JPH0418506Y2 - - Google Patents

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JPH0418506Y2
JPH0418506Y2 JP1984186408U JP18640884U JPH0418506Y2 JP H0418506 Y2 JPH0418506 Y2 JP H0418506Y2 JP 1984186408 U JP1984186408 U JP 1984186408U JP 18640884 U JP18640884 U JP 18640884U JP H0418506 Y2 JPH0418506 Y2 JP H0418506Y2
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rice
heating
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cooking
required time
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【考案の詳細な説明】 (利用分野) 本考案は、炊飯器における炊飯米量判定装置、
特に、炊飯釜を炊飯米量に合せて加熱状態をコン
トロールする型式の炊飯器に用いるこの種判定装
置に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来、この種マイコン式の炊飯器としては、第
4図の如く加熱をコントロールするものが知られ
ている。
これは、予備加熱時間A、炊飯加熱時間Bさら
にむらし時間Cから、炊飯全工程を構成するよう
にしたもので、各加熱時間における火力をコント
ロールするとともに、炊飯米量に合せて前記各時
間の配分をコントロールするようにしてある。
この炊飯米量の判別は、炊飯加熱に先立つて行
なわれ、従来は、一定火力で加熱した場合の予備
加熱時間Aにおける炊飯釜の温度上昇カーブを読
み取ることにより判別している。すなわち、少量
炊飯の場合、同図の破線で示すように、大量炊飯
の場合にくらべて予備加熱の立ち上り角度が大き
くなることから、この予備加熱の初期において、
一定時間内の温度上昇度合が大きい場合は少量米
飯と判断して以後の動作を規制し、逆の場合には
大量炊飯と判断して同図実線のようにコントロー
ルするようにしている。
上記形式の炊飯方法では、特に、炊飯加熱及び
その後の加熱コントロールが炊き上りに影響し、
むらし完了時点における余分な水分も炊き上り米
飯の味に影響する一要因となる。
さらに、このむらし加熱コントロールは炊飯米
量に適合させる必要がある。少量炊飯では米飯の
熱容量が小さいことから、余分な水分が存在しに
くいが大量炊飯においてこの残存傾向が著しくな
るからである。
ところが上記した従来の炊飯米量の判別では正
確な判定が行なえず、少量炊飯の場合においても
大量炊飯と判断してむらし加熱を進行させ、米飯
にコゲを発生させる不都合が生じる。
これは、予備加熱初期の温度上昇カーブによつ
て炊飯米量を判別するものであるから、低水温小
米量の条件と、高水温大米量の条件を同一視する
ことがあるからである。
(技術的課題) 本考案は、『予備加熱に続けて炊飯加熱を行い
その後にむらし加熱を行う炊飯器であつて、炊飯
加熱終了までの工程で一定米量以上の大量炊飯と
それ以下の小量炊飯とに判定しこの判定結果によ
つて前記むらし加熱行程での加熱態様をコントロ
ールする型式の炊飯器』において、炊飯米量の大
小判定を正確に行えるようにすることをその課題
とする。
(手段) 上記課題を解決するために講じた本考案の技術
的手段は、『炊飯釜が予備加熱温度に一定時間維
持させた予備加熱終了時点を検知する第1検知手
段と、炊飯加熱時において炊飯釜底部の水が蒸発
した時点を検知する第2検知手段と、上記第1検
知手段に検知出力が生じた時点から前記第2検知
手段に検知出力が生じる時点までの所要時間を基
準所要時間と比較して前記所要時間が基準所要時
間を越えている場合には大量炊飯の信号を出力し
且前記所要時間が基準所要時間以下の場合には小
量炊飯の信号を出力する比較手段とを具備させ、
前記基準所要時間は大量炊飯米量範囲の最下限米
量を炊飯した場合の所要時間とした』ことであ
る。
(作用) 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
炊飯量の大小判定は、予備加熱終了時点から、
炊飯釜底部の水が蒸発した時点までの一定火力に
よる炊飯加熱時間の大小によつて判定されること
となる。
従つて、初期水温にバラツキがあつても、予備
加熱終了段階では、炊飯釜内の温度は一定温度に
なつている。
そして、このように一定温度に維持された水と
