感知温度が低下してゆき第2設
定値T2℃以下となるとスイツチング部12がON
し接点13が閉じる点では同じであるが、異なる
のはこのスイツチング部12ON信号が入力され
る遅延スイツチング部15を設け、この遅延スイ
ツチング部15はスイツチング部12ON信号入
力時点から所定時間t0(数秒)を置いてONし接
点13と直列に設けた接点16を閉じるようにす
ると共に、センサー10による感知温度が第1設
定値T1℃以上となると接点16を接点13に遅
れることなく同時に閉じるように構成している。
この遅延スイツチング部15は例えば遅延ONリ
レーにより構成できる。スイツチング部12,1
5をマイクロコンピユータに置き換え同様の機能
をなすようにしても良い。
尚、上記の遅延時間t0は調理負荷量、温度調節
器11の設定値、ガス消費量に応じて変化するの
で、これらの条件を経験的に数通りに分類しマイ
クロコンピユータ(図示しない)にプログラムし
ておきこのマイクロコンピユータにより接点1
3,16の開閉を制御するようにできる。
斯る実施例の構成に依れば第5図のt1時点にお
いて燃焼器3がOFFしてからセンサー10の感
知温度がt2時点においてT2℃となると接点13が
閉じるが他方の接点16が開いている為に燃焼器
3はOFFのままで、更にt0時間径過したt3時点に
おいては燃焼熱気中に含まれる非対称分子からの
赤外線放射量も少くなつており、この放射量の影
響が少くなつたt3時点、即ちセンサ10の感知温
度が被調理物7温度T3℃に近づいた時点におい
て接点16が閉じ燃焼器3に点火され燃焼を開始
しセンサー10の感知温度特性は第5図B曲線の
如くなる。
上述の如く本案は構成されており、ガス燃焼器
3のON時点が従来と比較したて所定時間t0遅延
されることによつて燃焼空気中に含まれる非対称
分子の赤外線放射が少なくなつた時点でガス燃焼
器3をONするので、赤外線温度センサー10に
より被調理物の実際の温度に即してガス燃焼器3
をON制御できより適確なガス式熱風加添調理が
できる等効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案一実施例の概略構造図、第2図は
従来の制御回路図、第3図は同従来例におけるセ
ンサーの感知温度特性図、第4図は本案一実施例
の制御回路図、第5図は同実施例におけるセンサ
ーの感知温度特性図である。 1……調理室、3……ガス燃焼器、11……温
度調節器、15……遅延スイツチング部(遅延手
段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガス燃焼器からの熱気を導入して被調理物を調
    理する調理室と、被調理物の温度を検出する赤外
    線温度センサーと、該センサーの感知温度が第1
    設定値T1より高い時前記燃焼器のOFF信号を出
    力して第2設定値T2(<T1)より低い時前記燃焼
    器のON信号を出力する温度調節器を有するもの
    において、前記センサーの感知温度が第2設定値
    となつた時点から所定時間を置いて前記燃焼器出
    力をONする遅延手段を備えたことを特徴とする
    調理器。
JP1893881U 1981-02-12 1981-02-12 Expired JPS6112484Y2 (ja)

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JP1893881U JPS6112484Y2 (ja) 1981-02-12 1981-02-12

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Publication Number Publication Date
JPS57132105U JPS57132105U (ja) 1982-08-17
JPS6112484Y2 true JPS6112484Y2 (ja) 1986-04-18

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ID=29816888

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