米とを一定火力によつて加熱すると、炊飯量の大
小に応じて以後の加熱時間(炊飯釜底部の水が蒸
発した時点までの)が変化し、第1検知手段に検
知出力が生じた時点から前記第2検知手段に検知
出力が生じる時点までの所要時間を基準所要時間
と比較して炊飯米量の大小が判定される。
この判定後は、判定結果に応じてむらし加熱が
制御される。
(効果) 本考案は上記構成であるから、次の特有の効果を
有する。
大量炊飯か少量炊飯かの判定結果は、初期水温
の影響を受けないものとなるから、従来の予備加
熱工程の温度勾配によつて前記判定を行うものに
比べて判定精度が向上する。
従つて、上記判定後のむらし行程における加熱
制御が炊飯米量に正確に対応したものとなり、コ
ゲや残存水分が過多となる炊き上がりが防止でき
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図〜第3図に基づ
いて説明する。
第2図に示す実施例のものは、複数のタイマー
を用いて加熱をコントロールするようにしたもの
であり、第1検知手段として、第1タイマー11
と設定温度を45℃に設定した第1サモスタツト1
2との組合せを利用し、第2検知手段として設定
温度を115℃に設定した第2サーモスタツト21
を利用してある。尚、炊飯釜の底部の水分が蒸発
すると、それまで残存水分により約100℃に維持
されていた底部の温度が急激に上昇して前記水分
の蒸発とほぼ同時に前記設定温度(115℃)に達
する。そして、この時点で第2サーモスタツト2
1が作動する。つまり、炊飯釜底部の水分が蒸発
したことに対応する状態を、炊飯釜の底部が前記
設定温度(115℃:第1設定温度)となつたか否
かによつて判定するようにしている。
このものでは、予備加熱完了時から炊飯釜底部
の水分が蒸発するまでの所要時間であつて且大量
炊飯の範囲内の下限の米量を炊飯した場合の所要
時間を基準所要時間とし、実験からこの値を600
秒に設定している。そしてバーナ回路に設けた補
助電磁弁32の励磁コイル34と並列接続された
第2タイマー4の設定時間が前記基準所要時間に
一致し、この基準所要時間経過時に前記第2タイ
マー4の出力接点41が閉成される。
この出力接点41は第2検知手段としての第2
サーモスタツト21と直列に接続されて炊飯米量
判定回路を構成し、この回路の出力によりむらし
中における最終加熱を実行させるようにしてあ
る。
この為、前記第2サーモスタツト21と第2タイ
マーの出力接点41の直列回路はリレーRと直列
接続され、このリレーの出力接点によりこのリレ
ーが自己保持される構成をとり、さらに、このリ
レーと前記最終加熱用の第3タイマー5とを並列
接続し、この第3タイマー5とを並列接続し、こ
の第3タイマーの出力接点51を独立して励磁コ
イル34への回路に挿入してある。
尚、6は炊飯加熱完了時点を検知するための第
3サーモスタツトで、励磁コイル34と直列に接
続され、炊飯釜が例えば炊飯加熱完了温度145℃
に達した時点でその接点が開成されるものであ
る。
上記実施例のものでは、火力を二段階に変化さ
せるため、主電磁弁31と補助電磁弁32とが用
いられ、両電磁弁が開弁しているときには大火と
なり、補助電磁弁が閉弁しているときには小火と
なる。従つて、主電磁弁31の励磁コイル33と
並列に補助電磁弁32の励磁コイル34が接続さ
れており、両励磁コイル33,34間のダイオー
ド35が挿入されている。
以下、上記実施例の動作を説明すると、操作ス
イツチ7の閉成により主電磁弁31の励磁コイル
33及び第1タイマー11の回路が導通状態とな
り、第1サーモスタツト12の作用により第1タ
イマー11の設定時間のあいだ所定の予備加熱温
度に加熱される。
次いで、予備加熱が終了すると、この時、第1
タイマー11はタイムアツプしており、その出力
接点13は閉成され、同時に第1サーモスタツト
12の他方の接点14も閉成状態にあるから、補
助電磁弁32の励磁コイル34及び第2タイマー
4も導通状態となり、火力が大火力となつて炊飯
加熱に移行する。
炊飯が進行して炊飯釜が第1設定温度に達する
と、第2サーモスタツト21の接点を開成する
が、この時、第2タイマー4の設定時間(600秒)
が経過していない場合には、その出力接点41は
開成状態にあり、リレーR及び第3タイマー5は
動作せず、最終加熱は行なわれない。
逆に、前記第1設定温度に達する以前に第2タ
イマー4の設定時間が経過しておれば、出力接点
41がその時点で閉成され、リレーR及び第3タ
イマー5が動作することとなり、この第3タイマ
ーの設定時間経過時に一定時間(10秒間)最終過
熱が行なわれる。第3サーモスタツト6のいかん
にかかわらず、励磁コイル34が導通状態となる
からである。
尚、第3サーモスタツト6はいつたん動作した
ときにはリセツト操作しないかぎり検知状態にセ
ツトされない形式のものであり、回路遮断専用の
接点を具備するものである。従つて、第1設定温
度に加熱されたあとは、炊飯加熱終了時点で励磁
コイル34の回路を遮断し、第3タイマー5の出
力接点51によりこの励磁コイル34が導通状態
となる場合以外は補助電磁弁32は閉弁してお
り、火力は小火状態におかれる。
従つて、大量炊飯の場合には小火によるむらし
加熱途中で最終加熱が行なわれ、少量炊飯の場合
には小火のみによるむらし加熱となる。
以上の炊飯過程における炊飯釜内部の温度変化
と火力との関係を図示すると第2図の如くとな
る。
次に、第3図に示す実施例のものは、マイクロ
コンピユーターを用いた場合であり、このフロー
チヤートに示す一連動作を進行させるようにして
も上記第1実施例と同様に動作する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の要部説明図、第
2図はこの場合の炊飯過程における温度変化及び
火力変化の説明図、第3図は第2実施例のフロー
チヤートを示す説明図第4図は従来の説明図であ
り、図中 11……第1タイマー、12……第1サーモス
タツト、13……出力接点、21……第2サーモ
スタツト、4……第2タイマー、41……出力接
点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 予備加熱に続けて炊飯加熱を行いその後にむら
    し加熱を行う炊飯器であつて、炊飯加熱終了まで
    の工程で一定米量以上の大量炊飯とそれ以下の少
    量炊飯とに判定しこの判定結果によつて前記むら
    し加熱工程での加熱態様をコントロールする型式
    の炊飯器において、炊飯釜が予備加熱温度に一定
    時間維持された予備加熱終了時点を検知する第1
    検知手と、炊飯加熱時において炊飯釜底部の水が
    蒸発した時点を検知する第2検知手段と、上記第
    1検知手段に検知出力が生じた時点から前記第2
    検知手段に検知出力が生じる時点までの所要時間
    を基準所要時間と比較して前記所要時間が基準所
    要時間を越えている場合には大量炊飯の信号を出
    力し且前記所要時間が基準所要時間以下の場合に
    は小量炊飯の信号を出力する比較手段とを具備さ
    せ、前記基準所要時間は大量炊飯米量範囲の最下
    限米量を炊飯した場合の所要時間とした炊飯器に
    おける炊飯米量判定装置。
JP1984186408U 1984-12-07 1984-12-07 Expired JPH0418506Y2 (ja)

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JP1984186408U JPH0418506Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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JPS61100323U JPS61100323U (ja) 1986-06-26
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JP1984186408U Expired JPH0418506Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH061087Y2 (ja) * 1988-04-15 1994-01-12 東芝ホームテクノ株式会社 加熱調理器
JP2833013B2 (ja) * 1989-06-09 1998-12-09 松下電器産業株式会社 ガステーブル

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59137019A (ja) * 1983-01-28 1984-08-06 三菱電機株式会社 炊飯器
JPS59155222A (ja) * 1983-02-22 1984-09-04 象印マホービン株式会社 自動炊飯器

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JPS59137019A (ja) * 1983-01-28 1984-08-06 三菱電機株式会社 炊飯器
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KR860007269U (ko) 1986-07-10
KR890005221Y1 (ko) 1989-08-09
JPS61100323U (ja) 1986-06-26

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